JP2016223877A - バランス修正方法 - Google Patents

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治 前田
貴裕 貞光
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貴裕 貞光
雄一郎 早瀬
Yuichiro Hayase
雄一郎 早瀬
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Abstract

【課題】締結部材により回転軸に締結された回転体のアンバランス修正時にレーザ光照射にて発生する熱により締結部材が緩むことを防止する。
【解決手段】まず、コンプレッサインペラ202(回転体)のアンバランス位相を検出する。次に、コンプレッサインペラ202を回転させた状態で、インペラナット221(締結部材)にレーザ光を照射してインペラナット221とシャフト212(回転軸)とを点溶接した後に、インペラナット221にレーザ光を照射した当該インペラナット221の一部を除去することによりアンバランスを修正する。このようにインペラナット221をシャフト212に点溶接した後に、レーザ光照射によるアンバランス修正を行うことにより、アンバランス修正時に発生する熱によって締結部材が緩むことを防止することができる。
【選択図】図7

Description

本発明は、ターボチャージャのコンプレッサインペラなどの回転体のアンバランスを修正するバランス修正方法に関する。
回転体のアンバランスを修正する技術として、コンプレッサインペラを回転させた状態でインペラナットにレーザ光を照射して当該インペラナットの一部を切削(除去)することにより、コンプレッサインペラのアンバランスを修正(調整)するものがある(例えば特許文献1参照)。
特開2010−203803号公報 特開2011−112514号公報
ところで、インペラナット(締結部材)にレーザ光を照射してアンバランスを修正する場合、レーザ光照射にて発生する熱によりインペラナットが熱膨張し、インペラナットが緩むおそれがある。
本発明はそのような実情を考慮してなされたもので、締結部材によって回転軸に締結された回転体のアンバランス修正時にレーザ光照射にて発生する熱によって締結部材が緩むことを防止することが可能なバランス修正方法を提供することを目的とする。
本発明は、締結部材によって回転軸に締結された回転体のアンバランスを修正するバランス修正方法であって、前記回転体のアンバランス位相を検出し、前記回転体を回転させた状態で、前記締結部材に前記アンバランス位相でレーザ光を照射して前記締結部材と回転体とを点溶接した後に、前記締結部材に前記アンバランス位相でレーザ光を照射して当該締結部材の一部を除去することにより、前記回転体のアンバランスを修正することを特徴としている。
本発明によれば、レーザ光照射により締結部材と回転軸とを点溶接した後に、締結部材にレーザ光を照射して回転体のアンバランスを修正しているので、アンバランス修正時に発生する熱によって締結部材が緩むことを防止することができる。しかも、アンバランス位相でのレーザ光照射により締結部材の点溶接を行っているので、その点溶接工程時にアンバランス位置の質量が除去される。これにより、次工程で行うアンバランス修正工程時における質量除去量を低減することが可能になる。
本発明のバランス修正方法によれば、締結部材によって回転軸に締結された回転体のアンバランス修正時にレーザ光照射にて発生する熱によって締結部材が緩むことを防止することができる。
バランス修正装置の一例の概略構成を示す正面図である。 図1のバランス修正装置の側面図である。 ターボチャージャのコンプレッサインペラの側面図である。 コンプレッサインペラの部分拡大図である。 バランス修正の一例を示すフローチャートである。 バランス修正の一例を示すタイミングチャートである。 点溶接工程時及びアンバランス修正工程時におけるコンプレッサインペラの部分拡大図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
−ターボチャージャ−
まず、バランス修正を行うターボチャージャ200の一例について図1〜図4を参照して説明する。
この例のターボチャージャ200は、タービンホイール(例えば、インコネル(登録商標)製)201、及び、コンプレッサインペラ(例えば、アルミニウム合金製)202などを備えており、そのタービンホイール201に一体形成されたシャフト212(図4参照)の端部にコンプレッサインペラ202が連結されている。タービンホイール201はタービンハウジング210内に収容されており、コンプレッサインペラ202はコンプレッサハウジング220内に収容されている。タービンハウジング210には、タービンホイール201を回転駆動する流体を流す流路(スクロール)が形成されている。
上記シャフト212を支持するベアリング(図示せず)はセンターハウジング230内に収容されており、このセンターハウジング230の両側に上記タービンハウジング210とコンプレッサハウジング220とが取り付けられている。
図3及び図4に示すように、シャフト212には、コンプレッサインペラ202側の先端部に雄ねじ212aが形成されている。このシャフト212の先端部にコンプレッサインペラ202が挿入されており、当該シャフト212の先端部の雄ねじ212aにねじ込まれたインペラナット221によってコンプレッサインペラ202がシャフト212に締結されている。
−バランス修正装置−
本実施形態のバランス修正装置100は、図1及び図2に示すように、コンプレッサ側のレーザ発振器1、タービン側のレーザ発振器2、駆動エア供給装置3、回転センサ4、加速度センサ5、架台6、及び、演算制御装置7などを備えている。
架台6は、ターボチャージャ200を着脱自在に支持することができる。架台6にターボチャージャ200を支持した状態で、当該ターボチャージャ200の回転中心(タービンホイール201の回転中心)が水平方向に沿うようになっている。
コンプレッサ側のレーザ発振器1(以下、C側レーザ発振器1ともいう)は、例えばパルス発振が可能な半導体レーザであって、光軸が水平方向(コンプレッサインペラ202の回転軸と平行な方向)に沿うように配置されている。C側レーザ発振器1は、架台6に取り付けられたターボチャージャ200のコンプレッサインペラ202のインペラナット221に、当該コンプレッサインペラ202の回転軸方向からパルスレーザ光(以下、単に「レーザ光」ともいう)を照射することができる。このレーザ光照射により、後述するインペラナット221の点溶接を行うことができ、また、インペラナット221の一部を除去することができる。C側レーザ発振器1の駆動は演算制御装置7にて制御される。
タービン側のレーザ発振器2(以下、T側レーザ発振器2ともいう)も、例えばパルス発振が可能な半導体レーザであって、光軸が水平方向(タービンホイール201の回転軸と平行な方向)に沿うように配置されている。T側レーザ発振器2は、架台6に取り付けられたターボチャージャ200のタービンホイール(回転体)201のホイールボス211に、当該タービンホイール201の回転軸方向からレーザ光を照射することができる。このレーザ光照射によりホイールボス211の一部を除去することができる。T側レーザ発振器2の駆動は演算制御装置7にて制御される。
駆動エア供給装置3は、エア供給源31及びエアダクト32などを備えている。エアダクト32はタービンハウジン210のスクロール入口に接続されており、エア供給源31からの駆動エアをタービンハウジン210のスクロールに供給することができる。駆動エアをスクロールに供給することにより、駆動エアがタービンホイール201を流れて当該タービンホイール201が回転する。タービンホイール201の回転速度(回転数)は、エア供給源31が出力する駆動エアの流量(タービンホイール201に流す駆動エアの流量)を調整することにより可変に設定することができる。エア供給源31が出力する駆動エアの流量は演算制御装置7によって制御される。
回転センサ4は、架台6に装着されたターボチャージャ200のコンプレッサインペラ202の近傍に配置され、そのコンプレッサインペラ202の基準位置からの位相(回転角)を検出する。回転センサ4の出力信号から、コンプレッサインペラ202の回転角(ターボ回転角)及び回転速度(ターボ回転数)を計測することができる。回転センサ4の出力信号は演算制御装置7に入力される。回転センサ4としては、磁気センサや光センサなどの各種のものを適用することができる。
なお、上記基準位置は、例えば、コンプレッサインペラ202へのペイント塗布、シール貼着、切欠き加工などの処理によって設定される。また、回転センサ4にて検出される回転角は、基準位置(=0度)からコンプレッサインペラ202(タービンホイール201)が1回転することで0度〜360度まで変化する。
加速度センサ5は、ターボチャージャ200を支持する架台6に取り付けられている。加速度センサ5は、ターボチャージャ200が回転している状態のときの架台6の振動(ターボチャージャ200の振動)を検出する。加速度センサ5の出力信号は演算制御装置7に入力される。
演算制御装置7は、例えば、パーソナルコンピュータであって、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、バックアップRAM、及び、入出力インターフェースなどを備えている。
CPUは、ROMに記憶された各種制御プログラムやマップなどに基づいて演算処理を実行する。ROMには、各種制御プログラムや、それら各種制御プログラムを実行する際に参照されるマップなどが記憶されている。RAMは、CPUによる演算結果などを一時的に記憶するメモリである。バックアップRAMは、演算制御装置7をオフする際に保存すべきデータなどを記憶する不揮発性のメモリである。
演算制御装置7の入出力インターフェースには、2台のレーザ発振器1,2、駆動エア供給源3、回転センサ4、及び、加速度センサ5などが接続されている。
−バランス修正−
バランス修正処理を説明する前に、インペラナット221やタービンホイール頭部201aへのレーザ光照射について説明する。
本実施形態では、アンバランス修正時等において、回転センサ4の出力信号に基づいてC側レーザ発振器1の出力タイミング(レーザ光の照射タイミング)を制御する。
具体的には、コンプレッサインペラ202(インペラナット221)が回転しているときには、後述するアンバランス位置が回転するので、そのアンバランス位置は所定時間ごとにC側レーザ発振器1の光軸上(レーザ光照射位置)を通過する。したがって、そのアンバランス位置がレーザ光照射位置にあるときにパルスレーザ光が照射されるように(アンバランス位相でレーザ光が照射されるように)、C側レーザ発振器1を制御することにより、アンバランス位置(アンバランス位相)の質量を除去することができる。
また、同様に、T側レーザ発振器2についても、タービンホイール201のアンバランス位相でレーザ光が照射されるように、T側レーザ発振器2を制御することにより、アンバランス位置(アンバランス位相)の質量を除去することができる。
なお、上記アンバランス位置への1パルスのレーザ光照射による除去量は、インペラナット221やホイールボス211の各材質及びレーザ発振器1のレーザ出力(エネルギ)によって決まる。通常、アンバランス位置への1回(1パルス)のレーザ光照射による除去量では、アンバランス量(質量除去量)を満足することができないため、コンプレッサインペラ202とタービンホイール201の回転過程において、アンバランス位置がレーザ発振器1,2の各光軸上に位置するごとに、パルスレーザ光照射を繰り返して行う(連続パルス照射:図6参照)。
次に、上記したバランス修正装置100を用いてバランス修正を行う場合の一例について、図5のフローチャート及び図6のタイミングチャートを参照して説明する。図5の制御ルーチンは演算制御装置7において実行される。
まず、バランス修正を行う前の処理として、図1に示すように、バランス修正装置100の架台6に、バランス修正対象であるターボチャージャ200を取り付けておく。また、コンプレッサインペラ202のインペラナット221にレーザ光が照射されるようにC側レーザ発振器1の位置を調整するとともに、タービンホイール201のホイールボス211にレーザ光が照射されるようにT側レーザ発振器2の位置を調整しておく。
以上のセッティングが終了した後にバランス修正を開始する。バランス修正が開始されると、ステップST101においてトラッキング計測を行う。具体的には、駆動エア供給装置3を制御し、エアドライブにてタービンホイール201を回転させ、そのターボ回転数を最大回転数(max回転数)まで一定の回転速度で上昇させる。このターボ回転数の上昇中において回転センサ4の出力信号及び加速度センサ5の出力信号を採取し、その採取した回転角データ及び加速度データ(振動データ)に基づいて、振動の振幅(最大値)及び基準位置に対する振動位相を計測する。
ステップST102では、ターボ回転数をアンバランス修正回転数Nubに維持した状態でC側レーザ発振器1を制御し、インペラナット221の任意の位相位置に1パルスのレーザ光を照射してC側感度確認除去を行う(図6参照)。
ステップST103では、上記したステップST101と同様にしてトラッキング計測を行って、コンプレッサインペラ202側(以下、C側ともいう)の振幅(最大値)及び基準位置に対する振動位相を計測する。さらに、上記ステップST101の処理で得られた振動位相と、このステップST103の処理で得られた振動位相との差(C側感度確認除去前後の振動位相の変化)からC側のアンバランス位相(アンバランス位置)を算出する。
ステップST104では、ターボ回転数をアンバランス修正回転数Nubに維持した状態でT側レーザ発振器2を制御し、ホイールボス211の任意の位相位置に1パルスのレーザ光を照射してT側感度確認除去を行う(図6参照)。
ステップST105では、上記したステップST101と同様にしてトラッキング計測を行って、タービンホイール201側(以下、T側ともいう)の振動位相を計測し、その振動位相を用いて、上記ステップST103と同様な処理により、T側のアランバランス位相(アンバランス位置)を算出する。
ステップST106では、ターボ回転数をアンバランス修正回転数Nubに維持した状態でC側レーザ発振器1を制御し、図7(A)に示すように、インペラナット221の雄ねじ212a近傍位置に、アンバランス位相で1パルスのレーザ光を照射して、インペラナット221とシャフト212とを点溶接する(インペラナット点溶接)。このインペラナット点溶接時のレーザ光照射により、インペラナット221の一部がスパッタされて質量が除去される。
ステップST107では、上記したステップST101と同様にしてトラッキング計測を行い、上記ステップST103と同様な処理により、T側のアランバランス位相を修正する。
ステップST108では、第1回目の[C,T側アンバランス修正(1)]を行う。具体的には、ターボ回転数をアンバランス修正回転数Nubに維持した状態でC側レーザ発振器1を制御し、図7(B)に示すように、インペラナット221にパルスレーザ光をアンバランス位相で照射(連続パルス照射:図6参照)して、アンバランス位置(アンバランス除去部)の質量を除去する(C側アンバランス修正)。なお、アンバランス除去部は点溶接部よりも外側(インペラナット221の半径方向の外側)の位置とする。
また、このようなC側アンバランス修正と並行してT側アンバランス修正を行う。具体的に、T側レーザ発振器2を制御し、ホイールボス211にパルスレーザ光をアンバランス位相で照射(連続パルス照射:図6参照)して、アンバランス位置の質量を除去する。この第1回目の[C,T側アンバランス修正(1)]が終了した後にステップST109に進む。
ステップST109では、上記したステップST101と同様にしてトラッキング計測を行って、加速度データ(振動データ)の振幅の最大値(計測振動G)を計測する。
ステップST110では、上記したステップST109で計測した計測振動Gが振動G基準(アンバランス量(振動の振幅)の許容値)以下であるか否かを判定する。その判定結果が肯定判定(YES)である場合(計測振動G≦振動G基準である場合)は、ターボチャージャ200の回転が停止した後(ステップST115の判定結果が肯定判定(YES)となった後)にバランス修正処理を終了する。
一方、ステップST110の判定結果が否定判定(NO)である場合、つまり第1回目の[C,T側アンバランス修正(1)]では[計測振動G≦振動G基準]とならなかった場合はステップST111に進む。
ステップST111では、上記したステップST108と同様な処理により、インペラナット221にパルスレーザ光をアンバランス位相で照射(連続パルス照射:図6参照)して、アンバランス位置の質量を除去する(2回目のC側アンバランス修正)。また、ホイールボス211にパルスレーザ光をアンバランス位相で照射(連続パルス照射:図6参照)して、アンバランス位置の質量を除去する(2回目の[C,T側アンバランス修正(2)])。この第2回目の[C,T側アンバランス修正(2)]が終了した後にステップST112に進む。
ステップST112では、上記したステップST101と同様にしてトラッキング計測を行って、加速度データ(振動データ)の振幅の最大値(計測振動G)を計測する。
ステップST113では、上記したステップST109で計測した計測振動Gが振動G基準以下であるか否かを判定する。その判定結果が肯定判定(YES)である場合(計測振動G≦振動G基準である場合)は、ターボチャージャ200の回転が停止した後(ステップST115の判定結果が肯定判定(YES)となった後)にバランス修正処理を終了する。
一方、ステップST113の判定結果が否定判定(NO)である場合、つまり第2回目の[C,T側アンバランス修正(2)]を行っても、[計測振動G≦振動G基準]とならなかった場合はステップST114に進む。
ステップST114では、コンプレッサインペラ202の組み替えなどの処理を行い、その後に、ステップST101に戻り、以後、ステップST101〜ステップST113の処理を繰り返して行う。
<効果>
以上説明したように、本実施形態によれば、レーザ光照射によりインペラナット221とシャフト212(雄ねじ212a)とを点溶接した後に、インペラナット221にレーザ光を照射してアンバランスを修正しているので、アンバランス修正時に発生する熱によってインペラナット221が緩むことを防止することができる。しかも、アンバランス位相でのレーザ光照射によりインペラナット221の点溶接を行っているので、その点溶接工程時にアンバランス位置の質量が除去される。これにより、次工程で行うアンバランス修正工程時における質量除去量を低減することが可能になり、バランス修正のサイクルタイムを短縮することが可能になる。
なお、上記したC側,T側感度確認除去による質量除去量が少量であり、熱発生量も少なくてインペラナット221が熱膨張により緩むことがないので、上記したように、点溶接工程の前に、C側,T側感度確認除去を行っても問題はない。
−他の実施形態−
なお、今回開示した実施形態は、すべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、本発明の技術的範囲には、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、以上の実施形態では、C側アンバランス修正及びT側のアンバランス修正の両方を行う場合の例について説明したが、これに限れられることなく、本発明はC側アンバランス修正のみを行う場合にも適用可能である。
また、以上の実施形態では、インペラナット221によってシャフト212に締結されたコンプレッサインペラ202のバランス修正に本発明を適用した例について説明したが、これに限られることなく、本発明は、締結部材によって回転軸に締結される他の任意の回転体のバランス修正にも適用可能である。
本発明は、ターボチャージャのコンプレッサインペラなどの回転体のアンバランスを修正するバランス修正方法に利用可能である。
100 バランス修正装置
1 レーザ発振器(C側レーザ発振器)
2 レーザ発振器(T側レーザ発振器)
3 駆動エア供給装置
4 回転センサ
5 加速度センサ
6 架台
7 演算制御装置
200 ターボチャージャ
201 タービンホイール
211 ホイールボス
212 シャフト(回転軸)
212a 雄ねじ
202 コンプレッサインペラ(回転体)
221 インペラナット(締結部材)

Claims (1)

  1. 締結部材によって回転軸に締結された回転体のアンバランスを修正するバランス修正方法であって、
    前記回転体のアンバランス位相を検出し、
    前記回転体を回転させた状態で、前記締結部材に前記アンバランス位相でレーザ光を照射して前記締結部材と回転体とを点溶接した後に、前記締結部材に前記アンバランス位相でレーザ光を照射して当該締結部材の一部を除去することにより、前記回転体のアンバランスを修正することを特徴とするバランス修正方法。
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