JP2016521836A - 圧力媒体の流れを制御する電磁弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】離散段階的に減衰システムの減衰特性を調整する電磁弁を提供する。【解決手段】圧力媒体に対する入力部と出力部とを有する弁ハウジングと、入力部と出力部とを接続する通路開口と、通路開口を閉じている第1の基本位置とソレノイドコイルによって通路開口を開いている第2の基本位置との間を移動可能な弁スライドと、ソレノイドコイルが通電されていない場合には、弁スライドを第1の基本位置又は第2の基本位置に位置させるスプリング組立体とを具備し、スプリング組立体は、第1のスプリング部と第1のスプリング部に直列に接続され、第1のスプリング部よりも小さいバネ定数を有する第2のスプリング部とを有し、ソレノイドコイルにより第1の基本位置と第2の基本位置との間の中間位置に弁スライドを位置させるために第2のスプリング部のスプリング可動域を制限するスプリング可動域制限手段が設けられ、弁スライドは、中間位置において、通路開口の一部を開放する圧力媒体の流れを制御する電磁弁。【選択図】図1

Description

本発明は、特許請求項1の前文に記載の圧力媒体の流れを制御する電磁弁に関する。
自動車用に設計され、可変開口断面の原理で、通常、動作するアクティブに調整可能な減衰システムはよく知られている。このようなダンパ(緩衝器)は、油圧比例弁によって対応する衝撃減衰特性を調整し、例えば、道路の車線の表面又は様々な顧客の仕様に関して、運転状況の広い範囲に適合させることができる。比例弁は、ソレノイドコイルにより移動する可動スライドによってダンパ内の流体の流れを継続的に制御する。比例弁のオイルが流れる断面は、電磁比例弁の通電の関数として変化する。
特許文献1には、スライド弁としての一般的な電磁弁が開示されている。この電磁弁では、弁体のスライドチャネル内に変位可能なように配置された弁スライドは、スライド機能を受け持つ中空円筒状のスライド部分と、ポールコアと磁気動作可能な隣接する電機子部分とから構成されている。
この特許文献1によれば、中空円筒状のスライド部分は、放射状開口部を有し、この放射状開口部は、スライドチャネル中の弁スライドの位置の関数として、弁体の径方向通路の開口部を開放し、又は閉じる。その結果、流体は、スライドチャネルの流体入口ポートを通して中空円筒スライド部のキャビティ内に流れ、流体出口ポートとして設計されている通路開口の開口部を通して流れるようにされるか、又は、弁を通る流体の流れが遮断される。ソレノイドコイルの非通電状態では、ポールコアと弁スライド間の線形特性を発揮する圧縮ばねが予め弁スライド力をかけて基本位置に移動させ、これにより通路開口は閉鎖される。
欧州特許出願公報 EP 1 657 431 A1
連続的に調整可能な減衰システムに加えて、段階的に調整可能な減衰特性を有する減衰システムも知られている。しかしながら、従来技術から知られている電磁スライド弁を備えた、このタイプの減衰システムは、不十分な特性でしか実現することができなかった。そして、直線的特性を有するコイルばねが使用される場合、通路開口を解放する、又は閉じる基本設定の中央位置に弁スライドを導き、平均電流強度で電磁コイルに通電することによりこの中央位置を維持することが不可能であることが示されている。
したがって、本発明の目的は、圧力媒体の流れを制御するように設計され、離散段階的に減衰システムの減衰特性を調整し、特に車両ショックアブソーバ(ダンパ)に適した電磁弁を提供することである。
この技術的目的は、請求項1に開示された特徴を示す電磁弁によって達成される。
圧力媒体の流れを制御するそのような電磁弁は、
前記圧力媒体に対する入力ポートと出力ポートとを有する弁ハウジングと、
前記圧力媒体に対し、前記入力ポートと出力ポートとを接続する少なくとも1つの通路開口と、
前記通路開口を閉じている第1の基本位置とソレノイドコイルによって前記通路開口を開いている第2の基本位置との間を軸に沿って移動可能な弁スライドと、
前記ソレノイドコイルが通電されていない場合には、前記弁スライドを前記第1の基本位置又は前記第2の基本位置に位置させるスプリング組立体とを具備し、
前記スプリング組立体は、第1のスプリング部と前記第1のスプリング部に直列に接続される第2のスプリング部とを有し、前記第2のスプリング部は、前記第1のスプリング部よりも小さいバネ定数を有し、
前記ソレノイドコイルを通電することにより前記第1の基本位置と前記第2の基本位置との間の中間位置に前記弁スライドを位置させるために前記第2のスプリング部の所定のスプリング可動域を制限するスプリング可動域制限手段が設けられ、
前記弁スライドは、前記中間位置において、前記通路開口の断面の少なくとも一部を開放するように構成されていること
を特徴とする電磁弁である。
硬いスプリング(第1のスプリング部)と柔らかいスプリング(第2のスプリング部)との直列接続とすることで、フラットな特性曲線と急峻な特性曲線を有するスプリング組立体のスプリング特性を得ることができる。スプリング可動域制限手段により、第2のスプリング部(柔らかいスプリング)のスプリング可動域が制限されることで、結果的にスプリング組立体の折れ曲がったバネ特性曲線が得られ、バネ特性曲線の、この折れ曲がり点において柔らかいスプリングがブロックされる。関連する磁力特性曲線は、本質的に水平方向とはならないので、安定した交差をセットすることができ、スプリング特性を有する弁スライドの安定した中間位置を得ることができる。さらに、第1のスプリング部(硬いスプリング)によって引き起こされるスプリング特性曲線の急峻な上昇のおかげで、磁力の量の変動が中間位置にわずかな影響しか与えない。
本発明の1つの有利な実施形態によれば、弁スライドは、中空円筒スライド部を有する電機子として構成され、スライド部は、弁スライドの中間位置において通路開口と少なくとも部分的に重なる少なくとも1つの放射状の開口を有している。弁スライドを中空円筒スライド部を有する電機子として構成することにより、構造的にシンプルなものとすることができる。この点で、弁スライドは、より好適には、端部側の中空円筒スライド部と反対側に位置する電機子部を有する。
さらに、本発明の1つの有利な実施形態によれば、
弁スライドに電磁相互作用を及ぼすポールコアが電機子空間に設けられ、
ポールコアと弁スライドとの間にスプリング組立体が設けられ、
弁スライドは、スプリング組立体により、電磁相互作用の力の方向と反対方向に付勢される。
結果として、ポールコアと弁スライドとの間でスプリング組立体の省スペースを図ることができる。また、この場合、磁場特性のプロファイルは、ポールコアの適切な幾何学設計により安定した中間位置という点で影響を受ける。
さらに、本発明のさらなる発展は、電機子部が、第1のスプリング部を少なくとも部分的に収容するために第1のスプリングの半径方向の輪郭に適合する円筒状キャビティを有し、第1のスプリング部の一端は、電機子部の円筒状キャビティの底面によって支持されている。弁スライドの領域における第1のスプリング部の部分的な構成は、弁の省スペースを実現することができる。
好ましくは、ポールコアは、ブラインドボアホールを有し、スプリング組立体の第2のスプリング部の一端は、ブラインドボアホールの底面によって支持されている。
本発明の特に有利な実施形態によれば、スプリング可動域制限手段は、スプリングワッシャとして構成され、第1のスプリング部は、スプリングワッシャの一方の側で支持され、第2のスプリング部は、スプリングワッシャの他方の側で支持される。
この場合、本発明の更なる展開によれば、スプリングワッシャは、軸方向の長さを有する可動域制限フランジを有し、弁スライドの中間位置において、可動域制限フランジの開放端がポールコアに当接し第2のスプリング部のスプリング可動域を制限する。平均的な電流の強さでのソレノイドコイルの通電により、弁スライドをスプリング組立体のスプリングの力に対抗してポールコアの方向に移動させる磁力を発生させる。この場合、最初は、第2のスプリング(柔らかいスプリング)のバネ力のみが、収縮した第2のスプリング部とともに移動するスプリングワッシャが、可動域制限フランジがポールコアに衝突することでブロックされて、結果として、それ以上、スプリングの可動域を短くできなくなるまで、反対力を生成する。このようにして、弁スライドが中間位置に到達する。
もし、この時点で、より強力に通電すれば弁スライドの磁力は、大きくなり、弁スライドがポールコアに衝突することにより第2の基本位置に達するまで、第1のスプリング部の現在引き続く急峻な特性曲線に対応してバネ力が増加する。
スプリング組立体に関し、本発明の更なる発展は、スプリング組立体の第1のスプリング部及び第2のスプリング部は、それぞれ、第1のスプリング要素及び第2のスプリング要素として構成され、好ましくは、圧縮バネ又は螺旋バネである。このようにして、スプリング組立体は、一方で、異なる巻線距離の長さの2つのスプリング部を有するスプリングとして、実装され、他方で、スプリングワッシャによって互いに接続される2つの異なるスプリング要素として実装される。
第2のスプリング部又はより詳細には、第2のスプリング要素をガイドするスプリングワッシャの可動域制限フランジが第2のスプリング要素の内側の輪郭に適合するようにした場合には、特に有利である。また、本発明の更なる展開が、第1のスプリング部又はより詳細には、第1のスプリング要素をガイドするスプリングワッシャが、第1のスプリング要素の内側の輪郭に適合するガイドフランジを有する場合には、有利である。
全体的に、結果として、信頼できる方法で、スプリング組立体をガイドするためのシンプルな構造が得られる。
さらに、本発明の一実施形態によれば、弁ハウジングは、弁スライドをガイドする軸スライドチャネルを有する弁体を具備し、少なくとも1つの放射状の通路開口が端部に設けられる。
さらに、弁ハウジングは、通路開口に対応する少なくとも1つの放射状入力ポートを有する。また、弁ハウジングには、中空円筒スライド部に対応する軸方向出力ポートが形成されている。
第1の基本位置における弁スライドを有する本発明の実施形態としての電磁弁の概略的断面図である。 図1に示す電磁弁において、弁スライドが中間位置にある場合の概略的断面図である。 図1に示す電磁弁において、弁スライドが第2の基本位置にある場合の概略的断面図である。 図1乃至図3に係る電磁弁の動作原理を説明するためのスプリング/磁力特性曲線を示すグラフである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の例示的な実施形態について詳細に説明する。
図1乃至図3は、同一の電磁弁1を示すものであって、これらの図において、弁スライド4の位置が異なっている。また、これらの異なる位置は、ソレノイドコイル5の通電状態が異なることによる。
この電磁弁1は、自動車用の減衰システムの減衰特性を調整するために使用され、3つの段階で設計され、3つの識別可能な減衰特性は、弁スライド4の位置の関数として設定することができる。したがって、第1の基本位置I(図1)では、ソレノイドコイル5に通電していないときに圧力媒体が流れることができる通路開口3が閉じられる。第2の基本位置II(図3)では、ソレノイドコイル5の最大通電に伴い圧力媒体が障害なく流れる。一方、ソレノイドコイル5が部分的に通電される第3の位置、これは、いわゆる弁スライド4の中間位置III(図2)であり、圧力媒体の流れが通路開口3で絞られる。
図1乃至図3に示す電磁弁1は、弁体10、ポールコア9、ソレノイドコイル5及びカップ状の端部11を収容するカップ形状の弁ハウジング2を有する。弁体10には、弁スライド4を軸方向に変位可能に収容するための中央スライドチャンネル10.1が形成され、端面の端部11との接続が生成される。この端部11は、ポールコア9から離れ、この端部は、弁1の出口ポート2.2を有する。
弁体10は、中央部分10.2、中央部分10.2に対してオフセットされており、連結リング12によって表面で切れ目なくポールコア9に接続されたリング状部分10.3、リング状部分10.3の反対側にあり、中央部分10.2に対してオフセットされた付加的なリング状部分10.4から構成されている。そして、付加的なリング状部分10.4は、周囲に半径方向に延びるように配置された通路開口3を有している。これらの通路開口3は、スライドチャネル10.1の周面に半径方向に取り囲む環状溝3.1により接続されている。また、通路開口3は、弁ハウジング2内に対応する入口ポート2.1に接続されている。これらの通路開口は、ハウジング2と、リング状部分10.3の周面の端部11と一体形成される半径方向に取り囲む環状溝により連絡する。
弁スライド4の端部側の終端を形成するために、端部11が弁体10のリング状部分10.4の端面に当接する。この端部は、出口ポート2.2を形成するために端面に軸方向の開口部11.1を有している。端部11の弁スライド側の端面はソレノイドコイル5に通電していないときに第1の基本位置を規定する目的のために弁スライド4の停止部を形成する。
弁体10の中央部10.2は、弁ハウジング2により形状ロッキング的に囲まれており、その結果としてシールリングが環状溝における弁空間を封止する。
弁体10、接続リング12、及びポールコア9の、ブラインドボアホールとして形成される電機子スペース9.1は、以下のように設計されている。すなわち、スライドチャネル10.1が接続リング12及び電機子スペース9.1とともに一様な円筒状の空間を形成し、弁スライド4が、この円筒状の空間に沿って図1に示す第1の基本位置Iから図
3に示す第2の基本位置IIに移動可能である。この第2の基本位置IIにおいて、弁スライド4は、電機子スペース9.1に落ち込み、ポールコア9に衝突する。
弁スライド4は、円筒状のスライドチャネル10.1に適合した円筒形状を有し、中空円筒状スライド部4.1と隣接する電機子部分4.2とを有する。中空円筒状スライド部4.1の内部は、ブラインドボアホールとして設計されており、そこに電機子部分4.2が接続されている。これにより、スライド要素の油圧機能と電機子部材の磁気的機能の両方が単一の部品である弁スライド4に一体化されている。
ソレノイドコイル5の非通電状態では、スプリング組立体6によって付勢された弁スライド4は、図1に示す第1の基本位置Iで、弁スライド4とポールコア9との間に配置されたスプリング組立体6によって保持される。この基本位置Iにおいて、弁スライド4は、端部11に当接する。これにより弁体10のリング状部分10.4内において、環状溝3.1を含む通路開口3がバルブスライド4の中空円筒状スライド部4.1によって閉じられる。
さらに、弁スライド4のスライド部4.1には、その周囲に配置され、半径方向に延びる開口部8が複数設けられており、これらは、中空円筒状スライド部4.1の内部と弁スライド4の外部とを接続している。これらの開口8は、中空円筒状スライド部4.1の円筒状の壁にスライド部4.1の自由端面に対してわずかな軸オフセットを有して設けられている。これにより図1に示す弁スライド4の第1の基本位置Iにおいて、これらの開口部8は、通路開口3又はより具体的には、これらの通路開口3を接続する環状溝3.1とオーバーラップできない。
よく知られているように、指定された電流強度の電磁コイル5に通電することで、磁界の発生につながり、これにより弁スライド4がスプリング組立体6のばね力に抗しポールコア9の方向に、スプリング組立体6のばね力が磁場の磁力と平衡するまで移動される。
スプリング組立体6は、2つのスプリング部6.1及び6.2とから構成され、これらは、スプリングワッシャ7により直列に接続される。なお、スプリングワッシャ7は、第2のスプリング部6.2のスプリング可動域を制限する手段として動作する。第1のスプリング部6.1は、実質的に電機子部分4.2の中空円筒部4.3によって受け取られ、中空円筒部4.3の底面上で支持される。また、この場合、第1のスプリング要素6.1をガイドする中空円筒部4.3の直径は、第1のスプリング要素の放射方向の直径に適合される。第2のスプリング部6.2の自由端は、ポールコア9のブラインドボアホール9.2によって支えられる。
第1のスプリング部6.1と第2のスプリング部6.2は、それぞれ第1及び第2のスプリング要素としての圧縮螺旋スプリングにより構成されている。第2のスプリング要素6.2は、第1のスプリング要素6.1よりも小さいバネ定数を有し、第1のスプリング要素は、固いスプリングを構成し、第2のスプリング要素は、第1のスプリングと比較して、柔らかいスプリングである。
この配置の結果は、図4に示すバネ特性曲線K1となる。この曲線は、弁スライド4とポールコア9との間のエアギャップの関数として示されているバネ力の曲線である。そして、この曲線は、図1に対応する基本位置Iから始まり、エアギャップの幅の変化は、弁スライド4の弁の上昇に対応している。したがって、基本位置Iに対応し、バネ特性曲線K1は、大きな値のエアギャップから始まり、最少許容値A1、最大許容値A2の間の許容範囲Aが基本位置Iを示している。
図4によると、このバネ特性曲線K1は、折れ曲がった曲線を示しており、柔らかい第2のスプリング要素6.2により生成される実質的に水平で直線的な部分と、固い第1のスプリング要素6.1によって生成される隣接する急峻で直線的な部分とから構成される。
このバネ特性曲線K1の折れ曲がり点Kは、図2に示す中間位置IIIに到達すると、第2のスプリング要素6.2が、スプリング可動域制限手段7によってスプリングの可動域が制限されることで生ずる。
スプリング可動域制限手段としてのスプリングワッシャ7は、実際のスプリングワッシャ要素7.0を有し、その上に、第1のスプリング要素6.1が電機子側に支持され、第2のスプリング要素6.2がポールコア側に支持されている。さらに、スプリングワッシャ7は、第1のスプリング要素6.1をガイドするために第1のスプリング要素の中に突出するガイドフランジ7.3を有する。さらに、可動域制限フランジ7.1が設けられており、可動域制限フランジ7.1は、第2のスプリング要素6.2の中に突出し、第2のスプリング要素のガイドし、及び、第2のスプリング要素のスプリング可動域を制限するために用いられる。
スプリングの可動域を制限する動作は、以下のとおりである。すなわち、ソレノイドコイル5の磁界が、弁スライド4をポールコア9の方向に移動させると、第2のスプリング要素6.2のバネ定数が小さいことにより、最初は、第2のスプリング要素が弁スライド4の動きに対してバネ力を生成し、第1のスプリング要素6.1の長さを実質的に変えることなく圧縮される。この結果、弁スライド4の移動に伴って、スプリング可動域制限手段7は、ポールコア9の方向に、可動域制限フランジ7.1がポールコア9のブラインドボアホール9.2の底面に当接するまで、移動し、その結果、折れ曲がり点Kが規定される。仮に、弁スライド4がポールコア9の方向に移動し続けるとすれば、第1のスプリング要素6.1は、追加的なバネ力を生成し、それにより、仮に、弁スライド4がポールコア9の方向に移動し続けるとすれば、バネ力は、図4のバネ特性曲線K1の急峻な部分に対応して増加するであろう。
図2に係る中間位置IIIに来るように弁スライド4の位置を制御するために、ソレノイドコイル5は、第1の電流の強さの電流が部分的に通電され、図4のグラフに示すように磁力特性曲線K2が生成される。この磁力特性曲線はバネ力特性曲線K1の急峻な部分と、最小許容B1と最大許容B2によって規定される許容値フィールドBにおいて交叉する。2つの特性曲線K1、K2が交差する点において、バネ力と磁力がお互いに補償し、弁スライド4は、このような状況で安定した位置を占める。
図2の弁スライド4の位置では、開口部8と通路開口部3又はより具体的には、環状溝3.1とが重なり合い、この位置では、結果は、開口部3の断面によって画定される絞り断面であり、これを介して圧力媒体が搬送される。
対照的に、ソレノイドコイル5が、より高い電流強度の第2の電流強度で最大通電される場合には、図4に示す磁力特性曲線K3が生成される。この磁力特性曲線は、バネ力特性曲線K1との交点を形成しない。この構成の結果、弁スライド4が、ポールコア9によって中間位置IIIを超えて電機子4.2のポールコア側の端面がポールコア9に当接するまで引き付けられる。これにより、弁スライド4は、第2の基本位置IIに達し、この領域は、図4のグラフ上で文字Cによってマークされている。
この第2の基本位置IIでは、開口部8はもはや通路開口部3と通路開口を相互に接続する環状溝3.1とに接続されておらず、リング状部分10.4の内側シェルによって覆われている。しかし、開口部8を閉鎖する必要はない。第2の基本位置(通電)の開口部8がまだ部分的に開いている場合、流れの力にとって、有利である。しかし、スライド部4.1の端面によって形成される制御エッジ4.4が通路開口部3と通路開口部3に接続する環状溝3.1とを開放し、これにより通路開口部3の断面全体が有効になる。
この構成により、圧力媒体は、入口ポート2.1と開口部8を通ってスライドチャネル10.1に流れ、そこから端部11を介して出口ポート2.2に流れる。
端部11では、シェル形状のフローガイド部13は、弁プレート14の中央に配置されている。このフローガイド部は、出口ポート2.2の方向に圧力媒体の流れを誘導するようになっている。弁プレート14には、出口側に、圧力ポート14.1によって圧力媒体によって加圧された板バネ15を有しており、これにより板バネ15が持ち上がり、圧力媒体が出口ポート2.2を通って流れることができる。
複数の圧力均等化チャネル4.5は、弁スライド4の電機子部4.2に設けられている。これらの圧力均等化チャネルは、スライド部4.1のキャビティを電機子部4.2のポール側の端面に接続している。この構成により、スライド部4.1のキャビティと電機子スペース9.1との間の圧力が均等化される。
1…電磁弁
2…弁ハウジング
2.1…弁ハウジング2の入口ポート
2.2…弁ハウジング2の出口ポート
3…通路開口
3.1…環状溝
4…弁スライド
4.1…弁スライド4のスライド部
4.2…弁スライド4の電機子部分
4.3…電機子部分4.2の中空円筒部
4.4…スライド部4.1の制御エッジ4.4
4.5…電機子部分4.2の圧力均等化チャネル
5…ソレノイドコイル
6…スプリング組立体
6.1…第1のスプリング部、第1のスプリング要素
6.2…第2のスプリング部、第2のスプリング要素
7…スプリング可動域制限手段、スプリングワッシャ
7.1…スプリングワッシャ7の可動域制限フランジ
7.2…可動域制限フランジ7.1の自由端
7.3…スプリングワッシャ7のガイドフランジ
8…スライド部4.1の開口部
9…ポールコア
10…弁体
10.1…弁体10のスライドチャネル
10.2…弁体10の中央部
10.3…弁体10のリング状部
10.4…弁体10のリング状部
11…端部
11.1…端部11の端部側開口部
12…接続リング
13…フローガイド部
14…弁プレート
14.1…圧力ポート
15…板バネ

Claims (14)

  1. 圧力媒体の流れを制御する電磁弁(1)であって、
    前記圧力媒体に対する入力ポート(2.1)と出力ポート(2.2)とを有する弁ハウジング(2)と、
    前記圧力媒体に対し、前記入力ポート(2.1)と出力ポート(2.2)とを接続する少なくとも1つの通路開口(3)と、
    前記通路開口(3)を閉じている第1の基本位置(I)とソレノイドコイル(5)によって前記通路開口(3)を開いている第2の基本位置(II)との間を軸に沿って移動可能な弁スライド(4)と、
    前記ソレノイドコイル(5)が通電されていない場合には、前記弁スライド(4)を前記第1の基本位置(I)又は前記第2の基本位置(II)に位置させるスプリング組立体(6)とを具備し、
    前記スプリング組立体(6)は、第1のスプリング部(6.1)と前記第1のスプリング部(6.1)に直列に接続される第2のスプリング部(6.2)とを有し、前記第2のスプリング部(6.2)は、前記第1のスプリング部(6.1)よりも小さいバネ定数を有し、
    前記ソレノイドコイル(5)を通電することにより前記第1の基本位置(I)と前記第2の基本位置(II)との間の中間位置(III)に前記弁スライド(4)を位置させるために前記第2のスプリング部(6.2)の所定のスプリング可動域を制限するスプリング可動域制限手段(7)が設けられ、
    前記弁スライド(4)は、前記中間位置(III)において、前記通路開口(3)の断面の少なくとも一部を開放するように構成されている
    ことを特徴とする電磁弁(1)。
    ル。
  2. 前記弁スライド(4)は、中空円筒スライド部(4.1)を有する電機子として構成され、前記スライド部(4.1)は、前記弁スライド(4)の前記中間位置(III)において前記通路開口(3)と少なくとも部分的に重なる少なくとも1つの放射状の開口(8)を有していることを特徴とする請求項1に記載の電磁弁(1)。
  3. 前記弁スライド(4)は端部側の前記中空円筒スライド部(4.1)と反対側に位置する電機子部(4.2)を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電磁弁(1)。
  4. 前記弁スライド(4)に電磁相互作用を及ぼすポールコア(9)が電機子空間(9.1)に設けられ、
    前記ポールコア(9)と前記弁スライド(4)との間に前記スプリング組立体(6)が設けられ、
    前記弁スライド(4)は、前記スプリング組立体(6)により、前記電磁相互作用の力の方向と反対方向に付勢される
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の電磁弁(1)。
  5. 前記電機子部(4.2)は、前記第1のスプリング部(6.1)を少なくとも部分的に収容するために前記第1のスプリングの半径方向の輪郭に適合する円筒状キャビティ(4.3)を有し、前記第1のスプリング部(6.1)の一端は、前記電機子部(4.2)の前記円筒状キャビティ(4.3)の底面によって支持されていることを特徴とする請求項4に記載の電磁弁(1)。
  6. 前記ポールコア(9)は、ブラインドボアホール(9.2)を有し、前記スプリング組立体(6)の第2のスプリング部(6.2)の一端は、前記ブラインドボアホール(9.2)の底面によって支持されていることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の電磁弁(1)。
  7. 前記スプリング可動域制限手段(7)は、スプリングワッシャとして構成され、第1のスプリング部(6.1)は、前記スプリングワッシャ(7)の一方の側で支持され、前記第2のスプリング部(6.2)は、前記スプリングワッシャ(7)の他方の側で支持されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の電磁弁(1)。
  8. 前記スプリングワッシャ(7)は、軸方向の長さを有する可動域制限フランジ(7.1)を有し、前記弁スライド(4)の前記中間位置(III)において、前記可動域制限フランジ(7.1)の開放端(7.2)が前記ポールコア(9)に当接し、前記第2のスプリング部(6.2)のスプリング可動域を制限することを特徴とする請求項7に記載の電磁弁(1)。
  9. 前記スプリング組立体(6)の前記第1のスプリング部(6.1)及び前記第2のスプリング部(6.2)は、それぞれ、第1のスプリング要素及び第2のスプリング要素として構成され、好ましくは、圧縮バネであることを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れか一項に記載の電磁弁(1)。
  10. 前記第2のスプリング部(6.2)をガイドする前記スプリング可動域制限手段(7)の前記可動域制限フランジ(7.1)は、前記第2のスプリング部(6.2)の内側の輪郭に適合するものであることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の電磁弁(1)。
  11. 前記第1のスプリング部(6.1)をガイドする前記スプリングワッシャ(7)は、前記第1のスプリング部の内側の輪郭に適合するガイドフランジ(7.3)を有することを特徴とする請求項7乃至請求項10の何れか一項に記載の電磁弁(1)。
  12. 前記弁ハウジング(2)は、前記弁スライド(4)をガイドする軸スライドチャネル(10.1)を有する弁体(10)を具備し、前記少なくとも1つの放射状の通路開口(3)が端部に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項11の何れか一項に記載の電磁弁(1)。
  13. 前記弁ハウジング(2)は、前記通路開口(3)に対応する少なくとも1つの放射状の入力ポート(2.1)を有することを特徴とする請求項1乃至請求項12の何れか一項に記載の電磁弁(1)。
  14. 前記弁ハウジング(2)は、前記中空円筒スライド部(4.1)に対応する軸方向の出力ポートを有することを特徴とする請求項1乃至請求項13の何れか一項に記載の電磁弁(1)。
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