JP2016217332A - エンジンのブローバイガス還流構造 - Google Patents

エンジンのブローバイガス還流構造 Download PDF

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Abstract

【課題】ブローバイガス通路の見直しと工夫により、オイル分離が強化され、よりクリーンなブローバイガスを還元できるよう、改善されたブローバイガス還流構造を提供する。
【解決手段】ブローバイガスを、ヘッドカバー3内部、PCVバルブ12を経てスロットルバルブの下流側通路9に導く通路Wを持つエンジンEにおいて、ヘッドカバー3内を、クランクケース1B内に連通するカバー一端側室3Aと、PCVバルブ12に連通するカバー他端側室3Bとに仕切り、カバー一端側室3Aへのガス入口14Aと、カバー他端側室3Bへのガス出口15Aとを有する外付けのオイルセパレータSを設け、カバー他端側室3Bにおけるブローバイガス流れ方向の下流側に、オイル捕捉用のフィルタ16を配備するとともに、オイルセパレータSの底部24に、その内部にて捕捉されたオイルをクランクケース1Bに戻すオイル戻し路17を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンのブローバイガス還流構造に係り、詳しくは、クランクケース内のブローバイガスを、シリンダヘッドカバーの内部からPCVバルブを経てスロットルバルブの下流側通路に導き可能なブローバイガス通路が設けられているエンジンのブローバイガス還流構造に関する。
なお、本明細書及び特許請求の範囲において、PCVバルブとは、ポジティブ・クランクケース・ベンチレーション・バルブの略称であり、吸気通路の吸気負圧に応じてブローバイガスの吸気通路への流量を調整するバルブのことである。
この種、即ち、PCVシステム(クローズタイプ)を採るエンジンのブローバイガス還流構造としては、特許文献1(図1を参照)において開示されるように、クランクケース(9)内のブローバイガス(45)を、ヘッドカバー(2)の内部及びヘッドカバー(2)に装備されているPCVバルブ(3)を経てから、通路(4)を通してスロットルバルブ(5)の下流側通路(6)に導くように構成されたものが知られている。
ピストンとシリンダとの僅かな隙間からクランクケース内に漏れ出たガス、即ちブローバイガスには、クランクケース内にて攪拌されるエンジンオイルのミストが混ざった状態で還流されることとなるため、ブローバイガスの通路の適所に、ブローバイガスからミスト状のオイルを分離してクランクケース内に戻すオイルセパレータが装備されている。
そのため、例えば、特許文献2(図1,6を参照)において開示されるように、エンジンケースの外壁箇所やシリンダヘッドカバー内など、ブローバイガス通路の複数個所にオイルセパレータ(45,47)を装備し、極力オイル混入の無い状態のブローバイガスにしてから吸気経路に戻す工夫がなされた技術も知られている。
しかしながら、ミスト状のエンジンオイルをブローバイガスから完全なまでに除去するには至ってはおらず、さらなる改善の余地が残されているものであった。
特開2011−094606号公報 特開2008−121520号公報
本発明の目的は、PCVシステムを採るものにおいて、ブローバイガス通路の見直し及び工夫を行うことにより、オイルセパレータ機能の強化が図れて、よりクリーンなブローバイガスを吸気経路に還元できるように、改善されたエンジンのブローバイガス還流構造を提供する点にある。
請求項1に係る発明は、クランクケース1B内のブローバイガスを、シリンダヘッドカバー3の内部からPCVバルブ12を経てスロットルバルブ10の下流側通路9に導き可能なブローバイガス通路Wが設けられているエンジンのブローバイガス還流構造において、
前記シリンダヘッドカバー3の内部を、前記クランクケース1B内に連通するカバー一端側室3Aと、前記PCVバルブ12に連通するカバー他端側室3Bとに仕切り、
前記カバー一端側室3Aに連通するガス入口14Aと、前記カバー他端側室3Bに連通するガス出口15Aとを有するオイルセパレータSを、前記シリンダヘッドカバー3とは別に設け、
前記カバー他端側室3Bにおける前記オイルセパレータSからのガス戻し口15Bに対するブローバイガス流れ方向の下流側に、ブローバイガスに作用するフィルタ16を配備するとともに、前記オイルセパレータSにて捕捉されたオイルを前記クランクケース1Bの内部に戻すオイル戻し路17が設けられていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のエンジンのブローバイガス還流構造において、
前記シリンダヘッドカバー3における前記ガス入口14Aへ連通するガス取出し口14B及び前記ガス出口15Aへ連通するガス戻し口15Bは、前記シリンダヘッドカバー3の側壁3Sに形成されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載のエンジンのブローバイガス還流構造において、
前記オイルセパレータSは、前記シリンダヘッドカバー3と互いに同等又はそれ以上となる高さレベルに配置されており、前記オイル戻し路17は前記オイルセパレータSの底部24に接続されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ヘッドカバー内部を前後に仕切って、ヘッドカバーのガス通路途中にオイルセパレータを連通接続するとともに、カバー他端側室に通気抵抗となるフィルタを設ける構造工夫により、オイルセパレータにはスロットルバルブの下流側通路の負圧が殆ど作用しないようになる。
従って、オイルセパレータにおいては、逆止弁などを設けることなく単にオイル戻し路を接続するだけで、オイルセパレータ内にて捕捉されたオイルを自然落下によりクランクケースに戻すことができる。
つまり、ヘッドカバーの内部に設けるフィルタを、オイルセパレータのブローバイガス流れ方向の下流側に配置する工夫により、オイル捕捉用のフィルタを負圧相殺用の抵抗体としても機能させることができており、経済的で合理的なものとなっている。
その結果、PCVシステムを採るエンジンにおいて、ブローバイガス通路の見直し及び工夫を行うことにより、オイルセパレータ機能の強化が図れて、よりクリーンなブローバイガスを吸気経路に還元できる、改善されたブローバイガス還流構造が提供されている。
請求項2の発明によれば、エンジンヘッドカバーにおけるガス入口へ連通するガス取出し口及びガス出口へ連通するガス戻し口を、ヘッドカバーの側壁に形成して横方向に取り出すように構成してあるから、エンジンの横側方のスペースをオイルセパレータの設置空間に有効利用できる。そして、エンジンとしての高さ寸法を増大することなく又は殆どなく、容量増大に寄与するオイルセパレータを付設できる利点がある。
請求項3の発明によれば、オイルセパレータがヘッドカバーと同等かそれ以上の高さレベルに配置されており、オイルセパレータで捕捉されたオイルを、重力による自然落下現象のみを用いる経済的かつ、合理的な手段により、底部に連通接続されるオイル戻し路から円滑にクランクケース内に戻すことができる。
ブローバイガス還流構造を示す概略の模式図(実施形態1) シリンダヘッドカバーの一部切欠きの側面図 シリンダヘッドカバーの平面図 シリンダヘッドカバーの一部切欠きの底面図 シリンダヘッドカバーを、外付けオイルセパレータからの戻り口を含む垂直面で切った縦断断面図 ブローバイガス還流構造を有するエンジンの正面図 図6のエンジンの右側面図 図6のエンジンの平面図 図6のエンジンの背面図 図6のエンジンの左側面図
以下に、本発明によるエンジンのブローバイガス還流構造の実施の形態を、多気筒ガソリンエンジン、多気筒ガスエンジン等に採用されたものとして、図面を参照しながら説明する。
〔実施例1〕
図6〜図10に示すように、このエンジンEは、シリンダブロック1の上部にシリンダヘッド2を組み付け、シリンダヘッド2の上部にシリンダヘッドカバー(以後、ヘッドカバーと略称する)3を組み付け、シリンダブロック1の下部にオイルパン4を組み付けている。シリンダブロック1の前端部には伝動ケース5を組み付け、伝動ケース5の前部にエンジン冷却ファン6を配置し、シリンダブロック1の後部にフライホイール7を配置している。伝動ケース5は伝動ギヤトレインのギヤケースである。
シリンダブロック1の上半部はシリンダ部1Aであり、下半部はクランクケース1Bである。シリンダヘッド2の横一側に吸気(インテーク)マニホルド8を配置し、吸気マニホルド8の親管(「下流側通路」の一例)9の前部にスロットルバルブ10を取り付け、スロットルバルブ10の前部にガスミキサ11を取り付けている。ガスミキサ11には、図示は省略するが、エアクリーナが連通されている。
図6〜図10に示すように、ヘッドカバー3の上部にはPCVバルブ12が一体的に装備されており、空気供給経路におけるスロットルバルブ10の下流側通路である吸気マニホルド8の親管9と、PCVバルブ12とがブローバイガス用の配管20によって連通接続されている。また、ガスミキサ11とヘッドカバー3の上部とが、新気導入用のチューブ13を介して連通接続されている。
次に、このエンジンにおけるブローバイガス還流構造について説明する。図1に示すように、エンジンEにおいては、クランクケース1B内のブローバイガスを、ヘッドカバー3の内部からPCVバルブ12を経てスロットルバルブ10の下流側通路に導き可能なブローバイガス通路Wが設けられている。
ブローバイガス通路Wは、クランクケース1Bの内部に生成されるブローバイガスを、ヘッドカバー3の内部、外付けのオイルセパレータS、ヘッドカバー3の内部、及びPCVバルブ12を、この順で経て親管9に戻すための各通路により構成されている。
図1に示すように、シリンダヘッドカバー3の内部は、仕切り壁3Wにより、クランクケース1B内に連通するカバー一端側室3Aと、PCVバルブ12に連通するカバー他端側室3Bとに仕切られている。カバー一端側室3Aに連通するガス入口14Aと、カバー他端側室3Bに連通するガス出口15Aとを有するオイルセパレータS(図6,8など参照)が、一対のデリバリチューブ14,15を用いることでヘッドカバー3とは別に設けられている。ここで、カバー一端側室3Aとは、ヘッドカバー3の内部において、フライホイール7の軸心であるクランク軸心(符記省略)方向でフライホイール7側の部分のことであり、カバー他端側室3Bとは、ヘッドカバー3の内部において、クランク軸心(符記省略)方向で冷却ファン6側の部分のことである。
カバー他端側室3BにおけるオイルセパレータSとの連通部に対するブローバイガス流れ方向の下流側に、エンジンオイルを捕捉及び除去すべくブローバイガスに作用するフィルタ16が配備されている。また、オイルセパレータSにて捕捉されたオイルをクランクケース1Bの内部に戻すオイル戻し路17が設けられている。
ヘッドカバー3は、図2〜図6に示すように、無底箱状の形状を呈してシリンダヘッド2の上に一体的に配置されており、そのカバー内部空間は、ボルト止めされる上下仕切り板18により、下部空間3Kと上部空間3Uとに仕切られている。上下仕切り板18のフライホイール側端に形成された切欠き部19により、唯一、下部空間3Kと上部空間3Uとが連通されている。
上部空間3Uは、ヘッドカバー3の長手方向の中間に位置する仕切り壁3Wにより、切欠き部19を有するカバー一端側室3Aと、PCVバルブ12を有するカバー他端側室3Bと区切られている。仕切り壁3Wは、ブローバイガスからミスト状のエンジンオイルを取り除くためのフィルタ16をセットするための構造部を兼ねている。
図3〜図5に示すように、カバー一端側室3Aにおける仕切り壁3W近くのヘッドカバー3の側壁3Sには、供給側のデリバリチューブ14を接続するためのパイプ材でなるガス取出し口14Bが設けられている。カバー他端側室3Bにおける仕切り壁3W近くのヘッドカバー3の側壁3Sには、排出側のデリバリチューブ15を接続するためのパイプ材でなるガス戻し口15Bが設けられている。
図2,3に示すように、ヘッドカバー3には、カバー他端側室3Bの上部に連通する状態のPCVバルブ12が、ヘッドカバー3の長手方向に沿い、かつ、その排出側パイプ12aが外部に斜め上方に向く姿勢においてテーパーねじなどの手段により一体的に装備されている。また、新気導入用のチューブ13が嵌合接続される給排パイプ21が、ヘッドカバー3における排出側パイプ12aの下側部位に、PCVバルブ12と交差し、かつ、な斜め上方に向く姿勢で取り付けられている。なお、22はエンジンオイルの供給口に螺装されるキャップである。
オイルセパレータSは、図1、図6〜10に示すように、ヘッドカバー3の長手方向で冷却ファン側となる端部に取付ブラケット23を用いて、ヘッドカバー3と同等かやや高くなる高さレベルで、かつ、ヘッドカバー3の横側方となる位置に、外付け構造により配置支持されている。オイルセパレータSの上端部の側方には供給側のデリバリチューブ14が蓮通接続され、その直下には排出側のデリバリチューブ15が連通接続されている。
オイルセパレータSの底部(より詳しくは底壁)24には、オイルセパレータS内にて捕捉されたエンジンオイルをクランクケース1Bにチューブを用いて戻すオイル戻し路17が連通接続されている。オイルセパレータSには、図示は省略するが、ブローバイガスに混ざっているミスト状のエンジンオイル分離させるフィルタが内蔵されており、そのフィルタで捕捉されたエンジンオイルは、重力による自然落下により、前述のオイル戻し路17を通ってクランクケース1B内に戻る。
つまり、クランクケース1B内のブローバイガスは、図1に示すように、切欠き部19→カバー一端側室3A→供給側デリバリチューブ14→オイルセパレータS→排出側デリバリチューブ15→カバー他端側室3Bの前部→フィルタ16→カバー他端側室3Bの後部→PCVバルブ12→ブローバイガス用の配管20→親管9(インマニ)というブローバイガス通路Wにより、スロットルバルブ10の下流側に還元される。フィルタ16にて捕捉されたブローバイガス中のオイルは、図示しない戻し路を経てクランクケース1B内に戻るように構成されている。
図1などに示すように、ヘッドカバー3内部のブローバイガス通路W用の空間を、カバー一端側室3Aとカバー他端側室3Bとに仕切るとともに、ブローバイガスがカバー一端側室3Aから外付けのオイルセパレータSを経てカバー他端側室3Bに流れるようにして、ヘッドカバー3のガス経路途中に組み込むように工夫されている。従って、ヘッドカバー3としてのブローバイガスの出入り口は、オイルセパレータSの有無に関係なく設定することが可能であって、ブローバイガス出入り口の設計自由度に優れる構成とされている。
このように、フィルタ16を有するヘッドカバー3とは別に、内部にフィルタを有してエンジンEに外付け装着されるオイルセパレータSを付設してあるので、ブローバイガス通路Wの体積がトータルとして十分なものにできるとともに、複数個所のフィルタによってブローバイガス中のオイルも十分に除去することが可能である。
オイルセパレータSを外付けとしてあるので、仕切り壁3Wとガス取出し口14B及びガス戻し口15B(即ち、一対のパイプ材)を設ける必要はあるが、ヘッドカバー3を大型化するとか形状変更する必要はないので、経済的かつ合理的に機能強化されたブローバイガス還流構造が実現できている。
ブローバイガスを、PCVバルブ12を経てスロットルバルブ10の下流側に還流させる場合、親管9は負圧になっているので、単にオイルセパレータSを接続すると、オイルミストも還流されてしまう不都合が生じるので、例えば、オイルセパレータSのオイル戻し路17に逆止弁を設けるなどの対策が必要である。
しかしながら、本発明においては、ヘッドカバー3内部を前後に仕切って、ヘッドカバー3内部のガス通路途中にオイルセパレータSを連通接続するとともに、カバー他端側室3Bに通気抵抗となるフィルタ16を設ける構造工夫により、オイルセパレータSには親管9の負圧が殆ど作用しないようにしてある。
従って、オイルセパレータSにおいては、逆止弁などを設けることなく単に底部24にオイル戻し路17を接続するだけで、オイルセパレータS内にて捕捉されたオイルを、自然落下によりクランクケース1Bに戻すことができる、という優れものである。
つまり、ヘッドカバー3の内部に設けるフィルタ16を、オイルセパレータSのブローバイガス流れ方向の下流側に配置する工夫により、オイル捕捉用のフィルタ16を負圧相殺用の抵抗体としても機能させることができており、経済的で合理的なブローバイガス還流構造である。
ヘッドカバー3とオイルセパレータSとを連通する一対のデリバリチューブ14,15を、ヘッドカバー3の側壁3Sにガス取出し口14Bとガス戻し口15Bを横向きに設けることで、ヘッドカバー3から横方向に取り出すように構成してある。従って、エンジンEの横側方のスペースをオイルセパレータSの設置空間に有効利用できて、エンジンEとしての高さ寸法を増大することなく又は殆どなく、容量増大に寄与するオイルセパレータSを付設できる利点がある。
そして、オイルセパレータSを、ヘッドカバー3と同等かそれ以上の高さレベルに配置してあるから、オイルセパレータSで捕捉されたオイルを、重力による自然落下現象のみを用いる経済的かつ、合理的な手段により、底部24に連通接続されるオイル戻し路17から円滑にクランクケース内に戻すことができて好都合である。
〔別実施形態〕
次の1.〜3.に記載された構成を有するブローバイガス還流構造でも良い。
1.外付けのオイルセパレータSを、ヘッドカバー3と同じ又はやや低い高さレベルに配置する構成。
2.ガス取出し口14B及びガス戻し口15Bを、ヘッドカバー3の上壁から横向き又は上向きに取出す構成。
3.フィルタ16を、カバー一端側室3Aにも設ける構成。
1B クランクケース
3 シリンダヘッドカバー
3A カバー一端側室
3B カバー他端側室
3S 側壁
9 下流側通路
10 スロットルバルブ
12 PCVバルブ
14A ガス入口
14B ガス取出し口
15A ガス出口
15B ガス戻し口
16 フィルタ
17 オイル戻し路
24 底部
S オイルセパレータ
W ブローバイガス通路

Claims (3)

  1. クランクケース内のブローバイガスを、シリンダヘッドカバーの内部からPCVバルブを経てスロットルバルブの下流側通路に導き可能なブローバイガス通路が設けられているエンジンのブローバイガス還流構造であって、
    前記シリンダヘッドカバーの内部を、前記クランクケース内に連通するカバー一端側室と、前記PCVバルブに連通するカバー他端側室とに仕切り、
    前記カバー一端側室に連通するガス入口と、前記カバー他端側室に連通するガス出口とを有するオイルセパレータを、前記シリンダヘッドカバーとは別に設け、
    前記カバー他端側室における前記オイルセパレータからのガス戻し口に対するブローバイガス流れ方向の下流側に、ブローバイガスに作用するフィルタを配備するとともに、前記オイルセパレータにて捕捉されたオイルを前記クランクケースの内部に戻すオイル戻し路が設けられているエンジンのブローバイガス還流構造。
  2. 前記シリンダヘッドカバーにおける前記ガス入口へ連通するガス取出し口及び前記ガス出口へ連通するガス戻し口は、前記シリンダヘッドカバーの側壁に形成されている請求項1に記載のエンジンのブローバイガス還流構造。
  3. 前記オイルセパレータは、前記シリンダヘッドカバーと互いに同等又はそれ以上となる高さレベルに配置されており、前記オイル戻し路は前記オイルセパレータの底部に接続されている請求項1又は2に記載のエンジンのブローバイガス還流構造。
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