JP3118437U - 根管内物質除去用器具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】棒状部13の先端側に有する針部16を根管に差し込んで根管内物質を除去清掃する歯科用の根管内物質除去用器具11であって、上記針部16を、その軸方向における基部15側から先端側へかけて略同径、若しくは、徐々に細径に形成し、上記針部の軸方向における上記先端部近傍部位22の径に対して、根管内物質を係合可能な太径を有する段状部24を、上記針部16の軸方向における先端部23に具備して形成した根管内物質除去用器具11。
【選択図】図4
Description
にも関わらず、根管拡大の作業は、根管形成具を操作しながら手指感覚で行われているのが実状であり、ひどい場合には根管壁を穿孔してしまうことや、根管の側面を著しく削り取ってしまうこともあった。
中でも、下記特許文献1において「歯の根管清掃、及び、整形用歯内治療器具」(以下、歯内治療器具と称す)が開示されている。
根管形成が完了した根管に対して充填したガッタパーチャポイントなどの根管充填材が外れた場合は、再根管治療を行う必要がある。ちなみに、再根管治療においては、基本的に、一度、根管形成を完成させているため、基本的に根管の側面を再度、切削して根管拡大する必要性は低いといえる。
但し、上記弾性素材は、上記形状記憶合金に限定せず、たわみ変形させたとき、優れた曲げ弾性力を発揮する弾性(コシ)を有し、強度など他の観点からも根管治療に適した素材であれば、適用することができる。
但し、上記塑性素材は、針部を根管に差し込む前に予め、根管形状に従って先端部が追従するように湾曲変形した形状を維持することができ、強度など他の観点からも根管治療に適した素材であれば、適用することができる。
上記根管充填材除去用器具11は、歯科医が歯の治療の際に把持する保持部12(ホルダ)、及び、該保持部12の軸方向における一端側に棒状部13を具備して構成している。
ちなみに、図2(a),(b),(c),(d),(e)は、それぞれ拡大した棒状部13の正面図、左側面図、平面図、右側面図、底面図を示す。
具体的に、上記棒状部13には、上記被取付け片15aの軸方向における先端側から屈曲させた第1屈曲部17を介して上記被取付け片15aの軸方向に対して例えば、21°斜め前方に基部先端側部位15bを具備している。さらに、上記基部先端側部位15bの軸方向における先端側から該基部先端側部位15とは上記被取付け片15aの軸方向に対して略対象となる斜め前方側へ例えば66°屈曲させた第2屈曲部18を介して針部16を具備している。
具体的に、図3(a),(b),(c)に示した、上記先端部23は、針部16の軸方向における先端部23に達する手前側に相当する先端部近傍部位22に対して段状となるよう、該先端部近傍部位22の径に対して太径に形成した段状部24を具備している。さらに、上記先端部23における上記段状部24よりも先端側部位を、半球面状に形成している。
次に、再根管治療時における古い根管充填材の除去処置を通じて本実施例における根管充填材除去用器具11が奏することのできる作用、効果について説明する。
このため、針部16の周方向におけるいずれの部位が根管における側面に当接しても(図4の針部16の仮想線参照)、従来のリーマー、ファイルなどの切削用の根管形成具のように不必要に、根管壁を削り取ってしまうことがない。
さらに本実施例における根管充填材除去用器具11は、根管壁に針部16が引っ掛かることなしにスムーズに処置を進めることができるという効果を得ることができる。
以下では、他の実施形態における根管充填材除去用器具11について説明するが、上記実施例1における根管充填材除去用器具11と同様の形態を採る構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
具体的に、先端部33における段状部34は、その外周縁部34aについては、根管内に付着した根管充填材を係合可能な鋭角状に形成している。さらに、先端部33は、段状部34から先端部33の内側を切り欠いた形状により形成し、段状部34の内周側34bには、係合した後の根管充填材を収容する収容空間Bを有している。
具体的に、本実施例における先端部43には、その軸方向に段状部44a,44b,44cを3つ連設させ、各段状部44a,44b,44cに対して先端側を半球面状に形成している。
すなわち、本実施例における先端部53には、鍔状の段状部54を形成するとともに、その先端側には、平面状に形成した平面部55を有している。
具体的に本実施例における先端部63は、その後端に鍔状の段状部64を形成し、該段状部64に対して先端側を先端に進むにつれて徐々に細径になる錐部65を有して形成している。
このように、先端部は、根管充填材などの根管内物質を係合できる形態であればよく、上述したように様々な形態により形成することができる。
目安として、針部の長さは、20から25mmの範囲で、針部外周に形成したテーパは、0.02から0.08の範囲で、先端部における段状部の直径は、0.3から1.0mmの範囲で設定することが好ましい。
具体的に、根管充填材除去用器具81は、棒状部83を軸方向において屈曲させずに直線状に形成するとともに、上記保持部12の代わりに棒状部83の基部側に、歯科医が親指と人指し指で抓むことができる樹脂製の取手82を取り付けた形態により形成したものであってもよい。
根管充填材除去用器具11,81は、根管内物質除去用器具に対応し、
被取付け片15aは、被取付け部に対応し、
第1屈曲部17、及び、第2屈曲部18は、少なくとも1つの屈曲部に対応するも、この考案は、上述の実施形態の形態のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
12…保持部
13…棒状部
15…基部
16…針部
17…第1屈曲部
18…第2屈曲部
23,33,43,53,63,73…先端部
22…先端部近傍部位
24,34,44,54,64,74…段状部
Claims (7)
- 針部を根管内に差し込んで根管内物質を除去清掃する歯科用の根管内物質除去用器具であって、
上記針部を、その軸方向における基部側から先端側へかけて略同径、若しくは、徐々に径細に形成し、
上記針部の軸方向における上記先端部近傍部位の径に対して、根管内物質を係合可能な太径を有する段状部を、上記針部の軸方向における先端部に具備して形成した
根管内物質除去用器具。 - 上記先端部を、上記段状部に対して先端側へ進むに従って徐々に細径となる形状により形成した
請求項1に記載の根管内物質除去用器具。 - 上記段状部を、上記針部の軸方向における上記先端部近傍部位に対して鍔状に形成するとともに、上記先端部における上記段状部に対して先端側を、曲面状に形成した
請求項1又は請求項2に記載の根管内物質除去用器具。 - 上記針部を先端側に有する棒状部が保持される保持部を具備し、
上記保持部の一端側に上記棒状部を取り外し可能に取り付ける取付け部を有して形成するとともに、
上記棒状部の基部側に上記取付け部に取り付けられる被取付け部を具備して形成した
請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の根管内物質除去用器具。 - 上記針部を先端側に有する棒状部における基部に、該基部の軸方向に対して上記針部が斜め前方へ伸びるよう少なくとも1つの屈曲部を介して形成した
請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の根管内物質除去用器具。 - 上記鉢部、或いは、該針部を先端側に有する棒状部を、たわみ変形させたとき、高い曲げ弾性力を発揮する弾性素材により形成した
請求項1から請求項5のうちいずれか1項に記載の根管内物質除去用器具。 - 上記鉢部、或いは、該針部を先端側に有する棒状部を、たわみ変形させたとき、その形状に塑性変形可能な塑性素材により形成した
請求項1から請求項5のうちいずれか1項に記載の根管内物質除去用器具。
Priority Applications (1)
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JP2005009387U JP3118437U (ja) | 2005-11-09 | 2005-11-09 | 根管内物質除去用器具 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005009387U JP3118437U (ja) | 2005-11-09 | 2005-11-09 | 根管内物質除去用器具 |
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JP3118437U true JP3118437U (ja) | 2006-01-26 |
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Family Applications (1)
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JP2005009387U Expired - Lifetime JP3118437U (ja) | 2005-11-09 | 2005-11-09 | 根管内物質除去用器具 |
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JP (1) | JP3118437U (ja) |
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2005
- 2005-11-09 JP JP2005009387U patent/JP3118437U/ja not_active Expired - Lifetime
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