JP2016216157A - エレベータシステム、エレベータの呼び登録装置、およびその方法 - Google Patents

エレベータシステム、エレベータの呼び登録装置、およびその方法 Download PDF

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Abstract

【課題】乗りかごの呼び登録を確実に行うことができるエレベータシステム、エレベータの呼び登録装置、およびエレベータの呼び登録方法を提供する。
【解決手段】本発明に係るエレベータ1の呼び登録装置10は、データ信号の送受信を行う送受信部10bと、携帯端末20から送信された所定の呼び登録に関するデータ信号を送受信部10bにて受信し、かつ送受信部10bが発した電波の強度を携帯端末20で測定し、この測定した電波の強度に関するデータ信号を携帯端末20から送受信部10bが受信した場合に、この受信した電波の強度を格納する電波強度格納部10eと、電波強度格納部10eに格納した電波の強度が基準値以上の場合に、乗りかごの呼び登録を指令する呼び登録指令部10aと、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、携帯端末から送信された呼び登録に関するデータ信号を受信した場合に乗りかごの呼び登録を行うエレベータシステム、エレベータの呼び登録装置、およびエレベータの呼び登録方法に関する。
本技術分野の背景技術として、特開2003−226473号公報(特許文献1)がある。この公報には、「エレベーターからの距離が近い通信エリアまたは遠い通信エリアといったように、少なくとも2つ以上の異なる通信エリアでの受信が可能なように受信強度を切り換え、各通信エリア内に乗客が入った場合に、当該乗客の個人情報端末10からID情報を受信する受信装置200と、受信装置200により受信されたID情報に基づいて、個人情報端末10を携帯する乗客の位置情報および移動情報を検出する乗客検出部31と、検出された位置情報および移動情報に基づいて、かご呼び登録を行う呼び登録部32と、かご呼び登録に基づいて、エレベーターの動作を制御するかご制御部33とを備えている。」と記載されている(要約参照)。
特開2003−226473号公報
近年のデータ通信は、無線通信が主流となっており、エレベータの利用者が所有する携帯端末(個人情報端末)とエレベータとの間でのデータ通信にも無線通信が適用されつつある。前記特許文献1は、エレベータの呼び登録を行う呼び登録部の近傍の任意の位置において、個人情報端末と呼び登録部との間の無線通信によってエレベータの呼び登録を行う。
しかしながら、前記特許文献1に記載の技術は、エレベータからの距離が近い通信エリアまたは遠い通信エリアの少なくとも2つ以上の異なる通信エリアでの受信が可能となるように、受信装置が複数の受信強度を連続的に切り換えており、受信装置にて連続的に受信強度を切り換えながら、個人情報端末から発信された電波の受信状況に基づいて、個人情報端末(乗客)の位置情報および移動情報を検出し、これら位置情報および移動情報に基づいて、かご呼び登録を行うようにしている。
電波は、遮蔽物によって到達距離が減衰する特性を有している。したがって、前記特許文献1に記載の技術では、例えばエレベータの乗り場釦のケース内や、壁内に埋め込まれるように受信装置が設置されている場合に、壁の材質や厚さ等によって、受信装置にて受信可能な通信エリアが大きく変化してしまう。
具体的には、電波を通しにくい性質を有するコンクリート等にて形成された壁内に遮蔽されて受信装置が設置されている場合、電波の到達距離が短くなる。このため、受信装置にて受信可能な通信エリアが小さくなってしまい、個人情報端末の位置情報および移動情報を正確に特定できないという問題がある。
逆に、電波を通しやすい性質を有するガラス等にて形成された壁内に遮蔽されて受信装置が設置されている場合は、電波の到達距離が長くなるため、受信装置にて受信可能な通信エリアが大きくなり、例えば個人情報端末がエレベータ付近を通り過ぎただけでも、受信装置が個人情報端末のID情報を受信してしまい、かご呼び登録が行われてしまうおそれがあり、不必要なエレベータのかご呼び登録が頻発し、エレベータの無駄な運転が生じ、エレベータの運転効率を低下させてしまうという問題がある。
そこで、本発明は、呼び登録装置の設置環境に影響を受けることなく、乗りかごの呼び登録を確実に行うことができるエレベータシステム、エレベータの呼び登録装置、およびエレベータの呼び登録方法を提供する。
上記課題を解決するために、本発明は、携帯端末と、乗りかご、前記乗りかごの動作を制御するエレベータ制御部、および前記携帯端末から送信された所定の呼び登録に関するデータ信号を受信した場合に前記乗りかごの呼び登録を行う呼び登録装置、を備えるエレベータと、を具備したエレベータシステムにおいて、前記エレベータの呼び登録装置は、前記携帯端末との間でデータ信号の送受信を行う送受信部と、前記携帯端末から送信された所定の呼び登録に関するデータ信号を前記送受信部にて受信し、かつ前記送受信部が発した電波の強度を前記携帯端末が測定し、この測定した前記電波の強度に関するデータ信号を前記携帯端末から前記送受信部が受信した場合に、この受信した前記電波の強度を格納する電波強度格納部と、前記電波強度格納部に格納した前記電波の強度が、予め定めた基準値以上の場合に、前記エレベータ制御部に対して前記乗りかごの呼び登録を指令する呼び登録指令部と、を有する。
本発明は、呼び登録装置の設置環境に影響を受けることなく、乗りかごの呼び登録を確実に行うことができるエレベータシステム、エレベータの呼び登録装置、およびエレベータの呼び登録方法を提供することができる。そして、上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明に係るエレベータシステムの一実施形態に関し、呼び登録状態を示すエレベータ乗り場および昇降路の概略縦断面図である。 上記エレベータシステムの呼び登録装置および携帯端末の要部構成を示すブロック図である。 上記呼び登録装置および携帯端末による初期設定動作を示すフローチャートである。 上記呼び登録装置および携帯端末によるエレベータの呼び登録動作を示すフローチャートである。
以下、本発明に係るエレベータシステムの一実施形態を図に基づいて説明する。
図1は、本発明に係るエレベータシステムの一実施形態に関し、呼び登録状態を示すエレベータホールおよび昇降路の概略縦断面図である。図2は、エレベータシステムの呼び登録装置および携帯端末の要部構成を示すブロック図である。
図1および図2において、本発明に係るエレベータシステムは、エレベータ1と、携帯端末20とで構成される。エレベータ1は、乗客(人)や荷物を乗せる乗りかご2と、乗りかご2の動作を制御するエレベータ制御部3と、携帯端末20との間でデータ通信を行い乗りかご2の呼び登録を行う呼び登録装置10とを備える。乗りかご2は、主ロープ4の一端に連結されている。主ロープ4は、滑車であるシーブ5の上側に掛けてられて取り付けられ、その他端に釣合おもり6が取り付けられている。乗りかご2は、主ロープ4にて吊り下げ支持され、シーブ5を回転駆動させるモータ7の駆動制御によって、主ロープ4が上下に可動して、乗りかご2が上下に可動する。
エレベータ制御部3は、建物の昇降路8内に設置されている。エレベータ制御部3は、乗りかご2を上下駆動させるモータ7の回転を制御し、モータ7の回転に従動するシーブ5の回転によって、シーブ5に掛かる主ロープ4を上下に可動させ、主ロープ4の一端が接続された乗りかご2の上下動を制御する。エレベータ制御部3は、建物内の所定の階のエレベータホール9に設置された呼び登録釦11が押される等して、呼び登録装置10からの呼び登録信号の受信により、呼び登録釦11が押されたエレベータホール9の階床に乗りかご2を着床させる制御を行う。エレベータホール9は、呼び登録装置10にて乗りかご2の呼び登録が行われた場合に、乗りかご2を停止させる位置に設けられたエレベータ乗り場である。
エレベータホール9と昇降路8とを仕切るように壁12が設置されている。壁12は、板状のボードで、例えば石膏、コンクリート、鉄、木、ガラスなどの材質で形成され、階床やエレベータ1の仕様等によって様々な構成となっている。壁12には、エレベータホール9と乗りかご2との間を乗り降り可能に閉塞するエレベータドア13と、エレベータ1の利用者が乗りかご2の呼び登録を行う際に押下する呼び登録釦11と、呼び登録装置10とが設置されている。エレベータドア13は、エレベータホール9に設置され乗りかご2との間を閉塞する。
図1に示すように、電波受信強度Sは、呼び登録装置10が発する電波を携帯端末20が受信したときの電波の強度であり、数値で示される。携帯端末20は、計測した電波受信強度Sの値を呼び登録装置10へ送信する。呼び登録装置10は、予め定めた第1電波強度、例えば30dB以上の値の電波受信強度Sを携帯端末20から受信した場合に、乗りかご2の呼び登録を行う。
電波受信強度Sは、エレベータ1が設置される現場毎、例えばエレベータホール9の形状、エレベータ1の仕様、壁12の材質等の設置環境に応じた距離Dに基づいて設定される所定の基準値である電波強度基準値としての「呼び登録基準値」である。具体的に、電波受信強度Sは、エレベータホール9に設置されたエレベータドア13と携帯端末20との間の距離Dが、例えば3mとなった場合に、携帯端末20を所持する利用者Cが、単にエレベータホール9を通過するのではなく、エレベータ1に向かっている(エレベータ1を利用する)と合理的かつ確実に判断できる数値である。
よって、呼び登録基準値となる電波受信強度Sの値は、エレベータホール9の形状、エレベータ1の仕様、壁12の材質等の設置環境、およびエレベータホール9に設置されたエレベータドア13と携帯端末20との間の距離Dに基づいて設定される。
呼び登録装置10は、携帯端末20から送信された所定の呼び登録に関するデータ信号を受信した場合に、乗りかご2の呼び登録を行う。呼び登録装置10は、呼び登録指令部10aと、送受信部10bと、通信指令部10cと、記憶部10dと、電波強度格納部10eと、電波強度比例判定部10fと、制御部10gとを備える。呼び登録指令部10aは、エレベータ制御部3に対して乗りかご2の呼び登録を指令する。送受信部10bは、携帯端末20の送受信部20bとの間で無線通信にてデータ信号の送受信を行う。通信指令部10cは、携帯端末20との間の通信確立信号の送受信を行う。
電波強度格納部10eは、携帯端末20から送信された電波強度基準値登録指令信号を送受信部10bにて受信し、この受信した電波強度基準値登録指令信号中の電波受信強度Sの値を、呼び登録基準値として記憶部10dに格納する。電波強度比例判定部10fは、携帯端末20から受信した電波受信強度Sのうちの、2つの電波受信強度Sの値の大小を比較判定する。制御部10gは、エレベータ制御部3に接続され、呼び登録指令部10a、送受信部10b、通信指令部10c、電波強度格納部10eおよび電波強度比例判定部10fそれぞれの動作を制御する。
携帯端末20は、呼び登録指令部20aと、送受信部20bと、通信指令部20cと、電波強度計測部20dと、電波強度基準値登録指令部20eと、操作部20fと、制御部20gとを備える。送受信部20bは、所定の電波を送受信する。通信指令部20cは、呼び登録装置10に対して通信確立信号を送信する。電波強度計測部20dは、呼び登録装置10の送受信部10bと送受信部20bとで無線通信を行った際の通信指令信号の電波受信強度Sの値を計測する。電波強度基準値登録指令部20eは、制御部20gによる制御によって電波強度計測部20dが計測した電波受信強度Sの値とともに、操作部20fの操作にて登録した電波強度基準値のそれぞれを情報として付与したデータ信号である電波強度基準値登録指令信号を呼び登録装置10へ送信する。
呼び登録指令部20aは、制御部20gによる制御によって電波強度計測部20dが計測した電波受信強度Sの値を情報として付与した乗りかご2の呼び登録に関するデータ信号である呼び登録指令信号を呼び登録装置10へ送信する。操作部20fは、所定の操作により、電波強度基準値を携帯端末20に登録する。制御部20gは、呼び登録指令部20a、送受信部20b、通信指令部20c、電波強度計測部20d、電波強度基準値登録指令部20e、および操作部20fそれぞれの動作を制御する。
携帯端末20は、図3においてはエレベータ1の点検を行う保守員である利用者Cが所有し、図4においてはエレベータ1を利用する一般の利用者Cが所有するものであって、エレベータホール9に存在する場合を想定している。図1に示すように、距離Dは、携帯端末20と呼び登録装置10との間の間隔であり、利用者Cが乗りかご2の呼び登録を行いたい境界の距離であって、例えば3mと設定されている。
携帯端末20は、演算器(CPU)、メモリ、入出力回路等からなるコンピュータ装置にて実現される。呼び登録指令部20a、通信指令部20c、電波強度計測部20d、電波強度基準値登録指令部20eおよび制御部20gは、携帯端末20に記憶させたソフトウェアにて実現される。これらソフトウェアは、いわゆるスマートフォンや、スマートデバイス、タブレットPC等の携帯可能な情報端末用の呼び登録アプリケーションとして、例えばインターネット等のネットワーク上で配信される。携帯端末20を用いたエレベータ1の呼び登録に関するサービスを必要とする利用者Cは、所定のアプリケーションを、所有する携帯端末20に予めインストールしている。携帯端末20の操作部20fは、携帯端末20に設けられた液晶ディスプレイ20h上のタッチパネル操作用の釦やソフトキーボード等で実現される。
次に、保守員である利用者Cが、携帯端末20を使用して呼び登録装置10の初期設定方法について、図3を参照して説明する。
図3は、呼び登録装置10および携帯端末20による初期設定動作を示すフローチャートである。図3においては、呼び登録装置10の処理手順と、携帯端末20の処理手順とを対応させて示している。
図3に示すように、利用者Cが携帯端末20に予めインストールされた呼び登録アプリケーションを起動すると、携帯端末20の通信指令部20cが送受信部20bを介して、通信指令信号を送信する(SA301)。このとき、呼び登録装置10は、携帯端末20からの通信指令信号の受信を待ち受けており(SB301)、携帯端末20から通信指令信号を受信するまで、携帯端末20からの通信指令信号の受信動作を繰り返している(SB301/NO)。
携帯端末20から通信指令信号を受信すると(SB301/YES)、呼び登録装置10の制御部10gは、携帯端末20との通信が確立したと認識し、呼び登録装置10が通信指令信号を受信し携帯端末20との通信が確立したことを携帯端末20に知らす通信指令信号を、呼び登録装置10の送受信部10bから送信(返信)する(SB302)。呼び登録装置10の送受信部10bから送信する通信指令信号は、呼び登録装置10が携帯端末20から受信した通信指令信号と同一である。
通信指令信号を送信した携帯端末20は、呼び登録装置10から送信されてくる通信指令信号の受信を待ち受けており(SA302)、呼び登録装置10からの通信指令信号を、予め定めた所定時間を経過しても受信しない場合(SA302/NO)、上記SA301へ戻り、再度、携帯端末20から通信指令信号を送信する。一方、携帯端末20は、呼び登録装置10からの通信指令信号を受信すると(SA302/YES)、呼び登録装置10との間のデータ通信(無線通信)が確立したと制御部20gにて認識する。
上記SA301、SA302、SB301、SB302の処理は、呼び登録装置10および携帯端末20それぞれにおいて通信が確立したと認識するまで繰り返し行われ、呼び登録装置10および携帯端末20間における無線通信処理を開始する際に、必ず行われる。
その後、保守員である利用者Cは、携帯端末20を用いて乗りかご2の呼び登録を行う位置(距離D)を決め、その位置で携帯端末20を所持して待機する。このときの呼び登録装置10と携帯端末20との間の距離Dを、例えば3mとし、この距離Dの値は、携帯端末20を所持する利用者Cが現場毎に定める。
次いで、利用者Cは、携帯端末20の操作部20fを用いて所定の操作を行い、電波強度基準値を携帯端末20に登録する。携帯端末20の制御部20gは、操作部20fの所定の操作による電波強度基準値の登録を待ち受けており(SA303)、操作部20fによる電波強度基準値の登録操作がない場合(SA303/NO)、上記SA301へ戻り、再度、携帯端末20から通信指令信号を送信する。
操作部20fによる電波強度基準値の登録操作が行われた場合(SA303/YES)、携帯端末20の電波強度測定部20dが、直近に受信した通信指令信号の電波受信強度Sを計測する(SA304)。携帯端末20の電波強度基準値登録指令部20eは、SA304にて計測した電波受信強度Sの値とともに、上記SA303にて登録した電波強度基準値を、電波強度基準値登録指令信号として送受信部20bから送信する(SA305)。
このとき、呼び登録装置10は、携帯端末20からの電波強度基準値登録指令信号の受信を待ち受けており(SB303)、携帯端末20から電波強度基準値登録指令信号を受信できない場合(SB303/NO)、制御部10gが経過時間のカウントを開始する(SB304)。
SB304による経過時間のカウントが、予め定めた所定時間を経過しない場合は(SB304/NO)、上記SB303へ戻り、再度、携帯端末20からの電波強度基準値登録指令信号の受信を待ち受ける。一方、SB304による経過時間のカウントが、予め定めた所定時間を経過した場合は(SB304/YES)、呼び登録装置10による携帯端末20からの呼び登録処理を終了する。
呼び登録装置10の送受信部10bにて、携帯端末20から送信された電波強度基準値登録指令信号を受信した場合は(SB303/YES)、呼び登録装置10の電波強度格納部10eにより、電波強度基準値登録指令信号中の電波受信強度Sの値を、呼び登録基準値として記憶部10dに格納する(SB305)。この後、呼び登録装置10は、記憶部10dへ呼び登録基準値を登録したことを示す格納完了信号を送信し(SB306)、呼び登録装置10による初期設定処理を終了する。
携帯端末20の制御部20gは、呼び登録装置10から送信されてくる格納完了信号の受信を待ち受けており(SA306)、呼び登録装置10からの格納完了信号を受信しない場合(SA306/NO)、このSA306の処理を繰り返す。一方、携帯端末20の制御部20gは、呼び登録装置10から格納完了信号を受信すると(SA306/YES)、携帯端末20による初期設定処理を終了する。
次に、エレベータ1を利用する一般の利用者Cが、携帯端末20を使用してエレベータ1の呼び登録を行う方法について、図4を参照して説明する。
図4は、呼び登録装置10および携帯端末20によるエレベータ1の呼び登録動作を示すフローチャートである。図4においては、呼び登録装置10の処理手順と、携帯端末20の処理手順とを対応させて示している。なお、図3に示す初期設定時を行う際の動作と共通する処理については、その説明を省略する。
図4に示すように、利用者Cが携帯端末20の呼び登録アプリケーションを起動すると、携帯端末20の通信指令部20cが通信指令信号を送信する(SC401)。このとき、呼び登録装置10は、携帯端末20からの通信指令信号の受信を待ち受けており(SD401)、携帯端末20から通信指令信号を受信するまで、携帯端末20からの通信指令信号の受信動作を繰り返している(SD401/NO)。携帯端末20から通信指令信号を受信すると(SD401/YES)、呼び登録装置10の制御部10gは、携帯端末20との通信が確立したと認識し、通信指令信号を返信する(SD402)。
携帯端末20は、呼び登録装置10からの通信指令信号の受信を待ち受けており(SC402)、予め定めた所定時間を経過しても、呼び登録装置10から通信指令信号を受信しない場合(SC402/NO)、上記SC401へ戻る。携帯端末20は、呼び登録装置10から通信指令信号を受信すると(SC402/YES)、呼び登録装置10との通信が確立したと認識する。
上記SC401、SC402、SD401、SD402の処理もまた、呼び登録装置10および携帯端末20それぞれにおいて通信が確立したと認識するまで繰り返し行われ、呼び登録装置10および携帯端末20間における無線通信処理を開始する際に、必ず行われる。
その後、利用者Cは、エレベータ1の乗りかご2に乗り込むために、エレベータホール9に設置されている呼び登録装置10に近づいていく。このとき、携帯端末20の電波強度計測部20dが、直近に受信した通信指令信号の電波受信強度Sを計測する(SC403)。携帯端末20の電波強度基準値登録指令部20eは、SA304にて計測した電波受信強度Sの値とともに、乗りかご2の呼び登録に関するデータ信号を、呼び登録指令信号として送受信部20bから送信する(SC404)。
携帯端末20は、SC404での呼び登録指令信号の送信時から、予め定めた所定時間、例えば0.1秒間待機した後(SC405)、呼び登録装置10からの呼び登録完了信号の受信を待ち受ける(SC406)。携帯端末20が呼び登録完了信号を受信できない場合(SC406/NO)、上記SC401へ戻り、再度、携帯端末20から通信指令信号を送信する。よって、SC406にて呼び登録完了信号を受信できない場合は、0.1秒間隔で、上記SC401〜SC404の処理を繰り返す。一方、携帯端末20の制御部20gは、呼び登録装置10から呼び登録完了信号を受信すると(SC406/YES)、携帯端末20による呼び登録処理を終了する。
さらに、呼び登録装置10は、上記SD402にて通信指令信号を返信した後、記憶部10dに格納されている呼び登録基準値を電波強度比例判定部10fが取得する(SD403)。その後、呼び登録装置10は、携帯端末20からの呼び登録指令信号の受信を待ち受ける(SD404)。そして、呼び登録装置10は、携帯端末20から送信された呼び登録指令信号を受信できない場合(SD404/NO)、制御部10gが経過時間のカウントを開始する(SD405)。
SD405による経過時間のカウントが、予め定めた所定時間を経過した場合は(SD405/YES)、呼び登録装置10による携帯端末20からの呼び登録処理を終了する。一方、呼び登録装置10は、SD405による経過時間のカウントが、予め定めた所定時間を経過しない場合は(SD405/NO)、上記SD404へ戻り、携帯端末20からの呼び登録指令信号の受信を待ち受ける。
呼び登録装置10の送受信部10bにて、携帯端末20から送信された呼び登録指令信号を受信した場合は(SD404/YES)、呼び登録装置10の電波強度比較判定部10fにより、呼び登録指令信号中の電波受信強度Sの値と、記憶部10dから取得した呼び登録基準値とを比較する(SD406)。そして、電波強度比較判定部10fにより、電波受信強度Sの値が呼び登録基準値より小さい(<)と判定した場合は(SD406/NO)、上記SD404へ戻り、再度、携帯端末20からの呼び登録指令信号の受信を待ち受ける。
一方、電波強度比較判定部10fにより、電波受信強度Sの値が呼び登録基準値以上(≧)と判定した場合は(SD406/YES)、呼び登録指令部10aが、エレベータ制御部3に対して、制御部10gを介して呼び登録指令を行う(SD407)。呼び登録装置10は、SD407にてエレベータ制御部3への呼び登録指令を行った後、乗りかご2の呼び登録が完了したことを示す呼び登録完了信号を通信指令部10cから送信し(SD408)、呼び登録装置10による呼び登録処理を終了する。
上述したように上記一実施形態係るエレベータシステムによれば、携帯端末20と呼び登録装置10との間で通信指令信号の送受信を行い無線通信を確立させてから、乗りかご2の呼び登録を行う距離Dで携帯端末20を利用者Cが所持して待機する。そして、この距離Dの位置で、利用者Cが電波強度基準値を携帯端末20に登録すると、直近に受信した通信指令信号の電波受信強度Sが測定され、これら電波受信強度Sの値および電波強度基準値が電波強度基準値登録指令信号として呼び登録装置10へ送信される。すると、呼び登録装置10が、携帯端末20から受信した電波強度基準値登録指令信号中の電波受信信号Sの値を記憶部10dに格納し、距離Dに対応した電波受信強度Sの値が、呼び登録装置10に記憶される。したがって、保守員である利用者Cは、エレベータ1毎に、携帯端末20を用いて呼び登録をする際の距離Dの初期設定を行うことができる。
また、呼び登録装置10の送受信部10bにて、携帯端末20から送信された呼び登録指令信号を受信し、さらに呼び登録装置10の電波強度比較判定部10fにより、記憶部10dに格納した呼び登録基準値と、携帯端末20から受信した呼び登録指令信号中の電波受信強度Sの値とを比較し、呼び登録基準値が電波受信強度Sの値以上と判定された場合に、呼び登録装置10の呼び登録指令部10aがエレベータ制御部3に対して呼び登録を行うようにしている。
この結果、エレベータ1の仕様や、エレベータホール9の形状等のエレベータ1の設置環境等に応じ、エレベータ1毎に、エレベータドア13からの距離Dに基づいて定めた呼び登録基準値に基づき、携帯端末20を用いた乗りかご2の呼び登録を可能にできる。よって、エレベータ1を利用する一般の利用者Cは、エレベータ1の仕様や呼び登録装置10の設置環境等に影響を受けることなく、所有する携帯端末20を用いて乗りかご2の呼び登録を確実に行うことができる。
さらに、呼び登録装置10との無線通信が確立したことを示す通信指令信号を携帯端末20が受信した場合に、初期設定時においては、電波強度計測部20dにて計測した電波受信強度Sの値とともに、電波強度基準値を呼び登録装置10へ送信する。一方、呼び登録時においては、電波強度計測部10dにて計測した電波受信強度Sの値とともに、乗りかご2の呼び登録に関するデータ信号を、呼び登録指令信号として呼び登録装置10へ送信するようにしている。
この結果、呼び登録装置10にて受信する電波受信強度Sの値が、初期設定時または呼び登録時かどうか容易に判断することができるため、呼び登録装置10の初期設定時および呼び登録時の制御を確実かつ適切に行うことができる。
なお、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形態様が含まれる。例えば、前述した実施形態は、本発明を分りやすく説明するために説明したものであり、本発明は、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
特に、上述した一実施形態において、利用者Cがエレベータ1に向かっていると合理的に判断できる距離Dを3mとし、この距離Dを介して携帯端末20が呼び登録装置10からの電波を受信したときの電波受信強度Sの値を、30dBとしている。しかしながら、エレベータ1を利用する一般の利用者Cの要望や使い勝手等に応じて距離Dを適宜変更することができ、また距離Dおよび呼び登録装置10の設置環境によって電波受信強度Sが変動するため、エレベータ1の設置環境、すなわちエレベータホール9の形状等に応じて、対応させて用いることができる。
また、携帯端末20にインストールされた呼び登録アプリケーションを起動すると、携帯端末20から通信指令信号を送信するようにしている。しかしながら、例えば、利用者Cが携帯端末20の電源を入れたときや、呼び登録アプリケーション起動後に所定の釦(図示せず)を押す等して操作したときに、携帯端末20が通信指令信号を送信するようにしてもよい。
1 エレベータ
2 乗りかご
3 エレベータ制御部
9 エレベータホール
10 呼び登録装置
10a 呼び登録指令部
10b 送受信部
10e 電波強度格納部
13 エレベータドア
20 携帯端末

Claims (6)

  1. 携帯端末と、
    乗りかご、前記乗りかごの動作を制御するエレベータ制御部、および前記携帯端末から送信された所定の呼び登録に関するデータ信号を受信した場合に前記乗りかごの呼び登録を行う呼び登録装置、を備えるエレベータと、を具備したエレベータシステムにおいて、
    前記エレベータの呼び登録装置は、
    前記携帯端末との間でデータ信号の送受信を行う送受信部と、
    前記携帯端末から送信された所定の呼び登録に関するデータ信号を前記送受信部にて受信し、かつ前記送受信部が発した電波の強度を前記携帯端末が測定し、この測定した前記電波の強度に関するデータ信号を前記携帯端末から前記送受信部が受信した場合に、この受信した前記電波の強度を格納する電波強度格納部と、
    前記電波強度格納部に格納した前記電波の強度が、予め定めた基準値以上の場合に、前記エレベータ制御部に対して前記乗りかごの呼び登録を指令する呼び登録指令部と、
    を有することを特徴とするエレベータシステム。
  2. 請求項1記載のエレベータシステムにおいて、
    前記携帯端末は、前記電波の強度に関するデータ信号とともに前記呼び登録に関するデータ信号を送信する
    ことを特徴とするエレベータシステム。
  3. 請求項1記載のエレベータシステムにおいて、
    前記呼び登録装置にて前記乗りかごの呼び登録が行われた場合に、前記乗りかごを停止させる位置に設けられたエレベータホールと、
    前記エレベータホールに設置され前記乗りかごとの間を閉塞するエレベータドアと、を備え、
    前記基準値は、前記エレベータホールの形状、および前記エレベータドアからの距離に基づいて定められる
    ことを特徴とするエレベータシステム。
  4. 請求項1記載のエレベータシステムにおいて、
    前記携帯端末は、前記エレベータの呼び登録に関するアプリケーションが予めインストールされ、
    前記アプリケーションは、前記エレベータの呼び登録装置の送受信部との間のデータ通信が確立した場合に、前記送受信部が発した電波の強度を測定し、この測定した前記電波の強度に関するデータ信号とともに、前記呼び登録に関するデータ信号を送信する
    ことを特徴とするエレベータシステム。
  5. 乗りかご、および前記乗りかごの動作を制御するエレベータ制御部を備えるエレベータの前記乗りかごの呼び登録を行い、携帯端末から送信された所定の呼び登録に関するデータ信号を受信した場合に、前記乗りかごの呼び登録を行う呼び登録装置において、
    前記携帯端末との間でデータ信号の送受信を行う送受信部と、
    前記携帯端末から送信された所定の呼び登録に関するデータ信号を前記送受信部にて受信し、かつ前記送受信部が発した電波の強度を前記携帯端末が測定し、この測定した前記電波の強度に関するデータ信号を前記携帯端末から前記送受信部が受信した場合に、この受信した前記電波の強度を格納する電波強度格納部と、
    前記電波強度格納部に格納した前記電波の強度が、予め定めた基準値以上の場合に、前記エレベータ制御部に対して前記乗りかごの呼び登録を指令する呼び登録指令部と、
    を有することを特徴とするエレベータの呼び登録装置。
  6. 乗りかご、および前記乗りかごの動作を制御するエレベータ制御部を備えるエレベータの前記乗りかごの呼び登録を行い、携帯端末から送信された所定の呼び登録に関するデータ信号を送受信部にて受信した場合に、前記乗りかごの呼び登録を行う呼び登録方法において、
    前記携帯端末から送信された所定の呼び登録に関するデータ信号を前記送受信部にて受信し、かつ前記送受信部が発した電波の強度を前記携帯端末が測定し、この測定した前記電波の強度に関するデータ信号を前記携帯端末から前記送受信部が受信した場合に、この受信した前記電波の強度を格納し、
    この格納した前記電波の強度が、予め定めた基準値以上の場合に、前記エレベータ制御部に対して前記乗りかごの呼び登録を指令する
    を有することを特徴とするエレベータの呼び登録方法。
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