JP2016217057A - 開閉装置 - Google Patents

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展行 吉田
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Abstract

【課題】遮熱性能を低下させることなく、生産性を向上することが可能なシャッターカーテンを備えた開閉装置を提供する。【解決手段】開口部間において互いに対向して設けられたガイドレールと、ガイドレールに沿って移動可能に設けられ、移動方向に沿って連結された複数のスラットを有する開閉体とを備えた開閉装置であって、スラットは、移動方向の両端部にそれぞれ形成され、隣接するスラットの第2カール部及び第1カール部とそれぞれ係合する第1カール部及び第2カール部を有し、移動方向の両端部にそれぞれ第1カール部及び第2カール部を形成する湾曲部を有する板材と、板材の一方の面側に配置され、移動方向の両端部に湾曲部の形状と一致する係合部を有する遮熱材とを備えた構成とした。【選択図】図1

Description

本発明は、開閉装置に関し、特に、遮熱性能を有する開閉装置に関する。
従来、ビル等の建物の出入り口や、建物内部の通路等に設置される開閉装置の一例として、スラットと呼ばれる長尺な金属板を複数連結したシャッターカーテンを有するスラット式シャッター装置が知られている。
例えば、特許文献1には、金属により形成され、上下両端にカール部を有するスラットと、不燃性素材によりシート状に形成され、スラットの後面側に設けられる遮熱材と、遮熱材の後面側に取付けられ、遮熱材がスラットから脱落することを防止するカバー体とが、スラットのカール部を介して複数連結されたシャッターカーテンが開示されている。このような構成のシャッター装置にあっては、スラットに設けられた遮熱材により遮熱性能を向上させることが可能である。
特開平8−333970号公報
しかしながら、上記シャッター装置にあっては、シャッターカーテンを構成する複数のスラット全てに対して遮熱材及びカバー体を取付ける必要があることから、取付け作業の効率が悪く、生産性が低下するという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するため、遮熱性能を低下させることなく、生産性を向上することが可能なシャッターカーテンを備えた開閉装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る開閉装置の構成として、開口部間において互いに対向して設けられたガイドレールと、ガイドレールに沿って移動可能に設けられ、移動方向に沿って連結された複数のスラットを有する開閉体とを備えた開閉装置であって、スラットは、移動方向の両端部にそれぞれ形成され、隣接するスラットの第2カール部及び第1カール部とそれぞれ係合する第1カール部及び第2カール部を有し、移動方向の両端部にそれぞれ第1カール部及び第2カール部を形成する湾曲部を有する板材と、板材の一方の面側に配置され、移動方向の両端部に湾曲部の形状と一致する係合部を有する遮熱材とを備えた構成とした。
本構成によれば、スラットが、第1カール部及び第2カール部を形成する湾曲部を有する板材と、湾曲部の形状と一致する係合部を有する遮熱材とを備えているので、スラットに対して個別に遮熱材を取付ける作業が不要となり、生産性を向上させることが可能となる。
また、開閉装置の他の構成として、板材の一方の面側に配置され、移動方向の両端部に湾曲部及び係合部の形状と一致する湾曲部を有する第2の板材を更に備え、遮熱材が板材と第2の板材との間に介在する構成としてもよい。また、開閉装置の他の構成として、板材の一方の面側に配置され、移動方向の両端部に湾曲部及び係合部の形状と一致する係合部を有する第2の遮熱材を更に備え、遮熱材が第2の遮熱材により、空隙を有して覆われた構成としてもよい。
上記発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となり得る。
シャッター装置の概略正面図である。 シャッターカーテン及び巻取り機構を示す縦断面図である。 スラットの斜視断面図である。 スラットの斜視図及び縦断面図である(実施形態2)。
以下、発明の実施形態を通じて本発明を詳説するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明される特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らず、選択的に採用される構成を含むものである。
図1は、本発明に係るシャッター装置10の概略正面図であり、図2は、シャッターカーテン30及び巻取り機構50の縦断面図である。図1,図2において開閉装置としてのシャッター装置10は、構造物躯体11に形成された開口部12に設置される。構造物躯体11は、例えば住宅やビル、倉庫、工場等の構造物の内外を仕切る外壁や、構造物の内部において内部空間を仕切る内壁等である。開口部12は、構造物躯体11に開設され、内外を連通する空間として形成される。
シャッター装置10は、概略、開口部12の幅方向の両側に互いに離間して立設されるガイドレール20;20と、ガイドレール20;20の長手方向に沿って移動可能とされ、開口部12を開放又は閉鎖する開閉体としてのシャッターカーテン30と、開口部12及びガイドレール20;20の上方に設けられるシャッターケース14と、シャッターケース14の内部の収容空間に設置される巻取り機構50とを備える。
なお、本明細書において「幅方向」とは、シャッターカーテン30の開閉(上,下)方向と直交する方向(左右方向)を示し、「奥行方向」とは、シャッターカーテン30の厚み(前,後)方向を意味する。また、「巻取り方向」とは、シャッターカーテン30がガイドレール20に沿って上昇し、開口部12が開放する方向を示し、「繰出し方向」とは、シャッターカーテン30がガイドレール20に沿って降下し、開口部12が閉鎖する方向を示すものとする。
図1に示すように、ガイドレール20;20は、構造物躯体11に対して長手方向が垂直となるように、構造物躯体11に一部が埋設された状態で立設される。ガイドレール20;20は、横断面が略コ字状の内部構造を有する中空状の部材である。ガイドレール20;20同士は、コ字状の開口が互いに向き合うように配設される。ガイドレール20;20には、後述するシャッターカーテン30の幅方向両端部が挿入される。これにより、シャッターカーテン30の幅方向端部は、ガイドレール20;20によって開閉方向(上下方向)に案内される。
図3は、スラット31の斜視断面図である。図1〜図3に示すように、シャッターカーテン30は、複数のスラット31が連結されることによって構成される。各スラット31は、開口部12の幅方向に沿って延在する板状の部材である。スラット31は、例えば、スチール、ステンレス、アルミニウム等からなる第1の板材35と、当該第1の板材35と同一の素材からなり、第1の板材35の後面35B側に位置する第2の板材36と、第1の板材35と第2の板材36との間に位置する遮熱材40とにより、3重構造とされる。
図2(b)に示すように、スラット31は前方に向けて緩やかに凸状となるように湾曲する本体部31aと、後方に向かって延長する本体部31aの上端部と連続して前方に向けて湾曲しつつ延長する第1カール部31bと、後方に向かって延長する本体部31aの下端部と連続して前方に向けて湾曲しつつ延長する第2カール部31cとを有する。なお、スラット31の第1カール部31b及び第2カール部31cは、第1の板材35及び第2の板材36の開閉方向(上下方向)の両端部に形成された湾曲部と、遮熱材40の開閉方向の両端部に形成され、第1の板材35及び第2の板材36の湾曲部の形状と一致する係合部とにより形成される。
図2に示すように、スラット31の第1カール部31bは、巻取り方向に隣接する他のスラット31の第2カール部31cと回転自在に係合する。また、スラット31の第2カール部31cは、繰り出し方向に隣接する他のスラット31の第1カール部31bと回転自在に係合する。つまり、複数のスラット31同士は、それぞれ第1カール部31b及び第2カール部31cを介して互いに回転自在に連結され、1のシャッターカーテン30を構成する。
第1の板材35と第2の板材36との間に位置する遮熱材(断熱材)40は、ウレタン樹脂やガラス繊維等により構成され、第1の板材35及び第2の板材36と同一の幅方向寸法を有する。また、図2、図3にも示すように、遮熱材40は、スラット31の本体部31a、第1カール部31b、第2カール部31cの全ての範囲を含むように、第1の板材35及び第2の板材36の形状と一体的に介在されている。なお、遮熱材40は、ウレタン樹脂やガラス繊維に限定されず、スラット31内に介在されることにより、スラット31の奥行方向への熱移動が遮断又は抑制されるものであれば、その種類は問わない。
次に、スラット31の製造工程について概説する。スラット31は、例えばロール成形機を用いたロール成形によって製造される。具体的には、帯状に巻回された第1の板材35、第2の板材36、及び遮熱材40をそれぞれアンコイラーにセットし、各アンコイラーよりロール成形機に対して上記部材を供給する。このとき、遮熱材40を第1の板材35及び第2の板材36の間に介在させるように供給し、3層となった各部材をロール成形機内に配設された複数のロール駒を通過させて徐々にフォーミングし、本体部31a、第1カール部31b及び第2カール部31cを有するスラット31の形状を得る。なお、本実施形態においてスラット31は、複数が連続してロールフォーミングされた後に一枚ごとに分離して製造されるが、このロールフォーミングによらずに一枚ごとにフォーミングしたり、二枚以上を同時にフォーミングして製造しても良く、製造する形態は任意である。
以上、第1の板材35と第2の板材36との間に遮熱材40が介在したスラット31によれば、スラット31に対して個別に遮熱材40を取付ける作業が不要となり、生産性を向上させることが可能となる。また、遮熱材40がスラット31の全体形状に対応するように全域にわたって設けられるため、遮熱性能を安定、向上させることができる。
なお、遮熱材40は、第1の板材35及び第2の板材36の全ての範囲を含むように介在される形態としたが、これに限定されず、第1の板材35及び第2の板材36間に介在する遮熱材40の一部を省略する形態としてもよい。例えば、第1カール部31b及び第2カール部31c、又はそのいずれか一方のみ遮熱材40を省略する形態やスラット31の幅方向に沿って所定間隔毎に隙間を設けた状態で遮熱材40を介在させる形態等が挙げられ、使用用途やコスト等を考慮して適宜変更可能である。
図4は、実施形態2に係るスラット61の斜視図及び断面図である。以下、図4を参照し、実施形態2に係るスラット61について説明する。上述の実施形態においては、遮熱材40を第1の板材35及び第2の板材36の間に介在させる形態としたが、本実施形態においては、第1遮熱材66及び第2遮熱材67が板材35の奥行方向後側に複数配置される点で異なる。なお、上記実施形態と同一の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図4に示すように、スラット61は、上記実施形態に係るスラット31と同様に、例えば、スチール、ステンレス、アルミニウム等からなる板材35と、当該板材35の後面35Bに貼着された第1遮熱材66、及び第1遮熱材66に対して空間Sを有して配置された第2遮熱材67とにより、3重構造とされる。なお、スラット61の全体形状は、スラット31と同様であり、前方に向けて緩やかに凸状となるように湾曲する本体部61aと、後方に向かって延長する本体部61aの上端部と連続して前方に向けて湾曲しつつ延長する第1カール部61bと、後方に向かって延長する本体部61aの下端部と連続して前方に向けて湾曲しつつ延長する第2カール部61cとを有する。また、スラット61の第1カール部61b及び第2カール部61cは、板材35の開閉方向の両端部に形成された湾曲部と、第1遮熱材66及び第2遮熱材67の開閉方向の両端部に形成され、板材35の湾曲部の形状と一致する係合部とにより形成される。
第1遮熱材66は、板材35と同一の幅方向寸法を有する。また、図4に示すように、第1遮熱材66は、スラット61の本体部61a、第1カール部61b、第2カール部61cの全ての範囲を含むように、板材35の形状と対応する形状を有して、後面35Bに貼着される。
第2遮熱材67は、板材35及び第1遮熱材66と同一の幅方向寸法を有し、その両端部がスラット61の第1カール部61b及び第2カール部61cと対応して湾曲するとともに、第1遮熱材66の後方において前方に向かって緩やかに弧状を呈し、第1遮熱材66の後方を、空間Sを有して覆う部材である。第1遮熱材66及び第2遮熱材67は、ウレタン樹脂やガラス繊維等により構成され、空間S内には、比較的熱伝導率の低い空気等が充填され、奥行方向への熱の移動を抑制する。
第1遮熱材66及び第2遮熱材67は、例えば上述したようなロール成形機等によってそれぞれ個別に成形された後、互いを重ね合せた状態で幅方向にスライド移動させることにより一体化される。また、板材35についてもロール成形機等によって個別に成形し、成形後の板材35と、一体化された第1遮熱材66及び第2遮熱材67とを重ね合せた状態で幅方向にスライド移動させ、板材35と第1遮熱材66及び第2遮熱材67とを係合させることにより一体のスラット61を成形する。なお、板材35と第1遮熱材66及び第2遮熱材67との一体化に際しては、板材35の後面35B又は第1遮熱材66の前面に接着剤等を塗布しておくことが望ましい。
このように、本実施形態に係るスラット61においても、第1遮熱材66及び第2遮熱材67を板材35に対してスライド移動させるだけの形態であるため、取付け作業等が容易となり、生産性を向上させることが可能となる。また、第1遮熱材66及び第2遮熱材67が板材35の全域にわたって設けられるので、遮熱性能が向上する。また、既存のシャッターカーテンのスラットの形状に対応する第1遮熱材66及び第2遮熱材67を作成すれば、既存のスラットに対して容易に遮熱機能を持たせることができる。
以下、シャッター装置10の他の構成について説明する。図2に示すように、シャッターカーテン30の繰出し方向の端部には、座板38が係合される。座板38は、シャッターカーテン30の幅方向に沿って延在する断面視略台形状の板体であって、開口部12が全閉された状態において、床面や地面と接地する部分である。また、座板38は、スラット31の幅方向寸法よりも短く設定されている。具体的には、ガイドレール20;20間の寸法よりも僅かに短く設定され、その両端部がガイドレール20;20の内に飲み込まれることのない寸法である。
次に、シャッターカーテン30を巻取り方向又は繰り出し方向に動作させる巻取り機構50について概説する。図1,図2に示すように、巻取り機構50は、シャッターケース14内に設置され、シャッターカーテン30を巻取り、又は繰出す機構である。巻取り機構50は、シャッターケース14の一部を構成する左右のブラケット15;15と、左右のブラケット15;15間に架設されるシャフト51と、シャフト51の回転と同期して巻取り方向及び繰出し方向に回転自在なホイール52;52と、シャフト51を巻取り方向又は繰出し方向に回転させる図外のモータとを備える。
シャフト51は、ガイドレール20;20の幅方向に延在する支柱であって、両端部がブラケット15;15に設けられた図外の保持手段によって、回転自在に支承される。また、シャフト51の一端部の軸周りには、無端状のチェーンやベルト等の連結体55と連結される従動輪53が設けられる。従動輪53は、連結体55を介して図外のモータの出力軸に設けられた駆動輪と連結されており、モータの回転力は、駆動輪、連結体55及び従動輪53を介してシャフト51に伝達される。
ホイール52;52は、シャフト51に対して所定の間隔をもって設けられる円筒状の金属部材である。ホイール52;52は、中心部に開設された図外の嵌挿孔を介してシャフト51と嵌め合され、シャフト51を回転中心として自在に回転する。また、ホイール52;52同士は、複数の巻取り部材54により接続される。巻取り部材54は、シャフト51と平行に延在する支柱であって、両端部がホイール52;52の嵌挿孔を中心として円周方向に等間隔に開設された図外の接続孔に嵌め込まれる。
また、図2に示すように、シャッターカーテン30は、ホイール52の円周面上に締結された吊元部材58によりホイール52と連結される。吊元部材58は、金属製の板体であって、ホイール52の円周面の曲率と対応する湾曲形状である。吊元部材58は、ホイール52の円周面に開設された締結孔を介して、ボルトナット等の締結手段によりホイール52と一体に締結される。また、吊元部材58の繰り出し方向の端部には、カール状の連結部58Aが形成される。連結部58Aは、シャッターカーテン30を構成する複数のスラット31のうち、最も巻取り方向側に位置するスラット31の第1カール部31bと係合する。
以下、上記構成からなるシャッターカーテン30の開閉動作について説明する。図2(a)に示すように、シャッターカーテン30が開口部12を開放した状態(全開状態)から、図外の操作盤を操作によりモータが駆動制御され、シャフト51が繰出し方向に回転すると、シャフト51の回転に対応してホイール52が回転し、ホイール52の外周面に積層されたシャッターカーテン30が順次繰出されることとなる。そして、図2(b)に示すように、ホイール52の繰出し方向への回転が継続し、開口部12の全域がシャッターカーテン30により閉鎖(全閉状態)される。
一方、図2(b)に示すシャッターカーテン30が開口部12を閉鎖した状態(全閉状態)から、モータが逆方向に駆動制御され、シャフト51が巻取り方向に回転すると、シャフト51の回転に対応してホイール52が回転し、シャッターカーテン30は、徐々にホイール52の外周面に沿って巻き取られながら開口部12を開放する。そして、図2(a)に示すように、ホイール52による巻取り方向への回転が継続し、ホイール52の周長分以上のシャッターカーテン30が巻き取られると、2周目以降に巻き取られるシャッターカーテン30は、1周目の回転において巻き取られたシャッターカーテン30上に積層されながら巻き取られ、開口部12の全域が開放(全開状態)される。なお、上記実施形態に係る巻取り機構50は、モータを有する電動式の巻取り機構50を例示したが、例えばシャフト51の軸周りに介挿されるコイルばね等の付勢手段を用いた手動式の巻取り機構を採用してもよい。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に何ら限定されることはなく、実施形態を組み合わせて多様な変更、改良を行い得ることが当業者において明らかである。また、そのような多様な変更、改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが特許請求の範囲の記載から明らかである。
例えば、各実施形態においては、シャッターカーテン30を複数のスラット31;61により構成したが、シャッターカーテン30の構成として複数の平板状パネルを組み合わせたパネルカーテンや不燃性樹脂等のシートをから構成されるシートカーテン、もしくはこれらの部材を組み合わせたカーテンに対しても適用することができる。
10 シャッター装置、12 開口部、14 シャッターケース、20 ガイドレール、
30 シャッターカーテン、31 スラット、35 第1の板材、36 第2の板材、
40 遮熱材、50 巻取り機構、51 シャフト、52 ホイール、61 スラット、
66 第1遮熱材、67 第2遮熱材。

Claims (3)

  1. 開口部間において互いに対向して設けられたガイドレールと、
    前記ガイドレールに沿って移動可能に設けられ、移動方向に沿って連結された複数のスラットを有する開閉体と、
    を備えた開閉装置であって、
    前記スラットは、前記移動方向の両端部にそれぞれ形成され、隣接するスラットの第2カール部及び第1カール部とそれぞれ係合する第1カール部及び第2カール部を有し、
    前記移動方向の両端部にそれぞれ前記第1カール部及び第2カール部を形成する湾曲部を有する板材と、
    前記板材の一方の面側に配置され、前記移動方向の両端部に前記湾曲部の形状と一致する係合部を有する遮熱材と、
    を備えたことを特徴とする開閉装置。
  2. 前記板材の一方の面側に配置され、前記移動方向の両端部に前記湾曲部及び係合部の形状と一致する湾曲部を有する第2の板材を更に備え、
    前記遮熱材が前記板材と前記第2の板材との間に介在することを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
  3. 前記板材の一方の面側に配置され、前記移動方向の両端部に前記湾曲部及び係合部の形状と一致する係合部を有する第2の遮熱材を更に備え、
    前記遮熱材が前記第2の遮熱材により、空隙を有して覆われたことを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
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