JP2018535609A5 - - Google Patents

Claims (24)

1. 符号化されたビデオデータを復号する方法であって、
   ビデオデコーダによって、前記ビデオデータの符号化された表現を備えるビットストリームを受信するステップと、
   前記ビデオデコーダによって、逆量子化プロセスを前記ビデオデータのコーディング単位(CU)の非正方形変換単位(TU)の変換係数に適用するステップであって、前記非正方形TUのサイズがK×Lである、ステップと、
   前記逆量子化プロセスを前記変換係数に適用した後で、((log ₂ (K) + log ₂ (L))が奇数であることに基づいて、前記ビデオデコーダによって、前記逆量子化された変換係数の各々のそれぞれの逆量子化された変換係数が
   

   

   の近似で割られた前記それぞれの逆量子化された変換係数に基づくように、前記逆量子化された変換係数を修正するステップと、
   前記ビデオデコーダによって、逆変換を前記修正された逆量子化された変換係数に適用して残差ブロックを再構築するステップと、
   前記ビデオデコーダによって、予測ブロックのサンプルを前記CUの前記TUの前記残差ブロックの対応するサンプルに加算することによってコーディングブロックのサンプルを再構築するステップとを備える、方法。
2. 前記逆変換を前記修正された逆量子化された変換係数に適用するステップが、前記ビデオデコーダによって、サイズがN×Nである変換を前記修正された逆量子化された変換係数に適用するステップを備え、log₂(N*N) = ((log₂(K) + log₂(L)) >> 1) << 1)であり、((log₂(K) + log₂(L))が奇数である、請求項1に記載の方法。
3. 前記ビデオデコーダによって、前記逆量子化プロセスを前記ビデオデータの第2のCUの第2の非正方形TUの変換係数に適用するステップであって、前記第2の非正方形TUのサイズがK ₂ ×L ₂ であり、
   ((log ₂ (K ₂ ) + log ₂ (L ₂ ))が偶数であるとき、前記第2の非正方形TUの前記逆量子化された変換係数が、前記第2の非正方形TUの前記逆量子化された変換係数の各々のそれぞれの逆量子化された変換係数が
   

   

   の前記近似で割られた前記それぞれの逆量子化された変換係数に基づくように修正されない、ステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
4. ビデオデータを符号化する方法であって、
   ビデオエンコーダによって、前記ビデオデータを受信するステップと、
   前記ビデオエンコーダによって、コーディング単位(CU)の非正方形変換単位(TU)の残差ブロックを、前記残差ブロックの各残差サンプルが前記CUのコーディングブロックの対応するサンプルと前記CUの予測単位(PU)の予測ブロックとの差を示すように生成するステップであって、前記非正方形TUのサイズがK×Lである、ステップと、
   前記ビデオエンコーダによって、変換を前記残差ブロックに適用して変換係数のブロックを生成するステップと、
   前記ビデオエンコーダによって、変換係数の前記ブロックの各々のそれぞれの変換係数が
   

   

   の近似と乗じられた前記それぞれの変換係数に基づくように、((log ₂ (K) + log ₂ (L))が奇数であることに基づいて、前記変換係数を修正するステップと、
   前記変換係数を修正した後で、前記ビデオエンコーダによって、量子化プロセスを前記CUの前記非正方形TUの前記修正された変換係数に適用するステップと、
   前記ビデオエンコーダによって、前記ビデオデータの符号化された表現を備えるビットストリームに、前記量子化された変換係数に基づくデータを含めるステップとを備える、方法。
5. 前記変換を前記残差ブロックに適用するステップが、前記ビデオエンコーダによって、サイズがN×Nである変換を前記残差ブロックに適用するステップを備え、log₂(N*N) = ((log₂(K) + log₂(L)) >> 1) << 1)であり、((log₂(K) + log₂(L))が奇数である、請求項4に記載の方法。
6. 前記ビデオエンコーダによって、第2のCUの第2の非正方形TUの第2の残差ブロックを、前記第2の残差ブロックの各残差サンプルが前記第2のCUのコーディングブロックの対応するサンプルと前記第2のCUのPUの予測ブロックとの差を示すように生成するステップであって、前記第2の非正方形TUのサイズがK ₂ ×L ₂ である、ステップと、
   前記ビデオエンコーダによって、前記変換を前記第2の残差ブロックに適用して変換係数の第2のブロックを生成するステップであって、
   ((log₂(K ₂ ) + log₂(L ₂ ))が偶数であるとき、変換係数のうちの前記第2のブロックの変換係数が、変換係数のうちの前記第2のブロックの変換係数の各々のそれぞれの変換係数が
   

   

   の前記近似と乗じられた前記それぞれの変換係数に基づくように修正されない、請求項4に記載の方法。
7. ビデオデータを復号するための装置であって、
   前記ビデオデータを記憶するように構成されるメモリと、
   回路、ソフトウェア、またはこれらの組合せを使用して実装されるビデオデコーダとを備え、前記ビデオデコーダが、
   逆量子化プロセスを前記ビデオデータのコーディング単位(CU)の非正方形変換単位(TU)の変換係数に適用し、前記非正方形TUのサイズがK×Lであり、
   前記逆量子化プロセスを前記変換係数に適用した後で、((log ₂ (K) + log ₂ (L))が奇数であることに基づいて、前記逆量子化された変換係数の各々のそれぞれの逆量子化された変換係数が
   

   

   の近似で割られた前記それぞれの逆量子化された変換係数に基づくように、前記逆量子化された変換係数を修正し、
   逆変換を前記修正された逆量子化された変換係数に適用して残差ブロックを再構築し、
   予測ブロックのサンプルを前記CUの前記TUの前記残差ブロックの対応するサンプルに加算することによってコーディングブロックのサンプルを再構築する
   ように構成される、装置。
8. 前記ビデオデコーダが、前記逆変換を前記修正された逆量子化された変換係数に適用することの一部として、サイズがN×Nである変換を前記修正された逆量子化された変換係数に適用するように構成され、log₂(N*N) = ((log₂(K) + log₂(L)) >> 1) << 1)であり、((log₂(K) + log₂(L))が奇数である、請求項7に記載の装置。
9. 前記ビデオデコーダは、前記逆量子化プロセスを前記ビデオデータの第2のCUの第2の非正方形TUの変換係数に適用するように構成され、前記第2の非正方形TUのサイズがK ₂ ×L ₂ であり、
   ((log ₂ (K ₂ ) + log ₂ (L ₂ ))が偶数であるとき、前記ビデオデコーダは、前記第2の非正方形TUの前記逆量子化された変換係数が、前記第2の非正方形TUの前記逆量子化された変換係数の各々のそれぞれの逆量子化された変換係数が
   

   

   の前記近似で割られた前記それぞれの逆量子化された変換係数に基づくように修正しない、請求項7に記載の装置。
10. ビデオデータを符号化するための装置であって、
    前記ビデオデータを記憶するように構成されるメモリと、
    回路、ソフトウェア、またはこれらの組合せを使用して実装されるビデオエンコーダとを備え、前記ビデオエンコーダが、
    コーディング単位(CU)の非正方形変換単位(TU)の残差ブロックを、前記残差ブロックの各残差サンプルが前記CUのコーディングブロックの対応するサンプルと前記CUの予測単位(PU)の予測ブロックとの差を示すように生成し、前記非正方形TUのサイズがK×Lであり、
    変換を前記残差ブロックに適用して変換係数のブロックを生成し、
    変換係数の前記ブロックの各々のそれぞれの変換係数が
    

    

    の近似と乗じられた前記それぞれの逆量子化された変換係数に基づくように、((log ₂ (K) + log ₂ (L))が奇数であることに基づいて、前記変換係数を修正し、
    前記変換係数を修正した後で、量子化プロセスを前記CUの前記非正方形TUの前記修正された変換係数に適用し、
    前記ビデオデータの符号化された表現を備えるビットストリームに、前記量子化された変換係数に基づくデータを含める
    ように構成される、装置。
11. 前記ビデオエンコーダが、前記変換を前記残差ブロックに適用することの一部として、サイズがN×Nである変換を前記残差ブロックに適用するように構成され、log₂(N*N) = ((log₂(K) + log₂(L)) >> 1) << 1)であり、((log₂(K) + log₂(L))が奇数である、請求項10に記載の装置。
12. 前記ビデオエンコーダは、第2のCUの第2の非正方形TUの第2の残差ブロックを、前記第2の残差ブロックの各残差サンプルが前記第2のCUのコーディングブロックの対応するサンプルと前記第2のCUのPUの予測ブロックとの差を示すように生成するように構成され、前記第2の非正方形TUのサイズがK ₂ ×L ₂ であり、
    前記ビデオエンコーダは、前記変換を前記第2の残差ブロックに適用して変換係数の第2のブロックを生成するように構成され、((log ₂ (K ₂ ) + log ₂ (L ₂ ))が偶数であるとき、前記ビデオエンコーダは、変換係数のうちの前記第2のブロックの変換係数が、変換係数のうちの前記第2のブロックの変換係数の各々のそれぞれの変換係数が
    

    

    の前記近似と乗じられた前記それぞれの変換係数に基づくように修正しない、請求項10に記載の装置。
13. ビデオデータを復号するための装置であって、
    前記ビデオデータの符号化された表現を備えるビットストリームを受信するための手段と、
    逆量子化プロセスを前記ビデオデータのコーディング単位(CU)の非正方形変換単位(TU)の変換係数に適用するための手段であって、前記非正方形TUのサイズがK×Lである、手段と、
    前記逆量子化プロセスを前記変換係数に適用した後で、((log ₂ (K) + log ₂ (L))が奇数であることに基づいて、前記逆量子化された変換係数の各々のそれぞれの逆量子化された変換係数が
    

    

    の近似で割られた前記それぞれの逆量子化された変換係数に基づくように、前記逆量子化された変換係数を修正するための手段と、
    逆変換を前記修正された逆量子化された変換係数に適用して残差ブロックを再構築するための手段と、
    予測ブロックのサンプルを前記CUの前記TUの前記残差ブロックの対応するサンプルに加算することによってコーディングブロックのサンプルを再構築するための手段とを備える、装置。
14. 前記逆変換を前記修正された逆量子化された変換係数に適用するための前記手段が、サイズがN×Nである変換を前記修正された逆量子化された変換係数に適用するための手段を備え、log₂(N*N) = ((log₂(K) + log₂(L)) >> 1) << 1)であり、((log₂(K) + log₂(L))が奇数である、請求項13に記載の装置。
15. 前記逆量子化プロセスを前記ビデオデータの第2のCUの第2の非正方形TUの変換係数に適用するための手段であって、前記第2の非正方形TUのサイズがK ₂ ×L ₂ であり、
    ((log ₂ (K ₂ ) + log ₂ (L ₂ ))が偶数であるとき、前記第2の非正方形TUの前記逆量子化された変換係数が、前記第2の非正方形TUの前記逆量子化された変換係数の各々のそれぞれの逆量子化された変換係数が
    

    

    の前記近似で割られた前記それぞれの逆量子化された変換係数に基づくように修正されない、手段をさらに含む、請求項13に記載の装置。
16. ビデオデータを符号化するための装置であって、
    前記ビデオデータを受信するための手段と、
    コーディング単位(CU)の非正方形変換単位(TU)の残差ブロックを、前記残差ブロックの各残差サンプルが前記CUのコーディングブロックの対応するサンプルと前記CUの予測単位(PU)の予測ブロックとの差を示すように生成するための手段であって、前記非正方形TUのサイズがK×Lである、手段と、
    変換を前記残差ブロックに適用して変換係数のブロックを生成するための手段と、
    変換係数の前記ブロックの各々のそれぞれの変換係数が
    

    

    の近似と乗じられた前記それぞれの変換係数に基づくように、((log ₂ (K) + log ₂ (L))が奇数であることに基づいて、前記変換係数を修正するための手段と、
    前記変換係数を修正した後で、量子化プロセスを前記CUの前記非正方形TUの前記修正された変換係数に適用するための手段と、
    前記ビデオデータの符号化された表現を備えるビットストリームに、前記量子化された変換係数に基づくデータを含めるための手段とを備える、装置。
17. 前記変換を前記残差ブロックに適用するための前記手段が、サイズがN×Nである変換を前記残差ブロックに適用するための手段を備え、log₂(N*N) = ((log₂(K) + log₂(L)) >> 1) << 1)であり、((log₂(K) + log₂(L))が奇数である、請求項16に記載の装置。
18. 第2のCUの第2の非正方形TUの第2の残差ブロックを、前記第2の残差ブロックの各残差サンプルが前記第2のCUのコーディングブロックの対応するサンプルと前記第2のCUのPUの予測ブロックとの差を示すように生成するための手段であって、前記第2の非正方形TUのサイズがK ₂ ×L ₂ である、手段と、
    前記変換を前記第2の残差ブロックに適用して変換係数の第2のブロックを生成するための手段とを備え、
    ((log₂(K ₂ ) + log₂(L ₂ ))が偶数であるとき、変換係数のうちの前記第2のブロックの変換係数が、変換係数のうちの前記第2のブロックの変換係数の各々のそれぞれの変換係数が
    

    

    の前記近似と乗じられた前記それぞれの変換係数に基づくように修正されない、請求項16に記載の装置。
19. 命令を記憶した非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記命令が、実行されると、
    前記ビデオデータの符号化された表現を備えるビットストリームを受信し、
    逆量子化プロセスを前記ビデオデータのコーディング単位(CU)の非正方形変換単位(TU)の変換係数に適用し、前記非正方形TUのサイズがK×Lであり、
    前記逆量子化プロセスを前記変換係数に適用した後で、((log ₂ (K) + log ₂ (L))が奇数であることに基づいて、前記逆量子化された変換係数の各々のそれぞれの逆量子化された変換係数が
    

    

    の近似で割られた前記それぞれの逆量子化された変換係数に基づくように、前記逆量子化された変換係数を修正し、
    逆変換を前記修正された逆量子化された変換係数に適用して残差ブロックを再構築し、
    予測ブロックのサンプルを前記CUの前記TUの前記残差ブロックの対応するサンプルに加算することによってコーディングブロックのサンプルを再構築する
    ようにビデオデータを復号するための装置を構成する、非一時的なコンピュータ可読媒体。
20. 前記命令が、前記逆変換を前記修正された逆量子化された変換係数に適用することの一部として、サイズがN×Nである変換を前記修正された逆量子化された変換係数に適用するように前記装置を構成し、log₂(N*N) = ((log₂(K) + log₂(L)) >> 1) << 1)であり、((log₂(K) + log₂(L))が奇数である、請求項19に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
21. 前記命令が、前記逆量子化プロセスを前記ビデオデータの第2のCUの第2の非正方形TUの変換係数に適用するように前記装置を構成し、前記第2の非正方形TUのサイズがK ₂ ×L ₂ であり、
    前記命令が、実行されると、((log ₂ (K ₂ ) + log ₂ (L ₂ ))が偶数であるとき、前記第2の非正方形TUの前記逆量子化された変換係数が、前記第2の非正方形TUの前記逆量子化された変換係数の各々のそれぞれの逆量子化された変換係数が
    

    

    の前記近似で割られた前記それぞれの逆量子化された変換係数に基づくように修正されないように前記装置を構成する、請求項19に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
22. 命令を記憶した非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記命令が、実行されると、
    前記ビデオデータを受信し、
    コーディング単位(CU)の非正方形変換単位(TU)の残差ブロックを、前記残差ブロックの各残差サンプルが前記CUのコーディングブロックの対応するサンプルと前記CUの予測単位(PU)の予測ブロックとの差を示すように生成し、前記非正方形TUのサイズがK×Lであり、
    変換を前記残差ブロックに適用して変換係数のブロックを生成し、
    変換係数の前記ブロックの各々のそれぞれの変換係数が
    

    

    の近似と乗じられた前記それぞれの変換係数に基づくように、((log ₂ (K) + log ₂ (L))が奇数であることに基づいて、前記変換係数を修正し、
    前記変換係数を修正した後で、量子化プロセスを前記CUの前記非正方形TUの前記修正された変換係数に適用し、
    前記ビデオデータの符号化された表現を備えるビットストリームに、前記量子化された変換係数に基づくデータを含める
    ように、ビデオデータを符号化するための装置を構成する、非一時的なコンピュータ可読媒体。
23. 前記命令が、前記変換を前記残差ブロックに適用することの一部として、サイズがN×Nである変換を前記残差ブロックに適用するように前記装置を構成し、log₂(N*N) = ((log₂(K) + log₂(L)) >> 1) << 1)であり、((log₂(K) + log₂(L))が奇数である、請求項22に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
24. 前記命令が、実行されると、第2のCUの第2の非正方形TUの第2の残差ブロックを、前記第2の残差ブロックの各残差サンプルが前記第2のCUのコーディングブロックの対応するサンプルと前記第2のCUのPUの予測ブロックとの差を示すように生成し、前記第2の非正方形TUのサイズがK ₂ ×L ₂ であり、
    前記変換を前記第2の残差ブロックに適用して変換係数の第2のブロックを生成するように前記装置を構成し、
    前記命令が、実行されると、((log₂(K ₂ ) + log₂(L ₂ ))が偶数であるとき、変換係数のうちの前記第2のブロックの変換係数が、変換係数のうちの前記第2のブロックの変換係数の各々のそれぞれの変換係数が
    

    

    の前記近似と乗じられた前記それぞれの変換係数に基づくように修正されないように、前記装置を構成する、請求項22に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。