JP2016222571A - C−配糖体化合物 - Google Patents
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Abstract
【課題】老化抑制効果、美白効果を有する化粧料、医薬等に応用することができる新規なC−配糖体化合物、及び該化合物を含有する老化抑制剤、コラーゲン遺伝子であるCOL4A1発現亢進剤、美白剤並びにメラニン産生抑制剤。【解決手段】下式の化合物を代表例とする新規なC−配糖体化合物、及び該化合物を含有する老化抑制剤、COL4A1発現亢進剤、美白剤並びにメラニン産生抑制剤。【選択図】なし
Description
本発明は、C−配糖体化合物に関し、より詳しくは老化抑制剤や美白剤として利用することができる特定のC−配糖体化合物に関する。
チャフロサイドは、フラボン誘導体の一種であるフラボンC−配糖体であり、抗酸化作用、抗アレルギー作用、抗炎症作用などが知られている。チャフロサイドは、ウーロン茶から単離される化合物であることが知られており、その構造式も決定されている(特許文献1参照)。
また、チャフロサイド類を製造するために経由する前駆体として、硫酸化C−配糖体が報告されており、加熱処理によりチャフロサイドへ変換可能であることが開示されている(特許文献2参照)。
一方でチャフロサイドの新たな用途が提案されており、チャフロサイドBが美白効果、メラニン生成抑制効果を有し、化粧料や飲料などに適用可能であることが開示されている(特許文献3参照)。
チャフロサイドのように茶葉等に含まれる化合物の中には、工業的価値を秘めた未知の化合物が依然として存在するものと考えられる。
本発明は、新規な化合物、特に化粧料等に応用することができる新規な化合物を提供することを目的とする。
本発明は、新規な化合物、特に化粧料等に応用することができる新規な化合物を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、茶等の植物に新規なC−配糖体化合物が含まれていることを明らかとするとともに、この化合物が老化抑制作用や美白作用に優れていることを見出し、本発明を完成させた。
即ち、本発明は以下の通りである。
<1> 下記式(A−1)、(A−1)’、(A−2)、(B−1)、又は(B−2)で表されるC−配糖体化合物。
(式(A−1)、(A−1)’、(A−2)、(B−1)、及び(B−2)中、Rはそれぞれ独立して水素原子又はヒドロキシル基の保護基を、kは1〜3の整数を表す。)
<2> <1>に記載のC−配糖体化合物を含有する老化抑制剤。
<3> <1>に記載のC−配糖体化合物を含有するCOL4A1発現亢進剤
<4> <1>に記載のC−配糖体化合物を含有する美白剤。
<5> <1>に記載のC−配糖体化合物を含有するメラニン産生抑制剤。
<1> 下記式(A−1)、(A−1)’、(A−2)、(B−1)、又は(B−2)で表されるC−配糖体化合物。
<2> <1>に記載のC−配糖体化合物を含有する老化抑制剤。
<3> <1>に記載のC−配糖体化合物を含有するCOL4A1発現亢進剤
<4> <1>に記載のC−配糖体化合物を含有する美白剤。
<5> <1>に記載のC−配糖体化合物を含有するメラニン産生抑制剤。
本発明によれば、優れた老化抑制剤及び美白剤を提供することができる。
以下、本発明について説明するが、本発明の技術的範囲は、以下の具体的な実施形態にのみ限定されるものではない。
<C−配糖体化合物>
本発明の一態様であるC−配糖体化合物(以下、「本発明の化合物」と略す場合がある。)は、下記式(A−1)、(A−1)’、(A−2)、(B−1)、又は(B−2)で表される化合物である。
(式(A−1)、(A−1)’、(A−2)、(B−1)、及び(B−2)中、Rはそれぞれ独立して水素原子又はヒドロキシル基の保護基を、kは1〜3の整数を表す。)
本発明者らは、化粧料等に応用することができる有用な新規化合物を求めて検討を重ねた結果、茶等の植物に式(A−1)等で表される新規なC−配糖体化合物が含まれることを明らかとし、さらにこの化合物がコラーゲン遺伝子であるCOL4A1の発現亢進作用やメラニン産生抑制作用を奏し、老化抑制剤や美白剤として利用することができることを見出したのである。
なお、式(A−1)で表される化合物及び式(A−1)’で表される化合物は、2つのベンゼン環の間にエノール構造を、(A−2)で表される化合物はβ−ジケトン構造を有しており、式(A−1)で表される化合物及び式(A−1)’で表される化合物と式(A−2)で表される化合物とは、ケト−エノール互変異性体の関係にある化合物である。また、式(B−1)で表される化合物及び式(B−2)で表される化合物は、式(A−1)
で表される化合物、式(A−1)’で表される化合物、又は式(A−2)で表される化合物内の環化付加反応によって生成する化合物であり、閉環(環化)反応と開環反応が可逆的に生じるため、式(A−1)で表される化合物、式(A−1)’で表される化合物、及び式(A−2)で表される化合物と互換可能な化合物なのである。
本発明の一態様であるC−配糖体化合物(以下、「本発明の化合物」と略す場合がある。)は、下記式(A−1)、(A−1)’、(A−2)、(B−1)、又は(B−2)で表される化合物である。
本発明者らは、化粧料等に応用することができる有用な新規化合物を求めて検討を重ねた結果、茶等の植物に式(A−1)等で表される新規なC−配糖体化合物が含まれることを明らかとし、さらにこの化合物がコラーゲン遺伝子であるCOL4A1の発現亢進作用やメラニン産生抑制作用を奏し、老化抑制剤や美白剤として利用することができることを見出したのである。
なお、式(A−1)で表される化合物及び式(A−1)’で表される化合物は、2つのベンゼン環の間にエノール構造を、(A−2)で表される化合物はβ−ジケトン構造を有しており、式(A−1)で表される化合物及び式(A−1)’で表される化合物と式(A−2)で表される化合物とは、ケト−エノール互変異性体の関係にある化合物である。また、式(B−1)で表される化合物及び式(B−2)で表される化合物は、式(A−1)
で表される化合物、式(A−1)’で表される化合物、又は式(A−2)で表される化合物内の環化付加反応によって生成する化合物であり、閉環(環化)反応と開環反応が可逆的に生じるため、式(A−1)で表される化合物、式(A−1)’で表される化合物、及び式(A−2)で表される化合物と互換可能な化合物なのである。
本発明の化合物は、式(A−1)、(A−1)’、(A−2)、(B−1)、又は(B−2)で表される化合物であるが、具体的な種類は特に限定されず、目的に応じて適宜選択することができる。以下、具体例を挙げて説明する。
式中のRは、水素原子又はヒドロキシル基の保護基を表しているが、保護基の種類は特に限定されず、ヒドロキシル基の保護基として公知のものを適宜選択することができる。具体的には、メチル基、ベンジル基、p−メトキシベンジル基、tert−ブチル基、テトラヒドロピラン等のエーテル系保護基;アセチル基、ピバロイル基、ベンゾイル基等のアシル系保護基;トリメチルシリル基、トリエチルシリル基、tert−ブチルジメチルシリル基、トリイソプロピルシリル基、tert−ブチルジフェニルシリル基等のシリルエーテル系保護基;トシル基等のスルホン酸エステル系保護基等が挙げられる。
本発明の化合物として、下記式で表される化合物が例示できる。
式中のRは、水素原子又はヒドロキシル基の保護基を表しているが、保護基の種類は特に限定されず、ヒドロキシル基の保護基として公知のものを適宜選択することができる。具体的には、メチル基、ベンジル基、p−メトキシベンジル基、tert−ブチル基、テトラヒドロピラン等のエーテル系保護基;アセチル基、ピバロイル基、ベンゾイル基等のアシル系保護基;トリメチルシリル基、トリエチルシリル基、tert−ブチルジメチルシリル基、トリイソプロピルシリル基、tert−ブチルジフェニルシリル基等のシリルエーテル系保護基;トシル基等のスルホン酸エステル系保護基等が挙げられる。
本発明の化合物として、下記式で表される化合物が例示できる。
本発明の化合物の調製方法は、特に限定されず、公知の有機合成反応を組み合わせて合成するほか、植物等から抽出することが挙げられる。
以下、本発明の化合物の合成方法及び抽出方法について、具体例を挙げて詳細に説明する。
合成方法としては、下記式で表されるように、グルコース構造とアセトフェノン構造を有するC−配糖体を準備し、これとアルコキシベンゾイルクロライドを反応させる方法が挙げられる。
以下、本発明の化合物の合成方法及び抽出方法について、具体例を挙げて詳細に説明する。
合成方法としては、下記式で表されるように、グルコース構造とアセトフェノン構造を有するC−配糖体を準備し、これとアルコキシベンゾイルクロライドを反応させる方法が挙げられる。
抽出方法としては、浸漬法、向流抽出法、超臨界抽出法等が挙げられる。
抽出に使用する植物としては、ツバキ科ツバキ属チャ、タデ科ソバ属ソバ、ショウブ科ショウブ属ショウブ等が挙げられる。なお、抽出に使用する部位は、特に限定されず、例えばツバキ科ツバキ属チャから抽出する場合、葉、芽等が挙げられる。また、茶葉を使用する場合、茶葉は原料茶葉に限られず、発酵茶や半発酵茶を使用することもできる。発酵茶の品種としては、ダージリン、ウバ、キーマン、カラベニ、インド等が、半発酵茶の品種としては、鉄観音、色種、黄金桂、水仙、武威水仙、武夷岩茶、鳳凰水仙、白葉、蜜蘭香、芝蘭香、四季春、宋種等が挙げられる。
抽出溶媒としては、水、メタノール、エタノール、プロパノール等の低級アルコール類、オレイルアルコール、ステアリルアルコール、オクチルドデカノール等の高級アルコール類、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン等の多価アルコール類、酢酸エチル、酢酸ブチル、プロピオン酸メチル等のエステル類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、エチルエーテル、イソプロピルエーテル等のエーテル類、n−ヘキサン、トルエン、クロロホルム等の炭化水素系溶媒等が挙げられる。
抽出温度は、通常1℃以上、好ましくは2℃以上であり、通常100℃、好ましくは80℃以下である。
抽出時間は、通常1時間以上、好ましくは15時間以上であり、通常7日間以下、好ましくは1日以下である。
抽出に使用する植物としては、ツバキ科ツバキ属チャ、タデ科ソバ属ソバ、ショウブ科ショウブ属ショウブ等が挙げられる。なお、抽出に使用する部位は、特に限定されず、例えばツバキ科ツバキ属チャから抽出する場合、葉、芽等が挙げられる。また、茶葉を使用する場合、茶葉は原料茶葉に限られず、発酵茶や半発酵茶を使用することもできる。発酵茶の品種としては、ダージリン、ウバ、キーマン、カラベニ、インド等が、半発酵茶の品種としては、鉄観音、色種、黄金桂、水仙、武威水仙、武夷岩茶、鳳凰水仙、白葉、蜜蘭香、芝蘭香、四季春、宋種等が挙げられる。
抽出溶媒としては、水、メタノール、エタノール、プロパノール等の低級アルコール類、オレイルアルコール、ステアリルアルコール、オクチルドデカノール等の高級アルコール類、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン等の多価アルコール類、酢酸エチル、酢酸ブチル、プロピオン酸メチル等のエステル類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、エチルエーテル、イソプロピルエーテル等のエーテル類、n−ヘキサン、トルエン、クロロホルム等の炭化水素系溶媒等が挙げられる。
抽出温度は、通常1℃以上、好ましくは2℃以上であり、通常100℃、好ましくは80℃以下である。
抽出時間は、通常1時間以上、好ましくは15時間以上であり、通常7日間以下、好ましくは1日以下である。
本発明の化合物の用途は、特に限定されないが、後述する実施例の結果からも明らかなように、本発明の化合物はコラーゲン遺伝子COL4A1(コラーゲンIVのmRNA)の発現亢進作用とメラニン産生抑制作用を示す。従って、本発明の化合物を含有する組成物は、COL4A1発現亢進剤(以下、「本発明のCOL4A1発現亢進剤」と略す場合がある。)、より具体的な用途として老化抑制剤(以下、「本発明の老化抑制剤」と略す場合がある。)として利用することが挙げられる。また、本発明の化合物を含有する組成物は、メラニン産生抑制剤(以下、「本発明のメラニン産生抑制剤」と略す場合がある。)、より具体的な用途として美白剤(以下、「本発明の美白剤」と略す場合がある。)として利用することが挙げられる。
本発明のCOL4A1発現亢進剤、老化抑制剤、メラニン産生抑制剤、及び美白剤は、前述のC−配糖体化合物を含有するものであれば、その他は特に限定されず、化粧料等に利用される公知の成分を含有するものであってもよい。化粧料等に利用される公知の成分としては、例えば、マカデミアナッツ油、アボカド油、トウモロコシ油、オリーブ油、ナタネ油、ゴマ油、ヒマシ油、サフラワー油、綿実油、ホホバ油、ヤシ油、パーム油、液状ラノリン、硬化ヤシ油、硬化油、モクロウ、硬化ヒマシ油、ミツロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、イボタロウ、ラノリン、還元ラノリン、硬質ラノリン、ホホバロウ等のオイル、ワックス類;流動パラフィン、スクワラン、プリスタン、オゾケライト、パラフィン、セレシン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素類;オレイン酸、イソステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸等の高級脂肪酸類;オクチルドデカノール、ミリスチルアルコール、セトステアリルアルコール等の高級アルコール類;イソオクタン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、イソステアリン酸ヘキシルデシル、アジピン酸ジイソプロピル、セバチ
ン酸ジ−2−エチルヘキシル、乳酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタンエリトリット等の合成エステル油類;ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン;オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサンシロキサン等の環状ポリシロキサン;アミノ変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等の変性ポリシロキサン等のシリコーン油等の油剤類;脂肪酸セッケン(ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等)、ラウリル硫酸カリウム、アルキル硫酸トリエタノールアミンエーテル等のアニオン界面活性剤類;塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、ラウリルアミンオキサイド等のカチオン界面活性剤類;イミダゾリン系両性界面活性剤(2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等)、ベタイン系界面活性剤(アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)、アシルメチルタウリン等の両性界面活性剤類;ポリエチレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、エリスリトール、ソルビトール、キシリトール、マルチトール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ジグリセリン、イソプレングリコール、1,2−ペンタンジオール、2,4−ヘキサンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオール等の多価アルコール類;ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム等の保湿成分類;パラアミノ安息香酸系紫外線吸収剤、アントラニル酸系紫外線吸収剤、サリチル酸系紫外線吸収剤、桂皮酸系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、糖系紫外線吸収剤;2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、4−メトキシ−4’−t−ブチルジベンゾイルメタン等の紫外線吸収剤類;エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール類;ビタミンA又はその誘導体、ビタミンB6塩酸塩、ビタミンB6トリパルミテート、ビタミンB6ジオクタノエート、ビタミンB2又はその誘導体、ビタミンB12、ビタミンB15又はその誘導体等のビタミンB類;α−トコフェロール、β−トコフェロール、γ−トコフェロール、ビタミンEアセテート等のビタミンE類、ビタミンD類、ビタミンH、パントテン酸、パンテチン、ピロロキノリンキノン等のビタミン類等;フェノキシエタノール等の抗菌剤、保湿剤、水溶性高分子、皮膜剤、金属イオン封鎖剤、アミノ酸、有機アミン、高分子エマルジョン、pH調整剤、皮膚栄養剤、酸化防止剤、酸化防止助剤、防腐剤、香料等が挙げられる。
ン酸ジ−2−エチルヘキシル、乳酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタンエリトリット等の合成エステル油類;ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン;オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサンシロキサン等の環状ポリシロキサン;アミノ変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等の変性ポリシロキサン等のシリコーン油等の油剤類;脂肪酸セッケン(ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等)、ラウリル硫酸カリウム、アルキル硫酸トリエタノールアミンエーテル等のアニオン界面活性剤類;塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、ラウリルアミンオキサイド等のカチオン界面活性剤類;イミダゾリン系両性界面活性剤(2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等)、ベタイン系界面活性剤(アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)、アシルメチルタウリン等の両性界面活性剤類;ポリエチレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、エリスリトール、ソルビトール、キシリトール、マルチトール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ジグリセリン、イソプレングリコール、1,2−ペンタンジオール、2,4−ヘキサンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオール等の多価アルコール類;ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム等の保湿成分類;パラアミノ安息香酸系紫外線吸収剤、アントラニル酸系紫外線吸収剤、サリチル酸系紫外線吸収剤、桂皮酸系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、糖系紫外線吸収剤;2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、4−メトキシ−4’−t−ブチルジベンゾイルメタン等の紫外線吸収剤類;エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール類;ビタミンA又はその誘導体、ビタミンB6塩酸塩、ビタミンB6トリパルミテート、ビタミンB6ジオクタノエート、ビタミンB2又はその誘導体、ビタミンB12、ビタミンB15又はその誘導体等のビタミンB類;α−トコフェロール、β−トコフェロール、γ−トコフェロール、ビタミンEアセテート等のビタミンE類、ビタミンD類、ビタミンH、パントテン酸、パンテチン、ピロロキノリンキノン等のビタミン類等;フェノキシエタノール等の抗菌剤、保湿剤、水溶性高分子、皮膜剤、金属イオン封鎖剤、アミノ酸、有機アミン、高分子エマルジョン、pH調整剤、皮膚栄養剤、酸化防止剤、酸化防止助剤、防腐剤、香料等が挙げられる。
本発明のCOL4A1発現亢進剤、老化抑制剤、メラニン産生抑制剤、及び美白剤におけるC−配糖体化合物を含有量は、特に限定されず、目的に応じて適宜選択することができるが、通常0.01質量%以上、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは1質量%以上であり、通常10質量%以下、好ましくは8質量%以下、より好ましくは5質量%以下である。
以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更することができる。従って、本発明の範囲は以下に示す具体例により限定的に解釈されるべきものではない。
<実施例1:C−配糖体化合物の抽出1と目的物1の化学構造の決定>
ツバキ科ツバキ属チャの茶葉(品種:カラベニ)の微粉末100gに50%メタノール水溶液を加えて、50℃で15分間加熱下攪拌して、茶葉の抽出物を得た。得られた抽出物を芳香族系ダイヤイオン(登録商標)HP−20カラムクロマトグラフィー(400mL,55%メタノール水溶液)を用いて分画とし、得られた目的物質が多く含まれる分画
をSephadex LH−20カラムクロマトグラフィー(20×150cm,471mL,メタノール)を用いて精製した。さらに精製した分画から高速液体クロマトグラフィー(HPLC)Develosil C30−UG−5(250×20mm,16%CH3CN−20mM HCO2NH4(4:21))を用いて目的物1を約0.5mg得た。なお、目的物質の分離精製は、分離の各段階で得た分画の中で、それらの一定量に少量の蟻酸を添加した後加熱でビテキシンとイソビテキシンが多く生成するものを次の分離に供する方法で行った。
ツバキ科ツバキ属チャの茶葉(品種:カラベニ)の微粉末100gに50%メタノール水溶液を加えて、50℃で15分間加熱下攪拌して、茶葉の抽出物を得た。得られた抽出物を芳香族系ダイヤイオン(登録商標)HP−20カラムクロマトグラフィー(400mL,55%メタノール水溶液)を用いて分画とし、得られた目的物質が多く含まれる分画
をSephadex LH−20カラムクロマトグラフィー(20×150cm,471mL,メタノール)を用いて精製した。さらに精製した分画から高速液体クロマトグラフィー(HPLC)Develosil C30−UG−5(250×20mm,16%CH3CN−20mM HCO2NH4(4:21))を用いて目的物1を約0.5mg得た。なお、目的物質の分離精製は、分離の各段階で得た分画の中で、それらの一定量に少量の蟻酸を添加した後加熱でビテキシンとイソビテキシンが多く生成するものを次の分離に供する方法で行った。
(1)得られた目的物1の化学構造を決定するために、negative modeで高分解能質量分析を行ってまず分子式を決定した。結果、理論値:449.10894(実測値:449.1096)となり、分子式はC21H22O11(negative mode
for C21H21O11 -)と決定できた。
(2)次に得られた目的物1に対して、酸処理(希塩酸を含むメタノール溶液に溶解)を行った。結果、水の生成を確認するとともに、公知の化合物であるビテキシンとイソビテキシンが生成していることが確認された。なお、得られた目的物1からは、酸処理を行わなくても室温下で徐々にビテキシンとイソビテキシンが生成することも確認した。
(3)次に溶媒として重メタノール(CD3OD)を使用して、低温条件(−60℃)にてNMR測定(1H−NMR、13C−NMR、DEPT、HMBC、NOESY)を行った。1H−NMRのチャートを図1に、13C−NMRのチャートを図2に、DEPTのチャートを図3に、HMBCのチャートを図4に示す。
NMR測定の結果から、メタノール中では下記式で表される4種類(2位のヒドロキシル基(−OH)に関する立体異性体を含めた4種類)のC−配糖体化合物が混合した状態で存在するものと考えられる。なお、化学シフト値と帰属結果を表1、2に示す。
for C21H21O11 -)と決定できた。
(2)次に得られた目的物1に対して、酸処理(希塩酸を含むメタノール溶液に溶解)を行った。結果、水の生成を確認するとともに、公知の化合物であるビテキシンとイソビテキシンが生成していることが確認された。なお、得られた目的物1からは、酸処理を行わなくても室温下で徐々にビテキシンとイソビテキシンが生成することも確認した。
NMR測定の結果から、メタノール中では下記式で表される4種類(2位のヒドロキシル基(−OH)に関する立体異性体を含めた4種類)のC−配糖体化合物が混合した状態で存在するものと考えられる。なお、化学シフト値と帰属結果を表1、2に示す。
なお、確認できた帰属は、下記式の太線部分の構造にとどまり、例えば3位のメチレン基に該当するプロトンと一部の炭素のシグナルピークは確認することができなかった。
これは、下記式に示すように閉環(環化)反応と開環反応が可逆的に生じ、NMR測定
の温度条件である−60℃においても、この互変異性化反応が高速で進行しているためであると考えられる。
また、開環した状態の化合物のケト−エノール互変異性により、NMRの測定用サンプル内でメチレン基の水素原子が重メタノールの重水素原子に置換され、その結果、環化した生成物の3位に重水素が導入されるためであると考えられる。
なお、(2)の酸処理では、下記式に示されるように、環化した生成物の2位のヒドロ
キシル基が脱離する脱水反応により、ビテキシンとイソビテキシンがそれぞれ生成したものと考えられる。
の温度条件である−60℃においても、この互変異性化反応が高速で進行しているためであると考えられる。
キシル基が脱離する脱水反応により、ビテキシンとイソビテキシンがそれぞれ生成したものと考えられる。
<実施例2:C−配糖体化合物のメチル化とメチル化体2の化学構造の決定>
次に目的物1(約4mg)をメタノールとエーテルの混合溶媒中で過剰量のジアゾメタン(CH2N2)に室温で一夜さらし、目的物1のフェノール性のヒドロキシル基をメチル化したメチル化体2を得た。尚、精製は、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)Cadenza CD C−18(250×10mm,CH3OH−0.1%HCO2H(5:4 to 8:2))で行った。
次に目的物1(約4mg)をメタノールとエーテルの混合溶媒中で過剰量のジアゾメタン(CH2N2)に室温で一夜さらし、目的物1のフェノール性のヒドロキシル基をメチル化したメチル化体2を得た。尚、精製は、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)Cadenza CD C−18(250×10mm,CH3OH−0.1%HCO2H(5:4 to 8:2))で行った。
(1)得られたメチル化体2の化学構造を決定するために、negative mode高分解能質量分析を行って分子式を決定した。結果、理論値:491.1559(実測値:491.1547)となり、分子式はC24H28O11(negative mode for C24H27O11 -)と決定した。
(2)次に溶媒として重DMSO((D3C)2S=O)を使用して、室温条件にてNMR測定(1H−NMR、13C−NMR、HMBC、NOESY)を行った。1H−NMRのチャートを図5に、13C−NMRのチャートを図6に、HMBCのチャートを図7に示す。
NMR測定の結果から、下記式で表される2種類のC−配糖体化合物が混合した状態で存在するものと考えられる。なお、化学シフト値と帰属結果を表3、4に示す。
以上の解析の結果から、実施例1で得られた目的物1には、下記式で表されるC−配糖体化合物群が含まれているものと結論した。
なお、上側と下側のC−配糖体化合物は互換可能であり、さらに下側のC−配糖体化合物の方がより安定で、目的物1の主成分であると考えられる。これは、メチル化体2におけるメチル化されていないフェノール性のヒドロキシル基の位置から推測することができる。即ち、閉環(環化)した下側のC−配糖体化合物の状態においてメチル化されたため、閉環(環化)に利用されたフェノール性のヒドロキシル基のみがメチル化されず、その後の開環反応によってフェノール性のヒドロキシル基に回帰してメチル化体2が得られたものと考えられる。
(2)次に溶媒として重DMSO((D3C)2S=O)を使用して、室温条件にてNMR測定(1H−NMR、13C−NMR、HMBC、NOESY)を行った。1H−NMRのチャートを図5に、13C−NMRのチャートを図6に、HMBCのチャートを図7に示す。
NMR測定の結果から、下記式で表される2種類のC−配糖体化合物が混合した状態で存在するものと考えられる。なお、化学シフト値と帰属結果を表3、4に示す。
<実施例3:C−配糖体化合物の抽出2>
有限会社田島農園のタデ科ソバ属ソバスプラウト(3日目)を乾燥させ、粉末にしたもの20gを、50%メタノールに40℃で20分間撹拌し、抽出を行った。得られた目的物を多く含む分画のみを芳香族系ダイヤイオン(登録商標)HP−20カラムクロマトグラフィー(400mL,55%メタノール水溶液)を用いて精製後、さらに得た目的物高含有分画のみをSephadex LH−20カラムクロマトグラフィー(20×150cm,471mL,メタノール)用いて精製した。このようにして得た高純度の目的物を高速液体クロマトグラフィー(HPLC)UKC18(250×10mm,CH3CN−MeOH−20mM HCO2NH4(1:1:8 to 2:2:6,17min))を用いて精製し、上記と同じ化合物を約2mg得た。なお、目的物質は、蟻酸の存在下の加熱でビテキシンとイソビテキシンを与える化合物とした。
有限会社田島農園のタデ科ソバ属ソバスプラウト(3日目)を乾燥させ、粉末にしたもの20gを、50%メタノールに40℃で20分間撹拌し、抽出を行った。得られた目的物を多く含む分画のみを芳香族系ダイヤイオン(登録商標)HP−20カラムクロマトグラフィー(400mL,55%メタノール水溶液)を用いて精製後、さらに得た目的物高含有分画のみをSephadex LH−20カラムクロマトグラフィー(20×150cm,471mL,メタノール)用いて精製した。このようにして得た高純度の目的物を高速液体クロマトグラフィー(HPLC)UKC18(250×10mm,CH3CN−MeOH−20mM HCO2NH4(1:1:8 to 2:2:6,17min))を用いて精製し、上記と同じ化合物を約2mg得た。なお、目的物質は、蟻酸の存在下の加熱でビテキシンとイソビテキシンを与える化合物とした。
<老化抑制作用の評価>
実施例1で得られた目的物1の老化抑制作用を評価するため、以下の試験を行った。
表皮角化細胞に、目的物1、ツバキ科ツバキ属チャの茶葉のエキスであるカラベニエキス、コガネミドリエキスをそれぞれ50μg/mLの濃度で添加し、24時間培養した後、加齢により減少することが知られているコラーゲンIVのmRNA(COL4A1)の発現量を測定した。なお、この濃度では、細胞毒性がないことを確認している。また、mRNA発現量は、内在性コントロールSDHAのmRNA発現量で補正し、溶媒対照群(DMSO)を1として相対値を算出した。結果を図8に示す。
同様に、表皮角化細胞に目的物1を50μg/mL、カラベニエキス、コガネミドリエキスをそれぞれ100μg/mLの濃度で添加し、24時間培養した後、それぞれのCOL4A1のmRNA発現量を測定した結果を図9に示す。
図8、9より、目的物1、カラベニエキス、及びコガネミドリエキスは、対照群であるDMSOと比較して、高いCOL4A1のmRNA発現量を示し、老化抑制作用が期待で
きることが明らかとなった。また、目的物1は、カラベニエキス及びコガネミドリエキスに比べ、低濃度で同程度の高いCOL4A1のmRNA発現量を示した。
実施例1で得られた目的物1の老化抑制作用を評価するため、以下の試験を行った。
表皮角化細胞に、目的物1、ツバキ科ツバキ属チャの茶葉のエキスであるカラベニエキス、コガネミドリエキスをそれぞれ50μg/mLの濃度で添加し、24時間培養した後、加齢により減少することが知られているコラーゲンIVのmRNA(COL4A1)の発現量を測定した。なお、この濃度では、細胞毒性がないことを確認している。また、mRNA発現量は、内在性コントロールSDHAのmRNA発現量で補正し、溶媒対照群(DMSO)を1として相対値を算出した。結果を図8に示す。
同様に、表皮角化細胞に目的物1を50μg/mL、カラベニエキス、コガネミドリエキスをそれぞれ100μg/mLの濃度で添加し、24時間培養した後、それぞれのCOL4A1のmRNA発現量を測定した結果を図9に示す。
図8、9より、目的物1、カラベニエキス、及びコガネミドリエキスは、対照群であるDMSOと比較して、高いCOL4A1のmRNA発現量を示し、老化抑制作用が期待で
きることが明らかとなった。また、目的物1は、カラベニエキス及びコガネミドリエキスに比べ、低濃度で同程度の高いCOL4A1のmRNA発現量を示した。
<メラニン産生抑制作用の評価>
24ウェルプレートにヒトメラノサイト(NHEM(D);クラボウ製)を6×104cells/wellで播種し、CO2インキュベーター(37℃、5%CO2、水蒸気飽和)に入れ培養した。1日経過後、目的物1、また比較例としてカラベニエキス、コガネミドリエキスをそれぞれ含む培地を作製し、培地交換することでこれらの成分を添加した。次に2−〔2−14C〕チオウラシルを0.25μCi/well添加した。3日経過後、WST−8試薬を用いて細胞数を測定した後に細胞を回収し、細胞内に取り込まれた2−[2−14C]チオウラシルの放射活性を測定することでメラニン量とした。また、細胞数およびメラニン量は、溶媒対照群(0μg/mL)を1として相対値を算出した。結果を図10に示す。
図10より目的物1は、カラベニ及びコガネミドリのエキスよりも高いメラニン産生抑制作用が認められた。特に、100μg/mL添加時のメラニン産生抑制作用は顕著に目的物1で高い値を示した。
24ウェルプレートにヒトメラノサイト(NHEM(D);クラボウ製)を6×104cells/wellで播種し、CO2インキュベーター(37℃、5%CO2、水蒸気飽和)に入れ培養した。1日経過後、目的物1、また比較例としてカラベニエキス、コガネミドリエキスをそれぞれ含む培地を作製し、培地交換することでこれらの成分を添加した。次に2−〔2−14C〕チオウラシルを0.25μCi/well添加した。3日経過後、WST−8試薬を用いて細胞数を測定した後に細胞を回収し、細胞内に取り込まれた2−[2−14C]チオウラシルの放射活性を測定することでメラニン量とした。また、細胞数およびメラニン量は、溶媒対照群(0μg/mL)を1として相対値を算出した。結果を図10に示す。
図10より目的物1は、カラベニ及びコガネミドリのエキスよりも高いメラニン産生抑制作用が認められた。特に、100μg/mL添加時のメラニン産生抑制作用は顕著に目的物1で高い値を示した。
本発明の化合物は、化粧料、医薬、食品への応用することが可能である。
Claims (5)
- 下記式(A−1)、(A−1)’、(A−2)、(B−1)、及び(B−2)で表されるC−配糖体化合物。
- 請求項1に記載のC−配糖体化合物を含有する老化抑制剤。
- 請求項1に記載のC−配糖体化合物を含有するCOL4A1発現亢進剤。
- 請求項1に記載のC−配糖体化合物を含有する美白剤。
- 請求項1に記載のC−配糖体化合物を含有するメラニン産生抑制剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015109434A JP2016222571A (ja) | 2015-05-29 | 2015-05-29 | C−配糖体化合物 |
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JP2015109434A Pending JP2016222571A (ja) | 2015-05-29 | 2015-05-29 | C−配糖体化合物 |
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JP (1) | JP2016222571A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110016006A (zh) * | 2019-03-25 | 2019-07-16 | 北京理工亘舒科技有限公司 | 一种氮杂碳苷查尔酮及其制备方法 |
-
2015
- 2015-05-29 JP JP2015109434A patent/JP2016222571A/ja active Pending
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CN110016006A (zh) * | 2019-03-25 | 2019-07-16 | 北京理工亘舒科技有限公司 | 一种氮杂碳苷查尔酮及其制备方法 |
CN110016006B (zh) * | 2019-03-25 | 2021-01-12 | 合肥亘舒科技有限公司 | 一种氮杂碳苷查尔酮及其制备方法 |
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