JP2016520715A5

JP2016520715A5 -

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Publication number: JP2016520715A5
Application number: JP2016506786A
Authority: JP
Filing date: 2014-04-10
Publication date: 2017-05-25

Description

したがって、これは、相対値を決定するためにのみに適した測定方法である。
以下に、本願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
［１］鋳造プロセス中にすべり軸受コーティングを生成するのに適し、少なくとも１つの主要合金化元素および２５〜９８重量％の割合のスズを含むスズ系すべり軸受合金であって、前記主要合金化元素は
０〜２５重量％のアンチモン、
０〜２０重量％の銅、および
２〜１４重量％の亜鉛
を含むことを特徴とするスズ系すべり軸受合金。
［２］鋳造プロセス中にすべり軸受コーティングを生成するのに適し、少なくとも１つの主要合金化元素および２５〜９８重量％の割合のスズを含むスズ系すべり軸受合金であって、前記主要合金化元素は
０〜２５重量％のアンチモン、
０〜２０重量％の銅、および
２〜３０重量％の亜鉛、
ならびに以下の群の１以上から選択される少なくとも１つの追加の合金化元素：
群Ｉ：
コバルト、マンガン、スカンジウム、ゲルマニウムおよびアルミニウムを、０．００１〜２．６重量％の合計割合で、
群ＩＩ：
マグネシウム、ニッケル、ジルコニウムおよびチタンを、０．００５〜１．７重量％の合計割合で、
群ＩＩＩ：
ビスマス、インジウム、カドミウムおよび鉛を、各々の場合に最大５重量％の割合で、最大８重量％の合計割合で、
群ＩＶ：
リチウム、銀、セリウム、イットリウム、サマリウム、金、テルルおよびカルシウムを、各々の場合に２．５重量％まで、４重量％までの合計割合で、
群Ｖ：
ヒ素、ニオブ、バナジウム、クロム、タングステン、鉄、ランタンおよびエルビウムを、各々の場合に最大１．０重量％の割合で、最大２．２５重量％の合計割合で、
群ＶＩ：
リンおよびホウ素を、各々の場合に最大０．１重量％の割合で、最大２．２５重量％の合計割合で
含むことを特徴とするスズ系すべり軸受合金。
［３］前記合金は主要構造要素としてＳｎ−Ｚｎ共晶を含むことを特徴とする［１］または［２］記載のすべり軸受合金。
［４］微細構造が５０μｍまでの最大粒径を有することを特徴とする［１］〜［３］のいずれか１項に記載のすべり軸受合金。
［５］微細構造が３０μｍの最大粒径を有することを特徴とする［４］に記載のすべり軸受合金。
［６］微細構造が１０μｍの最大粒径を有することを特徴とする［５］に記載のすべり軸受合金。
［７］アンチモンの割合が６〜２５重量％である［１］〜［６］のいずれか１項に記載のすべり軸受合金。
［８］銅の割合が３〜２０重量％である［１］〜［７］のいずれか１項に記載のすべり軸受合金。
［９］主要合金化元素としてアンチモンが存在しない［１］〜［６］または［８］のいずれか１項に記載のすべり軸受合金。
［１０］唯一の主要合金化元素として亜鉛を特徴とする［１］〜［６］のいずれか１項に記載のすべり軸受合金。
［１１］支持構造体と、これに付着した［１］〜［１０］のいずれか１項に記載のすべり軸受合金からなるすべり軸受コーティングとを有するすべり軸受。

Claims

鋳造プロセス中にすべり軸受コーティングを生成するのに適し、少なくとも１つの主要合金化元素および２５〜９８重量％の割合のスズを含むスズ系すべり軸受合金であって、前記主要合金化元素は
０〜２５重量％のアンチモン、
０〜２０重量％の銅、および
２〜１４重量％の亜鉛
を含み、
βＳｎ固溶体とαＺｎ固溶体とからなり正二十面体の短距離秩序およびクラスターを形成するスズ−亜鉛共晶が主要構造要素であることを特徴とするすべり軸受合金。
鋳造プロセス中にすべり軸受コーティングを生成するのに適し、少なくとも１つの主要合金化元素および２５〜９８重量％の割合のスズを含むスズ系すべり軸受合金であって、前記主要合金化元素は
０〜２５重量％のアンチモン、
０〜２０重量％の銅、および
２〜３０重量％の亜鉛、
クラスターの形態の主要構造要素を形成するスズ−亜鉛共晶、
ならびに以下の群の１以上から選択される少なくとも１つの追加の合金化元素：
群Ｉ：
コバルト、マンガン、スカンジウム、ゲルマニウムおよびアルミニウムを、０．００１〜２．６重量％の合計割合で、特に緻密で安定なクラスターを形成する手段として、
群ＩＩ：
マグネシウム、ニッケル、ジルコニウムおよびチタンを、０．００５〜１．７重量％の合計割合で、特に緻密で安定なクラスターを形成する手段として、
群ＩＩＩ：
ビスマス、インジウム、カドミウムおよび鉛を、各々の場合に最大５重量％の割合で、最大８重量％の合計割合で、固溶体を形成し固溶硬化をもたらす手段として、
群ＩＶ：
リチウム、銀、セリウム、イットリウム、サマリウム、金、テルルおよびカルシウムを、各々の場合に２．５重量％まで、４重量％までの合計割合で、共晶ｅ（βＳｎ＋Ｓｎ _ｘＭ１ _ｙ）［Ｍ１は前記群からの元素の１つである］を形成するために、
群Ｖ：
ヒ素、ニオブ、バナジウム、クロム、タングステン、鉄、ランタンおよびエルビウムを、各々の場合に最大１．０重量％の割合で、最大２．２５重量％の合計割合で、Ｓｎ _ｘＭ２ _ｙ相またはＭ２相［Ｍ２は前記群からの金属の１つである］の追加の結晶化核の形成をもたらすために、
群ＶＩ：
リンおよびホウ素を、各々の場合に最大０．１重量％の割合で、最大２．２５重量％の合計割合で、添加元素の１つによって追加の結晶化核および追加の準安定相を形成するために、
含むことを特徴とするスズ系すべり軸受合金。
微細構造が５０μｍまでの最大粒径を有することを特徴とする請求項１または２に記載のすべり軸受合金。
微細構造が３０μｍの最大粒径を有することを特徴とする請求項３に記載のすべり軸受合金。
微細構造が１０μｍの最大粒径を有することを特徴とする請求項４に記載のすべり軸受合金。
アンチモンの割合が６〜２５重量％である請求項１〜５のいずれか１項に記載のすべり軸受合金。
銅の割合が３〜２０重量％である請求項１〜６のいずれか１項に記載のすべり軸受合金。
主要合金化元素としてアンチモンが存在しない請求項１〜５または請求項７のいずれか１項に記載のすべり軸受合金。
唯一の主要合金化元素として亜鉛を特徴とする請求項１〜５のいずれか１項に記載のすべり軸受合金。
支持構造体と、これに付着した請求項１〜９のいずれか１項に記載のすべり軸受合金からなるすべり軸受コーティングとを有するすべり軸受。