JP2016512304A - 歯車駆動流水式ピトー管ポンプ - Google Patents

歯車駆動流水式ピトー管ポンプ Download PDF

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Abstract

ピトー型の遠心ポンプはロータの軸方向に配置された入口と軸方向側面の対向する側に配された吐出し口特徴部で構成され、ロータは回転スリーブと吸込み口との間で軸支されており、回転スリーブは吐出し口の同心円状にあり、駆動機構によって歯車駆動される。

Description

関連出願の相互参照
本願は2013年3月15日出願の、米国仮特許出願第61/798,539号に基づく優先権を主張する非仮出願であり、その内容は全体として本出願に組み入れられる。
本開示は、全体として遠心ポンプに関するものであり、具体的には、流水式および歯車駆動構成を有するピトー型の改良された遠心ポンプに関するものである。
遠心ポンプは周知であり、流体または流体混合物の液体/固体成分をポンプ輸送する様々な産業分野で幅広く使用されている。特にピトー型の遠心ポンプは一般的に、入口および出口を備えるポンプ筐体と、駆動ユニットによってポンプ筐体内で回転するロータアセンブリを備える。従来のピトーポンプの流体入口と流体吐出し口は、ポンプ筐体の同じ側で平行に配向され、並んで配置されている。入口は、流体吐出し口と同心円状にあることが多い。
流体は、ポンプ入口を通ってロータチャンバへと誘導され、ロータアセンブリが回転すると、流体は遠心力によってロータチャンバの内周面に向けて誘導される。流体は、固定ピトー管によって遮断され、流体はピトー管の入口を通って移動し、ポンプの吐出し口に向かってピトー管アームを通る。
ピトー管型の典型的な遠心ポンプは、エリクソン等(Erickson,et.al.)の米国特許第3,822,102号、ブラウン等(Brown,et.al)の米国特許第3,960,319号、エリクソン等(Erickson,et.al.)の米国特許第4,161,448号、クリッチロウ(Crichlow)の米国特許第4,280,790号、エリクソン(Erickson)の米国特許第4,332,521号、およびエリクソン(Erickson)の米国特許第4,674,950号に開示されている。引用特許文献に開示されているポンプにおいて、流体入口および吐出し口はポンプケーシングの同じ側に配されている。ロータの入口は、ロータの内部へのピトー管の入口点を取り囲む。この従来構造のピトー管ポンプは、ポンプのサイズ設定およびポンプの効果を最大限にする設計の制限、非常に重量のあるロータの劣悪または非効率なバランシング、突き出たロータのモーメントおよびシール漏れの問題に対処する機能を弱める軸受負荷設計などの様々な不利益に直面する場合がある。これらの制限により、ポンプ効率が弱まり、ポンプの寿命が短くなることがある。
ピトー型の他の遠心ポンプは、タリファ等(Tarifa,et.al.)の米国特許第3,791,757号、リードマン(Readman)の米国特許第4,875,826号、ミース(Miess)の米国特許第2,376,071号、およびキング(King)の米国特許第3,384,024号に開示されている。これらの特許はロータ内に1つまたは複数のピトー管を採用するポンプの可変設計を開示している。これらは、典型的にはポンプの片側で平行方向にロータ内へ流体を誘導してロータから流体を吐き出す可変構成を開示しているか、または、互いに垂直な角度の流体の流入および流出を開示している。タリファ等(Tarifa,et.al.)の米国特許第3,791,757号およびリードマン(Readman)の米国特許第4,875,826号は、流体がロータの一方向からロータに流入し、ロータの対向側から流出するポンプ構成も開示している。しかし、これらの設計は、ポンプ構成によって大幅にまたは著しく非効率な有効吸込みヘッド(NPSH;net positive suction head)をもたらす。これらはまた、ポンプによっては効果的な液圧式軸推力バランスに欠けていたり、ポンプの多くが高速度や適切な圧力で作動することができない構成になっている。これら従来の周知のポンプはまた非常に複雑なこともあるため、製造して維持するためにコストがかかり、ポンプ性能が劣悪でもある。
本開示の第1の態様において、ポンプアセンブリはロータおよび回転スリーブを有する回転アセンブリと、前記ロータ内に配された少なくとも1つのピトー管を有する固定ピトー管アセンブリと、画定された軸に沿って前記ロータに流体を送るよう配された流体入口と、前記流体入口の画定された軸とともに軸方向に配置され、前記流体入口から軸方向に間隔を隔てた流体吐出し口とを備え、前記ロータは前記回転スリーブと前記軸方向に間隔を隔てた流体入口との間で軸支される。本開示のこの態様は、シールのサイズを大きくする必要のない従来のピトー管ポンプと比べると、従来のピトー型ポンプより広い領域のロータ入口を設けることができるという特別な利点がある。したがって、この構成によって、ポンプ入口において速度特性が減少し、NPSH(有効吸込みヘッド)が改善される。このポンプ構成はシールのサイズを大きくすることなくロータ入口の寸法を大きくすることができるため、ポンプはより有利な速度およびより高い吸入圧力で作動可能である。シールのサイズが大きくなると製造コストが増加するため、ポンプの製造にかかる費用も抑えられる。
いくつかの実施形態において、ポンプアセンブリは、回転スリーブが流体吐出し口周囲に同心円状に配されるように構成されている。
他の特定の実施形態において、ポンプアセンブリは、流体吐出し口が固定ピトー管アセンブリの一部を備えるように構成されている。
さらに別の実施形態において、ポンプアセンブリの流体入口は、回転アセンブリの一部として回転する吸込み軸をさらに備える。
さらに別の実施形態において、ロータは、ロータカバーに接続されたロータ底部であって、その間に少なくとも1つのピトー管が配されるロータチャンバを形成するロータ底部から構成される。
さらに他の実施形態において、ロータカバーは、ロータチャンバ内に密閉された流体の流入を導く密閉型の羽根で構成される。
いくつかの実施形態において、ポンプアセンブリは回転スリーブに接続された駆動機構をさらに備える。
別の実施形態において、駆動機構は、少なくとも一部が吐出し口を取り囲むよう配されている。
さらに他の実施形態において、ポンプアセンブリは、シール筐体部およびロータ筐体部を有するポンプ筐体をさらに備え、ポンプアセンブリは、流体入口を画定する吸込み軸とをさらに備え、吸込み軸はポンプ筐体のシール筐体部を通って延び、シール筐体部は、シール筐体内に配されるシール機構と接触する空隙を設けるように構成されている。
他の実施形態において、ポンプアセンブリは、回転スリーブと接触する駆動機構を受容するように構成されたポンプ筐体の駆動筐体部をさらに備える。
さらに他の実施形態において、吐出し口が駆動筐体部を通って延び、ポンプ筐体の吐出し筐体部を通ってさらに延びる。
さらに他の実施形態において、ポンプアセンブリは流体入口に配されるインデューサをさらに備える。
本開示の第2の態様において、遠心ポンプは、ロータ筐体部を有するポンプ筐体と、ロータ筐体部内に配設されたロータであって、片側に配されたロータ底部とその軸方向に対向する側に配されたロータカバーによって画定された軸方向に対向する面を有し、ロータ底部およびロータカバーがロータ内に密閉されたチャンバを形成するよう互いに固定された、ロータと、密閉されたチャンバ内に配された少なくとも1つのピトー管と、ロータの片面に接続されそこから延びている回転スリーブであって、駆動機構に接続されている回転スリーブと、ロータの片側から延びる流体入口であって、ロータカバーに流体を送って密閉されたチャンバに流体を誘導するために配された流体入口と、ロータの軸方向に対向する面から延びる流体吐出し口とを備え、流体入口および流体吐出し口はそれぞれ中心軸を有し、中心軸は互いに対して軸方向に配置されている。この態様の遠心ポンプは、シールのサイズを大きくする必要のない従来のピトー管ポンプと比べると、従来の遠心ポンプより広い領域のロータまたは流体入口を設けることができるという利点がある。したがって、この構成により、ポンプ入口において速度特性が減少し、NPSH(有効吸込みヘッド)が改善される。ポンプ構成によりシールのサイズを大きくすることなくロータの流体入口を大きくすることができるため、ポンプはより有利な速度およびより高い吸入圧力で作動可能である。このポンプは製造費用も抑えられる。本開示の遠心ポンプの構成は、ロータへの入口においてロータチャンバからの流体の漏れを解消するという利点もある。つまり、従来のピトー管ポンプにおいて、ピトー管が配されまたはロータ内に入る箇所はロータへの入口も備え、従来のピトー管の構成においては、流体がロータ内部からロータ入口へ戻って漏れることがある。高い温度および圧力によって漏れた流体は気化し、特に低いNPSH利用の場合、ロータの入口においてより低圧力でロータカバー入口を遮蔽する。この漏れによってロータへ流入する流体の量も増加し、それにより速度が増加してNPSH性能が低下する。本開示のこの態様の遠心ポンプは、片側に流体入口を収容し他方側にピトー管の入口点を収容するロータの対向する開口により、液圧式軸力または推力のバランスが向上するというさらなる利点がある。この構成により、軸受の寿命が延び、ポンプはより高い吸入圧力を許容できる。
いくつかの実施形態において、流体吐出し口は固定されており、少なくとも1つのピトー管に接続されている。
他の実施形態においては、流体入口はロータカバーに接続される吸込み軸をさらに含む。
さらに他の実施形態においては、吸込み軸は前記ロータとともに回転する。
さらに他の実施形態においては、ポンプ筐体はシール筐体をさらに備え、吸込み軸はロータの片側からシール筐体を通って延びる。このシール筐体は、吸込み軸周囲に空隙を設け、シール筐体内に形成された空間内に配されたシール機構に接触して、シール不良の場合に流体の駆動筐体への流入を阻止する。
特定の実施形態において、流体吐出し口はロータからポンプ筐体内に形成されている吐出し筐体を通って延びている。
さらに他の実施形態において、遠心ポンプは回転スリーブとポンプ筐体の吐出し筐体との間に配されたシール機構をさらに備える。
さらに他の実施形態において、駆動機構は駆動歯車構成である。
特定の他の実施形態において、遠心ポンプは前記流体入口に配されたインデューサをさらに備える。
他の態様、特徴、および利点は、本開示の一部であり例示によって開示される本発明の原理を説明する添付の図面とともに読まれた場合、以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
添付の図面により様々な実施形態の理解が容易になる。
本開示に係るポンプの第1の実施形態の長手断面図である。 図1に示すポンプの組立分解図である。 本開示に係るポンプの第2の実施形態の長手断面図である。 従来のピトー管ポンプと比較した本開示に係るポンプの改良された操作を説明するグラフである。
図1および図2は本開示に係るピトー管アセンブリおよびポンプ10の第1の実施形態を示す。ポンプ10は、第1の端部14および第2の端部16を有するポンプケーシングまたはポンプ筐体12を備えており、2つの端部は互いに軸方向に対向する方向付けがされている。ポンプ筐体12は、吸込みシール筐体部20と、歯車フレーム部22と、駆動筐体部24と、吐出し筐体部26と、ロータ筐体部28とで構成されていてもよい。
ポンプ10は、ロータ筐体部28内に配されたロータ30をさらに備える。ロータ筐体部28は、ロータ30が配設される空洞29で構成されていてもよい。ロータ30は、軸方向に対向する面を有しており、これらはいくつかの実施形態において、片面を成すロータ底部32と、ロータ30の他方側に対して軸方向に間隔を隔てた、または、軸方向に配された対向面を成すロータカバー34とによって画定されてもよい。ロータ底部32とロータカバー34は互いに固定されている。
ロータカバー34は、ロータ30に流入する流体が通るロータ入口40を画定する中央開口部を備えている。いくつかの実施形態において、ロータカバー34は、ロータカバー34内部に形成された密閉型の羽根42を備えていてもよい。密閉型の羽根42は、一般的に放射状に方向付けられ、ロータ入口40を通ってロータ30の内周面に向かってロータ30内へ流入する流体の導入または誘導を促進してもよい。いくつかの実施形態において、ロータカバー34を図1で極細線によって示される排気口43と構成させて、ロータ内の閉じ込められた空気を逃がすことを可能にすることが有利となり得る。
ポンプ10は、ポンプ輸送のためロータ30内に流体を誘導する流体入口機構44を含む。流体入口機構44は、ロータ入口40から吸込みシール筐体部20を通って、ボルト52などの手段によってポンプ筐体12の第1の端部14に取り付けられるグランド端部キャップ50へと延びる吸込み軸46を含む。吸込み軸46は、ロータ30のロータ入口40に対して位置合わせされ、Oリング56によってロータカバー34に対して封止される。吸込み軸46は、ロータ筐体部28の軸方向延在部60を通って延びる。軸スリーブ62は、吸込み軸46を取り囲み、軸スリーブ46の内方延在肩部64から歯車フレーム部22の内壁66へ延びる。ラビリンスシール68は軸スリーブ62と軸方向延在部60との間に配され、オイルリング70はラビリンスシール68に配され、これにより、歯車フレーム部22からロータ筐体部28を封止する。
吸込み軸46は、吸込みシール筐体部20と歯車フレーム筐体部22との間の開口部75に配される吸込み軸の軸受74に支持される。軸受遮断板76は、吸込み軸の軸受74に配され、固定リング78によって位置が固定される。
軸受遮断板76から間隔を隔てた場所には、グランド端部キャップ50に位置合わせされポンプ筐体の吸込みシール筐体部20を封止する吸込みシール機構80がある。さらに、空間83を内部に備える吸込みシール筐体部20の構造および空間83内に配設された吸込みシール機構90により、有利な空隙82が設けられ、シール機構80が壊滅的に不良状態の場合、ポンプ輸送される流体がポンプケーシング12の歯車フレーム部22内に浸潤しないようにする。従来のピトー管ポンプのシール機構は、壊滅的なシール不良が起こった場合、頻繁にポンプケーシング内の成分が損なわれることになる状況にある。
フランジ付き入口端部84は、グランド端部キャップ50に固定され、または、グランド端部キャップ50とともに形成され、中央軸88を有する流体入口86を画定する吸込み軸46内に流入する流体の先端を差し向ける。
固定ピトー管90は、ロータ30のロータチャンバ92内に配される。図1に示す固定ピトー管90は、二重入口構成を有しているが、単一入口のピトー管もポンプにおいて使用することができる。ピトー管90は、中央軸98を有する流体吐出し口96を画定する吐出し管94に接続され、または、これによって形成される。ピトー管90と流体吐出し口96はピトー管アセンブリを構成する。特に適切な実施形態において、流体吐出し口96の中央軸98は、流体入口86の中央軸88に対して軸方向に位置合わせされ、同軸上に配置される。他の実施形態において、流体吐出し口96の中央軸98は、流体入口86の中央軸88とともに軸方向に位置合わせされてもよい。
ピトー管90から離れている吐出し管94の端部100は、ボルト108のような手段で吐出し筐体部26の端部106に固定された吐出し口端部グランド板104内の開口部102に受け入れられる。Oリング110は、吐出し管94の端部100と吐出し口端部グランド板104との間に配され、その間でシールを設ける。別の吐出しパイプが設けられてもよく、吐出し管94から下流処理へ吐出し流体を誘導する。このパイプは、たとえば、最終吐出し口118を画定する吐出し曲がり管114およびフランジ付き吐出し口パイプ116を有するフランジ付き端部部材112を含む。吐出し管94が吐出し口端部グランド板104に接続されることにより、ピトー管90が固定される。
駆動機構120は、ロータ30に取り付けられてロータ30を回転させる。図1に示す駆動機構120は、一方の端部132においてロータ底部32に固定される回転スリーブ130を含み、ロータ30の軸方向一方側を画定する。回転スリーブ130は管状の形であり、その内部に吐出し管94を受け入れるようサイズ設定され、その同心円状に配置される。一方、回転スリーブ130は固定された吐出し管94周囲で自由に回転可能にされる。
ラビリンスシール136は、回転スリーブ130および吐出し管94が延びるロータ筐体部28内の開口部と、回転スリーブ130を取り囲んで駆動筐体部24からロータ筐体部28を封止するシールリング138との間に配される。軸受140は、ポンプケーシング12の駆動筐体部24と吐出し筐体部26との間に形成された開口部142に配され、吐出し筐体部26内に配されて係止ナット149によって定位置に係止される軸受遮断板148によって位置が保持される。
ロータ30は、回転スリーブ130によって軸支され、また、ロータ30の片側では回転スリーブ130とロータ30の軸方向に対向する他方側では流体入口86との間で軸支される。このように、ロータ30は、ロータ筐体部28内の軸受68、および、ロータ筐体部28と吐出し筐体部26との間に位置する軸受140によって効果的に支持される。2つの軸受68と140の位置により、非常に重量のあるロータ30の軸力または推力バランスが有利に向上する。本開示の構成によって実現されたロータ30のバランシングにより、より良い安定性、より円滑な操作、および、操作速度の向上を実現するにあたって、従来の片持ちピトー管構成よりも大きな利点が得られる。
シール機構150は、回転スリーブ130の他方の端部152を取り囲む。シール機構150は、吐出し口端部グランド板104に受け入れられ、吐出し口端部グランド板104に対して回転スリーブ130を中央に配するとともに、吐出し口端部グランド板104との間にシールを設ける。
駆動機構は、回転スリーブ130周囲に配されてそこに固定された第1の歯車ディスク160をさらに備え、ポンプケーシング12の駆動筐体部24内に配される。第1の歯車ディスク160の外面は周知の方法で歯または同様の装置で構成される。駆動要素170は、第1の歯車ディスク160の回転、および、それに伴って回転スリーブ130によるロータ30の回転をもたらすために提供される。図に示すように、駆動要素170は、第1の歯車ディスク160に対して位置合わせされてポンプケーシング12の駆動筐体部24内に配された第2の歯車ディスク172を備えてもよい。第2の歯車ディスク172は、歯を有するように構成された外面174、または歯と連動する同様のデバイス、または第1の歯車ディスク170上の同様のデバイスを有し、これにより、第1の歯車ディスク160を回転させる。
第2の歯車ディスク172は、モータ(図示せず)に接続された駆動軸176に取り付けられ、周知の方法で駆動軸176を回転させる。駆動軸176の第1の端部178は、ロータ筐体部28内などの、ポンプケーシングまたはポンプ筐体12に設けられた空間180へ運ばれる。軸受182リングは駆動軸176の第1の端部178を支持するよう配される。駆動軸176もまた、駆動筐体部24内に形成された開口部186を介してポンプケーシング12を通って配される。
駆動軸176は第2の軸受188によって開口部186内に中央に配され支持される。第2の軸受188は、波形ばね189および駆動端板190によって開口部186内に固定される。駆動軸シール192は駆動端板190に対して配され、ワッシャ194および係止ナット196で定位置に保持される。オイルパン198は、歯車ディスクを潤滑し、または余分な潤滑流体を受けるよう駆動筐体部24内に配されてもよい。本明細書では駆動歯車を説明したが、かさ歯車構成などの他のタイプの駆動を使用してもよい。
操作中、流体はフランジ付き入口端部84を通って吸込み軸46に流入し、流体入口86を通ってロータ30の入口60へ誘導される。ロータカバー34に流入した流体がロータカバー34の密閉型の羽根42に接触することにより、流体は加速され、流体はロータ30の内周面へ誘導され、そこで固定ピトー管90の入口200に接触する。流体はピトー管90内に流入し吐出し口118まで送るために流体吐出し口96に誘導される。その結果、この構成により、流体はロータ30の片側からロータ30に流入し、流体入口86から軸方向に間隔を隔てたロータ30の対向する側から流出または吐き出される。
本開示のポンプは、ポンプケーシング12の対向する端部14、16に軸方向に配された流体入口86と流体吐出し口96を設けている。特に適切な構成においては、流体入口86の中央軸88は流体吐出し口96の中央軸98と同軸上にある。この構成により、上述したように、いくつかの利点がもたらされる。本開示のより適切な構成においては、駆動機構は図1に示すように構成された駆動機構ではなく、流体入口86周囲に同心円状に形成された回転スリーブと結合していてもよい。他の適切な構成は、本開示の範囲内のものである。
図3に示すような本開示の別の構成は、図1に示す実施形態とほぼ同様であるため同じ参照符号を付しており、本開示のポンプはロータ30の吸込み口60に配されたインデューサ220を含んでいてもよい。インデューサ220をより明確によりよく描写するためにロータカバー34の部分を図から除いたことを注意されたい。インデューサ220はロータ入口60において圧力を上昇させることにより、ロータカバー34の入口においてキャビテーションを減少させる。インデューサ220は、流体を吸込み口60に移動して流れるよう方向付けを促進するどのような適切な構成であってもよい。インデューサ220はポンプのNPSH性能を向上する上で有益であるが、全ての応用例で必須または好適であるわけではない。
本明細書で説明された方法で構築された遠心ポンプは、ロータの同じ側に吸込み口および流体吐出し口が配された従来様式の遠心ピトー管ポンプよりも大きな利点を提供する。図4のグラフは、本開示に従って構築されたポンプと、ロータの片側から流体が流入するように構成された遠心ピトー管で流体入口がロータと同じ側に配されたピトー管アームの形状によって流体吐出し口を同心円状に取り囲んでいる遠心ピトー管(すなわち、「従来の周知のポンプ」)との性能を比較した試験結果を示すものである。有効吸込みヘッド(NPSH)は、ポンプ作動に必要とされる、ポンプ入口における作動流体の蒸気圧以上の有効圧力である。より低いNPSHは、下部タンクを備えたシステム、および/または、排水上昇や低圧力でポンプの作動を可能にし、流体システムの作動にかかる総コストを削減する。試験結果は、本開示に従って構築されたポンプ(グラフ内の下の点線)よりも従来の周知のポンプの方が高いNPSHプロファイル(グラフ内の上のなだらかな線)であることを示している。本開示のポンプの改善された、または、より低いNPSHプロファイルは、ガロン/分(GPM)で測定される流量が増加するため、先行技術の周知のポンプと比べて常に優れている。
特定の実施形態に関する上記説明において、明瞭にするために特有の用語を使用したが、本開示は、そのように選択された特有の用語に限定することを意図したものではなく、特有な用語はそれぞれ同様の技術目的を実現するために同様な方法で作動する他の技術的均等物も含むことを理解されたい。「左」および「右」、「前」および「後ろ」、「上」および「下」などの用語は基準点を示すために便宜的に使用するものであり、これらの用語に限定するものと解されるべきものではない。
本明細書において、「備えている(comprising)」という用語は「オープン」な意味、すなわち「含む(including)」という意味に解されるべきであり、「クローズ」な意味、すなわち「のみからなる(consisting only of)」という意味に限定されるものではない。対応する用語「備える(comprise)」、「備えられている(comprised)」および「備える(comprises)」にもそれらが出現する箇所において同様の意味が当てはまる。
また、上記の記載は本発明の単にいくつかの実施形態を説明するものであり、開示された実施形態の範囲および趣旨から逸脱することなく調整、修正、追加および/または変更が可能であり、実施形態は例示的なものであって限定的なものではない。
さらに発明は、現在最も実用的で好適と考えられる実施形態と絡めて説明され、本発明は開示された実施形態に限定されるものではなく、反対に、本発明の趣旨および範囲内に含まれる多種の修正や均等な構成を包含することを意図している。また、上記種々の実施形態は他の実施形態とともに実行してもよい。たとえば、一実施形態の態様はさらに他の実施形態を実現するため別の実施形態の態様と組み合わせてもよい。さらに、任意の取り上げられたアセンブリの独立した特徴または成分はそれぞれ別の実施形態を構成してもよい。

Claims (21)

  1. ロータおよび回転スリーブを有する回転アセンブリと、
    前記ロータ内に配された少なくとも1つのピトー管を有する固定ピトー管アセンブリと、
    画定された軸に沿って前記ロータに流体を送るよう配された流体入口と、
    前記流体入口の前記画定された軸の軸方向に配置され、前記流体入口から軸方向に間隔を隔てられた流体吐出し口とを備えるポンプアセンブリであって、
    前記ロータが前記回転スリーブと前記軸方向に間隔を隔てられた流体入口との間で軸支される、ポンプアセンブリ。
  2. 前記回転スリーブが前記流体吐出し口の周囲に同心円状に配される、請求項1に記載のポンプアセンブリ。
  3. 前記流体吐出し口が前記固定ピトー管アセンブリの一部を備える、請求項1に記載のポンプアセンブリ。
  4. 前記流体入口が前記回転アセンブリの一部として回転する吸込み軸をさらに備える、請求項1に記載のポンプアセンブリ。
  5. 前記ロータが、ロータカバーに接続されたロータ底部であって、その間に前記少なくとも1つのピトー管が配されるロータチャンバを形成するロータ底部から構成される、請求項1に記載のポンプアセンブリ。
  6. 前記ロータカバーは、前記ロータチャンバに流体の流入を導く密閉型の羽根で構成される、請求項5に記載のポンプアセンブリ。
  7. 前記回転スリーブに接続された駆動機構をさらに備える、請求項1に記載のポンプアセンブリ。
  8. 前記駆動機構が少なくとも一部において前記吐出し口を取り囲むよう配される、請求項7に記載のポンプアセンブリ。
  9. 吸込みシール筐体部およびロータ筐体部を有するポンプ筐体をさらに備え、前記流体入口を画定する吸込み軸をさらに備え、
    前記吸込み軸は前記ポンプ筐体の前記吸込みシール筐体部を通って延び、
    前記吸込みシール筐体部は、前記吸込みシール筐体内に配されるシール機構と接触する空隙を設けるように構成される、請求項1に記載のポンプアセンブリ。
  10. 前記回転スリーブと接触する駆動機構を受容するように構成された駆動筐体部をさらに備える、請求項9に記載のポンプアセンブリ。
  11. 前記吐出し口が前記駆動筐体部を通って延び、前記ポンプ筐体の吐出し筐体部を通ってさらに延びる、請求項10に記載のポンプアセンブリ。
  12. 前記流体入口に配されるインデューサをさらに備える、請求項1に記載のポンプアセンブリ。
  13. ロータ筐体部を有するポンプ筐体と、
    前記ロータ筐体部内に配設されたロータであって、片側に配されたロータ底部と軸方向に対向する側に配されたロータカバーによって画定された軸方向に対向する面を有し、前記ロータ底部およびロータカバーは前記ロータ内で密閉されたチャンバを形成するよう互いに固定された、ロータと、
    前記密閉されたチャンバ内に配された少なくとも1つのピトー管と、
    前記ロータの片面に接続されそこから延びている回転スリーブであって、駆動機構に接続されている回転スリーブと、
    前記ロータの片側から延びる流体入口であって、前記ロータカバーに流体を送って前記密閉されたチャンバに流体を誘導するよう配された流体入口と、
    前記ロータの前記軸方向に対向する面から延びる流体吐出し口とを備える遠心ポンプであって、
    前記流体入口および流体吐出し口はそれぞれ中心軸を有し、前記中心軸は軸方向に配置されている、遠心ポンプ。
  14. 前記流体吐出し口は固定されていて前記少なくとも1つのピトー管に接続されている、請求項13に記載の遠心ポンプ。
  15. 前記流体入口が前記ロータカバーに接続される吸込み軸をさらに含む、請求項14に記載の遠心ポンプ。
  16. 前記吸込み軸が前記ロータとともに回転する、請求項15に記載の遠心ポンプ。
  17. 前記ポンプ筐体は吸込みシール筐体をさらに備え、
    前記吸込み軸は前記ロータの片側から前記吸込みシール筐体を通って延び、
    前記吸込みシール筐体は、前記吸込み軸周囲に空隙を設け、前記吸込みシール筐体内に形成された空間内に配されたシール機構に接触している、請求項15に記載の遠心ポンプ。
  18. 前記流体吐出し口が前記ロータから前記ポンプ筐体内に形成された吐出し筐体を通って延びる、請求項14に記載の遠心ポンプ。
  19. 前記回転スリーブと前記ポンプ筐体の前記吐出し筐体との間に配されたシール機構をさらに備える、請求項18に記載の遠心ポンプ。
  20. 前記駆動機構が駆動歯車構成である、請求項13に記載の遠心ポンプ。
  21. 前記流体入口に配されたインデューサをさらに備える、請求項13に記載の遠心ポンプ。
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