JP2016226225A - 電力変換装置および電力変換方法 - Google Patents
電力変換装置および電力変換方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016226225A JP2016226225A JP2015112743A JP2015112743A JP2016226225A JP 2016226225 A JP2016226225 A JP 2016226225A JP 2015112743 A JP2015112743 A JP 2015112743A JP 2015112743 A JP2015112743 A JP 2015112743A JP 2016226225 A JP2016226225 A JP 2016226225A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- output
- input
- offset
- current
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 title claims abstract description 23
- 238000000034 method Methods 0.000 title description 12
- 238000009499 grossing Methods 0.000 claims abstract description 74
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 34
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 31
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 15
- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 claims description 4
- 238000011105 stabilization Methods 0.000 claims description 4
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 abstract description 58
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
【解決手段】電力変換装置は、インバータ回路1への入力電流Iinを検出する入力電流検出部6と、インバータ回路1に印加される入力電圧Vinを検出する入力電圧検出部7と、検出された入力電圧Vinに基づいてオフセット電圧202を求め、検出された入力電流Iinの検出値電圧201にオフセット電圧202を加算した電圧値を出力するオフセット付加部9と、オフセット付加部9から出力される電圧値と閾値200とを比較し、電圧値が閾値200以上になったときに、インバータ回路1の1以上の半導体スイッチング素子Q1〜Q4をオフにすることで、入力電流Iinを0にして、平滑リアクトルL1に流れる電流ILを低減させ、出力電圧Voutを低下させる出力制限部を備えたスイッチング制御部10とを備えている。
【選択図】図1
Description
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態に係る電力変換装置について説明する。
まず、図2の時刻t1において、スイッチング制御部10が、スイッチング波形SW1で示すように、半導体スイッチング素子Q1とQ4をONする。これにより、トランス2の1次側に電圧Vinが印加される。
また、この際、平滑リアクトルL1には、出力電圧Voutが印加され、図2の時刻t2〜t3に示されるように、平滑リアクトルL1の電流ILが減少する。また、トランス2の2次側は、センタータップより、平滑リアクトルL1に流れる電流ILと同値の電流が流入し、I2=ILとなる。また、トランス2の2次側にも電圧は発生せず、V2=0となる。
また、この際、平滑リアクトルL1には、出力電圧Voutが印加され、図2の時刻t4〜t5に示されるように、電流ILが減少する。また、トランス2の2次側は、センタータップより、平滑リアクトルL1に流れる電流と同値の電流が流入し、I2=ILとなる。また、トランス2の2次側にも電圧は発生せず、V2=0となる。
また、半導体スイッチング素子Q1とQ4とがON、あるいは、半導体スイッチング素子Q2とQ3とがONしているときは、平滑リアクトルL1に流れる電流ILは上昇する。一方、半導体スイッチング素子Q1〜Q4のすべてがOFFの場合は、平滑リアクトルL1に流れる電流ILは減少する。
スイッチング制御部10は、図4に示すように、内部に、比較器14と、閾値200を発生させる閾値発生回路15と、を備えている。閾値発生回路15で発生された閾値200は、比較器14に入力される。また、スイッチング制御部10の比較器14には、オフセット付加回路9が出力する電圧値が入力される。この電圧値は、入力電流検出部6により検出されたトランス2の1次側の電流Iinの検出値電圧201に、オフセット電圧202を加算した値である。オフセット電圧202については後述する。比較器14は、オフセット付加回路9が出力する電圧値と閾値200とを比較する。スイッチング制御部10は、当該比較を一定周期で繰り返し行う。オフセット付加回路9が出力する電圧値が閾値200未満の場合は、上述した「出力電圧安定化制御」を行う。一方、オフセット付加回路9が出力する電圧値が閾値200と同値になった場合は、同値になったタイミングで、すべての半導体スイッチング素子Q1〜Q4をオフにする。半導体スイッチング素子Q1〜Q4をオフにすることで、図2を用いて上述したように、平滑リアクトルL1に流れる電流ILが減少する。このようにして、平滑リアクトルL1に流れる電流ILのピークを制限することにより、結果として、出力電圧Voutが低下し、電力変換装置における出力制限機能を実現することができる。出力制限を行った結果の出力電圧Voutの変化を図5に示す。図5に示すように、出力電流Ioutが定格電流を超えることをトリガとして、出力制限を開始し、当該出力制限により、出力電圧Voutが低減されていることがわかる。但し、図5の例では、出力電流Ioutが定格電流を超えたタイミングですぐに出力制限を行わずに、ヒステリシス(応差)を持たせている例を示している。しかしながら、当該ヒステリシス(応差)は設けても設けなくてもよい。
比較器14で用いられる閾値200には、低周波数での発振(サブハーモニック発振)を防ぐための、スロープ補償が実装されている。そのため、閾値200は、デューティ比によって変化する。閾値200の変化の様子を図3(1),(2)に示す。図3(1)はオフセット付加回路9によるオフセットを行わない場合で、図3(2)はオフセット付加回路9によるオフセットを行う場合を示している。図3(1),(2)に示すように、閾値200は、デューティ比によって変化し、その波形は鋸歯のような形状となっている。
図3(1),(2)は、平滑リアクトルL1の電流ILと、出力電流Ioutと、スロープ補償を考慮した出力制限のための電流検出値の閾値200と、インバータ回路1に入力される電流Iinの検出値電圧201と、検出値電圧201に対するオフセット電圧202と、閾値200の基準電位203の波形の概形を示す。横軸はすべて時間である。
図6の例では、時刻t1〜t2では、電流Iinが徐々に増加し、電流ILも徐々に増加している。また、時刻t2〜t3では、電流Iinが0になり、電流ILが徐々に減少している。同様に、時刻t3〜t4では、電流Iinが徐々に増加し、電流ILも徐々に増加している。また、時刻t4〜t5では、電流Iinが0になり、電流ILが徐々に減少している。
すなわち、図6の例では、入力電流Iinは、スイッチング波形SW3とSW6が共にONの状態のとき、または、スイッチング波形SW4とSW5が共にONの状態のときに、徐々に増加している。また、入力電流Iinは、スイッチング波形SW3とSW6のいずれか一方がOFFの状態のとき、且つ、スイッチング波形SW4とSW5のいずれか一方がOFFの状態のときに、入力電流Iinは0になる。
また、電流ILは、スイッチング波形SW3とSW6が共にONの状態のとき、または、スイッチング波形SW4とSW5が共にONの状態のときに、徐々に増加している。また、電流ILは、スイッチング波形SW3とSW6のいずれか一方がOFFの状態のとき、且つ、スイッチング波形SW4とSW5のいずれか一方がOFFの状態のときに、徐々に減少する。
出力電流Ioutは、スイッチング波形SW3〜SW6のON/OFFにかかわらず、常に一定である。
このように、図6の例では、時刻t2〜t3、および、時刻t4〜t5において、半導体スイッチング素子Q1〜Q4のすべてがOFFでないにもかかわらず、入力電流Iinが0になり、平滑リアクトルL1の電流ILは減少している。このことは、上記の図2の場合と同様の効果が図6においても得られていることを示している。
従って、本実施の形態において、図2のスイッチング波形だけでなく、例えば、図6のスイッチング波形を用いてもよいことがわかる。さらには、別のスイッチング波形を用いてもよい。但し、いずれのスイッチング波形においても、オフセット付加回路9が出力する電圧値が閾値200と同値になったタイミングで、トランス2の1次側を流れる電流Iinの値が0になるような組み合わせで1以上の半導体スイッチング素子Q1〜Q4をオフすることができることが必要であり、そのようにすることができれば、平滑リアクトルL1に流れる電流ILを低減させ、出力電圧Voutを低減させることができる。
Claims (3)
- 複数のスイッチング素子を有し、前記スイッチング素子のオン/オフの切り替えにより、入力される直流電圧から交流電圧を発生させるインバータ回路と、
一次巻線と二次巻線とを有し、前記インバータ回路により前記一次巻線の両端に印加される電圧を異なる電圧に変換して前記二次巻線に出力するトランスと、
前記トランスの前記二次巻線から出力される交流電圧を整流する整流回路と、
前記整流回路からの出力を平滑する平滑リアクトルと、
前記平滑リアクトルに流れる電流の電圧波形を平滑して出力電圧として出力する平滑コンデンサと
を備えた電力変換装置であって、
前記インバータ回路に入力される入力電流を検出する入力電流検出部と、
前記インバータ回路に印加される入力電圧を検出する入力電圧検出部と、
前記入力電圧検出部で検出された前記入力電圧に基づくオフセット電圧を求め、前記入力電流検出部で検出された前記入力電流の検出値電圧に前記オフセット電圧を加算した電圧値を出力するオフセット付加部と、
前記オフセット付加部から出力される前記電圧値と閾値とを比較し、前記電圧値が前記閾値以上になったときに、前記入力電流が0になる組み合わせで前記インバータ回路の1以上の前記スイッチング素子をオフにすることで、前記平滑リアクトルに流れる前記電流を低減させ、前記出力電圧を低下させる出力制限部と
を備えた、電力変換装置。 - 前記オフセット付加部の前記オフセット電圧は、前記入力電圧検出部で検出された前記入力電圧の1次式で表される、
請求項1の電力変換装置。 - トランスの一次巻線の両端にインバータ回路により印加される電圧を異なる電圧に変換してトランスの二次巻線に出力させる変圧ステップと、
前記トランスの前記二次巻線から出力される交流電圧を整流する整流ステップと、
前記整流ステップで整流された前記交流電圧を平滑リアクトルで平滑する第1の平滑ステップと、
前記平滑リアクトルに流れる電流の電圧波形を平滑コンデンサで平滑して出力電圧として出力する第2の平滑ステップと、
前記出力電圧を検出する出力電圧検出ステップと、
前記インバータ回路に入力される入力電流を検出する入力電流検出ステップと、
前記インバータ回路に印加される入力電圧を検出する入力電圧検出ステップと、
前記入力電圧検出ステップで検出された前記入力電圧に基づいてオフセット電圧を求め、前記入力電流検出ステップで検出された前記入力電流の検出値電圧に前記オフセット電圧を加算した電圧値を出力するオフセット付加ステップと、
前記オフセット付加ステップにより出力された前記電圧値と閾値とを比較する比較ステップと、
前記比較ステップの比較の結果、前記オフセット付加ステップにより出力された前記電圧値が前記閾値未満の場合は、前記出力電圧検出ステップで検出された前記出力電圧に基づいて、前記インバータ回路を構成するスイッチング素子のオン/オフ制御を行って、前記出力電圧が定電圧になるように制御する出力電圧安定化制御ステップと、
前記比較ステップの比較の結果、前記オフセット付加ステップにより出力された前記電圧値が前記閾値以上の場合は、前記入力電流が0になる組み合わせで前記インバータ回路の1以上の前記スイッチング素子をオフにすることで、前記平滑リアクトルに流れる前記電流を低減させ、前記出力電圧を低下させる出力制限制御ステップと
を備えた、電力変換方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015112743A JP6129240B2 (ja) | 2015-06-03 | 2015-06-03 | 電力変換装置および電力変換方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015112743A JP6129240B2 (ja) | 2015-06-03 | 2015-06-03 | 電力変換装置および電力変換方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016226225A true JP2016226225A (ja) | 2016-12-28 |
JP6129240B2 JP6129240B2 (ja) | 2017-05-17 |
Family
ID=57748769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015112743A Active JP6129240B2 (ja) | 2015-06-03 | 2015-06-03 | 電力変換装置および電力変換方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6129240B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018185962A1 (ja) * | 2017-04-03 | 2018-10-11 | 三菱電機株式会社 | 電力変換装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06217533A (ja) * | 1993-01-18 | 1994-08-05 | Fuji Electric Co Ltd | スイッチング電源装置の出力過電流検出装置 |
JP2013150490A (ja) * | 2012-01-23 | 2013-08-01 | Nippon Soken Inc | 電力変換装置 |
-
2015
- 2015-06-03 JP JP2015112743A patent/JP6129240B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06217533A (ja) * | 1993-01-18 | 1994-08-05 | Fuji Electric Co Ltd | スイッチング電源装置の出力過電流検出装置 |
JP2013150490A (ja) * | 2012-01-23 | 2013-08-01 | Nippon Soken Inc | 電力変換装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018185962A1 (ja) * | 2017-04-03 | 2018-10-11 | 三菱電機株式会社 | 電力変換装置 |
US11563368B2 (en) | 2017-04-03 | 2023-01-24 | Mitsubishi Electric Corporation | Power conversion device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6129240B2 (ja) | 2017-05-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8320144B2 (en) | Power factor correction circuit for reducing distortion of input current | |
CN108512428B (zh) | 隔离式电压转换器及其控制方法 | |
US10079545B2 (en) | Current resonant type DC voltage converter, control integrated circuit, and current resonant type DC voltage conversion method | |
US9318960B2 (en) | High efficiency and low loss AC-DC power supply circuit and control method | |
KR100806774B1 (ko) | Ac/dc 변환기 및 이를 이용한 ac/dc 변환 방법 | |
JP6050127B2 (ja) | 電力変換装置 | |
US10312800B2 (en) | AC-DC converter | |
US9287803B2 (en) | Inverter for converting direct current power into alternating current power and direct current bus voltage regulating method thereof and application using the same | |
US20150280585A1 (en) | Switching power-supply device | |
TW201725839A (zh) | 電源供應裝置 | |
JPWO2018043228A1 (ja) | スイッチング電源装置および半導体装置 | |
US8441821B2 (en) | Circuits and methods for alternating current-to-direct current conversion | |
JP5213621B2 (ja) | スイッチングレギュレータの制御回路、制御方法およびそれらを利用したスイッチングレギュレータ、充電装置 | |
US11489448B2 (en) | Isolated switching converter with high feedback accuracy and control method | |
JP5310000B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP6983289B1 (ja) | 電力変換装置 | |
JP6129240B2 (ja) | 電力変換装置および電力変換方法 | |
JP2009171752A (ja) | 電源回路 | |
JP6656341B1 (ja) | 電力変換装置 | |
JP6716994B2 (ja) | 電源回路 | |
JP2017189011A (ja) | 電力変換装置 | |
JP2020072605A (ja) | 電力変換装置 | |
JP6154349B2 (ja) | 電力変換システム | |
JP5954256B2 (ja) | 制御方法 | |
KR102356854B1 (ko) | 전압 변환 장치 및 그 제어 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170221 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170303 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170314 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170411 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6129240 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |