JP2016217637A - バイオマス燃料乾燥化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バイオマス燃料以外で運用される特別な炉を用いることなく、バイオマス燃料の原料を乾燥する過程で生じる臭気を高効率で脱臭する。【解決手段】乾燥したバイオマス燃料として乾燥物排出口から排出する回転円筒体1と、前記回転円筒体1の外壁を囲繞する第1の筒体2と、前記第1の筒体2の外壁を囲繞する第2の筒体3と、前記第1の筒体2の外壁と第2の筒体間3の第2の間隙22の空気を、前記回転円筒体1内に送り込む第1の流路35と、バイオマス燃料を燃焼させる燃焼炉4A、4Bであって、燃焼による熱を前記回転円筒体1の外側壁に与えると共に、燃焼による熱気体を前記回転円筒体1の外壁と前記第1の筒体2の内壁間の第1の間隙21へ送り込む燃焼炉4A、4Bと、前記回転円筒体1内を流れる気体ガスを取り込み、前記燃焼炉4A、4B内へ送り込む第2の流路5とを具備する。【選択図】図1

Description

この発明は、バイオマス燃料の原料を乾燥させ、乾燥したバイオマス燃料を生成するためのバイオマス燃料乾燥化装置に関するものであり、特に発生する不快な臭気の脱臭を行うようにしたバイオマス燃料乾燥化装置に関するものである。
特許文献1には、家畜の糞尿や生ゴミ等の有機廃棄物を熟成発酵させる熟成発酵工程と、この熟成発酵工程で生じる臭気に対し脱臭剤を用いて脱臭吸着する工程と、前記熟成発酵工程の前に発酵条件を整えるために行う乾燥前処理工程を有する装置において、脱臭吸着する工程で使用することにより脱臭効果が薄れた脱臭剤を、乾燥前処理工程の燃料として用いることが開示されている。
また、特許文献2には、熱風炉内に、乾燥炉と、その後段に加熱分解炉とを備えるように構成し、加熱分解炉から得られるガスを燃焼炉で燃焼させてガスタービン排ガスの熱量不足を補うと共に、乾燥炉から取り出した乾燥水分を熱風炉で脱臭する技術が開示されている。
更に、特許文献3には、バイオマスをガス化するガス化装置と、生ごみを乾燥する生ごみ乾燥機とを備え、ガス化装置の廃熱を熱風として生ごみ乾燥機に投入し、生ごみ乾燥機に収容した生ごみを排熱によって乾燥処理し、また、生ごみ乾燥機からの排気をガス化装置内で流通する熱風の流通経路に返送する生ごみの処理システムが開示されている。
特開2009−167063号公報 特開2003−279015号公報 特開2013−111498号公報
上記特許文献1の技術によると、脱臭剤を無駄なく使用できるものの、バイオマス燃料乾燥化の処理に本来は不要な脱臭剤を用いる必要があり、そのためにコストが高くなる問題が生じる。
特許文献2の技術は、乾燥炉により得られる乾燥蒸気及び空気を熱風炉に投入するので、ある程度の脱臭効果を得ることができるものの、十分とは言えない。
特許文献3の技術は、生ごみを乾燥した後の排気を煙道に通すことによる脱臭と、脱臭の要求が強い場合には、外熱炉に生ごみを乾燥した後の排気を投入するものである。煙道に通すことによる脱臭では十分な効果を得ることができず、また、外熱炉は、バイオマス燃料のガス反応炉とは別のものであり、ごみ乾燥機により得られたものを燃料としてするものではない。つまり、バイオマス燃料乾燥化を行った結果物のバイオマス燃料を用いた燃焼炉と、バイオマス燃料の原料を乾燥する乾燥機のみによる構成以外に、高熱で燃焼させる特別な外熱炉が必要なシステムであり、コスト高となる。
本発明は、上記のようなバイオマス燃料乾燥化装置の現状に鑑みてなされたもので、その目的は、バイオマス燃料の原料を乾燥してバイオマス燃料を生成する場合に、バイオマス燃料以外で運用される特別な炉を用いることなく、バイオマス燃料の原料を乾燥する過程で生じる臭気を高効率で脱臭することが可能なバイオマス燃料乾燥化装置を提供することである。
本発明に係るバイオマス燃料乾燥化装置は、円筒形状を有する回転円筒体であって、この回転円筒体の第1の端部からバイオマス燃料の原料が投入されると共に、内壁面に螺旋状に形成された突条を有し、自身の回転に応じて前記原料を前記突条により前記回転円筒体の前記第1の端部と反対側の第2の端部側へ導き、乾燥したバイオマス燃料として乾燥物排出口から排出する回転円筒体と、前記回転円筒体の外壁を囲繞し前記回転円筒体の外壁との間に第1の間隙を形成すると共に、前記第1の端部近傍及び前記第2の端部近傍において前記第1の間隙を封止する第1の筒体と、前記第1の筒体の外壁を囲繞し前記第1の筒体の外壁との間に第2の間隙を形成すると共に、前記第1の端部近傍に前記第2の間隙に空気を取り入れる空気取入口を有し、前記第2の端部近傍において前記第2の間隙が封止される第2の筒体と、前記第2の間隙の空気を前記第2の端部近傍において取り込み、前記第2の端部から前記回転円筒体内に送り込む第1の流路と、バイオマス燃料を燃焼させる燃焼炉であって、燃焼による熱を前記回転円筒体の外側壁に与えると共に、燃焼による熱気体を前記第1の間隙へ送り込む燃焼炉と、前記回転円筒体内を前記第2の端部側から前記第1の端部側へ流れる気体ガスを前記第1の端部近傍から取り込み、前記燃焼炉内へ送り込む第2の流路と、前記第1の間隙内を前記第1の端部側から前記第2の端部側へ流れる熱気体を前記第1の間隙における前記第2の端部近傍から取り込み、排気用集塵機へ送り込む第3の流路とを具備することを特徴とする。
本発明に係るバイオマス燃料乾燥化装置では、乾燥物排出口には、乾燥物を前記回転円筒体から離間する方向へ搬送する搬送手段を備えた搬送室が連絡しており、前記第3の流路の一部が前記搬送室を取り囲んで設けられており、前記第3の流路を流れる熱気体により前記搬送室内を搬送される乾燥物に熱を与えることを特徴とする。
本発明に係るバイオマス燃料乾燥化装置では、前記第2の流路の途中に、前記第2の流路を中央に配置して、中央の前記第2の流路を囲繞する室を有する加熱室が設けられ、前記第2の流路は、前記第2の流路を通過する気体ガスを、前記加熱室の中央を流した後に、前記第1の間隙内を通過するように配置され、前記第1の間隙内において前記第2の流路の気体ガスが加熱されて前記加熱室の中央の前記第2の流路を囲繞する室に導かれるように配置され、加熱室内において前記第2の流路を流れる気体ガスを加熱することを特徴とする。
本発明に係るバイオマス燃料乾燥化装置では、前記第2の流路における、前記加熱室の位置より下流側には、気体ガスを前記回転円筒内の前記第1の端部近傍から引き込むためのファンが設けられていることを特徴とする。
本発明に係るバイオマス燃料乾燥化装置では、前記第2の流路における、前記ファンより下流側は、前記第1の間隙内を前記回転円筒体と同軸円の円弧状に通過する円弧状流路となっており、前記第2の流路を流れる気体ガスは前記第1の間隙内の熱気により熱せられることを特徴とする。
本発明に係るバイオマス燃料乾燥化装置では、前記円弧状流路を通過した気体ガスを、再び前記第1間隙内を前記回転円筒体と同軸円の円弧状に通過する第4の流路を介して前記加熱室に導き、加熱室の室内において前記第2の流路を流れる気体ガスを加熱することを特徴とする。
本発明に係るバイオマス燃料乾燥化装置では、前記回転円筒体の外壁には、螺旋状に形成された突条を有し、前記第1の間隙を前記第2の端部方向へ流れる熱気体の流れを緩慢にすることを特徴とする。
本発明に係るバイオマス燃料乾燥化装置では、前記燃焼炉へバイオマス燃料を送り込む燃料搬送路を備えた投入装置が備えられていることを特徴とする。
本発明に係るバイオマス燃料乾燥化装置では、乾燥物排出口には、乾燥物を前記回転円筒体から離間する方向へ搬送する搬送手段を備えた搬送室が連絡しており、前記搬送室の終端から前記投入装置へ乾燥物を搬送する乾燥物搬送路が備えられていることを特徴とする。
本発明に係るバイオマス燃料乾燥化装置では、2基の燃焼炉が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、バイオマス燃料を燃焼させる燃焼炉の熱を、バイオマス燃料の原料を搬送する回転円筒体の外側壁に与えて原料を乾燥させると共に、上記回転円筒体内を流れる気体ガスを、上記燃焼炉内へ送り込むようにし、燃焼炉内で高温化するので、バイオマス燃料の原料を乾燥してバイオマス燃料を生成する場合に、バイオマス燃料以外で運用される特別な炉を用いることなく、バイオマス燃料の原料を乾燥する過程で生じる臭気を高効率で脱臭することが可能である。
本発明によれば、燃焼気体の排出は、上記回転円筒体の外側壁に沿って上記燃焼炉から送り出される熱気体を上記第1の端部側から上記第2の端部側へ流すと共に、上記回転円筒体の外側壁に沿って流れる熱気体を上記第2の端部近傍から取り込み、排気用集塵機へ送り込む第3の流路によって行うため、臭気がほぼ取り除かれた高温の熱気体を排出することができる。
本発明のバイオマス燃料乾燥化装置の実施形態を示す平面断面図。 本発明のバイオマス燃料乾燥化装置の実施形態の要部右側面図。 本発明のバイオマス燃料乾燥化装置の実施形態の要部正面断面図。 図1のX−X断面図。 図1のY−Y断面図。
以下添付図面を参照して本発明に係るバイオマス燃料乾燥化装置の実施形態を説明する。各図において、同一の構成要素には同一の符号を付して重複する説明を省略する。図1は本実施形態の平面断面図である。本バイオマス燃料乾燥化装置は、図の横方向に長尺な回転円筒体1を備える。回転円筒体1は、回転円筒体1の外壁であって、長手方向の左右端部にそれぞれ、他の部分よりも太径のフランジ12を備える。回転円筒体1の第1の端部1A側から上記フランジ12を見た正面図を図2に示す。フランジ12の最下端部から僅かに左右に離れた円周位置には、ローラ12A、12Aが当接している。ローラ12A、12Aはそれぞれ一対の軸受11に自由回転可能に設けられている。回転円筒体1の外壁であって、長手方向の左端部側にも、上記と同様のフランジ12、ローラ12A、12A、軸受11が設けられている。
回転円筒体1の第1の端部1Aからバイオマス燃料の原料が投入される。原料は、乾燥前の水分が60%から70%含まれた、し尿などを含む敷き藁などである。第1の端部1A側の軸受11よりも更に第1の端部1A側の回転円筒体1の外壁には、チェーン13が一周に固着して設けられている。チェーン13より更に第1の端部1A側には、モータ14が設けられている。モータ14の軸には上記チェーン13と噛合するスプロケット15が固着されて設けられている。このため、モータ14の回転により回転円筒体1を回転させることができる。チェーン13とスプロケット15は、それぞれ歯車等の回転を伝達する他の手段に変更することができる。
図3に示すように、回転円筒体1の第1の端部1Aの中央部には、原料投入用のスキップコンベア17の先端から原料が投入される。スキップコンベア17の先端付近には、ロータリーダンパ16が備えられており、投入量の制御が行われる。また、スキップコンベア17の始端側には、原料ホッパ18から原料を搬送してロータリーダンパ16へ投入するスクリュー式のコンベア19が備えられている。
回転円筒体1の内壁面には、螺旋状に形成された複数条の突条1Cが備えられている。回転円筒体1は、自身の回転に応じて原料を突条1Cにより回転円筒体1の第1の端部1Aと反対側の第2の端部1B側へ導くように構成されている。突条1Cは、第1の端部1A付近と第2の端部1B付近において急傾斜の螺旋状となっており、その他の部位においては、複数条のそれぞれ連続する突条を所定の長さで切断した如く、短い寸法の突条が設けられている。第2の端部1B側には、原料を乾燥してバイオマス燃料として排出する乾燥物排出口が設けられている。突条1Cは、図1のX−X断面図である図4に、図示の如く現れる。
回転円筒体1の外壁は、第1の筒体2により囲繞されている。第1の筒体2は円筒体であっても良い。回転円筒体1の外壁と第1の筒体2の内壁との間には、第1の間隙21が形成されている。第1の間隙21は、第1の端部1A近傍及び上記第2の端部1B近傍においてリング状の蓋により封止されている。
第1の筒体2の外壁は、第2の筒体3により囲繞されている。第2の筒体3は、円筒体であっても良い。第1の筒体2の外壁と第2の筒体3の内壁との間には、第2の間隙22が形成されている。第2の間隙22は、第1の端部1A近傍に空気を取り入れる空気取入口23を有しており、上記第2の端部1B近傍においてリング状の蓋により封止されている。
上記回転円筒体1の長手方向の長さを、右左に、概ね3対2に分ける位置Pからは、第1の間隙21が狭まるように第1の筒体2が形成され、また、第2の筒体3も第1の筒体2に追従して径が狭められている。上記回転円筒体1の第2の端部1Bから上記位置Pまでの外壁には、螺旋状の突条1Dが複数条備えられており、第2の筒体3の終端部3Aから上記位置Pまでの第1の間隙21において、第1の間隙を上記第2の端部方向へ流れる熱気体の流れを緩慢にする。つまり、突条1Dの螺旋の回転方向は、突条1Cの螺旋の回転方向と逆であり、且つ、隣接する突条1D、1Dによって第1の間隙21が複数の細小通路になっているため、この区間において、第2の間隙22の空気と回転円筒体1内の原料に熱を効率良く伝達する。突条1Dは、図1のX−X断面図である図4に、図示の如く現れる。
上記の第2の筒体3は、平面に形成された設置位置やこの設置位置に設けられた筒体置台に配置される。第1の筒体2と第2の筒体3は、図4に示されるように、筒の適宜な位置に複数設けられる結合材(ボルトナットや結合棒の溶接など)によって同心に一体化される。また、回転円筒体1は、平面に形成された設置位置に設けられた軸受置台に、軸受11が配置されることにより、第1の筒体2や第2の筒体3と同心に配置される。
回転円筒体1の側面であって、空気取入口23に近い位置には、第1の燃焼炉4Aが設けられ、この第1の燃焼炉4Aの横位置(第2の端部1B方向)には、第2の燃焼炉4Bが設けられている。この第1の燃焼炉4A及び第2の燃焼炉4Bは、バイオマス燃料を燃焼させる燃焼炉であって、燃焼による熱を上記回転円筒体1の外側壁に与えると共に、燃焼による熱気体を上記第1の間隙21へ送り込むものである。第1の燃焼炉4A及び第2の燃焼炉4Bには、投入されたバイオマス燃料を例えば10分程度、初期燃焼させて着火させるための着火バーナ41A、41Bが備えられている。着火バーナ41A、41Bの燃料は、例えばプロパンガスや都市ガスとすることができる。
第1の燃焼炉4A及び第2の燃焼炉4Bの背後(回転円筒体1から離間する側)であって、第1の燃焼炉4Aと第2の燃焼炉4Bの中間位置には、バイオマス燃料の投入装置42が設けられている。投入装置42のY−Y断面図は、図5のようであり、容器部43の上半分は、すり鉢状であり、下半分は有底円筒形状となっている。
容器部43の底面の中央から上方に回転軸44が設けられ、回転軸44には、複数の羽45が設けられている。それぞれの羽45の形状は、台形である。容器部43の底面の2ヵ所には、バイオマス燃料を落下させる穴46、46が設けられている。穴46、46の下方には、スクリューコンベア47、47が設けられ、スクリューコンベア47、47は、回転円筒体1方向へ延びており、第1の燃焼炉4A及び第2の燃焼炉4Bの側方までバイオマス燃料を搬送する。スクリューコンベア47、47の先端には、図示ないホッパが設けられ、ホッパにはスクリューコンベア48A、48Bが連結しており、スクリューコンベア48A、48Bは第1の燃焼炉4A及び第2の燃焼炉4Bの炉内へ向かって、バイオマス燃料を搬送する。
第1の燃焼炉4A及び第2の燃焼炉4Bは、バイオマス燃料の焼却灰を炉の底部の所定位置に落下させる機構を備えている。上記第1の燃焼炉4A及び第2の燃焼炉4Bの所定位置には、焼却灰を搬送する灰出しコンベア31A、31Bの始端部が設けられている。灰出しコンベア31A、31Bは、焼却灰を、回転円筒体1とは逆側に搬送し、焼却灰スタッカ32A、32Bへ排出し蓄積する。焼却灰スタッカ32A、32Bは、移動可能に構成され、適当な量の焼却灰が蓄積されたときに、図示しない焼却灰貯蔵室などに焼却灰スタッカ32A、32Bの焼却灰を移動し、空とした後に元の位置に戻して使用することができる。
第2の間隙22における第2の端部1B近傍には、第1の流路35が設けられている。第1の流路35は、第1の端部1A近傍の空気取入口23から取り入れ、第2の間隙22を流れる空気を、第2の端部1B近傍において取り込み、第2の端部1Bから回転円筒体1内に送り込むものである。
回転円筒体1の第1の端部から第1の燃焼炉4A及び第2の燃焼炉4Bの間には、第2の流路5が設けられている。第2の流路5は、回転円筒体1内を上記第2の端部1B側から上記第1の端部1A側へ流れる気体ガスを上記第1の端部1A近傍から取り込み、上記燃焼炉4A、4B内へ送り込む流路である。
第2の流路5の一部は、加熱室51内のパイプ52を構成する。即ち、加熱室51は、第2の流路5の途中に設けられ、上記第2の流路5(パイプ52)を中央に配置して、中央の上記第2の流路5を囲繞する室53を有するように構成されている。
加熱室51の下流側には、第1の集塵機54が設けられており、第1の集塵機54の更に下流側には気体ガスを回転円筒体1内の上記第1の端部1A近傍から引き込むためのファン55が設けられている。ファン55の下流において第2の流路5は分岐して、第2の流路5A、5Bとなる。第2の流路5A、5Bは共に、第1の間隙21を通過して第2の筒体3の外側へ現れる。つまり、第2の流路5A、5Bは共に、第1の間隙21において回転円筒体1の外周を例えば半周して第2の筒体3の外へ出る。第1の間隙21において回転円筒体1の外周を例えば半周する間に、第2の流路5A、5B内の気体ガスは熱せられる。
第2の筒体3の外側へ現れた第2の流路5A、5Bの内、第2の流路5Bは第2の燃焼炉4Bと接続されている。従って、第2の流路5Bを通過してきた気体ガスは、第2の燃焼炉4Bに投入される。
第2の筒体3の外側へ現れた第2の流路5A、5Bの内、第2の流路5Aは更に分岐した第4の流路5Cを接続している。この第4の流路5Cは、再び第1の間隙21を通過して、加熱室51が設けられた第2の筒体3の外側へ現れる。つまり、第4の流路5Cは、第1の間隙21において回転円筒体1の外周を例えば半周して加熱室51側へ出る。第1の間隙21において回転円筒体1の外周を例えば半周する間に、第4の流路5C内の気体ガスは熱せられる。
上記のように本実施形態では、回転円筒体1の外周円弧状流路である第1の間隙21を通過した気体ガスを、再び上記第1の間隙21内を回転円筒体1と同軸円の円弧状に通過する第4の流路5Cを介して加熱室51に導き、加熱室51の室53内において上記第2の流路5を流れる気体ガスを加熱する。気体ガスは、加熱室51の室53からパイプ56を介して第1の間隙21へ排出される。
また、第2の流路5Aは、第4の流路5Cとの分岐点より下流において第1の燃焼炉4Aと接続されている。従って、第2の流路5Aを通過してきた気体ガスは、第1の燃焼炉4Aに投入される。
第1の間隙21の終端である第2の端部1B近傍には、上記第2の端部1B近傍の上記第1の間隙21と、排気用集塵機61とを連絡する第3の流路6が設けられている。この第3の流路6は、上記第1の間隙21内を上記第1の端部1A側から上記第2の端部1B側へ流れる熱気体を上記第1の間隙21における上記第2の端部1B近傍から取り込み、排気用集塵機61へ送り込むものである。
上記第3の流路6と排気用集塵機61との間には、回転円筒体1における第2の端部1B側に設けられた乾燥物排出口から排出される、原料を乾燥してバイオマス燃料を搬送する搬送手段であるスクリューコンベア62を備える搬送室63が設けられている。この搬送室63を、上記第3の流路6の一部の流路6Aが取り囲んで設けられている。例えば、入口と出口以外では密封された流路6Aに搬送室63が載置されている構成とすることができる。第3の流路6の熱気体は、流路6Aを通過する間に搬送室63を搬送されているバイオマス燃料に熱を与えて更なる乾燥を促す。
流路6Aと排気用集塵機61との間には排気用ファン66が設けられており、排気用集塵機61の外部にも排気用ファン67が設けられている。
以上のように構成された装置は、次の通りに動作する。投入装置42にバイオマス燃料を蓄積し、スクリューコンベア47、47により図示ないホッパへバイオマス燃料を搬送し、ホッパからスクリューコンベア48A、48Bを介してバイオマス燃料を第1の燃焼炉4A及び第2の燃焼炉4Bへ投入する。
着火バーナ41A、41Bを点火し、第1の燃焼炉4A及び第2の燃焼炉4B内のバイオマス燃料へ火を送り着火させて、第1の燃焼炉4A及び第2の燃焼炉4B内においてバイオマス燃料が継続して燃焼するように、例えば10分程度の初期燃焼を行い、着火バーナ41A、41Bを消火する。
例えば、上記初期燃焼が終了するまでに、原料ホッパ18にバイオマス燃料の原料を用意し、原料ホッパ18から原料をスクリュー式のコンベア19により搬送してロータリーダンパ16を介して回転円筒体1内へ投入する。また、回転円筒体1の回転を開始させ、各部のファンやコンベアを稼働状態とする。
第1の燃焼炉4A及び第2の燃焼炉4Bにおいて生じる火炎と熱とは、第1の燃焼炉4A及び第2の燃焼炉4Bの火炎等の出口正面の回転円筒体1の熱受部1SA、1SBを熱すると共に第1の間隙21に広がる。これにより、回転円筒体1が熱せられる。
回転円筒体1内の原料は、回転円筒体から熱を受けて乾燥されながら、回転円筒体1の内壁面に螺旋状に形成された突条1Cに載せられて、回転円筒体1の回転に応じて上方へ運ばれて突条1Cを滑り落ちる動作を繰り返しながら、回転円筒体1の第1の端部1Aと反対側の第2の端部1B側へ導かれて行く。
回転円筒体1内で原料が乾燥されて行く過程において、空気取入口23から取り込んだ空気は、第2の間隙22を通って第1の流路35へ到り、第1の流路35から第2の端部1B側の回転円筒体1内に送り込まれる。
回転円筒体1の第1の端部1Aには第2の流路5が接続されており、第2の流路5にはファン55が設けられているので、回転円筒体1内の気体ガスは、第2の流路5から加熱室51内のパイプ52、ファン55へ取り込まれる。ファン55の下流側では第2の流路5が第2の流路5Aと第2の流路5Bに分岐しているので、上記気体ガスの一部は第2の流路5Bを介して第1の燃焼炉4Bへ送られ、上記気体ガスの残部は第2の流路5Aを介して第1の燃焼炉4A側へ送られる。
また、第1の燃焼炉4A側の第2の流路5Aは分岐し、第4の流路5Cが接続されているため、第2の流路5Aを介して到来した気体ガスの一部はそのまま第2の流路5Aから第1の燃焼炉4Aへ投入される。第4の流路5Cへ分岐した気体ガスは、加熱室51へ送られ、加熱室51の室53内において上記第2の流路5を流れる気体ガスを加熱し、加熱室51の室53からパイプ56を介して第1の間隙21へ排出される。
上記において、第2の流路5A、第2の流路5B、第4の流路5Cは、第1の間隙21内を通過するので、これらの流路内の気体ガスは加熱される。このため、第4の流路5Cから第1の間隙21へ排出される気体ガスは、概ね250℃以上となり、臭気は極めて低減されたものとなる。また、第2の流路5Aと第2の流路5Bの気体ガスは、第1の燃焼炉4Aと第1の燃焼炉4Bへ投入され焼却に使用されるため、焼却炉内の温度が600℃以上であることから臭気はほぼ無くなる。
以上のようにして脱臭された熱気体は排気用ファン67により、第1の間隙21から第3の流路6、更に排気用集塵機61へと導かれ排出される。
回転円筒体1における第2の端部1B側に設けられた乾燥物排出口から排出される、原料を回転円筒体1内で乾燥させたバイオマス燃料は、搬送室63を通過する間に第3の流路6の熱気体によって更なる乾燥処理が行われて、排出されるので、水分の少ないバイオマス燃料を得ることができる。
本実施形態では、スクリューコンベア62から排出されたバイオマス燃料を、例えば、スタッカに蓄積して、本実施形態装置の燃料とすることができる。この場合に、スクリューコンベア62の終端と、投入装置42の容器部43の上部開口部をコンベアなどの乾燥物搬送路によって連絡するようにしても良い。
1 回転円筒体
1SA、1SB 熱受部
2 第1の筒体
3 第2の筒体
4A 第1の燃焼炉
4B 第2の燃焼炉
5 第2の流路
5A 第2の流路
5B 第2の流路
5C 第4の流路
6 第3の流路
11 軸受
12 フランジ
12A ローラ
13 チェーン
14 モータ
15 スプロケット
16 ロータリーダンパ
17 スキップコンベア
18 原料ホッパ
19 コンベア
21 第1の間隙
22 第2の間隙
23 空気取入口
31A コンベア
32A 焼却灰スタッカ
35 流路
41A 着火バーナ
42 投入装置
47 スクリューコンベア
48A スクリューコンベア
51 加熱室
54 集塵機
55 ファン
61 排気用集塵機
62 スクリューコンベア
63 搬送室
66 排気用ファン
67 排気用ファン

本発明に係るバイオマス燃料乾燥化装置は、円筒形状を有する回転円筒体であって、この回転円筒体の第1の端部からバイオマス燃料の原料が投入されると共に、内壁面に螺旋状に形成された突条を有し、自身の回転に応じて前記原料を前記突条により前記回転円筒体の前記第1の端部と反対側の第2の端部側へ導き、乾燥したバイオマス燃料として乾燥物排出口から排出する回転円筒体と、前記回転円筒体の外壁を囲繞し前記回転円筒体の外壁との間に第1の間隙を形成すると共に、前記第1の端部近傍及び前記第2の端部近傍において前記第1の間隙を封止する第1の筒体と、前記第1の筒体の外壁を囲繞し前記第1の筒体の外壁との間に第2の間隙を形成すると共に、前記第1の端部近傍に前記第2の間隙に空気を取り入れる空気取入口を有し、前記第2の端部近傍において前記第2の間隙が封止される第2の筒体と、前記第2の間隙の空気を前記第2の端部近傍において取り込み、前記第2の端部から前記回転円筒体内に送り込む第1の流路と、バイオマス燃料を燃焼させる燃焼炉であって、燃焼による熱を前記回転円筒体の外側壁に与えると共に、燃焼による熱気体を前記第1の間隙へ送り込む燃焼炉と、前記回転円筒体内を前記第2の端部側から前記第1の端部側へ流れる気体ガスを前記第1の端部近傍から取り込み、前記燃焼炉内へ送り込む第2の流路と、前記第1の間隙内を前記第1の端部側から前記第2の端部側へ流れる熱気体を前記第1の間隙における前記第2の端部近傍から取り込み、排気用集塵機へ送り込む第3の流路とを具備し、乾燥物排出口には、乾燥物を前記回転円筒体から離間する方向へ搬送する搬送手段を備えた搬送室が連絡しており、前記第3の流路の一部が前記搬送室を取り囲んで設けられており、前記第3の流路を流れる熱気体により前記搬送室内を搬送される乾燥物に熱を与えることを特徴とする。

Claims (10)

  1. 円筒形状を有する回転円筒体であって、この回転円筒体の第1の端部からバイオマス燃料の原料が投入されると共に、内壁面に螺旋状に形成された突条を有し、自身の回転に応じて前記原料を前記突条により前記回転円筒体の前記第1の端部と反対側の第2の端部側へ導き、乾燥したバイオマス燃料として乾燥物排出口から排出する回転円筒体と、
    前記回転円筒体の外壁を囲繞し前記回転円筒体の外壁との間に第1の間隙を形成すると共に、前記第1の端部近傍及び前記第2の端部近傍において前記第1の間隙を封止する第1の筒体と、
    前記第1の筒体の外壁を囲繞し前記第1の筒体の外壁との間に第2の間隙を形成すると共に、前記第1の端部近傍に前記第2の間隙に空気を取り入れる空気取入口を有し、前記第2の端部近傍において前記第2の間隙が封止される第2の筒体と、
    前記第2の間隙の空気を前記第2の端部近傍において取り込み、前記第2の端部から前記回転円筒体内に送り込む第1の流路と、
    バイオマス燃料を燃焼させる燃焼炉であって、燃焼による熱を前記回転円筒体の外側壁に与えると共に、燃焼による熱気体を前記第1の間隙へ送り込む燃焼炉と、
    前記回転円筒体内を前記第2の端部側から前記第1の端部側へ流れる気体ガスを前記第1の端部近傍から取り込み、前記燃焼炉内へ送り込む第2の流路と、
    前記第1の間隙内を前記第1の端部側から前記第2の端部側へ流れる熱気体を前記第1の間隙における前記第2の端部近傍から取り込み、排気用集塵機へ送り込む第3の流路と
    を具備することを特徴とするバイオマス燃料乾燥化装置。
  2. 乾燥物排出口には、乾燥物を前記回転円筒体から離間する方向へ搬送する搬送手段を備えた搬送室が連絡しており、前記第3の流路の一部が前記搬送室を取り囲んで設けられており、
    前記第3の流路を流れる熱気体により前記搬送室内を搬送される乾燥物に熱を与えることを特徴とする請求項1に記載のバイオマス燃料乾燥化装置。
  3. 前記第2の流路の途中に、前記第2の流路を中央に配置して、中央の前記第2の流路を囲繞する室を有する加熱室が設けられ、
    前記第2の流路は、前記第2の流路を通過する気体ガスを、前記加熱室の中央を流した後に、前記第1の間隙内を通過するように配置され、前記第1の間隙内において前記第2の流路の気体ガスが加熱されて前記加熱室の中央の前記第2の流路を囲繞する室に導かれるように配置され、加熱室内において前記第2の流路を流れる気体ガスを加熱することを特徴とする請求項1または2に記載のバイオマス燃料乾燥化装置。
  4. 前記第2の流路における、前記加熱室の位置より下流側には、気体ガスを前記回転円筒内の前記第1の端部近傍から引き込むためのファンが設けられていることを特徴とする請求項3に記載のバイオマス燃料乾燥化装置。
  5. 前記第2の流路における、前記ファンより下流側は、前記第1の間隙内を前記回転円筒体と同軸円の円弧状に通過する円弧状流路となっており、前記第2の流路を流れる気体ガスは前記第1間隙内の熱気により熱せられることを特徴とする請求項4に記載のバイオマス燃料乾燥化装置。
  6. 前記円弧状流路を通過した気体ガスを、再び前記第1の間隙内を前記回転円筒体と同軸円の円弧状に通過する第4の流路を介して前記加熱室に導き、加熱室の室内において前記第2の流路を流れる気体ガスを加熱することを特徴とする請求項5に記載のバイオマス燃料乾燥化装置。
  7. 前記回転円筒体の外壁には、螺旋状に形成された突条を有し、前記第1の間隙を前記第2の端部方向へ流れる熱気体の流れを緩慢にすることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のバイオマス燃料乾燥化装置。
  8. 前記燃焼炉へバイオマス燃料を送り込む燃料搬送路を備えた投入装置が備えられていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のバイオマス燃料乾燥化装置。
  9. 乾燥物排出口には、乾燥物を前記回転円筒体から離間する方向へ搬送する搬送手段を備えた搬送室が連絡しており、
    前記搬送室の終端から前記投入装置へ乾燥物を搬送する乾燥物搬送路が備えられていることを特徴とする請求項8に記載のバイオマス燃料乾燥化装置。
  10. 2基の燃焼炉が設けられていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のバイオマス燃料乾燥化装置。


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