JP2016514835A - イオン化粒子の軌跡を検出するための検出器 - Google Patents

イオン化粒子の軌跡を検出するための検出器 Download PDF

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Abstract

本発明は、イオン化粒子がシンチレータ(2)を通って通過する場合に光子を放出することができる該シンチレータ(2)と、シンチレータによって放出される各光子を検出することができる第1のイメージャ(5)と、第1のマイクロレンズアレイ(4)であり、第1のマイクロレンズアレイの各マイクロレンズが、シンチレータ中に放出される光子を第1のイメージャ上に焦点を結ばせることによって粒子の軌跡の画像を生成するように配置される、第1のマイクロレンズアレイ(4)とを備えるイオン化粒子の軌跡を検出するための検出器(1)に関する。

Description

本発明は、イオン化粒子の軌跡を検出するための検出器に関し、軌跡は、シンチレータ中のイオン化粒子の通過中にシンチレーションによって生成される。
シンチレータは、光子または荷電粒子などの、電離放射線の吸収に続いて光を放射する物質である。実際、この物質がそれ自体潜在的に光子によって生成される荷電粒子によって横切られる場合には、この物質の分子が、「励起」され、すなわち、電子があるエネルギーレベルからより高いエネルギーレベルに進むものである。すなわち、電子が減少してより低いエネルギーレベルまで戻るこの電子の下方遷移は、光子の放出に付随して起こり、この場合は、これは可視光子である。(たとえば電子、アルファ粒子、またはイオンなどの)粒子がシンチレーション物質内で進む場合に、光が経路に沿って放射される。生成される光量は、物質内で相互に作用している粒子によってもたらされるエネルギー量と関連付けられ得る。したがって、この光量の測定により、シンチレータ中に堆積されるエネルギーを測定することができる。この後者のアプリケーションが、最も多く頻出するが、これらの検出器はまた、相互作用の位置を特定することに使用される。この位置特定は、シンチレータをセグメント化することによって、またはガンマカメラの場合のように放射される光の重心を決定することによって達成され得る。
これらのガンマカメラは、主として、たとえば万一原子力発電所における漏れの場合に、ならびに患者の器官、および疾患によって発生されるこれらの器官の電位変動を観察するために医療分野において、放射性物質を検出するのに使用される。そのためには、ガンマ光子を放出する放射性元素が、患者の身体に注射される。ガンマ光子の観察により、身体内の放射性元素の分布を知ることができる。ガンマカメラにより、これらのガンマ光子を観察することができる。そのためには、ガンマカメラは、通常、
検出平面において画像を形成しようとしている光子の方向を選択することができるコリメータと、
ガンマ光子を可視光子に変換することができるシンチレータと、
可視光子を電気信号に変換することができる光電子増倍管と
を備える。
先行技術のコリメータは、通常、シンチレータによって受け取られるガンマ光子を選択することができる極薄管で形成される。コリメータの管が薄ければ薄いほど、ガンマカメラの空間分解能がそれだけより良好になるが、シンチレータによって受け取られる光子の量はそれだけより少なくなる。したがって、先行技術のガンマカメラにおいては、利用できる画像を得るために放射性生成物のかなりの線量を注入することが必要である。
そのうえ、また、先行技術においてはトレース検出器が存在する。第1のトレース検出器は、この場合投影テーブルでデジタル化することが必要な光子が得られる霧箱および泡箱であった。ワイヤチェンバにより、データの直接デジタル化が可能になった。今日では、ドリフトチェンバタイプのトレース検出器が、通常、大きな表面で荷電粒子の軌跡を検出するのに使用される。これらのガス検出器により、少数の測定チャネルに対し150μm未満の空間分解能が得られるが、これらは嵩張り、かつこれらは、ガスを含むエンベロープおよびガスを新たにする管を必要とする。シリコントレース検出器は、これらの欠点を有さず、数十ミクロンの分解能を達成することができる。それにもかかわらず、シリコンストリップ検出器、何にもましてシリコン画素検出器は、ストリップごとにまたは画素ごとに1つの、非常に多数の測定チャネルを必要とし、システムの消耗が極めて高くなり得る。そのうえ、これらのシリコン検出器は、比較的高価である。
本発明の目的は、その電力消費量およびコストが空間分解能を犠牲にすることなく依然として妥当である、シンチレータ中の粒子の軌跡を検出するための検出器を提案することによって、先行技術の欠点を克服することである。
本発明のもう1つの目的は、イオン化粒子の軌跡の3次元の画像を生成することができる、粒子の軌跡を検出するための検出器を提案することである。
最後に、本発明のもう1つの目的は、先行技術のものよりもはるかに感度の高いガンマカメラを提案することである。
そのためには、本発明は、シンチレーション軌跡の画像を生成するようにマイクロレンズアレイを用いることを提案する。マイクロレンズアレイの各マイクロレンズは、イオン化粒子の軌跡の画像をイメージャ上に投影する。したがって、本発明によれば、シンチレータ中の軌跡の情報が、もはや電気的に伝達されるのではなく、シンチレーション軌跡で放出される光子をイメージャ上に焦点を結ばせるマイクロレンズによって光学的に伝達される。
より正確には、本発明は、第1の態様によれば、
イオン化粒子がシンチレータを通って通過する場合に光子を放出することができる該シンチレータと、
シンチレータによって放出される各光子を検出することができる第1のイメージャと、
第1のマイクロレンズアレイであり、
第1のマイクロレンズアレイの各マイクロレンズが、シンチレータ中に放出される光子を第1のイメージャ上に焦点を結ばせることによってイオン化粒子の軌跡の画像を生成するように配置される、第1のマイクロレンズアレイと
を備える、イオン化粒子の軌跡を検出するための検出器を提案する。
マイクロレンズアレイを用いる事実により、イオン化粒子がシンチレータ中に少量の光子を発生する場合に該イオン化粒子を検出することができる。そのうえ、マイクロレンズの使用によって、検出器の空間分解能が、マイクロレンズの光学特性によっておよびイメージャの空間分解能によって比類なく制限される。そのうえ、マイクロレンズアレイの使用により、どんなシンチレーション領域の位置、すなわち光子が放出されるシンチレータの領域でも画像が鮮明であり得るように、非常に良好な被写界深度を有することができる。加えて、マイクロレンズアレイを用いる事実により、シンチレータ中に発生される軌跡の立体画像を生成することができる。3次元のこの情報により、ガンマカメラの検出効率を増大するようにコリメータの代わりに粒子のソースとシンチレータとの間に配置される符号化マスクを使用することができる。
また、粒子検出器は、個々に、あるいは任意の技術的に可能なその組み合わせにより得られる次の特徴のうちの1つまたは複数を備えることができる。
― 第1のイメージャは、複数の検出要素を備え、第1のマイクロレンズアレイの各マイクロレンズは、第1のイメージャの少なくとも2つの検出要素に光学的に結合される。
― 第1のマイクロレンズアレイの各マイクロレンズは、焦点距離を有し、第1のマイクロレンズアレイと第1のイメージャとの間の距離Dは、マイクロレンズの焦点距離よりも厳密に大きい。
― 第1のイメージャは、イオン化粒子を正確に位置特定することができるように、1mmよりも良好な、かつ有利には200μmよりも良好な空間分解能を有する。
― 第1のイメージャは、好ましくは、シンチレータ中の各光子を検出し位置特定することができるように十分に感度が高くなければならない、すなわち各光子によって生成される信号はノイズよりも大きくなければならない。
― 第1のイメージャは、CMOSからまたはCCD(電荷結合デバイス)から形成されることができる。
― 第1のイメージャは、好ましくはいくつかの検出要素または画素から形成されるマトリックスを備え、各検出要素は、光子を受け取る場合に電荷を発生することができる。
― 各検出要素は、非常に良好な空間分解能を有するイメージャを形成するように、好ましくは1mmよりも小さいかまたはそれに等しく、かつ優先的には200μmよりも小さいかまたはそれに等しい寸法を有する。
― 各検出要素は、好ましくは光電子増倍管であり、有利にはアバランシェフォトダイオードである。好ましくは、各アバランシェフォトダイオードがこれが表す空間の領域に受け取られる光子の存在または不在を示す画素を形成するように、各アバランシェフォトダイオードは、飽和モードまたはガイガーモードで動作する。この種のイメージャにより、非常に良好な感度を有し非常に迅速であると同時に、非常に良好な空間分解能を有することができる。
― 第1のイメージャはまた、好ましくは、どの検出要素が光子を受け取ったかを識別することができるデジタル読み出しシステムを備える。
― 粒子の軌跡を検出するための検出器は、好ましくは、マイクロレンズによって第1のイメージャ上に投影されるシンチレータの画像からシンチレータ中のシンチレーション領域の3次元位置を計算することができる計算手段を備える。実際、各マイクロレンズは、シンチレータの異なる画像を第1のイメージャ上に投影する。いくつかの異なるレンズによって投影される画像を比較することによって、非常に良好な空間分解能を持つシンチレータの3次元の画像を再構成することができる。
― シンチレータは、好ましくは、
基準面(x、y)に沿って延びている主検知面と、
基準面(x、y)に対して垂直に延びている副検知面と
を備える平行六面体形状を有する。
― 第1のマイクロレンズアレイおよび第1のイメージャは、好ましくは、それがシンチレータ中に位置するどんな深さzでも(x、y)において非常に良好な空間分解能を有するように、主検出面に平行に延びている。
― 検出器は、さらに好ましくは、
シンチレータから生じる各光子を検出することができる第2のイメージャと、
第2のマイクロレンズアレイであり、第2のアレイの各マイクロレンズが、シンチレータ中に放出される光子を第2のイメージャ上に焦点を結ばせることによって粒子の軌跡の画像を生成するように配置される、第2のマイクロレンズアレイと
を備える。
― 第2のマイクロレンズアレイおよび第2のイメージャは、好ましくは、基準面に対して垂直な方向に沿って検出器の空間分解能を増加させるようにシンチレータの副検知面に平行に延びている。
― 各マイクロレンズアレイは、好ましくは、正方形メッシュを有する。
― 各マイクロレンズは、好ましくは、0.5mmと5mmとの間に含まれる寸法を有する。
― 各マイクロレンズは、好ましくは、良好な状態で集束されることになる光子の量を制限しないように、0.2と0.3との間に含まれる開口数を有する。
本発明によるイオン化粒子の軌跡を検出するための検出器により、Xまたはガンマ光子などの高エネルギー光子の相互作用から潜在的に結果として生じるα粒子、イオン、陽子、電子などの荷電粒子の軌跡を特に可視化することができる。実際、このように多数の測定チャネルに頼る必要なしに、シンチレータ中のイオン化粒子の軌跡の3次元の立体画像によって生成することができる。
もう1つの実施形態によれば、粒子の軌跡を検出するための検出器は、ガンマカメラであってもよい。この種のガンマカメラは、この場合先行技術のガンマカメラよりもおよそ100倍も良好な非常に大きな感度、および良好な空間分解能を有する。
粒子の軌跡を検出するための検出器がガンマカメラである場合には、粒子の軌跡を検出するための検出器は、好ましくは、ガンマ光子のソースとシンチレータとの間に配置される符号化マスクを備える。ソースから短い距離(たとえば1m未満)での符号化マスクの使用を可能にするのは、マイクロレンズアレイの使用であり、それにより、それ自体、シンチレータに到達するガンマ光子の数をかなり増加し、したがってカメラの感度を増加させることができる。
本発明の他の特徴および利点は、添付の図面を参照して、後に続く詳細な説明からより明らかになるであろう。
本発明の第1の実施形態による粒子の軌跡を検出するための検出器の図式表現の図である。 本発明の第2の実施形態による粒子の軌跡を検出するための検出器の図式表現の図である。 本発明の第3の実施形態によるガンマカメラの図式表現の図である。
より分かりやすくするために、同一または類似の要素は、図のすべてにおいて同一の参照符号で標示されている。
図1は、本発明の第1の実施形態によるイオン化粒子の軌跡を検出するための検出器1を示している。この第1の実施形態においては、検出器1は、シンチレータ中のイオン化粒子の通過によって発生されるシンチレーション軌跡を可視化することができる、軌跡の検出器である。本明細書において、「イオン化粒子」は、Xまたはガンマ光子などの高エネルギー光子の相互作用から潜在的に結果として生じる陽子、イオン、または電子などの荷電粒子を意味するように解釈される。
イオン化粒子の軌跡を検出するための検出器1は、シンチレータ2を備える。シンチレータ2は、シンチレーション媒体であり、すなわち、これは、監視することが望まれるイオン化粒子がシンチレータ2を通って通過する場合に、一般に蛍光発光によって光子を放出することができる物質によって形成されるものである。したがって、一般的に言えば、イオン化粒子は、シンチレータ物質2中に少なくとも1つの相互作用14を生じる。この相互作用は、シンチレーション光子15と呼ばれる、多量の光子を放出し、後者は、シンチレータ2に光学的に結合されるイメージャ5によって検出される。イオン化粒子は、シンチレータ中で何度も相互に作用することができる。これらの相互作用は、経時的に引き続いて生じ、これらの時間遅延は非常に小さいので、これらは、同時に起こるものとして考えられ得る。したがって、検出器1によって検出されるイオン化粒子は、検出器に少なくとも1つまたは複数の相互作用14を生じる。検出器内の相互作用の場所の集合は、検出器内の粒子の軌跡を構成する。軌跡は、1回限り(ただ1つの相互作用点)であるかまたは直線、もしくは異なる相互作用点を接続する不規則な曲線の形を有する場合がある。
シンチレータ2用に選択される物質は、できるだけシンチレーションしなければならず、すなわち損失エネルギー単位当たりできるだけ多数の光子、すなわち好ましくは、keV当たり少なくとも5光子を生成しなければならない。シンチレーション物質は、それが生成する光に対して非常に透明でありかつエンベロープなしであることが好ましい。
異なる実施形態によれば、かつ検出することが望まれる粒子に応じて、異なるシンチレーション物質が選択され得る。実際、選択されるシンチレーション物質は、検出する粒子の種類、測定するパラメータ、要求される精度、検出する粒子のフラックス、またはその代わりとして環境に依存する。
優先的な実施形態によれば、選択されるシンチレーション物質は、プラスチックシンチレータである。実際、プラスチックシンチレータは、非吸湿性であるという利点を有し、これらを収容するエンベロープを必要としないのだが、あらゆるエンベロープは、荷電粒子を逸らせうる。そのうえ、プラスチックシンチレーション物質は、非常に多量で製造されることができ、それにより、大きな寸法の装置を製造することができる。そのうえ、プラスチックシンチレータは、これらが生成する光に対して非常に透明である。最後に、これらは、軌跡中に堆積されるエネルギーについてkeV当たりほぼ10光子程度を生成する。ガンマカメラの場合は、NaIまたはLaBrなどのシンチレーション結晶(無機物質)が好まれる。
シンチレータは、平行六面体形状を有することが好ましいが、面が多くあればあるほどそれだけマイクロレンズの開口数に対して制約が少ないことになるので、二十面体などの他の形状が考えられ得る。シンチレータは、方向xおよびyを画定する基準面(x、y)に沿って延びている主検出面3を含むことが好ましい。方向zは、基準面(x、y)に対して垂直であるとして規定される。
また、粒子検出器1は、イメージャ5を備える。イメージャ5は、シンチレータ2によって放出される各光子を検出することができる。そのためには、イメージャは、1mm未満、有利には200μm未満の空間分解能を有さなければならない。そのうえ、軌跡の重ね合わせを回避するために、イメージャの読み取り時間は、2つの連続する粒子の間の平均時間よりもはるかに短くなければならない。この平均時間は、検出器の寸法に、および粒子のフラックスに依存する。毎秒100粒子のフラックスの場合は、ほぼミリセカンド程度の読み取り時間を必要とする。1000倍ほどより大きいフラックスの場合は、読み取り時間は、ほぼマイクロセカンド程度であろう。イメージャ5は、好ましくは検出要素6のマトリックスを備え、各検出要素6は、光子を受け取る場合に電流を放出することができる。各検出要素6は、50μmよりも小さいかまたはそれに等しい寸法を有することが好ましい。各検出要素は、このように画素を形成する。そのうえ、イメージャは、検出要素をデジタル的に読み出し、どの検出要素が光子を受け取ったかを識別することができるシステムを備える。
各検出要素(または画素)は、たとえばアバランシェフォトダイオードまたはシリコン光電子増倍管SiPMなどの光電子増倍管であることが好ましい。この場合は、イメージャ5は、したがって光電子増倍管のマトリックスによって形成される。アバランシェフォトダイオードの場合は、アバランシェフォトダイオードが飽和モードまたはガイガーモードで動作するように、電圧がそれらの各々に印加される。そのうえ、各アバランシェフォトダイオード6は、各アバランシェフォトダイオードが画素を形成するように、50μmよりも小さいかまたはそれに等しい寸法を有することが好ましい。したがって、アバランシェフォトダイオードのうちの1つが光子を受け取る場合は、これは、デジタル画像において対応する画素を識別することができるパルスを生じる。したがって、イメージャにより、空間のどの領域にだだ1つの光子が到達するかを非常に良好な空間分解能で知ることができる。そのうえ、アバランシェフォトダイオードは、非常に迅速であるという(すなわちほぼナノセカンド程度の反応時間を有する)という利点、および非常に僅かしか電力を消費しないという利点を有する。それによって形成されるイメージャ5は、基準面(x、y)に平行な平面に沿って延びている。
もう1つの実施形態によれば、イメージャ5はまた、CMOSまたはCCDから構成されることができる。
また、粒子検出器は、第1のマイクロレンズアレイ4を備える。各マイクロレンズ7は、シンチレータ中に放出される光子がイメージャ5の平面に焦点を結ぶように配置され、これらの光子がシンチレータ中に放出されるどんな深さzでも良好な空間分解能で焦点を結ぶ。空間分解能は、マイクロレンズの焦平面の近くにイメージャを配置することによって最適化され、焦点位置の距離は、シンチレータの深さに応じて最適化される。
イメージャをマイクロレンズの焦点距離に配置する事実により、入射角がマイクロレンズ7を支持する平面に垂直な可視光子が焦点を結ぶようになるであろう。これにより、「無限大」と呼ばれる合焦がもたらされ、それにより、マイクロレンズからの大きな距離、レンズの寸法に比べて無限大と考えられる距離に生じる軌跡の鮮明な画像が生成できる。
しかし、図1から図3の装置の目的は、シンチレータ2中の相互作用14の場所を撮像することであり、前記シンチレータは、たとえば0.5cmと2cmとの間に含まれる、たとえば1cmに等しいほぼセンチメートル程度の厚さeを有する。換言すれば、各マイクロレンズ7は、光検出要素6上に、シンチレータ2中の相互作用14の鮮明な画像を生成するように構成され、この相互作用14は、シンチレーション光子15を生成する。この相互作用14は、シンチレータ2の厚さeよりも小さな距離に生じることが理解される。焦点距離fよりも小さいレンズからの距離にあるソースの画像を生成することは不可能である。また、各マイクロレンズ7は、シンチレータ2の深さに、すなわちレンズのアレイ4の近くに生じる相互作用の十分に鮮明な画像を生成することができるように、0.5cmよりも小さい、たとえば0.1cmに等しい小さな焦点距離を有することが好ましい。
そのうえ、マイクロレンズ7に関して、観察される対象、この例では可視光子を生成する相互作用14が鮮明でなければならない距離e’が決定される。図1から図3に示される実施例においては、マイクロレンズ7は、シンチレータ2と並んで配置され、距離e’は、もちろん、シンチレータの厚さeよりも小さいかまたはそれに等しく、マイクロレンズの焦点距離よりも大きい。
fおよびe’を知ると、式
Figure 2016514835
により、第1のマイクロレンズアレイ4の平面と光検出要素6のマトリックスとの間の距離Dを決定することができる。
f=0.1cm、およびe’=1cm、e’=0.5cm、e’=0.2cmと採ることによって、それぞれD=0.11cm、D=0.125cm、およびD=0.2cm、すなわち2fが得られる。
したがって、一般的に言えば、第1のマイクロレンズアレイ4とイメージャ5との間の距離Dは、マイクロレンズの焦点距離よりも厳密に大きい。したがって、D>f、および好ましくは、f<D≦2f、特に1.1f≦D≦2fである。Dがfから離れて移動するのが大きければ大きいほど、それだけシンチレータ2の鮮明領域がマイクロレンズアレイ6により接近する。逆に、Dがfに接近すれば接近するほど、それだけシンチレータ2の鮮明領域がマイクロレンズアレイからより大きく離れて移動し、シンチレータ2の上面18により接近し、この上面は入射放射線に曝されるシンチレータ2の面を示す。
この距離Dは、シンチレータの上部に、すなわち上面18の近くに、またはシンチレータの下部に、すなわち検出面3の近くに生成される相互作用14の利用できるより鮮明な画像を有することが望まれるかどうかによって適合され得る。
各マイクロレンズは、マトリックスイメージャ5を構成する複数の画素6に光学的に結合される。通常、各レンズは、n>1の、n*n画素のグループに光学的に結合される。nは、10と100との間に含まれることが好ましい。したがって、画素6よりも少ないマイクロレンズ7がある。通常、画素6の数は、マイクロレンズ7の数の10倍、または100倍さえ、または1000倍さえ(またはさらに多くの倍さえ)よりも大きい。
相互作用14がシンチレータ2中に生じる場合には、シンチレーション光子15が生成され、それらの一部は、m個のマイクロレンズのグループに到達する。図1から図3の実施例においては、シンチレーション光子によって「タッチされた」4*4個のマイクロレンズ7のグループが示されている。これらのタッチされたマイクロレンズは、その入射角が面3の垂線に関して限界屈折角θlimよりも小さい光子に到達するそれらのものである。各マイクロレンズ7は、画素6の別個のグループに結合される。また、この構成によれば、相互作用14の16枚の画像が得られ、各画像は、画素6のグループに対応し、画素の各グループは、別個のマイクロレンズと関連している。
一般的に言えば、本装置により、シンチレータ2中の1つまたは複数の相互作用14によって形成される軌跡の複数の画像を得ることができる。シンチレーション光子15の十分な量を収集するレンズと同じくらい多くの画像がある。換言すれば、この種の装置の場合、シンチレーション光子15は、m枚のレンズに到達し、次にm枚の別個の画像をイメージャ上に形成することができる。これにより、ある軌跡に対応するいくつかの画像が形成されるという事実のため、シンチレータ2中の軌跡の3次元画像を得ることができる(立体視)。軌跡の空間的位置特定の精度は、マイクロレンズの平面への相互作用の距離e’、マイクロレンズ7の焦点距離、マイクロレンズ4の平面とイメージャ平面5との間の距離、および画素6の寸法に依存する。最適化されたシステムの場合は、これは、通常、ほぼ画素6の寸法程度である。
各マイクロレンズは、方向xおよびyに沿って与えられる空間分解能Rでシンチレータ中に生成されるシンチレーション軌跡の画像を生成し、軌跡がシンチレータ中に形成されるどんな深さzでもでそうするように寸法決めされる。そうするために、(センチメートルでの)深さpのシンチレータの場合は、第1のアレイの各マイクロレンズは、ほぼ4・10−2・p1/2程度の直径と、0.2≦α≦0.3の、開口数αとを有することが好ましい。
そのうえ、アレイのメッシュが正方形の場合は、各マイクロレンズは、マイクロレンズによって覆われない領域を最小限にするように正方形形状を有することが好ましい。
第1のマイクロレンズアレイは、シンチレータの主面3に配置されることが好ましい。第1のマイクロレンズアレイは、シンチレータの主面3の全体を覆うことが好ましい。
マイクロレンズは、イメージャの平面においてマイクロレンズの各々によって形成される画像を比較することによってこれらの軌跡の3D画像を再構成することができるように、シンチレータ中に生成されるシンチレーション軌跡に多数の視点を与え、投影画像のアレイのピッチは、軌跡とマイクロレンズの平面との間の距離に関連付けされる。実際、第1のマイクロレンズアレイの各レンズが軌跡を投影する角度の差を比較することによって、三次元で生成される軌跡の画像を計算することができる(立体視)。
したがって、それによって形成される粒子検出器により、シンチレータの全体の深さにわたって、xに沿ってかつyに沿って非常に良好な空間分解能を有することができる。それにもかかわらず、この種の検出器は、方向xおよびyに沿ってよりも方向zに沿ってあまり良好な空間分解能を有さない。
方向zに沿って検出器の空間分解能を改善するために、粒子検出器はまた、図2に示されるように、方向zに平行に配置される第2のイメージャ8と、第2のイメージャ8と第2のマイクロレンズアレイ9との間に配置される第2のマイクロレンズアレイ9とを備えることができる。第2のマイクロレンズアレイ9の各レンズは、第2のイメージャ8の平面に、シンチレータ中のシンチレーション軌跡の画像を生成するように配置される。
一実施形態によれば、第2のイメージャ8は、平面(x、y)に平行に配置される代わりに平面(y、z)に平行に配置されるという事実を除いては、第1のイメージャと同一であることができる。同様に、一実施形態によれば、第2のマイクロレンズアレイは、平面(x、y)に平行に配置される代わりに平面(y、z)に平行に配置されるという事実を除いては、第1のマイクロレンズアレイと同一であることができる。
それにもかかわらず、また、方向xおよびyに沿って得られるものと比べて方向zに沿って異なる空間分解能を得るように、第1のマイクロレンズアレイおよび第1のイメージャとは異なって第2のマイクロレンズアレイおよび第2のイメージャを寸法決めすることを考えることができる。
空間分解能および感度をさらに高めるために、シンチレータがn個の面を備える場合は、検出器は、マイクロレンズのn個のアレイを備えることができ、各マイクロレンズアレイは、シンチレータの面のうちの1つに配置される。この場合は、検出器はまた、マイクロレンズのアレイがあるのと同じくらい多くの画像を備え、シンチレータ中に放出される光子は、マイクロレンズの各アレイが関連するイメージャの平面に焦点を結ぶ。
図3は、本発明のもう1つの実施形態による粒子検出器を示している。この実施形態においては、粒子検出器はガンマカメラである。
このガンマカメラは、前述の実施形態の場合のように、
シンチレータ2と、
マイクロレンズアレイ4と、
イメージャ5と
を備える。
シンチレータは、たとえば、ヨウ化ナトリウムまたは臭化ランタンから作られる固体シンチレータであってもよい。シンチレータ2は、第2の主面18と反対側の第1の主面3を備える。シンチレータの第2の主面18は、ガンマ粒子のソースに面して配置される。第1の主面3は、マイクロレンズアレイ4によって覆われる。
マイクロレンズアレイ4およびイメージャ5は、前述の実施形態に説明されたものと同一である。
マイクロレンズアレイ4の使用は、特に医学的使用において符号化マスク9の使用を可能にするので、ガンマカメラに関しては特に有利であり、その場合、ソース/シンチレータ距離は、シンチレータの寸法とほぼ同じ程度の大きさから成る。実際、三次元情報のみが、マスクの画像の正確な再構成を可能にする。符号化マスク9により、空間分解能を低下させることなく、ガンマカメラの効率を増大させることができる。
符号化マスク9は、たとえば、孔10によって穿孔される板11によって形成される。
説明の便宜上、符号化マスクの効率εの概念が導入されることになる。これは3つのパラメータ、すなわち、マスクεを通して投影される画像をサンプリングするガンマカメラの能力、マスクの吸収部分の線形吸収μ、および、検出器に到達する光子の数Ndとマスクの孔に到達するそれらのものNiとの間の比によって規定されるマスクの孔の透過、から、
Figure 2016514835
となる(ここに、xは、マスクの厚さである)。
マスクを形成するのに使用される物質およびその厚さは、この効率の主要な役割を果たす。
マスクの孔の寸法:R
符号化マスクの撮像能力は、マスクによって投影される画像のサンプリングに基づいている。良好なサンプリング効率を得るためには、検出器に投影されるマスクの孔の画像の寸法は、検出器の空間分解能よりも実質的に大きくなければならない。実際には、検出器の分解能よりも2倍から3倍大きい孔の画像サイズが使用される(ε〜0.8−0.9)。したがって、シンチレータのレベルで200ミクロンの分解能の場合は、500ミクロンの孔の画像が適切であることになる。
物質
マスクは、マスクの効率を低減させることになるコリメーションの効果を回避するために、吸収性で薄いことが好ましい。したがって、好ましくは、最も高い線形吸収を持つ物質が選択されることになる。このように、優先的な実施形態によれば、符号化マスクは、タングステン板11から作られる。実際、この物質は、非常に良好な機械的強度を呈し、極微細な機械加工を可能にする。
厚さ
xが板11の厚さである場合は、限界角は、θ=Arctg(R/x)である。符号化表面は、検出器に投影される孔の表面として定義されることができる:ガンマ光子のソースとシンチレータとの間の距離であるd、および、マスクとシンチレータとの間の距離であるdから成る、fc=(R(d−d)/x)/4は、画像を形成することができるのに十分でなければならない。再構成される画像の画素数は、この符号化表面に比例する。したがって、θはできるだけ大きいことが必要であり、したがって、R/xはできるだけ大きくなければならない。
それにもかかわらず、厚いマスクは、良好な不透明度を呈することができ、しかし孔の透過は低減する。板11がタングステンから作られる場合は、5mmの厚さが良い妥協を提示し、なぜなら符号化マスクが141keVの光子の3/4を吸収するが、45度の透過によりそれがキャンセルされるだろうからである。
マスク−検出器−ソース距離
ソース12とシンチレータ2との間の距離dは、符号化マスクの効率を最大化するようにできるだけ小さくなければならない。そのうえ、マスク−シンチレータの距離dが大きければ大きいほど、それだけソースのレベルでの分解能がより良好になるが、ソース−マスクの距離が大きければ大きいほど、それだけ孔の透過がより良好になり、符号化表面がより大きくなる。したがって、求められている撮像品質(視野、分解能)に応じてこれらの距離を最適化することができる。
実施形態の例
この種のガンマカメラの精確な最適化は、アプリケーションに応じて行われなければならないが、アイデアを明確にするために、いくつかの値を与えることが有用だろう。ガンマ光子のソースとシンチレータとの間の20cmの距離dを考え、およびソースとシンチレータとの間の中間距離に、表面の半分に周辺部5mmの孔で穿孔される厚さ5mmのタングステンで作られる符号化マスクを配置しよう。
効率
マスク上に降下する光子のおよそ15%から20%がこれを通過し(N/N 〜0.15−0.2)、マスクの吸収は0.75であり、サンプリング効率は、およそ0.9である。したがって、マスクの効率は、ほぼ10%から13%程度である。比較のために、従来の医療用カメラのコリメータの効率は、0.1%を超えない。効率が2桁よりも大きいこの増加により、患者に注入される放射性生成物の線量のほぼ同じ程度の減少がもたらされる。
分解能
ソースのレベルでの分解能は、1ミリメートル、すなわち、従来の医療用カメラの分解能よりも5倍から6倍良好である。
もちろん、本発明は、図を参照して説明された実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を越えることなく、変形が考えられ得る。したがって、検出すべき粒子に応じて、他の種類のシンチレータ物質がシンチレータを形成するように選択され得る。そのうえ、イメージャの選択は、シンチレータの選択に依存し、したがってまた、特に検出すべき粒子に応じて変化し得る。

Claims (11)

  1. イオン化粒子の軌跡を検出するための検出器(1)であって、
    イオン化粒子がシンチレータ(2)を通って通過する場合に光子を放出することができる該シンチレータ(2)と、
    シンチレータによって放出される各光子を検出することができる第1のイメージャ(5)と
    を備え、
    第1のマイクロレンズアレイ(4)を備え、第1のマイクロレンズアレイの各マイクロレンズ(7)が、シンチレータ中に放出される光子を第1のイメージャ上に焦点を結ばせることによって粒子の軌跡の画像を生成するように配置されることを特徴とする、軌跡を検出するための検出器(1)。
  2. 第1のイメージャが、CMOSまたはCCDである、請求項1に記載の軌跡を検出するための検出器(1)。
  3. 第1のイメージャ(5)が、好ましくはいくつかの検出要素(6)から形成されるマトリックスを備え、各検出要素(6)が、光子を受け取る場合に電荷を発生することができ、各検出要素(6)が、1mmよりも小さいかまたはそれに等しく、有利には200μmである寸法を有する、請求項1に記載の軌跡を検出するための検出器(1)。
  4. 各検出要素が、光電子増倍管であり、有利にはアバランシェフォトダイオードである、請求項3に記載の軌跡を検出するための検出器(1)。
  5. 第1のイメージャ(5)がまた、どの検出要素が光子を受け取ったかを識別することができるデジタル読み出しシステムを備える、請求項3または4に記載のシンチレーション検出器(1)。
  6. マイクロレンズによって第1のイメージャ上に投影される画像からシンチレータ中に放出される各光子の放出の場所の位置を計算することができる計算手段をさらに備える、請求項1から5のいずれか一項に記載の軌跡を検出するための検出器(1)。
  7. シンチレータによって放出される各光子を検出することができる第2のイメージャ(8)と、
    第2のマイクロレンズアレイ(9)であり、第2のアレイの各マイクロレンズが、シンチレータ中に放出される光子を第2のイメージャ上に焦点を結ばせることによって粒子の軌跡の画像を生成するように配置される、第2のマイクロレンズアレイ(9)と
    をさらに備え、
    第2のマイクロレンズアレイおよび第2のイメージャが、第1のマイクロレンズアレイに対して垂直に延びている、請求項1から6のいずれか一項に記載の軌跡を検出するための検出器。
  8. 各マイクロレンズが、0.5mmと5mmとの間に含まれる寸法を有する、請求項1から7のいずれか一項に記載の軌跡を検出するための検出器。
  9. 各マイクロレンズが、0.2と0.3との間に含まれる開口数を有する、請求項1から8のいずれか一項に記載の軌跡を検出するための検出器。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載の軌跡を検出するための検出器を備えるガンマカメラ(1’)。
  11. 符号化マスク(9)をさらに備える、請求項10に記載のガンマカメラ。
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