JP2016220655A - 畜舎洗浄消毒システム - Google Patents

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【課題】畜舎全体や大きな区画に対しても車両本体を広く移動させて洗浄、消毒でき、万遍なく効率的に洗浄、消毒できる畜舎洗浄消毒システムを提供する。
【解決手段】ガイド部材20が設けられた畜舎を洗浄または消毒する畜舎洗浄消毒システム10であって、車両本体12と、車両本体12に設けられたアーム14と、アーム14に設けられ、液体を噴出する第1のノズル16と、ガイド部材20の位置を検出するセンサ18と、センサ18が検出したガイド部材20の位置に基づいて、ガイド部材20に沿って車両本体12を移動させる制御部とを具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、牛、豚、鶏などの畜舎洗浄消毒システムに関する。
牛、豚、鶏などの畜産業を営む場合、畜作業者が畜舎の洗浄スペースを目視で確認しながら移動して行う清掃作業は重労働であり作業負担が大きいため、洗浄装置を搭載した車両を用いて畜舎を洗浄することがある。畜舎の大きさは、飼育されている家畜の数や大きさによって変わるものの、畜舎の中に柵や塀などの区切りを設けて小さな区画を造り、少数単位で家畜を飼育する方法がある。このような、畜舎内に設けられた小さな区画などの場所を清掃するのに適し、床上に存在する排泄物を検出する検出手段を備えた排泄物除去装置(洗浄装置)を搭載した車両がある(特許文献1、2)。
特表2003−500024号公報 特表2003−500025号公報
特許文献1、2に示す洗浄装置を搭載した車両を用いる洗浄作業は、柵や塀によって仕切られた小さな区画の中に家畜を入れたときに発生する排泄物を洗浄、処理することを想定したものである。複数の小さな区画に仕切られている畜舎では、小さな区画ごとに洗浄作業などを実施し、洗浄作業などの一連の作業が終了したら同じ形状の次の区画へ移動し、再び作業を繰り返すという作業工程によって畜舎が洗浄される。特許文献1、2に示すような洗浄装置を搭載した車両を用いる場合は、小さな区画における特定の場所を集中的に洗浄することに向いている。小さな区画の洗浄では、柵や塀などの仕切りを目印にして洗浄する範囲を特定し、次の区画にある柵や塀などの仕切りを目印にして車両を移動させる。洗浄対象となる区画は、畜舎内にある柱によって他の区画と形状が変わると、その区画内の洗浄する範囲の設定を変える。
しかし、畜舎内に柵や塀などの仕切りによって小さな区画に分けずに、畜舎内の大きな区画や畜舎全体を利用して家畜を飼育させる方法もある。特許文献1、2に示すような洗浄装置は、天井、壁、床を含む畜舎全体やより広い空間、大きな区画を万遍なく洗浄する作業には効率が悪く、塵などの全体的な汚れに対しては不向きであるという課題がある。また、目印となる柵や塀などの仕切りがない、または少ない畜舎を洗浄する場合は、区画ごとに繰り返す作業ができないため、洗浄作業の効率が悪くなるという課題がある。
そこで本発明は上記課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、畜舎全体や大きな区画に対しても車両本体を広く移動させて洗浄、消毒でき、万遍なく効率的に洗浄、消毒できる畜舎洗浄消毒システムを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の畜舎洗浄消毒システムは次の構成を備える。すなわち本発明は、ガイド部材が設けられた畜舎を洗浄または消毒する畜舎洗浄消毒システムであって、車両本体と、該車両本体に設けられたアームと、該アームに設けられ、液体を噴出する第1のノズルと、ガイド部材の位置を検出するセンサと、前記センサが検出したガイド部材の位置に基づいて、ガイド部材に沿って前記車両本体を移動させる制御部とを具備することを特徴とする。この構成によれば、車両本体を畜舎全体や大きな区画に対しても広く移動させて、万遍なく効率的に洗浄、消毒できる。
また、本発明において、前記第1のノズルは、前記アームの取り付け面に対して回転可能になるように前記アームに設けられ、前記第1のノズルが回転することにより噴出口が回転してもよい。これによれば、洗浄液や消毒液がノズル周囲にある洗浄対象物に到達して洗浄、消毒でき、全方向に対して万遍なく洗浄、消毒可能であり、広い範囲、空間を洗浄、消毒できる。
また、本発明において、前記ガイド部材が、前記畜舎内の天井から吊り下げられた吊下物であり、該吊下物が、給餌機または給水器であってもよい。これによれば、柵や塀などの仕切りがない広い空間であっても車両本体を移動させることができる。
また、本発明において、前記センサは、前記車両本体に対して上下移動可能な支持体に設けられていてもよい。これによれば、支持体を動かして支持体に設けられたセンサをガイド部材に接触もしくは接近させて、ガイド部材の位置を検出することができる。
また、本発明において、前記車両本体には、複数の前記アームが設けられていてもよい。これによれば、複数本のアームにより多方向に向けて洗浄、消毒できるので、より効率よく洗浄対象物を洗浄、消毒できる。
また、本発明において、前記車両本体には、該車両本体から液体を噴出可能な第2のノズルが設けられていてもよい。ノズルが車両本体に直接設けられ、車両本体液体を噴出すれば、床面に洗浄液や消毒液を噴射して効率よく洗浄、消毒することができる。
また、本発明において、前記畜舎が、鶏用の鶏舎であってもよい。
本発明に係る畜舎洗浄消毒システムによれば、畜舎全体や大きな区画に対しても車両本体を広く移動させて洗浄、消毒でき、万遍なく効率的に洗浄、消毒できる。
本発明に係る畜舎洗浄消毒システムの概略構成を示す説明図である。 車両本体、給餌機および給水器の正面図である。 車両本体、給餌機および給水器の平面図である。 車両本体の正面図である。 アームが収納された状態の車両本体である。 下方斜めから見たセンサ付近を拡大した図である。
以下、本発明の実施形態について、図に基づいて説明する。図1に畜舎洗浄消毒システム10の概略構成を示す。図2に車両本体12、給餌機22および給水器24の正面図を示す。図3に上方から見た車両本体12、給餌機22および給水器24の平面図を示し、複数個の給餌機22がセンサ18によって挟まれている状態を示す。図4にアーム14の位置が異なる状態における車両本体12の正面図を示す。図5にアーム14が車両本体12内に収まるようにして収納された状態の車両本体12を示す。図6に下方斜めから見たセンサ18付近を拡大した図である。
本実施形態の畜舎洗浄消毒システム10は、車両本体12と、アーム14と、第1のノズル16と、センサ18と、制御部(図示せず)とを具備し、アーム14、第1のノズル16、センサ18、および制御部は車両本体12に搭載されている。車両本体12は、車輪を有していて畜舎内または畜舎外で走行可能であり、車輪の向きを変えて進行方向を操作する。バッテリー、モータを搭載すれば車両本体12は無人で自動走行可能であり、また、畜舎間を移動する際には車両本体12を人がハンドルによって操作しながら走行することも可能である。なお、各図には進行方向を示す矢印を記載したが、矢印方向とは逆の方向にも移動可能である。
アーム14の先端部には洗浄液や消毒液を含む液体を噴出可能な第1のノズル16を備えている。センサ18は、ガイド部材20の位置を検出するセンサ18であり、ガイド部材20の位置を認識して位置情報を検出しやすい場所に搭載される。制御部は、センサ18が検出したガイド部材20の位置に基づいて、ガイド部材20に沿って車両本体12を移動させることができる。
ガイド部材20の一例について説明する。本実施形態は、より広い範囲を効率よく洗浄、消毒することを想定しているので、ガイド部材20は壁や床に配置されたものではなく、畜舎内の天井から吊り下げられて備え付けられた吊下物を利用する。天井からの吊下物として、ロープやワイヤに取り付けられた給餌機22や給水器24、給餌パイプ26に取り付けられた給餌機22、給水パイプに取り付けられた給水器24などが挙げられる。以降、図1に示すようにガイド部材20として、複数個の給餌機22を用いた場合について説明する。なお、給餌機22を取り付けた給餌パイプ26は給餌機22に飼料を搬送して自動供給するために設けられたものであり、給餌パイプ26自体はワイヤ(図示せず)などで天井から吊るされている。天井から吊り下げられた吊下物を用いることで、柵や塀などの仕切りがない、もしくは少ない畜舎であっても車両本体12を洗浄や消毒する位置に移動させることができる。また、柱などによる凹凸が壁や仕切りにあっても車両本体12を洗浄や消毒する位置に移動させ、万遍なく効率的に洗浄、消毒できる。
センサ18は、車両本体12に対して上下方向に移動可能な支持体28に設けられている。このため、支持体28を上下に移動させ、支持体28に設けられたセンサ18を天井から吊り下げられた給餌機22に、接触もしくは接近させることができ、給餌機22の位置を検出できる。図に示す1組の支持体28は、車両本体12に対して、2本の垂直方向に配置された柱体と1本の水平方向かつ進行方向に沿って配置された棒体から成る。柱体が上下方向に移動し、柱体と接合した棒体が上下方向に移動可能であり、棒体の端部に車両本体12に対して垂直方向に伸びるセンサ18がそれぞれ設けられている。
1組の支持体28には、進行方向に対して前後方向にセンサ18が2つ配置され、車両本体12には2組の支持体28があるので、本実施形態では給餌機22の位置を検出するための4個のセンサ18が設けられている。2組の支持体28は進行方向に対する左右両側に設けられ、給餌機22は左右両側にあるセンサ18の間を通過する。両側にあるセンサ18の進行方向に対する幅方向の間隔は、給餌機22が通過できるように設定されている。なお、図3に示す給餌機22とセンサ18は非接触な状態で、ごく僅かに隙間を開けて接近した状態ではあるが、給餌機22とセンサ18とが接触している状態でも構わない。複数個のセンサ18が設けられることで、確実に給餌機22の位置を把握して検出することができる。
車両本体12は、2組の支持体28に取り付けられたセンサ18の間を給餌機22が通過する位置にありながら進行する。すなわち、センサ18によって給餌機22を挟む位置にありながら進行する。車両本体12が進行方向に進むにつれ、図3に示すように、4個のセンサ18が2個の給餌機22を挟む位置に車両本体12が移動することがある。図3において、4個のセンサ18で挟まれる位置にある2個の給餌機22について、進行方向の後端側にある給餌機22を第1の給餌機22A、進行方向の先端側にある給餌機22を第2の給餌機22Bとする。また、進行方向の先端側であり、矢印Dに示す方向である進行方向に対して左側にあるセンサ18をセンサ18Aとする。以下、進行方向の先端側、矢印Eに示す方向にあるセンサ18をセンサ18B、進行方向の後端側、矢印Dに示す方向にあるセンサ18をセンサ18C、進行方向の後端側、矢印Eに示す方向にあるセンサ18をセンサ18Dとする。
車両本体12は、4個のセンサ18が第1の給餌機22Aを挟む位置にありながら、進行方向に移動している。このとき、センサ18Aとセンサ18Cを含む面ACと、この面と向かい合うセンサ18Bとセンサ18Dを含む面BDとの間を第1の給餌機22Aが通過するように移動する(図3)。移動中に制御部は、第1の給餌機22Aが、面AC、面BDどちらか一方の面に接触する位置、もしくはどちらかの面を超える位置に車両本体12が移動しないよう、車輪の方向を制御し、進行方向を調整しながら車両本体12を移動させる。
また、制御部は並行して、進行方向前方にあるセンサ18Aとセンサ18B、もしくは4個のセンサ18によって第2の給餌機22Bの位置を検出し、第2の給餌機22Bがある位置に向けて移動できるよう、車両本体12の車輪の方向を制御する。そして、第2の給餌機22Bにセンサ18が近づき、第2の給餌機22Bがセンサ18Aとセンサ18Bとの間を通過できるような位置に車両本体12が移動するよう、車輪の方向を制御部で制御する。このとき、第1の給餌機22Aが面AC、面BD間を通過できるよう、車輪の方向は制御部で制御されている。そして、第2の給餌機22Bがセンサ18A、センサ18B間を通過可能な位置に車両本体12が移動すると図3に示すような状態となる。
さらに移動すると、第1の給餌機22Aはセンサ18の間から抜け出て第2の給餌機22Bのみとなる。第2の給餌機22Bに対しても、センサ18間に収めながら移動するという、一連の制御部による制御と車両本体12の動作を繰り返して、第2の給餌機22Bよりも先にある給餌機22に向かって車両本体12が移動する。このように、センサ18の進行方向に対する前後方向の間隔は、ガイド部材20である第1の給餌機22Aと第2の給餌機22Bとの間隔に合わせて設定され、常に1個の給餌機22がセンサ18によって挟まれる位置に来るよう設定される。これにより、車両本体12がガイド部材20に沿って移動可能となり、ガイド部材20から外れそうになっても、走行位置を修正しながら移動可能となる。
車両本体12は支柱30を備え、支柱30は車両本体12に対して支柱30の中心軸を中心として回転可能であり、支柱30の軸方向に垂直な周方向に回転する(図2矢印A)。支柱30には、伸縮可能な多関節を有するアーム14が連結されている。また、アーム14の先端は上下移動が可能となるように根本が支柱30に軸支され、支柱30に軸支されたアーム14の根本を起点として、アーム14の先端が上下に振られるように上下移動が可能である(図2矢印C)。
第1のノズル16は管32と、管32に設けられた噴出口34とを備える。収納されたアーム14が左右に開き、洗浄液や消毒液などの液体を噴射できる状態にあって、車両本体12が進行方向に移動しているとき、管32は車両本体12の進行方向に向けて突出し、管32の軸方向と進行方向は同じである。噴出口34の向きは管32の軸方向とは異なり、例えば軸方向に対して90°の向きになるよう、管32に取り付けられている(図6)。
第1のノズル16自体は、第1のノズル16が設けられたアーム14の取り付け面に対して回転可能になるように設けられ、第1のノズル16の管32の軸を中心として周方向に両方向に回転可能である。第1のノズル16が回転すると、第1のノズル16に取り付けられた噴出口34自体も周方向に回転するので、噴出口34から噴出される洗浄液などの液体も周方向に回転する(図2矢印B)。アーム14の角度が変えられ、伸縮可能であり、第1のノズル16の噴出口34が回転することから、洗浄液などの液体が第1のノズル16の周囲にある洗浄対象物に到達して洗浄できる。このため、洗浄対象物である天井面、床面、壁面など上下左右の全方向に対して万遍なく洗浄可能である。また、進行方向に移動させながら洗浄液などの液体を噴出して洗浄できるので、広い範囲、空間を洗浄、消毒できる。また、第1のノズル16の管32の中途部にも噴出口34を設けてもよく(図示せず)、第1のノズル16の複数箇所から洗浄液や消毒液が噴出されるようにして広い範囲を洗浄、消毒できるようにしてもよい。
車両本体12は2本のアーム14が設けられ、それぞれのアーム14の先端部は第1のノズル16を備えている。2本のアーム14は伸長して給餌機22を挟むような位置になるように、車両本体12に設けられている。また、アーム14を伸縮することで、給餌機22に対して下方向、横方向、上方向から洗浄液などの液体を噴出して給餌機22を洗浄、消毒でき、2本のアーム14により、両側から洗浄、消毒できるので、より効率よく給餌機22の洗浄や消毒ができる。また、1本の給餌機22のラインに対し、給餌機22のラインを中央にして両側に給水器24のラインが設けられている。このため、図1、図2に示すような位置にアーム14がある場合、給餌機22だけではなく給水器24も洗浄、消毒できる。
第2のノズル17は車両本体12に直接設けられ、車両本体12から液体を噴出できるようにしてもよい。例えば、車両本体12の下部に取り付けられていて、下方に向かって液体を噴出できるようにすれば、床面に洗浄液を噴射して洗浄することができる。また、車両本体12の上部に取り付けられていて、上方に向かって液体を噴出できるようにすれば、給餌機22に洗浄液を下方から噴射して洗浄することができる。
アーム14の伸縮や角度の変更、支柱30の回転は制御部で制御可能であり、図5に示すようにアーム14は折りたたんで収納でき、車両本体12内に収めることができる。また、よりコンパクトに収納するために、アーム14に取り付けられた第1のノズル16を車両本体12に収めることもできるが、洗浄するときには使用しない動作に対しては、自動ではなく手動も可能である。
本実施形態の畜舎の洗浄消毒システムに用いられるガイド部材20は、車両本体12を進行させたい方向に配置し、進行方向が曲線的になるよう曲げて配置してもよい。例えば給餌機22を円弧のように配置して、車両本体12の移動を直線的な移動以外にも可能となる。また、単なるワイヤでもよく、ワイヤを進ませたい方向に配置させることもできる。天井から吊り下げられた給餌機22や給水器24をガイド部材20として用い、このような給餌機22や給水器24を用いる飼育により飼育される家畜は、鶏が好適であり、より好ましくはブロイラーであり、鶏舎に利用できる洗浄消毒システムである。鶏舎の場合は、柵や塀によって小さい区画に分けずに飼育し、鶏の排泄物もひどくこびり付くようなものではないため、車両本体12を広く移動させて洗浄、消毒でき、万遍なく効率的に洗浄できる洗浄消毒システムが好ましい。また、ガイド部材20としてワイヤを用いる場合は、豚が好ましく、豚舎に用いることができる。
車両本体12は、パーソナルコンピュータや携帯端末など操作端末を用い、操作可能であり、操作端末と車両本体12との通信は無線送受信によって行う。その他、車両本体12は、車両本体12に洗浄液などの液体を送る洗浄液ホースが設けられ、洗浄液ホースが巻き取られるホースリールを備えていてもよい。
10 畜舎洗浄消毒システム
12 車両本体
14 アーム
16 第1のノズル
17 第2のノズル
18、18A、18B、18C、18D センサ
20 ガイド部材
22 給餌機
22A 第1の給餌機
22B 第2の給餌機
24 給水器
26 給餌パイプ
28 支持体
30 支柱
32 管
34 噴出口

Claims (7)

  1. ガイド部材が設けられた畜舎を洗浄または消毒する畜舎洗浄消毒システムであって、
    車両本体と、
    該車両本体に設けられたアームと、
    該アームに設けられ、液体を噴出する第1のノズルと、
    ガイド部材の位置を検出するセンサと、
    前記センサが検出したガイド部材の位置に基づいて、ガイド部材に沿って前記車両本体を移動させる制御部とを具備することを特徴とする畜舎洗浄消毒システム。
  2. 前記第1のノズルは、前記アームの取り付け面に対して回転可能になるように前記アームに設けられ、前記第1のノズルが回転することにより噴出口が回転することを特徴とする請求項1に記載の畜舎洗浄消毒システム。
  3. 前記ガイド部材が、前記畜舎内の天井から吊り下げられた吊下物であり、該吊下物が、給餌機または給水器であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の畜舎洗浄消毒システム。
  4. 前記センサは、前記車両本体に対して上下に移動可能な支持体に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の畜舎洗浄消毒システム。
  5. 前記車両本体には、複数の前記アームが設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の畜舎洗浄消毒システム。
  6. 前記車両本体には、該車両本体から液体を噴出可能な第2のノズルが設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の畜舎洗浄消毒システム。
  7. 前記畜舎が、鶏用の鶏舎であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の畜舎洗浄消毒システム。
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