JP2014038017A - 半導体装置の評価システム及び評価方法 - Google Patents
半導体装置の評価システム及び評価方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014038017A JP2014038017A JP2012179791A JP2012179791A JP2014038017A JP 2014038017 A JP2014038017 A JP 2014038017A JP 2012179791 A JP2012179791 A JP 2012179791A JP 2012179791 A JP2012179791 A JP 2012179791A JP 2014038017 A JP2014038017 A JP 2014038017A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- evaluation
- heat
- heat dissipation
- semiconductor chip
- chip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2924/00—Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
- H01L2924/0001—Technical content checked by a classifier
- H01L2924/0002—Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00
Landscapes
- Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
【解決手段】本評価システム15は、例えば、評価用半導体チップ1の半導体基板の面に伝熱放熱材料あるいは熱放射放熱材料52が形成され、実装基板200、放熱板71等を備える構成である。本評価システムが例えば恒温槽150の内部に設置された状態で、チップ1の電極に接続された電源からの電力によりチップ1のヒータの領域ごとに加熱が行われ、チップ1の電極に接続された電流計及び電圧計によりチップ1の抵抗測温体の領域ごとに測温が行われ、チップ1の領域の温度の測定、及び放熱材料の放熱特性の評価が行われる。
【選択図】図19
Description
図1は、本実施の形態の評価システム10等を含んで成るシステム300の全体(概要)を示す。本実施の形態の評価システム10は、評価用半導体チップ1(適宜「チップ」と略す)と、それに適用される放熱材料(AまたはB)とを含んで成る、測定・評価などの対象装置(対象システム)である。評価用半導体チップ1は、主に半導体基板(100)から成り、その一方の第1面(M1)側に、第1の配線(H1)及び第2の配線(H2)などが形成され、他方の第2面(M2)側に、放熱材料(AまたはB)が形成される。放熱材料(A/B)は、(A)伝熱放熱材料51、または(B)熱放射放熱材料52である。なお評価システム10は後述する各種の形態があるので、適宜それらを含んで成るシステム300が構成される。
本実施の形態の評価方法は、上記評価システム10及びシステム300を用いてユーザの操作に基づき行われる。例えば後述する各具体例(図21)に応じた測定・評価処理が行われる。例えば、評価システム10が、図15(実施の形態1)のように恒温槽150の内部に設置された状態と、外部に設置された状態との各状態において、電源22からの電力により第2の配線(H2)によるヒータの領域(R2)ごとに加熱が行われる第1のステップと、電流計・電圧計21により第1の配線(H1)による抵抗測温体の領域(R1)ごとに測温が行われる第2のステップと、当該加熱及び測温に基づき、恒温槽150による対流抑制状態の有無に応じた、評価用半導体チップ1の領域の温度の測定、及び伝熱放熱材料51の伝熱放熱特性の評価が行われる第3のステップとを有する。即ちチップ1及び伝熱放熱材料51の周囲の対流による影響を抑制した状態で評価が行われる。
図2〜図5を用いて、一実施の形態の評価用半導体チップ1の構成について説明する。図2は、本評価用半導体チップ1の断面構造を示す。本チップ1は、シリコン基板(半導体基板)100の一方の面(第1面:M1)側に、各種の配線(H1,H2)及び電極(D1,D2)等が形成された層(1000)を有する。本層(1000)は、金属配線膜101,102、電極103(103a,103b)、及び絶縁層104(104a,104b,104c)が図示のように順次積層されて構成される。
図3に、図2のチップ1の金属配線膜101(H1)の配線パターンの一例を示す。本例示したパターンでは、金属配線膜101は、方形に蛇行する独立した白金(Pt)配線であり、3×3のマトリクス状に分画された領域(R1)にそれぞれ形成されている。分画する領域(R1)の数はいくつでもよく、その配置の仕方は、図3のように各領域(R1)が隣接していてもよいし、離れていてもよい(後述、図10)。
図4に、図2のチップ1の金属配線膜102(H2)の配線パターンの一例を示す。本例示したパターンでは、金属配線膜102は、Ni配線または銅配線が2×2のマトリクス上に分画された4つの領域(R2)に蛇行する一連の配線パターンである。Ni配線または銅配線は、両端及び途中に3つの端子N2を有し、それぞれ電極103(103b)に接続される。加熱領域を分画する場合、その領域(R2)の数はいくつでもよく、その配置の仕方は、図4に例示するように各領域(R2)が隣接していてもよいし、離れていてもよい(後述、図10)。また配線への電磁波シールド(401)を有する。
図5に、図2のチップ1の電極103(D1,D2)の構造の一例を示す。電極103は、本例示したパターンでは、103a(D1)に対応する外部接続用電極501が、金属配線膜101(H1)の端子N1と接続される。103b(D2)に対応する外部接続用電極502が、金属配線膜102(H2)の端子N2と接続される。
次に図6を用いて、本実施の形態の評価用半導体チップ1の製造方法について説明する。図6(a)〜(d)は、チップ1の製造方法の過程を示す。まず図6(a)で、シリコン基板100の一方の面(M1)に、図示しないSi酸化膜を成長させる。Si酸化膜は、900℃程度のスチーム雰囲気下でSiと酸素を反応させるような一般的な方法で形成すればよい。そしてSi酸化膜上に、白金配線パターン(例:図3)を有する金属配線膜101をリフトオフ法により形成する。具体的には、まずSi酸化膜上にパターニングされたレジストを形成し、各絶縁層(101aはPtO膜、101bはPt膜、101cはTiO膜)を順次蒸着する。そしてレジストを除去して図3の配線パターンを完成させる。本実施の形態では、リフトオフ法を採用しているので、配線厚は、実効的には最大1μm程度である。このような薄膜構造の測温体(測温膜)を用いたことにより、測温体(測温膜)自身の熱容量を最小化でき、その結果として高速応答性が実現できる。なお、PtO膜(101a)はSi酸化膜との密着性を、TiO膜(101c)はポリイミド膜(104a)との密着性を向上させるために、それぞれPt膜(101b)に対して1/100程度の膜厚で設けている。
以下、評価用半導体チップ1に関する変形例を示す。
図8は、第2の変形例の評価用半導体チップ3を示す。本チップ3は、抵抗測温体の金属配線膜101(H1)とヒータの金属配線膜102(H2)とが、同じ面(層)内の酸化膜上に形成され、それら(101,102)の両端を覆うように、金属配線膜101と電極103aとを接続するための開口部g31、及び金属配線膜102と電極103bとを接続するための開口部g32、を有するポリイミド膜(絶縁層104d)が設けられている。前述の絶縁層としての2つのポリイミド膜(104a,104b)を1つのポリイミド膜(104d)で実現できるため、チップ1に比べて層数を減少させ、より低コスト、簡便な方法で製造可能である。
図9は、第3の変形例の評価用半導体チップ4を示す。本チップ4は、抵抗測温体(H1)とヒータ(H2)の機能を兼ねる金属配線膜105のみが形成され、金属配線膜105の両端を覆うように、金属配線膜105と電極103(103a,103b)とを接続するための開口部g41,g42を有するポリイミド膜(絶縁層104e)が設けられている。なお金属配線膜105には、例えば図3のようなNi配線または銅配線を利用できる。本チップ4を、後述の配線基板(200)に実装し、両端の端子に電源(22)と電流計・電圧計(21)などを接続することで、Ni配線または銅配線に流れる電流を制御すると共に、Niの抵抗温度係数(6.3×10−3/K、日本金属学会編 金属データブック 改訂3版 p.212)または銅の抵抗温度係数(4.3×10−3/K、日本金属学会編 金属データブック 改訂3版 p.212)から、Ni配線または銅配線の各領域(R1)における温度を測定可能である。本チップ4によれば、チップ1に比べて絶縁層(ポリイミド膜)及び金属配線膜をそれぞれ1つずつ省略できるため、製造プロセスの簡素化と、製造コストの大幅な低減が可能である。
次に図10を用いて、後述の各構成の評価用システムの構成部材となる、評価用半導体チップ1(特にその領域R1,R2)の構成例を説明する。図10で、3種類の評価用半導体チップ1である1a,1b,1cの構成(上面)を示す。チップ1a,1b,1cに形成される各々の抵抗測温体層(白金配線)としての金属配線膜101(H1)と、ヒータ層(Ni配線)としての金属配線膜102(H2)と、電極層(電極103)(D1,D2)との組み合わせを示す。
図11は、一実施の形態として第1の基本構成である評価システム91を示す。図11で、本評価システム91は、前述の図2の評価用半導体チップ1(上下は逆)を、配線基板200(実装基板201)に対し、はんだバンプ204によって実装した構成である。尚はんだバンプ204を用いて接続する場合、前述の開口部g11,g12は閉じていてもよい。配線基板200は、プリント基板やセラミック基板などであり、基板配線203(203a,203b)及びその端部に接続される配線群250a,250bなどを有する。基板配線203aは、抵抗測温体の金属配線膜101(H1)に接続される。基板配線203bは、ヒータの金属配線膜102(H2)に接続される。配線群250aは、基板配線203aを介して、抵抗測温体(H1)と電流計・電圧計21とを結線する。配線群250bは、基板配線203bを介して、ヒータ(H2)と外部電源22とを結線する。
図12は、第2の基本構成の評価システム92を示す。なお図12等では、チップ1の配線(H1,H2)及び電極(D1,D2)等の形成部(1000)を図示のように簡易的に示す。本評価システム92は、伝熱放熱材料51(放熱材料A)を含んだ対象装置における伝熱放熱特性を評価する構成である。本評価システム92は、図11の評価システム91を、より実際に近い形態で搭載し、評価用半導体チップ1及びその周辺(51を含む)の熱情報の取得を可能とする構成である。
図13は、第3の基本構成の評価システム93を示す。本評価システム93の構成は、第2の基本構成の評価システム92に対し、伝熱放熱材料51を設けない構成である。かつ本評価システム93は、チップ1の下面(第2面M2)と放熱板71の上面とが接触して配置される。このような構成において、放熱材料を持たない場合の対象装置の測温・放熱特性評価ができる。
図14は、第4の基本構成の評価システム94を示す。本評価システム94は、熱放射放熱材料52(放熱材料B)及び断熱材77を備えた構成である。本評価システム94は、図11の評価システム91のチップ1の下面(M2)に熱放射放熱材料52が形成されていると共に、その対向面を放熱板71ではなく断熱材77に変えた構成である。熱放射放熱材料52と断熱材77との間の距離k4(空間領域1004)を制御して断熱材77が配置されている。
図15は、実施の形態1の評価システム11の構成を示す。実施の形態1の評価システム11では、評価用半導体チップ1及び伝熱放熱材料51を含む対象装置に関して、伝熱、対流、熱反射(その有無)による放熱特性を測定・評価する構成である。本評価システム11は、図12の評価システム92を恒温槽(チャンバ)150内に配置した構成である。恒温槽150は、内部の対流を抑制する機能を持つアルミ(Al)製の恒温槽(対流抑制Al製恒温槽)である。恒温槽150の内壁は、必要に応じて、Al状態(150aとする)と、それに黒体塗料を塗布した状態(150bとする)とを、容易に切り替え可能である。Al状態(150a)は熱反射有りの状態、黒体塗布状態(150b)は熱反射無しの状態に対応する。即ち、本評価システム11では、恒温槽150の内壁がAl状態(150a)及び黒体塗布状態(150b)の各状態におけるチップ1及びその周辺(伝熱放熱材料51を含む)の熱情報の取得が可能である。本評価システム11(図1のシステム300)では、上記各状態(150a,150b)におけるチップ1の領域R1の温度(熱抵抗)の測定データを取得してそれらの差分データを取得(算出)することで、対流抑制時における熱反射の有無に応じた伝熱放熱特性の評価が可能である。
図16は、実施の形態2の評価システム12の構成を示す。実施の形態2の評価システム12は、チップ1及び熱放射放熱材料52を含む対象装置に関して、熱放射放熱特性を測定・評価する構成である。本評価システム12は、図11の評価システム91(チップ1及び実装基板201等)を、より実際(実装)に近い形態で構成し、評価用半導体チップ1及びその周辺(熱放射放熱材料52を含む)の熱情報の取得を可能とする。本評価システム12は、チップ1の表面(M2)に熱放射放熱材料52を形成した状態で、Al製の放熱板71との間に非接触な状態で距離k1(空間領域1001)を制御して配置された構成である。なお距離k1(空間領域1001)の制御は、例えば断熱性ネジ241の調整で可能である。本評価システム12では、チップ1(熱放射放熱材料52)と放熱板71(Al)との間(1001)に発生する対流を距離k1の制御により抑制した状態での熱放射放熱特性の評価が可能である。
図17は、実施の形態3の評価システム13の構成を示す。本評価システム13は、チップ1及び熱放射放熱材料52を含む対象装置に関して、対流抑制時における熱放射放熱特性を測定・評価する構成である。本評価システム13は、図12の評価システム92の放熱板71上に更に低熱反射板73を配置した構成である。チップ1の表面(M2)に熱放射放熱材料52を形成した状態で、低熱反射板73との間に非接触な状態で距離k2(空間領域1002)を制御して配置された構成である。低熱反射板73は、熱反射が低い、例えばアルマイト製である。本評価システム13では、低熱反射板73からの熱反射を抑制した状態での熱放射放熱特性を評価でき、チップ1の表面(M2)に形成された熱放射放熱材料52からの熱放射を反映した温度計測ができる。
図18は、実施の形態4の評価システム14の構成を示す。本評価システム14は、チップ1及び熱放射放熱材料52を含む対象装置に関して、熱放射、対流、熱反射による放熱特性を測定・評価する構成である。本評価システム14は、図17の評価システム13を、前述(図15)同様の恒温槽150内に配置した構成である。恒温槽150の内壁がAl状態(150a)及び黒体塗布状態(150b)の各状態におけるチップ1及びその周辺(熱放射放熱材料52を含む)の熱情報を取得可能であり、各状態(150a,150b)での放熱特性の評価が可能である。本評価システム14は、前述同様に、チップ1の表面(M2)に熱放射放熱材料52を形成した状態で、熱放射放熱材料52と低熱反射板73との間に非接触な状態で距離k2(空間領域1002)を制御して配置された構成である。また本評価システム14は、前述同様に、恒温槽150の上下面に温度制御機器151を配した構造であり、放熱板71及び低熱反射板73と同温度で恒温槽150の温度を制御する。本評価システム14では、対流抑制時における熱反射の有無による熱放射放熱特性の評価ができる。そのため、熱放射放熱材料52に対応する材料の実使用状態(実装時)に近い状態での模擬における放熱データを取得し評価することができる。
図19は、実施の形態5の評価システム15の構成を示す。本評価システム15は、チップ1及び熱放射放熱材料52を含む対象装置に関して、熱放射、対流、熱反射による放熱特性を測定・評価する構成である。本評価システム15は、図18の評価システム14の配線基板200(実装基板201)側にも、放熱板74を含む部材(基板対向面の対流・熱反射抑制部材2002)を設置した構造である。放熱板74は、上側の面に断熱材75(対流抑制部材)が付き、下側(配線基板200と対抗する側)の面に低熱反射板76が付いた構造である。この断熱材75及び低熱反射板76付きの放熱板74(対流・熱反射抑制部材2002)を、配線基板200からの距離k3(空間領域1003)を制御して対流が抑制できる状態として配置した構成である。評価システム14のチップ1及び熱放射放熱材料52の下側には、前述の距離k2(空間領域1002)を介して放熱板71及び低熱反射板73等による部材(チップ対向面の対流・熱反射抑制部材2001)が配置され、実装基板201の上側には、上記距離k3(空間領域1003)を介して放熱板74等による部材(対流・熱反射抑制部材2002)が配置された構成である。本評価システム15では、配線基板200(実装基板201)側からの熱放射によるチップ1の温度への影響を抑制した状態での熱放射放熱特性の評価ができる。つまりチップ1の表面に形成した熱放射放熱材料52からのみの熱放射を反映した温度計測ができる。
図20は、実施の形態6の評価システム16の構成を示す。本評価システム16は、熱放射放熱材料52の内部の結晶配向性及び材料組成による熱伝導を比較評価可能とする構成である。本評価システム16は、評価システム15(14)に対し、配線基板200(実装基板201)の裏面(上側)に熱電対80を配置した構成である。これにより、熱放射放熱材料52によって、熱伝導が熱放射放熱材料52側に優先的に伝導するのか、チップ1側に蓄熱するかを測定・評価する構成である。本評価システム16では、チップ1(M2)における熱放射放熱材料52の形成層の結晶配向性及び組成の違いによる熱伝導の計測ができる(後述)。
以下、上述した各基本構成及び各実施の形態の評価システムを用いた、放熱材料(A/B)を含む場合及び含まない場合の各対象に関する放熱特性などの測定・評価(その能力の評価・検証)の具体例について説明する。なお本発明はこれら具体例によって限定されない。なお補足として図21に前述の各構成と各具体例との対応関係及び概要などをまとめて示している。
図12,図13,図22〜図28を用いて、伝熱放熱材料51(放熱材料A)を含む場合及び含まない場合の各評価システム(対象装置)による伝熱放熱特性などの測定・評価の具体例を説明する。主に前述の実施の形態1の評価システム11に対応する具体例である。なお前記図12の第2の基本構成の評価システム92を用いることで、伝熱放熱材料51を備えなる場合の評価を行い、前記図13の第3の基本構成の評価システム93を用いることで、伝熱放熱材料51を備えない場合の評価を行う。前記図14の第4の基本構成の評価システム94を用いることで、熱放射放熱材料52を備える場合の評価を行う。
第1の具体例では、図13の評価システム93(放熱材料なし)による温度の測定・評価の評価結果を示す。第1の具体例では、チップ1bへ電力を印加してヒータの金属配線膜102(H2)を加熱すると共に、抵抗測温体の金属配線膜101(H1)と別途用意した放射温度計とによってチップ1bの温度を測定した。これにより評価システム93の放熱特性(測温能力)を評価した。なお第1の具体例では、チップ1の領域(R1)ごとの測定・評価はしていない。
次に第2の具体例では、図13の評価システム93(放熱材料なし)を用いた、チップ1の領域(R1)別の温度測定評価について示す。チップ1bへ電力を印加して金属配線膜102(H2)を加熱し、白金配線層の金属配線膜101(H1)の抵抗測温体の領域R1における全測定領域#1〜9(図10)の温度を測定した。
次に第3の具体例として、放熱シート(伝熱放熱材料51)の有無による温度測定評価を示す。第3の具体例では、評価システムとして図12の評価システム92を用い、放熱シートに対応する伝熱放熱材料51を使用した場合の構成(92)と、使用していない場合の構成(92の51を無くして空間領域とした構成)とで、チップ1の白金配線層の金属配線膜101(H1)による抵抗測温体の領域R1の全測定領域#1〜9の温度を測定した。なおチップ1として第1のチップ1aを用いた。
次に第4の具体例として、伝熱放熱材料51としてグリース放熱材料を用いた温度サイクル信頼性試験について示す。第4の具体例では、評価システムとして図12の評価システム92を用い、チップ1の下面の伝熱放熱材料51を、前述の放熱シート(第1の種類の伝熱放熱材料51)の代わりに、異なる特性であるグリース放熱材料(放熱グリース)(第2の種類の伝熱放熱材料51)とした構成を用いる。第4の具体例では、上記評価システム92を、以下に示すような温度サイクル試験の前後で、一定の印加電力の下、チップ1の領域R1の全測定領域#1〜9の温度を測定した。これにより、グリース放熱材料(51)の放熱特性の変化を検出し、そこから材料寿命評価を行った。チップ1としては第3のチップ1cを用いた。グリース放熱材料としては、信越シリコーン製,X-23-7783D,熱伝導率:5.5W/m/Kを用いた。
次に第5の具体例として、対流抑制有無による温度測定評価について説明する。第5の具体例では、評価システムとして、図12の評価システム92、及び図15の実施の形態1の評価システム11を用いた。図15のように評価システム92を恒温槽150内に配置した状態、及び恒温槽150外に配置した状態、のそれぞれの構成で、伝熱放熱材料51を使用する場合について、測温・評価を行った。評価システム92に搭載されるチップ1としては第1のチップ1aを用いた。チップ1aへの印加電力を同一(18W)とした。放熱板71(ヒートシンク)及び恒温槽150を同一温度として制御した。
次に第6の具体例として、基板裏面側からの熱放射(その有無)による温度への影響について示す。第6の具体例では、評価システムとして、図12の評価システム92、及び図15の実施の形態1の評価システム11を用いた。評価システム92を恒温槽150内に配置し、恒温槽150の内壁がAl状態(150a)及び黒体塗料(放射率0.94)を塗布した状態(150b)のそれぞれの構成で、伝熱放熱材料51を使用する場合について、測温・評価を行った。チップ1aへの印加電力を同一とした。放熱板71及び恒温槽150を同一温度とした。
次に図14、及び図29〜図32を用いて、熱放射放熱材料52を含む場合及び含まない場合の各評価システムによる熱放射放熱特性などの測定・評価の具体例を説明する。前述の実施の形態2〜6の評価システム(12〜16)に対応する具体例である。なお以下のような熱放射熱材料51を用いた場合の測定・評価の具体例に対応した処理を図1のコンピュータ30の処理部42などで行ってもよい。
第7の具体例として、評価用半導体チップ1に形成した熱放射放熱材料52の膜と対向面との間の対流抑制について示す。第7の具体例では、熱放射放熱材料52を備える評価システムとして、前記図16の実施の形態2の評価システム12(Al製の放熱板71を備える構成)、図17の実施の形態3の評価システム13(アルマイト製の低熱反射板73を備える構成)、及び図14の評価システム94(断熱材77を備える構成)を用いる。チップ1(熱放射放熱材料52を形成する側の第2面M2)の対向面の部材(71,73,77)を変えて、測温・評価を行った。
次に第8の具体例として、恒温槽150(対流抑制)の有無による熱放射放熱特性の評価について示す。第8の具体例では、評価システムとして、前記図18の実施の形態4の評価システム14を用いる。評価システム14の恒温槽150の内壁を前述の熱反射有りのAl状態(放射率0.06)(150a)及び熱反射無しの黒体塗布状態(放射率0.92)(150b)のそれぞれの状態として、チップ1への印加電力を変えて、測温・評価を行った。放熱板71及び恒温槽150を同一温度とした。チップ1としては第1のチップ1aを用いた。
次に第9の具体例として、基板裏面側の対流及び熱反射抑制について示す。第9の具体例では、評価システムとして、前記図19の実施の形態5の評価システム15を用いる。前述の評価システム15のように、恒温槽150内の評価システム14の基板(200)の裏面側(距離k3,空間領域1003)に、2002の部材(放熱板74、断熱材75、低熱反射板76)を配置した状態で、熱放射放熱材料52を使用する場合について、チップ1への印加電力を変えて、測温・評価を行った。断熱材75は対流抑制部材、低熱反射板76は低熱反射材料(放射率0.90)である。放熱板71及び恒温槽150を同一温度とした。チップ1としては第1のチップ1aを用いた。チップ1aへの印加電力を、0.9W,1.2W,1.5W,2.0Wとして、金属配線膜102(H2)を加熱し、白金配線層の金属配線膜101(H1)による抵抗測温体の領域R1の全測定領域#1〜9の温度を測定し、その平均温度を求めた。
次に第10の具体例として、異なる放射率の熱放射放熱材料52の評価について示す。第10の具体例では、評価システムとして、前記図19の実施の形態5の評価システム15を用いる。熱放射放熱材料52を用いずチップ1のみの場合と、異なる放射率を持つ熱放射放熱材料52として、材料a(放射率0.92)または材料b(放射率0.94)を用いた場合とにおいて、測温・評価を行った。各熱放射放熱材料52(a,b)の放射率は、熱放射率計(放射率を計測する機能を持つ装置)で計測した。第10の具体例では、チップ1への印加電力を、0.9W,1.2W,1.5W,2.0Wとして、金属配線膜102(H2)を加熱し、白金配線層の金属配線膜101(H1)による抵抗測温体の領域R1の全測定領域#1〜9の温度を測定し、その平均温度を求めた。なおチップ1としては第3のチップ1cを用いた。
以上説明したように、各実施の形態によれば、半導体装置(チップ1)及び放熱材料(A/B)を含む対象装置(評価システム)における熱抵抗(温度)を容易に測定することができ、対象物の放熱特性などを正確(高精度)に評価することができる。
Claims (12)
- 半導体装置の評価システムであって、
評価用半導体チップと、当該評価用半導体チップに対して形成される放熱材料と、当該評価用半導体チップが実装される実装基板と、当該評価用半導体チップを放熱するための放熱板と、を有し、
前記評価用半導体チップは、前記実装基板と前記放熱板との間で距離を置いて固定され、
前記評価用半導体チップは、半導体基板と、当該半導体基板の第1の面に、1つ以上の領域から成る抵抗測温体を構成する1つ以上の第1の配線と、1つ以上の領域から成るヒータを構成する1つ以上の第2の配線と、前記第1の配線に電気的に接続された第1の電極と、前記第2の配線に電気的に接続された第2の電極と、が形成された構成であり、
前記放熱材料は、前記半導体基板の第2の面と前記放熱板の面との間で接触して固定される伝熱放熱材料であり、
前記評価用半導体チップ、放熱材料、実装基板、及び放熱板を含む装置が、恒温槽の内部に設置され、
前記第2の電極に電源が接続され、当該電源からの電力により前記第2の配線によるヒータの領域ごとに加熱が行われ、前記第1の電極に電流計及び電圧計が接続され、当該電流計及び電圧計により前記第1の配線による抵抗測温体の領域ごとに測温が行われ、前記加熱及び測温に基づき、前記恒温槽による対流抑制状態で、前記評価用半導体チップの領域の温度の測定、及び前記伝熱放熱材料の伝熱放熱特性の評価が行われること、を特徴とする、半導体装置の評価システム。 - 半導体チップの評価システムであって、
評価用半導体チップと、当該評価用半導体チップに対して形成される放熱材料と、当該評価用半導体チップが実装される実装基板と、当該評価用半導体チップを放熱するための放熱板と、を有し、
前記評価用半導体チップは、前記実装基板と前記放熱板との間で距離を置いて固定され、
前記評価用半導体チップは、半導体基板と、当該半導体基板の第1の面に、1つ以上の領域から成る抵抗測温体を構成する1つ以上の第1の配線と、1つ以上の領域から成るヒータを構成する1つ以上の第2の配線と、前記第1の配線に電気的に接続された第1の電極と、前記第2の配線に電気的に接続された第2の電極と、が形成された構成であり、
前記放熱材料は、前記半導体基板の第2の面に形成される熱放射放熱材料であり、当該熱放射放熱材料の面と前記放熱板の面との間が非接触で距離を制御して配置され、
前記第2の電極に電源が接続され、当該電源からの電力により前記第2の配線によるヒータの領域ごとに加熱が行われ、前記第1の電極に電流計及び電圧計が接続され、当該電流計及び電圧計により前記第1の配線による抵抗測温体の領域ごとに測温が行われ、前記加熱及び測温に基づき、前記評価用半導体チップの領域の温度の測定、及び前記熱放射放熱材料の熱放射放熱特性の評価が行われること、を特徴とする、半導体装置の評価システム。 - 請求項2記載の半導体装置の評価システムにおいて、
前記放熱板上に配置される低熱反射板を有し、
前記熱放射放熱材料の面と前記低熱反射板の面との間が非接触で距離を制御して配置されること、を特徴とする、半導体装置の評価システム。 - 請求項3記載の半導体装置の評価システムにおいて、
前記評価用半導体チップ、放熱材料、実装基板、放熱板、及び低熱反射板を含む装置が、恒温槽の内部に設置され、
前記加熱及び測温に基づき、前記恒温槽による対流抑制状態で、前記評価用半導体チップの領域の温度の測定、及び前記熱放射放熱材料の熱放射放熱特性の評価が行われること、を特徴とする、半導体装置の評価システム。 - 請求項4記載の半導体装置の評価システムにおいて、
前記実装基板における前記評価用半導体チップを実装する面とは反対側の面に距離を置いて配置される第2の放熱板として、低熱反射板と断熱材とが付いた第2の放熱板を有すること、を特徴とする、半導体装置の評価システム。 - 請求項5記載の半導体装置の評価システムにおいて、
前記実装基板における前記評価用半導体チップを実装する面とは反対側の面に熱電対が配置され、
前記熱電対を用いて温度の測定が行われ、前記評価用半導体チップの領域の温度の測定結果との比較に基づき評価が行われること、を特徴とする、半導体装置の評価システム。 - 評価用半導体チップを含む評価システムを用いた、半導体装置の評価方法であって、
前記評価システムは、評価用半導体チップと、当該評価用半導体チップに対して形成される放熱材料と、当該評価用半導体チップが実装される実装基板と、当該評価用半導体チップを放熱するための放熱板と、を有し、
前記評価用半導体チップは、前記実装基板と前記放熱板との間で距離を置いて固定され、
前記評価用半導体チップは、半導体基板と、当該半導体基板の第1の面に、1つ以上の領域から成る抵抗測温体を構成する1つ以上の第1の配線と、1つ以上の領域から成るヒータを構成する1つ以上の第2の配線と、前記第1の配線に電気的に接続された第1の電極と、前記第2の配線に電気的に接続された第2の電極とが形成された構成であり、
前記放熱材料は、前記半導体基板の第2の面と前記放熱板の面との間で接触して固定される伝熱放熱材料であり、
前記評価システムが、恒温槽の内部に設置された状態と、外部に設置された状態との各状態において、
前記第2の電極に接続された電源からの電力により前記第2の配線によるヒータの領域ごとに加熱が行われる第1のステップと、前記第1の電極に接続された電流計及び電圧計により前記第1の配線による抵抗測温体の領域ごとに測温が行われる第2のステップと、前記加熱及び測温に基づき、前記恒温槽による対流抑制状態の有無に応じた、前記評価用半導体チップの領域の温度の測定、及び前記伝熱放熱材料の伝熱放熱特性の評価が行われる第3のステップとを有すること、を特徴とする、半導体装置の評価方法。 - 請求項7記載の半導体装置の評価方法において、
前記恒温槽の内壁におけるAl状態と黒体塗布状態との各状態において、前記第1〜第3のステップを行い、熱反射の有無に応じた評価を行うこと、を特徴とする、半導体装置の評価方法。 - 評価用半導体チップを含む評価システムを用いた、半導体装置の評価方法であって、
前記評価システムは、評価用半導体チップと、当該評価用半導体チップに対して形成される放熱材料と、当該評価用半導体チップが実装される実装基板と、当該評価用半導体チップを放熱するための放熱板と、を有し、
前記評価用半導体チップは、前記実装基板と前記放熱板との間で距離を置いて固定され、
前記評価用半導体チップは、半導体基板と、当該半導体基板の第1の面に、1つ以上の領域から成る抵抗測温体を構成する1つ以上の第1の配線と、1つ以上の領域から成るヒータを構成する1つ以上の第2の配線と、前記第1の配線に電気的に接続された第1の電極と、前記第2の配線に電気的に接続された第2の電極とが形成された構成であり、
前記放熱材料は、前記半導体基板の第2の面に形成される熱放射放熱材料であり、当該熱放射放熱材料の面と前記放熱板の面との間が非接触で距離を制御して配置され、
前記熱放射放熱材料の対向面を、Al製の前記放熱板とした第1の構成と、アルマイト製の低熱反射板とした第2の構成と、断熱材とした第3の構成との各状態において、
前記第2の電極に接続された電源からの電力により前記第2の配線によるヒータの領域ごとに加熱が行われる第1のステップと、前記第1の電極に接続された電流計及び電圧計により前記第1の配線による抵抗測温体の領域ごとに測温が行われる第2のステップと、前記加熱及び測温に基づき、前記評価用半導体チップの領域の温度の測定、及び前記熱放射放熱材料の熱放射放熱特性の評価が行われる第3のステップとを有し、熱反射の有無に応じた評価を行うこと、を特徴とする、半導体装置の評価方法。 - 請求項9記載の半導体装置の評価方法において、
前記評価システムが、恒温槽の内部に設置された状態と、外部に設置された状態との各状態において、前記第1〜第3のステップを行い、前記恒温槽による対流抑制状態の有無に応じた評価を行うこと、を特徴とする、半導体装置の評価方法。 - 請求項10記載の半導体装置の評価方法において、
前記評価システムは、前記実装基板における前記評価用半導体チップを実装する面とは反対側の面に距離を置いて配置される第2の放熱板として、低熱反射板と断熱材とが付いた第2の放熱板を有し、
前記第2の放熱板を有する状態において、前記第1〜第3のステップを行い、前記実装基板からの熱放射による影響を抑制した状態で評価を行うこと、を特徴とする、半導体装置の評価方法。 - 請求項11記載の半導体装置の評価方法において、
前記半導体基板の第2の面に、前記放熱材料が形成されていない状態と、第1の放射率の第1の熱放射放熱材料が形成された状態と、第2の放射率の第2の熱放射放熱材料が形成された状態との各状態において、前記第1〜第3のステップを行い、熱放射率に応じた評価を行うこと、を特徴とする、半導体装置の評価方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012179791A JP5862510B2 (ja) | 2012-08-14 | 2012-08-14 | 半導体装置の評価システム及び評価方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012179791A JP5862510B2 (ja) | 2012-08-14 | 2012-08-14 | 半導体装置の評価システム及び評価方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014038017A true JP2014038017A (ja) | 2014-02-27 |
JP5862510B2 JP5862510B2 (ja) | 2016-02-16 |
Family
ID=50286272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012179791A Expired - Fee Related JP5862510B2 (ja) | 2012-08-14 | 2012-08-14 | 半導体装置の評価システム及び評価方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5862510B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109087877A (zh) * | 2018-09-12 | 2018-12-25 | 江苏英锐半导体有限公司 | 一种晶圆流片用散热性能检测装置 |
CN113484363A (zh) * | 2021-06-29 | 2021-10-08 | 重庆长安新能源汽车科技有限公司 | 模拟控制器内部发热的试验装置及方法 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6129725A (ja) * | 1984-07-20 | 1986-02-10 | Agency Of Ind Science & Technol | 黒体炉 |
JPS6138530A (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-24 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 放射率測定装置 |
JP2002328106A (ja) * | 2001-05-02 | 2002-11-15 | Nec Corp | 恒温装置 |
US20060113663A1 (en) * | 2004-12-01 | 2006-06-01 | Tsorng-Dih Yuan | Heat stud for stacked chip package |
JP2008032544A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Shimadzu Corp | 電子部品実装体 |
JP2009025279A (ja) * | 2007-07-19 | 2009-02-05 | Heatrad Corp | 物体表面の半球熱放射率の測定方法 |
JP2011009436A (ja) * | 2009-06-25 | 2011-01-13 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 回路基板およびこれを用いた放電灯点灯装置 |
JP2011196993A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-10-06 | Hitachi Chem Co Ltd | 評価用半導体チップ、評価システム及びそのリペア方法 |
JP2012021955A (ja) * | 2010-07-16 | 2012-02-02 | Sony Corp | 熱放射率測定装置 |
-
2012
- 2012-08-14 JP JP2012179791A patent/JP5862510B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6129725A (ja) * | 1984-07-20 | 1986-02-10 | Agency Of Ind Science & Technol | 黒体炉 |
JPS6138530A (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-24 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 放射率測定装置 |
JP2002328106A (ja) * | 2001-05-02 | 2002-11-15 | Nec Corp | 恒温装置 |
US20060113663A1 (en) * | 2004-12-01 | 2006-06-01 | Tsorng-Dih Yuan | Heat stud for stacked chip package |
JP2008032544A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Shimadzu Corp | 電子部品実装体 |
JP2009025279A (ja) * | 2007-07-19 | 2009-02-05 | Heatrad Corp | 物体表面の半球熱放射率の測定方法 |
JP2011009436A (ja) * | 2009-06-25 | 2011-01-13 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 回路基板およびこれを用いた放電灯点灯装置 |
JP2011196993A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-10-06 | Hitachi Chem Co Ltd | 評価用半導体チップ、評価システム及びそのリペア方法 |
JP2012021955A (ja) * | 2010-07-16 | 2012-02-02 | Sony Corp | 熱放射率測定装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109087877A (zh) * | 2018-09-12 | 2018-12-25 | 江苏英锐半导体有限公司 | 一种晶圆流片用散热性能检测装置 |
CN109087877B (zh) * | 2018-09-12 | 2023-10-31 | 江苏英锐半导体有限公司 | 一种晶圆流片用散热性能检测装置 |
CN113484363A (zh) * | 2021-06-29 | 2021-10-08 | 重庆长安新能源汽车科技有限公司 | 模拟控制器内部发热的试验装置及方法 |
CN113484363B (zh) * | 2021-06-29 | 2023-05-23 | 重庆长安新能源汽车科技有限公司 | 模拟控制器内部发热的试验装置及方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5862510B2 (ja) | 2016-02-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101224329B1 (ko) | 평가용 반도체칩, 평가 시스템 및 그의 리페어 방법 | |
JP6275830B2 (ja) | 熱流束を測定するための方法及びシステム | |
CN107389206B (zh) | 一种热电堆传感器及其控制方法 | |
US20070009240A1 (en) | Semiconductor test device | |
Byon et al. | Experimental and analytical study on chip hot spot temperature | |
US20120249176A1 (en) | Test structure and measurement method thereof | |
JP5862510B2 (ja) | 半導体装置の評価システム及び評価方法 | |
EP3757559B1 (en) | Substrate evaluation chip and substrate evaluation device | |
US20220015193A1 (en) | Method for controlling temperature of substrate support and inspection apparatus | |
He et al. | Thermocouple attachment using epoxy in electronic system thermal measurements—A numerical experiment | |
JP4925920B2 (ja) | プローブカード | |
KR101337225B1 (ko) | 열전 소자를 이용한 방열 특성 성능 측정 장치 및 그 측정 방법 | |
JP5621664B2 (ja) | 評価用半導体チップ、評価システムおよび放熱材料評価方法 | |
Dieker et al. | Comparison of different LED Packages | |
CN214473738U (zh) | 测量半导体芯片热阻的装置 | |
EP3588552B1 (en) | Thermal interface material sheet and method of manufacturing a thermal interface material sheet | |
TWI446492B (zh) | 具有熱電偶之電路蓋件 | |
Choi et al. | Integrated microsensor for precise, real-time measurement of junction temperature of surface-mounted light-emitting diode | |
CN104155021B (zh) | 一种导热系数仪标准测温板 | |
TW201425887A (zh) | 熱電式熱流計與熱電轉換效率量測裝置 | |
US20230296445A1 (en) | Stacked Active Thick Film Device | |
JP7060378B2 (ja) | 金属皮膜の熱伝導率計測方法 | |
WO2017004242A1 (en) | Temperature sensing device and method for making same | |
US9069039B1 (en) | Power measurement transducer | |
US8814425B1 (en) | Power measurement transducer |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141112 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150903 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150915 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151109 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151201 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151214 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5862510 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |