JP2016510382A - 防護扉監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】拡張した安全機能およびより優れた操作保護機能を有する改良された防護扉監視システムを提供すること。【解決手段】防護扉監視モジュールは、電気的に接触しないで互いに作用して防護扉信号を生成することができるアクチュエータ(40)とセンサ(42)とを有し、また、防護扉信号を分析し、その防護扉信号に応じて安全領域(12)にある機械またはシステム(16)を制御するよう構成された制御装置(32)を備え、さらに本体(50)と本体に配置された施錠レバー(52)とを含む施錠装置(48)を備えている。施錠レバー(52)を、解除位置から、施錠レバー(52)がアクチュエータ(40)とセンサ(42)の間の電気的に非接触な相互作用を妨げる制止位置へ本体(50)に対して移動させることができ、施錠装置(48)は、施錠レバー(52)を制止位置に保持する施錠自在固定部(56)の受け口のための(54)を備えている。【選択図】図3A

Description

本発明は、(a)安全領域への入り口としての防護扉と、(b)電気的に非接触で互いに作用して防護扉信号を生成することができるアクチュエータとセンサとを備えた、防護扉の状態を監視する防護扉監視モジュールと、(c)防護扉信号を分析し、その防護扉信号に応じて安全領域にある機械またはシステムを制御するよう構成された制御装置とを備えた防護扉監視システムに関するものである。
このような防護扉監視システムは、先行技術によりすでに公知である。本出願人は、この種の防護扉監視モジュールを「PSENslock」(PSENは登録商標)という名称で市販しているが、これは、多用途に使用でき、最高安全レベルPLe(ISO 13849−1による性能レベルe)までの用途に適している。この製品の詳細な製品文書は本出願人のホームページで入手できる(http://www.pilz.de;2012年2月6日付けの文書;のアプリケーションノート番号1002459_DE_01)。
この種の防護扉監視システムは、自動で動作する機械またはシステムが危険な状態にあれば、その機械またはシステムへのアクセスを阻止するよう意図された防護扉に使用される。機械またはシステムへのアクセスは、保護用のフラップ、フード、および回転扉または引き戸を介しても可能である。本明細書で、これらの入り口も防護扉として理解される。
機械が危険な動作をしている間に作業者が作業または安全領域に達するのを防止するために、安全領域は、多くの場合、保護ハウジングによって外部から分離されている。それにより、安全領域へのアクセスは、通常、保護ハウジングにおける1または複数の防護扉を経てのみ可能である。
この種の保護ハウジングが使用される機械またはシステムには、例えば、ロボット、高速回転軸を有する工作機械、輸送または搬送システム、プレス機、操作が機械の動作範囲にいる人びとに危険を及ぼす他の機械およびシステムがある。
防護扉に設けられた防護扉監視モジュールは、制御装置が防護扉の閉鎖状態を特定できるのを利用して信号装置として使用することができる。制御装置は、防護扉が閉じたときにのみ機械またはシステムの起動を可能にするよう構成されている。防護扉が稼働中に開いた場合(可能であれば)、制御装置は、例えば機械またはシステムへの電源を切って、機械またはシステムを安全な状態にしなければならない。
電源オフ後でも依然として一定時間危険を及ぼす機械およびシステムが多数ある。これは、例えば機械またはシステムが依然として動作し続けるためである。当該時間は、システムの停止時間とも称される。こうした場合、特別な防護扉監視モジュールおよび/または安全スイッチが必要になる。このような安全スイッチは、機械システムが安全な状態に達するまで防護扉が開くことを防止する。この機能は、防護扉のロックと称される。
公知の安全スイッチは、通常アクチュエータとして知られているものを有し、アクチュエータは可動防護扉に配置されている。防護扉が閉まると、アクチュエータが、扉枠のアクチュエータ受け口と係合し、それを1または複数のセンサを利用して検出する。ロック付き安全スイッチの場合、アクチュエータはさらに、離脱しないようにアクチュエータ受け口に制止される。
この場合、アクチュエータは2つの機能を果たす。具体的には、一方では、防護扉の閉鎖位置を検出することができるのを利用して検出器要素として機能し、他方では、アクチュエータがアクチュエータ受け口に制止されている限り、防護扉が開くのを防止するボルトとして機能する。ロックは例えば、監視している機械またはシステムが安全状態に達するまで制御装置によって作動される電動機駆動のアクチュエータまたは電磁アクチュエータを介して行うことができる。
このようなロックシステム付き安全スイッチの一例が特許文献1に開示されている。
しかしながら、前記防護扉のロックは必ずしも、システムの停止時間中に安全領域へのアクセスを防止するといった安全関連機能のみを果たさなくてもよい。ロックはプロセス保護として使用されることも多い。この場合、ロックは作業者による不慮のシステム中断を防止する。一部の用途におけるロックは、安全上不要であるが、少なくとも製造プロセスの不慮の中断を防止する。システムの新たな起動は複雑で、システムの複雑さに応じて多大な時間を要することがあるため、大切な製造時間、ひいては製造コストをこのようなプロセス保護によって節約することができる。安全スイッチとも称される前記防護扉監視モジュールは、安全関連機能を有するプロセス保護として組み合わせて使用することももちろんできる。
欧州特許出願公開第1430497号明細書
ロック付きまたはロック無し安全スイッチが防護扉に使用されることに関係なく、実際には、多くの場合、安全装置の間違った操作や意図的または不意の操作の結果、問題が発生する。したがって、このような安全システムおよび監視システムの操作保護は非常に重要である。しかしながら、操作スタッフ側の間違った取り扱いのために安全の隙間が不意に発生する場合もあり、何があっても防止しなければならない。例えば、前記防護扉監視システムの場合、作業者がシステムに接近し、防護扉が開いたためにシステムの電源が適切にオフになる状況があり得る。しかしながら、二人目の作業者が安全領域にいる一人目の作業者に気付かず、防護扉を再び閉じてシステムを開始すれば、システム内にいる一人目の作業者に著しい危険をもたらし得る。このような状況は特に中を見づらい非常に大きなシステムにおいて考えられる。
したがって、本発明の目的は、拡張した安全機能およびより優れた操作保護機能を有する改良された防護扉監視システムを提供することである。
この目的は、本発明の一態様によれば、本体と、本体に配置されて、解除位置から、アクチュエータとセンサの間の電気的に非接触な相互作用を妨げる制止位置へ本体に対して移動できる施錠レバーとを備えた施錠装置を有する防護扉監視システムによって達成される。この施錠装置は、施錠自在固定部のための受け口を有し、施錠自在固定部は、受け口に差し込まれると施錠レバーを制止位置に保持する。
本発明の別の態様によれば、前記目的は、防護扉の状態を監視し、電気的に非接触で互いに作用して防護扉信号を生成することができるアクチュエータとセンサとを有する防護扉監視モジュールの施錠装置によって達成される。この施錠装置は、本体と、本体に配置されて、解除位置から、アクチュエータとセンサの間の電気的に非接触な相互作用を妨げる制止位置へ本体に対して移動できる施錠レバーとを備える。この施錠装置は、施錠自在固定部のための受け口を有し、施錠自在固定部は、受け口に差し込まれると施錠レバーを制止位置に保持する。
したがって、施錠装置の付加によって、作業者は安全領域に入るときに施錠レバーを解除位置から制止位置に持っていくことが可能になる。制止位置では、施錠レバーは、アクチュエータとセンサの間の電気的に非接触な相互作用を妨げる。したがって、一例として[発明が解決しようとする課題]に述べた安全の隙間、すなわち、作業者が安全領域内にいる間に機械またはシステムが再起動されるという実態は埋められる。
防護扉を経て安全領域に接近する作業者は、自動的に防護扉監視モジュールのアクチュエータとセンサの間の電気的に非接触な接続を開くことになり、それにより、制御装置は、防護扉信号「扉が開放された」を受信し、機械またはシステムの電源を切る。そして、作業者は施錠レバーを制止位置にもっていき、さらに、施錠自在固定部、例えば南京錠を使用してこの制止位置を確実にすることができる。制止位置にある施錠レバーは、アクチュエータとセンサの間の非接触相互作用を妨げるため、防護扉の位置に関係なく、この間に制御装置が防護扉信号「扉閉鎖」を受信し、機械が再起動することはない。
万が一、二人目の作業者が機械またはシステムを再起動させようとしても、それは、施錠レバーを解除位置に戻さずにはできなくされている。しかしながら、そうするには、二人目の作業者は、施錠自在固定部(例えば、南京錠)の鍵を必要とする。したがって、鍵は、特定の例では一人目の作業者だけが安全領域を去ったらすぐに機械またはシステムを再起動できるように個人的にあてがうべきである。
施錠レバーは比較的簡素なデザインになっている。上述したように、アクチュエータとセンサの間の電気的に非接触な相互作用を妨げるのに適していなくてもよい。実際には、この電気的に非接触な相互作用は、アクチュエータに設けられたトランスポンダとそれに応じてセンサに設けられた検出器によって起きる。トランスポンダとしては、RFIDトランスポンダを使用するのが好ましい。このようなRFIDトランスポンダの個体識別により、操作はさらに保護される。トランスポンダおよび/または検出器の送受信強度は、施錠レバーが制止位置にあるときは検出器および/またはセンサによって信号が受信されないように設定することができる。したがって、実際には、施錠レバーが制止位置にあるときは、不意の防護扉信号「防護扉閉鎖」はあり得ない。
したがって、前記本発明の目的は完全に達成される。
一実施態様において、防護扉監視モジュールは、防護扉の磁気ロック用の電磁石をさらに備える。
このロックは、安全関連機能を果たすこと、および/または、プロセス保護として使用することができる。電磁石は、用途に応じて、500〜1000Nの範囲で防護扉に施錠力を発生させるのが好ましい。電磁石の施錠力は、防護扉が不意に開くことを防止し、操作対策に確保されたアクチュエータによる最大限の安全性をもたらす。電磁石が安全関連機能を果たす場合、安全領域にある機械またはシステムの電源が切れ、停止時間に続いて完全に止まったら、電磁石が防護扉を解除するのみというように例えば制御装置によって制御することができる。逆に言えば、電磁石により生じる施錠力は、センサがアクチュエータまたはRFIDトランスポンダを検出し、防護扉信号「扉閉鎖」を制御装置に送ったときにのみ発生する。本発明によれば、これは、制止位置にある施錠装置によって防止されているため、施錠自在固定部が取り外され、施錠レバーが解除位置になったときにのみ起こる。
別の実施態様において、制止位置にある施錠レバーは、アクチュエータとセンサを互いに機械的に隔てることで両者間の電気的に非接触な相互作用を妨げる。
したがって、施錠レバーは、扉を閉めようとしたときにアクチュエータ(RFIDトランスポンダ)とセンサとの間を通過するように制止位置に配置されている。この状態において防護扉ももはや閉鎖できないのが好ましい。このように、センサがアクチュエータの信号を受信できないように、または十分な強度をもって前記信号を受信できないように、制止位置にある施錠レバーは、アクチュエータをセンサから十分遠くに離している。
別の実施態様において、センサは防護扉の第1部分に配置され、アクチュエータは防護扉の第2部分に配置され、防護扉が開いたときに両部分は互いに引き離される。
防護扉監視モジュールを備えた防護扉は、多くの場合、分離保護装置とも称される。回転扉および引き戸の場合はともに、前記防護扉の両部分は実際には、通常、扉自身と扉枠である。後者は、専門用語ではしばしば側柱とも称される。アクチュエータとセンサの位置は原則的に入れ替えることができることに注意されたい。防護扉監視モジュールのアクチュエータは、例えば扉に配置され、防護扉監視モジュールのセンサはそれに応じて側柱に配置させることができる。しかしながら、代わりに、センサを扉自身に配置させることもでき、その場合、アクチュエータは側柱に配置される。
別の実施態様では、施錠装置は、防護扉の第1部分に配置されている。
この場合、施錠装置は、センサのハウジングに離脱自在に取り付けられるのが好ましい。これは、例えば螺子を用いて実施することができる。しかしながら、当然、他の締結可能なものも考えられる。この場合、施錠装置はセンサとともに扉に、または上述したように側柱に固定できる。
別の実施態様において、施錠装置は防護扉の第2部分に配置されている。
施錠装置または施錠レバーは、アクチュエータとセンサとを互いに隔てて、両構成部品間の直接接触を妨げるという点で、アクチュエータとセンサの間の電気的に非接触な相互作用を妨げるのが好ましいため、施錠装置は原則的にアクチュエータのハウジングに配置させることができる。この実施形態においても、施錠装置とアクチュエータのハウジングとの間に離脱自在かつ固定の接続が考えられる。施錠装置は、アクチュエータとともに、扉にも、あるいは側柱にも固定することができる。これは、用途および空間要件に応じて変更できる。
別の実施態様において、施錠装置は、解除位置から制止位置へ回動軸の周りを本体に対して機械的に回動することができる。
原則として、施錠レバーは、回動運動の代わりに直線移動によって解除位置から制止位置にすることも考えられる。施錠レバーの移動および回動はともに、例えば電動機を用いて自動的にボタンを押して、または機械的に手動で実施することができる。しかしながら、手動での機械的な回動性は、簡単かつ経済的に合理的な解決法である。施錠レバーは、解除位置から制止位置にもっていくために、逆もまた同様に、90度まで回動するのが好ましい。したがって、施錠レバーの長手方向は、解除位置と比較すると、制止位置において好ましくは90度を包囲する。
別の実施態様によれば、施錠レバーを手動でできるだけ簡単に回動できるように、実質的に回動軸に沿って延びている把持グリップが施錠レバーに設けられている。
把持グリップを利用して、施錠レバーを比較的容易に回転または回動することができる。また、簡単かつ快適に取り扱うために、把持グリップは、人間工学的に形成することができる。把持グリップを施錠レバーの回動軸に沿って取り付けることで、このレバーを回動または回転させるのに必要な力を非常に簡単に施錠レバーに伝達することができる。施錠レバー自身は、制止位置においてアクチュエータとセンサとの間に配置できるように、ここでは板状であるのが好ましい。
別の実施態様において、施錠レバーは、回動軸に沿って配置されているばね要素を介して本体に連結されている。解除位置および/または制止位置にあるばね要素は施錠レバーを本体に押し付ける弾性力を発揮する。
一例として、機械的圧縮ばねをばね要素として使用することができる。しかしながら、原則的に、空気圧または油圧ばね要素も考えられる。ばね要素によって施錠レバーに作用する弾性力には、本質的に、解除位置からおよび/または制止位置から施錠レバーが不意に解除されないようにする目的がある。弾性力によって施錠レバーが施錠装置の本体に押し付けられる。施錠レバーを制止位置から解除位置に、またはその逆に回動できるように、作業者は最初に弾性力の作用に抗して施錠レバーを若干持ち上げなければならない。したがって、ばね要素によって作用する弾性力は大きすぎるべきではない。
別の実施態様において、施錠レバーは、解除位置および/または制止位置において本体に係止することができる。
施錠レバーは、解除位置および制止位置の両方において本体に係止できるのが好ましい。前記ばね要素に加えて、施錠レバーの係止性は、施錠レバーが制止位置または解除位置から不意に回動しないよう保護する。したがって、解除位置および制止位置にある施錠レバーの位置も正確に画定される。これにより、作業者にとって取り扱いが簡素化される。
一実施態様によれば、本体には第1および第2凹部が設けられ、施錠レバーは、第1凹部における配置によって解除位置で係止し、第2凹部における配置によって制止位置で係止する。
これらの凹部は、施錠レバーの機械的に簡単でありながら安定した係止性を可能にする。上述したばね要素との併用で特に、施錠レバーは、具体的には制止位置または解除位置に達すると、弾性力のために、実質的に自動的にそれぞれの凹部へ引き込まれる。この係止は、今度は、弾性力に抗して施錠レバーを持ち上げることで解除することができる。本体に設けられた両凹部は、互いに直交して配置されているのが好ましい。
別の実施態様において、施錠自在固定部のための受け口は、施錠レバーにおける孔として形成されている。
したがって、施錠自在固定部として使用される南京錠を施錠レバーに設けられた孔に直接挿入することができる。孔は、施錠レバーが制止位置にあるときにのみ利用できるのが好ましい。したがって、南京錠は、施錠レバーが制止位置にあるときに施錠装置に固定させることができるのみである。さらに、孔の位置は、南京錠が孔に挿入されているときに施錠レバーが制止位置から解除位置にもはや移動または回動できないように選択すべきである。これは、レバーを回動しようとすると、南京錠が施錠装置の本体と衝突するという点で、防止される。このために、前記孔は、板状施錠レバーの端部領域に配置されているのが好ましい。
別の実施態様において、本体には凹部が設けられ、前記凹部は、施錠レバーに設けられた孔に少なくとも部分的に整列する施錠レバーの制止位置にある。
この凹部は、孔として、または一種のくぼみとして本体に設けることができる。施錠レバーの制止位置にあるこの凹部は施錠レバーに設けられた孔と整列するため、南京錠が孔に挿入されると、南京錠の輪と孔と本体の凹部との間に一種の形状適合が生じる。したがって、施錠レバーの制止位置にある南京錠は、施錠レバーの孔に挿入されるだけでなく、本体の凹部にも挿入される。制止位置にある孔および凹部が正確に上下に重なって配置されている場合、南京錠が挿入された施錠レバーは、南京錠または施錠装置を破壊せずには回動できなくなる。したがって、施錠装置によって提供される付加的保護は不意に操作されることがない。扉の閉鎖またはアクチュエータとセンサの間の電気的に非接触な相互作用はその間だけ不可能にされる。
[発明が解決しようとする課題]に述べた安全の隙間をさらに効果的に埋めることを可能にするには、施錠レバーに2つの孔を設けるのが好ましい。すなわち、別の実施形態によれば、施錠レバーに施錠自在固定部のための受け口として2つの孔を設け、本体に2つの凹部を設け、施錠レバーの制止位置にある前記凹部は施錠レバーに設けられた孔と少なくとも部分的に整列する。
この実施態様によれば、施錠レバーは、いわば各南京錠用の差込み式開口部を2つ備えている。このような実施形態は特に、機械またはシステムの作業者が複数いる場合に有利である。一人目の作業者が安全領域に入ると同時に第1南京錠を用いて防護扉監視モジュールを固定する。二人目の作業者が安全領域に入るのであれば、この人も施錠レバーの第2孔に第2南京錠を挿入または装着することで施錠レバーを制止位置に固定することができる。一人目の作業者が安全領域を離れる場合、それに伴って防護扉が閉まることになるが、一人目の作業者は、第2南京錠があるために、別の人がまだ安全領域にいることをすぐに識別する。したがって、二人の作業者は、共同でのみ、両南京錠を施錠レバーから取り外すことで施錠レバーを解除位置に戻すことができる。その結果、二人の作業者であっても、防護扉が閉じて機械またはシステムが動作に戻るとき、二人とも安全領域にいないことが確実になる。当然、作業者になりそうな人の数に応じて、南京錠用の孔すなわち受け口を3つ以上施錠装置に設けられることは言うまでもない。
上述した特徴および次に説明する特徴は、明記した組み合わせだけでなく、本発明の範囲から逸脱することなく、他の組み合わせまたは単独で利用できることは言うまでもない。また、前記実施態様および従属請求項に記載の特徴は、防護扉監視システムだけでなく施錠装置自身にも関することに注意されたい。
本発明の実施形態を図に示し、次の明細書本文でさらに詳細に説明する。
防護扉監視システムを示す模式図である。 本発明に係る防護扉監視モジュールの実施形態を示す模式図である。 本発明の第1実施形態に係る施錠装置を有する防護扉監視モジュールを示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る施錠装置を有する防護扉監視モジュールを示す斜視図である。 図3に示す施錠装置の斜視図である。 図3に示す施錠装置の分解組立図である。 施錠装置の解除位置を示す、図4の施錠装置の側面図である。 施錠装置の解除位置を示す、図4の施錠装置の側面図である。 施錠装置の制止位置を示す、図4の施錠装置の側面図である。 施錠装置の制止位置を示す、図4の施錠装置の側面図である。 本発明の第2実施形態に係る施錠装置を有する防護扉監視モジュールを示す図である。 本発明の第2実施形態に係る施錠装置を有する防護扉監視モジュールを示す図である。
図1には、防護扉監視システムが全体として参照符号10で示されている。防護扉監視システム10は、安全領域14へのアクセスを確保する防護扉12を備えている。一例として、ロボット16を安全領域14に配置することができる。このようなロボット16は、動作中に安全領域14にいる作業者または他の人に対して負傷させる危険性が高いため、ロボット16の動作中の安全領域14へのアクセスは妨げなければならない。これは、この場合、防護扉12または防護扉12領域に配置されている防護扉監視モジュール18を介して確実なものになる。
防護扉監視モジュール18は、例えば、防護扉12の可動部22に固定された扉側部品20と、扉対応部片26に配置された枠側部品24とを備える。図示の実施形態において、扉対応部片26は、防護扉12の可動部22に対する固定止め(fixed stop)である。しかしながら、他の実施形態では、扉対応部片26は2枚防護扉の第2扉板であってもよい。さらに、防護扉12は、回転防護扉の代わりに、引き戸として形成することもできることに注意されたい。フード、フラップまたは他の分離保護装置は、それを介して安全領域14へのアクセスが可能であり、この意味では防護扉と理解される。
図示の実施形態において、防護扉監視モジュール18の枠側部品24は2本のライン28、30を介して制御装置32に接続されている。この接続は有線ケーブルなしに構成することもできる。さらに、3本以上のライン28、30または1本のラインのみをこれら2つの部品間に設けることができる。制御装置32は例えば、本発明の出願人によって市販されているシリーズPNOZ(登録商標)からの安全開閉装置とすることができる。例えば防護扉監視モジュール18といった信号装置の出力信号を評価し、その信号に応じて電力消費するものの電源を切るよう構成された多重チャンネル冗長安全開閉装置である。この場合、電力消費するものはロボット16である。したがって、制御装置32は、動作接点が電源38とロボット16との間の接続に配置されている2つのゲート34、36を制御する。
安全開閉装置の代わりに、制御装置32をプログラマブル安全制御器として構成することもできる。この場合、防護扉監視モジュール18は、例えば、PSS(登録商標)という名称で本発明の出願人によって市販されているようなプログラマブル安全制御器に接続される。
安全領域14にある機械またはシステム16への電源は、防護扉12、防護扉監視モジュール18および制御装置32の協働により、防護扉12が開くとすぐに自動的に遮断される。機械またはシステム16は、再び防護扉12が閉まったら再起動させることができる。そのため、防護扉監視モジュール18は防護扉12の状態を監視し、対応する防護扉信号(「扉が開放された」または「扉閉鎖」)を制御装置32に送る。防護扉監視モジュール18は、例えば、本発明の出願人によって市販されている防護扉システムPSENslock(PSENは登録商標である)によって形成することができる。
以下、防護扉監視モジュール18の基本的な操作原理を、図2の模式図に基づいてさらに詳細に説明する。
防護扉監視モジュール18はアクチュエータ40とセンサ42とを有する。アクチュエータ40とセンサ42は、電気的に接触しないで互いに作用させることができる。アクチュエータ40は、通常、送信機またはトランスポンダであり、その信号をセンサ42によって検出することができる。アクチュエータまたはトランスポンダ40がセンサ42に十分近づくと、防護扉信号「扉閉鎖」が生成され、制御装置32に送信される。
図2に示す模式図において、アクチュエータ40は扉側部品20に配置され、センサ42は防護扉監視モジュール18の枠側部品24に配置されている。しかしながら、当然、アクチュエータ40とセンサ42の位置は入れ替えることができることに注意されたい。したがって、センサ42は、図1に概略的に示す扉側部品20に容易に配置することができ、アクチュエータ40はそれに応じて、防護扉監視モジュール18の図1に概略的に示す枠側部品24に配置する。ここで、アクチュエータ40とセンサ42は、防護扉12が開いたとき互いに離れる防護扉12の異なる部分22、26に配置させることが単に重要である。ここでは、センサ42は制御装置32に常に接続されているのが好ましい。
操作に対して可能な限り最大の保護を確保するために、記述したアクチュエータ40とセンサ42の間の相互作用は、符号化相互作用(coded interaction)が好ましい。アクチュエータ40は、例えば、センサ42によってはっきり識別できる符号化されたRFIDトランスポンダとして形成することができる。したがって、別のトランスポンダまたは別の対象を介して防護扉信号「防護扉閉鎖」を生成するよう操作しようとすると失敗に終わる。このようなシステムは、PSENcodeという名称で本発明の出願人によって市販されている。
図2の模式図は、防護扉監視モジュール18に施錠機能(ロックとも称される)を任意で設けることができることを示している。このロックは、電磁石44と磁化可能対応部片46とを備えているのが好ましい。扉側部品20と枠側部品24との間のそれらの位置を入れ替えることもできる。電磁石44は、防護扉12が不意に開放されるのを防止するよう意図された施錠力を磁化可能対応部片に作用させる。この施錠力は、500〜1000Nの範囲にあることが好ましい。
「ロック」は、安全関連機能を有していてもよく、あるいは、用途に応じて純粋なプロセス保護として機能してもよい。ロックが安全関連機能を有する場合、それは、安全領域14にある機械またはシステム16が完全に止まり、危険を及ぼさなくなったら電磁石44が防護扉12を解除するというように形成される。この場合、電磁石44は制御装置32によって制御される。それに対して、ロックが純粋なプロセス保護として使用される場合、電磁石44は必ずしも制御装置32に制御されなくてもよいが、これは、それでもやはり好ましい。そして、ロックは、防護扉12を不意に開けないよう作業者に警告したり、作業者が防護扉12を不意に開けないよう防止する施錠力を発生させる「だけ」である。それにもかかわらず施錠力に打ち勝った場合、安全領域14にある機械またはシステム16は、作業者に何ら危険を及ぼさずにすぐに停止される。ここで、すでに上述したように、センサ42は制御装置32に防護扉信号「防護扉が開放された」を送信し、その結果、機械またはシステム16への電源がすぐに遮断される。
図3A、図3Bは、本発明の中心的な構成要素を構成する施錠装置48を備えた防護扉監視モジュール18の実施形態を示す。ここでは、図3Aは、防護扉監視モジュール18の枠側部品24のみをそれに配置された施錠装置48とともに示し、図3Bは、扉側部品20と、枠側部品24に配置された施錠装置48とを含めた防護扉監視モジュール18全体の斜視図を示す。
施錠装置48は、本体50と、本体に配置された施錠レバー52とを有する。施錠レバー52は実質的に板状であり、本体50に対して回動可能である。図3A、図3Bに示された位置において、施錠レバー52は「制止位置」にある。この制止位置では、施錠レバー52は、アクチュエータ40とセンサ42の間の電気的に非接触な相互作用を妨げる。これは、図3Aに示すように、施錠レバー52を防護扉監視モジュール18の枠側部品24に配置されたセンサ42の前方で回動(pivot)させて実施される。
施錠レバー52がこの位置にある間に防護扉12を閉じようとしても、施錠レバー52が枠側部品24を扉側部品20から隔てている。したがって、扉側部品20にあるアクチュエータ40は、枠側部品24に配置されたセンサ42から隔てられる。状況によっては、それらの間を摺動または回動する施錠レバー52によって防護扉12も全く閉じなくなる。しかし、いずれにしても、制止位置にある施錠レバー52は、センサ32がアクチュエータ40(RFIDトランスポンダ)を検出しないようにする。この場合、防護扉12の位置に関係なく、防護扉信号「扉閉鎖」は制御装置32に送信されず、施錠レバー52がこの位置にある間の機械またはシステム16の起動は不可能である。
すでに上述した施錠装置48は、次の考えられる状況において非常に有利である。すなわち、例えば修理のために安全領域14に入る作業者は、防護扉12の開放と同時に自動的にシステム16の非常停止を誘発する。それに対して、修理作業中に確実に防護扉12が誤って閉じたり、別の人によって不意に閉じられたりしないように、作業者は、施錠装置48の施錠レバー52を前記制止位置にもっていく。また、施錠装置48は、南京錠56の受け口54を有する。南京錠は、この場合、一般に施錠自在(lockable)固定部56とも称される。作業者がこのように施錠レバー52を制止位置にもっていくとすぐに、作業者はさらに南京錠56を受け口54に差し込むことができる。そうすれば、施錠レバー52を制止位置から回動させることはできなくなる。施錠レバー52を回動させようとすると、施錠レバー52が制止位置に制止されるように南京錠56が具体的には施錠装置48の本体50と衝突する。
防護扉12を閉めようとする別の人はそうすることができない。作業者だけが南京錠56の鍵を持っているため、その作業者が施錠レバー52を制止位置から解除することが唯一可能である。これにより、作業者に非常に大きな安全性が与えられ、加えて、防護扉監視モジュール18または防護扉監視システム10全体の操作保護も改善される。
図3Aおよび図3Bから分かるように、枠側部品24を扉枠または防護扉12の側柱に取り付けるために、ブランチまたはブラケット58が防護扉監視モジュール18の枠側部品24に配置されている。同様に、防護扉監視モジュール18の扉側部品20も防護扉12の可動部22に取り付けられている。原則的に、ねじ接続の代わりに他の接続も考えられることは言うまでもない。
図4A、図4Bおよび図5Aから図5Dは、発明に係る施錠装置48のさらなる詳細を示している。図4Bに示す分解組立図にみられるように、本体50は、防護扉監視モジュール18の枠側部品24にねじ60、60’を介して固着されているのが好ましい。施錠レバー52を本体50に対して手動で回動できるように、施錠レバー52は把持グリップ62を有する。原則として、アクチュエータによって駆動される施錠レバー52の回動も考えられるであろう。しかしながら、手動による施錠レバー52の回動性は、取り扱いを容易にし、さらに、そうでなければ追加で設けなければならないアクチュエータのコストを抑えることになる。図示の把持グリップ62は、施錠レバー52が回動する回動軸64に沿って延びているのが好ましい。
施錠レバー52は回動軸64に沿って配置されたばね要素66を介して本体50に連結されている(図4B参照)。このばね要素66は、施錠レバー52を本体50の上側に押さえ付ける弾性力を発揮する。安定させるために、ワッシャ68を追加で設けることができる。
図5Aおよび図5Bは、施錠レバー52が解除位置にある施錠装置48の側面図を種々示す。この解除位置では、施錠レバー52は、アクチュエータ40とセンサ42の間の電気的に非接触な相互作用を妨げない。それに対して、図5Cおよび図5Dは、制止位置にある施錠レバー52を示す。施錠レバー52を解除位置から制止位置にもっていくために、レバーを本体50に対して回動軸の周りで90度だけ回動させなければならない。
施錠レバー52は、解除位置および制止位置の両方で本体50に係止させることができる。このために、本体50は上側に、施錠レバー52が整列するよう配置させることができる2つの凹部70、72を有する。ここでは、施錠レバー52と凹部70、72との間に一種の形状適合が生じる。両凹部70、72はそれぞれウェブ74、74’によって横方向に範囲が定められている。ウェブは側壁として機能し、施錠レバー52が解除位置または制止位置において移動または回動しないようにする。施錠レバー52を解除位置から制止位置へ、また逆に回動させるためには、把持グリップ62を利用して施錠レバーを回動軸64に沿ってウェブ74、74’を乗り越えて引っ張り上げらなければならない。ここで、作業者は、ばね要素66により作用する弾性力に打ち勝たなければならない。その時のみ、施錠レバー52をそれぞれもう一方の位置へと90度回動させることができる。
図5Aからもわかるように、施錠レバー52は、1つだけでなく2つの受け口54、54’を有する。これらの受け口54、54’は、板状施錠レバー52を貫通する貫通孔として形成されるのが好ましい。上述したように、これらを使用して、施錠レバー52を制止位置に固定するために作業者が南京錠56を差し込むことができる。2つの孔54、54’には、複数(2つ)の南京錠を差し込むことができるという利点がある。このようにして、どの作業者も2つの孔54、54’のうちの1つに個人的な南京錠を差し込むことができる。
図5Aでは、施錠装置48のさらなる詳細もわかる。2つの凹部76、76’が本体50に設けられ、これらの凹部は、施錠レバー52の制止位置において、施錠レバー52に設けられた孔54、54’と少なくとも部分的に整列する。これらの凹部76、76’も原則的に孔として形成することができる。凹部によって機械的にさらに保護され、南京錠56が装着されているときは施錠レバー52が制止位置から回動できないようにする。凹部76、76’は孔54、54’と正確に整列するのが好ましいため、南京錠56が2つの開口のうちの1つに装着されると、南京錠の輪と、それぞれの孔54、54’または凹部76、76’との間にいわば形状適合(form fit)が生じる。
図6A、図6Bは別の実施形態を示す。図3A、図3Bに示す実施形態とは対照的に、ここでは、施錠装置48は枠側部品24ではなく、扉側部品20に配置されている。したがって、施錠装置48はここでは、言い換えれば、図3A、図3Bにあるようにセンサ42ではなくアクチュエータ40に配置されている。しかしながら、施錠装置48の機能および構成は同じままである。本体50のみが若干異なって、例えば狭く、設計されている。
要約すると、発明者は、追加で使用する施錠装置によって防護扉監視システムを改良した。提示した施錠装置は、見渡しにくいシステムの場合に特に、作業者が安全または危険領域に残っている間に防護扉が不意に閉まることを防止する。本発明に係る施錠装置は特に、取り扱いが容易であり、かつ操作される可能性が低いことに特徴を有する。

Claims (15)

  1. 安全領域(14)への入り口としての防護扉(12)と、
    電気的に非接触で互いに作用して防護扉信号を生成することができるアクチュエータ(40)とセンサ(42)とを備えた、前記防護扉(12)の状態を監視する防護扉監視モジュール(18)と、
    前記防護扉信号を分析し、前記防護扉信号に応じて前記安全領域(12)にある機械またはシステム(16)を制御するよう構成された制御装置(32)と、
    本体(50)と前記本体(50)に配置された施錠レバー(52)とを有する施錠装置(48)であって、解除位置から、前記施錠レバー(52)が前記アクチュエータ(40)と前記センサ(42)の間の前記電気的に非接触な相互作用を妨げる制止位置へ前記本体(50)に対して移動させることができるとともに、受け口(54)に差し込まれたときに前記施錠レバー(52)を前記制止位置に保持する施錠自在固定部(56)のための前記受け口(54)を有する前記施錠装置(48)と、を備えた防護扉監視システム(10)。
  2. 前記防護扉監視モジュール(18)は、前記防護扉(12)の磁気ロック用の電磁石(44)をさらに備えた、請求項1に記載の防護扉監視システム。
  3. 前記制止位置にある前記施錠レバー(52)は、前記アクチュエータ(40)と前記センサ(42)とを互いに機械的に隔てることで、前記アクチュエータ(40)と前記センサ(42)の間の前記電気的に非接触な相互作用を妨げる、請求項1または請求項2に記載の防護扉監視システム。
  4. 前記センサ(42)は、前記防護扉(12)の第1部分(22)に配置され、前記アクチュエータ(40)は、前記防護扉(12)の第2部分(26)に配置され、前記両部分(22、26)は、前記防護扉(12)が開いたとき互いに離れる、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の防護扉監視システム。
  5. 前記施錠装置(48)は前記防護扉(12)の前記第1部分(22)に配置されている、請求項4に記載の防護扉監視システム。
  6. 前記施錠装置(48)は前記防護扉(12)の前記第2部分(26)に配置されている、請求項4に記載の防護扉監視システム。
  7. 前記施錠レバー(52)は、前記解除位置から前記制止位置へ回動軸(64)の周りを前記本体(50)に対して機械的に回動できる、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の防護扉監視システム。
  8. 前記施錠レバー(52)を手動で回動させるために、前記施錠レバー(52)には把持グリップ(62)が設けられ、前記把持グリップ(62)は前記回動軸(64)に実質的に沿って延びている、請求項7に記載の防護扉監視システム。
  9. 前記施錠レバー(52)は、前記回動軸(64)に沿って配置されているばね要素(66)を介して前記本体(50)に連結され、前記解除位置および/または前記制止位置にある前記ばね要素は、前記施錠レバー(52)を前記本体(50)に押し付ける弾性力を発揮する、請求項7に記載の防護扉監視システム。
  10. 前記施錠レバー(52)は、前記解除位置および/または前記制止位置において前記本体(50)に係止できる、請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の防護扉監視システム。
  11. 前記本体(50)には第1および第2凹部(72、70)が設けられ、前記施錠レバー(52)は、前記第1凹部(72)における配置によって前記解除位置で係止し、前記第2凹部(70)における配置によって前記制止位置で係止する、請求項10に記載の防護扉監視システム。
  12. 前記施錠自在固定部(56)のための前記受け口(54)は、前記施錠レバー(52)における孔として形成されている、請求項1〜請求項11のいずれか1項に記載の防護扉監視システム。
  13. 前記本体(50)には凹部(76)が設けられ、前記凹部(76)は、前記施錠レバー(52)に設けた前記孔(54)と少なくとも部分的に整列する前記施錠レバー(52)の前記制止位置にある、請求項1〜請求項12のいずれか1項に記載の防護扉監視システム。
  14. 前記施錠レバー(52)に施錠自在固定部(56)の受け口として2つの孔(54、54’)を設け、前記本体(50)に2つの凹部(76、76’)を設け、前記施錠レバー(52)の前記制止位置にある前記凹部は、前記施錠レバーに設けた前記孔(54、54’)と少なくとも部分的に整列する、請求項1〜請求項12のいずれか1項に記載の防護扉監視システム。
  15. 防護扉(12)の状態を監視し、電気的に接触しないで互いに作用して防護扉信号を生成することができるアクチュエータ(40)とセンサ(42)とを備えた防護扉監視モジュール(18)の施錠装置(48)であって、
    前記施錠装置(48)は、本体(50)と前記本体(50)に配置された施錠レバー(52)とを有し、前記施錠装置(48)は、解除位置から、前記施錠レバー(52)が前記アクチュエータ(40)と前記センサ(42)の間の前記電気的に非接触な相互作用を妨げる制止位置へ前記本体(50)に対して前記施錠レバー(52)を移動させることができ、前記施錠装置(48)は、受け口(54)に差し込まれたときに前記施錠レバー(52)を前記制止位置に保持する施錠自在固定部(56)のための前記受け口(54)を備えた、防護扉監視モジュール(18)の施錠装置(48)。
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