JP2016510402A - 到着時間の観測差に基づく測位のための方法およびシステム - Google Patents

到着時間の観測差に基づく測位のための方法およびシステム Download PDF

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Abstract

モバイルデバイスに到着するメッセージの到着時間の観測差に少なくとも部分的に基づいてモバイルデバイスの推定ロケーションを計算するためのシステム、方法およびデバイスを開示する。特定の実装形態では、そのような観測時間到着は、モバイルデバイスにおける、第1のトランシーバデバイスから第2のトランシーバデバイスに送信された第1のメッセージの受信と、モバイルデバイスにおける、第1のメッセージに応答して第2のトランシーバデバイスによって送信された第2のメッセージの受信との間の差を備え得る。

Description

関連出願
本出願は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、2013年1月15日に出願された「Methods and Systems for Positioning Based on Observed Difference of Time of Arrival」と題する米国仮特許出願第61/752,925号、および2013年11月15日に出願された「Methods and SYSTEMS for Positioning Based On Observed Difference of Time of Arrival」と題する米国非仮特許出願第14/082,087号の優先権を主張するPCT出願である。
[0001]本明細書で説明する実施形態は、モバイル送信機から収集された信号の測定値を取得することを対象とする。
[0002]全地球測位システム(GPS:global positioning system)および他の同様の衛星測位システムなどのグローバルナビゲーション衛星システム(GNSS:global navigation satellite system)は、屋外環境におけるモバイルハンドセットのナビゲーションサービスを可能にした。同様に、屋内環境においてモバイルデバイスの位置の推定値を取得するための特定の技法は、宅内ベニュー、政府ベニューまたは商業ベニューなど特定の屋内ベニュー(indoor venue)で拡張ロケーションベースサービスを使用可能にし得る。たとえば、モバイルデバイスと固定ロケーションに位置するトランシーバとの間の距離は、第1のデバイスから第2のデバイスへの第1のメッセージの送信と、要求メッセージに応答して送信された、第1のデバイスにおける第2のメッセージの受信との間で測定されたラウンドトリップ時間(RTT)の測定値に少なくとも部分的に基づいて測定され得る。
[0003]以下の図を参照しながら非限定的で非網羅的な態様について説明し、ここにおいて、別段の規定がない限り、様々な図の全体を通して、同様の参照番号は同様の部分を指す。
[0004]一実装形態による、モバイルデバイスを含んでいるシステムのいくつかの特徴を示すシステム図。 [0005]一実施形態による、モバイルデバイスの推定値の計算をグラフで示す図。 [0006]一実施形態による、無線局(STA)間のメッセージフローを示す図。 [0007]一実施形態による、モバイルデバイスの推定ロケーションを計算するための式のパラメータを決定するための代替プロセスを示す図。 一実施形態による、モバイルデバイスの推定ロケーションを計算するための式のパラメータを決定するための代替プロセスを示す図。 一実施形態による、モバイルデバイスの推定ロケーションを計算するための式のパラメータを決定するための代替プロセスを示す図。 一実施形態による、モバイルデバイスの推定ロケーションを計算するための式のパラメータを決定するための代替プロセスを示す図。 [0008]一実施形態による、モバイルデバイスの推定ロケーションを計算するためのプロセスの流れ図。 [0009]一実施形態による、それのロケーションの推定値を取得するための、モバイルデバイスにおいて実行されるプロセスの流れ図。 [00010]一実装形態による、例示的なデバイスを示す概略ブロック図。 [00011]一実装形態による、例示的なコンピューティングプラットフォームの概略ブロック図。
[00012]手短に言えば、特定の実装形態は、コンピューティングデバイスにおいて、第1のアクセストランシーバによって送信された第1のメッセージをモバイルデバイスにおいて受信する時間と、第2のアクセストランシーバによって送信された第2のメッセージをモバイルデバイスにおいて受信する時間との差を含む第1の式のパラメータを取得すること、前記第2のメッセージは、第2のアクセストランシーバにおける第1のメッセージの受信に応答して第2のアクセストランシーバによって送信される、と、第3のアクセストランシーバによって送信された第3のメッセージをモバイルデバイスにおいて受信する時間と、第4のアクセストランシーバによって送信された第4のメッセージをモバイルデバイスにおいて受信する時間との間の差を含む第2の式のパラメータを取得すること、前記第4のメッセージは、第4のアクセストランシーバにおける第3のメッセージの受信に応答して第4のアクセストランシーバによって送信される、と、および、第1の式と第2の式とに少なくとも部分的に基づいてモバイルデバイスの推定ロケーションを計算することと、を備える方法を対象とする。
[00013]別の特定の実装形態は、第1のアクセストランシーバによって送信された第1のメッセージをモバイルデバイスにおいて受信する時間と、第2のアクセストランシーバによって送信された第2のメッセージをモバイルデバイスにおいて受信する時間との差を含む第1の式のパラメータを取得すること、前記第2のメッセージは、第2のアクセストランシーバにおける第1のメッセージの受信に応答して第2のアクセストランシーバによって送信される、と、モ第3のアクセストランシーバによって送信された第3のメッセージをバイルデバイスにおいて受信する時間と、第4のアクセストランシーバによって送信された第4のメッセージをモバイルデバイスにおいて受信する時間との差を含む第2の式のパラメータを取得すること、前記第4のメッセージは、第4のアクセストランシーバにおける第3のメッセージの受信に応答して第4のアクセストランシーバによって送信される、と、および、第1の式と第2の式とに少なくとも部分的に基づいてモバイルデバイスの推定ロケーションを計算することと、を行うための1つまたは複数のプロセッサを備えるコンピューティングデバイスを対象とする。
[00014]別の特定の実装形態は、第1のアクセストランシーバによって送信された第1のメッセージをモバイルデバイスにおいて受信する時間と、第2のアクセストランシーバによって送信された第2のメッセージをモバイルデバイスにおいて受信する時間との差を含む第1の式のパラメータを取得すること、前記第2のメッセージは、第2のアクセストランシーバにおける第1のメッセージの受信に応答して第2のアクセストランシーバによって送信される、と、第3のアクセストランシーバによって送信された第3のメッセージをモバイルデバイスにおいて受信する時間と、第4のアクセストランシーバによって送信された第4のメッセージをモバイルデバイスにおいて受信する時間との差を含む第2の式のパラメータを取得すること、前記第4のメッセージは、第4のアクセストランシーバにおける第3のメッセージの受信に応答して第4のアクセストランシーバによって送信される、と、および、第1の式と第2の式とに少なくとも部分的に基づいてモバイルデバイスの推定ロケーションを計算することと、を行うように専用コンピューティング装置によって実行可能である、その上に記憶された機械可読命令を備える非一時的記憶媒体を備える物品を対象とする。
[00015]別の特定の実装形態は、第1のアクセストランシーバによって送信された第1のメッセージをモバイルデバイスにおいて受信する時間と、第2のアクセストランシーバによって送信された第2のメッセージをモバイルデバイスにおいて受信する時間との差を含む第1の式のパラメータを取得するための手段、前記第2のメッセージは、第2のアクセストランシーバにおける第1のメッセージの受信に応答して第2のアクセストランシーバによって送信される、と、第3のアクセストランシーバによって送信された第3のメッセージをモバイルデバイスにおいて受信する時間と、第4のアクセストランシーバによって送信された第4のメッセージをモバイルデバイスにおいて受信する時間との間の差を含む第2の式のパラメータを取得するための手段、前記第4のメッセージは、第4のアクセストランシーバにおける第3のメッセージの受信に応答して第4のアクセストランシーバによって送信される、と、および、第1の式と第2の式とに少なくとも部分的に基づいてモバイルデバイスの推定ロケーションを計算するための手段と、を備える装置を対象とする。
[00016]別の特定の実装形態は、モバイルデバイスにおいて、第1のアクセストランシーバによって送信された第1のメッセージをモバイルデバイスにおいて受信する時間と、第2のアクセストランシーバによって送信された第2のメッセージをモバイルデバイスにおいて受信する時間との第1の差を測定すること、前記第2のメッセージは、第2のアクセストランシーバにおける第1のメッセージの受信に応答して第2のアクセストランシーバによって送信される、と、第3のアクセストランシーバによって送信された第3のメッセージをモバイルデバイスにおいて受信する時間と、第4のアクセストランシーバによって送信された第4のメッセージをモバイルデバイスにおいて受信する時間との第2の差を測定すること、前記第4のメッセージは、第4のアクセストランシーバにおける第3のメッセージの受信に応答して第4のアクセストランシーバによって送信される、と、通信ネットワークを通してネットワークエンティティに第1の差と第2の差とを送信することと、送信された第1の差と送信された第2の差とに少なくとも部分的に基づいて計算されたモバイルデバイスの推定ロケーションを通信ネットワークを通して受信することと、を備える方法を対象とする。
[00017]別の特定の実装形態は、通信ネットワークからメッセージを送受信するためのトランシーバデバイスと、1つまたは複数のプロセッサであって、第1のアクセストランシーバによって送信された第1のメッセージをトランシーバデバイスにおいて受信する時間と、第2のアクセストランシーバによって送信された第2のメッセージをトランシーバデバイスにおいて受信する時間との第1の差を測定すること、前記第2のメッセージは、第2のアクセストランシーバにおける第1のメッセージの受信に応答して第2のアクセストランシーバによって送信される、と、第3のアクセストランシーバによって送信された第3のメッセージをトランシーバデバイスにおいて受信する時間と、第4のアクセストランシーバによって送信された第4のメッセージをトランシーバデバイスにおいて受信する時間との第2の差を測定すること、前記第4のメッセージは、第4のアクセストランシーバにおける第3のメッセージの受信に応答して第4のアクセストランシーバによって送信される、と、トランシーバデバイスを通してネットワークエンティティに第1の差と第2の差との送信を開始することと、送信された第1の差と送信された第2の差とに少なくとも部分的に基づいて計算されたモバイルデバイスの推定ロケーションをトランシーバデバイスにおいて受信された1つまたは複数のメッセージ中で取得することと、を行うためのプロセッサと、を備えるモバイルデバイスを対象とする。
[00018]別の特定の実装形態は、記憶された機械可読命令を備える非一時的記憶媒体を備える物品を対象とし、その命令は、第1のアクセストランシーバによって送信された第1のメッセージをモバイルデバイスにおいて受信する時間と、第2のアクセストランシーバによって送信された第2のメッセージをモバイルデバイスにおいて受信する時間との間の第1の差を測定すること、前記第2のメッセージは、第2のアクセストランシーバにおける第1のメッセージの受信に応答して第2のアクセストランシーバによって送信される、と、第3のアクセストランシーバによって送信された第3のメッセージをモバイルデバイスにおいて受信する時間と、第4のアクセストランシーバによって送信された第4のメッセージをモバイルデバイスにおいて受信する時間との第2の差を測定すること、前記第4のメッセージは、第4のアクセストランシーバにおける第3のメッセージの受信に応答して第4のアクセストランシーバによって送信される、と、通信ネットワークを通してネットワークエンティティに第1の差と第2の差との送信を開始することと、送信された第1の差と送信された第2の差とに少なくとも部分的に基づいて計算されたモバイルデバイスの推定ロケーションをネットワークエンティティから受信された1つまたは複数のメッセージ中で取得することと、を行うようにモバイルデバイスの専用コンピューティング装置によって実行可能である。
[00019]別の特定の実装形態は、第1のアクセストランシーバによって送信された第1のメッセージをモバイルデバイスにおいて受信する時間と、第2のアクセストランシーバによって送信された第2のメッセージをモバイルデバイスにおいて受信する時間との第1の差を測定するための手段、前記第2のメッセージは、第2のアクセストランシーバにおける第1のメッセージの受信に応答して第2のアクセストランシーバによって送信される、と、第3のアクセストランシーバによって送信された第3のメッセージをモバイルデバイスにおいて受信する時間と、第4のアクセストランシーバによって送信された第4のメッセージをモバイルデバイスにおいて受信する時間との第2の差を測定するための手段、前記第4のメッセージは、第4のアクセストランシーバにおける第3のメッセージの受信に応答して第4のアクセストランシーバによって送信される、と、通信ネットワークを通してネットワークエンティティに第1の差と第2の差とを送信するための手段と、送信された第1の差と送信された第2の差とに少なくとも部分的に基づいて計算されたモバイルデバイスの推定ロケーションを通信ネットワークを通して受信するための手段と、を備えるモバイルデバイスを対象とする。
[00020]上述の実装形態は例示的な実装形態にすぎず、特許請求する主題は、必ずしもこれらの例示的な実装形態の特定の態様に限定されるとは限らないことを理解されたい。
[00021]特定の屋内ナビゲーション用途では、モバイルデバイスは、プローブメッセージを送信し、プローブメッセージに応答してサービスアクセストランシーバから応答メッセージを受信し、ラウンドトリップ時間(RTT)を測定することによって複数のアクセスポイントまでのそれの範囲を測定しようと試み得る。クライアントモバイルデバイスが密に存在する環境では、この技法は、測位動作を試みる複数のモバイルデバイスからのプローブメッセージをサービスすることでローカルネットワークリソースに負担をかけすぎることがある。
[00022]以下で説明するように、モバイルデバイスによって観測されるサービスアクセストランシーバ(たとえば、IEEE規格802.11xアクセスポイント)間を送信されるメッセージは、モバイルデバイスの推定ロケーションを計算するために使用され得る。たとえば、モバイルデバイスは、サービスアクセストランシーバ間の距離の推定値を計算または更新する際に使用するRTTを測定しようと試みるサービスアクセストランシーバ間を送信されるメッセージを受信し得る。サービスアクセストランシーバ間を送信されるメッセージの、モバイルデバイスにおける受信時間に少なくとも部分的に基づいて、モバイルデバイスは、それのロケーションの推定値を計算し得る。代替実装形態では、サービスアクセストランシーバ間を送信されるメッセージの受信時間は、モバイルデバイスの推定ロケーションの計算のためのサーバまたは他のネットワークエンティティに転送され得る。
[00023]いくつかの実装形態では、図1に示すように、モバイルデバイス100は、SPS衛星160から衛星測位システム(SPS)信号159を受信または収集し得る。いくつかの実施形態では、SPS衛星160は、GPS衛星システムまたはGalileo衛星システムなど、1つのグローバルナビゲーション衛星システム(GNSS)からのものであり得る。他の実施形態では、SPS衛星は、限定はしないが、GPS衛星システム、Galileo衛星システム、Glonass衛星システム、またはBeidou(Compass)衛星システムなどの複数のGNSSからのものであり得る。他の実施形態では、SPS衛星は、たとえば、ほんの数例を挙げると、ワイドエリアオーグメンテーションシステム(WAAS)、欧州静止ナビゲーションオーバーレイサービス(EGNOS)、準天頂衛星システム(QZSS)などの任意の1ついくつかの地域航法衛星システム(RNSS)からのものであり得る。
[00024]さらに、モバイルデバイス100は、ワイヤレス通信ネットワークに無線信号を送信し、それから無線信号を受信し得る。一例では、モバイルデバイス100は、ワイヤレス通信リンク123を介して基地局トランシーバ110にワイヤレス信号を送信するか、またはそれからワイヤレス信号を受信することによってセルラー通信ネットワークと通信し得る。同様に、モバイルデバイス100は、ワイヤレス通信リンク125を介してローカルサービスアクセストランシーバ115にワイヤレス信号を送信するか、またはそれからワイヤレス信号を受信し得る。
[00025]特定の実装形態では、ローカルサービスアクセストランシーバ115は、ワイヤレス通信リンク123介して基地局トランシーバ110によって使用可能にされる距離よりも短い距離でワイヤレス通信リンク125を介してモバイルデバイス100と通信するように構成され得る。たとえば、ローカルサービスアクセストランシーバ115は、屋内環境に配置され得る。ローカルサービスアクセストランシーバ115は、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN、たとえば、IEEE標準802.11ネットワーク)またはワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN、たとえば、Bluetooth(登録商標)ネットワーク)へのアクセスを与え得る。別の例示的な実装形態では、ローカルサービスアクセストランシーバ115は、セルラー通信プロトコルに従うワイヤレス通信リンク125上での通信を容易にすることが可能なフェムトセルトランシーバを備え得る。もちろん、これらが、ワイヤレスリンクを介してモバイルデバイスと通信し得るネットワークの例にすぎず、特許請求する主題が、この点について限定されないことを理解されたい。
[00026]特定の実装形態では、基地局トランシーバ110およびローカルサービスアクセストランシーバ115は、リンク145を通してネットワーク130を介してサーバ140、150および/または155と通信し得る。ここで、ネットワーク130は、ワイヤードまたはワイヤレスリンクの任意の組合せを備え得る。特定の実装形態では、ネットワーク130は、ローカルサービスアクセストランシーバ115または基地局トランシーバ110を通したモバイルデバイス100とサーバ140、150または155との間の通信を容易にすることが可能なインターネットプロトコル(IP)インフラストラクチャを備え得る。別の実装形態では、ネットワーク130は、モバイルデバイス100とのモバイルセルラー通信を容易にするために、たとえば、基地局コントローラまたはマスタ交換センター(図示せず)などのセルラー通信ネットワークインフラストラクチャを備え得る。
[00027]他の実装形態では、モバイルデバイス100は、たとえば、複数基地局測位方式(AFLT:advanced forward trilateration)および/または観測到着時間差(OTDOA:observed time difference of arrival)など、いくつかの技法のうちのいずれか1つを使用して(たとえば、基地局トランシーバ110など)既知のロケーションに固定された地上波送信機から受信された信号を処理することによって位置決定(position fix)を取得し得る。これらの特定の技法では、モバイルデバイス100から既知のロケーションに固定された3つ以上の地上波送信機までの距離が、既知のロケーションに固定されたそれらの送信機によって送信され、モバイルデバイス100において受信されたパイロット信号に少なくとも部分的に基づいて測定され得る。ここで、サーバ140、150または155は、AFLTおよびOTDOAなどの測位技法を容易にするために、たとえば、地上波送信機のロケーションおよび識別情報を含む測位支援データをモバイルデバイス100に与えることが可能であり得る。たとえば、サーバ140、150または155は、特定の1つまたは複数の領域中のセルラー基地局のロケーションおよび識別情報を示す基地局アルマナック(BSA)を含み得る。
[00028]屋内環境またはビルの谷間などの特定の環境では、モバイルデバイス100は、十分な数のSPS衛星160から信号159を収集することが可能でないことがあり、位置決定を計算するためにAFLTまたはOTDOAを実行することがある。代替的に、モバイルデバイス100は、ローカル送信機(たとえば、既知のロケーションに位置するWLANアクセスポイント)から収集された信号に少なくとも部分的に基づいて位置決定を計算することが可能であり得る。たとえば、モバイルデバイスは、既知のロケーションに位置する3つ以上の屋内地上波ワイヤレスアクセスポイントまでの距離を測定することによって位置決定を取得し得る。そのような距離は、たとえば、そのようなアクセスポイントから受信された信号からMACアドレスを取得することと、たとえば、受信信号強度(RSSI)またはラウンドトリップ時間(RTT)など、そのようなアクセスポイントから受信された信号の1つまたは複数の特性を測定することによってアクセスポイントまでの距離測定値を取得することとによって測定され得る。代替実装形態では、モバイルデバイス100は、屋内エリアの特定のロケーションにおいて予想されるRSSIおよび/またはRTTシグネチャを示す無線ヒートマップに収集された信号の特性を適用することによって屋内位置決定を取得し得る。特定の実装形態では、無線ヒートマップは、ローカル送信機の識別情報(たとえば、ローカル送信機から収集された信号から識別可能であるMACアドレス)、識別されたローカル送信機によって送信された信号から予想されるRSSI、識別された送信機から予想されるRTT、および場合によってはこれらの予想されるRSSIまたはRTTからの標準偏差を関連付け得る。ただし、これらが無線ヒートマップに記憶され得る値の例にすぎず、特許請求する主題がこの点について限定されないことを理解されたい。
[00029]特定の実装形態では、モバイルデバイス100は、サーバ140、150または155から屋内測位動作についての測位支援データを受信し得る。たとえば、そのような測位支援データは、たとえば、測定されたRSSIおよび/またはRTTに少なくとも部分的に基づいて既知のロケーションに位置する送信機までの距離を測定することを可能にするために、これらの送信機のロケーションと識別情報とを含み得る。屋内測位動作を助けるための他の測位支援データは、無線ヒートマップと、磁気ヒートマップと、送信機のロケーションおよび識別情報と、ルータビリティ(routeability)グラフとを含み得る。モバイルデバイスによって受信された他の支援データは、たとえば、表示のためにまたはナビゲーションを助けるために屋内エリアのローカルマップを含み得る。そのようなマップは、モバイルデバイス100が特定の屋内エリアに入るとき、モバイルデバイス100に与えられ得る。そのようなマップは、扉、通路、入口、壁などの屋内の特徴、化粧室、公衆電話、部屋名、店舗などの関心地点を示し得る。そのようなマップを取得し、表示することによって、モバイルデバイスは、追加のコンテキストをユーザに与えるために、表示されたマップ上にモバイルデバイス(およびユーザ)の現在のロケーションをオーバーレイし得る。
[00030]特定の実装形態では、無線局(STA)間の特定のメッセージフローは、上記で説明したように測位演算において使用するためにSTA間のRTTの測定値を取得するために実装され得る。特定の実装形態では、以下で説明するように、STAは、モバイルデバイス(たとえば、モバイルデバイス100)または固定トランシーバ(たとえば、IEEE標準802.11xアクセスポイント、固定Bluetoothデバイスなど)を備え得る。したがって、無線STA間のメッセージの交換は、ほんの数例を挙げると、モバイルデバイスと固定トランシーバとの間、2つのピアモバイルデバイス間、または2つの固定トランシーバ間のメッセージの交換を備え得る。特定の実装形態では、本明細書で説明する様々な技法は、IEEE Standard 802.11 for Information technology−Telecommunications and information exchange between systems, Local and metropolitan area networks−Specific requirements Part 11: Wireless LAN Medium Access Control (MAC) and Physical Layer (PHY)、2012年2月6日(以下「IEEE標準802.11仕様」)、セクション10.23.5の必ずしもすべてとは限らないが、いくつかの態様または特徴を組み込み得る。実際、本明細書で説明するいくつかの特徴がIEEE標準802.11仕様では図示または説明されていないことを理解されたい。
[00031]図2は、一実施形態による、モバイルデバイスの推定値の計算をグラフで示す図である。サービスアクセストランシーバAP1、AP2、AP3およびAP4は、たとえば、屋内ナビゲーションエリア中に位置し得、知られている通信プロトコルを与えるメッセージを送信および受信することが可能であり得る。ここで、モバイルデバイスMDは、上記で説明したように、サービスアクセストランシーバAP1とAP2との間を送信されるメッセージと、サービスアクセストランシーバAP3とAP4との間を送信されるメッセージとを観測し得る。モバイルデバイスMDにおけるこれらのメッセージの観測に少なくとも部分的に基づいて、モバイルデバイスMDのロケーションの推定値が計算され得る。
[00032]図3は、図2の一実施形態による、無線STA間のメッセージフローを示す図であり、ここで、モバイルデバイスMDは、クライアントSTAとして表され、サービスアクセストランシーバAP1とAP2とのペアは、それぞれ、送信STAと受信STAとして表され得る。同様に、サービスアクセストランシーバAP3とAP4とのペアは、それぞれ送信STAと受信STAとして表され得る。時間ToaC(M)において、クライアントSTAは、時間t1において送信STA(たとえば、サービスアクセストランシーバAP1およびAP3)によって送信された精密タイミング要求メッセージを受信し得る。時間ToaC(ACK)において、クライアントSTAは、精密タイミング要求メッセージの受信に応答して、時間t3において受信STA(たとえば、サービスアクセストランシーバAP2およびAP4)によって送信された肯定応答メッセージを受信し得る。特定の実装形態では、送信STAによって送信される精密タイミング要求メッセージと受信STAによって送信される肯定応答メッセージとは、IEEE規格802.11仕様セクション8.5.25およびセクション8.5.26に従って送信され得る。送信STAと受信STAとが、それぞれ、AP1とAP2とを表す場合、プロットd12は、ToaC(M)−ToaC(ACK)に少なくとも部分的に基づいて決定されるモバイルデバイスMDの可能なロケーションを表し得る。同様に、送信STAと受信STAとが、それぞれ、AP3とAP4とを表す場合、プロットd34は、ToaC(M)−ToaC(ACK)に少なくとも部分的に基づいて決定されるモバイルデバイスMDの可能なロケーションを表し得る。プロットd12とプロットd34との計算された交点は、次いで、モバイルデバイスMDの推定ロケーションを与え得る。
[00033]特定の実装形態では、モバイルデバイスMDのロケーションは、中央ネットワークエンティティまたは「クラウド」(たとえば、サーバ140、150または155)において計算され得る。図4A、図4B、図5Aおよび図5Bに、図2の特定の実施形態による、モバイルデバイスMDのロケーションを計算するための式のパラメータを決定するための代替プロセスを示す。特定の実装形態では、これらの式のうちのいずれか1つは、モバイルデバイスMDの推定ロケーションを計算する際に使用するプロットd12またはプロットd34を定義するために使用され得る。以下で説明するように、特定の実装形態では、モバイルデバイスにおいて取得される測定値と送信STAおよび受信STAにおいて取得される測定値とは、ネットワーク中のコンピューティングデバイスなどのネットワークエンティティ(たとえば、ネットワーク202、204、206または208中のネットワークエンティティ)において計算され得る。
[00034]図4Aに、次のように式(1)を決定するために、ネットワーク202における、送信STAから受信するパラメータt1(送信STAからの精密タイミング要求メッセージの送信時間)およびt4(精密タイミング要求メッセージに応答して送信される肯定応答メッセージの送信STAにおける受信時間)と、受信STAからの(受信STAから精密タイミング要求メッセージの送信と、精密タイミング要求メッセージの受信に応答した送信STAにおける肯定応答メッセージの送信とに基づいて計算される)信号RTT測定値と、クライアントSTAからのToaC(M)(送信STAから送信された精密タイミング要求メッセージのクライアントSTAにおける受信時間)およびToaC(ACK)(精密タイミング要求メッセージの受信に応答した受信STAによって送信された肯定応答メッセージのクライアントSTAにおける受信時間)との収集を示す。
Figure 2016510402
[00035]代替実装形態では、t1−t4の値は、送信STAにおいて計算され、式(1)に従って式Relative_diffを決定するためのネットワークエンティティに送信され得る。
[00036]図4Bに、次のように式(2)を決定するために、ネットワーク204における、送信STAからのパラメータt2(受信STAにおける精密タイミング要求メッセージを受信する時間)およびt4と、クライアントSTAからのToaC(M)およびToaC(ACK)との収集を示す。
Figure 2016510402
[00037]図5Aに、次のように式(3)を決定するために、ネットワーク206における、送信STAからのパラメータt1と、受信STAからのt3(精密タイミング要求メッセージに応答して受信STAから送信STAに肯定応答メッセージを送信する時間)と、クライアントSTAからのToaC(M)およびToaC(ACK)との収集を示す。
Figure 2016510402
[00038]図5Bに、次のように式(4)を決定するために、ネットワーク208における、送信STAから受信されるパラメータt4−t1と、受信STAから受信されるRTTと、クライアントSTAからのToaC(M)およびToaC(ACK)との収集を示す。
Figure 2016510402
[00039]式(1)および式(4)に従ってRelative_diffを決定するための図4Aおよび図5Bの特定の実装形態が、送信STAと受信STAとの間の同期を必要としないことがわかろう。これらの特定の実装形態では、パラメータt1とt4との間の差が、送信STAにおいて測定され、測定バイアスを除去し得る。
[00040]図4A、図4B、図5Aおよび図5Bの特定の実装形態は、差ToaC(M)−ToaC(ACK)を計算または取得するものとして示されている。図2において上記で説明した2つまたはペアのアクセスポイントからのそのような差を与えるために、ネットワークエンティティは、アクセスポイントの第1のペア(たとえば、AP1およびAP2)からのメッセージの交換に関する値ToaC(M)およびToaC(ACK)に基づいて第1の相対的差を計算し、アクセスポイントの第2のペア(たとえば、AP3およびAP4)からのメッセージに関する交換の値ToaC(M)およびToaC(ACK)に基づいて第2の相対的差を計算し得る。他の実装形態では、アクセスポイントの2つの異なるペアが必ずしも相互排他的であるとは限らない。たとえば、第1のそのようなペアはAP1とAP2とを備え得、第2のそのようなペアはAP2とAP3とを備え得る。別の実装形態では、メッセージを交換するアクセスポイント間のアクセスポイントのペアは同一線上にないことがある。
[00041]図4A、図4B、図5Aおよび図5Bに、別個の測定値ToaC(M)とToaC(ACK)とがクライアントSTAによって与えられることを示す。代替実装形態では、クライアントSTAは、測定値ToaC(M)とToaC(ACK)とに少なくとも部分的に基づいてToaC(M)−ToaC(ACK)の値を計算し、クライアントSTAの推定ロケーションを計算するためのネットワークエンティティにToaC(M)−ToaC(ACK)の計算値を転送し得る。
[00042]図6Aは、モバイルデバイスの推定ロケーションを計算するためのプロセスの流れ図である。そのようなプロセスは、たとえば、Relative_diff式のための式(1)、(2)、(3)または(4)のうちの1つまたは複数を使用してブロック302、304、306または308に従ってネットワークエンティティ(たとえば、サーバ140、150または155)によって計算され得る。ここで、特定の実装形態では、ブロック302および304は、それぞれ、式、アクセストランシーバの異なるペア(たとえば、送信STAと受信STAとのペア)のパラメータを取得し得る。アクセストランシーバの第1のペアについて、ブロック302は、モバイルデバイスにおいて第1のメッセージを受信する時間(たとえば、ToaC(M)))と、モバイルデバイスにおいて第2のメッセージを受信する時間(たとえば、ToaC(ACK))との間の差を含む第1の式のパラメータを取得し得る。特定の実装形態では、他のパラメータは、(たとえば、特定の例では、たとえば、式(1)、(2)、(3)または(4)としての式の形態に応じて)第1の式を決定するために取得され得る。アクセストランシーバの第2のペアについて、ブロック304は、同様のパラメータを取得し得る。第1の式と第2の式とについてブロック302および304において取得されたパラメータを使用して、ブロック306は、モバイルデバイスの推定ロケーションを計算し得る。たとえば、ブロック306は、上記で説明したように第1の式と第2の式とに基づいてプロットの交点に一致するようにモバイルデバイスの推定ロケーションを計算し得る。
[00043]特定の実装形態では、ブロック302および304におけるアクセストランシーバのペアは、図3に示すように送信STAと受信STAとを備え得る。たとえば、アクセストランシーバの第1のペア中の送信STAは、(第1のアクセストランシーバによって送信された)第1のメッセージを送信し得、アクセストランシーバの第1のペア中の受信STAは、それに応答して(第2のアクセストランシーバによって送信された)第2のメッセージを送信し得る。同様に、アクセストランシーバの第2のペアは、(第3のアクセストランシーバによって送信された)第3のメッセージを送信し得、アクセストランシーバの第2の第1のペア中の受信STAは、それに応答して(第4のアクセストランシーバによって送信された)第2のメッセージを送信し得る。第1、第2、第3および第4のメッセージは、図3に示すようにクライアントSTAにおいて受信され得る。
[00044]特定の実装形態では、ブロック306において計算されたモバイルデバイスの推定ロケーションは、たとえば、1つまたは複数の用途で使用するためにモバイルデバイスに送信して戻され得る。図6Bは、それのロケーションの推定値を取得するためにモバイルデバイスにおいて実行されるプロセスの流れ図である。特定の実装形態では、ブロック402において、たとえば、モバイルデバイスは、第1の差(たとえば、ToaC(M)−ToaC(ACK))を取得するために、第1のアクセストランシーバによって送信された第1の精密タイミング測定要求メッセージの受信時間と、第1の精密タイミング測定要求メッセージに応答して第2のアクセストランシーバによって送信された肯定応答メッセージの受信時間とを測定し得る。ブロック404において、たとえば、モバイルデバイスは、第2の差を取得するために、第3のアクセストランシーバによって送信された第2の精密タイミング測定要求メッセージの受信時間と、第2の精密タイミング測定要求メッセージに応答して第4のアクセストランシーバによって送信された肯定応答メッセージの受信時間とを測定し得る。モバイルデバイスは、次いで、ブロック406において、ネットワークエンティティ上で通信ネットワークを通して第1の差と第2の差とを送信し、次いで、ブロック408において、モバイルデバイスのロケーションの計算された推定値を受信し得る。
[00045]代替実装形態では、ブロック402および404において差を測定する代わりに、モバイルデバイスは、第1および第2の精密タイミング要求メッセージの受信時間(たとえば、ToaC(M))と、第1および第2のタイミング要求メッセージに応答して送信される肯定応答メッセージの受信時間(たとえば、ToaC(ACK))を取得し転送し得る。
[00046]特定の実装形態では、ブロック402および404におけるアクセストランシーバのペアは、図3に示すように送信STAと受信STAとを備え得る。たとえば、アクセストランシーバの第1のペア中の送信STAは、(第1のアクセストランシーバによって送信された)第1のメッセージを送信し得、アクセストランシーバの第1のペア中の受信STAは、それに応答して(第2のアクセストランシーバによって送信された)第2のメッセージを送信し得る。同様に、アクセストランシーバの第2のペアは、(第3のアクセストランシーバによって送信された)第3のメッセージを送信し得、アクセストランシーバの第2の第1のペア中の受信STAは、それに応答して(第4のアクセストランシーバによって送信された)第2のメッセージを送信し得る。第1、第2、第3および第4のメッセージは、図3に示すようにクライアントSTAにおいて受信され得る。クライアントSTAは、ブロック402および404に記載されている測定された差を取得し、サーバなどのネットワークエンティティに測定された差を通過させ、次いで、ブロック408において、クライアントSTAの推定ロケーションを受信し得る。
[00047]図7は、一実施形態による、モバイルデバイスの概略図である。モバイルデバイス100(図1)は、図7に示すモバイルデバイス1100の1つまたは複数の特徴を備え得る。いくつかの実施形態では、モバイルデバイス1100はまた、ワイヤレス通信ネットワーク上でワイヤレスアンテナ1122を介してワイヤレス信号1123を送信および受信することが可能なワイヤレストランシーバ1121を備え得る。ワイヤレストランシーバ1121は、ワイヤレストランシーババスインターフェース1120によってバス1101に接続され得る。ワイヤレストランシーババスインターフェース1120は、いくつかの実施形態では、ワイヤレストランシーバ1121に少なくとも部分的に統合され得る。いくつかの実施形態は、たとえば、ほんの数例を挙げると、IEEE標準802.11のバージョン、CDMA、WCDMA(登録商標)、LTE、UMTS、GSM(登録商標)、AMPS、Zigbee(登録商標)およびBluetoothなど、対応する複数のワイヤレス通信規格に従って信号を送信および/または受信することを可能にするために、複数のワイヤレストランシーバ1121とワイヤレスアンテナ1122とを含み得る。一実装形態では、モバイルデバイス1100は、モバイルデバイス1100の推定ロケーションを計算する際に使用するToaC(M)またはToaC(ACK)の測定値を取得するためのクライアントSTAを備え得る。特定の実装形態では、ブロック406および/または408の全部または一部は、ワイヤレストランシーバ1121によって実行され得る。
[00048]モバイルデバイス1100はまた、SPSアンテナ1158を介してSPS信号1159を受信および収集することが可能なSPS受信機1155を備え得る。SPS受信機1155はまた、モバイルデバイス1000のロケーションを推定するための収集されたSPS信号1159を全体的にまたは部分的に処理し得る。いくつかの実施形態では、(1つまたは複数の)汎用プロセッサ1111、メモリ1140、(1つまたは複数の)DSP1112および/または専用プロセッサ(図示せず)はまた、SPS受信機1155と併せて、収集されたSPS信号を全体的にまたは部分的に処理し、および/あるいはモバイルデバイス1100の推定ロケーションを計算するために利用され得る。SPSまたは測位動作を実行する際に使用するための他の信号のストレージは、メモリ1140またはレジスタ(図示せず)中で実行され得る。
[00049]同じく図7に示すように、モバイルデバイス1100は、バスインタ−フェース1110によってバス1101に接続された(1つまたは複数の)デジタル信号プロセッサ((1つまたは複数の)DSP)1112と、バスインタ−フェース1110によってバス1101に接続された(1つまたは複数の)汎用プロセッサ1111と、メモリ1140とを備え得る。バスインタ−フェース1110は、(1つまたは複数の)DSP1112、(1つまたは複数の)汎用プロセッサ1111およびメモリ1140と統合され得る。様々な実施形態では、機能は、ほんの数例を挙げると、RAM、ROM、FLASHまたはディスクドライブなどのコンピュータ可読記憶媒体上など、メモリ1140に記憶された1つまたは複数の機械可読命令の実行に応答して実行され得る。1つまたは複数の命令は、(1つまたは複数の)汎用プロセッサ1111、専用プロセッサ、または(1つまたは複数の)DSP1112によって実行可能であり得る。メモリ1140は、本明細書で説明する機能を実行するためにプロセッサ1111および/またはDSP1112によって実行可能であるソフトウェアコード(プログラミングコード、命令など)を記憶する非一時的プロセッサ可読メモリおよび/またはコンピュータ可読メモリを備え得る。特定の実装形態では、汎用プロセッサ1111、専用プロセッサ、またはDSP1112が、ブロック302、304または306におけるアクション、あるいは図6Bに示したブロック402および/または404におけるアクションを実行し得る。
[00050]同じく図7に示すように、ユーザインターフェース1135は、たとえば、ほんの数例を挙げると、スピーカー、マイクロフォン、ディスプレイデバイス、振動デバイス、キーボード、タッチスクリーンなど、いくつかのデバイスのうちのいずれか1つを備え得る。特定の一実装形態では、ユーザインターフェース1135は、ユーザがモバイルデバイス1100上にホストされた1つまたは複数のアプリケーションと対話することを可能にし得る。たとえば、ユーザインターフェース1135のデバイスは、ユーザからのアクションに応答して(1つまたは複数の)DSP1112または汎用プロセッサ1111によってさらに処理されるべきアナログまたはデジタル信号をメモリ1140上に記憶し得る。同様に、モバイルデバイス1100上にホストされたアプリケーションは、出力信号をユーザに提示するために、メモリ1140上にアナログまたはデジタル信号を記憶し得る。別の実装形態では、モバイルデバイス1100は、たとえば、専用スピーカー、マイクロフォン、デジタルアナログ回路、アナログデジタル回路、増幅器および/または利得制御を備える専用オーディオ入出力(I/O)デバイス1170を随意に含み得る。ただし、これは、オーディオI/Oがモバイルデバイスにおいてどのように実装され得るかの例にすぎず、特許請求する主題がこの点について限定されないことを理解されたい。別の実装形態では、モバイルデバイス1100は、キーボードまたはタッチスクリーンデバイスにタッチすることに応答するか、またはそれへの圧力に応答するタッチセンサー1162を備え得る。
[00051]モバイルデバイス1100はまた、静止画または動画をキャプチャするための専用カメラデバイス1164を備え得る。カメラデバイス1164は、たとえば、ほんの数例を挙げると、イメージングセンサー(たとえば、電荷結合デバイスまたはCMOSイメージャ)、レンズ、アナログデジタル回路、フレームバッファを備え得る。一実装形態では、キャプチャされた画像を表す信号の追加の処理、調整、符号化または圧縮は、汎用/アプリケーションプロセッサ1111または(1つまたは複数の)DSP1112において実行され得る。代替的に、専用ビデオプロセッサ1168は、キャプチャされた画像を表す信号の調整、符号化、圧縮または操作を実行し得る。さらに、ビデオプロセッサ1168は、モバイルデバイス1100上のディスプレイデバイス(図示せず)上でのプレゼンテーションのために記憶された画像データを復号/復元し得る。
[00052]モバイルデバイス1100はまた、たとえば、慣性センサーおよび環境センサーを含み得る、バス1101に結合されたセンサー1160を備え得る。センサー1160の慣性センサーは、(たとえば、1つまたは複数のコンパスアプリケーションをサポートするために)たとえば、(たとえば、3次元のモバイルデバイス1100の加速度にまとめて応答する)加速度計、1つまたは複数のジャイロスコープあるいは1つまたは複数の磁力計を備え得る。モバイルデバイス1100の環境センサーは、たとえば、ほんの数例を挙げると、温度センサー、気圧センサー、周辺光センサー、カメライメージャ、マイクロフォンを備え得る。センサー1160は、メモリ1140中に記憶され、たとえば、測位またはナビゲーション動作を対象とするアプリケーションなどの1つまたは複数のアプリケーションをサポートする(1つまたは複数の)DPSまたは汎用アプリケーションプロセッサ1111によって処理され得るアナログまたはデジタル信号を生成し得る。
[00053]特定の実装形態では、モバイルデバイス1100は、ワイヤレストランシーバ1121またはSPS受信機1155において受信され、ダウンコンバートされた信号のベースバンド処理を実行することが可能な専用モデムプロセッサ1166を備え得る。同様に、モデムプロセッサ1166は、ワイヤレストランシーバ1121による送信のためにアップコンバートされるべき信号のベースバンド処理を実行し得る。代替実装形態では、専用モデムプロセッサを有する代わりに、ベースバンド処理が汎用プロセッサまたはDSP(たとえば、汎用/アプリケーションプロセッサ1111または(1つまたは複数の)DSP1112)によって実行され得る。ただし、これらがベースバンド処理を実行し得る構造の例にすぎず、特許請求する主題がこの点について限定されないことを理解されたい。
[00054]特定の実装形態では、モバイルデバイス1000は、図6Bのプロセスに記載されているアクションのうちの1つまたは複数を実行することが可能であり得る。たとえば、DPSまたは汎用アプリケーションプロセッサ1111は、ブロック402または404におけるアクションの全部または一部を実行し得る。ワイヤレストランシーバ1121は、ブロック406または408におけるアクションの全部または一部を実行し得る。
[00055]図8は、たとえば、図1に関して上記で説明した技法またはプロセスを実装するように構成可能な1つまたは複数のデバイスを含み得る例示的なシステム1200を示す概略図である。システム1200は、たとえば、ワイヤレス通信ネットワーク1208を通して互いに動作可能に結合され得る、第1のデバイス1202と、第2のデバイス1204と、第3のデバイス1206とを含み得る。一態様では、第1のデバイス1202は、たとえば、基地局アルマナックなど、測位支援データを与えることが可能なサーバを備え得る。第2のデバイス1204と第3のデバイス1206とは、一態様では、モバイルデバイスを備え得る。また、一態様では、ワイヤレス通信ネットワーク1208は、たとえば、1つまたは複数のワイヤレスアクセスポイントを備え得る。しかし、特許請求される主題は、これらの点について範囲が限定されない。
[00056]図8に示す第1のデバイス1202、第2のデバイス1204および第3のデバイス1206は、ワイヤレス通信ネットワーク1208を介してデータを交換するように構成可能であり得る任意のデバイス、機器または機械(たとえば、図1に示したローカルサービスアクセストランシーバ115、またはサーバ140、150もしくは155など)を表し得る。限定ではなく例として、第1のデバイス1202、第2のデバイス1204、または第3のデバイス1206のいずれかが、たとえば、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ワークステーション、サーバデバイスなどの1つまたは複数のコンピューティングデバイスまたはコンピューティングプラットフォーム、たとえば、携帯情報端末、モバイル通信デバイスなどの1つまたは複数のパーソナルコンピューティングデバイス、パーソナルコンピューティング機器、パーソナル通信デバイス、またはパーソナル通信機器、たとえば、データベースまたはデータストレージサービスプロバイダ/システム、ネットワークサービスプロバイダ/システム、インターネットまたはイントラネットサービスプロバイダ/システム、ポータルまたは検索エンジンサービスプロバイダ/システム、ワイヤレス通信サービスプロバイダ/システムなどのコンピューティングシステムまたは関連するサービスプロバイダ能力、あるいはそれらの任意の組合せを含み得る。第1のデバイス1202、第2のデバイス1204、および第3のデバイス1206のいずれもが、それぞれ、本明細書で説明される例による基地局アルマナックサーバ、基地局、またはモバイルデバイスのうちの1つまたは複数を備え得る。
[00057]同様に、(たとえば、図1に示したネットワーク130の実装形態の特定のものにおける)通信ネットワーク1208は、第1のデバイス1202と第2のデバイス1204と第3のデバイス1206とのうちの少なくとも2つの間でのデータの交換をサポートするように構成可能な1つまたは複数の通信リンク、プロセス、またはリソースを表し得る。限定ではなく例として、通信ネットワーク1208は、ワイヤレスまたは有線の通信リンク、電話または遠隔通信システム、データバスまたはチャネル、光ファイバ、地上または宇宙ビークルリソース、ローカルエリアネットワーク、広域ネットワーク、イントラネット、インターネット、ルータまたはスイッチなど、またはそれらの任意の組合せを含み得る。たとえば、第3のデバイス1206の部分的に隠されたものとして図示された破線の箱によって示されるように、ワイヤレス通信ネットワーク1208に動作可能に結合された追加の同様のデバイスがあり得る。
[00058]システム1200に示す様々なデバイスおよびネットワークの全部または一部と本明細書でさらに説明するプロセスと方法とが、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはその任意の組合せを使用して、またはさもなければ含めて実装され得ることを認識されたい。
[00059]したがって、限定ではなく例として、第2のデバイス1204は、バス1228を介してメモリ1222に動作可能に結合された少なくとも1つの処理ユニット1220を含み得る。
[00060]処理ユニット1220は、データコンピューティング手順またはプロセスの少なくとも一部分を実行するように構成可能な1つまたは複数の回路を表す。限定ではなく例として、処理ユニット1220は、1つまたは複数のプロセッサ、コントローラ、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路、デジタル信号プロセッサ、プログラマブル論理デバイス、フィールドプログラマブルゲートアレイなど、またはそれらの任意の組合せを含み得る。
[00061]メモリ1222は何らかのデータ記憶機構を表す。メモリ1222は、たとえば、1次メモリ1224または2次メモリ1226を含み得る。1次メモリ1224は、たとえば、ランダムアクセスメモリ、読取り専用メモリなどを含み得る。この例では処理ユニット1220とは別個であるものとして示されているが、1次メモリ1224の全部または一部は、処理ユニット1220内に設けられるか、またはさもなければ処理ユニット1220と共設/結合され得ることを理解されたい。
[00062]特定の実装形態では、第2のデバイス1204は、モバイルデバイスの推定ロケーションを計算するためのブロック302、304および306におけるアクションを実行することが可能であり得る。たとえば、第2のデバイス1204は、通信ネットワーク1208を通してクライアントSTA、受信STAおよび/または送信STAから受信するメッセージ中で、クライアントSTAの推定ロケーションを計算する際に使用する式(1)、(2)、(3)または(4)のうちの1つまたは複数を形成する際に使用するパラメータを受信し得る。
[00063]2次メモリ1226は、たとえば、1次メモリと同じまたは同様のタイプのメモリ、あるいは、たとえば、ディスクドライブ、光ディスクドライブ、テープドライブ、ソリッドステートメモリドライブなど、1つまたは複数のデータストレージデバイスもしくはデータストレージシステムを含み得る。いくつかの実施態様では、2次メモリ1226は、コンピュータ可読媒体1240を動作可能に受容するか、またはさもなければそれに結合するように構成可能であり得る。コンピュータ可読媒体1240は、たとえば、システム1200内のデバイスのうちの1つまたは複数のためにデータ、コード、または命令を担持するかアクセス可能にすることができる任意の非一時的媒体を含み得る。コンピュータ可読媒体1240は記憶媒体と呼ばれることもある。
[00064]第2のデバイス1204は、たとえば、少なくともワイヤレス通信ネットワーク1208への第2のデバイス1204の動作可能な結合を与えるか、またはさもなければそれをサポートする通信インターフェース1030を含み得る。限定ではなく例として、通信インターフェース1230は、ネットワークインターフェースデバイスまたはカード、モデム、ルータ、スイッチ、トランシーバなどを含み得る。
[00065]第2のデバイス1204は、たとえば、入出力デバイス1232を含み得る。入出力デバイス1232は、人間または機械の入力を受け入れるか、またはさもなければそれを導入するように構成可能であり得る1つまたは複数のデバイスまたは特徴、あるいは人間または機械の出力を配送するか、またはさもなければそれを与えるように構成可能であり得る1つまたは複数のデバイスまたは特徴を表す。限定ではなく例として、入出力デバイス1232は、動作可能に構成されたディスプレイ、スピーカー、キーボード、マウス、トラックボール、タッチスクリーン、データポートなどを含み得る。
[00066]本明細書で説明した方法は、特定の例による応用例に応じて、様々な手段によって実装され得る。たとえば、そのような方法は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはそれらの組合せで実装され得る。ハードウェア実装形態では、たとえば、処理ユニットは、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(「ASIC」)、デジタル信号プロセッサ(「DSP」)、デジタル信号処理デバイス(「DSPD」)、プログラマブル論理デバイス(「PLD」)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(「FPGA」)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子デバイス、本明細書で説明した機能を実行するように設計された他のデバイスユニット、またはそれらの組合せの中で実装され得る。
[00067]本明細書に含まれる詳細な説明のいくつかの部分は、特定の装置あるいは専用コンピューティングデバイスまたはプラットフォームのメモリ内に記憶された2値デジタル信号に対する演算のアルゴリズムまたは記号表現に関して提示した。この特定の明細書のコンテキストでは、特定の装置などの用語は、プログラムソフトウェアからの命令に従って特定の動作を実行するようにプログラムされた汎用コンピュータを含む。アルゴリズムの説明または記号表現は、信号処理または関連技術の当業者がそれらの仕事の本質を他の当業者に伝達するために使用する技法の例である。アルゴリズムは、本明細書では、また一般に、所望の結果につながる自己矛盾のない一連の演算または同様の信号処理であると考えられる。このコンテキストでは、演算または処理は物理量の物理的操作を伴う。必ずしもそうとは限らないが、一般に、そのような量は、記憶、転送、結合、比較、または他の方法で操作されることが可能な電気信号または磁気信号の形態をとり得る。主に一般的な用法という理由で、そのような信号をビット、データ、値、要素、記号、文字、項、数、数字などと呼ぶことは時々便利であることがわかっている。ただし、これらまたは同様の用語はすべて、適切な物理量に関連すべきものであり、便利なラベルにすぎないことを理解されたい。別段に明記されていない限り、本明細書の説明から明らかなように、本明細書全体にわたって、「処理する」、「算出する」、「計算する」、「決定する」などの用語を利用する説明は、専用コンピュータ、専用計算装置または同様の専用電子コンピューティングデバイスなど、特定の装置の動作またはプロセスを指すことを諒解されたい。したがって、本明細書のコンテキストで、専用コンピュータまたは同様の専用電子コンピューティングデバイスは、専用コンピュータまたは同様の専用電子コンピューティングデバイスのメモリ、レジスタ、または他の情報記憶デバイス、送信デバイス、あるいは専用コンピュータまたは同様の専用電子コンピューティングデバイスのディスプレイデバイス内の電子的または磁気的な物理量として一般に表される信号を操作または変換することが可能である。
[00068]本明細書で説明するワイヤレス通信技法は、ワイヤレスワイドエリアネットワーク(「WWAN」)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(「WLAN」)、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)などの様々なワイヤレス通信ネットワークに関連し得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。WWANは、符号分割多元接続(「CDMA」)ネットワーク、時分割多元接続(「TDMA」)ネットワーク、周波数分割多元接続(「FDMA」)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(「OFDMA」)ネットワーク、シングルキャリア周波数分割多元接続(「SC−FDMA」)ネットワーク、または上記のネットワークの任意の組合せなどであり得る。CDMAネットワークは、ほんのいくつかの無線技術を挙げれば、cdma2000、広帯域CDMA(「W−CDMA(登録商標)」)などの1つまたは複数の無線アクセス技術(「RAT」)を実装し得る。ここで、cdma2000は、IS−95規格、IS−2000規格、およびIS−856規格に従って実装される技術を含み得る。TDMAネットワークは、モバイル通信用グローバルシステム(「GSM」)、デジタルアドバンストモバイルフォンシステム(「D−AMPS」:Digital Advanced Mobile Phone System)、または何らかの他のRATを実装し得る。GSMおよびW−CDMAは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(「3GPP」:3rd Generation Partnership Project)と称する団体からの文書に記載されている。cdma2000は、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(「3GPP2」:3rd Generation Partnership Project 2)と称する団体からの文書に記載されている。3GPPおよび3GPP2の文書は公的に入手可能である。4Gロングタームエボリューション(「LTE」:Long Term Evolution)通信ネットワークも、一態様において、特許請求する主題に従って実装され得る。WLANは、IEEE802.11xネットワークを備え得、WPANは、たとえば、Bluetoothネットワーク、IEEE802.15xを備え得る。本明細書で説明したワイヤレス通信実装形態はまた、WWAN、WLANまたはWPANの任意の組合せとともに使用され得る。
[00069]本明細書で使用する「および」、および「または」という用語は、それが使用される文脈に少なくとも部分的に依存する様々な意味を含み得る。一般に、「または」がA、BまたはCなどのリストを関連付けるために使用される場合、ここで包含的な意味で使用されるA、B、およびCを意味し、ならびにここで排他的な意味で使用されるA、BまたはCを意味するものとする。本明細書全体にわたる「一例」または「例」という言及は、その例に関して説明する特定の特徴、構造、または特性が、特許請求する主題の少なくとも1つの例の中に含まれることを意味する。したがって、本明細書全体にわたる様々な箇所における「一例では」または「例」という句の出現は、必ずしもすべてが同じ例を指すとは限らない。さらに、それらの特定の特徴、構造、または特性は、1つまたは複数の例において組み合わせられ得る。本明細書で説明した例は、機械、デバイス、エンジン、またはデジタル信号を使用して動作する装置を含み得る。そのような信号は、電子信号、光信号、電磁信号、またはロケーション間で情報を与える任意の形態のエネルギーを備え得る。
[00070]現在例示的な特徴と考えられていることを例示し説明したが、特許請求する主題から逸脱することなく、様々な他の変更を行い得、均等物を代用し得ることが、当業者には理解されよう。さらに、本明細書に記載の中心概念から逸脱することなく、特許請求する主題の教示に特定の状況を適合させるために多くの変更を行い得る。したがって、特許請求する主題は、開示された特定の例に限定されず、そのような特許請求する主題はまた、添付の特許請求の範囲内に入るすべての態様とそれらの均等物とを含み得るものとする。

Claims (51)

  1. コンピューティングデバイスにおける方法であって、前記方法は下記を備える、
    第1のアクセストランシーバによって送信された第1のメッセージをモバイルデバイスにおいて受信する時間と、第2のアクセストランシーバによって送信された第2のメッセージを前記モバイルデバイスにおいて、受信する時間との間の差を含む第1の式のパラメータを取得すること、前記第2のメッセージは、前記第2のアクセストランシーバにおける前記第1のメッセージの受信に応答して前記第2のアクセストランシーバによって送信される、と、
    第3のアクセストランシーバによって送信された第3のメッセージを前記モバイルデバイスにおいて受信する時間と、第4のアクセストランシーバによって送信された第4のメッセージを前記モバイルデバイスにおいて受信する時間との間の差を含む第2の式のパラメータを取得すること、前記第4のメッセージは、前記第4のアクセストランシーバにおける前記第3のメッセージの受信に応答して前記第4のアクセストランシーバによって送信される、と、
    前記第1の式と前記第2の式とに少なくとも部分的に基づいて前記モバイルデバイスの推定ロケーションを計算すること。
  2. 前記モバイルデバイスの前記推定ロケーションを計算することが、前記第1の式と前記第2の式とによって定義されるプロットの交点を決定することを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の式と前記第2の式とが、双曲線のプロットを定義する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1の式の前記パラメータが、
    前記第1のメッセージの送信と前記第1のアクセストランシーバにおける前記第2のメッセージの受信とのためのラウンドトリップ信号時間の測定値
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1の式の前記パラメータが、
    前記第1のメッセージの送信時間と、
    前記第1のアクセストランシーバにおける前記第2のメッセージの受信時間と、
    をさらに備える、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1の式が、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)−RTT/2+t4+t1を備える、ここにおいて、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)が、前記モバイルデバイスにおいて前記第1のメッセージを受信する前記時間と、前記モバイルデバイスにおいて前記第2のメッセージを受信する前記時間との間の前記差であり、
    RTTが、前記ラウンドトリップ信号時間の前記測定値であり、
    t1が、前記第1のメッセージの送信時間であり、
    t4が、前記第1のアクセストランシーバにおける前記第2のメッセージの受信時間である、
    請求項4に記載の方法。
  7. 前記第1の式の前記パラメータが、前記第1のメッセージの送信時間と前記第1のアクセストランシーバにおける前記第2のメッセージの受信時間との間の差をさらに備える、ここにおいて、前記第1の式が、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)−RTT/2−(t1−t4)を備える、ここにおいて、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)が、前記モバイルデバイスにおいて前記第1のメッセージを受信する前記時間と、前記モバイルデバイスにおいて前記第2のメッセージを受信する前記時間との間の前記差であり、
    RTTが、前記ラウンドトリップ信号時間の前記測定値であり、
    t1−t4が、前記第1のメッセージの前記送信時間と前記第1のアクセストランシーバにおける前記第2のメッセージの前記受信時間との間の前記差である、
    請求項4に記載の方法。
  8. 前記第1の式の前記パラメータが、
    前記第2のアクセストランシーバにおける前記第1のメッセージの受信時間と、
    前記第1のアクセストランシーバにおける前記第2のメッセージの受信時間と
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  9. 前記第1の式が、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)−t2+t4を備える、ここにおいて、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)が、前記モバイルデバイスにおいて前記第1のメッセージを受信する前記時間と、前記モバイルデバイスにおいて前記第2のメッセージを受信する前記時間との間の前記差であり、
    t2が、前記第2のアクセストランシーバにおける前記第1のメッセージの前記受信時間であり、
    t4が、前記第1のアクセストランシーバにおける前記第2のメッセージの前記受信時間である、
    請求項8に記載の方法。
  10. 前記第1の式の前記パラメータが、
    前記第1のメッセージの送信時間と、
    前記第2のメッセージの送信時間と
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  11. 前記第1の式が、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)−t1+t3を備える、ここにおいて、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)が、前記モバイルデバイスにおいて前記第1のメッセージを受信する前記時間と、前記モバイルデバイスにおいて前記第2のメッセージを受信する前記時間との間の前記差であり、
    t2が、前記第1のメッセージの前記送信時間であり、
    t3が、前記第2のメッセージの前記送信時間である、
    請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1のメッセージが、IEEE規格802.11に従って送信される精密タイミング要求メッセージを備え、前記第2のメッセージが、前記IEEE規格802.11に従って送信される肯定応答メッセージを備える、請求項1に記載の方法。
  13. コンピューティングデバイスであって、
    第1のアクセストランシーバによって送信された第1のメッセージをモバイルデバイスにおいて受信する時間と、第2のアクセストランシーバによって送信された第2のメッセージを前記モバイルデバイスにおいて受信する時間との間の差を含む第1の式のパラメータを取得すること、前記第2のメッセージは、前記第2のアクセストランシーバにおける前記第1のメッセージの受信に応答して前記第2のアクセストランシーバによって送信される、と、
    第3のアクセストランシーバによって送信された第3のメッセージを前記モバイルデバイスにおいて受信する時間と、第4のアクセストランシーバによって送信された第4のメッセージを前記モバイルデバイスにおいて受信する時間との間の差を含む第2の式のパラメータを取得すること、前記第4のメッセージが、前記第4のアクセストランシーバにおける前記第3のメッセージの受信に応答して前記第4のアクセストランシーバによって送信される、と、
    前記第1の式と前記第2の式とに少なくとも部分的に基づいて前記モバイルデバイスの推定ロケーションを計算することと、
    を行うための1つまたは複数のプロセッサ
    を備えるコンピューティングデバイス。
  14. 前記第1の式の前記パラメータが、
    前記第1のメッセージの送信と前記第1のアクセストランシーバにおける前記第2のメッセージの受信とのためのラウンドトリップ信号時間の測定値
    をさらに備える、請求項13に記載のコンピューティングデバイス。
  15. 前記第1の式の前記パラメータが、
    前記第1のメッセージの送信時間と、
    前記第1のアクセストランシーバにおける前記第2のメッセージの受信時間と、
    をさらに備える、請求項14に記載のコンピューティングデバイス。
  16. 前記第1の式が、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)−RTT/2+t4+t1を備える、ここにおいて、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)が、前記モバイルデバイスにおいて前記第1のメッセージを受信する前記時間と、前記モバイルデバイスにおいて前記第2のメッセージを受信する前記時間との間の前記差であり、
    RTTが、前記ラウンドトリップ信号時間の前記測定値であり、
    t1が、前記第1のメッセージの送信時間であり、
    t4が、前記第1のアクセストランシーバにおける前記第2のメッセージの受信時間である、
    請求項14に記載のコンピューティングデバイス。
  17. 前記第1の式の前記パラメータが、前記第1のメッセージの送信時間と前記第1のアクセストランシーバにおける前記第2のメッセージの受信時間との間の差をさらに備える、ここにおいて、前記第1の式が、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)−RTT/2−(t1−t4)を備える、ここにおいて、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)が、前記モバイルデバイスにおいて前記第1のメッセージを受信する前記時間と、前記モバイルデバイスにおいて前記第2のメッセージを受信する前記時間との間の前記差であり、
    RTTが、前記ラウンドトリップ信号時間の前記測定値であり、
    t1−t4が、前記第1のメッセージの前記送信時間と前記第1のアクセストランシーバにおける前記第2のメッセージの前記受信時間との間の前記差である、
    請求項14に記載のコンピューティングデバイス。
  18. 前記第1の式の前記パラメータが、
    前記第2のアクセストランシーバにおける前記第1のメッセージの受信時間と、
    前記第1のアクセストランシーバにおける前記第2のメッセージの受信時間と、
    をさらに備える、請求項13に記載のコンピューティングデバイス。
  19. 前記第1の式が、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)−t2+t4を備える、ここにおいて、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)が、前記モバイルデバイスにおいて前記第1のメッセージを受信する前記時間と、前記モバイルデバイスにおいて前記第2のメッセージを受信する前記時間との間の前記差であり、
    t2が、前記第2のアクセストランシーバにおける前記第1のメッセージの前記受信時間であり、
    t4が、前記第1のアクセストランシーバにおける前記第2のメッセージの前記受信時間である、
    請求項18に記載のコンピューティングデバイス。
  20. 前記第1の式の前記パラメータが、
    前記第1のメッセージの送信時間と、
    前記第2のメッセージの送信時間と、
    をさらに備える、請求項13に記載のコンピューティングデバイス。
  21. 前記第1の式が、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)−t1+t3を備える、ここにおいて、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)が、前記モバイルデバイスにおいて前記第1のメッセージを受信する前記時間と、前記モバイルデバイスにおいて前記第2のメッセージを受信する前記時間との間の前記差であり、
    t2が、前記第1のメッセージの前記送信時間であり、
    t3が、前記第2のメッセージの前記送信時間である、
    請求項20に記載のコンピューティングデバイス。
  22. 物品であって、
    第1のアクセストランシーバによって送信された第1のメッセージをモバイルデバイスにおいて受信する時間と、第2のアクセストランシーバによって送信された第2のメッセージを前記モバイルデバイスにおいて受信する時間との間の差を含む第1の式のパラメータを取得すること、前記第2のメッセージは、前記第2のアクセストランシーバにおける前記第1のメッセージの受信に応答して前記第2のアクセストランシーバによって送信される、と、
    第3のアクセストランシーバによって送信された第3のメッセージを前記モバイルデバイスにおいて受信する時間と、第4のアクセストランシーバによって送信された第4のメッセージを前記モバイルデバイスにおいて受信する時間との間の差を含む第2の式のパラメータを取得すること、前記第4のメッセージは、前記第4のアクセストランシーバにおける前記第3のメッセージの受信に応答して前記第4のアクセストランシーバによって送信される、と、
    前記第1の式と前記第2の式とに少なくとも部分的に基づいて前記モバイルデバイスの推定ロケーションを計算することと、
    を行うように、専用コンピューティング装置によって実行可能である、その上に記憶された機械可読命令を備える非一時的記憶媒体
    を備える物品。
  23. 前記第1の式の前記パラメータが、
    前記第1のメッセージの送信と前記第1のアクセストランシーバにおける前記第2のメッセージの受信とのためのラウンドトリップ信号時間の測定値
    をさらに備える、請求項22に記載の物品。
  24. 前記第1の式の前記パラメータが、
    前記第1のメッセージの送信時間と、
    前記第1のアクセストランシーバにおける前記第2のメッセージの受信時間と、
    をさらに備える、請求項23に記載の物品。
  25. 前記第1の式が、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)−RTT/2+t4+t1を備える、ここにおいて、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)が、前記モバイルデバイスにおいて前記第1のメッセージを受信する前記時間と、前記モバイルデバイスにおいて前記第2のメッセージを受信する前記時間との間の前記差であり、
    RTTが、前記ラウンドトリップ信号時間の前記測定値であり、
    t1が、前記第1のメッセージの送信時間であり、
    t4が、前記第1のアクセストランシーバにおける前記第2のメッセージの受信時間である、
    請求項23に記載の物品。
  26. 前記第1の式の前記パラメータが、前記第1のメッセージの送信時間と前記第1のアクセストランシーバにおける前記第2のメッセージの受信時間との間の差をさらに備える、ここにおいて、前記第1の式が、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)−RTT/2−(t1−t4)を備える、ここにおいて、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)が、前記モバイルデバイスにおいて前記第1のメッセージを受信する前記時間と、前記モバイルデバイスにおいて前記第2のメッセージを受信する前記時間との間の前記差であり、
    RTTが、前記ラウンドトリップ信号時間の前記測定値であり、
    t1−t4が、前記第1のメッセージの前記送信時間と前記第1のアクセストランシーバにおける前記第2のメッセージの前記受信時間との間の前記差である、
    請求項23に記載の物品。
  27. 前記第1の式の前記パラメータが、
    前記第2のアクセストランシーバにおける前記第1のメッセージの受信時間と、
    前記第1のアクセストランシーバにおける前記第2のメッセージの受信時間と、
    をさらに備える、請求項22に記載の物品。
  28. 前記第1の式が、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)−t2+t4を備える、ここにおいて、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)が、前記モバイルデバイスにおいて前記第1のメッセージを受信する前記時間と、前記モバイルデバイスにおいて前記第2のメッセージを受信する前記時間との間の前記差であり、
    t2が、前記第2のアクセストランシーバにおける前記第1のメッセージの前記受信時間であり、
    t4が、前記第1のアクセストランシーバにおける前記第2のメッセージの前記受信時間である、
    請求項27に記載の物品。
  29. 前記第1の式の前記パラメータが、
    前記第1のメッセージの送信時間と、
    前記第2のメッセージの送信時間と、
    をさらに備える、請求項22に記載の物品。
  30. 前記第1の式が、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)−t1+t3を備える、ここにおいて、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)が、前記モバイルデバイスにおいて前記第1のメッセージを受信する前記時間と、前記モバイルデバイスにおいて前記第2のメッセージを受信する前記時間との間の前記差であり、
    t2が、前記第1のメッセージの前記送信時間であり、
    t3が、前記第2のメッセージの前記送信時間である、
    請求項29に記載の物品。
  31. 装置であって、前記装置は下記を備える、
    第1のアクセストランシーバによって送信された第1のメッセージをモバイルデバイスにおいて受信する時間と、第2のアクセストランシーバによって送信された第2のメッセージを前記モバイルデバイスにおいて受信する時間との間の差を含む第1の式のパラメータを取得するための手段、前記第2のメッセージは、前記第2のアクセストランシーバにおける前記第1のメッセージの受信に応答して前記第2のアクセストランシーバによって送信される、と、
    第3のアクセストランシーバによって送信された第3のメッセージを前記モバイルデバイスにおいて受信する時間と、第4のアクセストランシーバによって送信された第4のメッセージを前記モバイルデバイスにおいて受信する時間との間の差を含む第2の式のパラメータを取得するための手段、前記第4のメッセージは、前記第4のアクセストランシーバにおける前記第3のメッセージの受信に応答して前記第4のアクセストランシーバによって送信される、と、
    前記第1の式と前記第2の式とに少なくとも部分的に基づいて前記モバイルデバイスの推定ロケーションを計算するための手段。
  32. モバイルデバイスにおける、方法であって、前記方法は下記を備える、
    第1のアクセストランシーバによって送信された第1のメッセージを前記モバイルデバイスにおいて受信する時間と、第2のアクセストランシーバによって送信された第2のメッセージを前記モバイルデバイスにおいて受信する時間との間の第1の差を測定すること、前記第2のメッセージは、前記第2のアクセストランシーバにおける前記第1のメッセージの受信に応答して前記第2のアクセストランシーバによって送信される、と、
    第3のアクセストランシーバによって送信された第3のメッセージを前記モバイルデバイスにおいて受信する時間と、第4のアクセストランシーバによって送信された第4のメッセージを前記モバイルデバイスにおいて受信する時間との間の第2の差を測定すること、前記第4のメッセージは、前記第4のアクセストランシーバにおける前記第3のメッセージの受信に応答して前記第4のアクセストランシーバによって送信される、と、
    通信ネットワークを通してネットワークエンティティに前記第1の差と前記第2の差とを送信することと、
    前記送信された第1の差と前記送信された第2の差とに少なくとも部分的に基づいて計算された前記モバイルデバイスの推定ロケーションを前記通信ネットワークを通して受信すること。
  33. 前記モバイルデバイスの前記推定ロケーションが、前記第1のメッセージの送信と前記第1のアクセストランシーバにおける前記第2のメッセージの受信とのためのラウンドトリップ信号時間の測定値に少なくとも部分的に基づいてさらに計算される、請求項32に記載の方法。
  34. 前記モバイルデバイスの前記推定ロケーションが、
    前記第1のメッセージの送信時間と、
    前記第1のアクセストランシーバにおける前記第2のメッセージの受信時間と、
    に少なくとも部分的に基づいてさらに計算される、請求項33に記載の方法。
  35. 前記モバイルデバイスの前記推定ロケーションが、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)−RTT/2+t4+t1に少なくとも部分的に基づいてさらに計算される、ここにおいて、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)が前記第1の差であり、
    RTTが、前記ラウンドトリップ信号時間の前記測定値であり、
    t1が、前記第1のメッセージの送信時間であり、
    t4が、前記第1のアクセストランシーバにおける前記第2のメッセージの受信時間である、
    請求項33に記載の方法。
  36. 前記モバイルデバイスの前記推定ロケーションが、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)−RTT/2−(t1−t4)に少なくとも部分的に基づいてさらに計算される、ここにおいて、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)が前記第1の差であり、
    RTTが、前記ラウンドトリップ信号時間の前記測定値であり、
    t1−t4が、前記第1のメッセージの送信時間と前記第1のアクセストランシーバにおける前記第2のメッセージの受信の前記との間の前記差である、
    請求項33に記載の方法。
  37. 前記モバイルデバイスの前記推定ロケーションが、
    前記第2のアクセストランシーバにおける前記第1のメッセージの受信時間と、
    前記第1のアクセストランシーバにおける前記第2のメッセージの受信時間と、
    に少なくとも部分的に基づいてさらに計算される、請求項32に記載の方法。
  38. 前記モバイルデバイスの前記推定ロケーションが、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)−t2+t4に少なくとも部分的に基づいてさらに計算される、ここにおいて、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)が前記第1の差であり、
    t2が、前記第2のアクセストランシーバにおける前記第1のメッセージの前記受信時間であり、
    t4が、前記第1のアクセストランシーバにおける前記第2のメッセージの前記受信時間である、
    請求項37に記載の方法。
  39. 前記推定ロケーションが、
    前記第1のメッセージの送信時間と、
    前記第2のメッセージの送信時間と、
    に少なくとも部分的に基づいてさらに計算される、請求項32に記載の方法。
  40. 前記推定ロケーションが、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)−t1+t3に少なくとも部分的に基づいてさらに計算される、ここにおいて、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)が前記第1の差であり、
    t2が、前記第1のメッセージの前記送信時間であり、
    t3が、前記第2のメッセージの前記送信時間である、
    請求項39に記載の方法。
  41. モバイルデバイスであって、前記モバイルデバイスは下記を備える、
    通信ネットワークにメッセージを送信し、それからメッセージを受信するためのトランシーバデバイスと、
    1つまたは複数のプロセッサであって、
    第1のアクセストランシーバによって送信された第1のメッセージを前記トランシーバデバイスにおいて受信する時間と、第2のアクセストランシーバによって送信された第2のメッセージを前記トランシーバデバイスにおいて受信する時間との間の第1の差を測定すること、前記第2のメッセージは、前記第2のアクセストランシーバにおける前記第1のメッセージの受信に応答して前記第2のアクセストランシーバによって送信される、と、
    第3のアクセストランシーバによって送信された第3のメッセージを前記トランシーバデバイスにおいて受信する時間と、第4のアクセストランシーバによって送信された第4のメッセージを前記トランシーバデバイスにおいて受信する時間との間の第2の差を測定すること、前記第4のメッセージは、前記第4のアクセストランシーバにおける前記第3のメッセージの受信に応答して前記第4のアクセストランシーバによって送信される、と、
    前記トランシーバデバイスを通してネットワークエンティティに前記第1の差と前記第2の差との送信を開始することと、
    前記送信された第1の差と前記送信された第2の差とに少なくとも部分的に基づいて計算された前記モバイルデバイスの推定ロケーションを前記トランシーバデバイスにおいて受信された1つまたは複数のメッセージ中で取得することと、
    を行うための1つまたは複数のプロセッサ。
  42. 前記モバイルデバイスの前記推定ロケーションが、前記第1のメッセージの送信と前記第1のアクセストランシーバにおける前記第2のメッセージの受信とのためのラウンドトリップ信号時間の測定値に少なくとも部分的に基づいてさらに計算される、請求項41に記載のモバイルデバイス。
  43. 前記モバイルデバイスの前記推定ロケーションが、
    前記第1のメッセージの送信時間と、
    前記第1のアクセストランシーバにおける前記第2のメッセージの受信時間と、
    に少なくとも部分的に基づいてさらに計算される、請求項42に記載のモバイルデバイス。
  44. 前記モバイルデバイスの前記推定ロケーションが、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)−RTT/2+t4+t1に少なくとも部分的に基づいてさらに計算される、ここにおいて、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)が前記第1の差であり、
    RTTが、前記ラウンドトリップ信号時間の前記測定値であり、
    t1が、前記第1のメッセージの送信時間であり、
    t4が、前記第1のアクセストランシーバにおける前記第2のメッセージの受信時間である、
    請求項42に記載のモバイルデバイス。
  45. 前記モバイルデバイスの前記推定ロケーションが、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)−RTT/2−(t1−t4)に少なくとも部分的に基づいてさらに計算される、ここにおいて、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)が前記第1の差であり、
    RTTが、前記ラウンドトリップ信号時間の前記測定値であり、
    t1−t4が、前記第1のメッセージの送信時間と前記第1のアクセストランシーバにおける前記第2のメッセージの受信時間との間の前記差である、
    請求項42に記載のモバイルデバイス。
  46. 前記モバイルデバイスの前記推定ロケーションが、
    前記第2のアクセストランシーバにおける前記第1のメッセージの受信時間と、
    前記第1のアクセストランシーバにおける前記第2のメッセージの前記受信時間と、
    に少なくとも部分的に基づいてさらに計算される、請求項41に記載のモバイルデバイス。
  47. 前記モバイルデバイスの前記推定ロケーションが、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)−t2+t4に少なくとも部分的に基づいてさらに計算される、ここにおいて、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)が前記第1の差であり、
    t2が、前記第2のアクセストランシーバにおける前記第1のメッセージの前記受信時間であり、
    t4が、前記第1のアクセストランシーバにおける前記第2のメッセージの前記受信時間である、
    請求項46に記載のモバイルデバイス。
  48. 前記推定ロケーションが、
    前記第1のメッセージの送信時間と、
    前記第2のメッセージの送信時間と、
    に少なくとも部分的に基づいてさらに計算される、請求項41に記載のモバイルデバイス。
  49. 前記推定ロケーションが、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)−t1+t3に少なくとも部分的に基づいてさらに計算される、ここにおいて、
    ToaC(M)−ToaC(ACK)が前記第1の差であり、
    t2が、前記第1のメッセージの前記送信時間であり、
    t3が、前記第2のメッセージの前記送信時間である、
    請求項48に記載のモバイルデバイス。
  50. 物品であって、
    第1のアクセストランシーバによって送信された第1のメッセージをモバイルデバイスにおいて受信する時間と、第2のアクセストランシーバによって送信された第2のメッセージを前記モバイルデバイスにおいて受信する時間との間の第1の差を測定すること、前記第2のメッセージは、前記第2のアクセストランシーバにおける前記第1のメッセージの受信に応答して前記第2のアクセストランシーバによって送信される、と、
    第3のアクセストランシーバによって送信された第3のメッセージを前記モバイルデバイスにおいて受信する時間と、第4のアクセストランシーバによって送信された第4のメッセージを前記モバイルデバイスにおいて受信する時間との間の第2の差を測定すること、前記第4のメッセージは、前記第4のアクセストランシーバにおける前記第3のメッセージの受信に応答して前記第4のアクセストランシーバによって送信される、と、
    通信ネットワークを通してネットワークエンティティに前記第1の差と前記第2の差との送信を開始することと、
    前記送信された第1の差と前記送信された第2の差とに少なくとも部分的に基づいて計算された前記モバイルデバイスの推定ロケーションを前記ネットワークエンティティから受信された1つまたは複数のメッセージ中で取得することと
    を行うように、前記モバイルデバイスの専用コンピューティング装置によって実行可能である、その上に記憶された機械可読命令を備える非一時的記憶媒体
    を備える物品。
  51. モバイルデバイスであって、前記モバイルデバイスは下記を備える、
    第1のアクセストランシーバによって送信された第1のメッセージをモバイルデバイスにおいて受信する時間と、第2のアクセストランシーバによって送信された第2のメッセージを前記モバイルデバイスにおいて受信する時間との間の第1の差を測定するための手段、前記第2のメッセージは、前記第2のアクセストランシーバにおける前記第1のメッセージの受信に応答して前記第2のアクセストランシーバによって送信される、と、
    第3のアクセストランシーバによって送信された第3のメッセージを前記モバイルデバイスにおいて受信する時間と、第4のアクセストランシーバによって送信された第4のメッセージを前記モバイルデバイスにおいて受信する時間との間の第2の差を測定するための手段、前記第4のメッセージは、前記第4のアクセストランシーバにおける前記第3のメッセージの受信に応答して前記第4のアクセストランシーバによって送信される、と、
    通信ネットワークを通してネットワークエンティティに前記第1の差と前記第2の差とを送信するための手段と、
    前記送信された第1の差と前記送信された第2の差とに少なくとも部分的に基づいて計算された前記モバイルデバイスの推定ロケーションを前記通信ネットワークを通して受信するための手段。
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