JP2016224326A - メモリー制御装置、画像処理装置、表示装置、及び、メモリー制御方法 - Google Patents

メモリー制御装置、画像処理装置、表示装置、及び、メモリー制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】メモリーから画像データを読み出す処理の効率を向上させる。
【解決手段】フレームメモリー27に記憶された画像データを読み出すメモリーコントローラー26と、メモリーコントローラー26がフレームメモリー27から読み出す画像データのデータサイズと、データサイズ単位に画像データを読み出す読み出し位置とを決定する制御部30とを備える。メモリーコントローラー26は、フレームメモリー27から、フレームメモリー27のライン単位に画像データを読み出し、制御部30により決定された読出量変更ラインでは、制御部30により決定された、1ラインよりも少ないデータサイズ単位に画像データを読み出す。
【選択図】図2

Description

本発明は、メモリー制御装置、画像処理装置、表示装置、及び、メモリー制御方法に関する。
従来、画像データに対して画像処理を行う場合、入力された画像データを一旦メモリーに記憶させ、メモリーから読み出した画像データに対して画像処理を施し、画像処理後の画像データを再度、メモリーに記憶させる(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、外部メモリーに格納された画像データを読み出してスケーラーにより解像度変換を行い、解像度変換後の画像データを再度外部メモリーに格納する。
特開2007−251723号公報
しかしながら、画像データを、メモリーから予め設定された一定のサイズ単位に読み出して処理する場合、データを効率よく処理することができない場合がある。例えば、画像データが書き込まれていないメモリーの領域に対して読み出し処理を行ったり、メモリーに不要なデータが記憶されていると、この不要なデータまで読み出してしまったりする場合がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、メモリーから画像データを読み出す処理の効率を向上させることができるメモリー制御装置、画像処理装置、表示装置、及び、メモリー制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のメモリー制御装置は、メモリーに記憶された画像データを読み出す読み出し部と、前記読み出し部が前記メモリーから読み出す前記画像データのデータサイズと、前記データサイズ単位に前記画像データを読み出す読み出し位置とを決定する決定部と、を備え、前記読み出し部は、第1のデータサイズ単位に前記画像データを読み出し、前記決定部により決定された前記読み出し位置では、前記決定部により決定された、前記第1のデータサイズとは異なる第2のデータサイズ単位に前記画像データを読み出すことを特徴とする。
本発明によれば、メモリーから画像データを読み出す処理の効率を向上させることができる。
また、本発明は、上記メモリー制御装置において、前記決定部は、前記メモリーが備える記憶領域のうち、予め設定されたデータサイズの前記画像データが書き込まれる記憶領域のサイズ設定と、前記画像データの予め設定された前記データサイズとに基づいて、前記第2のデータサイズと、前記読み出し位置とを決定することを特徴とする。
本発明によれば、読み出し部が不要な読み出し動作を行わないように、読み出し部が読み出す画像データのデータサイズを設定することができる。
また、本発明は、上記メモリー制御装置において、前記読み出し部は、前記第1のデータサイズとして、前記メモリーが備える記憶領域の水平方向のサイズであるライン単位に前記画像データを前記メモリーから読み出し、前記決定部により前記読み出し位置として決定されたラインでは、前記第2のデータサイズとして設定された、前記記憶領域の水平方向のサイズよりも小さいデータサイズで前記画像データを前記メモリーから読み出すことを特徴とする。
本発明によれば、読み出し部が不要な読み出し動作を行わないようにすることができる。
また、本発明は、上記メモリー制御装置において、前記メモリーに前記画像データを書き込む書き込み部を備え、前記書き込み部は、前記画像データの予め設定された前記データサイズが、前記データサイズの前記画像データを書き込む前記記憶領域のサイズよりも小さい場合に、前記記憶領域に、前記画像データが書き込まれない領域が生じるように、前記データサイズの前記画像データを前記記憶領域に書き込む、ことを特徴とする。
また、本発明の画像処理装置は、入力された画像データに対して形状補正を行う画像処理部と、前記画像処理部により形状補正された前記画像データを記憶するメモリーと、前記メモリーに対する前記画像データの書き込みと読み出しとを制御するメモリー制御部と、を備え、前記メモリー制御部は、前記メモリーに記憶された画像データを読み出す読み出し部と、前記読み出し部が前記メモリーから読み出す前記画像データのデータサイズと、前記データサイズ単位に前記画像データを読み出す読み出し位置とを決定する決定部と、を備え、前記読み出し部は、第1のデータサイズ単位に前記画像データを読み出し、前記決定部により決定された前記読み出し位置では、前記決定部により決定された、前記第1のデータサイズとは異なる第2のデータサイズ単位に前記画像データを読み出すことを特徴とする。
本発明によれば、メモリーから画像データを読み出す処理の効率を向上させることができる。
また、本発明の表示装置は、入力された画像データに対して形状補正を行う画像処理部と、前記画像処理部により形状補正された前記画像データを記憶するメモリーと、前記メモリーに対する前記画像データの書き込みと読み出しとを制御するメモリー制御部と、前記メモリー制御部の制御により読み出された前記画像データを表示させる表示部と、を備え、前記メモリー制御部は、前記メモリーに記憶された画像データを読み出す読み出し部と、前記読み出し部が前記メモリーから読み出す前記画像データのデータサイズと、前記データサイズ単位に前記画像データを読み出す読み出し位置とを決定する決定部と、を備え、前記読み出し部は、第1のデータサイズ単位に前記画像データを読み出し、前記決定部により決定された前記読み出し位置では、前記決定部により決定された、前記第1のデータサイズとは異なる第2のデータサイズ単位に前記画像データを読み出すことを特徴とする。
本発明によれば、メモリーから画像データを読み出す処理の効率を向上させることができる。
また、本発明のメモリー制御方法は、メモリーに記憶された画像データを読み出す読み出しステップと、前記読み出しステップにおいて、前記メモリーから読み出す前記画像データのデータサイズと、前記データサイズ単位に前記画像データを読み出す読み出し位置とを決定する決定ステップと、を備え、前記読み出しステップは、第1のデータサイズ単位に前記画像データを読み出し、前記決定ステップにより決定された前記読み出し位置では、前記決定ステップにより決定された、前記第1のデータサイズとは異なる第2のデータサイズ単位に前記画像データを読み出すことを特徴とする。
本発明によれば、メモリーから画像データを読み出す処理の効率を向上させることができる。
プロジェクターの構成図。 画像処理に関する処理を行う機能部の構成を示す図。 形状補正部の構成図。 1フレーム分の画像データをブロックデータに分割した状態を示す図。 フレームメモリーに、画像データが格納された状態を示す図。 メモリーコントローラーの動作を示すフローチャート。
図1は、プロジェクター1の構成図である。
表示装置としてのプロジェクター1は、パーソナルコンピューターや各種映像プレーヤー等の外部の画像供給装置3に接続され、この画像供給装置3から入力される画像データに基づく画像を対象物体に投射する装置である。画像供給装置3としては、ビデオ再生装置、DVD(Digital Versatile Disk)再生装置、テレビチューナー装置、CATV(Cable television)のセットトップボックス、ビデオゲーム装置等の映像出力装置、パーソナルコンピューター等が挙げられる。また、対象物体は、建物や物体など、一様に平らではない物体であってもよいし、スクリーンSCや、建物の壁面等の平らな投射面を有するものであってもよい。本実施形態では平面のスクリーンSCに投射する場合を例示する。
プロジェクター1は、画像供給装置3に接続するインターフェイスとして、I/F(インターフェイス)部24を備える。I/F部24には、例えば、デジタル映像信号が入力されるDVIインターフェイス、USBインターフェイス、LANインターフェイス等を用いることができる。また、I/F部24には、例えば、NTSC、PAL、SECAM等のコンポジット映像信号が入力されるS映像端子、コンポジット映像信号が入力されるRCA端子、コンポーネント映像信号が入力されるD端子等を用いることができる。さらに、I/F部24には、HDMI(登録商標)規格に準拠したHDMIコネクター等の汎用インターフェイスを用いることができる。また、I/F部24は、アナログ映像信号をデジタル画像データに変換するA/D変換回路を有し、VGA端子等のアナログ映像端子により画像供給装置3に接続される構成としてもよい。なお、I/F部24は、有線通信によって画像信号の送受信を行ってもよく、無線通信によって画像信号の送受信を行ってもよい。
プロジェクター1は、大きく分けて光学的な画像の形成を行う表示部10と、この表示部10により表示する画像を電気的に処理する画像処理系とを備える。まず、表示部10について説明する。
表示部10は、光源部11、光変調装置12及び投射光学系13を備える。
光源部11は、キセノンランプ、超高圧水銀ランプ、LED(Light Emitting Diode)等からなる光源を備える。また、光源部11は、光源が発した光を光変調装置12に導くリフレクター及び補助リフレクターを備えた構成であってもよい。また、光源部11は、投射光の光学特性を高めるためのレンズ群、偏光板、又は光源が発した光の光量を光変調装置12に至る経路上で低減させる調光素子等(いずれも図示略)を備えた構成であってもよい。
光変調装置12は、複数の画素をマトリクス状に配置した透過型の液晶パネルを備え、光源が発した光を変調する。光変調装置12は、光変調装置駆動部23によって駆動され、液晶パネルのマトリクス状に配置された各画素における光の透過率を変化させることにより画像を形成する。
投射光学系13は、投射する画像の拡大・縮小及び焦点の調整を行うズームレンズ、フォーカスの調整を行うフォーカス調整機構等を備える。投射光学系13は、光変調装置12で変調された画像光を対象物体に投射して結像させる。
表示部10には、光源駆動部22及び光変調装置駆動部23が接続される。光源駆動部22及び光変調装置駆動部23は、内部バス29に接続される。
光源駆動部22は、制御部30の制御により光源部11が備える光源を駆動する。光変調装置駆動部23は、制御部30の制御により、後述する画像処理部25から入力される画像信号に従って光変調装置12を駆動し、液晶パネルに画像を描画する。
プロジェクター1の画像処理系は、プロジェクター1を制御する制御部30を中心に構成され、その他に、記憶部54、画像処理部25、メモリーコントローラー26及びフレームメモリー27を備える。制御部30、記憶部54、画像処理部25、メモリーコントローラー26は、内部バス29に接続される。
制御部30は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えて構成される。制御部30は、CPUによって、ROMに記憶した基本制御プログラム、及び記憶部54に記憶された制御プログラムを実行することにより、プロジェクター1を制御する。また、制御部30は、記憶部54が記憶する制御プログラムを実行することにより、投射制御部31、補正制御部32及び情報設定部(決定部)33の機能を実行する。
投射制御部31は、光源駆動部22、光変調装置駆動部23及び画像処理部25を制御して、入力された画像データに基づく画像を対象物体に投射させる。
補正制御部32は、例えば、後述する入力処理部53がリモコン5や操作パネル51による形状補正処理の指示を検出して、形状補正処理の指示を示す操作データが入力された場合に、画像処理部25を制御して、形状補正処理を実行させる。
情報設定部33は、後述するメモリーコントローラー26のフレームメモリー27への書き込み動作と、フレームメモリー27からの読み出し動作とを制御する設定情報を生成して、メモリーコントローラー26の備えるレジスター261(図2参照)に記憶させる。
記憶部54は、フラッシュメモリー、EEPROM等の不揮発性のメモリーを備え、制御部30が処理するデータや制御部30が実行する制御プログラムを記憶する。
画像処理部25は、制御部30の制御に従ってI/F部24を介して入力される画像データを取得し、取得した画像データについて、画像サイズや解像度、静止画像か動画像であるか、動画像である場合にはフレームレート等の属性などを判定する。また、画像処理部25は、取得した画像データを、メモリーコントローラー26を介してフレームメモリー27に展開し、展開した画像データに対して画像処理を実行する。画像処理部25は、処理後の画像データをフレームメモリー27から読み出し、読み出した画像データに対応するR、G、Bの画像信号を生成し、光変調装置駆動部23に出力する。画像処理部25が実行する処理は、例えば、スケーリング処理、形状補正処理、輝度補正処理、形状補正処理等である。画像処理部25は、上記の複数の処理を組み合わせて実行することも勿論可能である。
画像処理部25、メモリーコントローラー26及びフレームメモリー27の詳細については、図2を参照しながら説明する。
プロジェクター1の本体には、ユーザーが操作を行うための各種スイッチ及びインジケーターランプを備えた操作パネル51が配置される。操作パネル51は、入力処理部53に接続される。入力処理部53は、制御部30の制御に従い、プロジェクター1の動作状態や設定状態に応じて操作パネル51のインジケーターランプを適宜点灯或いは点滅させる。操作パネル51のスイッチが操作されると、操作されたスイッチに対応する操作信号が入力処理部53から制御部30に出力される。入力処理部53は、内部バス29を介して制御部30に接続される。
また、プロジェクター1は、ユーザーが使用するリモコン5を有する。リモコン5は各種のボタンを備えており、これらのボタンの操作に対応して赤外線信号を送信する。プロジェクター1の本体には、リモコン5が発する赤外線信号を受光するリモコン受光部52が配置される。リモコン受光部52は、入力処理部53に接続される。リモコン受光部52は、リモコン5から受光した赤外線信号に対応した信号を入力処理部53に出力する。入力処理部53は、リモコン受光部52から入力される信号に基づいて、リモコン5における操作内容を示す操作信号を生成し、制御部30に出力する。
また、プロジェクター1は、無線通信部55を備える。無線通信部55は、図示しないアンテナやRF(Radio Frequency)回路等を備え、制御部30の制御の下、外部の装置との間で無線通信を実行する。無線通信部55は、内部バス29を介して制御部30に接続される。無線通信部55の無線通信方式は、例えば無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)、UWB(Ultra Wide Band)、赤外線通信等の近距離無線通信方式、或いは、携帯電話回線を利用した無線通信方式を採用できる。
図2は、画像処理に関わる処理を行う機能部の構成を示す図である。
画像処理に関わる処理を行う機能部には、制御部30、画像処理部25、メモリーコントローラー26及びフレームメモリー27が含まれる。これらの機能部は、画像処理装置100として機能する。また、制御部30及びメモリーコントローラー26は、書込/読出制御部(メモリー制御装置、メモリー制御部)70として機能する。
画像処理部25は、スケーラー部251、形状補正部252及び補正処理部253を備える。
スケーラー部251は、入力された画像データを、当該画像データの持つ解像度でRGBの色ごとにフレームメモリー27に書き込み、光変調装置12の備える液晶パネル(図示略)の解像度に合致した解像度の画像データに変換するスケーリング処理を行う。
形状補正部252は、フレームメモリー27から読み出された画像データに対して形状補正を行い、形状補正後の画像データをメモリーコントローラー26に出力する。フレームメモリー27は、形状補正部252により形状補正された画像データをフレームメモリー27に書き込む。本実施形態では、形状補正の一例として台形歪み補正を行うものとして説明する。
図3に、形状補正部252の構成の一例を示す。
形状補正部252は、ラインバッファー2521、転送先座標テーブル2522、座標演算部2523及び補間部2524を備える。
ラインバッファー2521は、ラインバッファーをk個(kは任意の自然数)備え、各バッファーに、フレームメモリー27から読み出された1ライン分の画像データを記憶させる。すなわち、ラインバッファー2521には、kライン分の画像データが記憶される。
転送先座標テーブル2522には、座標変換情報が登録される。座標変換情報は、形状補正処理を施す前の画像(以下、補正前画像)上の代表点について、形状補正後の画像(以下、補正後画像という)上の座標を計算し、代表点の補正前画像上の座標と、補正後画像上の座標とを対応付けた情報である。代表点は、例えば、補正前画像をL×L(Lは任意の自然数)のブロックに分割し、分割した各ブロックの格子点が選択される。
座標演算部2523は、転送先座標テーブル2522の座標変換情報を参照して、ラインバッファー2521に格納されたkライン分の画像データから、画素値を算出可能な補正後画像上の画素の座標を算出する。
例えば、座標演算部2523は、補正前画像上の4画素を選択し、選択した4画素の補正後画像上の座標を、座標変換情報を使用してそれぞれ算出する。4画素には、例えば、補正前画像上での画素位置が隣接する2×2画素が選択される。次に、座標演算部2523は、選択した4画素の補正後画像上の座標に囲まれた、座標値が整数となる補正後画像上の画素を特定する。特定された補正後画像上の画素が出力画素となる。座標演算部2523は、補正前画像上の4画素の選択を変更しながら、補正後画像上の画素を特定していく。座標演算部2523は、特定した出力画素の座標を、補正前画像上の座標に変換し、補間部2524に通知する。
補間部2524は、座標演算部2523から通知された出力画素の補正前画像上での座標における画素値を、ラインバッファー2521から読み込んだ画像データを構成する画素であって、出力画素の補正前画像上での座標の周囲に位置する画素の画素値に基づいて補間演算し算出する。
補正処理部253は、フレームメモリー27から読み出された画像データに対して、色調補正、輝度補正等の補正処理を行う。補正処理部253は、補正処理後の画像データに対応するR,G,Bの画像信号を生成して光変調装置駆動部23に出力する。
メモリーコントローラー26は、レジスター261を備え、レジスター261の記憶する設定情報に従って、フレームメモリー27への画像データの書き込み、及びフレームメモリー27からの画像データの読み出しを行う。設定情報は、制御部30の情報設定部33により生成され、レジスター261に記憶される。
レジスター261の記憶する設定情報には、画像データのフレームメモリー27への書き込みの際に、メモリーコントローラー26により使用される書込設定情報と、フレームメモリー27からの画像データの読み出しの際に、メモリーコントローラー26により使用される読出設定情報とが含まれる。
書込設定情報は、フレームメモリー27の記憶領域のうち、ブロックデータが書き込まれる記憶領域のサイズ(縦、横のサイズ)を設定した情報である。ブロックデータは、1フレーム分の画像データを一定のサイズで分割したデータである。ブロックデータについては、図4を参照しながら説明する。
本実施形態は、フレームメモリー27の記憶領域を複数に分割し、分割した各記憶領域(以下、分割領域という)に、ブロックデータをそれぞれ書き込む。
ブロックデータのサイズと、分割領域のサイズとが一致しない場合、すなわち、ブロックデータのサイズが、分割領域のサイズよりも小さい場合、分割領域の一部に、データが書き込まれない領域が生じる。メモリーコントローラー26は、データが書き込まれない領域に、次のブロックデータを書き込むことなく、次のブロックデータは、次のブロックデータを書き込むために用意された分割領域に書き込んでいく。
図4は、1フレーム分の画像データをブロックデータに分割した状態を示す図である。
図4に示す例では、画像データは、第1ブロックデータ〜第NブロックデータまでのN個(Nは任意の自然数)のブロックデータに分割される。また、各ブロックデータのサイズは、横幅が、画像データの横幅(横方向の画素数)と同一であり、縦幅が、画像データをkライン単位で分割したサイズとする。ブロックデータの縦幅は、形状補正部252の備えるラインバッファー2521の個数と同数である。すなわち、ラインバッファー2521には、kライン分の画像データであるブロックデータが記憶される。
各ブロックデータは、複数の子ブロックデータに分割される。図4に示す例では、各ブロックデータは、W個(Wは任意の自然数)の子ブロックデータに分割される。子ブロックデータは、縦k画素、横n画素(nは任意の自然数)のデータである。
図4には、第1ブロックデータに属する子ブロックデータを、子ブロックデータ1_1,1_2,・・・,1_Wと表記し、第2ブロックデータに属する子ブロックデータを、子ブロックデータ2_1,2_2,・・・,2_Wと表記する。また、第Nブロックデータに属する子ブロックデータを、子ブロックデータN_1,N_2,・・・,N_Wと表記する。なお、図4には、子ブロックデータを「子ブロック」と省略して示す。
子ブロックデータは、形状補正部252が形状補正を行う処理単位であり、形状補正部252は、子ブロックデータの単位で画像データをメモリーコントローラー26に出力する。メモリーコントローラー26は、形状補正部252から子ブロックデータが入力されると、入力された子ブロックデータ単位に、画像データをフレームメモリー27に書き込んでいく。なお、ブロックデータ及び子ブロックデータのサイズは任意であり、これに限定されるものではない。例えば、図4には、画像データを、kライン単位に分割した例を示したが、k列単位に分割してもよい。
読出設定情報は、フレームメモリー27から画像データをラインごとに読み出す場合に、フレームメモリー27の各ラインで読み出す画像データのデータサイズを設定した情報である。
上述したように、ブロックデータのサイズが、フレームメモリー27の分割領域のサイズよりも小さい場合、分割領域の一部に、画像データが書き込まれない記憶領域ができる。この画像データが書き込まれない記憶領域に対してメモリーコントローラー26が読み出し動作を行うと、不必要な処理を行うことになり、処理効率が低下する。また、メモリーコントローラー26が、データが書き込まれない領域のデータを読み出すと、消去されていない、以前に書き込まれた画像データが読み出される可能性もあり、処理の効率を低下させてしまう。
このため、情報設定部33は、ブロックデータのサイズと、フレームメモリー27の分割領域のサイズとに基づいて、画像データが書き込まれない記憶領域のサイズを判定する。また、情報設定部33は、この画像データが書き込まれない記憶領域が出現するフレームメモリー27のライン(以下、読出量変更ラインと呼ぶ。読み出し位置に相当する)を特定する。また、情報設定部33は、フレームメモリー27の1ライン分のデータサイズから画像データが書き込まれない記憶領域のサイズを減算して、読出量変更ラインにおいて読み出される画像データのデータサイズ(第2のデータサイズ)を算出する。情報設定部33は、特定した読出量変更ラインと、この読出量変更ラインにおいて読み出し可能な画像データのデータサイズとを読出設定情報としてレジスター261に記憶させる。
また、ブロックデータのサイズが、フレームメモリー27の分割領域のサイズよりも1ライン分以上小さい場合、kラインを有する分割領域の最終ライン(kライン)には、画像データが書き込まれず、k−1ラインが読出量変更ラインとなる場合もある。このような場合、情報設定部33は、分割領域のk−1ラインを読出量変更ラインに設定し、kラインは、画像データの読み出しを行わない(飛ばす)ラインに設定する。
メモリーコントローラー26は、フレームメモリー27から画像データを読み出す処理を行う場合に、情報設定部33により設定された読出設定情報に基づいて処理を行う。メモリーコントローラー26は、読出設定情報に設定された、フレームメモリー27の読出量変更ラインでは、読出設定情報にて設定されたデータサイズで画像データを読み出す。また、メモリーコントローラー26は、読出量変更ライン以外のラインでは1ライン分の画像データ(第1のデータサイズ)を読み出す。
図5は、フレームメモリー27に、画像データが格納された状態を示す図である。
フレームメモリー27の記憶領域は、kラインごとに分割されて、第1分割領域から第N分割領域までのN個(Nは任意の自然数)の記憶領域に分割される。
第1分割領域には、第1ブロックデータが書き込まれる。第1ブロックデータは、画像データの第1ライン〜第kラインまでのデータである。メモリーコントローラー26には、形状補正部252から、子ブロックデータ1_1,1_2,・・・,1_W単位にデータが入力される。メモリーコントローラー26は、入力された第1ブロックデータを構成する子ブロックデータを、フレームメモリー27の第1分割領域に書き込んでいく。しかし、第1ブロックデータのデータサイズが、第1分割領域のサイズよりも小さいため、図5に示す例では、子ブロックデータ4つ分の記憶領域(図5に示す網かけの領域)は、画像データが書き込まれない記憶領域となる。
図6は、メモリーコントローラー26の動作を示すフローチャートである。
メモリーコントローラー26は、画像データの書き込み要求が制御部30から入力されると(ステップS1/YES)、形状補正部252から入力される画像データをフレームメモリー27に書き込む書込処理を開始する(ステップS2)。また、メモリーコントローラー26は、制御部30から書き込み要求を入力していない場合(ステップS1/NO)、ステップS9の処理に移行する。ステップS9の処理については後述する。
形状補正部252は、画像データに対する処理を開始すると、フレームメモリー27からライン単位に読み出された画像データを、k個のラインバッファー2521にそれぞれ記憶させる。図4に示す画像データの例では、まず、子ブロックデータ1_1,1_2,・・・,1_Wがフレームメモリー27から読み出され、k個のラインバッファー2521に記憶される。
形状補正部252は、ラインバッファーに記憶された子ブロックデータ1_1,1_2,・・・,1_Wのブロックデータに対して台形歪み補正等の形状補正を行い、補正後の子ブロックデータ1_1,1_2,・・・,1_Wをメモリーコントローラー26に出力する。形状補正部252は、形状補正が終了した子ブロックデータから順に、メモリーコントローラー26に出力する。形状補正部252は、処理が終了した子ブロックデータからメモリーコントローラー26に出力するので、例えば、子ブロックデータ1_2と、子ブロックデータ1_3とが入力された後に、子ブロックデータ1_1が入力される場合もある。
メモリーコントローラー26は、書込処理を開始すると(ステップS2)、レジスター261に記憶した書込設定情報を参照して、ブロックデータを書き込む記憶領域のサイズを取得する。次に、メモリーコントローラー26は、取得した記憶領域のサイズに基づいて、ブロックデータを書き込む分割領域の設定を行う(ステップS3)。メモリーコントローラー26は、フレームメモリー27に、画像データの最初のブロックデータ(第1ブロックデータ)を書き込む場合には、フレームメモリー27の左上部を基準にして、書込設定情報により設定されたサイズの記憶領域を第1分割領域に設定する。
次に、メモリーコントローラー26は、子ブロックデータが形状補正部252から入力されたか否かを判定する(ステップS4)。メモリーコントローラー26は、形状補正部252から子ブロックデータが入力されない場合(ステップS4/NO)、子ブロックデータが入力されるまで処理を待機する。メモリーコントローラー26は、子ブロックデータが入力されると(ステップS4/YES)、入力された子ブロックデータの画素情報を参照して、この子ブロックデータを書き込む、分割領域内での書き込み位置(アドレス)を判定する(ステップS5)。子ブロックデータには、子ブロックデータを構成する各画素の画素情報が含まれる。画素情報には、各画素の画像データの全体での画素位置を示す画素位置情報と、各画素の画素値とが含まれる。メモリーコントローラー26は、例えば、子ブロックデータ1_1が入力される前に、子ブロックデータ1_2を入力した場合には、子ブロックデータ1_1を書き込むスペースを開けて、子ブロックデータ1_2をフレームメモリー27の第1分割領域に書き込んでいく(ステップS6)。次に、メモリーコントローラー26は、ブロックデータの書き込みが完了したか否かを判定し(ステップS7)、ブロックデータの書き込みが完了していない場合(ステップS7/NO)、ステップS4〜S7の処理を、ブロックデータの書き込みが完了するまで繰り返す。例えば、図4に示す第1ブロックデータをフレームメモリー27に書き込む場合、メモリーコントローラー26は、図4に示す、子ブロックデータ1_1,1_2,・・・,1_Wの書き込みが完了するまで、ステップS4〜S7の処理を繰り返す。
ブロックデータの書き込みが完了すると(ステップS7/YES)、メモリーコントローラー26は、1フレーム分の画像データをフレームメモリー27に書き込んだか否かを判定する(ステップS8)。否定判定の場合(ステップS8/NO)、メモリーコントローラー26は、次のブロックデータを書き込む分割領域を設定して(ステップS3)、ステップS4〜S7の処理を繰り返す。
メモリーコントローラー26は、第1ブロックデータの分割領域への書き込みが完了すると、形状補正部252から入力される次の第2ブロックデータを、第2分割領域に書き込んでいく。この際、第1分割領域には、図5に示すように、第1ブロックデータが書き込まれない記憶領域ができるが、メモリーコントローラー26は、第2ブロックデータを、この第1ブロックデータが書き込まれない記憶領域に詰めて書き込むことは行わない。
メモリーコントローラー26は、同様にして、第2ブロックデータ〜第Nブロックデータをフレームメモリー27の各分割領域に書き込んでいく。
また、ステップS8の判定が肯定判定の場合(ステップS8/YES)、メモリーコントローラー26は、読み出し要求が制御部30から入力されたか否かを判定する(ステップS9)。読み出し要求が入力されていない場合(ステップS9/NO)、メモリーコントローラー26は、ステップS1の処理に移行する。また、読み出し要求が制御部30から入力された場合(ステップS9/YES)、メモリーコントローラー26は、まず、読出設定情報を参照して、フレームメモリー27から画像データを1ライン分読み出さない、読出量変更ラインと、この読出量変更ラインにおいて読み出し可能な画像データのデータサイズとを取得する(ステップS10)。次に、メモリーコントローラー26は、フレームメモリー27にアクセスして、画像データを読み出す読出処理を開始する(ステップS11)。メモリーコントローラー26は、まず、画像データを読み出すフレームメモリー27の対象ラインが、読出量変更ラインに該当するか否かを判定する(ステップS12)。肯定判定の場合(ステップS12/YES)、メモリーコントローラー26は、ステップS10において取得したデータサイズの画像データを、フレームメモリー27の読出量変更ラインから読み出す(ステップS14)。また、否定判定の場合(ステップS12/NO)、メモリーコントローラー26は、1ライン分の画像データをフレームメモリー27から読み出す(ステップS13)。メモリーコントローラー26により読み出された画像データは、補正処理部253に出力され、補正処理部253にて、輝度補正処理、形状補正処理等の補正処理が行われる。
メモリーコントローラー26は、1ラインに対する読出処理が完了するごとに、1フレーム分の画像データの読み出しが完了したか否かを判定する(ステップS15)。1フレーム分の画像データの読み出しが完了していない場合(ステップS15/NO)、ステップS12からの処理を繰り返す。また、1フレーム分の画像データの読み出しが完了した場合(ステップS15/YES)、メモリーコントローラー26は、この処理を終了させる。
以上、詳細に説明したように本実施形態の書込/読出制御部70は、メモリーコントローラー26と、制御部30とを備える。メモリーコントローラー26は、フレームメモリー27に記憶された画像データを読み出す読出処理を行う。制御部30は、メモリーコントローラー26の読出処理において、フレームメモリー27からライン単位に画像データを読み出さない読出量変更ラインと、この読出量変更ラインにおいて読み出す画像データのデータサイズとを読出設定情報として設定する。メモリーコントローラー26は、フレームメモリー27からライン単位に画像データを読み出し、制御部30により決定された読出量変更ラインでは、制御部30により決定された、1ライン分のデータサイズとは異なるデータサイズで画像データを読み出す。従って、フレームメモリー27から画像データを読み出す処理の効率を向上させることができる。
また、制御部30は、フレームメモリー27が備える記憶領域のうち、予め設定されたデータサイズの画像データであるブロックデータが書き込まれる分割領域のサイズ設定と、ブロックデータのデータサイズとに基づいて、読出量変更ラインと、この読出量変更ラインにおいて読み出す画像データのデータサイズとを決定する。従って、メモリーコントローラー26が不要な読み出し動作を行わないように、メモリーコントローラー26が読み出す画像データのデータサイズを設定することができる。
また、メモリーコントローラー26は、第1のデータサイズとして、フレームメモリー27が備える記憶領域の水平方向のサイズであるライン単位に画像データを読み出す。また、制御部30により決定された読出量変更ラインでは、第2のデータサイズとして設定された、記憶領域の水平方向のサイズよりも小さいデータサイズで画像データを読み出す。従って、メモリーコントローラー26が不要な読み出し動作を行わないようにすることができる。
なお、上述した各実施形態は本発明を適用した具体的態様の例に過ぎず、本発明を限定するものではなく、上記実施形態とは異なる態様として本発明を適用することも可能である。
例えば、メモリーコントローラー26がフレームメモリー27から読み出す画像データのデータサイズを変更することもできる。例えば、読出量変更ライン以外のラインでは、フレームメモリー27から画像データを1ラインの半分のサイズで読み出し、読出量変更ラインでは1ラインの半分のサイズよりも小さいサイズで画像データを読み出すこともできる。
また、上述した実施形態では、スケーラー部251により、画像データのデータサイズを液晶パネルのパネルサイズに一致させる処理を行ったが、メモリーコントローラー26がフレームメモリー27に書き込む画像データのサイズは、液晶パネルのパネルサイズと同一である必要はない。
また、上述した実施形態では、形状補正部252による形状補正後の画像データをフレームメモリー27に書き込む場合、及びフレームメモリー27から読み出す場合を例に説明したが、このような場合には限定されない。例えば、I/F部24から画像処理部25に入力される画像データや、スケーラー部251による処理後の画像データを対象として、上述した図6に示すフローチャートに従って処理を行ってもよい。
また、上記実施形態では、形状補正の一例として、台形歪み補正(キーストーン補正)を行う例を示して説明したが、本発明はこれに限定されず、樽型歪み補正(糸巻き型歪み補正)を行う場合にも適用可能である。
また、上記実施形態では、光源が発した光を変調する光変調装置12として、RGBの各色に対応した3枚の透過型の液晶パネルを用いた構成を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、3枚の反射型液晶パネルを用いた構成としてもよいし、1枚の液晶パネルとカラーホイールを組み合わせた方式を用いてもよい。或いは、3枚のデジタルミラーデバイス(DMD)を用いた方式、1枚のデジタルミラーデバイスとカラーホイールを組み合わせたDMD方式等により構成してもよい。光変調装置12として1枚のみの液晶パネルまたはDMDを用いる場合には、クロスダイクロイックプリズム等の合成光学系に相当する部材は不要である。また、液晶パネルおよびDMD以外にも、光源が発した光を変調可能な光変調装置であれば問題なく採用できる。
また、上記実施形態では、画像処理装置を搭載した装置として、スクリーンSCの前方から投射するフロントプロジェクション型のプロジェクター1を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、スクリーンSCの背面側から投射するリアプロジェクション(背面投射)型のプロジェクターを表示装置として採用できる。また、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、プラズマディスプレイ、CRT(陰極線管)ディスプレイ、SED(Surface-conduction Electron-emitter Display)等を表示装置として用いることができる。
また、図1〜図3に示した各機能部は機能的構成を示すものであって、具体的な実装形態は特に制限されない。つまり、必ずしも各機能部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサーがプログラムを実行することで複数の機能部の機能を実現する構成とすることも勿論可能である。また、上記実施形態においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアで実現してもよく、あるいは、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。その他、プロジェクター1の他の各部の具体的な細部構成についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変更可能である。
1…プロジェクター(表示装置)、10…表示部、11…光源部、12…光変調装置、13…投射光学系、22…光源駆動部、23…光変調装置駆動部、25…画像処理部、26…メモリーコントローラー(読み出し部、書き込み部)、27…フレームメモリー(メモリー)、30…制御部(決定部)、31…投射制御部、32…補正制御部、33…情報設定部、51…操作パネル、52…リモコン受光部、53…入力処理部、54…記憶部、55…無線通信部、70…書込/読出制御部(メモリー制御装置、メモリー制御部)、100…画像処理装置、2521…ラインバッファー、2522…転送先座標テーブル、2523…座標演算部、2524…補間部、SC…スクリーン。

Claims (7)

  1. メモリーに記憶された画像データを読み出す読み出し部と、
    前記読み出し部が前記メモリーから読み出す前記画像データのデータサイズと、前記データサイズ単位に前記画像データを読み出す読み出し位置とを決定する決定部と、を備え、
    前記読み出し部は、第1のデータサイズ単位に前記画像データを読み出し、前記決定部により決定された前記読み出し位置では、前記決定部により決定された、前記第1のデータサイズとは異なる第2のデータサイズ単位に前記画像データを読み出す、ことを特徴とするメモリー制御装置。
  2. 前記決定部は、前記メモリーが備える記憶領域のうち、予め設定されたデータサイズの前記画像データが書き込まれる記憶領域のサイズ設定と、前記画像データの予め設定された前記データサイズとに基づいて、前記第2のデータサイズと、前記読み出し位置とを決定する、ことを特徴とする請求項1記載のメモリー制御装置。
  3. 前記読み出し部は、前記第1のデータサイズとして、前記メモリーが備える記憶領域の水平方向のサイズであるライン単位に前記画像データを前記メモリーから読み出し、
    前記決定部により前記読み出し位置として決定されたラインでは、前記第2のデータサイズとして設定された、前記記憶領域の水平方向のサイズよりも小さいデータサイズで前記画像データを前記メモリーから読み出す、ことを特徴とする請求項1又は2記載のメモリー制御装置。
  4. 前記メモリーに前記画像データを書き込む書き込み部を備え、
    前記書き込み部は、前記画像データの予め設定された前記データサイズが、前記データサイズの前記画像データを書き込む前記記憶領域のサイズよりも小さい場合に、前記記憶領域に、前記画像データが書き込まれない領域が生じるように、前記データサイズの前記画像データを前記記憶領域に書き込む、ことを特徴とする請求項2記載のメモリー制御装置。
  5. 入力された画像データに対して形状補正を行う画像処理部と、
    前記画像処理部により形状補正された前記画像データを記憶するメモリーと、
    前記メモリーに対する前記画像データの書き込みと読み出しとを制御するメモリー制御部と、を備え、
    前記メモリー制御部は、前記メモリーに記憶された画像データを読み出す読み出し部と、
    前記読み出し部が前記メモリーから読み出す前記画像データのデータサイズと、前記データサイズ単位に前記画像データを読み出す読み出し位置とを決定する決定部と、を備え、
    前記読み出し部は、第1のデータサイズ単位に前記画像データを読み出し、前記決定部により決定された前記読み出し位置では、前記決定部により決定された、前記第1のデータサイズとは異なる第2のデータサイズ単位に前記画像データを読み出す、ことを特徴とする画像処理装置。
  6. 入力された画像データに対して形状補正を行う画像処理部と、
    前記画像処理部により形状補正された前記画像データを記憶するメモリーと、
    前記メモリーに対する前記画像データの書き込みと読み出しとを制御するメモリー制御部と、
    前記メモリー制御部の制御により読み出された前記画像データを表示させる表示部と、を備え、
    前記メモリー制御部は、前記メモリーに記憶された画像データを読み出す読み出し部と、
    前記読み出し部が前記メモリーから読み出す前記画像データのデータサイズと、前記データサイズ単位に前記画像データを読み出す読み出し位置とを決定する決定部と、を備え、
    前記読み出し部は、第1のデータサイズ単位に前記画像データを読み出し、前記決定部により決定された前記読み出し位置では、前記決定部により決定された、前記第1のデータサイズとは異なる第2のデータサイズ単位に前記画像データを読み出す、ことを特徴とする表示装置。
  7. メモリーに記憶された画像データを読み出す読み出しステップと、
    前記読み出しステップにおいて、前記メモリーから読み出す前記画像データのデータサイズと、前記データサイズ単位に前記画像データを読み出す読み出し位置とを決定する決定ステップと、を備え、
    前記読み出しステップは、第1のデータサイズ単位に前記画像データを読み出し、前記決定ステップにより決定された前記読み出し位置では、前記決定ステップにより決定された、前記第1のデータサイズとは異なる第2のデータサイズ単位に前記画像データを読み出す、ことを特徴とするメモリー制御方法。
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