JP2016523376A5

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Publication number: JP2016523376A5
Application number: JP2016516813A
Authority: JP
Filing date: 2014-05-29
Publication date: 2017-06-29
Anticipated expiration: 2034-05-29

Claims

音場の１つまたは複数の成分を表す１つまたは複数の第１のベクトルを量子化すること、前記第１のベクトルは、前記音場を表す複数の球面調和係数から線形的に分解され、球面調和領域において定義される、と、
前記音場の同じ１つまたは複数の成分を同様に表す１つまたは複数の第２のベクトルにおいて前記１つまたは複数の第１のベクトルの前記量子化が原因でもたらされる誤差を補償することと
を備える、方法。
前記１つまたは複数の第１のベクトルを量子化することは、少なくとも一部、前記音場を記述する前記複数の球面調和係数に関して線形分解を実行することによって生成される、Ｖ行列の転置から１つまたは複数のベクトルを量子化することを備える、
請求項１に記載の方法。
前記複数の球面調和係数の左特異ベクトルを表すＵ行列と、前記複数の球面調和係数の特異値を表すＳ行列と、前記複数の球面調和係数の右特異ベクトルを表すＶ行列とを生成するために、前記音場を表す前記複数の球面調和係数に関して線形分解を実行することをさらに備え、
前記１つまたは複数の第１のベクトルを量子化することは、前記Ｖ行列の転置から１つまたは複数のベクトルを量子化することを備える、
請求項１に記載の方法。
前記複数の球面調和係数の左特異ベクトルを表すＵ行列と、前記複数の球面調和係数の特異値を表すＳ行列と、前記複数の球面調和係数の右特異ベクトルを表すＶ行列とを生成するために、前記音場を表す前記複数の球面調和係数に関して線形分解を実行することをさらに備え、
前記１つまたは複数の第１のベクトルを量子化することは、前記Ｖ行列の転置から１つまたは複数のベクトルを量子化することを備え、
前記誤差を補償することは、前記Ｕ行列の１つまたは複数のＵベクトルを前記Ｓ行列の１つまたは複数のＳベクトルと乗算することによって計算される１つまたは複数のＵ＊Ｓベクトルにおいて前記量子化が原因でもたらされる前記誤差を補償することを備える、
請求項１に記載の方法。
音場の１つまたは複数の成分を表す１つまたは複数の第１のベクトルを量子化するための手段、前記第１のベクトルは、前記音場を表す複数の球面調和係数から線形的に分解され、球面調和領域において定義される、と、
前記音場の同じ１つまたは複数の成分を同様に表す１つまたは複数の第２のベクトルにおいて前記１つまたは複数の第１のベクトルの前記量子化が原因でもたらされる誤差を補償するための手段と
を備える、デバイス。
前記量子化するための手段、および前記補償するための手段は、１つまたは複数のプロセッサを備え、前記１つまたは複数のプロセッサは、少なくとも一部、前記音場を記述する前記複数の球面調和係数に関して線形分解を実行することによって生成される、Ｖ行列の転置から１つまたは複数のベクトルを量子化することを行うように構成される、
請求項５に記載のデバイス。
前記量子化するための手段、および前記補償するための手段は、１つまたは複数のプロセッサを備え、前記１つまたは複数のプロセッサは、前記複数の球面調和係数の左特異ベクトルを表すＵ行列と、前記複数の球面調和係数の特異値を表すＳ行列と、前記複数の球面調和係数の右特異ベクトルを表すＶ行列とを生成するために、前記音場を表す前記複数の球面調和係数に関して線形分解を実行することを行うようにさらに構成され、
前記１つまたは複数のプロセッサは、前記Ｖ行列の転置から１つまたは複数のベクトルを量子化することを行うように構成される、
請求項５に記載のデバイス。
前記量子化するための手段、および前記補償するための手段は、１つまたは複数のプロセッサを備え、前記１つまたは複数のプロセッサは、前記複数の球面調和係数の左特異ベクトルを表すＵ行列と、前記複数の球面調和係数の特異値を表すＳ行列と、前記複数の球面調和係数の右特異ベクトルを表すＶ行列とを生成するために、前記音場を表す前記複数の球面調和係数に関して線形分解を実行することを行うようにさらに構成され、
前記１つまたは複数のプロセッサは、前記Ｖ行列の転置から１つまたは複数のベクトルを量子化することを行うように構成され、
前記１つまたは複数のプロセッサは、前記Ｕ行列の１つまたは複数のＵベクトルを前記Ｓ行列の１つまたは複数のＳベクトルと乗算することによって計算される１つまたは複数のＵ＊Ｓベクトルにおいて前記量子化が原因でもたらされる前記誤差を補償するように構成される、
請求項５に記載のデバイス。
前記量子化するための手段、および前記補償するための手段は、１つまたは複数のプロセッサを備え、
前記１つまたは複数のプロセッサは、前記複数の球面調和係数の左特異ベクトルを表すＵ行列と、前記複数の球面調和係数の特異値を表すＳ行列と、前記複数の球面調和係数の右特異ベクトルを表すＶ行列とを生成するために、前記音場を表す前記複数の球面調和係数に関して線形分解を実行することと、各々が前記音場の明瞭な成分に対応する、前記Ｕ行列の１つまたは複数のＵ_DISTベクトルを決定することと、各々が前記音場の同じ明瞭な成分に対応する、前記Ｓ行列の１つまたは複数のＳ_DISTベクトルを決定することと、各々が前記音場の同じ明瞭な成分に対応する、前記Ｖ行列の転置の１つまたは複数のＶ^T _DISTベクトルを決定することとを行うようにさらに構成され、
前記１つまたは複数のプロセッサは、１つまたは複数のＶ^T _{Q_DIST}ベクトルを生成するために、前記１つまたは複数のＶ^T _DISTベクトルを量子化することを行うように構成され、
前記１つまたは複数のプロセッサは、１つまたは複数の誤差補償されたＵ_DIST＊Ｓ_DISTベクトルを生成するために、前記Ｕ行列の１つまたは複数のＵ_DISTベクトルを前記Ｓ行列の１つまたは複数のＳ_DISTベクトルと乗算することによって計算される１つまたは複数のＵ_DIST＊Ｓ_DISTベクトルにおいて前記量子化が原因でもたらされる前記誤差を補償することを行うように構成される、
請求項５に記載のデバイス。
前記１つまたは複数のプロセッサは、前記１つまたは複数のＵ_DISTベクトルと、前記１つまたは複数のＳ_DISTベクトルと、前記１つまたは複数のＶ^T _DISTベクトルとに基づいて、明瞭な球面調和係数を決定することと、前記明瞭な球面調和係数を前記１つまたは複数のＶ^T _{Q_DIST}ベクトルによって除算し、それによって、前記Ｖ^T _DISTベクトルの前記量子化を通じてもたらされた前記誤差を少なくとも一部補償する、誤差補償された１つまたは複数のＵ_{C_DIST}＊Ｓ_{C_DIST}ベクトルを生成するために、前記Ｖ^T _{Q_DIST}ベクトルに関して擬似逆変換を実行することとを行うように構成される、
請求項９に記載のデバイス。
前記量子化するための手段、および前記補償するための手段は、１つまたは複数のプロセッサを備え、前記１つまたは複数のプロセッサは、前記複数の球面調和係数の左特異ベクトルを表すＵ行列と、前記複数の球面調和係数の特異値を表すＳ行列と、前記複数の球面調和係数の右特異ベクトルを表すＶ行列とを生成するために、前記音場を表す前記複数の球面調和係数に関して線形分解を実行することと、前記音場の１つまたは複数のバックグラウンド成分を記述する前記Ｕ行列の１つまたは複数のＵ_BGベクトルと、前記音場の１つまたは複数の明瞭な成分を記述する前記Ｕ行列の１つまたは複数のＵ_DISTベクトルとを決定することと、前記音場の前記１つまたは複数のバックグラウンド成分を記述する前記Ｓ行列の１つまたは複数のＳ_BGベクトルと、前記音場の前記１つまたは複数の明瞭な成分を記述する前記Ｓ行列の１つまたは複数のＳ_DISTベクトルとを決定することと、前記Ｖ行列の転置の１つまたは複数のＶ^T _DISTベクトルと１つまたは複数のＶ^T _BGベクトルとを決定することとを行うようにさらに構成され、前記Ｖ^T _DISTベクトルは、前記音場の前記１つまたは複数の明瞭な成分を記述し、前記Ｖ^T _BGは、前記音場の前記１つまたは複数のバックグラウンド成分を記述し、
前記１つまたは複数のプロセッサは、１つまたは複数のＶ^T _{Q_DIST}ベクトルを生成するために、前記１つまたは複数のＶ^T _DISTベクトルを量子化することを行うように構成され、
前記１つまたは複数のプロセッサは、誤差補償されたバックグラウンド球面調和係数を生成するために、前記１つまたは複数のＵ_BGベクトルを前記１つまたは複数のＳ_BGベクトルと乗算し、次いで前記１つまたは複数のＶ^T _BGベクトルと乗算することによって形成されるバックグラウンド球面調和係数において前記量子化が原因でもたらされる前記誤差を補償することを行うように構成される、
請求項５に記載のデバイス。
前記１つまたは複数のプロセッサは、前記Ｕ_DISTベクトルを前記Ｓ_DISTベクトルと乗算することによって形成される、前記Ｖ^T _DISTベクトルおよび１つまたは複数のＵ_DIST＊Ｓ_DISTベクトルに基づいて、前記誤差を決定することと、前記誤差補償されたバックグラウンド球面調和係数を生成するために、前記決定された誤差を前記バックグラウンド球面調和係数に加算することとを行うように構成される、
請求項１１に記載のデバイス。
前記量子化するための手段、および前記補償するための手段は、１つまたは複数のプロセッサを備え、
前記１つまたは複数のプロセッサは、１つまたは複数の誤差補償された第２のベクトルを生成するために、前記音場の同じ１つまたは複数の成分を同様に表す１つまたは複数の第２のベクトルにおいて前記１つまたは複数の第１のベクトルの前記量子化が原因でもたらされる前記誤差を補償することを行うように構成され、
前記１つまたは複数のプロセッサは、前記１つまたは複数の誤差補償された第２のベクトルと前記量子化された１つまたは複数の第１のベクトルとを含むようにビットストリームを生成することを行うようにさらに構成される、
請求項５に記載のデバイス。
前記量子化するための手段、および前記補償するための手段は、１つまたは複数のプロセッサを備え、
前記１つまたは複数のプロセッサは、１つまたは複数の誤差補償された第２のベクトルを生成するために、前記音場の同じ１つまたは複数の成分を同様に表す１つまたは複数の第２のベクトルにおいて前記１つまたは複数の第１のベクトルの前記量子化が原因でもたらされる前記誤差を補償することを行うように構成され、
前記１つまたは複数のプロセッサは、前記１つまたは複数の誤差補償された第２のベクトルをオーディオ符号化することと、前記オーディオ符号化された１つまたは複数の誤差補償された第２のベクトルと、前記量子化された１つまたは複数の第１のベクトルとを含むように、ビットストリームを生成することとを行うようにさらに構成される、
請求項５に記載のデバイス。
実行されると、１つまたは複数のプロセッサに、請求項１−４のうちのいずれか一項にしたがった方法を実行させる命令を記憶した、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。