JP2016218947A - 商品処理装置および商品処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの確認作業の煩雑さを低減させる商品処理装置を提供する。【解決手段】自動計量包装値付機100は、履歴情報記憶部170と、制御部110と、値付機構900とを備える。履歴情報記憶部170は、ユーザが内容の正しさを確認した商品情報を履歴情報として記憶している。制御部110は、現在の処理対象の商品の商品情報のうち、履歴情報と一致する部分に関する確認画面の表示を省略する。値付機構900は、処理対象の商品を処理する。【選択図】図13

Description

本発明は、商品処理装置および商品処理システムに関する。
印刷発行するラベルのプレビュー画面を表示する表示手段を備える印刷装置が知られている(特許文献1(特開2015−30207号公報)参照)。
一般的に、この種の印刷装置は、ラベルの印字内容をユーザに確認させるべく、印刷発行前にラベルのプレビュー画面を表示する。そして、ラベルの各項目に関する確認画面を表示する。印刷装置が既にユーザによって確認済みのラベルと同一ラベルを再度印刷発行する場合であっても、ユーザは各項目に関する確認画面を順に確認する必要がある。確認作業はユーザにとって非常に煩雑である。なお、印刷装置が印刷発行前にラベルの各項目に関する確認画面を表示する場合に限らず、包装機が商品包装前に当該商品の各項目に関する確認画面を表示する場合等にも同様の課題が生じる。つまり、上述した課題は、商品に対する処理の内容に関わらず、商品に対して何らかの処理を行う商品処理装置に共通の課題である。
本発明の課題は、ユーザの確認作業の煩雑さを低減させる商品処理装置および商品処理システムを提供することである。
本発明の第1観点に係る商品処理装置は、履歴情報記憶部と、表示制御部と、処理部とを備える。履歴情報記憶部は、ユーザが内容の正しさを確認した商品情報を履歴情報として記憶している。表示制御部は、現在の処理対象の商品の商品情報のうち、履歴情報と一致する部分に関する確認画面の表示を省略する。処理部は、処理対象の商品を処理する。
本発明の第1観点に係る商品処理装置では、現在の処理対象の商品の商品情報のうち、履歴情報と一致する部分に関する確認画面の表示が省略されるので、ユーザは、一致する部分に関する確認画面の確認を省略できる。よって、ユーザによる確認作業の煩雑さを低減することができる。
本発明の第2観点に係る商品処理装置は、商品毎に商品情報をマスタ情報として記憶しているマスタ情報記憶部をさらに備える。表示制御部は、処理対象の商品に対応するマスタ情報のうち、履歴情報と一致する部分に関する確認画面の表示を省略する。
本発明の第2観点に係る商品処理装置では、処理対象の商品に対応するマスタ情報のうち、履歴情報と一致する部分に関する確認画面の表示が省略されるので、マスタ情報が変更されていない場合に、ユーザは、一致する部分に関する確認画面の確認を省略できる。
本発明の第3観点に係る商品処理装置においては、処理対象の商品の商品情報および履歴情報は、複数の商品項目を含む。表示制御部は、処理対象の商品の商品情報と履歴情報との間で、互いに内容が一致する商品項目である一致項目に関する確認画面の表示を省略する。
本発明の第3観点に係る商品処理装置では、互いに内容が一致する商品項目に関する確認画面の表示が省略されるので、ユーザは、内容に変化がない商品項目に関する確認画面の確認を省略できる。
本発明の第4観点に係る商品処理装置は、複数の商品項目のうち、予め設定された一部の商品項目を設定項目として記憶する設定情報記憶部をさらに備える。表示制御部は、設定項目に基づいて、一致項目に関する確認画面の表示を省略するかを決定する。
本発明の第4観点に係る商品処理装置では、予め設定された商品項目に基づいて、確認画面の表示を省略するかが決定されるので、ユーザは、予め特定の商品項目を設定しておくことによって、特定の商品項目に関する確認画面の確認を省略できる。
本発明の第5観点に係る商品処理装置は、表示制御部は、ユーザの属性を示す情報に応じて、確認画面の表示を省略するかを決定する。
本発明の第5観点に係る商品処理装置では、ユーザの属性を示す情報に応じて確認画面の表示を省略するかが決定されるので、ユーザに応じて確認画面の確認を省略できる。
本発明の第6観点に係る商品処理装置は、予め設定された期間が経過した場合に、履歴情報を削除する記憶制御部をさらに備える。
本発明の第6観点に係る商品処理装置では、一定期間で商品情報を削除するので、例えば1日単位で商品情報をリセットすることにより、スーパーマーケットのバックヤードでの利用に適した形態を提供できる。
本発明の第7観点に係る商品処理装置においては、処理部は、処理対象の商品に付すラベルに、処理対象の商品の商品情報を印字する。
本発明の第8観点に係る商品処理装置においては、処理部は、処理対象の商品を計量して包装する。
本発明の第9観点に係る商品処理装置においては、処理部は、異物が処理対象の商品に混入されていないかを検査する。
本発明の第10観点に係る商品処理システムは、上述したいずれかの商品処理装置を備える。
本発明に係る商品処理装置は、現在の処理対象の商品の商品情報のうち、履歴情報と一致する部分に関する確認画面の表示を省略するので、ユーザは、一致する部分に関する確認画面の確認を省略できる。よって、ユーザによる確認作業の煩雑さを低減することができる。
商品処理装置の一例としての自動計量包装値付機の斜視図である。 自動計量包装値付機の内部の正面概略図である。 計量搬入機構の周辺の側面概略図である。 図1の自動計量包装値付機の機能ブロック図である。 ある時点でのマスタ商品情報の一例を説明する図である。 ある時点から一定時間経過後のマスタ商品情報の一例を説明する図である。 図5Aのマスタ商品情報に対応するラベル情報の一例を説明する図である。 図5Bのマスタ商品情報に対応するラベル情報の一例を説明する図である。 履歴情報の一例を説明する図である。 設定項目の一例を説明する図である。 プレビュー画面の一例を説明する図である。 確認画面の一例を説明する図である。 自動計量包装値付機による商品処理の一部を示すフローチャートである。 自動計量包装値付機による商品処理の残部を示すフローチャートである。 確認処理1のフローチャートである。 属性情報の一例を説明する図である。
本発明の実施形態を以下に示す。なお、以下の実施形態は、具体例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。
(1)自動計量包装値付機の構成
図1は、商品処理装置の一例としての自動計量包装値付機100の斜視図である。自動計量包装値付機100は、例えば、店舗のバックヤードに配置され、商品の計量および包装、ならびに商品に対するラベル貼付という一連の作業を行う。
自動計量包装値付機100は、計量搬入機構200と、包装ステーション300と、ロール支持機構400と、フィルム送り出し機構500と、フィルム搬送機構600と、折り込み機構700と、シール機構800と、値付機構900とを備える。なお、本明細書では、「前」、「後」、「上」、「下」、「左」、および「右」の6つの方向は、図1に示されるように定義される。また、「前」を「正面」または「手前」と記し、「後」を「奥」と記す場合がある。
計量搬入機構200は、自動計量包装値付機100の本体101の正面中央部に設けられる。包装ステーション300は、本体101内に形成される空間である。ロール支持機構400は、本体101の両側部に配置される。ロール支持機構400は、フィルムロールを支持する。フィルム送り出し機構500は、フィルムロールから引き出されたフィルムを上方に送り出す。フィルム搬送機構600は、フィルム送り出し機構500からフィルムを受け取り、受け取ったフィルムを包装ステーション300に搬送する。折り込み機構700は、包装ステーション300に搬送されたフィルムで商品を包装し、当該フィルムを商品の底面側に折り込む。シール機構800は、商品の底面側に折り込まれたフィルムに熱シールを施す。シール機構800は、表側(すなわち上側)にヒータを内蔵した排出台801を含む。値付機構900は、商品情報が印字されたラベルを包装された商品の上面に貼付する。
自動計量包装値付機100は、表示部111と、操作部112とをさらに備える。
表示部111は、液晶ディスプレイであり、自動計量包装値付機100に関する情報を表示する。より詳細には、各種設定に関するメニュー画面、および商品情報に関する画面を表示する。例えば、表示部111は、メニュー画面として、後述する設定項目を設定するための画面を表示する。また、商品情報に関する画面として、ラベルのプレビュー画面、および商品情報に関する確認画面を表示する。ユーザは、確認画面を確認することによって、商品情報の内容に誤りがないかを確認することができる。
操作部112は、操作キーであり、自動計量包装値付機100に対する指示、および自動計量包装値付機100に関する設定を受け付ける。操作部112は、例えば、表示部111が確認画面を表示した場合に、確認画面を確認した旨の入力をユーザから受け付ける。
詳しくは後述するが、商品情報は複数の商品項目を含む。ユーザが、ある商品情報の全ての商品項目の内容を既に確認した場合に、同一の商品情報の全ての商品項目の内容を再度確認することは、ユーザにとって煩雑である。詳しくは後述するが、本実施形態の自動計量包装値付機100は、一部の商品項目に関する確認画面の表示を省略することによって、ユーザの確認作業の煩雑さを低減させる。
図2は、自動計量包装値付機100の内部の正面概略図である。図3は、計量搬入機構200の周辺の側面概略図である。
(1−1)計量搬入機構
計量搬入機構200は、トレーTに収納された商品Gが載置される計量台201と、商品Gを計量する計量器本体202と、4つのプーリ間に張設された左右2組の搬入コンベアベルト203と、搬入コンベアベルト203を駆動するコンベアベルト用モータ(不図示)とを有する。それぞれの搬入コンベアベルト203には連結棒204が掛け渡されており、連結棒204の中央部には、搬送用の爪205が装着されている。
トレーTが計量台201上に載置されると、商品Gが計量器本体202により計量される。その後、搬入コンベアベルト203が回ることによって、トレーTが爪205に押される。これにより、トレーTは、後述する、リフター機構130の支持部材133上に送られる。
(1−2)包装ステーション
包装ステーション300は、計量が終了した商品に対して一連のフィルム包装処理が施される空間である。包装ステーション300において、フィルム搬送機構600は、商品にストレッチフィルムFを張る。リフター機構130は、ストレッチフィルムFが張られた商品を突き上げる。そして、折り込み機構700は、トレーTの底面側にストレッチフィルムFの周囲の部分を折り込む。以上の処理によって、商品はストレッチフィルムFで覆われた状態になる。
リフター機構130は、包装ステーション300の下部に配置される。リフター機構130は、トレーTの底面を保持して商品を上方に移動させる。
リフター機構130は、支持ベース131と、支持ベース131上に固定された複数の支持バー132と、複数の支持バー132のそれぞれの上端部に回動自在に支持された、トレーTの底面を受ける支持部材133とを有する。また、リフター機構130は、支持ベース131を上下に移動させる電動ボールネジ機構134を備える。
なお、複数の支持バー132のそれぞれは、その中央部分に前後左右に折れ曲がるヒンジを備えており、後述する右折り込み板701、左折り込み板702、および後折り込み板703がトレーTの下部に入ってくるときに、一時的に転倒する。
(1−3)ロール支持機構
ロール支持機構400は、本体101の両側部に概ね対称に設けられる。ロール支持機構400は、主として、ロールバー、およびホルダから構成される。ロールバーは、フィルムロールRに挿通された状態でホルダによって保持される。ロールバーは、フィルムロール駆動モータ401の回転に従って駆動される。
(1−4)フィルム送り出し機構
フィルム送り出し機構500は、フィルムロールRから引き出されたストレッチフィルムFを、後述する、フィルム搬送機構600の一対のフィーダユニットに受け渡す。フィルム送り出し機構500は、主として、繰り出しローラ501と、繰り出しモータ502と、フィルム差し込み板ユニット503とから構成される。繰り出しモータ502は、繰り出しローラ501を回転駆動させる。フィルム差し込み板ユニット503は、一対の板部材とワンウェイローラによってストレッチフィルムFを保持した状態で上下動することによって、ストレッチフィルムFをフィルム搬送機構600に受け渡す。
(1−5)フィルム搬送機構
フィルム搬送機構600は、フィルム送り出し機構500によって繰り出されたストレッチフィルムFを受け取って、包装ステーション300の中央部分に搬送すると共に、ストレッチフィルムFを緊張保持する。フィルム搬送機構600は、主として、第1フィーダユニットと第2フィーダユニットから構成される。
第1フィーダユニットは、自動計量包装値付機100の正面手前側に、第2フィーダユニットは、自動計量包装値付機100の正面奥側に配置される。第1フィーダユニットおよび第2フィーダユニットは、横送りされるストレッチフィルムFの両側部、すなわち手前側及び向こう側の側部を上下のベルトで挟む。そして、ベルト駆動によってストレッチフィルムFを搬送する。また、第1フィーダユニット及び第2フィーダユニットのそれぞれは、フィルムの幅方向(前後方向)に移動する。
フィルム搬送機構600のフィルム搬送方向前側には、カッター機構601が配置される。カッター機構601は、フィルム搬送機構600によって、ストレッチフィルムFが予め設定された量だけ搬送された後、フィルム送り出し機構500とフィルム搬送機構600の間でストレッチフィルムFを切断する。カッター機構601は、フィルム幅よりも長い切断刃を有し、この切断刃をアクチュエータで移動させることによりストレッチフィルムFを切断する。
(1−6)折り込み機構
折り込み機構700は、主として、右折り込み板701、左折り込み板702と、後折り込み板703と、前折り込み棒(不図示)とから構成される。
右折り込み板701および左折り込み板702は、ストレッチフィルムFのフィルム搬送方向両端部をトレーTの底面側に折り込む。右折り込み板701および左折り込み板702は、モータ及びタイミングベルトによって水平移動する。
後折り込み板703は、ストレッチフィルムFの奥側の側部をトレーTの底面側に折り込む。後折り込み板703は、モータ及びタイミングベルトによって水平移動する。
前折り込み棒は、トレーTを手前側に向けて押し出す排出プッシャー704によるトレーTの排出時に、ストレッチフィルムFの手前側の側部がトレーTの底面側に折り込まれるように配置される。
(1−7)シール機構
シール機構800は、排出プッシャー704によって押し出されたトレーTの底面を熱してシールする役割を果たす。また、シール機構800の手前側の部分は、排出された商品を受ける台の役割も果たす。
<値付機構900>
値付機構900は、ラベルプリンタ901及びラベル発行機902を含んで構成される(図1参照)。ラベルプリンタ901は、商品の商品情報をラベルに印字する。ラベル発行機902は、排出台801に排出された包装済みの商品に、ラベルプリンタ901によって印字されたラベルを貼り付ける。
(2)自動計量包装値付機の機能ブロック
図4は、図1の自動計量包装値付機100の機能ブロック図である。既に説明したように、自動計量包装値付機100は、計量搬入機構200、ロール支持機構400、フィルム送り出し機構500、フィルム搬送機構600、リフター機構130、折り込み機構700、シール機構800、値付機構900、表示部111、および操作部112を備える。また、自動計量包装値付機100は、制御部110、計時部150、マスタ情報記憶部160、履歴情報記憶部170、および設定情報記憶部180を備える。
制御部110は、CPU、ROMおよびRAM等から構成されるコンピュータである。制御部110は、計量搬入機構200、リフター機構130、ロール支持機構400、フィルム送り出し機構500、フィルム搬送機構600、折り込み機構700、シール機構800、値付機構900、表示部111、操作部112、計時部150、マスタ情報記憶部160、履歴情報記憶部170、および設定情報記憶部180に接続される。
制御部110は、操作部112からの入力に応じて、計量搬入機構200、リフター機構130、ロール支持機構400、フィルム送り出し機構500、フィルム搬送機構600、折り込み機構700、シール機構800、値付機構900、計時部150、マスタ情報記憶部160、履歴情報記憶部170、および設定情報記憶部180を制御すると共に、表示部111に各種の情報を出力する。詳しくは後述するが、本実施形態では、制御部110は、計量台201にセットされた商品、すなわち現在の処理対象の商品の商品情報のうち、履歴情報記憶部170に記憶されている商品情報と一致する部分に関する確認画面の表示を省略する表示制御部として機能する。また、制御部110は、予め設定された期間が経過した場合に、履歴情報記憶部170に記憶されている商品情報を削除する記憶制御部としても機能する。
計時部150は、日時を計る。計時部150は、日時を示す日時情報を制御部110に送信する。日時情報は、後述する加工日および消費期限に利用される。
マスタ情報記憶部160は、各種商品のマスタ商品情報を記憶する。各種商品のマスタ商品情報は、ネットワークを介してサーバから取得されてもよいし、他の記録媒体から取得されてもよい。各種商品のマスタ商品情報は、商品項目の変更に伴って、適宜更新される。マスタ商品情報の詳細は後述する。
履歴情報記憶部170は、ユーザが内容の正しさを確認した商品情報を履歴情報として記憶する。履歴情報の詳細は後述する。
設定情報記憶部180は、商品項目のうち、予め設定された一部の商品項目を設定項目として記憶する。設定項目の詳細は後述する。
(3)マスタ商品情報
図5Aおよび図5Bは、マスタ商品情報の一例を説明する図である。具体的には、図5Aは、ある時点でのマスタ商品情報の一例を示し、図5Bは、その時点から一定時間経過後のマスタ商品情報の一例を示す。マスタ商品情報は、商品項目として、呼出No.、商品名、単価、および産地を含む。図5においては、2つの商品のマスタ商品情報が示される。
呼出No.は、商品を識別する識別番号である。図5Aおよび図5Bのそれぞれにおいて、「000001」、および「000002」が記述されている。
商品名は、商品の名称である。図5Aおよび図5Bのそれぞれにおいて、「神戸牛ヒレステーキ」、および「神戸牛サーロインステーキ」が記述されている。
単価は、商品100g当たりの値段である。図5Aにおいては、「758円」、および「1023円」が記述されている一方、図5Bにおいては、「600円」、および「900円」が記述されている。すなわち、各商品の単価が変更されている。例えば、各商品が処理される時間帯によって、各商品の単価は異なる。
産地は、商品の産地である。図5Aおよび図5Bのそれぞれにおいて、両商品に対して「兵庫県」が記述されている。
(4)ラベル情報
図6Aおよび図6Bは、ラベル情報の一例を説明する図である。図6Aは、図5Aのマスタ商品情報に対応するラベル情報の一例を示し、図6Bは、図5Bのマスタ商品情報に対応するラベル情報の一例を示す。ラベル情報は、商品項目として、呼出No.、商品名、単価、および産地に加えて、正味量、値段、加工日、および消費期限を含む。呼出No.、商品名、単価、および産地は、図5で説明した通りである。
正味量は、商品の正味量である。図6Aの例では、「1241g」、および「850g」が記述されている。図6Bの例では、「990g」、および「850g」が記述されている。
値段は、商品の値段である。値段は、単価と正味量とから算出される。図6Aの例では、「9406円」、および「8700円」が記述されている。図6Bの例では、「5940円」、および「7650円」が記述されている。
以上のように、商品名が互いに同一であっても、例えば、包装される商品の個数によって、正味量が異なる場合がある。正味量が異なれば、値段も異なる。また、既に説明したように、単価がそもそも異なれば、値段も異なる。
加工日は、商品の加工日である。図6Aおよび図6Bの例では、両商品に対して「2015年4月10日」が記述されている。
消費期限は、商品の消費期限である。図6Aおよび図6Bの例では、両商品に対して「2015年4月13日」が記述されている。
(5)履歴情報
図7は、履歴情報の一例を説明する図である。履歴情報は、ラベル情報と同様に、商品項目として、呼出No.、商品名、正味量、値段、単価、加工日、消費期限、および産地を含む。図7の例では、呼出No.として「000001」、商品名として「神戸牛ヒレステーキ」、正味量として「1241g」、値段として「9406円」、単価として「758円」、加工日として「2015年4月10日」、消費期限として「2015年4月13日」、および産地として「兵庫県」が記述されている。
(6)設定項目
図8は、設定項目の一例を説明する図である。設定項目は、ラベル情報の商品情報に含まれる商品項目のうち、確認画面の表示の省略対象となる商品項目である。ユーザは、上述したメニュー画面を通じて、商品項目のうち特定の商品項目を設定項目として設定することができる。図8の例では、商品名、値段、および産地が設定項目として設定されている。設定項目として設定されていない商品項目に関しては、内容の変更の有無に関わらず、確認画面が表示される。
(7)プレビュー画面
図9は、プレビュー画面の一例を説明する図である。プレビュー画面は、ラベルに印字される商品情報に関する画面である。プレビュー画面は、処理対象の商品のラベル情報に基づいて生成される。プレビュー画面は、呼出No.、商品名、正味量、値段、単価、加工日、消費期限、および産地に関する情報を含む。図9の例では、図6Bで説明した神戸牛ヒレステーキに関する商品情報が示されている。
(8)確認画面
図10は、確認画面の一例を説明する図である。確認画面は、ラベルの印字内容を商品項目毎にユーザに確認させるための画面である。図10の例では、表示部111は、商品名として神戸牛ヒレステーキが正しいかを確認する画面を表示している。ユーザは、確認画面を通じて、ラベルの印字内容が正しいかを確認することができる。
(9)自動計量包装値付機100による商品処理のフローチャート
図11および図12は、自動計量包装値付機100による商品処理のフローチャートである。本フローチャートは、自動計量包装値付機100の電源がオンされることによって開始される。ここでは、マスタ商品情報として、図5Bで説明したマスタ商品情報が記憶されており、履歴情報として、図7で説明した履歴情報が記憶されており、設定項目として、図8で説明した設定項目が設定されており、処理対象の商品が「神戸牛ヒレステーキ」である場合を例に挙げて説明する。
なお、処理対象の商品である「神戸牛ヒレステーキ」を載せたトレーは、ユーザによって計量台201に置かれる。ユーザは、操作部112を介して、処理対象の商品の商品名である「神戸牛ヒレステーキ」を入力することによって、処理対象の商品を指定する。
制御部110は、商品が指定されたかを判定する(ステップS101)。制御部110は、商品が指定されたと判定した場合には(ステップS101でYes)、当該商品の商品名に対応する呼出No.に関連付けられた商品情報を読み出す(ステップS102)。すなわち、「呼出No.」が「000001」に対応する商品情報を読み出す。具体的には、「商品名」として「神戸牛ヒレステーキ」、「単価」として「600円」、および「産地」として「兵庫県」を読み出す。一方、制御部110は、商品が指定されていないと判定した場合には(ステップS101でNo)、待機する。
制御部110は、読み出したマスタ商品情報を基に、処理対象の商品のラベル情報を生成する(ステップS103)。具体的な処理内容は以下の通りである。制御部110は、計時部150から日時情報を取得し、日時情報に示される日付を加工日の項目に記述する。ここでは、「加工日」に「2015年4月10日」を記述する。制御部110は、日時情報に示される日付に予め設定されている日数(例えば3日)が加算された値を、消費期限の項目に記述する。ここでは、「消費期限」に「2015年4月13日」を記述する。制御部110は、計量器本体202から計量情報を取得し、計量情報を基に正味量の項目に記述する。ここでは、「正味量」に「990g」を記述する。制御部110は、単価と正味量から値段を算出し、算出した値段を値段の項目に記述する。ここでは、「値段」に「5940円」を記述する。以上により、ラベル情報は生成される。
制御部110は、商品のラベル情報に関するプレビュー画面を表示する(ステップS104)。例えば、制御部110は、プレビュー画面として、図9に示した画面を表示する。そして、制御部110は、履歴情報が存在するかを判定する(ステップS105)。より詳細には、制御部110は、処理対象の商品に対応する呼出No.と同一の呼出No.を含む履歴情報が存在するかを判定する。ここでは、「呼出No.」として「000001」を含む商品情報が存在するかを判定する。
制御部110は、履歴情報が存在すると判定した場合には(ステップS105でYes)、後述する確認処理1を実行する(ステップS200)。一方、制御部110は、履歴情報が存在しないと判定した場合には(ステップS105でNo)、確認処理2を実行する(ステップS106)。具体的には、ラベル情報の各商品項目に関する確認画面を順次表示することによって、全ての商品項目に関してユーザに確認作業を促す。操作部112がプレビュー画面に表示された商品項目に対するユーザの操作入力を受け付けた場合に、制御部110は、当該商品項目に関する確認画面を表示してもよい。すなわち、制御部110は、ユーザの操作入力をトリガとして、確認画面を表示してもよい。
ステップS200、またはステップ106が実行されると、制御部110は、処理対象の商品のラベル情報を履歴情報記憶部170に記憶する(ステップS107)。そして、制御部110は、処理対象の商品に対して包装および値付けに関する商品処理を開始する(ステップS108)。なお、操作部112がプレビュー画面に表示された開始ボタンに対するユーザの操作入力を受け付けた場合に、制御部110は、商品処理を開始してもよい。
制御部110は、予め定められた期間が経過したかを判定する(ステップS109)。制御部110は、予め定められた期間が経過したと判定した場合に(ステップS109でYes)、履歴情報を削除する(ステップS110)。予め定められた期間(例えば1日)で履歴情報を削除することにより、スーパーマーケットのバックヤードでの利用に適した形態を提供できる。履歴情報が削除されると、またはステップS109でNoと判定されると、制御部110は、電源がオフされたかを判定する(ステップS111)。電源がオフされていないと判定する場合には(ステップS111でNo)、ステップS101に移行する。電源がオフされたと判定する場合には(ステップS111でYes)、一連の処理を終了する。
(10)確認処理1のフローチャート
図13は、確認処理1のフローチャートである。本フローチャートにおいて、変数iは、処理対象の商品における一の商品項目を示す。閾値Thは、処理対象の商品における商品項目の総数を示す。
履歴情報が存在する場合には、制御部110は、設定項目に従って、各商品項目に関する確認画面の表示を制御する。ここでは、「呼出No.」として「000001」を含む履歴情報が存在するので、制御部110は、設定項目に従って、各商品項目に関する確認画面の表示を制御する。
具体的には、まず、制御部110は、変数iに1を代入する(ステップS201)。これにより、ラベル情報を構成する商品項目のうち一の商品項目を選択する。例えば、一の商品項目として「商品名」を選択する。操作部112がプレビュー画面に表示された商品項目に対するユーザの操作入力を受け付けた場合に、操作入力に応じた商品項目を一の商品項目として選択してもよい。
次に、制御部110は、変数iが示す商品項目に関する確認画面を省略するかを判定する(ステップS202)。具体的には、変数iが示す商品項目が設定項目として設定されており、かつ、変数iが示す商品項目の内容が、履歴情報に含まれる、対応する商品項目の内容に一致するかを判定する。ここでは、「商品名」が設定項目として設定されており、かつ、処理対象の商品の「商品名」の内容が、履歴情報の「商品名」の内容に一致するかを判定する。変数iが示す商品項目が設定項目として設定されていない、または、変数iが示す商品項目の内容が、履歴情報に含まれる、対応する商品項目の内容に一致しないと判定した場合には(ステップS202でNo)、変数iが示す商品項目の確認画面を表示する(ステップS203)。
一方、変数iが示す商品項目が設定項目として設定されており、かつ、変数iが示す商品項目の内容が、履歴情報に含まれる、対応する商品項目の内容に一致すると判定した場合には(ステップS202でYes)、変数iが示す商品項目の確認画面の表示を省略する。すなわち、ステップS203を経ることなく、後述のステップS204に移行する。ここでは、「商品名」は、設定項目として設定されており、かつ、処理対象の商品の「商品名」の内容が、履歴情報の「商品名」の内容に一致する。したがって、制御部110は、図10で説明した商品名に関する確認画面を表示しない。すなわち、「商品名」に関する確認画面を省略する。
制御部110は、変数iが閾値Th以上であるかを判定する(ステップS204)。すなわち、商品項目が他に存在するかを判定する。変数iが閾値Th未満であると判定した場合には(ステップS204でNo)、すなわち、商品項目が他に存在すると判定する場合には、変数iを1計数する(ステップS205)。つまり、他の商品項目を新たな一の商品項目として選択する。ここでは、商品項目が他に存在するので、例えば、「正味量」を新たな一の商品項目として選択する。そして、ステップS202に移行する。
制御部110が商品項目毎に上述した処理を行うと、「正味量」、「値段」、「単価」、「加工日」、および「消費期限」に関しては、商品項目が設定項目として設定されていない、または、その内容が、履歴情報に含まれる、対応する商品項目の内容に一致しない、という条件を満たす。したがって、制御部110は、「正味量」、「値段」、「単価」、「加工日」、および「消費期限」に関する確認画面を順次表示することになる。
一方、「産地」に関しては、商品項目が設定項目として設定されており、かつ、その内容が、履歴情報に含まれる、対応する商品項目の内容に一致する、という条件を満たす。したがって、制御部110は、「産地」に関する確認画面を省略する。
制御部110は、ステップS204において、変数iが閾値Th以上であると判定する場合には(ステップS204でYes)、すなわち、商品項目が他に存在しないと判定する場合には、確認処理1を終了する。
(11)特徴
上記の実施形態の自動計量包装値付機100は、履歴情報記憶部170と、制御部110と、値付機構900とを備える。履歴情報記憶部170は、ユーザが内容の正しさを確認した商品情報を履歴情報として記憶している。制御部110は、現在の処理対象の商品の商品情報のうち、履歴情報と一致する部分に関する確認画面の表示を省略する。値付機構900は、処理対象の商品を処理する。
制御部110が、現在の処理対象の商品の商品情報のうち、履歴情報と一致する部分に関する確認画面の表示を省略するので、ユーザは、一致する部分に関する確認画面の確認を省略できる。よって、ユーザによる確認作業の煩雑さを低減することができる。
上記の実施形態の自動計量包装値付機100は、商品毎に商品情報をマスタ情報として記憶しているマスタ情報記憶部160をさらに備える。制御部110は、処理対象の商品に対応するマスタ情報のうち、履歴情報と一致する部分に関する確認画面の表示を省略する。
制御部110が、処理対象の商品に対応するマスタ情報のうち、履歴情報と一致する部分に関する確認画面の表示を省略するので、マスタ情報が変更されていない場合に、ユーザは、一致する部分に関する確認画面の確認を省略できる。
上記の実施形態の自動計量包装値付機100においては、処理対象の商品の商品情報および履歴情報は、複数の商品項目を含む。制御部110は、処理対象の商品の商品情報と履歴情報との間で、互いに内容が一致する商品項目である一致項目に関する確認画面の表示を省略する。
制御部110が、互いに内容が一致する商品項目に関する確認画面の表示を省略するので、ユーザは、内容に変化がない商品項目を繰り返し確認する作業を回避することができる。よって、ユーザによる確認作業の煩雑さを低減することができる。
上記の実施形態の自動計量包装値付機100は、複数の商品項目のうち、予め設定された一部の商品項目を設定項目として記憶する設定情報記憶部180をさらに備える。制御部110は、設定項目に基づいて、一致項目に関する確認画面の表示を省略するかを決定する。
制御部110が、予め設定された商品項目に基づいて、確認画面の表示を省略するかを決定するので、ユーザは、予め特定の商品項目を設定しておくことによって、特定の商品項目に関する確認画面の確認を省略できる。
上記の実施形態の自動計量包装値付機100においては、制御部110は、予め設定された期間が経過した場合に、履歴情報を削除する。
制御部110が、一定期間で商品情報を削除するので、例えば1日単位で商品情報をリセットすることにより、スーパーマーケットのバックヤードでの利用に適した形態を提供できる。
上記の実施形態の自動計量包装値付機100においては、処理部としての値付機構900は、処理対象の商品に付すラベルに、処理対象の商品の商品情報を印字する。
上記の実施形態の自動計量包装値付機100においては、処理部としての計量搬入機構200、フィルム送り出し機構500、フィルム搬送機構600、折り込み機構700、およびリフター機構130は、処理対象の商品を計量して包装する。
(12)変形例
制御部110は、自動計量包装値付機100を使用するユーザに応じて、確認画面の表示に関する処理内容を異ならせてもよい。この場合には、自動計量包装値付機100は、ユーザの属性を示す属性情報を記憶する属性情報記憶部をさらに備える。そして、制御部110は、属性情報に応じて、確認画面の表示を省略するかを決定する。制御部110が属性情報に応じて、確認画面の表示を省略するかを決定するので、ユーザに応じて、確認画面の確認を省略できる。
図14は、属性情報の一例を説明する図である。属性情報は、属性の項目として、ユーザを識別するための識別番号、ユーザの年齢、ユーザの勤務期間、およびユーザの役職を含む。図14の例では、2人のユーザの属性情報が示されている。一方のユーザに関しては、識別番号が「001」、年齢が「48才」、勤務期間が「15年」、役職が「正社員」である。他方のユーザに関しては、識別番号が「002」、年齢が「18才」、勤務期間が「1年」、役職が「アルバイト」である。
制御部110は、年齢、勤務期間、および役職の少なくとも1つに基づいて、確認画面の表示に関する処理内容を異ならせる。例えば、制御部110は、設定項目の数を異ならせる。制御部110は、勤務期間が予め定められている期間(例えば5年)以下のユーザに対する設定項目の数を、勤務期間が予め定められている期間よりも長いユーザに対する設定項目の数よりも増やしてもよい。制御部110は、経験が浅いユーザに対して商品情報の確認を徹底させつつ、経験が豊富なユーザによる確認処理の煩雑さを低減させることができる。なお、制御部110は、役職がアルバイトであるユーザに対する設定項目の数を、役職が正社員であるユーザに対する設定項目の数よりも増やしてもよい。年齢が予め定められている値(例えば30才)以下のユーザに対する設定項目の数を、年齢が予め定められている値よりも大きいユーザに対する設定項目の数よりも増やしてもよい。
設定項目の数がユーザ毎に異なる場合に、設定情報記憶部180は、ユーザ毎に設定項目を記憶してもよい。この場合に、制御部110は、操作部112を介して、ユーザを識別するための入力を受け、受け付けた入力に対応する設定項目を使用する。ユーザの特性および能力等に応じて、設定項目がユーザ毎に予め設定されていれば、個々のユーザに合わせた制御が可能になる。なお、制御部110は、ユーザの確認作業の結果に応じて設定項目を更新してもよい。例えば、あるユーザが特定の商品項目の確認作業を誤った場合に、確認作業を誤った商品項目を当該ユーザの設定項目から削除してもよい。
以上の説明では、商品項目として、呼出No.、商品名、正味量、値段、単価、加工日、消費期限、および産地を例示したが、商品項目は、これらに限定されるものではない。これらの一部に代えて、または、これらに加えて、他の商品項目が含まれてもよい。また、属性の項目として、識別番号、年齢、勤務期間、および役職を例示したが、属性の項目は、これらに限定されるものではない。これらの一部に代えて、または、これらに加えて、他の属性の項目が含まれてもよい。
以上の説明では、設定項目が設定されていたが、必ずしも設定されていなくてもよい。この場合には、自動計量包装値付機100は、処理対象の商品の商品情報と、履歴情報記憶部に記憶されている商品情報との間で、互いに内容が一致する全ての商品項目に関する確認画面を省略してもよい。以上の説明では、設定項目は、確認画面の表示の省略対象となる商品項目であったが、確認画面の表示対象となる商品項目として定義されてもよい。この場合には、ユーザは、メニュー画面を通して、確認画面の表示対象となる商品項目を設定してもよい。
また、自動計量包装値付機100は、互いに内容が一致する商品項目に関する確認画面を省略するモードと、内容の変更の有無に関わらず全ての商品項目に関する確認画面を表示するモードとを有してもよい。ユーザは、メニュー画面を通して、どちらのモードを選択するかを設定してもよい。
また、直前の商品の呼出No.と異なる呼出No.が指定された場合に、制御部110は、確認画面の表示を省略できる旨をユーザに報知してもよい。確認画面のフォントサイズは、メニュー画面等の他の画面のフォントサイズよりも大きくてもよい。
以上の説明では、マスタ商品情報は、自動計量包装値付機100内のマスタ情報記憶部160に記憶されたが、自動計量包装値付機100からアクセス可能なネットワーク上のサーバに記憶されてもよい。この場合に、自動計量包装値付機100は、商品を処理する毎に当該商品に対応する商品情報をサーバから取得してもよい。
また、制御部110は、全ての履歴情報のうち、特定の期間の履歴情報を、処理対象の商品の商品情報との比較対象として選択してもよい。例えば、上述した予め定められた期間が1週間であり、特定の期間が1日(すなわち、商品の処理の当日)とする。この場合に、図11のステップS105において、制御部110は、1週間分の履歴情報のうち、当日の履歴情報の中に、処理対象の商品に対応する呼出No.と同一の呼出No.を含む履歴情報が存在するかを判定してもよい。そして、当日の履歴情報の中に、処理対象の商品に対応する呼出No.と同一の呼出No.を含む履歴情報が存在すれば、処理対象の商品の商品項目毎に確認画面を省略するかを判定してもよい。以上のように、処理対象の商品の商品情報との比較対象として特定の期間の履歴情報を選択することによって、比較対象を絞ることができる。例えば、上述したように、比較対象が当日の履歴情報に絞られれば、処理対象の商品の商品情報が、当日以前の古い履歴情報と比較されて、商品情報に関する確認画面が省略される状況を回避することができる。
以上の実施形態では、商品処理装置として自動計量包装値付機を例に挙げて説明したが、上述の態様は、自動計量包装値付機に限らず様々な商品処理装置に適用し得る。例えば、処理対象の商品を計量する計量機、処理対象の商品を包装する包装機、異物が処理対象の商品に混入されていないかを検査する検査機等にも適用できる。すなわち、商品に対する処理の内容に関わらず、処理が実行される前段階に商品情報に関する確認画面を表示する商品処理装置に適用できる。また、上述の態様は、商品処理装置を備える商品処理システムとして実現されてもよい。商品処理システムは、例えば、組み合せ計量機、縦型ピロー包装機、X線異物検出機、およびウェイトチェッカを含んで構成され、上述の態様は少なくともいずれかの機器に適用されてもよい。
以上、本発明を実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記の実施形態に記載の範囲に限定されない。上記の実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることは当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることは、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中に示した装置、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いる場合でない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
100 自動計量包装値付機
110 制御部
160 マスタ情報記憶部
170 履歴情報記憶部
180 設定情報記憶部
900 値付機構
特開2015−30207号公報

Claims (10)

  1. 商品処理装置であって、
    ユーザが内容の正しさを確認した商品情報を履歴情報として記憶している履歴情報記憶部と、
    現在の処理対象の商品の商品情報のうち、前記履歴情報と一致する部分に関する確認画面の表示を省略する表示制御部と、
    前記処理対象の商品を処理する処理部と
    を備える商品処理装置。
  2. 商品毎に商品情報をマスタ情報として記憶しているマスタ情報記憶部をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記処理対象の商品に対応する前記マスタ情報のうち、前記履歴情報と一致する部分に関する前記確認画面の表示を省略する、請求項1に記載の商品処理装置。
  3. 前記処理対象の商品の商品情報および前記履歴情報は、複数の商品項目を含み、
    前記表示制御部は、前記処理対象の商品の商品情報と前記履歴情報との間で、互いに内容が一致する商品項目である一致項目に関する前記確認画面の表示を省略する、請求項1または請求項2に記載の商品処理装置。
  4. 前記複数の商品項目のうち、予め設定された一部の商品項目を設定項目として記憶する設定情報記憶部をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記設定項目に基づいて、前記一致項目に関する前記確認画面の表示を省略するかを決定する、請求項3に記載の商品処理装置。
  5. 前記表示制御部は、ユーザの属性を示す情報に応じて、前記確認画面の表示を省略するかを決定する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の商品処理装置。
  6. 予め設定された期間が経過した場合に、前記履歴情報を削除する記憶制御部をさらに備える、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の商品処理装置。
  7. 前記処理部は、前記処理対象の商品に付すラベルに、前記処理対象の商品の商品情報を印字する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の商品処理装置。
  8. 前記処理部は、前記処理対象の商品を計量して包装する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の商品処理装置。
  9. 前記処理部は、異物が前記処理対象の商品に混入されていないかを検査する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の商品処理装置。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の商品処理装置を備える商品処理システム。
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