JP2016523356A - 熱流束を測定するための方法及びシステム - Google Patents

熱流束を測定するための方法及びシステム Download PDF

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Abstract

熱流束センサを備える測定ウエハは、基板と、基板の一部に熱的に連結されるカバーと、基板とカバーとの間で形成されるセンサキャビティと、センサキャビティの少なくとも一部内に配置される熱障壁と、基板に熱的に連結され、かつ熱障壁の一部によってカバーから断熱される底部温度センサと、カバーに熱的に連結され、かつ熱障壁の追加部分によって基板から断熱される上部温度センサとを含み、底部温度センサと上部温度センサとの間の温度差は、センサキャビティに近接する基板及びカバーを通過する熱流束に関連する。

Description

本発明は一般に、熱流束検出に関し、より具体的には、薄型形状因子を有する基板に埋め込まれた1つ以上の熱流束センサの使用における熱流束検出に関する。
半導体デバイス処理環境内の方法条件における許容範囲が狭まり続けているため、システムを監視する方法条件の改善を求める要求が増加し続けている。処理システム(例えば、プラズマ処理システム)内の熱流束は、そのような条件のものである。以前の熱流束センサシステムは、(例えば、熱エネルギー流の方向に)互いから既知の距離に置かれる材料内に埋め込まれる温度センサを含む。追加の設計は、薄型パッケージ内の接地キャビティ内に置かれる個別の温度センサを含む。それらのキャビティは、外部熱流束が適用されたときに、異なる熱抵抗を有してキャビティ内のセンサ間に温度差が存在するように設計される。熱流束を測定するための追加のアプローチは、較正された熱電対列(熱電対の配列)を基板材料上もしくは基板材料内で使用することと、適用された既知の熱流束に関連して、熱電対列電圧出力を較正することと、を含む。
米国特許第6325536号 米国特許出願公開第2012/0203495号
薄型プロファイルである熱伝導率が高い基板内で以前の方法を実装することは困難である。典型的には、埋め込まれた熱流束センサは、熱エネルギー流に平行する方向で温度差を測定する。非常に薄いウエハ形状因子では、熱エネルギー流の方向は軸方向であり、温度センサを適切な軸方向に置くことは困難である。その上、基板の高い熱伝導率によって、典型的に、測定が困難であり得る温度差がもたらされる。さらに、熱電対列は、熱電対列にわたる熱流束に比例する電圧を出力する。いくつかの例では、この電圧は、電子測定システムによる測定に関する適切な範囲から外れてもよい。したがって、上述のような欠点を矯正するためのシステム及び方法を提供することが望ましい。
本発明の例示的な実施形態に従って、測定ウエハ熱流束センサを開示する。一実施形態では、測定ウエハ熱流束センサは、基板と、前記基板の一部に熱的に連結されるカバーと、前記基板と前記カバーとの間で形成されるセンサキャビティと、前記センサキャビティの少なくとも一部内に配置される熱障壁と、前記基板に熱的に連結され、かつ前記熱障壁の一部によって前記カバーから断熱される底部温度センサと、前記カバーに熱的に連結され、かつ前記熱障壁の追加部分によって前記基板から断熱される上部温度センサとを含み得る。別の実施形態では、前記底部温度センサと前記上部温度センサとの間の温度差は、前記センサキャビティに近接する前記基板及びカバーを通過する熱流束に関連する。
本発明の例示的な実施形態に従って、熱流束検知システムを開示する。一実施形態では、本熱流束検知システムは、測定ウエハ熱流束センサを含んでもよい。別の実施形態では、本測定ウエハ熱流束センサは、基板と、基板の一部に熱的に連結されるカバーと、基板とカバーとの間で形成されるセンサキャビティと、センサキャビティの少なくとも一部内に配置される熱障壁と、基板に熱的に連結され、かつ熱障壁の一部によってカバーから断熱される底部温度センサと、カバーに熱的に連結され、かつ熱障壁の追加部分によって基板から断熱される上部温度センサとを含んでよく、底部温度センサと上部温度センサとの間の温度差は、センサキャビティに近接する基板及びカバーを通過する熱流束に関連する。別の実施形態では、本熱流束検知システムは、測定ウエハ熱流束センサに通信可能に連結されたコントローラを含んでよく、そのコントローラは、プログラム命令のセットを実行するように構成される1つ以上のプロセッサを含む。別の実施形態では、本プログラム命令のセットは、1つ以上のプロセッサに、底部温度センサ及び上部温度センサからの温度測定値を受け取らせ、上部温度センサと底部温度センサとの間の差温を決定させ、かつ、底部温度センサと上部温度センサとの間の差温に基づいて、センサキャビティに近接する基板及びカバーを通過する熱流束を決定させるように構成される。
本発明の例示的な実施形態に従って、測定ウエハを用いて熱流束を測定するための方法を開示する。一実施形態では、本方法は、基板に熱的に連結され、かつ熱障壁の一部によってカバーから断熱される少なくとも底部温度センサと、カバーに熱的に連結され、かつ熱障壁の追加部分によって基板から断熱される少なくとも上部温度センサとを含む測定ウエハ熱流束センサを提供することであって、底部温度センサ及び上部温度センサが、測定ウエハ熱流束センサのセンサキャビティ内に配置される、提供することと、測定ウエハ熱流束センサの底部温度センサ及び上部温度センサからの温度測定値を得ることと、上部温度センサと底部温度センサとの間の差温を決定することと、底部温度センサと上部温度センサとの間の差温に基づいて、センサキャビティに近接する基板及びカバーを通過する熱流束を決定することと、を含んでもよい。
上述の概要及び以下の詳細な説明はいずれも例示的かつ説明的なものにすぎず、特許請求される本発明を必ずしも限定するものではないことが理解されよう。添付の図面は、明細書の一部に組み込まれて明細書の一部を構成するが、本発明の実施形態を示し、かつ概要とともに本発明の原理を説明するように機能するものである。
当業者は添付の図面を参照することで、本開示の多くの利点を理解することができる。
本発明の一実施形態に従う、熱流束を検出かつ定量化するために使用される、2つの埋め込まれた温度センサを含む測定ウエハ熱流束センサのブロック概略図である。 本発明の一実施形態に従う、熱流束を検出かつ定量化するために使用される、2つの埋め込まれた温度センサを含む測定ウエハ熱流束センサの上面図である。 本発明の一実施形態に従う、熱流束を検出かつ定量化するために使用される、2つの埋め込まれた温度センサを含む測定ウエハ熱流束センサの断面図である。 本発明の一実施形態に従う、熱流束を検出かつ定量化するために使用される、2つの埋め込まれた温度センサを含む測定ウエハ熱流束センサの分解図である。 本発明の代替の実施形態に従う、熱流束を検出かつ定量化するために使用される、2つの埋め込まれた温度センサを含む測定ウエハ熱流束センサの上面図である。 本発明の代替の実施形態に従う、熱流束ブリッジセンサの代替の設計の断面図である。 本発明の代替の実施形態に従う、二重レベルの熱流束センサの代替の設計の断面図である。 本発明の一実施形態に従う、測定ウエハを用いて熱流速を測定するための方法を示す方法フロー図である。 本発明の一実施形態に従う、詳細な較正ステップを有し、かつ熱流束較正に対応する温度センサの誤差を対象とするフローチャートである。 本発明の一実施形態に従う、較正、測定、及びデータダンプ出力ステップを示す、熱流束システムの動作を示すフローチャートである。
これより、開示される主題に対して詳細な参照を行うが、その開示される主題は添付の図面に示す。
一般に図1A〜6を参照すると、1つ以上の埋め込まれたセンサを用いて熱流束を測定するためのシステム及び方法は、本開示に従って記載されている。
本発明の実施形態は、基板内に形成される複数の熱流束センサを対象としてもよく、プラズマ処理環境内で熱流束センサシステムによって実行される分散された熱流束測定を可能にする。熱流束の測定に関連する問題の1つに、ケイ素等の熱伝導率が比較的高い材料の熱流束の測定が含まれることに、本明細書中で留意されたい。本発明の実施形態は、薄型形状因子である熱伝導率が高い基板内に埋め込まれた、1つ以上の熱流束センサ(例えば、温度センサのペア)を含む熱流束センサシステムを対象としてもよい。本発明の実施形態は、熱流束センサの2つ以上の温度センサが、熱エネルギー流束の方向に対して垂直である、同じ平面内に配列される構成をさらに対象としてもよい。本発明の実施形態は、標準的なウエハ処理寸法(例えば、100〜450mm)に適合する一方、(例えば、厚さ0.5〜1.5mmの)密封されたユニット内に統合される熱流束センサシステムをさらに対象としてもよい。本開示の実施形態は、断熱されたセンサキャビティを実装して測定された差温を上昇させ、それによって、熱流束測定の感度を上昇させることができる。さらに、測定ウエハ上の複数の熱流束センサの実装例(例えば、基板及びカバー)によって、測定ウエハまたは基板の熱流束測定結果を収集し、続いて、それをダウンロードすることが可能になる。本開示の測定ウエハは、湿気、高エネルギーRF、高温、熱流束、または任意の他の熱流束源(例えば、放射物)等であるが、それらに限定されない様々な条件に暴露することを可能にするために完全に密封し得ることに、さらに留意されたい。
典型的には、定常状態条件下で空間距離を超えて置かれる温度センサを使用して、熱流束が測定される。次いで、熱流束を算出するために、Fourierの熱伝導の法則が使用される。
q=−kAdT/dx
qが熱流束である場合、kは既知の材料熱伝導率であり、Aは伝導下の領域であり、dT/dxは、定常状態熱流束条件下の均一材料内の温度勾配である。
さらに、予想可能かつ使用に従った様式で熱流束に応答するセンサを利用して、熱流束を測定することができる。これに関連して、センサを介して既知の熱流束を入力して様々な流束レベルでのセンサ応答を記録することによって、1つ以上のセンサを較正することができる。
基板に埋め込まれた1つ以上の熱流束センサを使用した熱流束の測定は、一般に、2011年2月3日に出願された、Mei Sun et al.の米国特許出願第13/020,770号に記載されており、その全体が参照によって本明細書中組み込まれている。
図1Aは、本発明の実施形態に従う、2つ以上の埋め込まれた温度センサを使用して熱流束を測定するための、システム100のブロック概略図を示す。一実施形態では、システム100は、測定ウエハ熱流束センサ101を含む。一実施形態では、図1Aに示されるように、測定ウエハ熱流束センサ101は、測定ウエハ構造内に配置された熱流束センサ(例えば、温度センサのペア)を含む。別の実施形態では、測定ウエハ熱流束センサ101は、基板102(例えば、基板ウエハ)を含んでもよい。例えば、基板102は、半導体基板及びガラス基板等を含み得るが、それらに限定されない。
一実施形態では、基板ウエハ102は、センサキャビティ116を含む。図1Aに示されるように、例えば、センサキャビティ116は、第1のセンサ108(すなわち、「上部」温度センサ)、及び第2のセンサ110(すなわち、「底部」温度センサ)を収容するのに好適な陥凹部分を含むことができる。当該業界で知られる任意のウエハ処理手順によって、センサキャビティ116を形成することができる。例えば、センサキャビティ116を形成するために使用される方法には、機械的研磨方法、エッチング方法、またはレーザー加工方法が含まれ得るが、それらに限定されない。
別の実施形態では、上部センサ108及び底部センサ110は、センサキャビティ116内に配置される温度センサであり、上部センサ108と底部センサ110との間の温度差(すなわち、差温)を測定するのに好適なものである。
別の実施形態では、測定ウエハ101は、カバー114(例えば、カバーウエハ)を含んでもよい。例えば、カバー114は基板102の上部表面に取り付け可能である。
別の実施形態では、熱障壁材料104は、熱障壁材料104のための取り付け表面として機能するウエハ基板102の一部上に配置される。一実施形態では、底部温度センサ110は基板102に熱的に連結され、かつ、熱障壁106の一部によって、カバー114から断熱される。別の実施形態では、上部温度センサ108はカバー114に熱的に連結され、かつ熱障壁104の追加部分によって、基板102から断熱される。これに関連して、上部温度センサ108は基板102から断熱され、かつカバー114への熱伝導率が高い接続(図示せず)を有するため、上部温度センサ108の温度を読み出すことで、カバー114の局部温度が概算される。同様に、底部センサ110はカバー114から断熱され、かつ基板102への熱伝導率が高い接続(図示せず)を有するため、底部温度センサ110の温度を読み出すことで、基板102の局部温度が概算される。
用語「上部」及び「底部」の使用は、単に記述的利便性のためにもたらされるものであり、限定的なものとして解釈されるべきではないが、これは、本明細書中では通常、温度センサ108及び110を、代替として、「第1の」ならびに「第2の」温度センサと記述的に称し得るためであることに、本明細書中で留意されたい。本開示の目的のために、2つ以上の温度センサ(例えば、上部温度センサ108及び底部温度センサ110)を所与のセンサキャビティ116内に配列したものを、本明細書中で「熱流束センサ」と称し得ることに、さらに留意されたい。
熱障壁材料104は、当該業界で知られる任意の好適な断熱材料を含み得ることに、本明細書中で留意されたい。例えば、熱障壁材料104は、断熱プレートを含むことができるが、それに限定されない。別の実施例によって、熱障壁材料104は断熱フィルム(例えば、ポリイミドフィルム)を含むことができるが、それに限定されない。
底部温度センサ110と上部温度センサ108との間の温度差は、センサキャビティ116に近接する基板102及びカバー114を通過する熱流束に関連することに、本明細書中で留意されたい。一実施形態では、測定ウエハ熱流束センサ101は、熱エネルギー流の方向に対して、もしくは熱流束132に対して垂直に設置される、上部温度センサ108及び底部温度センサ110の両方からの温度測定値を利用することができる。
一実施形態では、上部センサ108の上部が熱障壁材料104の上部と同じ平面上に実質的に位置付けられるように、上部センサ108を、材料の下方に傾斜した延長部106上に設置することができる。例えば、熱障壁の部分(例えば、タブ106)が上部温度センサ108の下を通過する一方で、熱障壁104の追加部分が底部温度センサ110上に位置付けられるように、熱障壁材料104を構造化もしくは切断することができる。
一実施形態では、熱障壁104は、基板102の様々な位置に適合するために、複数の形状からなり得る。熱障壁104は、当該業界で知られる任意の好適な形状を有してもよい。例えば、熱障壁104は、円形、矩形、三角形、及び楕円形等のうちの1つ以上として形成され得る。
熱障壁104はウエハ101の上部と底部との間の温度差を拡大するように作動することに、本明細書中で留意されたい。一実施形態では、得られた温度差は熱障壁材料104の領域にほぼ比例する。別の実施形態では、その温度差は、カバー114の厚さにほぼ直接的に比例する。より薄いカバー114によって、より大きな熱抵抗値をもたらすことができ、その熱抵抗値付近で、熱エネルギーは循環する必要があり、次いで、その熱エネルギーによって、より厚いカバー114よりも大きい温度差がもたらされることに、本明細書中で留意されたい。したがって、上部温度センサ108と底部温度センサ110との間の温度差応答を制御するために、カバー114の厚さを調整することができる。
一実施形態では、測定ウエハ熱流束センサ101は、プラズマ処理チャンバで処理される一方で、基板102を垂直に通過する、作用する熱流束を測定することができる。例えば、プラズマ処理チャンバ(図示せず)は、約≦0.1W/cm〜≧10KW/cmの無線周波数(RF)電力レベルで動作することができる。ウエハに作用する熱流束の予測される範囲は、約0.1W/cm〜10W/cmの範囲であり得る。測定ウエハは、単一の熱流束センサ(すなわち、温度センサの単一ペア)、または複数の熱流束センサ(すなわち、温度センサの複数のペア)を含み得ることに、さらに留意されたい。測定ウエハ101が複数の熱流束センサを含む場合は、それらのセンサを、個別のセンサキャビティ内の基板102(または単一のキャビティ内の複数のセンサ)に対して分配することができる。
別の実施形態では、基板102内の温度センサを熱エネルギー流132の方向に対して垂直に置いた結果、測定ウエハ熱流束センサ101は薄型形状因子パッケージ内に適合することができる。プラズマ処理チャンバ内の様々な加熱条件(例えば、RF加熱条件)に起因するウエハ101を通過する熱流束に関する洞察をもたらすために、センサウエハ101は、半導体産業内で、典型的にはプラズマ処理チャンバ内で使用されるウエハを模倣して設計されることに、本明細書中で留意されたい。
別の実施形態では、システム100はコントローラ113を含む。一実施形態では、コントローラ113は、測定ウエハ熱センサ101に通信可能に連結される。一実施形態では、コントローラ113は、1つ以上のプロセッサ(図示せず)を含む。別の実施形態では、1つ以上のプロセッサに、本開示中に記載される様々なステップのうちの1つ以上を実行させるように構成されるプログラム命令のセットを実行するように、1つ以上のプロセッサが構成される。別の実施形態では、コントローラ113は、プログラム命令を記憶するための持続性媒体(例えば、メモリ媒体)を含むことができる。一実施形態では、コントローラ113は、底部温度センサ110及び上部温度センサ108からの温度測定値を受け取ることができる。別の実施形態では、コントローラ113は、上部温度センサ108と底部温度センサ110との間の差温を決定することができる。別の実施形態では、コントローラ113は、底部温度センサ110と上部温度センサ108との間の差温に基づいて、センサキャビティ116に近接する基板102及びカバー114を通過する熱流束を決定することができる。別の実施形態では、コントローラ113は、測定ウエハ熱流束センサ101に対する熱流束較正を実行することができ、それによって、既知の熱流束がセンサ101に適用されて、得られた温度差が記録される。
別の実施形態では、コントローラ113は、1つ以上の熱流束較正係数を差温に適用して、センサキャビティ116に近接する基板102及びカバー114を通過する熱流束を決定することができる。
本開示では、用語「プロセッサ」は、1つ以上のプロセッサを有する任意のデバイス、またはメモリ媒体からの命令を実行する論理要素を包含するために、広範に定義され得る。この場合、コントローラ113の1つ以上のプロセッサは、ソフトウェアアルゴリズム及び/または命令を実行するように構成される、任意のマイクロプロセッサ型デバイスを含むことができる。一実施形態では、1つ以上のプロセッサを、測定ウエハ熱流束センサ101の外側に位置付ける。一実施形態では、1つ以上のプロセッサは、本開示中に記載されるシステム100を動作させるように構成されるプログラムを実行するよう構成される、デスクトップコンピュータまたは他のコンピュータシステム(例えば、ネットワーク化されたコンピュータ)からなり得る。本開示中に記載のステップは、単一のコンピュータシステム、または代替として、複数のコンピュータシステムによって実行可能であることを認識されたい。別の実施形態では、コントローラ113の1つ以上のプロセッサは、測定ウエハ熱流束センサ101にオンボードで存在することができる。これに関連して、上部センサ108ならびに底部センサ110を用いて得た温度データは、測定ウエハ熱流束センサ101にオンボードで配置されるメモリ媒体内に記憶することができる。さらに、コントローラ113の1つ以上の搭載されたプロセッサは、オンボードメモリから温度データを読み出し、かつ本開示中に記載される様々な処理ステップのうちのいずれか1つを実行することができる。メモリ媒体は、リードオンリーメモリ、ランダムアクセスメモリ、磁気もしくは光ディスク、半導体ドライブ、フラッシュ、EPROM、EEPROM、及び磁気テープ等を含むことができる。別の実施形態では、コントローラ113は、「システムオンチップ」からなり得る。これに関連して、コントローラ113は、複数の組み合わされた通常処理構成要素を含むことができる。例えば、システムオンチップは、内部クロック、プロセッサ、及びシステム100を動作させるのに必要な処理条件ならびに他の命令を記憶するためのフラッシュメモリセルを含むことができるが、それらに限定されない。
一実施形態では、コントローラ113と測定ウエハ熱センサ101との間の通信可能な連結は、1つ以上のセンサ回路を介して確立することができる(図1D参照)。一実施形態では、1つ以上のセンサ回路は、上部温度センサ108と底部温度センサ110との間の1つ以上の電気トレース、及びコントローラ113のプロセッサを含むことができる。一実施形態では、1つ以上のセンサ回路は、熱障壁104内で形成されるフレキシブル回路を含むことができる。例えば、フレキシブルプリント回路は、熱障壁104上/内で形成することができる。例えば、フレキシブルプリント回路は、ポリイミド等の任意の好適な可撓性材料を含むことができ、かつアルミニウムもしくは銅等の任意の好適な導電性材料を含むことができる。
別の実施形態では、複数の構成要素を一体化して、測定ウエハ熱流束センサ101を形成することができる。一実施形態では、(本明細書中に記載の差温センサから構成される)複数の個別の熱流束センサを、センサ101の基板102またはカバー114に対して分配することができる。これに関連して、測定ウエハ熱流束センサ102の構成される個別の熱センサは、基板102の表面にわたる様々な処理条件で、勾配を検出することができる。
一実施形態では、コントローラ113は、基板102またはカバー104のうちの少なくとも1つの一部上に設置することができる。これに関連して、コントローラ113は、測定ウエハ101に、「オンボード」で設置することができる。別の実施形態では、本明細書中でさらに考察される1つ以上のセンサ回路は、上部温度センサ108と、底部温度センサ110と、オンボードコントローラ113(例えば、コントローラのプロセッサ)との間の通信連結を確立することができる。
別の実施形態では、コントローラ113を、基板102またはカバー114に対して遠隔な位置に設置することができる。これに関連して、コントローラ113を「オフボード」で測定ウエハ101に設置する。別の実施形態では、本明細書中でさらに考察される1つ以上のセンサ回路は、上部温度センサ108と、底部温度センサ110と、オフボードコントローラ113(例えば、コントローラのプロセッサ)との間の通信連結を確立することができる。
一実施形態では、測定ウエハ熱流束センサ101は、プラズマ処理チャンバ内の条件値を測定するように設計されたシステム検知パッケージ内で利用することができる。これに関連して、基板102の表面上の入射熱流束は、半導体業界で利用されるプラズマチャンバによってもたらされる。例えば、測定ウエハ熱流束センサ101は、基板102にわたる様々な位置に設置される、複数の個別の熱流束センサ(例えば、温度センサの複数のペア)を含むことができる。次いで、得られた熱流束センサ応答を、センサ101上のコントローラ113とメモリとの組み合わせによって記憶することができるか、または有線もしくは無線伝送を介してオフウエハデータ取得システムにリアルタイムで伝送することができる。
図1B及び1Cは、本発明の実施形態に従う、測定ウエハ熱流束センサ101の概略図を示す。図1Bは、本発明の実施形態に従う、(カバー114を取り除いた)測定ウエハ熱流束センサ101の上面図を示す。図1Cは、本発明の実施形態に従う、測定ウエハ熱流束センサ101の横断面図を示す。図1B及び1Cに示されるように、2つ以上の温度センサ108及び110は、基板102内に埋め込まれる。一実施形態では、基板102は、熱障壁材料104に対するマウントとして再び機能する。別の実施形態では、熱障壁材料104は、熱障壁材料のタブ106が上部温度センサ108の下を通過するように切断される。例えば、図1Bに示されるように、タブ106は、円形及び矩形を含む複合形状からなり得る。図1Bに与えられるタブの形状は限定的なものではなく、単に例示を目的として与えられることに留意されたい。図1Cに示されるように、残りの熱障壁材料104は、底部温度センサ110上に存在し得る。
一実施形態では、図1B及び1Cに示されるように、センサキャビティ116は、実質的に切頂円錐形状を有し得る。図1B及び1Cに示される形状は限定的なものではなく、単に例示を目的として与えられることに、本明細書中で留意されたい。センサキャビティは、当該業界で知られる任意の形状を呈することができる。例えば、センサキャビティ116は、切頂円錐曲線、立方体、円柱(例えば、浅い円柱)、角柱(例えば、三角柱ならびに六角柱等)、及び同様の形状を含む形状を含み得るが、それらに限定されない。
別の実施形態では、上部温度センサ108は、はんだバンプ118を介して熱障壁104に接続することができる。別の実施形態では、底部温度センサ110は、はんだバンプ120を介して熱障壁104に接続することができる。別の実施形態では、上部温度センサ108は、はんだバンプ118を介して1つ以上のセンサ回路(例えば、電気トレース)に接続することができる。別の実施形態では、底部温度センサ110は、はんだバンプ120を介して1つ以上のセンサ回路に接続することができる。他の実施形態では、上部温度センサ108及び/または底部温度センサ110は、当該業界で知られる任意の接着技術を用いて、熱障壁104及び/または1つ以上のセンサ回路に連結することができる。例えば、上部温度センサ108及び/または底部温度センサ110は、バンプ、ワイヤボンディング、または他のダイ接着技術を用いて、熱障壁104及び/または1つ以上のセンサ回路に連結することができる。
図1Dは、本発明の実施形態に従う、測定ウエハ熱流束センサ101のアセンブリ図を示す。
一実施形態では、熱障壁104は、単一もしくは多層フィルムもしくはプレートを含み得る。例えば、熱障壁104は、フレキシブル回路(例えば、両面ポリイミドフレックス回路)を含み得るが、それに限定されない。これに関連して、図1Dに記載される熱障壁104は、熱障壁材料及びフレキシブルプリント回路の両方として作動し、それによって、入力熱流束132に起因して、上部ウエハカバー114と基板102の材料の底部との間の温度差が生じる。
別の実施形態では、熱障壁104がスルーホール接続部124を含むことによって、底部温度センサ110に接続する電力ならびに信号線が、上部温度センサ108に対する電気接続部として、同じ表面上にルートするのを可能にするが、スルーホール接続部124を含むことは必須ではない。
別の実施形態では、上部温度センサ108及び底部温度センサ110を、熱障壁104上の関連付けられる取り付けタブに接続した(例えば、はんだ付けした)後に、カバー114及び基板102に対して熱接続を行うことができる。一実施形態では、上部熱接続部126は、上部温度センサ108をカバー114に熱的に接続するように機能する。別の実施形態では、底部熱接続部128は、底部温度センサ110を、センサキャビティ116の底部の基板102に接続するように機能する。熱流束センサ101内の熱接続部は、当該業界で知られる任意の熱伝導性が高い材料によって形成可能であることを、本明細書中で認識されたい。
本発明の熱センサ108ならびに110は、当該業界で知られる任意の熱センサを含み得ることに、本明細書中で留意されたい。例えば、熱センサ108ならびに110は、表面実装型デバイス(SMD)熱センサを含み得るが、それに限定されない。図1Dに示されるトレース130は、上部温度センサ108及び底部温度センサ110に対する別個の電力及び電気信号線を示すが、これは、限定的なものとして解釈されるべきではないことに、さらに留意されたい。センサ108ならびに110は、共通の電力を有する単一の出力差温信号をもたらすように接続可能であることを、本明細書中で認識されたい。
図2は、本発明の代替の実施形態に従う、丸みを帯びた長方形のセンサキャビティ202を有する、測定ウエハ熱流束センサ101の上面図を示す。一実施形態では、上部センサ108及び底部センサ110を、長方形に成形される熱障壁204に連結する。別の実施形態では、長方形に成形される熱障壁204は、センサキャビティ202の陥凹部分内に置かれる。図2のセンサキャビティ202及び熱障壁204は限定的なものとして解釈されるべきではないが、単に例示を目的として与えられるものであることに、本明細書中で留意されたい。熱流束センサ101のセンサキャビティ及び熱障壁は、当該業界で知られる任意の形状を呈し得ることに、再度留意されたい。本明細書中の上述の構成要素及び実施形態は、図2に示される長方形のセンサキャビティ202及び長方形の熱障壁204にまで及ぶものとして解釈されるべきであることに、さらに留意されたい。
本明細書中の上述の図1A〜図2の熱流束センサ101は、単一の熱障壁上に設置される2つの温度センサを使用するが、これは本発明を限定するものではないことを認識されたい。代替の一実施形態では、温度センサを、別個の熱障壁材料104上に取り付けることができる。別の実施形態では、測定ウエハ熱流束センサ101は、2つを超える温度センサを含むことができ、かつそれらを利用することができる。したがって、本発明は、本明細書中の上述の上部温度センサ108及び底部温度センサ110に限定されるものではない。
図3Aは、本発明の代替の実施形態に従う、熱流束ブリッジセンサ300の横断面図を示す。一実施形態では、基板302は、センサキャビティ306を収容するカバー304を備えるデバイスの底部上に位置付けられる。別の実施形態では、第1のセンサ308はセンサキャビティ306の中央付近に設置され、第2のセンサ310はセンサキャビティ306の外周付近に設置される。別の実施形態では、両方のセンサは、はんだバンプ314によってフレキシブルプリント回路312に取り付けられ(しかし、これは必須要件ではない)、かつ熱接続部316を介してカバー304に熱的に接続される。別の実施形態では、熱流束132によって、センサキャビティ306の熱流束132に対する熱伝導率が低下するため、カバー304にわたって差温が発生し、その差温は基板302の表面全体にわたって広がる。
図3Bは、本発明の代替の実施形態に従う、二重レベルの熱流束センサ320の横断面図を示す。一実施形態では、カバー324は上方部センサキャビティ322を含み、基板328は下部センサキャビティ326を含む。別の実施形態では、上方部温度センサ330は上方部センサキャビティ322内に取り付けられ、下部温度センサ332は下部センサキャビティ326内に取り付けられる。別の実施形態では、はんだバンプを介して、フレキシブルプリント回路334ならびに336に対して、電気接続を行うことができる(しかし、これは必須要件ではない)。別の実施形態では、熱接続部338ならびに340は、カバー324ならびに基板328のそれぞれに対して形成される。
図4は、測定ウエハを用いて熱流束を測定するための方法400で実施されるステップを示すフロー図である。本明細中の上述のシステムとの関連で本明細書中の上述の実施形態ならびに実現技術は、方法400に及ぶものとして解釈されるべきであることに、出願人は留意する。しかしながら、方法400は、本明細書中の上述のシステムの設計に限定されるものではないことに、さらに留意されたい。
第1のステップ402では、測定ウエハ熱流束センサ101を提供する。一実施形態では、測定ウエハ熱流束センサ101は、基板102に熱的に連結され、かつ熱障壁104の一部によってカバーから断熱される底部温度センサ110を少なくとも含む。別の実施形態では、測定ウエハ熱流束センサ102は、少なくともカバー114に熱的に連結され、かつ熱障壁104の追加部分によって基板102から断熱される上部温度センサ108を少なくとも含む。別の実施形態では、底部温度センサ110及び上部温度センサ108は、測定ウエハ熱流束センサ101のセンサキャビティ116内に配置される。
第2のステップ404では、測定ウエハ熱流束センサ101の底部温度センサ110及び上部温度センサ108から、温度測定値を得る。例えば、コントローラ113は、測定ウエハ熱流束センサ101の底部温度センサ110及び上部温度センサ108から温度測定値を得ることができる。
第3のステップ406では、上部温度センサ108と底部温度センサ110との間の差温を決定する。一実施形態では、上部温度センサ108及び底部温度センサ110からの測定結果を利用して、差温を決定する。例えば、コントローラ113は、上部温度センサ108及び底部温度センサ110からの測定結果に基づいて、差温を算出することができる。
第4のステップ408では、センサキャビティ116に近接する基板102及びカバー114を通過する熱流束は、底部温度センサ110と上部温度センサ108との間の差温に基づいて決定される。例えば、コントローラ113は、底部温度センサ110と上部温度センサ108との間の差温に基づいて、熱流束を算出することができる。
別の実施形態では、方法400は、1つ以上の熱流束較正係数を決定するステップをさらに含み得る。別の実施形態では、方法400は、上部温度センサ及び底部温度センサを熱較正範囲内で等温的に較正して、測定ウエハ熱流束センサのための1つ以上のセンサ較正値を形成することをさらに含み得る。別の実施形態では、方法400は、1つ以上のセンサ較正値を、底部温度センサ及び上部温度センサから検出される温度に適用して、1つ以上の熱流束較正係数を形成することを含み得る。別の実施形態では、方法400は、1つ以上の熱流束較正係数を差温に適用して、センサキャビティに近接する基板及びカバーを通過する熱流束を決定することを含み得る。
図5は、本発明の一実施形態に従う、測定ウエハ熱流束センサの較正手順におけるステップを示す、フローチャート500を示す。フローチャート500のステップは、限定的なものとして解釈されるべきではなく、単に例示を目的として提供されるものであることに、本明細書中で留意されたい。
一実施形態では、本方法は、較正ステップ504の群を用いて502を開始する。一実施形態では、本方法は、上部温度センサ(例えば、センサ108等)の全て、及び底部温度センサ(例えば、センサ110等)の全ての等温較正506を含む。本明細書中の上述の測定ウエハ熱流束センサ101を等温チャンバ内に置き、かつ各等温チャンバ温度設定での較正温度を記録することによって本ステップを実現し得ることに、本明細書中で留意されたい。他の実施形態では、熱流束を全基板表面にわたって適用することによって、全てのセンサを同時に較正することができる。
別の実施形態では、全ての温度センサを温度較正するとすぐに、全ての熱流束センサ(例えば、温度センサのペア)のためのステップ508で、熱流束を較正することができる。熱流束を模擬かつ試験することができ、それによって、入力較正流束に対する測定された熱流束較正係数がもたらされる好適な試験チャンバ内で、熱流束較正を実行可能であることに、本明細書中で留意されたい。
熱流束センサ101内の全ての熱流束測定値は差温測定値を利用するので、熱流束をより正確に測定するために使用される差分較正係数内に、較正された温度オフセット値を合わせ得ることにさらに留意されたい。
別の実施形態では、様々な温度センサ較正温度オフセット値をルックアップテーブル形式で記録することができ、それにより、データ測定値を改善するために、様々な種類の補間及びスプライン等のためのデータが提供される。
別の実施形態では、測定ウエハ熱流束センサ101が温度較正測定及び熱流束較正係数で較正されるとすぐに、実際の熱流束を測定するために、測定セクション510内で修正を実施することができる。
i番目の熱流束センサを(ステップ512で)1に設定して開始することによって、上部及び底部センサ温度Ti上部及びTi底部がステップ514で測定される。別の実施形態では、i番目の熱流束センサに対する較正された温度オフセット値を使用して、センサに対するT較正 上部 及びT較正 下部 を算出することができる。別の実施形態では、ステップ516では、それらの較正された測定値をその後減算して、以下のものによって付与される較正された差温を形成する。
ΔTi=(Ti上部−Ti底部)|較正=T較正 上部 −T較正 底部
別の実施形態では、i番目の熱流束センサの領域qを通過する熱流束の算出は、熱流束較正係数kを較正された差温ΔT×q=kΔTに適用することによって行われる。一実施形態では、熱流束較正係数kは、単純な係数となるように示される。追加の実施形態では、較正係数は、実際に、さらなる複雑性を含んで、多項式係数、及びガウシアン補間点等のうちの1つ以上を組み込むことができる。別の実施形態では、較正係数kは、温度依存性であってよい。
別の実施形態では、i番目の熱流束センサの領域qを通過する熱流束を算出した後に、試験518を行い、i番目の熱流束センサが、Nセンサセットの最新のセンサであるか否かを確認する。熱流束センサが最新のセンサではない場合は、i番目の熱流束センサの値が520で増加され、次のセンサが測定される。i番目の熱流束センサが実際に、Nセンサセットの最新のセンサである場合は、次いで別の試験522を行い、熱流束測定の別のセットを行うべきか否かを判定する。熱流束測定の別のセットを行う場合は、次いで、はいの分岐524を選び、測定の別のセットを選ぶために戻る。測定を完了する場合は、いいえの分岐526を選んで、測定方法を528で終了させる。
以上の方法では、温度較正係数ならびに熱流束較正係数の逐次使用について考察された。それらの方法を組み合わせて、T 上部及びT 底部の入力温度を関連付ける単一の関数を使用して、i番目の熱流束センサのための較正された出力熱流束を算出できるようにすることを、本明細書中で認識されたい。
図6は、本発明の一実施形態に従う、測定ウエハ熱流束センサ101の動作ステップを示す、フローチャート600を示す。フローチャート600のステップは限定的なものとして解釈されるべきではなく、単に例示を目的として提供されるものであることに、本明細書中で留意されたい。
一実施形態では、較正ステップ602を実施する。例えば、較正ステップ602は、上述の方法500で実施される較正ステップのうちの1つ以上を含むことができるが、それらに限定されない。ステップ602では、様々な温度及び熱流束較正係数を収集する。別の実施形態では、較正ステップ602の後で、測定ウエハ熱流束センサ101の個別の熱流束センサ(例えば、温度センサのペア)の1つ以上を介して、1つ以上の測定604を選択する。別の実施形態では、測定を実施した後で、別の測定606を選択すべきか否かを判定する試験を実行することができる。「はい」である場合は、608で別の測定604を選択する。別の実施形態では、必要とされる測定604を全て実施した後に、いいえの分岐610を選択する。別の実施形態では、蓄積されたデータをダンプすべきか否かを612で試験する。一実施形態では、いいえの分岐614によって、データをダンプする用意が整うまで、フローを戻すことが可能となる。別の実施形態では、データをダンプする用意が整った場合は、次いで、はいの分岐616を選択し、収集された熱流束データを618で出力することによって、620において方法を終了させる。
本明細書中で説明される主題は、他の構成要素内に収容されるか、またはそれらに接続される、異なる構成要素を示すこともある。そのように示される設計は、単に例示的なものであり、実際には、同じ機能性を実現する他の多くの設計を実装し得ることを、理解されたい。概念的な意味では、同じ機能性を実現するための構成要素の任意の配列は、所望の機能性を実現するために、効果的に「関連付けられる」。したがって、本明細書中の任意の2つの構成要素は、特定の機能性を実現するために組み合わされると、所望の機能性を実現するために、設計または中間構成要素に関係なく、互い「に関連付けられる」ものとしてみなされ得る。同様に、そのように関連付けられる任意の2つの構成要素もまた、所望の機能性を実現するために、互いに「接続される」または「連結される」ものとしてみなされ得て、そのように関連付けられ得る任意の2つの構成要素もまた、所望の機能性を実現するために、互いに「連結可能な」ものとしてみなされ得る。連結可能なものの特定の実施例は、物理的に相互作用可能な及び/または物理的に相互作用する構成要素、及び/または無線で相互作用可能な及び/または無線で相互作用する構成要素、及び/または論理的に相互作用可能な及び/または論理的に相互作用する構成要素を含むが、それらに限定されない。
本開示及びそれに付随する多くの利点は、上述の説明によって理解されるであろうと考えられており、開示される主題から逸脱することなく、かつその材料の利点全てを犠牲にすることなく、構成要素の形式、構成、及び配列において、様々な変更を加え得ることが明らかになるであろう。記載される形式は単に説明的なものにすぎず、以下の特許請求の範囲の意図は、そのような変更を包含し、かつ含むことである。さらに、添付の特許請求の範囲によって本発明が定義されることを理解されたい。

Claims (25)

  1. 測定ウエハ熱流束センサであって、
    基板と、
    前記基板の一部に熱的に連結されるカバーと、
    前記基板と前記カバーとの間で形成されるセンサキャビティと、
    前記センサキャビティの少なくとも一部内に配置される熱障壁と、
    前記基板に熱的に連結され、かつ前記熱障壁の一部によって前記カバーから断熱される底部温度センサと、
    前記カバーに熱的に連結され、かつ前記熱障壁の追加部分によって前記基板から断熱される上部温度センサと、を備え、
    前記底部温度センサと前記上部温度センサとの間の温度差が、前記センサキャビティに近接する前記基板及びカバーを通過する熱流束に関連する、測定ウエハ熱流束センサ。
  2. 前記測定ウエハが、前記底部温度センサ及び前記上部温度センサのうちの少なくとも1つに対する1つ以上の電気接続を提供する1つ以上のセンサ回路を含む、請求項1に記載の測定ウエハ熱流束センサ。
  3. 前記熱障壁が、前記底部温度センサ及び前記上部温度センサのうちの少なくとも1つに対する1つ以上の電気接続を提供する1つ以上のセンサ回路を含む、請求項2に記載の測定ウエハ熱流束センサ。
  4. 前記1つ以上のセンサ回路が、前記基板と前記カバーとの間に少なくとも部分的に配置されるフレキシブルプリント回路、前記基板上に少なくとも部分的に配置される基板一体型回路、前記カバー上に少なくとも部分的に配置されるカバー一体型回路、及び前記基板と前記カバーとの間に少なくとも部分的に配置される多層フレキシブルプリント回路のうちの少なくとも1つを含む、請求項2に記載の測定ウエハ熱流束センサ。
  5. 前記基板が、
    基板ウエハを含む、請求項1に記載の測定ウエハ熱流束センサ。
  6. 前記カバーが、
    カバーウエハを含む、請求項1に記載の測定ウエハ熱流束センサ。
  7. 前記熱障壁が、
    断熱層を含む、請求項1に記載の測定ウエハ熱流束センサ。
  8. 前記測定ウエハ熱流束センサがプラズマ処理チャンバと互換性がある、請求項1に記載の測定ウエハ熱流束センサ。
  9. 熱流束検知システムであって、
    測定ウエハ熱流束センサであって、
    基板、
    前記基板の一部に熱的に連結されるカバー、
    前記基板と前記カバーとの間で形成されるセンサキャビティ、
    前記センサキャビティの少なくとも一部内に配置される熱障壁、
    前記基板に熱的に連結され、かつ前記熱障壁の一部によって前記カバーから断熱される底部温度センサ、ならびに
    前記カバーに熱的に連結され、かつ前記熱障壁の追加部分によって前記基板から断熱される上部温度センサであって、前記底部温度センサと前記上部温度センサとの間の温度差が、前記センサキャビティに近接する前記基板及び前記カバーを通過する熱流束に関連する、前記上部温度センサ、を含む、測定ウエハ熱流束センサと、
    前記測定ウエハ熱流束センサに通信可能に連結されるコントローラであって、前記コントローラが、プログラム命令のセットを実行するように構成される1つ以上のプロセッサを含み、前記プログラム命令のセットが、前記1つ以上のプロセッサに、
    前記底部温度センサ及び前記上部温度センサからの温度測定値を受け取らせ、
    前記上部温度センサ及び底部温度センサとの間の差温を決定させ、かつ
    前記底部温度センサと前記上部温度センサとの間の前記差温に基づいて、前記センサキャビティに近接する前記基板及びカバーを通過する熱流束を決定させるように構成される、コントローラと、を備える、熱流束検知システム。
  10. 前記上部温度センサ及び前記底部温度センサが、熱エネルギー流の方向に対して実質的に垂直に位置付けられる、請求項9に記載の熱流束検知システム。
  11. 前記熱障壁が、
    1つ以上の断熱層を含む、請求項9に記載の熱流束検知システム。
  12. 前記1つ以上の断熱層が、
    断熱フィルム及び断熱プレートのうちの少なくとも1つを含む、請求項11に記載の熱流束検知システム。
  13. 前記コントローラが前記基板の一部上に位置付けられる、請求項9に記載の熱流束検知システム。
  14. 前記コントローラが前記基板から遠隔に位置付けられる、請求項9に記載の熱流束検知システム。
  15. 前記測定ウエハ熱流束センサが、プラズマ処理チャンバと互換性がある、請求項9に記載の熱流束検知システム。
  16. 前記上部温度センサと前記底部温度センサとの間の差温の前記決定が、
    1つ以上の差分較正係数を前記差温に適用させて、較正された差温を生成することを含む、請求項9に記載の熱流束検知システム。
  17. 前記センサキャビティに近接する前記基板及びカバーを通過する前記熱流束の前記決定が、
    前記上部温度センサ及び前記底部温度センサを介して、1つ以上の較正熱流束測定値を得ることと、
    前記得られた1つ以上の較正熱流束測定値から、1つ以上の熱流束較正係数を生成することと、
    前記生成された1つ以上の熱流束較正係数を、前記底部温度センサと前記上部温度センサとの間の前記差温に適用して、前記センサキャビティに近接する前記基板及びカバーを通過する前記熱流束を決定することと、を含む、請求項9に記載の熱流束検知システム。
  18. 前記センサキャビティに近接する前記基板及びカバーを通過する前記熱流束の前記決定が、
    1つ以上の熱流束較正係数を前記差温に適用して、前記センサキャビティに近接する前記基板及びカバーを通過する前記熱流束を決定することを含む、請求項9に記載の熱流束検知システム。
  19. 前記1つ以上の熱流束較正係数が温度依存性である、請求項18に記載の熱流束検知システム。
  20. 前記コントローラが、
    前記上部温度センサ及び前記底部温度センサを熱較正範囲内で等温的に較正して、前記測定ウエハ熱流束センサのための1つ以上のセンサ較正値を形成し、かつ
    前記1つ以上のセンサ較正値を、前記底部温度センサ及び上部温度センサから検出された温度に適用して、1つ以上の熱流束較正係数を形成するようさらに構成される、請求項9に記載の熱流束検知システム。
  21. 測定ウエハを用いて熱流束を測定するための方法であって、
    基板に熱的に連結され、かつ熱障壁の一部によってカバーから断熱される少なくとも底部温度センサと、前記カバーに熱的に連結され、かつ前記熱障壁の追加部分によって前記基板から断熱される少なくとも上部温度センサとを含む測定ウエハ熱流束センサを提供することであって、前記底部温度センサ及び前記上部温度センサが、前記測定ウエハ熱流束センサのセンサキャビティ内に配置される、提供することと、
    前記測定ウエハ熱流束センサの前記底部温度センサ及び前記上部温度センサからの温度測定値を得ることと、
    前記上部温度センサと前記底部温度センサとの間の差温を決定することと、
    前記底部温度センサと前記上部温度センサとの間の前記差温に基づいて、前記センサキャビティに近接する前記基板及び前記カバーを通過する熱流束を決定すること、を含む、方法。
  22. 1つ以上の熱流束較正係数を決定することをさらに含む、請求項21に記載の方法。
  23. 前記1つ以上の熱流束較正係数が温度依存性である、請求項22に記載の方法。
  24. 前記1つ以上の熱流束較正係数の前記決定が、
    前記上部温度センサ及び前記底部温度センサを熱較正範囲内で等温的に較正して、前記測定ウエハ熱流束センサのための1つ以上のセンサ較正値を形成することと、
    前記1つ以上のセンサ較正値を、前記底部温度センサ及び上部温度センサから検出された温度に適用して、1つ以上の熱流束較正係数を形成することと、を含む、請求項22に記載の方法。
  25. 前記1つ以上の熱流束較正係数を前記差温に適用して、前記センサキャビティに近接する前記基板及び前記カバーを通過する前記熱流束を決定することをさらに含む、請求項22に記載の方法。
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