JP2016514278A5 - - Google Patents

Claims (16)

1. 後面と、
   前面と、
   前記前面と後面との間に充填された流体と、
   前記流体内に実装された回折パターンとを備え、
   前記レンズの度数は、前記レンズの第１の領域において前記レンズを通して見ることのできる物体の第１の像に焦点を合わせるよう変化可能であり、前記回折パターンは、前記レンズの重なり合う領域において前記回折パターン上に投影される第２の像に焦点を合わせるよう配置され、
   前記回折パターンは、前記レンズの前記後面又は前記レンズの側面を介して前記第２の像を受信し、アイウェアの着用者の網膜に焦点を合わせるように配設された、
   アイウェア用の調節可能な流体充填のレンズ。
2. 前記回折パターンは、前記レンズと前記流体との間の境界面に配設される、又は前記前面及び後面から離間する前記流体内で支持される、
   請求項１に記載の調節可能な流体充填のレンズ。
3. 前記前面は、弾性又は粘弾性の膜であって、前記膜が支持部材によってその縁部の周りで保持される弾性又は粘弾性の膜を備え、前記膜は前記後面から離間しており、前記流体の圧力は、前記膜の形状を調節することによって第１の像に焦点を合わせるよう前記レンズの度数を変化させるために調節可能である、
   請求項１又は請求項２に記載の調節可能な流体充填のレンズ。
4. 前記後面は、前記回折パターンが配設される後カバーによって画成される、
   請求項１乃至請求項３のいずれか１項に記載の調節可能な流体充填のレンズ。
5. 前記支持部材及び前記後カバーは、それらの縁部の周りで一緒に可撓性をもって接合されて、前記流体が収容される封止エンベロープを形成する、
   請求項４に記載の調節可能な流体充填のレンズ。
6. 前記流体が収容されるエンベロープをさらに備え、前記エンベロープの一つの壁は前記前面を画成し、前記後面は前記エンベロープの別の壁を備え、前記別の壁は前記後カバーに固定して取り付けられ、前記回折パターンは前記エンベロープ内に配設される、
   請求項４に記載の調節可能な流体充填のレンズ。
7. 前記流体及び前記回折パターンは、屈折率が一致している、
   請求項１乃至請求項６のいずれか１項に記載の調節可能な流体充填のレンズ。
8. 前記回折パターンは、前記後面に対して１０°から９０°の間の角度で前記第２の像を受信するように構成された、
   請求項１乃至請求項７のいずれか１項に記載の調節可能な流体充填のレンズ。
9. 前記後面に実質的に平行に、前記レンズの側面を介して前記第２の像を受信するように構成された、
   請求項１乃至請求項７のいずれか１項に記載の調節可能な流体充填のレンズ。
10. 前記レンズは、前記前面及び後面を貫通する軸線と、前記第１及び第２の側面の間で前記レンズを横断する幅とを有し、前記回折パターンは、前記軸線に実質的に垂直で、前記軸線に対して鋭角で、前記レンズの側面領域を横断し、前記レンズの中央部分を横断し、又は、前記レンズの幅全体を実質的に横断して配置される、
    請求項１乃至請求項９のいずれか１項に記載の調節可能な流体充填のレンズ。
11. 前記回折パターンは：回折素子、回折格子、バルクホログラム素子、光学素子、射出瞳拡大器、ビームスプリッタ、エッチングされた素子、フィルム、及びコーティング、のうちの一つ以上を備える、
    請求項１乃至請求項１０のいずれか１項に記載の調節可能な流体充填のレンズ。
12. 請求項１乃至請求項１１のいずれか１項に記載のレンズを備えるアイウェアの物品。
13. 第２の像を前記光学素子に投影するよう配置される像生成装置をさらに備え、任意ではあるが、前記像生成装置はカメラを備える、
    請求項１２に記載のアイウェアの物品。
14. 前記像生成装置は、マイクロＬＣＤディスプレイ又はＯＬＥＤディスプレイを備える、
    請求項１３に記載のアイウェアの物品。
15. 前記レンズを保持するフレームと、前記フレームに取り付けられる、又は前記フレーム一部として形成されるテンプルとをさらに備え、前記像生成装置及び／又は前記カメラは前記フレーム又は前記テンプルに担持される、
    請求項１３又は請求項１４に記載のアイウェアの物品。
16. 前記像生成装置及び／又は前記カメラは：前記フレームのブリッジ；前記フレーム及びテンプルが前記レンズの前記後面と実質的に平行に前記第２の像を投影するために接合される領域内；並びに、前記後面に対して１０°から９０°の間の角度で前記第２の像を投影するための前記テンプルの領域内；のうちの一つ以上に配設される、
    請求項１５に記載のアイウェアの物品。