JP2016215443A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016215443A
JP2016215443A JP2015101001A JP2015101001A JP2016215443A JP 2016215443 A JP2016215443 A JP 2016215443A JP 2015101001 A JP2015101001 A JP 2015101001A JP 2015101001 A JP2015101001 A JP 2015101001A JP 2016215443 A JP2016215443 A JP 2016215443A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emission
user
light
unit
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015101001A
Other languages
English (en)
Inventor
久 石塚
Hisashi Ishizuka
久 石塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Data Corp filed Critical Oki Data Corp
Priority to JP2015101001A priority Critical patent/JP2016215443A/ja
Publication of JP2016215443A publication Critical patent/JP2016215443A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Discharge By Other Means (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

【課題】ユーザが排出トレイにおける媒体の排出状態を容易に認識することができるようにする。
【解決手段】上位装置から送られた印刷ジョブについて媒体に対して印刷を行う画像形成部と、発光部を備え、印刷が行われた媒体を排出するための排出トレイと、印刷が行われた媒体を排出トレイに排出する場合に、ユーザごとに割り振られた発光形態で発光部を発光させる発光処理部とを有する。印刷が行われた媒体が排出トレイに排出される場合に、ユーザごとに割り振られた発光形態で発光部が発光させられるので、ユーザは、排出トレイにおける媒体の排出状態を容易に認識することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に関するものである。
従来、プリンタ、複写機、ファクシミリ、複合機等の画像形成装置、例えば、プリンタにおいては、画像が形成された媒体としての用紙が排出されるように、プリンタの本体、すなわち、装置本体外に、排出トレイとしての用紙排出トレイが配設されるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2013−43738号公報
前記従来のプリンタにおいては、ユーザが、印刷が行われた用紙が用紙排出トレイにどのように排出されたか、すなわち、用紙排出トレイにおける用紙の排出状態を容易に認識することができない。
本発明は、前記従来のプリンタの問題点を解決して、ユーザが排出トレイにおける媒体の排出状態を容易に認識することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明の画像形成装置においては、上位装置から送られた印刷ジョブについて媒体に対して印刷を行う画像形成部と、発光部を備え、印刷が行われた媒体を排出するための排出トレイと、印刷が行われた媒体を排出トレイに排出する場合に、ユーザごとに割り振られた発光形態で前記発光部を発光させる発光処理部とを有する。
本発明によれば、画像形成装置においては、上位装置から送られた印刷ジョブについて媒体に対して印刷を行う画像形成部と、発光部を備え、印刷が行われた媒体を排出するための排出トレイと、印刷が行われた媒体を排出トレイに排出する場合に、ユーザごとに割り振られた発光形態で前記発光部を発光させる発光処理部とを有する。
この場合、印刷が行われた媒体が排出トレイに排出される場合に、ユーザごとに割り振られた発光形態で発光部が発光させられるので、ユーザは、排出トレイにおける媒体の排出状態を容易に認識することができる。
また、他のユーザの印刷ジョブについて印刷が行われた媒体が排出トレイに排出されていても、自分の印刷ジョブについて印刷が行われた媒体と他のユーザの印刷ジョブについて印刷が行われた媒体とを区別することができる。
本発明の実施の形態におけるプリンタの制御ブロック図である。 本発明の実施の形態における印刷システムを示す図である。 本発明の実施の形態におけるプリンタの概念図である。 本発明の実施の形態における用紙排出トレイに配設された表示部を示す図である。 本発明の実施の形態におけるユーザごとに異なるLEDチップの発光形態の例を示す図である。 本発明の実施の形態における発光形態通知画面の例を示す図である。 本発明の実施の形態における印刷システムの動作を示す第1のフローチャートである。 本発明の実施の形態における印刷システムの動作を示す第2のフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるプリンタの動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。この場合、画像形成装置としてのプリンタについて説明する。
図2は本発明の実施の形態における印刷システムを示す図、図3は本発明の実施の形態におけるプリンタの概念図である。
図において、Syは印刷システム、10はプリンタ、Mi(i=1、2、…)は該プリンタ10とネットワークNwを介して接続された上位装置としての一つ以上の、本実施の形態においては、複数のホストコンピュータである。各ホストコンピュータMiは、図示されないコンピュータ本体、該コンピュータ本体と接続され、ディスプレイ、液晶パネル等から成る表示部91、前記コンピュータ本体と接続され、キーボード、操作パネル等から成る操作部92等を備える。操作者であるユーザがホストコンピュータMiにインストールされたアプリケーションを使用して文書等を作成すると、印刷データが作成され、該印刷データが印刷ジョブとしてプリンタ10に送られる。
該プリンタ10は、媒体としての用紙に画像を形成して印刷を行うための印刷部11、及び該印刷部11より上方に配設され、原稿の画像をスキャンし(読み取り)、読取画像データを作成するスキャナユニット12を備え、印刷部11とスキャナユニット12との間に、印刷部11において印刷が行われた用紙(以下「印刷済用紙」という。)、スキャナユニット12においてスキャンされた原稿等をプリンタ10の本体、すなわち、装置本体外に排出するための排出ユニット13が配設される。
前記印刷部11は、前記用紙を収容する媒体収容部としての用紙カセット25、該用紙カセット25から送られた用紙に対して画像を形成し、印刷を行う画像形成部26等を備える。
前記排出ユニット13は、印刷部11のアッパカバーによって形成される第1の排出トレイとしての用紙排出トレイ14、及び該用紙排出トレイ14の上方において用紙排出トレイ14と隣接させて配設された第2、第3の排出トレイとしての排出ビン15、16から成る。前記用紙排出トレイ14及び排出ビン15、16には、それぞれ、用紙排出トレイ14及び排出ビン15、16における用紙の排出状態を表示するための表示部17〜19、及び排出される用紙を検出する媒体検出部としての用紙検出センサ20〜22が配設される。
本実施の形態においては、プリンタ10において、ホストコンピュータMiから送られた印刷データに従って印刷を行ったり、スキャナユニット12によって原稿の画像をスキャンし、画像データをホストコンピュータMiに送ったり、スキャナユニット12によって原稿をスキャンし、画像データを印刷部11に送り、用紙に原稿の画像を複写したりすることができるようになっている。
そして、スキャンが行われた原稿は用紙排出トレイ14に、印刷済用紙及び複写が行われた用紙(複写済用紙)は用紙排出トレイ14又は排出ビン15、16に排出される。
ところで、各ホストコンピュータMiのうちの複数のホストコンピュータにおいて、各ユーザがプリンタ10を使用して印刷を行うことがあり、その場合、プリンタ10において、各ホストコンピュータから送られた各印刷ジョブについて印刷が行われ、印刷済用紙が用紙排出トレイ14又は排出ビン15、16に排出されることになる。
ところが、この場合、各ユーザは、自分の印刷済用紙が用紙排出トレイ14及び排出ビン15、16にどのように排出されたか、すなわち、用紙排出トレイ14又は排出ビン15、16における印刷済用紙の排出状態を容易に認識することができない。
そこで、本実施の形態においては、前記用紙排出トレイ14及び排出ビン15、16の各表示部17〜19における表示を確認することによって、各ユーザが、印刷済用紙の排出状態を容易に認識することができるようになっている。
次に、各表示部17〜19について説明する。この場合、各表示部17〜19は同じ構造を有するので、用紙排出トレイ14に配設された表示部17について説明する。
図4は本発明の実施の形態における用紙排出トレイに配設された表示部を示す図である。
図において、14は用紙排出トレイ、17は表示部であり、該表示部17は表示窓32を備え、該表示窓32に、基板33、並びに該基板33に搭載された複数のLEDチップ、本実施の形態においては、第1の発光部としての、かつ、第1の発光素子としての緑色のLEDチップ34、第2の発光部としての、かつ、第2の発光素子としての橙色のLEDチップ35及び第3の発光部としての、かつ、第3の発光素子としての青色のLEDチップ36が配設される。
各LEDチップ34〜36は、ホストコンピュータMiの各ユーザごとに異なる発光形態、すなわち、異なる発光色及び異なる発光パターンで発光させられ、各LEDチップ34〜36の発光形態は、あらかじめ各ユーザに割り振られる。したがって、ユーザは、用紙排出トレイ14又は排出ビン15、16のうちのいずれかにおいて、所定のLEDチップが、割り振られた発光形態で発光させられているかどうかを確認するだけで、印刷済用紙の排出状態を容易に認識することができる。
次に、各LEDチップ34〜36の発光形態の例について説明する。
図5は本発明の実施の形態におけるユーザごとに異なるLEDチップの発光形態の例を示す図である。なお、図において、緑色、橙色及び青色はLEDチップ34〜36の発光色を表し、各発光色のLEDチップ34〜36をオンに(点灯)したり、オフに(消灯)したりすることによって各ユーザ1〜4ごとに異なる発光形態を設定し、割り振ることができる。
図において、41はユーザ1に割り振られた発光形態、42はユーザ2に割り振られた発光形態、43はユーザ3に割り振られた発光形態、44はユーザ4に割り振られた発光形態である。
発光形態41においては、緑色のLEDチップ34が4〔秒〕間オンに(点灯)され、その後、6〔秒〕間オフに(消灯)される発光パターンで発光させられ、発光形態42においては、緑色のLEDチップ34が4〔秒〕間オンにされ、1〔秒〕間オフにされ、1〔秒〕間オンにされ、その後、4〔秒〕間オフにされる発光パターンで発光させられ、発光形態43においては、緑色のLEDチップ34が4〔秒〕間オンにされ、1〔秒〕間オフにされ、1〔秒〕間オンにされ、1〔秒〕間オフにされ、1〔秒〕間オンにされ、その後、2〔秒〕間オフにされる発光パターンで発光させられ、発光形態44においては、緑色のLEDチップ34が4〔秒〕間オンにされ、1〔秒〕間オフにされ、1〔秒〕間オンにされ、1〔秒〕間オフにされ、1〔秒〕間オンにされ、1〔秒〕間オフにされ、1〔秒〕間オンにされ、その後1、〔秒〕間オフにされる発光パターンで発光させられる。
なお、発光パターンにおいて、LEDチップが、長い時間オンにされることを長点灯といい、短い時間オンにされることを短点灯といい、長い時間オフにされることを長消灯といい、短い時間オフにされることを短消灯という。前記各発光パターンのように、長点灯、短点灯、長消灯及び短消灯を組み合わせることによって、多くの種類の発光パターンを形成することができる。また、必要に応じて、発光パターンの周期を変更することができる。
本実施の形態においては、緑色のLEDチップ34が前記各発光パターンで発光させられるようになっているが、橙色のLEDチップ35及び青色のLEDチップ36をそれぞれ他の発光パターンで発光させることによって、各ホストコンピュータMiのすべてのユーザに対してそれぞれ異なる発光形態を割り振ることができる。
次に、プリンタ10の制御装置について説明する。
図1は本発明の実施の形態におけるプリンタの制御ブロック図である。
図において、51は前記スキャナユニット12(図3)の制御を行うスキャナ制御部、61は印刷部11の制御を行うプリンタ制御部、53は液晶パネル等から成り、ユーザがプリンタ10の印刷、スキャン、複写等の機能を利用したり、各種の設定を行ったりするときに各種の情報を所定の画面に表示することによってユーザに通知する表示部、72はLEDチップ34〜36から成るLEDユニットである。前記スキャナ制御部51とプリンタ制御部61とは、スキャナインタフェース(I/F)を介して接続され、相互に通信を行う。
なお、前記表示部53を、タッチスクリーンで形成することによって、操作部として機能させることができる。
前記スキャナ制御部51は、第1の制御部としてのCPU52、第1の記憶部としてのRAM54、スキャナユニット12における各制御を行うためのスキャナ制御用のプログラム等が記録された第2の記憶部としてのフラッシュメモリ55、原稿の画像を読み取るためのイメージセンサ等から成る読取部56等を備える。
前記RAM54は、フラッシュメモリ55から読み出されたスキャナ制御用のプログラムを展開するためのワーキングメモリとして使用されたり、読取部56によって読み取られた原稿の画像データを一時的に記録するためのバッファとして使用されたりする。
また、57はスキャナユニット12の図示されないフラットベッド上に載置された原稿の画像を読み取る際に駆動され、読取部56を移動させる第1の駆動部としてのパルスモータ(FB)、58は図示されないオートドキュメントフィーダにおいて、複数枚の原稿を順次搬送するための第2の駆動部としてのフィードモータ(ADF)、59は該フィードモータ58を駆動することによって回転させられ、原稿を用紙排出トレイ14(図3)に排出する第1の排出部材としてのフィードローラである。そして、101はパルスモータ57を駆動するためのドライバ、102はフィードモータ58を駆動するためのドライバである。
前記プリンタ制御部61は、第2の制御部としてのCPU62、第1の記憶装置としてのRAM63、印刷部11における各制御を行うためのプリンタ制御用のプログラム等が記録された第2の記憶装置としてのフラッシュメモリ64、プリンタ10とホストコンピュータMi(図2)との間の通信を行う通信部65、USB、LAN等から成り、通信部65とネットワークNwとを接続するためのインタフェース部としてのインタフェースポート(I/Fポート)80等を備える。前記通信部65は、受信部及び送信部として機能し、各種の情報の受信及び送信を行う。
前記CPU62は、印刷処理部として機能し、前記画像形成部26(図3)を作動させて印刷処理を行うとともに、発光処理部として機能し、前記LEDユニット72を駆動し、LEDチップ34〜36を発光させる。
前記RAM63は、フラッシュメモリ64から読み出されたプリンタ制御用のプログラムを展開したり、ホストコンピュータMiから送られた印刷データ、印刷データを編集することによって作成された画像データ等を記録したりするためのワーキングメモリとして使用される。
また、66は印刷プロセスにおける帯電、現像、転写、定着等の各処理に使用される高電圧を発生させる高圧電源部、67は各ホストコンピュータMiの各ユーザに対してLEDチップ34〜36の発光形態を割り振るLEDパターン管理部、68は前記画像形成部26に配設された像担持体としての図示されない感光体ドラムと対向させて配設され、感光体ドラムの表面に光を照射して潜像としての静電潜像を形成する印刷ヘッドとしてのLEDヘッド、69は図示されない媒体搬送路に配設された搬送切換部材を作動させて用紙の搬送ルートを切り替えるための搬送ルート切換え用の駆動部としてのソレノイド、70は図示されない給紙ローラに駆動力を選択的に伝達するためのクラッチ、71は用紙を搬送するための搬送用の駆動部としてのモータ、82は該モータ71を駆動することによって回転させられ、用紙を搬送する搬送ローラである。該搬送ローラ82は、媒体搬送路に沿って複数配設され、各搬送ローラ82のうちの用紙排出トレイ14及び排出ビン15、16に臨ませて配設された搬送ローラは、第2の排出部材としての排出ローラとして機能し、印刷済用紙を用紙排出トレイ14及び排出ビン15、16に排出する。
なお、111はソレノイド69をオン・オフさせるためのドライバ、112はクラッチ70を断続するためのドライバ、113はモータ71を駆動するためのドライバ、114は各LEDチップ34〜36をオン・オフさせるためのドライバである。
前記画像形成部26において、前記感光体ドラムの表面が、帯電装置としての帯電ローラによって一様に帯電させられ、前記LEDヘッド68によって露光されて静電潜像が形成される。続いて、現像剤担持体としての現像ローラによって現像が行われ、現像剤としてのトナーが静電潜像に付着されて現像剤像としてのトナー像が形成され、該トナー像は転写部材としての転写ローラによって用紙に転写され、用紙に転写されたトナー像は定着装置としての定着器において定着させられ、用紙に画像が形成される。
ところで、前述されたように、本実施の形態においては、前記用紙排出トレイ14及び排出ビン15、16に印刷済用紙が排出される場合に、プリンタ10において、ホストコンピュータMiの各ユーザごとに異なる発光形態で各LEDチップ34〜36が発光させられるようになっている。
そして、各ユーザが各ホストコンピュータMiに割り振られた発光形態をあらかじめ認識することができるように、各ホストコンピュータMiの表示部91(図2)に発光形態通知画面が形成され、該発光形態通知画面に、各ユーザに割り振られた発光形態におけるLEDチップの発光色及び発光パターンが表示されるようになっている。
次に、発光形態通知画面について説明する。
図6は本発明の実施の形態における発光形態通知画面の例を示す図である。
図において、81は表示部91(図3)に形成される発光形態通知画面であり、ユーザがホストコンピュータMiにインストールされたアプリケーションを使用して印刷データを作成し、該印刷データを印刷指示と共にプリンタ10に送ると、表示部91に前記発光形態通知画面81が形成され、該発光形態通知画面81に、用紙排出トレイ14及び排出ビン15、16に印刷済用紙が排出されるときの発光形態が表示され、ユーザに通知される。
そのために、前記発光形態通知画面81の領域Ar1に、例えば、プリンタ10において印刷が行われる場合、「あなたの印刷用紙は以下の発光パターンで排出されます。」のメッセージが表示され、領域Ar2に、用紙排出トレイ14及び排出ビン15、16のうちのいずれかの表示窓32におけるLEDチップ34〜36の配列を表す画像が表示され、領域Ar3に、ユーザに割り振られた発光形態、すなわち、LEDチップの発光色及び発光パターンの画像が表示される。なお、図6に示される例においては、ユーザ2に割り振られた発光形態42(図5)、すなわち、LEDチップ34の発光色を表す「緑」及びLEDチップ34の発光パターンの画像が表示される。
ところで、プリンタ10と接続されたホストコンピュータMiには、プリンタ10のプリンタドライバがインストールされ、所定のホストコンピュータにおいてプリンタ10のプリンタドライバが起動させられているときに、前記LEDパターン管理部67は、発光形態設定部として機能し、所定のLEDチップを選択し、発光パターンを形成することによって、前記所定のホストコンピュータのユーザに発光形態を割り振る。そして、前記LEDパターン管理部67は、発光情報保存部としても機能し、発光形態の情報と、ホストコンピュータMiを識別するための識別情報としての、かつ、ホストコンピュータMiを使用するユーザを特定するためのユーザ情報としてのIPアドレスとを対応させた情報、すなわち、発光情報をフラッシュメモリ64に記録し、登録する。
また、前記LEDパターン管理部67は、登録した発光情報を前記所定のホストコンピュータに送る。
そして、所定のホストコンピュータは、プリンタ10から送られた前記発光情報に基づいて前記発光形態通知画面81を形成し、発光形態をユーザに通知する。
次に、前記表示窓32(図4)において、所定の発光色のLEDチップを所定の発光パターンで発光させる際の印刷システムSyの動作について説明する。
図7は本発明の実施の形態における印刷システムの動作を示す第1のフローチャート、図8は本発明の実施の形態における印刷システムの動作を示す第2のフローチャートである。
まず、プリンタ10の電源が投入されると、プリンタ制御部61において、CPU62は、インタフェースポート80から接続情報を取得し、ネットワークNwの接続をチェックし、プリンタ10がネットワークNwに接続されているかどうかを判断する。
プリンタ10がネットワークNwに接続されている場合、前記LEDパターン管理部67は、ネットワークNwを介して接続されたホストコンピュータMiのIPアドレスに応じて、LEDチップの発光色及び発光パターンを設定し、発光形態を各ユーザに割り振る。続いて、LEDパターン管理部67は、各ユーザの発光形態とIPアドレスとを対応させた発光情報をフラッシュメモリ64に記録して登録するとともに、前記発光情報を各ホストコンピュータMiに送る。
そして、所定のホストコンピュータにおいて印刷データが作成され、印刷指示と共に印刷データがプリンタ10に送られると、ホストコンピュータMiの表示部91に前記発光形態通知画面81が形成され、領域Ar1に、前記「あなたの印刷用紙は以下の発光パターンで排出されます。」のメッセージが、領域Ar2に、表示窓32におけるLEDチップ34〜36の配列を表す画像が、領域Ar3に、ユーザに割り振られた発光形態の画像が表示される。
そして、プリンタ10において、通信部65は、前記所定のホストコンピュータから送られた印刷データを受信し、RAM63に記録する。
続いて、CPU62は、印刷データのヘッダを参照し、印刷ジョブに付加されているヘッダ情報を読み込み、該ヘッダ情報に基づいてLEDチップ34〜36を発光させる。
そのために、CPU62は、ヘッダ情報に含まれる前記所定のホストコンピュータのIPアドレスを読み込み、該IPアドレスに基づいて、LEDパターン管理部67に前記所定のホストコンピュータについて発光情報が登録されているかどうかを判断する。
LEDパターン管理部67に前記所定のホストコンピュータについて発光情報が登録されている場合、CPU62は、印刷データのヘッダを参照し、印刷ジョブのヘッダ情報として印刷済用紙の排出先を読み込み、排出ビン15、16のうちの所定の排出ビンが指定されているかどうかを判断する。印刷済用紙の排出先として所定の排出ビンが指定されている場合、CPU62は、発光情報に基づいて、指定された排出ビンの所定の発光色のLEDチップを所定の発光パターンで発光させる。
一方、印刷済用紙の排出先として用紙排出トレイ14が指定されている場合、CPU62は、発光情報に基づいて、用紙排出トレイ14の所定の発光色のLEDチップを所定の発光パターンで発光させる。
続いて、CPU62は、RAM63から印刷データを読み出し、編集及び展開を行って画像データを作成し、該画像データをLEDヘッド68に送るとともに、ソレノイド69、クラッチ70等を駆動して印刷動作を行う。
そして、CPU62は、通信部65がすべての印刷データを受信したかどうかを判断し、通信部65がすべての印刷データを受信した場合、処理を終了する。
一方、LEDパターン管理部67に前記所定のホストコンピュータについて発光情報が登録されていない場合、LEDパターン管理部67は、前記所定のホストコンピュータのユーザに発光形態を割り振り、発光情報を登録し、登録した発光情報を前記所定のホストコンピュータに送る。
このようにして、印刷動作が行われ、用紙に対して印刷が行われると、印刷済用紙は排出ローラによって、用紙排出トレイ14又は指定された排出ビンに排出される。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 CPU62はネットワークNwの接続をチェックする。
ステップS2 CPU62はプリンタ10がネットワークNwに接続されているかどうかを判断する。ネットワークNwに接続されていない場合は待機し、ネットワークNwに接続されている場合はステップS3に進む。
ステップS3 LEDパターン管理部67はIPアドレスに応じてLEDチップ34〜36の発光形態を割り振る。
ステップS4 LEDパターン管理部67は発光情報をホストコンピュータMiに送る。
ステップS5 通信部65は印刷データを受信する。
ステップS6 CPU62は発光情報が登録されているかどうかを判断する。発光情報が登録されている場合はステップS7に進み、発光情報が登録されていない場合はステップS3に戻る。
ステップS7 CPU62は排出ビンが指定されているかどうかを判断する。排出ビンが指定されている場合はステップS8に、排出ビンが指定されていない場合はステップS9に進む。
ステップS8 CPU62は指定された排出ビンのLEDチップを発光パターンで発光させる。
ステップS9 CPU62は用紙排出トレイ14のLEDチップを発光パターンで発光させる。
ステップS10 CPU62は印刷動作を行う。
ステップS11 CPU62は通信部65がすべての印刷データを受信したかどうかを判断する。通信部65がすべての印刷データを受信した場合は処理を終了し、通信部65がすべての印刷データを受信していない場合はステップS5に戻る。
次に、LEDユニット72(図1)におけるLEDチップ34〜36を消灯するときのプリンタ10の動作について説明する。
図9は本発明の実施の形態におけるプリンタの動作を示すフローチャートである。
まず、CPU62は用紙排出トレイ14及び排出ビン15、16に配設された用紙検出センサ20〜22(図3)のセンサ出力を読み込む。続いて、CPU62は、用紙排出トレイ14及び排出ビン15、16に排出された印刷済用紙が取り出されたかどうかを、用紙検出センサ20〜22がオフであるかどうかによって判断する。
用紙検出センサ20〜22がオフであり、印刷済用紙が取り出された場合、CPU62はLEDチップ34〜36を消灯する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS21 CPU62は用紙検出センサ20〜22のセンサ出力を読み込む。
ステップS22 CPU62は印刷済用紙が取り出されたかどうかを判断する。印刷済用紙が取り出された場合はステップS23に進み、印刷済用紙が取り出されていない場合はステップS21に戻る。
ステップS23 CPU62はLEDチップ34〜36を消灯し、処理を終了する。
このように、本実施の形態においては、複数のユーザが各ホストコンピュータMiからネットワークNwを介してプリンタ10に印刷データを送った場合、各ホストコンピュータMiの表示部91に発光形態通知画面81が形成され、ユーザごとに割り振られた発光形態が通知され、プリンタ10において、割り振られた発光形態でLEDチップ34〜36が発光させられるので、ユーザは、用紙排出トレイ14及び排出ビン15、16における印刷済用紙の排出状態を容易に認識することができる。
また、ユーザは、他のユーザの印刷ジョブについて印刷が行われた印刷済用紙が用紙排出トレイ14又は排出ビン15、16に排出されていても、自分のジョブについて印刷が行われた印刷済み用紙と他のユーザの印刷ジョブについて印刷が行われた印刷済用紙とを容易に区別することができる。
さらに、発光形態がLEDチップの発光色及び発光パターンから成るので、わずかな数のLEDチップを配設するたけでよい。したがって、プリンタ10のコストが高くなるのを抑制することができる。
本実施の形態においては、各LEDチップ34〜36をオン・オフすることによって発光パターンが形成されるようになっているが、各LEDチップ34〜36の明度を変更することによって発光パターンを形成することができる。また、本実施の形態においては、LEDチップ34〜36のうちの一つのLEDチップをオン・オフさせることによって発光パターンが形成されるようになっているが、二つ以上のLEDチップをオン・オフさせることによって発光パターンを形成することができる。
そして、本実施の形態においては、複数のユーザの印刷ジョブについて印刷が行われた場合、各ユーザにそれぞれ発光形態が割り振られるようになっているが、各ユーザに割り振られた発光形態を組み合わせて各LEDチップ34〜36を発光させることができる。例えば、第1のユーザの印刷ジョブについての印刷済用紙、及び第2のユーザの印刷ジョブについての印刷済用紙を前記用紙排出トレイ14及び排出ビン15、16に排出する場合、第1のユーザに割り振られた発光形態と第2のユーザに割り振られた発光形態とを組み合わせ、第1、第2のユーザについて、発光色を同じにし、発光パターンを異ならせたり、発光色を異ならせ、発光パターンを同じにしたりすることができる。
本実施の形態においては、プリンタ10について説明したが、本発明を複写機、ファクシミリ、複合機等の複数の排出トレイを備えた画像形成装置に適用することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
10 プリンタ
14 用紙排出トレイ
15、16 排出ビン
26 画像形成部
34〜36 LEDチップ
41〜44 発光形態
62 CPU
Mi ホストコンピュータ

Claims (8)

  1. (a)上位装置から送られた印刷ジョブについて媒体に対して印刷を行う画像形成部と、
    (b)発光部を備え、印刷が行われた媒体を排出するための排出トレイと、
    (c)印刷が行われた媒体を排出トレイに排出する場合に、ユーザごとに割り振られた発1 形態で前記発光部を発光させる発光処理部とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. (a)前記発光部は発光素子から成り、
    (b)前記発光処理部は、ユーザごとに発光パターンを異ならせて発光素子を発光させる請求項1に記載の画像形成装置。
  3. (a)前記発光部は複数の異なる発光色の発光素子から成り、
    (b)前記発光処理部は、ユーザごとに発光色を異ならせて発光素子を発光させる請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記発光処理部は、印刷ジョブに付加されているヘッダ情報に基づいて前記発光形態で発光部を発光させる請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. (a)前記発光形態の情報とユーザ情報とを対応させた情報を発光情報として保存する発光情報保存部を有するとともに、
    (b)前記発光処理部は、前記ヘッダ情報に含まれるユーザ情報に基づいて前記発光情報保存部から発光形態の情報を読み出し、該発光形態の情報に基づいて発光部を発光させる請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記発光情報保存部は、前記発光情報を上位装置に送り、発光形態をユーザに通知する請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記発光処理部は、第1のユーザの印刷ジョブについて印刷が行われた媒体、及び第2のユーザの印刷ジョブについて印刷が行われた媒体を前記排出トレイに排出する場合に、第1のユーザに割り振られた発光形態と第2のユーザに割り振られた発光形態とを組み合わせて前記発光部を発光させる請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. (a)複数の排出トレイが配設され、
    (b)前記発光部は前記各排出トレイに配設され、
    (c)前記発光処理部は、印刷が行われた媒体を前記複数の排出トレイに排出する場合に、ユーザごとに割り振られた発光形態で前記各発光部を発光させる請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
JP2015101001A 2015-05-18 2015-05-18 画像形成装置 Pending JP2016215443A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015101001A JP2016215443A (ja) 2015-05-18 2015-05-18 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015101001A JP2016215443A (ja) 2015-05-18 2015-05-18 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016215443A true JP2016215443A (ja) 2016-12-22

Family

ID=57580038

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015101001A Pending JP2016215443A (ja) 2015-05-18 2015-05-18 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016215443A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018123278A1 (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2019041156A (ja) * 2017-08-22 2019-03-14 オンキヨー株式会社 制御装置、制御装置の制御方法、プログラム、記憶媒体および被制御装置
JP2021070169A (ja) * 2019-10-29 2021-05-06 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置及びプログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018123278A1 (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2019041156A (ja) * 2017-08-22 2019-03-14 オンキヨー株式会社 制御装置、制御装置の制御方法、プログラム、記憶媒体および被制御装置
JP2021070169A (ja) * 2019-10-29 2021-05-06 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置及びプログラム
US11722614B2 (en) 2019-10-29 2023-08-08 Fujifilm Business Innovation Corp. Image forming apparatus and non-transitory computer readable medium
JP7375467B2 (ja) 2019-10-29 2023-11-08 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 画像形成装置及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4988980B2 (ja) 印刷装置、制御方法、及び記憶媒体
JP5847560B2 (ja) 印刷制御装置、その制御方法、及びプログラム
US7336265B2 (en) Display control device for touch panel-type setting-operation unit, electronic apparatus and image forming apparatus
US20090213436A1 (en) Image processing apparatus, operation support method, and operation support program
JP2016215443A (ja) 画像形成装置
JP4364741B2 (ja) 画像形成装置
JP6356038B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法
JP2002225389A (ja) 画像形成装置の表示装置
JP5821374B2 (ja) 画像形成装置、及び画像形成プログラム
CN106183469A (zh) 打印装置及打印装置的控制方法
JP2017217831A (ja) 印刷装置、印刷方法及び印刷制御用プログラム
JP7481107B2 (ja) 機械状態条件を示す周囲照明
JP2006164151A (ja) 印刷処理装置
JP5932752B2 (ja) 画像形成装置
JP4872018B2 (ja) 印刷制御装置、印刷装置、制御方法及び記憶媒体
JP2003276285A (ja) 画像形成装置、その制御方法、記憶媒体、及びプログラム
US11870956B2 (en) Image forming apparatus
US20200280655A1 (en) Image forming apparatus and image forming method
KR101090058B1 (ko) 화상형성장치 및 이의 화상형성방법
JP2024072046A (ja) 電子機器の消耗品管理装置、消耗品管理方法および消耗品管理プログラム
JP2013187575A (ja) 電子機器
JP2005221821A (ja) 画像形成装置
JP4024585B2 (ja) 画像形成装置ネットワークシステム、画像形成装置、制御方法及び制御プログラム
JP2004352478A (ja) 給紙装置および画像形成装置
JP2005128178A (ja) 画像記録装置