JP2016513520A5 - エネルギー送達デバイスおよびその使用 - Google Patents

Claims (14)

1. 以下を備えているエネルギー送達デバイス：
   流体を通すルーメンを画定する細長い部材と、
   前記ルーメンと連通する開口部を画定する細長い部材の遠位面と、
   前記遠位面は、部分的に開口部を包囲する少なくとも一つの電気的に露出した導電部と、開口部の壁から遠位面の外周部に向かって半径方向に延びる少なくとも一つの電気的な絶縁部とを含み、
   前記遠位面は、これにより前記電気的に露出した導電部を介したエネルギー送達の際に、塞栓の生成を回避するように構成されているものである。
2. 細長い部材が、導電性を有しかつ少なくとも部分的に電気絶縁材料で覆われた管状部材を含む請求項１に記載のエネルギー送達デバイス。
3. 遠位面の電気的な絶縁部が、ポリマー絶縁体及びセラミックからなる群から選択される材料を含む請求項１に記載のエネルギー送達デバイス。
4. 遠位面が傾斜している請求項２に記載のエネルギー送達デバイス。
5. 遠位面の近位部分が絶縁されている請求項４に記載のエネルギー送達デバイス。
6. 遠位面の遠位部分が、少なくとも部分的に電極を画定するために電気的に露出している請求項５に記載のエネルギー送達デバイス。
7. 遠位面の遠位部分が実質的に丸みを帯びている請求項６に記載のエネルギー送達デバイス。
8. 電極の遠位表面が、略Ｃ字形状および略半円形状からなる群から選択される形状を画定する請求項６に記載のエネルギー送達デバイス。
9. 管状部材がステンレス鋼を含む請求項２に記載のエネルギー送達デバイス。
10. 少なくとも一つの電気的に露出した導電部および少なくとも一つの電気的な絶縁部が、エネルギーを遠位面に送達する際、組織へのスリット状またはＣ字形の穿刺を作成するように構成されている請求項２に記載のエネルギー送達デバイス。
11. 細長い部材が遠位面の近位部分に切り取られた部分を有し、前記細長い部材の切り取られた部分が遠位面の近位部分を絶縁するための電気絶縁材料を含んでいる請求項１に記載のエネルギー送達デバイス。
12. 細長い部材の近位端に連結されたハンドルを更に含み、前記ハンドルが電気外科発電機に連結可能な電気コネクタを含む請求項１に記載のエネルギー送達デバイス。
13. 細長い部材が少なくとも部分的に電気絶縁材料で覆われた導電性の管状部材を含み、ハンドルが電気コネクタから電気エネルギーを細長部材に送達するためのワイヤを含む請求項１２のエネルギー送達デバイス。
14. 組織へのスリット状またはＣ字形の穿刺を作成するために用いられる請求項１から請求項１３のいずれか１項に記載のエネルギー送達デバイスの使用。