JP2016507022A - 液状の添加剤を供給する装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、液状の添加剤を供給する装置(1)であって、液状の添加剤を圧送するための少なくとも1つの第1のポンプチャンバ(3)と、回転駆動装置(4)とを備え、前記第1のポンプチャンバ(3)が、前記回転駆動装置(4)の駆動軸線(5)を巡るように配置されており、前記第1のポンプチャンバ(3)の内部に少なくとも1つのシール部(6)が形成されており、該シール部(6)が、前記回転駆動装置(4)によって前記駆動軸線(5)を巡るように移動させられるようになっている、液状の添加剤を供給する装置(1)に関する。本発明の構成では、当該装置(1)が、少なくとも1つの第2のポンプチャンバ(7)を有し、該第2のポンプチャンバ(7)が、前記駆動軸線(5)に沿って前記第1のポンプチャンバ(3)に隣接して配置されている。

Description

本発明は、液状の添加剤を供給する装置に関する。このような装置は、たとえば自動車分野において、内燃機関の排ガス処理装置に液状の添加剤を供給するために使用される。
たとえば、内燃機関の排ガス中の窒素酸化物化合物を還元剤によって還元するような排ガス処理装置が広く普及している。相応する排ガス浄化法は、SCR法と呼ばれる(SCR=selective catalytic reduction)。還元剤としては、典型的にはアンモニアが使用される。アンモニアは、排ガス処理装置内のSCR触媒において窒素酸化物化合物と反応する。
アンモニアは、排ガス処理装置にしばしば直接に供給されるのではなく、液状の添加剤として貯えられかつ提供され得る前駆溶液の形で供給される。この前駆溶液は、排ガス中でアンモニアに変換される。特に頻繁に使用される前駆溶液は、尿素水溶液である。この尿素水溶液は、たとえば32.5%の尿素含量を有する商品名「AdBlue」(登録商標)で入手可能である。
液状の添加剤を搬送するためには、液状の添加剤を供給する装置が、典型的にはポンプを備えている。このようなポンプは、一方ではできるだけ廉価に形成されていることが望ましく、他方では前記装置のできるだけ信頼性の良い運転を可能にすることが望ましい。前記装置の運転により、ポンプに対する種々の要求が生ぜしめられる。まず、ポンプの圧送量を、運転中に排ガス処理装置の種々異なる運転条件に適合させることが可能となることが望まれる。さらに、場合によっては、ポンプにより形成された圧送圧が、予め規定された圧力範囲にできるだけ正確に相当することが必要となる。
それと同時に、凍結した添加剤の場合でも、液状の添加剤を供給する装置が、迅速に再びいつでも使用できる状態に準備されていなければならない。尿素水溶液は、たとえば−11℃よりも下の温度で凍結する。このときに、体積膨張が行われ、このような体積膨張は、液状の添加剤を供給する装置内の管路を損傷させる恐れがある。このように低い温度は、自動車において特に長時間の停止段階の間に生じる。すなわち、液状の添加剤を供給する装置は、凍結時の液状の添加剤の体積膨張によって損傷を受けないように設計されていて、かつ/または調整されていることが望まれる。このことは、たとえば運転停止の際に前記装置を空にすることにより実現され得る。また、前記装置が、体積膨張を補償するように前記装置を設計することも可能である。
したがって、これらの種々の要求から出発して、本発明の課題は、公知先行技術との関連で述べた技術的な問題を解決するか、もしくは少なくとも軽減することである。特に、液状の添加剤を供給するための特に有利な装置を提供することが望まれる。
この課題は、請求項1の特徴部に記載の特徴を有する装置により解決される。本発明による装置の別の有利な構成は、従属項形式の各請求項に記載されている。特許請求の範囲に個々に記載された特徴は、任意に、技術的に好都合に、互いに組み合わせ可能であり、かつ明細書からの記載により補填され得る。この場合、本発明の別の変化形が挙げられる。
本発明によれば、液状の添加剤を供給する装置であって、液状の添加剤を圧送するための少なくとも1つの第1のポンプチャンバと、回転駆動装置とを備え、前記第1のポンプチャンバが、前記回転駆動装置の駆動軸線を巡るように配置されており、前記第1のポンプチャンバの内部に少なくとも1つのシール部が形成されており、該シール部が、前記回転駆動装置によって前記駆動軸線を巡るように移動させられるようになっている、液状の添加剤を供給する装置において、当該装置が、少なくとも1つの第2のポンプチャンバを有し、該第2のポンプチャンバが、前記駆動軸線に沿って前記第1のポンプチャンバに隣接して配置されている。
液状の添加剤を供給する前記装置は、好ましくは、液状の添加剤用のタンクのタンク底部に挿入されている。この装置は好ましくはハウジングを有し、このハウジングは、タンク内に取り付けられた状態において、タンクのタンク底部の一部分を形成する。前記装置のハウジングには、好ましくは吸込み個所が設けられており、この吸込み個所でタンクから液状の添加剤を取り出すことができる。さらに、前記装置は好ましくは送出個所を有しており、この送出個所で前記装置は液状の添加剤を供給する。この送出個所には、液状の添加剤のための(外側)の管路が接続され得る。
前記装置は好ましくは、液状の添加剤のその都度必要とされる圧送量が供給されるように調整されている。必要となる所定の圧送量は、たとえば自動車の制御装置の、相応する要求に基づき得られる。必要とされる圧送量は、たとえば自動車の排ガス処理装置内での排ガスの有効な清浄化のために(目下の時間もしくは目下の負荷に対して)必要とされる液状の添加剤の量である。前記装置は、たとえば回転駆動装置の出力を適合させることにより、液状の添加剤の圧送量を変えることができるので、前記装置を用いて圧送される液状の添加剤の量は、必要とされる圧送量に相当する。前記装置は、圧送量の調整を可能にするか、もしくは改善する付加的なコンポーネントを有していてもよい。たとえば、前記装置は、固有の制御装置を有していてよく、この制御装置は、必要とされる圧送量に関する自動車の制御装置の外部の問い合わせを、前記装置の回転駆動装置を適当に作動させるための電気的な信号に変換する。
液状の添加剤は、好ましくは、上で説明した尿素水溶液である。吸込み個所から送出個所に向かって、前記装置を貫いて(少なくとも)1つの圧送通路が延びており、この圧送通路を通じて液状の添加剤が圧送される。この圧送通路の一部が1つのポンプチャンバにより形成される。このポンプチャンバ内では、液状の添加剤の圧送が行われる。このことは、特にポンプチャンバ内で液状の添加剤に、圧送のために必要となる機械的なエネルギが供給されることを意味する。前記装置の回転駆動装置は、好ましくは、回転運動を発生させることのできる電動モータとして構成されている。回転駆動装置は、ポンプチャンバとともに前記装置のポンプとみなされ得る。
回転駆動装置の駆動軸線は、回転駆動装置の回転軸線に沿って延びる(仮想の)軸線である。第1のポンプチャンバは、好ましくは直接に回転駆動装置を巡るように配置されているのではなく、回転駆動装置を起点とした駆動軸線の延長上で、この駆動軸線を巡るように配置されている。
ポンプチャンバ内には、少なくとも1つのシール部が形成されている。このシール部により、ポンプチャンバ内部に少なくとも1つの閉じられた圧送容積が形成されている。ポンプチャンバ内部でシール部を移動させることにより、この閉じられた圧送容積は(空間的に)移動させられる。このことは、液状の添加剤の圧送をもたらす。ポンプの駆動軸線には、好ましくは変換手段が形成されており、この変換手段は駆動軸線における運動をシール部に伝達する。この変換手段は、たとえば曲面ディスクおよび/またはカムディスクであってよい。
第2のポンプチャンバは、好ましくは駆動軸線に沿って間隔を置いて、第1のポンプチャンバに対して隣接して配置されている。この間隔は、たとえば1cm(センチメートル)〜10cmであってよい。
前記装置のこのような構成により、特に、(単独の)回転駆動装置を用いて複数の(並列の、かつ/または別個に流過される)ポンプチャンバが、(時間的に)一緒に運転され得るようになる。したがって、前記装置の、技術的に簡単でかつコンパクトな構造が提供されている。さらに、特に「調量ポンプ(一定の圧送容量の圧送)」のためには、あとで一層詳しく説明するような圧送量の著しい増大が可能となる。
第2のポンプチャンバが、第1のポンプチャンバと同様に構成されていると、前記装置は特に有利である。
すなわち、好ましくは、第2のポンプチャンバは、やはり少なくとも1つのシール部を有しており、このシール部は第2のポンプチャンバの内部で少なくとも1つの閉じられた圧送容積を形成する。さらに、好ましくは第1のポンプチャンバおよび第2のポンプチャンバのその他の全ての特徴、特に上で挙げた特徴も、互いに相当している。
さらに、前記装置の圧送量を高めるために、第2のポンプチャンバが、第1のポンプチャンバに並列に接続され得ると、前記装置は有利である。
すなわち、第2のポンプチャンバが第1のポンプチャンバと並列接続されていると、液状の添加剤の第1の部分は第1のポンプチャンバを通って流れ、液状の添加剤の第2の部分は第2のポンプチャンバを通って流れることができる。第1のポンプチャンバと第2のポンプチャンバとは、吸込み個所から送出個所にまでの圧送通路の、平行に延びる2つの分岐路を形成する。同一に構成された第1のポンプチャンバと第2のポンプチャンバとを備えた前記装置の有利な実施態様が実現されていると、第1のポンプチャンバと第2のポンプチャンバとの並列接続により、前記装置の圧送量はほぼ倍増される。
この並列接続が永続的に設定されているか、または作動手段の付加的な作動によってしか(所定の時間毎に)解除され得ないようになっていることが好適である。第1のポンプチャンバだけが圧送のために使用される場合、圧送のために必要となるエネルギは減少させられている。なぜならば、第2のポンプチャンバが運転される必要がないからである。このことは、必要とされる圧送量が少ない場合に、前記装置の特にエネルギ効率の良い運転形式を可能にする。
さらに、第1のポンプチャンバと第2のポンプチャンバとの間に、遮断可能なクラッチが設けられており、該クラッチによって第2のポンプチャンバが、前記駆動軸線から連結遮断されるようになっていると、前記装置は有利になる。
このような遮断可能なクラッチは、たとえばつめクラッチとして、摩擦接続クラッチとして、かつ/または電磁式のクラッチとして形成されていてよい。このクラッチは、たとえば電磁式のアクチュエータを用いて作動され得る。このような遮断可能なクラッチを用いた第2のポンプチャンバの遮断は、第2のポンプチャンバの駆動装置の特に良好な遮断を可能にし、これにより前記装置の必要とされる圧送量が少ない場合に、前記装置の特にエネルギ効率の良い運転が可能となる。
前記装置の好適な実施態様では、前記装置が、専用の固有の制御装置を有し、この制御装置は、遮断可能なクラッチを必要に応じて作動させるために調整されている。必要とされる圧送量が大きく、そして前記装置の制御装置が、相応する要求を受け取ると、遮断可能なクラッチが締結されるので、第1のポンプチャンバと第2のポンプチャンバとの並列運転が行われる。必要とされる圧送量が少なく、そして前記装置の制御装置が、相応する要求を受け取ると、遮断可能なクラッチが解放されるので、第1のポンプチャンバしか運転されず、第2のポンプチャンバは連結解除されている。好ましくは、自動車の制御装置には、遮断可能なクラッチに関するプログラムコード要素は全くファイルされていない。遮断可能なクラッチの操作は、完全に前記装置の制御装置によって引き受けられ得る。
さらに、前記装置の圧送圧を高めるために、第2のポンプチャンバが、第1のポンプチャンバに直列に接続され得ると、前記装置は有利である。
このような直列接続の場合、(全)液状の添加剤が、圧送通路に沿って前記装置を通って、まずは第1のポンプチャンバを通流し、かつ引き続き第2のポンプチャンバを通流する。第1のポンプチャンバと第2のポンプチャンバとの直列接続において前記装置が運転される場合、液状の添加剤の圧力は、まず第1のポンプチャンバ内で高められ、そして引き続き第2のポンプチャンバ内でさらに高められる。前記装置の、特に著しく高められた圧送圧は、たとえば、排ガス処理装置に液状の添加剤を供給するための供給装置において特別なスプレイ形成を達成するために必要とされる。このような供給装置は、たとえばノズルを有する。供給装置における液状の添加剤の圧力が高くなればなるほど、供給装置のノズルで形成されるスプレイはますます微細になる。
第1のポンプチャンバと第2のポンプチャンバとが直列に接続されている場合でも、遮断可能なクラッチが設けられていてよく、このクラッチを用いて第2のポンプチャンバは駆動軸線から連結解除され得る。この遮断可能なクラッチは、上で説明した全ての特性を有していてよい。
第1のポンプチャンバと第2のポンプチャンバとが択一的に直列または並列に接続され得るように前記装置が構成されていることも可能である。この場合には、選択的に、圧送量の増大(両ポンプチャンバの並列接続を用いる)か、または圧送圧の増大(両ポンプチャンバの直列接続を用いる)が可能である。
さらに、第1のポンプチャンバが、少なくとも部分的に、変形可能なダイヤフラムによって仕切られており、該ダイヤフラムが、前記少なくとも1つのシール部を形成しており、該シール部を移動させるために、前記ダイヤフラムが、前記回転駆動装置に結合された偏心駆動装置によって変形させられるようになっていると、前記装置は有利である。
ダイヤフラムは、好ましくは(十分に厚い)弾性的な材料から形成されており、この材料は偏心駆動装置の作用を受けて変形させられるようになっている。ダイヤフラムは、好ましくは2mm(ミリメートル)〜20mmの厚さを有する。ダイヤフラムは、好ましくは管として形成されていて、環状にハウジング内に嵌め込まれている。好ましくは、ダイヤフラムはほぼ円形の横断面と、5mm〜30mmの長さと、2mm〜20mmの肉厚さと、30mm〜200mmの内径とを有する。この場合、肉厚さは、上で記載したダイヤフラムの厚さに相当する。偏心駆動装置は、回転駆動装置に接続されていて、このダイヤフラムを変形させることができるので、ダイヤフラムの一部は円形のハウジング内に圧入され、これによりシール部が形成される。偏心駆動装置は、好ましくは、環状もしくは管状のダイヤフラムの内面においてダイヤフラムに作用し、これによりこのダイヤフラムを変形させる。
偏心駆動装置の回転運動時には、シール部が移動する。シール部のこの移動により、ポンプチャンバ内の閉じられた圧送容積が移動する。こうして、液状の添加剤の圧送が、回転駆動装置の運動もしくは偏心駆動装置の運動により生じる。ポンプチャンバは、液状の添加剤のために、好ましくは流入部と流出部とを有する。流出部と流入部との間では、回転駆動装置の回転方向に、好ましくは静的なシールエレメントが形成されており、このシールエレメントは、たとえばハウジングに突設された突起であってよい。この突起により、流出部と流入部との間には、常にシール個所が形成されるようになるので、液状の添加剤は、ポンプチャンバの流出部から直接にポンプチャンバの流入部へ流れることはできなくなる。このシール部を形成するためには、ダイヤフラムがこの突起により変形させられる。
このように構成されたポンプチャンバは、特に信頼性良くかつ特にエネルギ効率良く運転され得る。さらに、複数のこのようなポンプチャンバが、回転駆動装置の駆動軸線に沿って互いに隣接し合って配置されていると特に有利である。したがって、この構造は、複数のポンプチャンバを備えた、液状の添加剤を供給する装置の特に有利な構成を可能にする。
さらに、第1のポンプチャンバが、少なくとも部分的にホースにより形成されていると、前記装置は有利である。この場合、前記少なくとも1つのシール部は、このホースの所定の部分が、前記回転駆動装置に結合されたスクィーズディスク(押し潰しディスク)によって押し縮められていることによって形成されており、この場合、前記シール部を移動させるために、前記ホースは、前記スクィーズディスクによって変形させられるようになっている。
ポンプチャンバのこのような構成では、ホースの押し潰された個所が、圧送方向に沿ってポンプチャンバの流入部からポンプチャンバの流出部に向かって連続的に移動させられることにより、ポンプチャンバのシール部が移動させられる。スクィーズ部(押し潰し部)は、ポンプチャンバの流入部の近傍に形成される。次いで、このスクィーズ部はポンプチャンバに沿って移動させられ、引き続きポンプチャンバの流出部において再び解消される。個々のスクィーズ部の間もしくは個々のシール部の間には、それぞれ閉じられた圧送容積が形成されている。
液状の添加剤を供給する装置のポンプチャンバのこのような構造は、特に簡単にかつ廉価に実現され得る。さらに、ポンプチャンバのこのような構造では、複数のポンプチャンバを前記装置の回転駆動装置の駆動軸線に沿って互いに隣接し合うように配置することが可能であるので特に有利である。たとえば、ホースを、複数の巻き条を持って前記装置の回転駆動装置の駆動軸線を巡るように案内し、これにより前記装置の複数の隣接し合ったポンプチャンバを形成することができる。
いずれにせよ、たとえば3つ、4つ、5つまたはそれ以上の(並列および/または直列の)ポンプチャンバを、共通の回転駆動装置によって運転することができる。
さらに、第1のポンプチャンバと第2のポンプチャンバとが、それぞれ少なくとも250°にわたって一種の円弧セグメントを成すように前記駆動軸線を取り囲んでいると、前記装置は有利である。
ポンプチャンバへの回転駆動装置の駆動出力のできるだけ良好な伝達を可能にするために、回転駆動装置の駆動軸線の円周が、ほぼ完全にポンプチャンバのために利用されると特に有利である。ポンプチャンバによって駆動軸線を完全に取り囲むことは一般に不可能である。なぜならば、ポンプチャンバの流入部および流出部のためのスペースも設けられていなければならないからである。したがって、特に第1のポンプチャンバおよび第2のポンプチャンバを形成するために250〜320°の円弧セグメントが有利であることが判った。
さらに、前記装置が少なくとも1つの弁を有し、該弁によって、第1のポンプチャンバと第2のポンプチャンバとの間の少なくとも1つの接続管路が切り換えられ得ると、前記装置は有利である。
このような弁により、個々のポンプチャンバの間の接続管路を、並列接続および/または直列接続のために選択的に開放しかつ閉鎖することができるようになる。
以下に、3種類の位置と2つの入口管路と2つの出口管路とを備えた特殊な弁について説明する:
− 第1の位置では、第1の入口管路が第1の出口管路に接続されており、第2の入口管路と第2の出口管路とがそれぞれ閉鎖されている。
− 第2の位置では、第1の入口管路が第2の出口管路に接続されており、それと同時に、第2の入口管路が第1の出口管路に接続されている。
− 第3の位置では、第1の入口管路も、第2の入口管路も、第1の出口管路に接続されており、それと同時に第2の出口管路が閉鎖されている。
この特殊な弁を用いて、選択的に、第1のポンプチャンバしか用いない運転(第1の位置)、またはポンプチャンバの直列運転(第2の位置)、またはポンプチャンバの並列運転(第3の位置)を実施することができる。上で説明した特殊な弁は、複数の汎用の弁タイプ(2方向切換弁および/または3方向切換弁)の特別な接続によって実現されていてもよい。
しかし、前記装置において弁が必要となることなしに、第1のポンプチャンバと第2のポンプチャンバとの並列接続を実現することも可能である。このことは、特にポンプチャンバ内部のシール部の働きにより、吸込み個所から送出個所に向かう圧送方向とは反対の方向でポンプチャンバを通って液状の添加剤が逆流してしまうことが阻止される場合に可能となる。しかしこのためには、ポンプチャンバ内部のシール部が流入部と流出部との間に生じる圧力差によりずれ動かないことが保証されていなければならない。このことは、通常では回転駆動装置の内側の摩擦およびポンプチャンバ内部の内側の摩擦により与えられている。
また、駆動軸線に沿って第1のポンプチャンバおよび第2のポンプチャンバに対して隣接してさらに別のポンプチャンバが配置されていることも可能である。たとえば、第3のポンプチャンバが設けられているか、またはそれどころか第3のポンプチャンバと第4のポンプチャンバとが設けられていてよい。
このような構成により、前記装置の圧送量および/または圧送圧をなお一層変化させることができるので、必要とされる液状の添加剤の所要量に合わせた圧送量の一層正確な適合が可能となる。
さらに、内燃機関と、該内燃機関の排ガスを浄化する排ガス処理装置とを備えた自動車が提案される。この場合、排ガス処理装置に液状の添加剤を供給する前記装置が設けられている。
排ガス処理装置には、好ましくはSCR触媒が設けられている。このSCR触媒において、内燃機関の排ガス中の窒素酸化物化合物が還元剤によって還元され得る。還元剤は供給装置を用いて液状の添加剤の形で排ガス処理装置に供給される。供給装置には、前記装置によってタンクから液状の添加剤が供給される。供給装置および前記装置は、自動車の制御装置によって制御され得る。供給装置は、排ガス処理装置に液状の添加剤を微細噴霧式に添加するためのノズルおよび/または液状の添加剤の調量を制御するためのインジェクタを有していてよい。
以下に、本発明および周辺技術を図面につき詳しく説明する。図面には、特に好適な実施形態が図示されているが、しかし本発明は図示の実施形態に限定されるものではない。特に付言しておくと、図面および特に図示の寸法比は、概略的にしか描かれていない。
液状の添加剤を供給する前記装置を示す概略図である。 前記装置用のポンプの第1実施形態を示す、駆動軸線に対して直交する方向で断面した断面図である。 前記装置用のポンプの第2実施形態を示す、駆動軸線に対して直交する方向で断面した断面図である。 前記装置用のポンプの第1実施形態を示す概略図である。 前記装置用のポンプの第2実施形態を示す概略図である。 前記装置用のポンプの第3実施形態を示す概略図である。 前記装置用のポンプの第4実施形態を示す概略図である。 前記装置を有する自動車を示す概略図である。
図1には、液状の添加剤を供給する装置1が示されている。この装置1は、タンクのタンク底部16(部分的にのみ図示する)に挿入されている。装置1は、ハウジング15を有し、このハウジング15はタンク底部16とシールされている。装置1には、吸込み個所17が設けられており、この吸込み個所17において装置1は液状の添加剤をタンクから取り出して、送出個所18へ圧送することができる。このためには、装置1がポンプ2を有している。吸込み個所17から送出個所18にまでは、装置1を貫いて圧送通路13が延びている。
図2には、前記装置1に用いられるポンプ2の第1実施形態の断面図が示されている。図2から判るように、ホース29として形成された第1のポンプチャンバ3が設けられている。このホース29は圧送通路13を形成している。ホース29はスクィーズディスク31によって所定の区分毎に変形させられるので、第1のポンプチャンバ3の内部にはシール部6が形成されている。各シール部6の間では、ホース29が、それぞれ閉じられた圧送容積34を形成している。スクィーズディスク31は、ポンプ2の回転駆動装置(図示しない)の駆動軸線5に相応して位置調整されている。駆動軸線5周りにスクィーズディスク31を回転させることにより、(一定の)圧送容積34の移動が行われ、ひいては第1のポンプチャンバ3もしくはホース29を通じて圧送方向14で流入部26から流出部27へ向かって液状の添加剤の圧送が行われる。
図3に示した、前記装置のためのポンプ2の第2実施形態では、ポンプチャンバ3もしくは圧送通路13が、ポンプハウジング35と、このポンプハウジング35の内部に配置されたダイヤフラム28とによって形成されている。ダイヤフラム28は、偏心駆動装置30によって変形させられるので、ポンプハウジング35とダイヤフラム28との間には、少なくとも1つのシール部6が形成されている。このシール部6により、ポンプチャンバ3の内部には、閉じられた圧送容積34が形成される。偏心駆動装置30は、駆動軸線5に位置調整されている。駆動軸線5周りに偏心駆動装置30を回転させることにより、ダイヤフラム28が変形させられ、シール部6が移動させられるので、閉じられた圧送容積34は移動し、液状の添加剤はポンプチャンバ3を通って、もしくは圧送通路13に沿って、圧送方向14で流入部26から流出部27へ圧送される。ポンプチャンバ3の流出部27と流入部26との間には、突起32として形成されたシール部が設けられている。このシール部は、液状の添加剤が、圧送方向14とは逆方向で流出部27から流入部26へ向かって逆流することが可能となることを阻止する。このためには、この突起32が、ダイヤフラム28内に圧入されかつ偏心駆動装置30の回転角度とは無関係にダイヤフラム28における流体密な結合を生ぜしめるエレメントとして形成されている。
図4に示した前記装置のためのポンプ2の実施形態では、回転駆動装置4が、駆動軸線5を介して(実際には駆動軸線5を形成する駆動軸を介して)第1のポンプチャンバ3と第2のポンプチャンバ7とに結合されている。第2のポンプチャンバ7は、クラッチ8を用いて駆動軸線5から連結解除され得る。第1のポンプチャンバ3と第2のポンプチャンバ7とは、圧送通路13に接続されていて、接続管路33を用いて互いに並列に接続され得る。この目的のためには、接続管路33が弁10によって開閉され得る。
図5に示したポンプ2の実施形態では、第1のポンプチャンバ3と第2のポンプチャンバ7とが、やはり駆動軸線5を介して回転駆動装置4に結合されている。第2のポンプチャンバ7はこの場合にも、クラッチ8を用いて駆動軸線5から連結解除され得る。第1のポンプチャンバ3と第2のポンプチャンバ7とは、圧送通路13に接続されている。接続管路33を用いて、第1のポンプチャンバ3と第2のポンプチャンバ7とは直列に接続され得る。このためには、特殊な弁10が設けられており、この弁10を用いて、第2のポンプチャンバ7は選択的に圧送通路13に組み込まれるか、または圧送通路13から取り除かれ得る。
図6に示したポンプ2の実施形態では、回転駆動装置4が、やはり駆動軸線5を介して第1のポンプチャンバ3と第2のポンプチャンバ7とに結合されている。この場合にも、第2のポンプチャンバ7はクラッチ8を用いて駆動軸線5から連結解除され得る。第1のポンプチャンバ3を貫いて、圧送通路13が延びている。2つの弁10を用いて、第2のポンプチャンバ7を圧送通路13に接続するための接続管路33が自由に切り換えられ得る。このためには、弁が種々の弁位置を有しており、これらの弁位置は、第1のポンプチャンバ3と第2のポンプチャンバ7との並列接続をも、第1のポンプチャンバ3と第2のポンプチャンバ7との直列接続をも可能にする。このためには、第1のポンプチャンバ3への流入部26に弁10が設けられており、この弁10は第2のポンプチャンバ7の分離をも、第2のポンプチャンバ7と第1のポンプチャンバ3との接続をも可能にする。ポンプ2の流出部27には、3種の位置(第1の弁位置36、第2の弁位置37および第3の弁位置38)を有する、さらに上で詳しく説明されている弁10が配置されている。この弁10は、複数の汎用の2方向切換弁および/または3方向切換弁の組合せによって代えることもできる。
図7に示したポンプ2の実施形態では、第1のポンプチャンバ3および第2のポンプチャンバ7の他に、さらに第3のポンプチャンバ25も設けられている。選択的には、付加的になお第4のポンプチャンバ(図示しない)が存在していてもよい。ようするに、図7に示した配置形式では、並列接続のために任意の数のポンプチャンバが設けられていてよい。第1のポンプチャンバ3と第2のポンプチャンバ7と第3のポンプチャンバ25とは、駆動軸線5を介して回転駆動装置4に接続されている。個々のポンプチャンバの間には、それぞれクラッチ8が設けられており、これらのクラッチ8を用いて第2のポンプチャンバ7および第3のポンプチャンバ25は駆動軸線5から連結解除され得る。第1のポンプチャンバ3は圧送通路13に接続されている。弁10を介して、第2のポンプチャンバ7および第3のポンプチャンバ25に対する接続管路33が自由に切り換えられ得る。これにより、第1のポンプチャンバ3と第2のポンプチャンバ7と第3のポンプチャンバ25との並列運転が選択的に可能となる。ポンプ2に要求される所要圧送量に応じて、ポンプ2は選択的に1つのポンプチャンバまたは2つのポンプチャンバまたは3つのポンプチャンバを用いて運転され得る。
図8には、内燃機関22と、内燃機関22の排ガスを清浄化するための排ガス処理装置12とを備えた自動車11が示されている。排ガス処理装置12には、SCR触媒24が設けられており、このSCR触媒24を用いて、内燃機関22の排ガス中の窒素酸化物化合物を還元することができる。このためには、排ガス処理装置12に、供給装置20によって液状の添加剤が供給可能である。この供給装置20には、管路21を介して装置1によってタンク19から液状の添加剤が供給される。自動車11は、制御装置23をも有しており、この制御装置23によって、前記装置1および供給装置20が制御され得る。
上で説明したように、本発明は、圧送を排ガス処理装置の運転要求に特に良好に適合させることのできる、液状の添加剤を供給するための特に有利な装置を可能にする。
1 装置
2 ポンプ
3 第1のポンプチャンバ
4 回転駆動装置
5 駆動軸線
6 シール部
7 第2のポンプチャンバ
8 クラッチ
9 円弧セグメント
10 弁
11 自動車
12 排ガス処理装置
13 圧送通路
14 圧送方向
15 ハウジング
16 タンク底部
17 吸込み個所
18 送出個所
19 タンク
20 供給装置
21 管路
22 内燃機関
23 制御装置
24 SCR触媒
25 第3のポンプチャンバ
26 流入部
27 流出部
28 ダイヤフラム
29 ホース
30 偏心駆動装置
31 スクィーズディスク
32 突起
33 接続管路
34 圧送容積
35 ポンプハウジング
36 第1の弁位置
37 第2の弁位置
38 第3の弁位置

Claims (10)

  1. 液状の添加剤を供給する装置(1)であって、液状の添加剤を圧送するための少なくとも1つの第1のポンプチャンバ(3)と、回転駆動装置(4)とを備え、前記第1のポンプチャンバ(3)が、前記回転駆動装置(4)の駆動軸線(5)を巡るように配置されており、前記第1のポンプチャンバ(3)の内部に少なくとも1つのシール部(6)が形成されており、該シール部(6)が、前記回転駆動装置(4)によって前記駆動軸線(5)を巡るように移動させられるようになっている、液状の添加剤を供給する装置(1)において、当該装置(1)が、少なくとも1つの第2のポンプチャンバ(7)を有し、該第2のポンプチャンバ(7)が、前記駆動軸線(5)に沿って前記第1のポンプチャンバ(3)に隣接して配置されていることを特徴とする、液状の添加剤を供給する装置(1)。
  2. 前記第2のポンプチャンバ(7)が、前記第1のポンプチャンバ(3)と同様に構成されている、請求項1記載の装置(1)。
  3. 当該装置(1)の圧送量を高めるために、前記第2のポンプチャンバ(7)が、前記第1のポンプチャンバ(3)に並列に接続されるようになっている、請求項1または2記載の装置(1)。
  4. 前記第1のポンプチャンバ(3)と前記第2のポンプチャンバ(7)との間に、遮断可能なクラッチ(8)が設けられており、該クラッチ(8)によって前記第2のポンプチャンバ(7)が、前記駆動軸線(5)から連結遮断されるようになっている、請求項1から3までのいずれか1項記載の装置(1)。
  5. 当該装置(1)の圧送圧を高めるために、前記第2のポンプチャンバ(7)が、前記第1のポンプチャンバ(3)に直列に接続されるようになっている、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置(1)。
  6. 少なくとも前記第1のポンプチャンバ(3)が、変形可能なダイヤフラム(28)によって少なくとも部分的に仕切られており、該ダイヤフラム(28)が、前記少なくとも1つのシール部(6)を形成しており、該シール部(6)を移動させるために、前記ダイヤフラム(28)が、前記回転駆動装置(4)に結合された偏心駆動装置(30)によって変形させられるようになっている、請求項1から5までのいずれか1項記載の装置(1)。
  7. 少なくとも前記第1のポンプチャンバ(3)が、少なくとも部分的にホース(29)により形成されており、該ホース(29)が、前記回転駆動装置(4)に結合されたスクィーズディスク(31)によって部分的に押し縮められていることによって前記少なくとも1つのシール部(6)が形成されており、該シール部(6)を移動させるために、前記ホース(29)が、前記スクィーズディスク(31)によって変形させられるようになっている、請求項1から5までのいずれか1項記載の装置(1)。
  8. 前記第1のポンプチャンバ(3)と前記第2のポンプチャンバ(7)とが、それぞれ少なくとも250°にわたって一種の円弧セグメント(9)を成すように前記駆動軸線(5)を取り囲んでいる、請求項1から7までのいずれか1項記載の装置(1)。
  9. 当該装置(1)が、少なくとも1つの弁(10)を有し、該弁(10)によって、前記第1のポンプチャンバ(3)と前記第2のポンプチャンバ(7)との間の少なくとも1つの接続管路(33)が切り換えられるようになっている、請求項1から8までのいずれか1項記載の装置(1)。
  10. 内燃機関(22)と、該内燃機関(22)の排ガスを浄化する排ガス処理装置(12)と、該排ガス処理装置(12)に液状の添加剤を供給する、請求項1から9までのいずれか1項記載の装置(1)とを備えた自動車(11)。
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