JP2016526492A - 工具レセプタクル - Google Patents

工具レセプタクル Download PDF

Info

Publication number
JP2016526492A
JP2016526492A JP2016522436A JP2016522436A JP2016526492A JP 2016526492 A JP2016526492 A JP 2016526492A JP 2016522436 A JP2016522436 A JP 2016522436A JP 2016522436 A JP2016522436 A JP 2016522436A JP 2016526492 A JP2016526492 A JP 2016526492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
hole
passage
fluid
tool receptacle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016522436A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6456371B2 (ja
Inventor
ハイマー,フランツ
Original Assignee
フランツ ハイマー マシーネンバウ カーゲー
フランツ ハイマー マシーネンバウ カーゲー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by フランツ ハイマー マシーネンバウ カーゲー, フランツ ハイマー マシーネンバウ カーゲー filed Critical フランツ ハイマー マシーネンバウ カーゲー
Publication of JP2016526492A publication Critical patent/JP2016526492A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6456371B2 publication Critical patent/JP6456371B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q11/00Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
    • B23Q11/10Arrangements for cooling or lubricating tools or work
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q11/00Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
    • B23Q11/10Arrangements for cooling or lubricating tools or work
    • B23Q11/1015Arrangements for cooling or lubricating tools or work by supplying a cutting liquid through the spindle
    • B23Q11/1023Tool holders, or tools in general specially adapted for receiving the cutting liquid from the spindle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q11/00Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
    • B23Q11/10Arrangements for cooling or lubricating tools or work
    • B23Q11/1015Arrangements for cooling or lubricating tools or work by supplying a cutting liquid through the spindle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B2231/00Details of chucks, toolholder shanks or tool shanks
    • B23B2231/24Cooling or lubrication means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B51/00Tools for drilling machines
    • B23B51/06Drills with lubricating or cooling equipment
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C5/00Milling-cutters
    • B23C5/28Features relating to lubricating or cooling
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q11/00Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
    • B23Q11/10Arrangements for cooling or lubricating tools or work
    • B23Q11/1038Arrangements for cooling or lubricating tools or work using cutting liquids with special characteristics, e.g. flow rate, quality
    • B23Q11/1061Arrangements for cooling or lubricating tools or work using cutting liquids with special characteristics, e.g. flow rate, quality using cutting liquids with specially selected composition or state of aggregation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)
  • Drilling Tools (AREA)

Abstract

本発明は、受入れボディ3を備えた工具レセプタクル1に関する。受入れボディ3は、工具の工具シャフト6用の受入れ開口部5、及び、前記工具に流体を供給するための第1の流体供給構造(22,33,35)を有しており、その第1の流体供給構造は受入れボディ3を貫通して延びている。作用流体の工具への多様な供給を可能とするために、第1の流体供給構造(22,33,35)と接続されていない第2の流体供給構造(23,34,41)が、受入れボディ(3)を貫通して延びており、これにより、前記第1の流体供給構造(22,33,35)から分離した工具への流体供給を可能にしている。【選択図】図1

Description

本発明は、請求項1の前提部(おいて書き部分)に従う工具レセプタクルに関する(訳注:工具レセプタクル(tool receptacle)とは、工具(tool)を受け入れるための受入れ用の部材又は機構を意味する)。加えて、そのような工具レセプタクル用の工具に関するものである。
通常、現代の工具レセプタクルは、内部的な冷却剤供給を想定して設計されている。それらは一般に中央冷却剤通路を有しており、当該中央冷却剤通路を経由して、(冷却管を介して供給されるところの)冷却潤滑剤が、工作機械の作動スピンドルからその工具の受入れ開口部へ案内され得る。
DE 10 2005 013 483 A1公報は、一般的な工具レセプタクルを開示しており、当該工具レセプタクルでは、受入れボディにおいて、当該工具ボディの受入れ開口部に挿入される工具に対し冷却流体及び/又は潤滑流体を供給すべく、流体供給構造が設けられている。このよく知られた工具レセプタクルでは、流体供給構造は、受入れボディに配置されたチューブ状の伝達要素の通路によって、受入れボディに配置された停止スリーブの通路によって、及び、前記伝達要素と停止スリーブとの間の連結チューブによって、形成されている。しかしながら、この工具レセプタクルは、単一の連絡通路(thoroughfare channel)だけを持ち、単一の冷却潤滑剤または前もって生じさせた潤滑剤ミストだけを供給すべく設計されている。
DE 10 2005 013 483 A1公報
本発明は、工具レセプタクルに配置された工具への作用流体の供給を多様化することを可能にするような、工具レセプタクル、及び、そのような工具レセプタクル用の工具を提供することを目的とする。
本発明の目的は、請求項1に記載の特徴部を持った工具レセプタクル、及び、請求項16に記載の特徴を持った工具によって達成される。本発明の実際上の更なる発展形や有利な実施形態は、従属請求項に記載されている。
本発明に基づいた工具レセプタクルでは、互いに接続されていない二つの(二系統の)分離した流体供給構造ないし通路が、受入れボディを貫通して延びており、それらを通じて、異なる流体が、工具レセプタクルの前で又はその内部で混合されることなく、工具のブレード(刃部)に分離的に(別々に)案内されることができる。例えば、この方法では、第1の流体供給構造によって、液体COを加圧下で、工具レセプタクルを通って工具を貫通している1つ又は複数の冷却孔に案内することができる。同時に、第2の流体供給構造によって、オイルミスト又はその他の伝統的な冷却潤滑剤を工具シャフトの外側へ、及び、前記工具シャフトに沿って工具のブレードへ案内することができる。結果的に、工具レセプタクルの適用分野が拡大される。二つの流体供給構造は、互いに完全に分離しており、工具レセプタクル上に分離した出入口を有している。工具レセプタクルの内部において、前記二つの流体供給構造を介して供給される流体の混合は起こらない。
実際の実施形態では、第1の流体供給構造は、受入れボディの一つに配置された連結片内の通し孔によって形成され得る。追加の通し孔が、受入れボディに配置された伝達要素内に設計されてもよく、そして、受入れボディに配置された連結チューブが、前記二つの通し孔を接続すべく設計されてもよい。
第2の流体供給構造は、前記連結片内では、前記通し孔から分離した少なくとも1つの連絡通路によって、前記伝達要素内では、前記追加の通し孔から分離した少なくとも1つの追加の連絡通路によって、及び、前記二つの連絡通路を接続すべく前記受入れボディに配置された連結通路によって、形成されることができる。
第1の流体供給構造においては、半径方向にシールされた端部を有する連結チューブが、前記連結片の通し孔、及び、前記伝達要素の追加の通し孔に配置されているという点で、伝達要素と連結片との間のシールされた連結が達成され得る。連結チューブは、伝達要素に固定的に取り付けられると共に、連結片に軸方向に移動可能とすることもできる。こうして、工具の長さ調節に関連して、受入れボディの内部で連結片の軸方向調節が必要とされる場合でも、緊密な連結(tight connection)を確保することが可能になる。もちろん、連結チューブはまた、連結片に固定的に取り付けられると共に、伝達要素に軸方向に移動可能とすることもできる。
第2の流体供給構造においては、伝達要素と連結片との間で連結チューブに対し同心的に受入れボディの通し孔の内側に配置されているところのシール性スリーブによってもまた、伝達要素と連結片との間のシールされた連結が達成され得る。例えば、最小潤滑時にオイルミストが第2の流体供給構造を通過する場合に、伝達要素と連結片との間でのシール性スリーブのシール接触は、オイルが空気流から分離されて非流通領域に蓄積される事態を防止することができる。伝達要素の連絡通路を前記接触部の連絡通路と接続するための、横断面が環形状であるところの連結通路は、シール性スリーブの内壁と連結チューブの外壁との間に限定される。実際の実施形態では、シール性スリーブは、それが連結片と重なるように設計されることができる。その結果、連結片の軸方向調節においても、第2の流体供給構造はシールされている。但し、シール性スリーブはまた、連結片の軸方向調節においてもシール接触が維持されるよう、長手方向に柔軟性があると共に、伝達要素と連結片との間にプレテンション(事前の張力)を付与の下で取り付けることもできる。
工具シャフトの外側に沿った流体の供給のために、第2の流体供給構造は、受入れボディの前方クランプ領域に配置された(複数の)流体通路に対し開口してもよい。例えば、これらの流体通路は、交差孔もしくは長手方向孔によって、又は、受入れ開口部の内側の縦溝によって形成されることができる。第2の流体供給構造はまた、工具シャフトの内端部と、(そこから、例えば工具シャフトの交差孔を介して工具における別の分散化された孔に、流体が案内され得るところの)受入れ開口部との間の分配空間に対し開口してもよい。
連結片と工具シャフトとの間の緊密な連結を許容するために、工具シャフトをシールするためのシール部品が、当該工具シャフトに対面する連結片の端部に配置されてもよい。シール部品は、それぞれの工具に完全に順応すべく異なる形状を持つことができる。
シール部材に加えて又はそれに代えて、工具シャフトに対面する連結片の端部に、第1の流体供給構造及び第2の流体供給構造を介して供給される流体を分配するためのデバイダー要素(divider element)(分割要素)を設けることも可能である。流体を分配することに加えて、デバイダー要素はシール機能をも担保することができる。実際上、デバイダー要素は、連結片に脱着可能に連結されており、その結果、異なるデバイダー要素を交換することで、工具レセプタクルは、異なる工具や加工要請(又は加工要件)に対し相対的に容易に且つ高い費用効果で適応可能となる。但し、デバイダー要素は、連結片と一体(物)として設計することもできる。
有利なやり方においては、デバイダー要素は、フロント接触部及びリアばね要素を有している。前記ばね要素は、当該デバイダー要素を軸方向にフレキシブル(柔軟)に保って、追加的な衝撃吸収を達成する。
第1の流体供給構造を経由して流れる流体を、多数の、例えば工具シャフト内を螺旋状に延びている冷却孔に分配するために、デバイダー要素は、中央の通し孔、及び、フロント接触面における凹部を有している。但し、デバイダー要素はまた、中央の通し孔、及び、前記連結片の連絡通路とつながった(複数の)通路を備えることもできる。中央の通し孔によって、第1の流体供給構造を介して供給される流体が、中央の冷却孔に案内されることができる。同時に、第2の流体供給構造を介して供給される流体が、追加の通路を通って、工具の追加の冷却孔に案内されることができる。
更なる実施形態では、内側から外側に延びる第1の通路(群)と、外側から内側に延びる第2の通路(群)とが、デバイダー要素に設けられてもよい。このことは交差状の流体分配を許容するものであり、その結果、例えば、第2の流体供給構造の通路(群)を介して供給された流体が、工具の中央冷却孔に案内される一方で、中央の第1の流体供給構造を通じて供給された流体が、当該工具の中央冷却孔の周りに展開する冷却孔(群)へ向けて半径方向外側へ案内されることを可能とする。工具レセプタクルをそれぞれの加工要請(又は加工要件)に対し相対的に容易且つ迅速なやり方で調節できるように、異なった実施態様のデバイダー要素を利用することもまた、可能である。
好ましくは、工具レセプタクルは、前方クランプ領域を加熱することで拡張(膨張)可能な収縮チャック(shrink chuck)の形態で設計されてもよい。但し、それはまた、コレットチャックと、クランプナット、拡張チャックあるいはローラーパワーチャック等とを有するクランプチャックの形態で設計されてもよい。
上述の工具レセプタクル用の工具は、工具シャフトにおいてその外殻面において、少なくとも1つの流体通路用の少なくとも1つの入口ポートを有している。それに加えて、追加の流体通路用の少なくとも1つの入口ポートが、工具シャフトのリア側端面に設けられている。
本発明の更なる特徴及び利点は、好ましい実施形態についての以下の説明、および図面に包含される。
第1実施形態の工具レセプタクルの長手方向断面図。 図1中の領域Aの拡大詳細図。 第2実施形態の工具レセプタクルの長手方向断面図。 図3中の領域Aの拡大詳細図。 第3実施形態の工具レセプタクルの長手方向断面図。 図5中の領域Aの拡大詳細図。 第4実施形態の工具レセプタクルの長手方向断面図。 図7中の領域Aの拡大詳細図。 第5実施形態の工具レセプタクルの長手方向断面図。 図9中の領域Aの拡大詳細図。 第6実施形態の工具レセプタクルの長手方向断面図。 図11中の領域Aの拡大詳細図。 第7実施形態の工具レセプタクルの長手方向断面図。 図13中の領域Aの拡大詳細図。 第8実施形態の工具レセプタクルの長手方向断面図。 図15中の領域Aの拡大詳細図。 第9実施形態の拡大詳細図。 第10実施形態の拡大詳細図。
図1は、例えばHSK工具レセプタクルの形態に設計された工具レセプタクルの第1実施形態を示し、それは、中心軸2のまわりで回転され得る回転対称な受入れボディ3を有している。マシーン(機械)に対面する端部において、受入れボディは、張力(付与)要素に係合するためのキャビティ4を有すると共に、工具に対面する端部において、受入れボディは、ドリルやフライス盤などの形態で設計された工具の工具シャフト6用の受入れ開口部5を有している。図示の実施形態では、工具レセプタクル1は、収縮チャックの形に設計されると共に、(中心軸2に対し中心を一致させられた)工具シャフト6用の受入れ開口部5が配置される前方クランプ領域7を有している。かかる工具シャフト6用の受入れ開口部5においては、受入れボディ3の前方クランプ領域7は、例えば誘導加熱によって加熱され、これにより受入れ開口部5の内径が広げられる。前方クランプ領域の加熱条件で、工具の工具シャフト6が受入れ開口部5に挿入される。ここで、工具シャフト6の外径に対する受入れ開口部5の内径の比率(割合)は、当該クランプ領域7の引き続く冷却プロセス時に工具が工具レセプタクル1にしっかりと(又は緊密に)保持されるように設計されている。
受入れボディ3は中央通し孔8を有しており、その中央通し孔8は、受入れボディ3を中心貫通する機械に対面する受入れボディ3の端部で拡張されたキャビティ4から、工具シャフト6用の受入れ開口部5まで延びている。キャビティ4から通し孔8への移行領域(遷移領域)において、チューブ状(管状)の伝達要素9が受入れボディ3内に配置されている。ネジ付きスリーブ10によって、チューブ状の伝達要素9が、キャビティ4と通し孔8との間の移行領域において、段差状拡張部(step-like expansion)11内にシール部品12,13と共に半径方向に固定されている。この目的のために、チューブ状の伝達要素9は、環状のカラー部14を有しており、ネジ付きスリーブ10は、外ネジ(雄ネジ)15を持ったある種のスリーブナットと共に、段差状拡張部11の適当な内ネジ(雌ねじ)16に対してねじ込まれる。
通し孔8と工具シャフト用の受入れ開口部5との間の移行領域(遷移領域)には、スリーブ様の連結片17が、受入れボディ3内部で軸方向に調節され得るように配置されている。この目的のために、スリーブ様の連結片17は、受入れ開口部5内に開口する中央通し孔8の端部において、それぞれの内ネジ(雌ねじ)19内に外ネジ(雄ネジ)18を介してねじ込まれる。工具シャフト6に対面する端部において、スリーブ様の連結片17は、工具シャフト6のリア端部表面21を取り付けるためのストップ表面20を有している。更に、スリーブ様の連結片17は、中央通し孔22、及び、その通し孔から分離した複数の連絡通路(thoroughfare channel)23を有している。それら連絡通路23は、通し孔22に対して外方へ半径方向にオフセット配置されると共に、長手方向に対し等角度で間隔を隔てて、周方向に展開している。例えば、中央通し孔22の周りに配置された連絡通路23は、リングの断片形状(円弧形状)の横断面を持つことができる。
工具シャフト6に対面する連結片の端部には、通路を持ったシール部品24が、前記中央通し孔22と、工具シャフト6を貫通して延びる中央冷却孔25との間にシールされた連結状態を提供すべく配置されている。そのシール部品は、柔軟なプラスチック材料、金属、又はその他の適切な材料からなることができる。
図2に部分的に示すように、受入れボディ3の前方クランプ領域7に配置された受入れ開口部5は、その内側端部において半径方向に拡張されている。その結果、連絡通路23を通って供給される冷却潤滑剤用の分配空間26が、工具シャフト6の内端部と受入れ開口部5との間に形成されている。連絡通路23と分配空間26との間の連結(関係)を形成するために、ラジアル凹部27が、連絡通路23内に開口するところの工具シャフト6に面したスリーブ様の連結片17に設けられている。
受入れボディ3の前方クランプ領域7では、多数の追加通路が配置され、それらは周方向に分布している。図示の実施形態では、これらの冷却剤通路は、(周方向に等角度間隔で配置された)交差孔28及び長手方向孔29によって受入れボディ3に形成されている。公差孔28は、受入れボディ3の外側から分配空間26へ延びており、且つ、その外側においてボール30又はプラグ(栓、詰め物)によって閉じられている。
図1によれば、長手方向孔29は、受入れボディ3の前端部31から受入れ開口部5に沿って延び、交差孔28内に開口している。当該交差孔28及び長手方向孔29により形成される更なる冷却剤通路を介して、連結片17の連絡通路23を経由して供給される流体が、工具シャフト6の外側に沿って当該工具のブレード(刃部)に案内され得る。受入れボディ3の前端部31での各くぼみに、分配孔又は分配スロットを具備した分配プレート32が、長手方向孔29を通して前端部31へ供給される流体の具体的な分配のために配置されてもよい。
図1は、チューブ状の伝達要素9がまた、更なる中央通し孔33と、当該通し孔33から切り離された多数の更なる連絡通路34とを備えていることを示す。通し孔33に対して、これらの連絡通路34は、外側へ半径方向にオフセットした状態にて、伝達要素9を通して長手方向に等角度間隔を隔てて周方向に展開している。ここでも、中央通し孔33の周りに配置された連絡通路34は、リングの断片形状(円弧形状)の横断面を持つことができる。連結片17内の通し孔22と、伝達要素9内の更なる通し孔33との間の連結は、連結チューブ35によって実施される。その連結チューブ35は通し孔8を貫通して延びており、連結チューブ35の両端部は、連結片17の通し孔22および伝達要素9の更なる通し孔33に位置決めされている。
図示の実施形態では、伝達要素9の通し孔33内に位置決めされた連結チューブ35の端部は、伝達要素9に軸方向に固定されている。同時に、連結片17の通し孔22内に突出する連結チューブ35の端部は、連結片17に対して軸方向に移動可能であり、シール部品39によって通し孔22にシールされている。その結果として、連結片17は調節のために軸方向に可動である。但し、連結チューブ35は、連結片17で軸方向に固定されると共に伝達要素9で移動可能であってもよい。伝達要素9に配置された連結チューブ35の端部はシール片36内に位置決めされる。そのシール片36は、伝達要素9の凹み内に取り付けられると共に、中央通路37の他に、伝達要素9の連絡通路33と整合するアウトライン(outline)38を有している。
受入れボディ3の通し孔8内には、シール性スリーブ40が、伝達要素9と連結片17との間に配置されている。シール性スリーブ40は長手方向に柔軟性があり、その結果、その両端部は、連結片17が軸方向に調節された場合でも、伝達要素9及び連結片17とシール結合状態を維持する。環状の横断面を持った連結通路41は、シール性スリーブ40の内壁と連結チューブ35の外壁との間に限定される。前記連結通路41を介して、伝達要素9の連絡通路34を通って供給された流体が、連結片17の連絡通路23に案内され、更にそこから交差孔及び長手方向孔27又は28を経由して工具の外側へ案内され得る。
マシーンスピンドルから伝達要素9への流体の移送又は伝達(transfer)は、シール片36上に圧力を及ぼすところの中央伝達ランス(lance、やり)43を伴った結合部品42によって生じる。環状空間44が、中央伝達ランス43と、伝達要素9上に取り付け可能な結合部品42との間に提供されている。中央伝達ランス43によって、流体が、前記伝達要素9、連結チューブ35および連結片17を経由して、工具の中央冷却孔25に供給され得る。環状空間44によって、更なる流体が、伝達要素9の連絡通路34、連結通路41、及び連結片17の連絡通路(23)を介して、受入れボディ3のクランプ領域7の流体通路(fluid channels)(ここでは交差孔28及び長手方向孔29によって形成される)に供給されることができる。
図3〜16は、2通路の流体供給(機構)を備えた工具レセプタクル1の更なる実施形態を示す。これらの実施形態の基本的な構造及び機能は、基本的に、前述の説明並びに図1及び2に示す実施形態に対応する。それ故、対応する部材には同じ参照番号(部材番号)が提供されており、それらについての説明を参照されたし。
図3及び4に示す更なる実施形態は、上述の実施形態に基本的に相当(対応)する。それ故、その構造に関しては、前記実施形態の説明を参照されたし。但し、図1及び2の説明とは対照的に、工具シャフト6に対面する連結チューブ35の端部は連結片17では終わらず、当該連結片17を通り抜けて、工具の中央冷却孔25に係合している。
図5及び6に示す実施形態もまた、図1及び2に示す実施形態に基本的に相当(対応)する。連結片17及びシール部品24だけが、異なる設計を有する。図6は、工具シャフト6に対面する連結片17の端部に配置されたシール部品24が、工具の工具シャフト6上の平らなリア面46に取り付けるための平らな接触面45を有している。連結片17はまた、通路を具備したシール部品24が取り付けられるところの平らなフロント面47を有している。このような実施形態によって、工具シャフトのリア端において円錐形のリア面の代わりに平らなリア面を有してなる工具と共に、中央冷却孔へのシールされた流体供給が確実となり得る。
図7及び8に示す実施形態では、受入れボディ3のクランプ領域7に配置された流体通路(fluid channel)は、受入れ開口部5の内側にある縦溝48の形態で設計されている。これらの縦溝48を介して、伝達要素の連絡通路34および連結片17の連絡通路23を通って供給される流体が、工具の工具シャフト6に沿って受入れボディ3のフロント端に案内され、そこへ排出(ディスチャージ)されることができる。
図9及び10は、更なる実施形態を示す。この実施形態では、受入れボディ3の受入れ開口部5に挿入される工具は、その工具シャフト6において、中央冷却孔25に加えて、当該中央冷却孔の周りで螺旋状に延びる多数の冷却通路49を有している。工具シャフト6に対面するストップ表面20上に、連結片17は凹部50を有する。この凹部50によって、連絡通路23を通って供給される流体は、工具シャフト6内を延びる冷却通路49に案内されることができる。但し、連結片の中央通し孔22を通って供給される流体は、中央冷却孔25に案内され得る。その結果、中央冷却孔25および冷却通路49は、分離した流体供給構造によって供給され得る。この実施形態では、通し孔8に配置されたシール性スリーブ40は、それが連結片17と重なるように設計されている。その結果、連結片17が軸方向に調節されるときでも、伝達要素9と連結片17との間のシールされた連結を確保することが可能になる。
図11及び12に示す実施形態では、デバイダー要素(分割要素)51が、工具シャフト6に対面する連結片17のフロント端に配置されている。図12に示すように、デバイダー要素51は、連結片17のフロント端にある開口部内に挿入されると共に、フロント接触部52と、柔軟なリアばね要素53とを有している。リアばね要素53によって、デバイダー要素51は軸方向に予め荷重が付与されるように設計されている。
図12は、この実施形態において、デバイダー要素51が接触部52の円錐フロント面54上に凹部55を有することを示す。デバイダー要素51を貫通して延びる中央通路56は、前記凹部55内に開口する。凹部55は、それが、工具内を延びる冷却孔49の開口を外側でシールされたやり方でカバーするように設計されている。この実施形態では、連結片17の中央通し孔22を介して供給される流体は、デバイダー要素51によって、工具の工具シャフト6内を延びる冷却孔49に案内され得る。連絡通路23によって供給された流体は、交差孔28及び長手方向孔29を介して受入れボディ3のフロント端に供給され得る。
図13及び14は、連結片17のフロント端にデバイダー要素51が配置されてなる更に別の実施形態を示す。この実施形態でも、デバイダー要素51は、フロント接触部52と、柔軟なリアばね要素53とを有している。中央通路56はデバイダー要素51を貫通して延びており、この中央通路56を介して連結片17の中央通し孔22から工具の工具シャフト6の中央冷却孔25へ、流体が供給され得る。デバイダー要素51のフロント接触部52には(幾つかの)通路57が配置され、それらは連結片17の連絡通路23と接続されている。これらの通路57を介して、連絡通路23を通って供給される流体が、工具の工具シャフト6内を延びる冷却孔49に案内され得る。
図15及び16に示す更なる実施形態では、デバイダー要素は、連結片17の中央通し孔22によって供給される流体が、工具シャフト6の中央冷却孔25の周りに延びる冷却孔49に向けて半径方向の外側に案内され、且つ、連結片17の連絡通路23によって供給される流体が、中央冷却孔25に向けて半径方向の外側に案内されるように、設計されている。このような交差状の流体分配のために、図16に従うデバイダー要素51内には、内側から外側に延びる第1の通路58と、外側から内側に延びる第2の通路59とが、設けられている。
図17及び18には、連結片17のフロント端に配置されたデバイダー要素51を有してなるところの、更なる実施形態が示されている。ここに示されるデバイダー要素51によって、連結片17の中央通し孔22及び連絡通路23を介して供給される流体が、工具シャフト6の多数の流体通路60及び61に分配され得る。受入れボディ3に配置された受入れ開口部5は、当該受入れ開口部5に位置決めされる工具シャフト6の端部の領域において半径方向に拡張されている。その結果、連絡通路23によって供給される流体用の分配空間26が、工具シャフト6の内端部と受入れ開口部5との間に得られる。
図17及び18に示す実施形態では、分配空間26の領域で工具シャフト6の円筒状外殻面62に入口ポート63を有するところの第1の流体通路60は、工具シャフト6を貫通して延びている。工具シャフト6のリア面65に入口ポート64を有するところの第2の流体通路61もまた、工具シャフト6を貫通して延びている。図示の実施形態では、第1の流体通路60は、工具シャフト6の長手方向に延び且つ工具シャフト6を貫通して延びているところの長手方向孔66、及び、その長手方向孔66に対して直交して延びるところの交差孔67によって形成されており、ここで、交差孔67の上方に位置する長手方向孔の一部は、プラグ(栓)68によって閉じられている。第2の流体通路61は、工具シャフト6の長手方向に延び且つ工具シャフト6を貫通して延びているところの長手方向孔69によって形成されている。この長手方向孔69は、リア面65に入口ポート64を有している。図17に示す実施形態では、工具シャフト6は平らなリア面65を有する一方で、図18に示す実施形態では、工具シャフト6は円錐型のリア面65を有している。
図12,14及び16の実施形態におけると同様、デバイダー要素51は、工具シャフト6のリア面65に取り付けるためのフロント接触部52を有している。この接触部52は、それが、長手方向孔69の入口ポート64および(プラグで閉じられているところの)長手方向孔66の開口70と共に、工具シャフト6のリア面65を覆う(カバーする)ように設計されている。図17の実施形態では、接触部52は、工具シャフト6の平らなリア面65を覆うべく設計されている。図18の実施形態では、接触部52は、工具シャフト6の円錐型のリア面65を覆うべく設計されている。
図17及び図18に従う両実施形態では、接触部52のフロント接触面54に凹部55が設けられている。デバイダー要素51を貫通して延びる中央通路56は、当該凹部55に開口している。凹部55は、それが前記入口ポート及び(プラグ68で閉じられた)開口70の上方に配置されるように設計されている。中央通路により、中央通し孔22を介して供給される流体が凹部55を介して流体通路61の入口ポート64に案内されることができる。連絡通路23によって供給される流体は、分配空間26及び横の入口ポート63を介して流体通路に案内され得る。
図16に示した実施形態について説明したように、図17及び18に示す実施形態でも、流体供給は交差状に行われ得る。更なるモデルでは、デバイダー要素51を、それがフロントに開口する(複数の)孔の一部のみをカバーするように設計することも可能である。また、流体の一部が、カバーされた孔を通って流れ、流体の残りが、開いた孔を通って流れるようにしてもよい。
図17及び18に示す実施形態は、とりわけ穴あけ工具用として有利である、というのも、ワークピース(加工対象物)を不動化すると共に、通路60及び61を介して、異なる流体(例えばCOやオイルミスト)を当該穴あけ工具を通してそのブレード(刃部)に供給可能となるからである。
当然のことながら、全ての実施形態に含まれる通路類(25,49,60及び61)は、工具のブレード端部で、あるいは特定の工具ブレードで、あるいは多数のブレードに分岐して、更なるプロセスで中央に開口することもできる。
28 交差孔(28,29,48 流体通路)
29 長手方向孔(28,29,48 流体通路)
48 縦溝(28,29,48 流体通路)
33 更なる中央通し孔(追加の通し孔)
34 更なる連絡通路(追加の連絡通路)
54 円錐フロント面(フロント接触面)

Claims (17)

  1. 受入れボディ(3)を備えた工具レセプタクル(1)であって、前記受入れボディ(3)は、工具の工具シャフト(6)用の受入れ開口部(5)、及び、前記工具に流体を供給するための第1の流体供給構造(22,33,35)を有しており、前記第1の流体供給構造は前記受入れボディ(3)を貫通して延びている、工具レセプタクルにおいて、
    前記第1の流体供給構造(22,33,35)と接続されていない第2の流体供給構造(23,34,41)が、前記受入れボディ(3)を貫通して延びており、前記第1の流体供給構造(22,33,35)から分離した工具への流体を提供する、ことを特徴とする工具レセプタクル。
  2. 前記第1の流体供給構造(22,33,35)は、
    前記受入れボディ(3)に配置された連結片(17)内に位置決めされた通し孔(22)によって、
    前記受入れボディ(3)に配置された伝達要素(9)内に位置決めされた追加の通し孔(33)によって、及び、
    前記二つの通し孔(22,33)を接続すべく前記受入れボディ(3)に配置された連結チューブ(35)によって、形成されていることを特徴とする請求項1に記載の工具レセプタクル。
  3. 前記第2の流体供給構造(23,34,41)は、
    前記連結片(17)内では、前記通し孔(22)から分離した少なくとも1つの連絡通路(23)によって、
    前記伝達要素(9)内では、前記追加の通し孔(33)から分離した少なくとも1つの追加の連絡通路(34)によって、及び、
    前記二つの連絡通路(23,34)を接続すべく前記受入れボディ(3)に配置された連結通路(41)によって、形成されていることを特徴とする請求項1に記載の工具レセプタクル。
  4. 半径方向にシールされた端部を有する連結チューブ(35)の両端部は、前記連結片(17)の通し孔(22)、及び、前記伝達要素(9)の追加の通し孔(33)に配置されている、ことを特徴とする請求項2又は3に記載の工具レセプタクル。
  5. 前記伝達要素(9)は、前記受入れボディ(3)の通し孔(8)の内側に配置されたシール性スリーブ(40)によって、前記連結片(17)と接続されている、ことを特徴とする請求項3又は4に記載の工具レセプタクル。
  6. 前記シール性スリーブ(40)は、前記連結チューブ(35)に対して同心状に配置されており、前記連結通路(41)は、前記シール性スリーブ(40)の内壁と前記連結チューブ(35)の外壁との間に限定されている、ことを特徴とする請求項5に記載の工具レセプタクル。
  7. 前記シール性スリーブ(40)と前記連結片(17)とは、重なるようにして互いに連結されている、ことを特徴とする請求項5又は6に記載の工具レセプタクル。
  8. 前記第2の流体供給構造(23,34,41)は、
    前記工具シャフト(6)と受入れ開口部(5)との間に形成された分配空間(26)に配置されている、あるいは、
    前記受入れボディ(3)の前方クランプ領域(7)に配置された流体通路(28,29,48)に開口している、
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の工具レセプタクル。
  9. 前記流体通路(28,29,48)は、
    前記受入れボディ(3)の前方クランプ領域(7)における交差孔(28)及び長手方向孔(29)によって形成されている、あるいは、
    前記受入れ開口部(5)の内側の縦溝(48)によって形成されている、
    ことを特徴とする請求項8に記載の工具レセプタクル。
  10. 前記工具シャフト(6)をシールするためのシール部品(24)が、当該工具シャフト(6)に対面する前記連結片(17)の端部に配置されている、ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の工具レセプタクル。
  11. 前記工具シャフト(6)に対面する連結片(17)の端部には、第1の流体供給構造(22,33,35)及び第2の流体供給構造(23,34,41)を介して供給される流体を分配するためにデバイダー要素(51)が配置されている、ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の工具レセプタクル。
  12. 前記デバイダー要素(51)は、フロント接触部(52)及びリアばね要素(53)を有している、ことを特徴とする請求項11に記載の工具レセプタクル。
  13. 前記デバイダー要素(51)は、中央通路(56)と、フロント接触面(54)における凹部(55)とを有している、ことを特徴とする請求項11又は12に記載の工具レセプタクル。
  14. 前記デバイダー要素(51)は、中央通路(56)と、前記連結片(17)の連絡通路(23)とつながった通路(57)とを有している、ことを特徴とする請求項11又は12に記載の工具レセプタクル。
  15. 前記デバイダー要素(51)は、内側から外側に延びる第1の通路(58)と、外側から内側に延びる第2の通路(59)とを有している、ことを特徴とする請求項11又は12に記載の工具レセプタクル。
  16. 請求項1〜15のいずれか一項に従う工具レセプタクル内に挿入されるべく用いられる工具シャフト(16)を備えた工具であって、
    前記工具シャフト(16)には、その外殻面(62)に配置された少なくとも1つの入口ポート(63)が、少なくとも1つの流体通路(60)について設けられている、ことを特徴とする工具。
  17. 前記工具シャフト(16)には、そのリア面(65)に配置された少なくとも1つの入口ポート(64)が、追加の流体通路(61)について設けられている、ことを特徴とする、請求項16に記載の工具。
JP2016522436A 2013-07-01 2014-06-24 工具レセプタクル Active JP6456371B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102013106883.9 2013-07-01
DE102013106883 2013-07-01
DE102014104623.4 2014-04-02
DE102014104623.4A DE102014104623B4 (de) 2013-07-01 2014-04-02 Werkzeugaufnahme
PCT/EP2014/063220 WO2015000736A1 (de) 2013-07-01 2014-06-24 Werkzeugaufnahme

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016526492A true JP2016526492A (ja) 2016-09-05
JP6456371B2 JP6456371B2 (ja) 2019-01-23

Family

ID=52106400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016522436A Active JP6456371B2 (ja) 2013-07-01 2014-06-24 工具レセプタクル

Country Status (10)

Country Link
US (1) US10226846B2 (ja)
EP (1) EP3016777B1 (ja)
JP (1) JP6456371B2 (ja)
CN (1) CN105358290B (ja)
DE (1) DE102014104623B4 (ja)
ES (1) ES2644774T3 (ja)
PL (1) PL3016777T3 (ja)
PT (1) PT3016777T (ja)
RU (1) RU2684650C2 (ja)
WO (1) WO2015000736A1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104786096A (zh) * 2015-04-20 2015-07-22 中山市利群精密实业有限公司 数控机床的冷却装置
DE102015213536B3 (de) * 2015-07-17 2016-11-10 MAPAL Fabrik für Präzisionswerkzeuge Dr. Kress KG Übertragungselement und Werkzeugelement
DE102016115039A1 (de) 2016-08-12 2018-03-01 Franz Haimer Maschinenbau Kg Werkzeugaufnahme
DE102017223626A1 (de) 2017-12-21 2019-06-27 Bielomatik Leuze Gmbh + Co. Kg Transferelement, Werkzeughalter und Verfahren zum Zuführen von Kühlmittel zu einem Werkzeug
TWI657890B (zh) * 2018-07-03 2019-05-01 National Kaohsiung University Of Science And Technology 刀具組件及其刀把
RU2734314C1 (ru) * 2020-05-19 2020-10-15 Владимир Владимирович Скакун Устройство для подачи смазывающей технологической среды
CN113020667B (zh) * 2021-02-07 2023-04-07 株洲钻石切削刀具股份有限公司 一种内冷分体式钻削刀具
RU2760691C1 (ru) * 2021-04-12 2021-11-29 Владимир Владимирович Скакун Устройство для подачи смазывающих технологических сред
RU2761401C1 (ru) * 2021-06-02 2021-12-08 Владимир Владимирович Скакун Устройство для подачи смазывающих технологических сред
CN114211269A (zh) * 2022-01-06 2022-03-22 广州德志金属制品有限公司 使用mql的bt40刀柄

Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0596405A (ja) * 1991-04-03 1993-04-20 Mapal Fab Praezisionswerkzeu Dr Kress Kg 連結装置
DE4200808A1 (de) * 1992-01-15 1993-09-23 Lutz Eugen Masch Bearbeitungseinheit mit einer angetriebenen rotierenden spindel
EP0579371A1 (en) * 1992-06-17 1994-01-19 Makino Milling Machine Co. Ltd. A method and an apparatus for machining a workpiece
JPH06277916A (ja) * 1993-03-30 1994-10-04 N T Tool Kk 給油用コレット
WO1995029030A1 (de) * 1994-04-27 1995-11-02 Kennametal Hertel Ag Werkzeuge + Hartstoffe Rundlaufwerkzeug, insbesondere bohrer
JPH10225814A (ja) * 1992-06-17 1998-08-25 Makino Milling Mach Co Ltd 切削加工方法
JPH11235641A (ja) * 1998-02-20 1999-08-31 Hookosu Kk 工作機械の主軸装置
JP2001162408A (ja) * 1999-12-10 2001-06-19 Ikegai Corp 径方向切込み装置を備えた工作機械及びこの工作機械に用いられる径方向切込み機構を備えた工具ホルダ
JP2003039273A (ja) * 2001-06-15 2003-02-12 Mapal Fabrik Fuer Praezisionswerkzeuge Dr Kress Kg 工作物を機械加工する工具
US20050163578A1 (en) * 2002-04-03 2005-07-28 Tbt Tiefbohrtechnik Gmbh + Co Drilling device provided with a multi-bladed drilling tool, especially a deep drilling tool
DE102005013483A1 (de) * 2005-03-23 2006-09-28 Franz Haimer Maschinenbau Kg Werkzeughalter
US20070077132A1 (en) * 2002-07-17 2007-04-05 Kevin Beckington Tool coolant application and direction assembly
US20100148454A1 (en) * 2008-12-11 2010-06-17 Joerg Guehring Interface between a rotating shank tool and a lubricant transfer area in a tool holder
JP2011016203A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 Daishowa Seiki Co Ltd チャック装置及びチャック装置のナット
US20120061924A1 (en) * 2010-09-10 2012-03-15 Emuge-Werk Richard Glimpel Gmbh & Co. Kg Fabrik Fur Prazisionswerkzeuge Tool holder for use in a machine tool and method for operating such a tool holder
JP2012509776A (ja) * 2008-11-27 2012-04-26 マパル ファブリック フュール プラツィジョンズベルクゼウグ ドクトル.クレス カーゲー ツール保持具

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3037264A (en) * 1959-09-08 1962-06-05 Carl W Mossberg Coolant type milling cutter
US3948330A (en) * 1975-02-18 1976-04-06 Dresser Industries, Inc. Vacuum, vacuum-pressure, or pressure reverse circulation bit
US4852672A (en) * 1988-08-15 1989-08-01 Behrens Robert N Drill apparatus having a primary drill and a pilot drill
US4911729A (en) * 1989-01-13 1990-03-27 Rooker Robert E Overburden eliminator rock drill bit
SU1662805A1 (ru) * 1989-03-10 1991-07-15 Московское станкостроительное производственное объединение "Красный пролетарий" Устройство дл подачи смазочно-охлаждающей жидкости (СОЖ) в зону обработки станка
US6161633A (en) * 1998-02-03 2000-12-19 Cutting Edge Technology Apparatus for boring through a solid material
JP2002036065A (ja) * 2000-07-18 2002-02-05 Nissan Motor Co Ltd セミドライ式機械加工装置
JP2002187002A (ja) * 2000-12-20 2002-07-02 Mori Seiki Co Ltd 旋盤の流体供給装置
DE10210906B4 (de) 2002-03-04 2008-07-24 Chiron-Werke Gmbh & Co Kg Werkzeugmaschine sowie Werkzeughalter für eine solche
US7134812B2 (en) * 2002-07-17 2006-11-14 Kevin Beckington Tool coolant application and direction assembly
DE102008044996A1 (de) * 2008-08-29 2010-03-04 Franz Haimer Maschinenbau Kg Werkzeughaltervorrichtung

Patent Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0596405A (ja) * 1991-04-03 1993-04-20 Mapal Fab Praezisionswerkzeu Dr Kress Kg 連結装置
DE4200808A1 (de) * 1992-01-15 1993-09-23 Lutz Eugen Masch Bearbeitungseinheit mit einer angetriebenen rotierenden spindel
EP0579371A1 (en) * 1992-06-17 1994-01-19 Makino Milling Machine Co. Ltd. A method and an apparatus for machining a workpiece
JPH10225814A (ja) * 1992-06-17 1998-08-25 Makino Milling Mach Co Ltd 切削加工方法
JPH06277916A (ja) * 1993-03-30 1994-10-04 N T Tool Kk 給油用コレット
WO1995029030A1 (de) * 1994-04-27 1995-11-02 Kennametal Hertel Ag Werkzeuge + Hartstoffe Rundlaufwerkzeug, insbesondere bohrer
JPH11235641A (ja) * 1998-02-20 1999-08-31 Hookosu Kk 工作機械の主軸装置
JP2001162408A (ja) * 1999-12-10 2001-06-19 Ikegai Corp 径方向切込み装置を備えた工作機械及びこの工作機械に用いられる径方向切込み機構を備えた工具ホルダ
JP2003039273A (ja) * 2001-06-15 2003-02-12 Mapal Fabrik Fuer Praezisionswerkzeuge Dr Kress Kg 工作物を機械加工する工具
US20050163578A1 (en) * 2002-04-03 2005-07-28 Tbt Tiefbohrtechnik Gmbh + Co Drilling device provided with a multi-bladed drilling tool, especially a deep drilling tool
US20070077132A1 (en) * 2002-07-17 2007-04-05 Kevin Beckington Tool coolant application and direction assembly
DE102005013483A1 (de) * 2005-03-23 2006-09-28 Franz Haimer Maschinenbau Kg Werkzeughalter
JP2012509776A (ja) * 2008-11-27 2012-04-26 マパル ファブリック フュール プラツィジョンズベルクゼウグ ドクトル.クレス カーゲー ツール保持具
US20100148454A1 (en) * 2008-12-11 2010-06-17 Joerg Guehring Interface between a rotating shank tool and a lubricant transfer area in a tool holder
JP2011016203A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 Daishowa Seiki Co Ltd チャック装置及びチャック装置のナット
US20120061924A1 (en) * 2010-09-10 2012-03-15 Emuge-Werk Richard Glimpel Gmbh & Co. Kg Fabrik Fur Prazisionswerkzeuge Tool holder for use in a machine tool and method for operating such a tool holder

Also Published As

Publication number Publication date
US10226846B2 (en) 2019-03-12
RU2684650C2 (ru) 2019-04-11
ES2644774T3 (es) 2017-11-30
US20160096247A1 (en) 2016-04-07
CN105358290A (zh) 2016-02-24
DE102014104623B4 (de) 2016-05-25
RU2016101147A3 (ja) 2018-03-30
DE102014104623A1 (de) 2015-01-08
RU2016101147A (ru) 2017-08-07
EP3016777A1 (de) 2016-05-11
EP3016777B1 (de) 2017-09-06
JP6456371B2 (ja) 2019-01-23
WO2015000736A1 (de) 2015-01-08
PL3016777T3 (pl) 2018-01-31
PT3016777T (pt) 2017-12-01
CN105358290B (zh) 2017-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6456371B2 (ja) 工具レセプタクル
US6059296A (en) Chuck for rotatable tools, in particular drills, screw taps, etc.
US7938048B2 (en) Basic body for tools for chip removing machining
JP2012520180A (ja) 機械工具用の切削工具
EP2965863B1 (de) Kühl- oder schmiermittelzuführung zu drehfesten werkzeugen
JP6574085B2 (ja) 工具組立体及び工具組立体のための工具容器
CN104144768A (zh) 具有内部流体输送系统的切削工具
JP2949038B2 (ja) 工具ホルダの給液用キャップ
WO2014167669A1 (ja) ハイドロチャック
KR101440822B1 (ko) 풀스터드 볼트 체결용 척 및 그의 제조 방법
KR20170135513A (ko) 내부 경로를 통한 절삭유 공급 구조의 공작 공구
CN106660172A (zh) 用于激光材料加工的装置的粉末喷嘴、容纳单元和加工头部
DE10227687B4 (de) Vorrichtung zum Leiten eines fluiden Mediums zum Arbeitsbereich eines Gewindeerzeugungswerkzeuges
CN107855826A (zh) 内冷机床的润滑冷却方法
US9878375B2 (en) Tool holder having slits
CN209380389U (zh) 切削组件
KR101946199B1 (ko) 내부 경로를 통한 절삭유 공급 구조의 공작 공구
EP3017907A1 (en) Clamping device for the supply of process liquids to drill body
US11633823B2 (en) Lance and minimum quantity lubrication tool having a lance
CZ22238U1 (cs) Vystružovací nástroj pro vystružování der s centrálne chlazenou reznou cástí
CN104722790A (zh) 一种用于精锻半轴套管精车的卡具
TWI547343B (zh) With the internal water angle of the head body
DE20023275U1 (de) Spannfutter
US20170021468A1 (en) Hydraulic Pressure Resistant Adaptor
PL203914B1 (pl) Zespół doprowadzania cieczy obróbkowej do ściernicy wielkoporowej

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170331

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180327

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180607

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6456371

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250