JP2007125392A - 歯内治療学的装置並びにその使用および製造方法 - Google Patents

歯内治療学的装置並びにその使用および製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】歯内治療学的処理を実行するために、歯根管の清掃、ヤスリ仕上およびリーマ仕上げのための柔軟で、破壊抵抗をもつ歯内治療学的装置並びにその使用および製造方法を提供する。
【解決手段】根管を清掃、ヤスリ仕上またはリーマ仕上げのための歯内治療学的装置2は、エッジ、効果的部分4、結合部分8およびそこに結合された結合頭部6を有する、金属性、可撓性の少なくとも1つの索10を備えている。索は、効果的部分にそって、埋められた研摩粒子を有するバインダの薄層によってコーティングされている。根管を清掃、ヤスリ仕上またはリーマ仕上げのための方法およびその装置を製造する方法も提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、歯内治療学の分野、より詳しくは、歯内治療の処置のための歯内治療学的装置および方法に関する。より特別には、本発明は、根管を清掃、ヤスリ仕上およびリーマ仕上げのための歯内治療学的装置並びにその使用および製造方法に関する。
近代的歯内治療の処置は、ダメージを受けた歯髄を除去することを含んでおり、それは、グッタベルカおよび根管シーラのような生物学的適合材料でもって、根管スペースを清掃および成形、洗浄および磨くことを含んでいる。
管の成形は、手持ちステンレス製歯内治療具、実質的には、迅速なヤスリによる手動か、標準に合ったかまたは歯科用ハンドピースに適合させられた回転ニッケル−チタニウムヤスリによって機械的に行われる。
手動プロセスは、歯科医の経験に依存し、実行するのが物理的に困難で、時間がかかる。ヤスリの使用は、最も小さいものから最も大きいものに次第に増加する円錐の形状において、多数の異なるヤスリを反復に変化することを必要とする。管が曲がっているかまたはくねっている場合、手で持てるサイズの鋼鉄ヤスリは、回転角度が前後に約30度まで制限されて、根管の舌尖音部分に達することができない。そのような制限がある理由は、過剰な力が印加されるときに、鋼鉄ヤスリの適度な弾力および破損の危険度に関する。管横断面が形状が楕円であるか狭いときに、ヤスリの丸い横断面は十分な清掃をすることができない。そのような場合、ヤスリの丸い横断面を受け入れる管横断面の拡大は、壁または管の舌尖音部分を弱めるか、または穿孔する。
弾力的な回転ニッケル−チタン歯内治療学的ファイルの分野が過去2、3年にわたって非常に発達したにもかかわらず、ニッケル−チタン回転ヤスリの破損がまだしばしば報告されて、そして、それ故、用途が制限される。破壊問題を克服するために、トルク限定回路を備えている低速度モータによって駆動される公共の用に供されるハンドピースシステムのかなりの範囲は、開発された。その結果、ヤスリのコストおよび歯内治療学的処理につき関連機器は、かなり高くなった。
歯内治療学的処理の間の根管内におけるヤスリの破損および壊れたヤスリのチップを根管に残さなければならないポテンシャル危険の課題を解決するために、歯内治療学的リーマを生じるための破壊−抵抗マルチフィラメント・コンポジットを使用することが、提案され、それは、「予めねじられたコア12を形成するために、ポリマーマトリクスにより成形される」複数のねじられた繊維を備えている(例えば、特許文献1、3欄、65-66行参照)。ポリマーマトリクスには、埋め込み研摩粒子材がある。
従来技術ニッケル−チタンおよび複合ヤスリの他の欠点は、これらのヤスリの柔軟性に関連があり、それは、特許文献2において述べられるように、それはより根管湾曲に追従し、根管の中央に残りそうである。中央に残ることによって、ヤスリ器具は、ヤスリの届く範囲内で、同時に、かつ、無差別に、全ての壁に作用する。根管壁が全方向に、そして、根管に沿って異なる全ての位置で等しい厚みを有するというわけではないから、ある壁は、薄くなりすぎるか、穿孔される。加えて、ニッケル−チタン薄ヤスリ器具は、それが硬い物質に遭遇するときにヤスリが曲がりかつ変形させられるから、適切に根管を掃除するにはあまりに可撓性であり過ぎる。ニッケル−チタン・ヤスリが可撓性であるので、それらは最少の抵抗の経路をたどる傾向があって、掃除される必要はある部分を積極的に掃除するために用いられず、着くのが困難である。したがって、ニッケル−チタン・ヤスリが非円筒状に成形された根管を掃除するために用いられるときに、ヤスリは根管の中央および/または最少の抵抗の領域だけに移動して、壊死の組織の全てを取り除くことに失敗する。
一般的に、清掃および形削りの間に、根管は、ナトリウム低塩化物(漂白剤)の溶液によって、潅注される。それは、潤滑し、破片を洗い落とし、有機組織を溶かし、根管に存在する微生物を滅ぼすことが可能である。漂白剤は、最終的塩分潅注方でもって根管から潅注されなければならない。殆どの潅注技術は、可撓性注射器の使用法を含んでおり、その結果、繰り返された洗浄サイクルの間、ヤスリを保持しているハンドピースはその座席の安静に置かれる。例えば、特許文献3において提案される他の溶液は、外科用縫合針に連結された圧力入口および吸入出口とを備えている特定のハンドピースの使用を含んでいる。しかしながら、全てのこの種の手順は、異なるツールの間で切り替えをすると共に、根管形成動作の長い停止を必要とする。
従って、根管を成形する間に、最小のツール交換で効果的な根管処理をし、自然な象牙質層の除去の必要が存在する。
米国特許6,443,730号 米国特許第6,746,245号 米国特許第6,464,498号
従って、幅広い本発明の目的は、歯内治療学的処理を実行するために、歯根管の清掃、ヤスリ仕上およびリーマ仕上げのための柔軟で、破壊抵抗をもつ歯内治療学的装置およびその使用方法を提供することにある。
本発明の更なる目的は、歯根管の清掃、ヤスリ仕上およびリーマ仕上げのための柔軟で、破壊抵抗をもつ歯内治療学的装置を製造する方法を提供することにある。
さらに、本発明の別の目的は、歯内治療学的処理の間、本発明による歯内治療学的装置と連動して使用される補足潅注システムを提供することにある。
本発明によれば、根管を清掃、ヤスリ仕上またはリーマ仕上げのための歯内治療学的装置であって、エッジ、効果的部分、結合部分およびそこに結合された結合頭部を有する、金属性、可撓性の少なくとも1つの索を備えており、索が、効果的部分にそって、埋められた研摩粒子を有するバインダの薄層によってコーティングされている装置が提供される。
更なる本発明は、根管を清掃、ヤスリ仕上またはリーマ仕上げのための方法であって、請求項1に記載の歯内治療学的装置を提供すること、効果的部分を根管に挿入すること、根管の自然の湾曲および複雑の断面に追従するために、装置の薄い可撓性の効果的部分に放射遠心力を作用させて、同装置を選択された速度で回転させることよりなる方法が提供される。
本発明は、また更に、歯内治療学的装置を製造する方法であって、少なくとも1つのメタリック性、可撓性索を提供すること、索の中間部分をバインダ阻止層で被覆すること、索の露出部分を、効果的断面を形成するために埋められた研摩粒子を有するバインダの層でコーティングすること、阻止層を溶かすこと、結合頭部および結合部材を前記分解された部分上へ成形すること、効果的部分および結合頭部間で索を切断することを備えている方法を提供する。
この発明の実施の形態を図面を参照しながらつぎに説明する。
本発明は、現在以下に図示する図に関して特定の好ましい実施例と関連して記載されている。その結果、それはより完全に理解されることができる。
詳細に現在図の特定の参照については、示される詳細が実施例として、そして、本発明だけの好ましい実施例に関する図示する議論のためにあって、最も役立つと思われていることを提供することのために示されて、容易に原理および概念上の本発明の態様の説明を理解したと強調される。この点に関しては、本発明の基礎知識のために必要であるより、試みは更に詳細に本発明の構造細部を示すために実行されない。そして、図面に示される説明が本発明のいくつかの形を実際に実施できる当業者にとって明らかになる。
以下、図1〜3を参照して、歯根管の清掃、ヤスリ仕上およびリーマ仕上げのための、本発明による歯内治療学的装置2の構造について詳細に説明する。装置2は、好ましくは、作業実行または効果的部分4、結合部材6および頭部8の3つの接続可能な部分を含む。部分4は、好ましくは、弾力のある特性の有無にかかわらない金属、例えば、ステンレス鋼、ニッケル−チタンまたはベリリウム青銅である1つ以上の索10の部分として作られている。複数の索が用いられる場合、少なくともエッジ12は、結合された尖ったエッジを形成するために、よじられるか、溶接されるか、ろう付けされるか、さもなくは結合され、その一方で、個々の索の残りの部分は、結合されていなくてもよく、ゆるくまたはきつく、ねじられるかまたは編まれる。根管の効果的歯内治療学的作業、すなわち、清掃、ヤスリ仕上またはつや出しのために、索10の部分Aは、研磨層14でコーティングされている。コーティングされていない結合部分16は、索10を頭部8に取り付けるために使われる。この種の研磨層14は、通常バインダとして役立つ典型的にはニッケルの薄い層に電気メッキをする間に埋められた研摩粒子の結晶からなる。適切な研磨剤は、アルミナ、炭化けい素、ジルコニアまたはダイヤモンド粉または他のいかなる研摩剤でもありえる。ニッケル層の平均被膜厚さより大きい結晶粒度が選ばれ、そうすると、砥粒の鋭い刃は摩滅動作を実行するために層から露出する。多重撚線ケーブルが用いられる場合、被覆プロセスは、個々の索10に対して、ケーブルをねじる前またはすでにねじられたケーブルに実行され、索の部分Aの外面だけを被覆する。任意に、図2に示すように、部分Aの、エッジ12から間隔をおいた一部部A'は、よりよく根管形状と嵌合するためのより厚い層14を形成するために、きめの粗い粒で被覆されうる。
本願明細書において、用語「索」は、緩くまたはきつくねじられるか、またはケーブルの状態に巻かれているかどうか、一本の索または多数の索を示すために使用される。
結合部材6は、好ましくは、柔らかい材料、例えば、ゴムまたは熱可塑性エラストマでできている矢じりとして構成され、2つの部分、索結合部16に固定的に取付られた第1のテーパー部分6'および頭部8に作られた孔8'に適合するように構成された第2部分6"を有している。図2に示すように、索10の結合部分16は、部材6を貫通しかつ越えて伸びかつ頭部8に固定される。明らかに、この種の結合は、それぞれプラスチックおよび熱可塑性エラストマを用いて製造の間、索10上へ頭部8および部材6の成形により提供される。頭部8には、歯内治療学的ハンドピースに着脱可能な付属品のための標準のカップリング端18が構成される。任意に、メタルヘッド8は、索10に圧着されるか、または、さもなくは、はんだ付けされるか、ろう付けされるか、接着される。
索10の移動をもたらせる可撓性先細パート6'を有する比較的柔らかい結合部材6に加えて、動作の間、索10および部材6間の結合に隣接した部分20(図2)が任意にコーティングしてないままにされるときに、より良好な結果を成し遂げることが判明した。これは、最大限の柔軟性でもって、最も厳しく回転で曲がっている動きの下で壊れやすい索の部分を保護する。加えて、当然公知であるように、コーティングしてない裸の部分20は、また、金属的索10および頂点位置入力装置間の電気接続場所として役立つことができる。
装置2の構造の変更態様は、図4において、例示される。ここで、結合部材6は、好ましくは、示されるように、環状凸部24を有する孔22と、組み立ての際に、突起24にマッチするように構成される環状溝26を有する頭部8との2つの部分によって形成されてもよい。よく理解されているように、この種類の装置は、手動と同じく、歯内治療学的ハンドピースの使用に最も適している。
図5を参照すると、索10を頭部8に柔軟に取り付けるための異なる実施例が、例示されている。溝28は、円錐コイルばね30を受け入れるための頭部の外面に切られている。ばね30の小端部は、索10の接続部分を握持して、フレキシブル部材6と同じ効果を発揮し、振動を吸収して、動作の間、索10基部の応力集中を除去する。
装置2の更なる実施例が図6〜9Bに示されている。図6に見られる装置2には、索10にコイルばね32がゆるく巻回されており、それは、索10の巻かれた部分に対するバックリングを防止する。ばね32は、それ自体研磨層14でおおわれており、索10の、ばね32によって巻かれた部分はコーティングされておらず、より大きな柔軟性を保存している。図6の実施例の変形例が図7において例示され、より少ない柔軟性を提供しているきつく回されたばね34を示している。両方の実施例において、ばね32、34およびハンドル6間の部分20は、露出したままである。
図8を参照すると、ここでは、索10そのものがばね部分36で形成されており、ばね部分36が索10の一部である。ばね部分は、ゆるくまたはきつく巻かれ、研磨層14でコーティングされている。
先に例示された索10が円形横断面を有するとして示された一方、これが必ずしも必要ではない。例えば、図9Aおよび9Bでは、非円形の多面横断面の全体の一部としてばね部分38を有する非円形の索10が示されている。この種の構成は、索10の外面に沿って鋭利な能力を高めた鋭い刃を提供する。また、非円形の横断面は、研磨被覆層を提供するより大きな面積を有する索10を提供し、索の直径を実質的に増やすことなく摩滅を増やす。
以下、歯内治療学的装置2を製造するために提案する自動プロセスについて説明する。好ましくはリールに巻きつけられて供給される長い索またはねじれたケーブルは、引かれそして、それの断続的な部分は浸漬されるか、さもなくは、コート阻止層でおおわれている。索またはケーブルは、それから、効果的部分4を形成するために薄いニッケル・バインダに埋められる研磨層を被覆する工程のための電子メッキ槽に連続的に通過させられる。索またはケーブルは、それから阻止層を取り除くために溶剤槽に浸漬されて、索またはケーブルにカップリング頭部8を直接作るためのプラスチック射出成形金型機械に連続的に導かれる。熱可塑性エラストマから成る結合部材6は、好ましくは、第二段階として、複数構成要素モールディングマシンにおいて成形され、その一方で、効果的部分と、結合部分および部材6と間の非コート部分20を選択的に取り去る。最終工程は、索またはケーブルを効果的部分4および結合頭部8間で切断することを含む。
動作において、そして、最初に図10〜14の参照すると、多重撚線部分が使用されるときに、更にねじれをきつく観点か、または、ねじれを緩めるか、個々の索を拡げる逆の観点において、回転するときに、それは異なって作用する。
図10に、内部象牙質層46を示している歯44の根管42に挿入された索の部分40が示されている。第1のステップの間に、歯内治療学的装置の索部分は根管42に好ましくは電子頂点位置入力装置で測定された頂点まで挿入される。第2ステップの間に(図11)、索は、適度であるか高速度に、ハンドピース(図14に示される)によって機械的に回転させられる。装置の薄い、可撓性の部分40は、呈される放射遠心力を保つことが可能でなく、従って、それは、正確な方法で根管の自然の湾曲および複雑な横断面をもたらせる管壁に接触する。また、図10の横断面A−Aである図12に示すように、装置2の薄い部分40は、主として、楕円管横断面をもたらせる。装置2の薄い部分の位置は、あたかも一連の高速度カメラのショットが同一フィルム上に表現されるかのように示される。選択的第3ステップの間に(図13)、部分40は第2ステップのそれに逆の観点において回転させられ、その一方で、わずかな圧力が矢Pの方向に印加される。この特別な作動の特別モードの間に、各々の自由索は、48で示される領域に、根管の小さい位置的拡がりまたは刻みを好ましくもたらせる。
同様に、図8および9Aの実施例による装置を用いて、そのとき、装置2は、ばね部分36、38の巻き方と同じ向きに回転するときに、ばねの径は、減少してかつ根管42の径に適応する傾向を示す。しかしながら、装置2がばねの巻き方と反対にある回転するときに、後者の径は増加する傾向があって、動作の間、根管42の壁にしがみつく傾向があり、より顕著な研磨動作を実行する。
歯内治療学的処理の間、通常、間欠的または連続的に、根管に潅注することを必要とする。潅注は、高速作動を使用するときに、さらにより重要になる。本発明は、上記で開示された歯内治療学的装置と連動して使用される補足潅注システムを提案する。
図14〜16に例示される潅注システムは、フレキシブルパイプ50からなり、その端部には、ノズル54を備えた金属スチフナ52を硬化させている。パイプ50は、ゴムまたはプラスチックストリップ58を適宜備えた標準的ハンドピース56に取付けられている。弁60は、クランプジョーによって通常はパイプをブロックしているフレキシブルパイプ50に付けられている。必要なときに、歯科医は、歯内治療学的処理の間に、小量だけ潅水することができる。ノズル54は、要求あり次第、装置2の動作部分に潅注流体を噴霧するように調整される。
更に、本発明は、潅注流体をパイプ50およびノズル54に分配する3つのオプションを提案する。図14を参照すると、ハンドピース56には、特定の圧力に耐えるために適切な小さいU形状リザーバ62が取付けられ、これは、部分的に潅水で満たされて、一方向ニードル弁64を通じて空気によって圧力調節されている。リザーバ出口は、フレキシブルパイプ50へ接続されている。
図15に関して、第2のオプションは、懸下されるかまたは独立型ベースに固定されるより大きい加圧リザーバ66が示されている。足で操作する弁68は、潅水をハンドピースに接続されている長いフレキシブルパイプを通じて加圧リザーバ66から自由にするために用いられる。
図16を参照すると、第3のオプションは、任意に遠い放出口をもったリザーバー70が電動ポンプ72に接続され、これは、マニュアルまたはフートスイッチ(図示せず)により操作される。ポンプ出口は、長いフレキシブルパイプ50によってハンドビス56へ接続されている。
本発明が前述の例示の実施例の詳細に限られていないことが、そして、本発明が趣旨またはそれの本質的属性から逸脱することなく、他のいろいろな形で実施されることができることが、当業者に明らかである。例示的であり限定的でない様に、本実施例は従って、あらゆる点で考慮されることになっている。そして、本発明の範囲がむしろ添付の請求の範囲によって、前述の説明および全てによって、意味および請求項の同等の範囲の中に来る変更が、そこにおいて、受け入れられることを目的とすることより示される。
本発明による歯内治療学的装置の分解断面図である。 図1の歯内治療学的装置の組立断面図である。 図2の組立られた歯内治療学的装置の透視図である。 本発明による装置の他の実施例の横断面図である。 本発明によるばね吸収に適合する歯内治療学的装置の側面図である。 本発明による装置の更なる実施例の側面図である。 図6の装置の変更態様の側面図である。 まだ本発明の装置の更なる実施例の側面図である。 図8の変形例の側面図である。 図9Aの囲まれた部分の詳細拡大図である。 本発明による、根管に挿入されるた歯内治療学的装置の横断面図である。 歯内治療学的装置の横断面図である、 図10の線A−Aにそう横断面図である。 図11に類似した逆の観点の回転を例示する装置の横断面図である。 潅注システムを備えたハンドピースに連結された本発明による装置の透視図である。 図14のシステムの更なる実施例の透視図である。 図15のシステムの変更態様である。
符号の説明
4 効果的部分
6 結合部材
8 頭部
10 索
12 エッジ
14 研磨層
16 結合部

Claims (25)

  1. 根管を清掃、ヤスリ仕上またはリーマ仕上げのための歯内治療学的装置であって、
    エッジ、効果的部分、結合部分およびそこに結合された結合頭部を有する、金属性、可撓性の少なくとも1つの索を備えており、
    索が、効果的部分にそって、埋められた研摩粒子を有するバインダの薄層によってコーティングされている装置。
  2. 請求項1に記載の装置であって、
    少なくとも1つの索は、ねじられたケーブルよりなるマルチ索によって構成されている装置。
  3. 請求項1に記載の装置であって、
    索は、円形横断面を有している装置。
  4. 請求項1に記載の装置であって、
    索は、多側面の横断面を有している装置。
  5. 請求項1に記載の装置であって、
    振動吸収および応力除去エラストマ結合部材が、結合部分の少なくとも一部を被覆している結合頭部に結合されている装置。
  6. 請求項1に記載の装置であって、
    結合頭部に一端で取り付けられた振動吸収および応力除去円錐コイルばねが、結合部分を小端部でグリップしている装置。
  7. 請求項1に記載の装置であって、
    さらに、索の、露出部分および効果的部分間の部分に巻かれたばねを備えている装置。
  8. 請求項1に記載の装置であって、
    さらに、索の、露出部分および効果的部分間に位置させられた一体化部分を構成しているばね部分を備えている装置。
  9. 請求項7または請求項8に記載の装置であって、
    ばねは、研磨層でコーティングされている装置。
  10. 請求項1に記載の装置であって、
    結合頭部の近くの効果的部分は、よりきめの粗い研摩粒子でコーティングされている装置。
  11. 請求項1に記載の装置であって、
    結合頭部の材料は、金属またはプラスチックである装置。
  12. 請求項11に記載の装置であって、
    金属結合頭部は、結合部分に、接着、ハンダ付け、ろう付またはクリンピングによって硬く取付られている装置。
  13. 請求項11に記載の装置であって、
    プラスチック結合頭部は、結合部分の上に、インジェクションプロセスによって、成形されている装置。
  14. 請求項5に記載の装置であって、
    熱可塑性エラストマ結合部材が、結合頭部の成形の後、結合部分上に、インジェクションプロセスによって、成形されている装置。
  15. 請求項1に記載の装置であって、
    研摩粒子は、アルミナ、炭化けい素、ジルコニアまたはダイヤモンド粉を含むグループから選択される装置。
  16. 請求項1に記載の装置であって、
    結合部分は、結合頭部の一端に、効果部分および結合頭部間の露出した非コーティング部分によって取付られている装置。
  17. 根管を清掃、ヤスリ仕上またはリーマ仕上げのための方法であって、
    請求項1に記載の歯内治療学的装置を提供すること、
    効果的部分を根管に挿入すること、
    根管の自然の湾曲および複雑断面に追従するために、装置の薄い可撓性の効果的部分に放射遠心力を作用させて、同装置を選択された速度で回転させること、
    よりなる方法。
  18. 請求項17に記載の方法であって、
    さらに、根管の最初の形削りのためのケーブルのねじれをきつくする観点において、請求項2に記載の装置を回転させることを備えている方法。
  19. 請求項17に記載の方法であって、
    根管のより微細な形削りおよびつや出しのために、個々の索を分散させるためにわずかに押圧する間に、ケーブルのねじれをゆるくする観点において、請求項2に記載の装置を回転させることを備えている方法。
  20. 歯内治療学的装置を製造する方法であって、
    少なくとも1つの金属性可撓性索を提供すること、
    索の中間部分をバインダ阻止層で被覆すること、
    索の露出部分を、効果的断面を形成するために埋められた研摩粒子を有するバインダの層でコーティングすること、
    阻止層を溶かすこと、
    結合頭部および結合部材を前記分解された部分上へ成形すること、
    効果的部分および結合頭部間で索を切断することを備えている方法。
  21. 請求項20に記載の方法であって、
    さらに、効果的部分および結合頭部間に非コーティング部分を残すことを備えている方法。
  22. 請求項1に記載の装置と関連して使用される補足潅注システムであって、
    同装置は、使用の間に、装置の効果的部分に潅注流体を噴霧するように調整されたノズルを備えているフレキシブルパイプを含むハンドピースに取付られているシステム。
  23. 請求項22に記載の潅注システムであって、
    ハンドピースを取り囲むリザーバを備えており、リザーバは、潅水および圧力空気で満たされかつバルブを通じてフレキシブルパイプに接続されているシステム。
  24. 請求項22に記載の潅注システムであって、
    さらに、独立型ベースに固定されかつハンドピースに足で操作する弁およびフレキシブルパイプによって連結された加圧リザーバを備えているシステム。
  25. 請求項22に記載の潅注システムであって、
    手動またはフートスイッチにより作動される電動ポンプおよびフレキシブルパイプによってハンドピースに連結されかつ遠い放出口をもったリザーバを備えているシステム。
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