JP2016521617A - 歯牙神経治療用エンドファイル - Google Patents

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Abstract

【課題】歯牙神経治療用エンドファイルを提供する。【解決手段】本発明は、ハンドピース内に挿入されて着脱式で結合されるヘッド部と、前記ヘッド部の下方に設けられ、患者の歯根管内に挿入して歯の神経を除去するための組織除去部と、前記ヘッド部と前記組織除去部との間に設けられ、少なくとも一つの水平スルーホールからなる応力分散部とを含んでなり、エンドファイルの回転の際に発生する応力の集中を防止および緩衝させ、エンドファイルの折れる現象を最小化するように構成されたものである。本発明に係る歯牙神経治療用エンドファイルによれば、ハンドピースに結合されて回転するヘッド部から伝達される大きな回転トルクが連結部に1次的に伝達される過程で、連結部の断面の分割により応力の集中を最小化し、トルク力を断面全体にわたって均一に分散させることにより、連結部を破断させることなく安定した状態で回転させ、その回転力を組織除去部へそのまま伝達して、使用中にエンドファイルが破断することなく効果的に歯の神経治療に活用することができる。

Description

本発明は、歯牙神経治療用エンドファイルに係り、より詳しくは、ハンドピースに結合されるヘッド部、神経を除去するための組織除去部、および前記ヘッド部と前記組織除去部との間に設けられ、水平スルーホールからなる応力分散部を含んでなり、該応力分散部の水平スルーホールを様々な形状に形成することにより、エンドファイルの回転時に先端まで伝達される回転力が水平スルーホールによっていずれか一箇所に集中せず、分散するようにして、使用中にエンドファイルの折れる現象を最小化するように改善された、歯牙神経治療用エンドファイルに関する。
一般に、エンドファイル(Endo file)は、歯牙の歯神経を除去する医療ツールであって、病変の発生した歯根管(root canal)の内部に深く挿入して神経および/または病変組織を除去するために採用されており、歯牙の形態に応じて曲がらなければならないため、弾性力のある材質でできている。
このようなエンドファイルは、世界中のすべての歯科で広く使われており、エアや電気モーターの力によって自動的に回転するハンドピース(Hand Piece)に取り付けられて回転する。
このような従来のエンドファイル1の基本的な構造は図1に示されている。
すなわち、従来のエンドファイル1は、ハンドピース10に脱着式で結合されるヘッド部20と、前記ヘッド部20の下方に設けられ、歯の神経を除去するための組織除去部30とを備え、前記ヘッド部20と組織除去部30との間には形状遷移領域である連結部40をさらに備えている。
このような従来のエンドファイル1は、ハンドピース10に脱着式で結合されたヘッド部20が回転すると、その回転力が組織除去部30へ伝達されて組織除去部30が回転し、前記組織除去部30が病変の発生した歯(図示せず)の神経、血管および組織をすべて除去して治療する方法で神経治療を行う。このような治療過程中に、従来のエンドファイル1は、その組織除去部の歯根管(root canal)内に対する引き込みおよび引き出しが繰り返し行われる。
しかし、従来のエンドファイル1は、使用中、すなわち回転中にしばしば破断現象が発生する。このようなエンドファイル1の破断は、組織除去部30が歯根管内に挿入された状態で、ヘッド部20から伝達される回転力によって組織除去部が回転するときに神経および組織による回転抵抗力によって、組織除去部の一部に過度な応力が集中したり、歯根管の撓みがひどい根管部位での回転により応力の集中が発生したり、或いは歯根管にタイトに挿入される場合に瞬間的に一部に過度な応力が集中したりして発生する場合が多い。
また、口腔内の奥深くにある臼歯部を治療するときは、エンドファイルおよび該エンドファイルの装着されたハンドピースが口の中の奥深くまで挿入されなければならないが、この際、口が小さく開けられる患者は、連結部40の曲げ弾性が殆どない既存のエンドファイルの欠点により組織除去部の撓みがさらにひどく現れるので、破折が発生する可能性がさらに多かった。
特に、エンドファイルの破断や破折は、組織除去部30の先端から一定の区間、例えば先端から1〜3mmの部位で主に発生するが、このような組織除去部30は、歯の神経および血管を除去する部分であって、その形態を変更することが容易ではない。
このような従来のエンドファイル1の破断に関連する先行技術としては、大韓民国登録特許公報第10−1011695号の「神経治療用エンドファイル」がある。
このような従来の技術は、歯の神経治療の際にエンドファイル1の端部が破断しても、破断片を容易に引き出すことができるように形成された神経治療用エンドファイルに関するもので、歯根管の内部に挿入され、神経と血管を除去するための組織除去部と、前記組織除去部に設置され、前記組織除去部の繰り返し使用により破断が発生したとき、破断面の下部と上部とを相互連結して、前記破断した組織除去部の下部が上部と一緒に歯牙から引き出されるようにする連結部材とを備える。
このような従来の技術は、繰り返し使用によるエンドファイルの組織除去部の端部に破断が発生する時点を予測するか、或いは破断したエンドファイルの端部を歯から容易に引き出すことにより、エンドファイルの破断した組織除去部の断片が患者の歯に刺さることを防止することができるという利点がある。
しかし、このような従来の技術は、エンドファイル1自体の破断後にその破断した端部を回収する技術に関するもので、エンドファイル1自体の破断を前もって防止しようと意図した技術ではない。
本発明は、前述した従来の問題点を解消するためのもので、その目的は、歯根管への入り込み後、エンドファイルの回転の際にヘッド部から組織除去部の先端まで回転力が均一に伝達されるようにし、応力がエンドファイル全体にわたって分散するようにして、使用中にエンドファイルの折れる現象を最小化するように改善された、歯牙神経治療用エンドファイルを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、エンドファイルの大きな回転トルクが1次的にかかる部分での応力集中を最小化し、回転トルクの集中を緩衝させ、均一に分散させることにより、破断することなく組織除去部の安定した回転動作を保障する、歯牙神経治療用エンドファイルを提供することにある。
また、本発明の別の目的は、応力の集中によりエンドファイルが破断するとき、エンドファイルの応力分散部が破断するように誘導することにより、エンドファイルが破断するとしても、歯根管から破断したエンドファイルを容易に除去することができるようにする、歯牙神経治療用エンドファイルを提供することにある。
また、本発明の別の目的は、歯根管への入り込み後、回転の際にエンドファイルが破折するほどの応力が発生すると、まず応力分散部が歪んでねじれてしまうので、施術者がエンドファイルの破折発生の前に予め検知することができる機能を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、歯の神経治療に使用されるエンドファイルであって、
ハンドピース内に挿入されて着脱式で結合されるヘッド部と、
前記ヘッド部の下方に設けられ、患者の歯根管内に挿入して歯の神経および病変組織を除去するための組織除去部と、
前記ヘッド部と前記組織除去部との間に設けられ、歯根管内でエンドファイルの回転時に発生する応力の集中を防止および緩衝させ、エンドファイルの折れる現象を最小化するように構成された少なくとも一つの水平スルーホールからなる応力分散部とを含んでなる、歯牙神経治療用エンドファイルを提供する。
また、前記応力分散部の水平スルーホールの断面形状は四角形、十字形、多角形または楕円形であることが好ましい。
また、前記水平スルーホールは、エンドファイルの断面の円周方向に沿って等間隔で2〜4個設けられることが好ましい。
本発明に係る歯牙神経治療用エンドファイルによれば、ヘッド部と組織除去部との間に設けられた連結部の内側に、少なくとも一つの水平スルーホールからなる応力分散部を備えることにより、エンドファイルが根管内で回転するときに発生する応力の集中を防止する。
このようにヘッド部の下方に設けられた応力分散部は、連結部を水平方向に貫通する少なくとも一つの水平スルーホールにより、応力分散部の断面を多数に区画し、歯根管内でエンドファイルの回転時に特定の一箇所に応力が集中しないようにし、ヘッド部から組織除去部の先端まで回転力を均一に伝達させることで、エンドファイルの折れる現象を効果的に防止する。
特に、このような応力分散部は、ハンドピースに結合されて回転するヘッド部から伝達される大きな回転トルクが応力分散部に1次的に伝達される過程で、断面の分割により応力の集中を最小化し、トルク力を断面全体にわたって均一に分散させることにより、エンドファイルを破断させることなく安定した状態で回転させ、その回転力を組織除去部へそのまま伝達して、歯の神経治療に効果的に活用することができる。
また、歯根管への入り込み後、回転の際にエンドファイルが破折するほどの応力が発生すると、まず応力分散部に歪んでねじれてしまうので、施術者がエンドファイルの破折発生の前に予め検知することができるという効果を持つ。
従来の技術によるエンドファイルの構造を示す断面図である。 本発明に係るエンドファイルの構造を示す断面図であって、連結部に水平スルーホールからなる応力分散部を有する構造を示す。 従来の技術に係るエンドファイルにおける連結部の中実(solid)の直径を示す断面図である。 本発明に係るエンドファイルにおいて、連結部に水平スルーホールからなる応力分散部を有する構造を示す断面図である。 本発明に係るエンドファイルにおいて、連結部の水平スルーホールが長方形の断面を持つ構造を示す断面図である。 本発明に係るエンドファイルにおいて、連結部の水平スルーホールが多角形の断面を持つ構造を示す断面図である。 本発明に係るエンドファイルにおいて、連結部の水平スルーホールが楕円形の断面を持つ構造を示す断面図である。 本発明に係るエンドファイルにおいて、連結部の断面を同じサイズに三分割させた構造を示す断面図である。 本発明に係るエンドファイルにおいて、連結部の水平スルーホールが十字(+)形に設けられて連結部の断面を同じサイズに四分割させた構造を示す断面図である。 本発明に係るエンドファイルにおいて、施術中にあまりにも多くの回転抵抗力が生じた場合にエンドファイルの応力分散部がねじれてしまうことを示す参考図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施例をより詳細に説明する。
本発明に係る歯牙神経治療用エンドファイル100は、図2に示すように、ハンドピース110内に挿入されて着脱式で結合されるヘッド部120を上部側に備え、前記ヘッド部120の下方には患者の歯根管(root canal)内に挿入して歯の神経を除去するための組織除去部130を備える。
さらに、前記ヘッド部120と組織除去部130との間に設けられた連結部140を備えるが。このような連結部140の内側には、エンドファイル100の回転時に発生する応力を分散させるために、少なくとも一つの水平スルーホール152からなる応力分散部150を備える。
このような本発明に係る歯牙神経治療用エンドファイル100は、通常の材料、例えば、耐食性に優れたチタニウム、ステンレス、Ni−Ti(形状記憶合金)などで出来ている。前記連結部140は、ハンドピース110の作動によりヘッド部120が回転すると、その回転力を下方の組織除去部130に伝達する。
このような連結部140に設けられた応力分散部150の水平スルーホール152は、連結部140を水平方向に貫通して設けられたものであって、図2および図3bに示すように、連結部140の断面を2つに分割する。
このように二分割された連結部140の断面は、それぞれ同じサイズを持つ。よって、上部側のヘッド部120から回転トルクが伝達されると、特定のいずれかの断面に回転トルクが過剰に集中せずに均一に分散して下部側の組織除去部130へ伝達される。
このような応力分散部150の水平スルーホール152は、図4aに示すように四角形、好ましくは長方形の断面を持つことができるが、本発明はこれに限定されず、図4bに示すたように多角形の断面152a、或いは図4cに示すように楕円形の断面152bを持ってもよい。このようなそれぞれの断面構造において、それらのいずれも同様に連結部140を水平方向に貫通する構造である。
また、前記水平スルーホール152は、図2に示すように、連結部140の断面を二分割する1つの構造で形成できるが、図5aに示すように、連結部140の断面円周方向に沿って等間隔で連結部140の断面を同じサイズに三分割する構造を採用することもできる。
それだけでなく、図5bに示すように、連結部140の断面を十字(+)形に分割して連結部140の断面を同じサイズに四分割する構造を採用することもできる。
したがって、ファイルが歯根管の中で強い回転抵抗力を受けても、いずれかの一部分に回転トルクが過剰に集中せず、均一に分散して下部側の組織除去部130に伝達させることになる。
一方、本発明の一実施例によれば、螺旋部からなって神経を除去する組織除去部を前記連結部140まで形成することもできる。
また、前記水平スルーホール152が連結部140に並んで2つ以上設けられた構造であってもよい。このような変形構造では、2つ以上設けられた水平スルーホール152により、連結部140の断面が3つ以上に分割され、そのそれぞれのサイズが異なってもよい。
応力分散部150に設けられた水平スルーホール152により、応力分散部150に伝達された回転トルクを緩衝させるトーションばねのようなねじり緩衝効果を発生させる。
このような緩衝構造によって、本発明の応力分散部150は、応力集中を回避することができ、疲労の蓄積を防止して突然の破断を防止することができる。また、前述したようなトーションばね効果を持つから、図6に示すように、施術中にあまりにも多くの回転抵抗が生じた場合に応力分散部150がねじれてしまうので、施術者がその状態を肉眼で直ちに確認することができてファイルの破折を予防することができる。
前述のように構成された本発明に係る歯牙神経治療用エンドファイル100は、ヘッド部120がハンドピース110内に挿入されて着脱式で結合され、ハンドピース110の作動によりヘッド部120、応力分散部150および組織除去部130は回転する。
このような状態で組織除去部130が患者の歯根管内に挿入されて歯の神経を除去するが、このような過程で、連結部140はヘッド部120から伝達される大きな回転トルクを組織除去部130へそのまま伝達して歯の神経を除去する。
このとき、応力分散部150の水平スルーホール152が連結部140を水平方向に貫通している。
このような水平スルーホール152は連結部140の断面を多数個、例えば2個〜4個に分割し、これらの断面はそれぞれ同じサイズを持つ。このような同じ断面サイズの分割された連結部140は、上部側のヘッド部120から回転トルクが伝達されると、特定のいずれかの断面に回転トルクを過剰に集中させずに均一に分散させて下部側の組織除去部130に伝達させる。
特に、このような連結部140の水平スルーホール152は、連結部140に伝達された回転トルクを緩衝させるトーションばねのような緩衝効果を発生させる。
つまり、従来の中実構造では、ヘッド部120から伝達されるトルクを何らの緩衝もなく、組織除去部130へ伝達させることにより、組織除去部130に過負荷がかかる場合、組織除去部130の脆弱部分に緩衝効果なく応力が集中してそのまま破断してしまう。
しかし、本発明の連結部140は、水平スルーホール152が外力、すなわち回転トルクによって連結部140を弾性変形させる余裕空間を提供することができるので、急激な回転トルクが組織除去部130にかからず、連結部140のねじり弾性変形による緩衝効果を得ることができるため、組織除去部130の破断なしに回転力の円滑な伝達が可能となる。このような連結部140の緩衝構造を持つ本発明の連結部140は、応力の集中を回避することができ、疲労の蓄積を防止して突然の破断を防止することができる。
前述したように、本発明に係る歯牙神経治療用エンドファイル100によれば、ヘッド部120と組織除去部130との間に設けられた連結部140の内側に、少なくとも一つの水平スルーホール152からなる応力分散部150を備えることにより、エンドファイル100の回転時に発生する応力の集中を防止し、緩衝させる。
このように連結部140に設けられた応力分散部150は、連結部140を水平方向に貫通する少なくとも一つの水平スルーホール152によって、連結部140の断面を多数に区画する。したがって、エンドファイル100の根管内での回転の際に連結部140および組織除去部130の特定の一箇所に応力が集中しないようにし、ヘッド部120から組織除去部130の先端まで回転力を均一に伝達させることで、エンドファイル100の折れる現象を効果的に防止し、歯の神経治療に効果的に活用することができる。
以上、本発明を添付図面に基づいて特定の実施例に関連して詳細に説明したが、本発明はこのような特定の構造に限定されるものではない。当該分野における通常の知識を有する者であれば、以下の特許請求範囲に記載された本発明の技術思想及び権利範囲を逸脱することなく、本発明に多様な修正又は変更を加えることができるであろう。例えば、前記水平スルーホール152の断面形状および個数などは同じ効果を発揮しながらも可変的でありうる。ところが、そのような単純な修正又は変形構造はいずれも本発明の権利範囲内に属するものであることを予め明らかにしておく。

Claims (3)

  1. 歯の神経治療に使用されるエンドファイルであって、
    ハンドピース内に挿入されて着脱式で結合されるヘッド部と、
    前記ヘッド部の下方に設けられ、患者の歯根管内に挿入して歯の神経を除去するための組織除去部と、
    前記ヘッド部と前記組織除去部との間に設けられ、少なくとも一つの水平スルーホールからなる応力分散部とを含んでなり、エンドファイルの回転の際に発生する応力の集中を防止および緩衝させ、エンドファイルの折れる現象を最小化するように構成されたことを特徴とする、歯牙神経治療用エンドファイル。
  2. 前記応力分散部の水平スルーホールの断面形状が四角形、多角形、十字形、または楕円形であることを特徴とする、請求項1に記載の歯牙神経治療用エンドファイル。
  3. 前記水平スルーホールは、エンドファイルの断面の円周方向に沿って等間隔で2〜4個設けられることを特徴とする、請求項2に記載の歯牙神経治療用エンドファイル。
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