JP2021070169A - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】排出トレイに複数のユーザの印刷物が排出されている場合に、単独のユーザの印刷物が排出されている場合と区別せずにユーザに知らせる構成と比較して、他のユーザの印刷物を誤って持ち出されるのを抑制する画像形成装置及びプログラムを提供する。【解決手段】画像形成装置1は、用紙に画像を形成することで印刷物Pを作成する画像形成部14と、印刷物Pを用紙排出トレイ22に排出する排出部25と、点灯した光が本装置1の外部から視認可能に設けられたランプ23と、プロセッサ10aとを有し、プロセッサ10aは、画像形成部14にて印刷物を作成するための印刷ジョブを受け付け、用紙排出トレイ22に、単独のユーザに係る印刷ジョブの印刷物Pが排出されている場合には第一の点灯パターンで、複数のユーザに係る印刷ジョブの印刷物Pが排出されている場合には第二の点灯パターンで、ランプ23を点灯する制御を行う。【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置及びプログラムに関する。
近年、印刷物が排出されたことを点灯によりユーザに知らせるプリンタが提案されている(例えば、特許文献1参照。)
特許文献1に記載されたプリンタは、異なる色の複数の排紙トレイと、排紙トレイに対応した色で発光するサインポールと、排紙トレイに印刷物が排紙された場合に、排紙トレイに対応する色でサインポールを発光させる制御装置とを備える。
特開2006−1085号公報
本発明の目的は、排出トレイに複数のユーザの印刷物が排出されている場合に、単独のユーザの印刷物が排出されている場合と区別せずにユーザに知らせる構成と比較して、他のユーザの印刷物を誤って持ち出されるのを抑制する画像形成装置及びプログラムを提供することにある。
[1]用紙に画像を形成することで印刷物を作成する画像形成部と、
前記印刷物を排出トレイに排出する排出部と、
点灯した光が本装置の外部から視認可能に設けられた光源と、
プロセッサとを有し、
前記プロセッサは、前記画像形成部にて前記印刷物を作成するための印刷ジョブを受け付け、前記排出トレイに、単独のユーザに係る印刷ジョブの印刷物が排出されている場合には第一の点灯パターンで、複数のユーザに係る印刷ジョブの印刷物が排出されている場合には第二の点灯パターンで、前記光源を点灯する制御を行う、画像形成装置。
[2]前記排出トレイは、前記本装置の一部により上方が覆われ、
前記光源は、前記排出トレイに排出された印刷物を照らすよう設けられている、[1]に記載の画像形成装置。
[3]前記排出トレイに排出された印刷物の有無を検出する検出部をさらに備えた[1]又は[2]に記載の画像形成装置。
[4]前記プロセッサは、前記排出トレイから印刷物が全て取り出されたことが検出された場合、前記光源を消灯する制御を行い、その後に印刷物を排出することなく前記排出トレイに印刷物があることが検出された場合、消灯直前の点灯パターンであって前記第一の点灯パターンおよび前記第二の点灯パターンのいずれかで前記光源を点灯する制御を行う、[1]から[3]のいずれか1つに記載の画像形成装置。
[5]前記プロセッサは、印刷物が排出されて前記排出トレイに印刷物がある状態で、省エネモードに移行した場合、点灯している前記光源を消灯する制御を行い、その後に前記省エネモードから通常モードに復帰した場合、消灯直前の点灯パターンであって前記第一の点灯パターンおよび前記第二の点灯パターンのいずれかで前記光源を点灯する制御を行う、前記[1]から[3]のいずれか1つに記載の画像形成装置。
[6]前記プロセッサは、前記省エネモードから前記通常モードへの復帰が行われたときに前記排出トレイから印刷物が全て取り出されたことが検出されていない場合、消灯直前の点灯パターンであって前記第一の点灯パターンおよび前記第二の点灯パターンのいずれかで前記光源を点灯する制御を行う、[5]に記載の画像形成装置。
[7]前記排出部は、印刷物を複数の前記排出トレイに排出し、
前記プロセッサは、前記複数の排出トレイのうち同一の前記排出トレイに、単独のユーザに係る印刷ジョブの印刷物が排出されている場合には第一の点灯パターンで、複数のユーザに係る印刷ジョブの印刷物が排出されている場合には第二の点灯パターンで、前記光源を点灯する制御を行う、[1]から[6]のいずれか1つに記載の画像形成装置。
[8]前記排出部は、印刷物を第1のトレイと第2のトレイとに排出し、
前記光源は、前記第1のトレイと前記第2のトレイのいずれに排出されても、排出された印刷物を照らすよう設けられている、[7]に記載の画像形成装置。
[9]前記排出部は、印刷物を複数の前記排出トレイに排出し、
前記プロセッサは、前記複数の排出トレイのいずれかを問わず前記排出トレイに、単独のユーザに係る印刷ジョブの印刷物が排出されている場合には第一の点灯パターンで、複数のユーザに係る印刷ジョブの印刷物が排出されている場合には第二の点灯パターンで、前記光源を点灯する制御を行う、[1]から[6]のいずれか1つに記載の画像形成装置。
[10]前記排出部は、印刷物を複数の前記排出トレイに排出し、
前記光源は、前記排出トレイに対応して複数設けられ、
前記プロセッサは、前記排出トレイごとに、当該排出トレイに、単独のユーザに係る印刷ジョブの印刷物が排出されている場合には第一の点灯パターンで、複数のユーザに係る印刷ジョブの印刷物が排出されている場合には第二の点灯パターンで、対応する前記光源を点灯する制御を行う、[1]から[6]のいずれか1つに記載の画像形成装置。
[11]用紙に画像を形成することで印刷物を作成する画像形成部、前記印刷物を排出トレイに排出する排出部、及び点灯した光が本装置の外部から視認可能に設けられた光源の点灯を制御するプロセッサに、
前記画像形成部にて前記印刷物を作成するための印刷ジョブを受け付け、前記排出トレイに、単独のユーザに係る印刷ジョブの印刷物が排出されている場合には第一の点灯パターンで、複数のユーザに係る印刷ジョブの印刷物が排出されている場合には第二の点灯パターンで、前記光源を点灯する制御を行わせるためのプログラム。
請求項1、3及び11に係る発明によれば、排出トレイに複数のユーザの印刷物が排出されている場合に、単独のユーザの印刷物が排出されている場合と区別せずにユーザに知らせる構成と比較して、他のユーザの印刷物を誤って持ち出されるのを抑制することができる。
請求項2に係る発明によれば、排出トレイの印刷物を照らす光源を用いて、ユーザに知らせることができる。
請求項4に係る発明によれば、複数のユーザの印刷物を排出し、その印刷物の全て取り出された後、自分以外のユーザの印刷物が戻された場合に、消灯直前の点灯パターン、すなわち複数のユーザ用で点灯することで、単独のユーザ用として点灯する場合と比較して、戻された印刷物が全て自分のものとして持ち出されるのを抑制することができる。
請求項5、6に係る発明によれば、複数のユーザの印刷物を排出した後に省エネモードに移行し、その後、省エネモードから通常モードに復帰した場合、消灯直前の点灯パターン、すなわち複数のユーザ用で点灯することで、単独のユーザ用として点灯する場合と比較して、排出されている印刷物が全て自分のものとして持ち出されるのを抑制することができる。
請求項7、8に係る発明によれば、いずれか1つの排出トレイに複数のユーザの印刷物が排出された場合に、単独のユーザの印刷物が排出されている場合と区別せずにユーザに知らせる構成と比較して、他のユーザの印刷物を誤って持ち出されるのを抑制することができる。
請求項9に係る発明によれば、複数の排出トレイのいずれかを問わず排出トレイに複数のユーザの印刷物が排出された場合に、単独のユーザの印刷物が排出されている場合と区別せずにユーザに知らせる構成と比較して、他のユーザの印刷物を誤って持ち出されるのを抑制することができる。
請求項10に係る発明によれば、排出トレイごとに、排出トレイに、複数のユーザの印刷物が排出された場合に、単独のユーザの印刷物が排出されている場合と区別せずにユーザに知らせる構成と比較して、他のユーザの印刷物を誤って持ち出されるのを抑制することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の概略の構成例を示す外観図である。 図2は、画像形成装置の制御系の一例を示すブロック図である。 図3は、点灯パターンテーブルの一例を示す図である。 図4(a)〜(c)は、管理者設定画面の一例を示す図である。 図5は、同じユーザの印刷ジョブが連続した場合の点灯パターンの変化の一例を示す図である。 図6は、2人のユーザから印刷ジョブが連続した場合の点灯パターンの変化の一例を示す図である。 図7は、2人のユーザの印刷ジョブが間を設けて発生した場合の灯パターンの変化の一例を示す図である。 図8は、2人のユーザから印刷ジョブが連続した場合の点灯パターンの変化の一例を示す図である。 図9は、印刷ジョブ実行時の画像形成装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図10は、印刷ジョブ実行後の画像形成装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図11は、本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置の概略の構成例を示す外観図である。 図12は、第2の実施の形態に係る画像形成装置の制御系の一例を示すブロック図である。 図13は、ユーザテーブルの一例を示す図である。 図14は、点灯パターンの変化の一例を示す図である。 図15は、点灯パターンの変化の一例を示す図である。 図16は、点灯パターンの変化の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、各図中、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付してその重複した説明を省略する。
[実施の形態の要約]
本実施の形態に係る画像形成装置は、用紙に画像を形成することで印刷物を作成する画像形成部と、上記印刷物を排出トレイに排出する排出部と、点灯した光が本装置の外部から視認可能に設けられた光源と、プロセッサとを有し、プロセッサは、画像形成部にて印刷物を作成するための印刷ジョブを受け付け、排出トレイに、単独のユーザに係る印刷ジョブの印刷物が排出されている場合には第一の点灯パターンで、複数のユーザに係る印刷ジョブの印刷物が排出されている場合には第二の点灯パターンで、光源を点灯する制御を行う。
印刷ジョブには、外部装置からネットワークや公衆回線網を介して受信したデータを印刷するジョブが含まれ、具体的には、ユーザが所有するPC等の端末からプリントの指示とともに受け付けたデータを印刷するジョブ(以下、単に「プリント」ともいう)、受信した電子メールまたはファクシミリによるデータを印刷するジョブ(以下、単に「電子メールまたはファクシミリ」ともいう)が含まれる。
ユーザは、印刷物を受け取るべき者である。よって、複数のユーザに係る印刷ジョブの印刷物が排出されている場合とは、排出されている印刷物を受け取るべきユーザが単独(一人)でない場合、ともいえる。
印刷ジョブがプリントの場合、印刷物を受け取るべきユーザは、通常、印刷ジョブの送信者(すなわち、所有する端末からプリントの指示を出したユーザ)である。異なる端末からのプリントの指示による複数の印刷物が排出されていれば、それらの印刷物を受け取るべきユーザは一人でないと捉えることができる。
印刷ジョブが電子メールまたはファクシミリの場合、印刷物を受け取るべきユーザは、送信元のメールアドレスまたは発信番号によって区別されることがある。よって、送信元のメールアドレスまたは発信番号が異なる複数の印刷物が排出されていれば、それらの印刷物を受け取るべきユーザは一人でないと捉えることができる。1つの画像形成装置に複数のファクシミリ受信番号が設定できる場合には、宛先となっているファクシミリ受信番号が異なることをもって、それらの印刷物を受け取るべきユーザは一人でないと捉えることもできる。電子メールの場合も同様である。当然、異なる種類の印刷ジョブ(プリント、電子メール、ファクシミリ)による印刷物が混在して排出されている状況で、それらの印刷物を受け取るべきユーザが一人でないという場合もある。
点灯パターンには、黄色、青色等の色や、連続点灯、点滅、点灯時間等の発光パターンが含まれる。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の概略の構成例を示す外観図である。この画像形成装置1は、例えば、スキャン機能、プリント機能、コピー機能、電子メール機能、ファクシミリ機能等の複数の機能を有する複合機である。なお、画像形成装置1は、プリント機能、ファクシミリ機能等の単一の機能を有する画像形成装置でもよい。
また、画像形成装置1は、上記機能に加えて誤持出し機能を有する。誤持出し機能とは、複数のユーザの印刷物が用紙排出トレイに排出されている場合に、ユーザが誤って他のユーザの印刷物を持ち出すのを抑制する機能をいう。
画像形成装置1は、装置本体2を有し、装置本体2は、上部2aに原稿が配置される原稿台3と、原稿を原稿台3に自動的に給紙する自動給紙装置4とを有する。自動給紙装置4は、装置本体2の上部2aに開閉可能に設けられ、原稿を給紙する原稿給紙トレイ4aと、原稿が排出される原稿排出トレイ4bとを有する。
また、装置本体2は、上部2aの正面側に、操作表示部20が設けられ、中間部2bの内部に、画像を形成する画像形成部14が設けられ、下部2cに、用紙を供給する複数の給紙カセット21a、21bが設けられ、上部2aと中間部2bとの間の空間部2dに、印刷物Pが排出される用紙排出トレイ22aが設けられている。用紙排出トレイ22aは、上部2aにより上方が覆われている。上部2aの下面に、用紙排出トレイ22aを照明するランプ23が設けられている。ランプ23は、薄暗くなりがちな用紙排出トレイ22aに排出された印刷物Pを照らす。用紙排出トレイ22aの近傍には、用紙排出トレイ22aに排出された用紙Pを検出する用紙センサ24が設けられている。ランプ23は、光源の一例である。上部2aは、本装置の一部の一例である。
(ランプの構成)
ランプ23は、少なくとも2つの点灯パターンで点灯する機能を有する。具体的には、ランプ23は、例えば、黄色光を発光する第1の発光部23a(図2参照)と、例えば、青色光を発光する第2の発光部23b(図2参照)と、第1の発光部23a又は第2の発光部23bから発光した光を集光するレンズ(図示せず)とを備える。
第1の発光部23aは、青色光を発光する青色LEDと、青色光を黄色光に変換する蛍光体とを備える。第2の発光部23bは、青色光を発光する青色LEDを備える。
なお、ランプ23が発光する色は、上記の2つの色に限られず、他の色でもよい。また、3つ以上の点灯パターンで発光するものでもよい。また、同一色で連続点灯、点滅のように2つの発光パターンで発光可能ならば、発光部は1つでもよい。
ランプ23は、用紙排出トレイ22aに排出された用紙Pの一定の範囲、例えば直径10cm程度を照明するように配置されている。なお、ランプ23が設けられる位置は、点灯した光が画像形成装置1の外部から視認可能に設けられているならば、例えば、上部2aの下面に隠れるように設けられてもよく、装置本体2の上部2aの上面に設けられてもよい。また、装置本体2から離れた位置、例えば、天井に設けられてもよく、天井から吊り下げられて設けられてもよい。
(用紙センサの構成)
用紙センサ24は、用紙排出トレイ22aに排出された印刷物Pを検出すると、検出信号を制御部10に送信する。用紙センサ24は、印刷物Pが用紙排出トレイ22aに存在する間は検出信号を送信し続け、用紙排出トレイ22aから全ての用紙Pが取り出されると、検出信号の送信を停止する。
用紙センサ24は、例えば、同じ向きに配置された発光素子及び受光素子を用いた反射型の発受光部や、発光素子とこれに対応するように配置された受光素子とを用いた透過型の発受光部を用いることができる。
図2は、画像形成装置1の制御系の一例を示すブロック図である。画像形成装置1は、本装置1の各部を制御する制御部10を有し、この制御部10に、記憶部11、操作表示部12、画像読取部13、画像形成部14、ネットワーク通信部16A、ファクシミリ通信部16B、点灯回路17、用紙センサ24、排出部25が接続されている。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ10a、インターフェース等から構成されている。プロセッサ10aは、記憶部11に記憶されたプログラム110を実行することにより、受付手段101、実行手段102、表示制御手段103、点灯制御手段104等として機能する。各手段100〜104の詳細については後述する。
記憶部11は、ROM(Read Only Memory)、RAM、(Random Access Memory)、ハードディスク等から構成され、プログラム110、点灯パターンテーブル111(図3参照)、点灯パターン情報112等の各種の情報を記憶する。点灯パターン情報112は、点灯パターンの一例である。
操作表示部12は、情報の入力及び表示を行うものである。操作表示部12は、例えば、タッチパネルディスプレイであり、液晶ディスプレイ等のディスプレイにタッチパネルを重合配置した構成を有する。
画像読取部13は、原稿台3上に設けられた上記の自動給紙装置4と、スキャナ(不図示)とを備え、原稿台3に配置された原稿、又は自動給紙装置4により送られた原稿から原稿画像を光学的に読み取る。
画像形成部14は、給紙カセット21a、21bから給紙された用紙に、例えば、電子写真方式、インクジェット方式等により画像を形成することで印刷物Pを作成する。
ネットワーク15Aは、例えば、ローカルエリアネットワーク(LAN:Local Area Network)、インターネット等の通信網である。
ネットワーク通信部16Aは、TCP/IP等の通信プロトコルに従ってネットワーク15Aを介してユーザ端末等の外部装置と通信するものであり、外部装置からプリントの印刷ジョブや電子メールの印刷ジョブを受信する。
ファクシミリ通信部16Bは、G3、G4等のファイクシミリプロトコルに従ってデータの変復調を行い、公衆回線網15Bを介してファクシミリ装置、画像形成装置等の外部装置と通信するものであり、外部装置からファクシミリの印刷ジョブを受信する。
点灯回路17は、制御部10から点灯信号が送信されると、ランプ23を点灯し、制御部10から消灯信号が送信されると、ランプ23を消灯する。具体的には、点灯回路17は、制御部10から第1の点灯信号が送信された場合、単独のユーザに係る印刷ジョブの印刷物が用紙排出トレイ22aに排出されていることを示す点灯パターン(以下「単独ジョブパターン」ともいう。)でランプ23の第1の発光部23aを点灯させ、制御部10から第2の点灯信号が送信された場合、複数のユーザに係る印刷ジョブの印刷物が用紙排出トレイ22aに排出されていることを示す点灯パターン(以下「複数ジョブパターン」ともいう。)でランプ23の第2の発光部23bを点灯させる。ここで、単独ジョブパターンは、第一の点灯パターンの一例であり、複数ジョブパターンは、第二の点灯パターンの一例である。
点灯回路17は、第1の点灯信号が送信されると、単独ジョブパターンとして、ランプ23の第1の発光部23aを黄色で点灯させ、第2の点灯信号が送信されると、複数ジョブパターンとして、ランプ23の第2の発光部23bを青色で点灯させる。
点灯パターン情報112として、単独ジョブパターン又は複数ジョブパターンのいずれかの点灯パターンが後述する点灯制御手段104により記憶部11に記憶される。
点灯パターン情報112は、色、発光パターンを含む。色には、黄色、青色等がある。発光パターンには、連続点灯を意味する点灯、点滅、点灯時間等がある。点滅には、点灯間隔の長さ又は点灯時間が異なるものがあり、例えば、点灯間隔が比較的短い(例えば、0.5秒程度)「速い点滅」、点灯間隔が比較的長い(例えば、1秒程度)「遅い点滅」、点灯間隔が「遅い点滅」よりも長い(例えば、2秒程度)「ブリージング点灯」等がある。本実施の形態では、単独ジョブパターンは、黄色で点灯するパターンであり、複数ジョブパターンは、青色で点灯するパターンである。
排出部25は、制御部10の制御により画像形成部14によって用紙に画像が形成されて作成された印刷物Pを用紙排出トレイ22aに排出する。
図3は、点灯パターンテーブル111の一例を示す図である。点灯パターンテーブル111は、「ユーザ」、「色」、「発光パターン」等の項目を有する。「ユーザ」の項目には、用紙排出トレイ22aに単独のユーザの印刷物が排出されている場合を示す「単独」と、用紙排出トレイ22aに複数のユーザの印刷物が排出されている場合を示す「複数」が記録されている。「色」の項目には、ランプ23の第1の発光部23aが発光する「黄色」と、ランプ23の第2の発光部23bが発光する「青色」が記録されている。「発光パターン」の項目には、後述する設定手段100によって設定された発光パターン、例えば、連続点灯を意味する「点灯」、点滅の間隔が異なる「速い点滅」、「遅い点滅」、「ブリージング点灯」等のいずれかの発光パターンが記録される。
次に、制御部10の各手段100〜104について説明する。
設定手段100は、後述する管理者設定画面120A〜120C(図4参照)に対する管理者の操作に基づき、誤持出し機能を有効にするか否か、誤持出し機能を有効にする場合、単独ジョブパターン及び複数ジョブパターンの発光パターンの設定を行う。設定手段100は、管理者設定画面120B、120C上で選択された単独ジョブパターン及び複数ジョブパターンの発光パターンを点灯パターンテーブル111の「発光パターン」に記録する。なお、本実施形態においては、誤持出し機能における点灯パターンとして設定できるのは、「単独ジョブパターン」と「複数ジョブパターン」の2種類である。
受付手段101は、外部装置からネットワーク15A及びネットワーク通信部16Aを介して送信されたプリント若しくは電子メールの印刷ジョブ、又は外部装置から公衆回線網15B及びファクシミリ通信部16Bを介してファクシミリの印刷ジョブを受け付ける。受付手段101は、受け付けた印刷ジョブに基づいて、プリントであればプリントの指示を出した端末またはユーザを識別するためのユーザID、電子メールであれば送信元または送信先のメールアドレス、ファックシミリであれば電話番号(すなわち発信番号または受信番号)を取得する。受付手段101は、取得したユーザID、メールアドレス又は電話番号を点灯制御手段104に通知する。
実行手段102は、受付手段101が受け付け印刷ジョブを画像形成部14を制御して実行する。実行手段102は、画像形成部14により印刷した用紙を用紙排出トレイ22aに排出したタイミングで、排出したことを示す排出信号を点灯制御手段104に通知する。
表示制御手段103は、操作表示部12に対するメニュー画面、設定画面等の各種の画面の表示制御を行う。
点灯制御手段104は、受付手段101から通知された印刷物を受け取るべきユーザのユーザID、メールアドレス又は電話番号に基づいてユーザの同一性を判断する。また、点灯制御手段104は、実行手段102から排出信号が送信されると、用紙排出トレイ22aに単独のユーザの印刷物が排出されている場合、単独ジョブパターンに対応する第1の点灯信号を点灯回路17に送信し、用紙排出トレイ22aに複数のユーザの印刷物が排出されている場合、複数ジョブパターンに対応する第2の点灯信号を点灯回路17に送信する。
(画像形成装置の動作)
次に、画像形成装置1の動作の一例を図4〜図10を参照して説明する。
(1)誤持出し機能の設定
図4(a)〜(c)は、操作表示部12に表示される管理者設定画面の一例を示す図である。
管理者が操作表示部12を操作して管理者設定画面の表示を要求すると、表示制御手段103は、図4(a)に示す管理者設定画面120Aを操作表示部12に表示する。管理者設定画面120Aは、誤持出し機能を「使用する」か「使用しない」のいずれかをラジオボタン121により選択できるようになっている。管理者設定画面120Aは、画面を閉じる「閉じる」ボタン122と、設定内容を確認又は変更するための「確認/変更」ボタン123とを有する。
管理者が、図4(a)に示すように「使用する」を選択すると、設定手段100は、誤持出し機能を有効とする。管理者が「閉じる」ボタン122を操作すると、表示制御手段103は、図4(b)に示す管理者設定画面120Bを操作表示部12に表示する。
図4(b)に示す管理者設定画面120Bは、単独ジョブパターンに関するものである。管理者設定画面120Bは、「点灯」、「速い点滅」、「遅い点滅」、「ブリージング点灯」のいずれかの発光パターンをラジオボタン121により選択できるようになっている。
管理者が管理者設定画面120Bに対しいずれかの発光パターンを選択すると、設定手段100は、選択された発光パターンを点灯パターンテーブル111の「ユーザ」が単独の「発光パターン」に記録する。管理者が管理者設定画面120Bの「閉じる」ボタン122を操作すると、表示制御手段103は、図4(c)に示す管理者設定画面120Cを操作表示部12に表示する。
図4(c)に示す管理者設定画面120Cは、複数ジョブパターンに関するものである。管理者設定画面120Cは、図4(b)と同様に、「点灯」、「速い点滅」、「遅い点滅」、「ブリージング点灯」のいずれかの発光パターンをラジオボタン121により選択できるようになっている。
管理者が管理者設定画面120Cに対しいずれかの発光パターンを選択すると、設定手段100は、選択された発光パターンを点灯パターンテーブル111の「ユーザ」が複数の「発光パターン」に記録する。
(2)印刷ジョブ実行時の動作
次に、印刷ジョブ実行時の画像形成装置1の動作の一例を図9のフローチャートに従って説明する。以下、印刷ジョブはプリントの印刷ジョブとして説明する。
受付手段101が外部装置からネットワーク15A及びネットワーク通信部16Aを介してプリントの印刷ジョブを受け付けると、印刷ジョブからユーザIDを取得し、点灯制御手段104に通知する。
実行手段102は、受付手段101が受け付けた印刷ジョブの実行を開始する。すなわち、実行手段102は、印刷ジョブに含まれる画像データを用紙Pに印刷して出力するよう画像形成部14を制御する。画像形成部14は、画像データを用紙Pに印刷して用紙排出トレイ22aに排出する。
点灯制御手段104は、用紙排出トレイ22aに印刷物Pが存在するか否かを、用紙センサ24から検出信号が送信されているか否かにより判断する(S1)。
検出信号が送信されている場合(S1:Yes)、点灯制御手段104は、印刷物のユーザと実行中の印刷ジョブのユーザとが同一か否かを判断する(S2)。すなわち、点灯制御手段104は、受付手段101から前回通知されたユーザIDと今回通知されたユーザIDとが同一か否かによって同一のユーザか否かを判断する。
同一のユーザであると判断した場合(S2:Yes)、点灯制御手段104は、点灯パターン情報112として単独ジョブパターンを記憶部11に記憶する(S3)。
点灯制御手段104は、実行手段102から排出信号を受信すると、点灯パターン情報112として記憶されている単独ジョブパターンに対応する第1の点灯信号を点灯回路17に送信する。点灯回路17は、第1の点灯信号に対応する単独ジョブパターンでランプ23を点灯させる(S4)。ランプ23の第1の発光部23aが黄色で点灯する。
上記ステップS2において、同一のユーザではないと判断した場合(S2:No)、点灯制御手段104は、点灯パターン情報112として複数ジョブパターンを記憶部11に記憶する(S5)。
点灯制御手段104は、実行手段102から排出信号を受信すると、点灯パターン情報112として記憶されている複数ジョブパターンに対応する第2の点灯信号を点灯回路17に送信する。点灯回路17は、第2の点灯信号に対応する複数ジョブパターンでランプ23を点灯させる(S6)。ランプ23の第2の発光部23bが青色で点灯する。
なお、受付手段101が電子メールの印刷ジョブを受け付けた場合、印刷ジョブからメールアドレスを取得する。また、受付手段101がファクシミリの印刷ジョブを受け付けた場合、印刷ジョブから電話番号を取得する。受付手段101は、メールアドレス又は電話番号を点灯制御手段104に通知する。点灯制御手段104は、メールアドレス又は電話番号に基づいてユーザの同一性を判断する。
(3)印刷ジョブ実行後の動作
次に、印刷ジョブ実行後の画像形成装置1の動作の一例を図10のフローチャートに従って説明する。
点灯制御手段104は、用紙センサ24の検出状態を判断する(S11)。用紙センサ24の検出状態が用紙有りから用紙なしに変化した場合、例えば、用紙排出トレイ22aから印刷物Pをユーザが回収した場合、点灯制御手段104は、点灯回路17を制御してランプ23を消灯させる(S12)。
用紙センサ24の検出状態が用紙なしから用紙有りに変化した場合、例えば、用紙排出トレイ22aから印刷物Pの全てをユーザが回収した後、印刷物Pのうち自己の印刷物P以外の印刷物Pを用紙排出トレイ22aに戻した場合、又は新たに印刷ジョブが発生し、印刷物Pが用紙排出トレイ22aに排出された場合、点灯制御手段104は、記憶部11に記憶されている点灯パターン情報112でランプ23を点灯する制御を行う(S13)。
(4)具体的な動作
次に、図5〜図8を参照して具体的な動作を説明する。以下、印刷ジョブのジョブIDをその受け付け順に、Job1、Job2、Job3、・・・とする。また、点灯パターン情報112は、初期値として単独ジョブパターンが記憶されているものとする。また、印刷物PaをAさんの印刷物、印刷物PbをBさんの印刷物とする。
(a)事例1
事例1は、同じユーザの印刷ジョブが連続した場合である。この場合、図5に示すように、最初の印刷ジョブ(Job1)の印刷物Paの排出時にランプ23は単独ジョブパターンの黄色で点灯し、2つ目の印刷ジョブ(Job2)の印刷物Paの排出時、さらに3つ目の印刷ジョブ(Job3)の印刷物Paの排出時もランプ23は黄色で点灯する(S4)。黄色の点灯に気が付いたAさんが用紙排出トレイ22aから印刷物Paを回収すると、用紙センサ24が用紙なしを検出し(S11)、ランプ23は消灯する(S12)。
(b)事例2
事例2は、2人のユーザの印刷ジョブが連続した後、印刷物の一部が取り出された場合である。この場合、図6に示すように、Aさんの印刷ジョブ(Job1)が発生した後、Bさんの印刷ジョブ(Job2)が発生した場合、最初の印刷ジョブ(Job1)の印刷物Paの排出時にランプ23は単独ジョブパターンの黄色で点灯し(S4)、2回目の印刷ジョブ(Job2)の印刷物Pbの排出時にランプ23は複数ジョブパターンの青色で点灯する(S6)。Aさんは複数のユーザの印刷物が排出されていることを示す青色の点灯を見て、Aさんは2つの印刷物Pa、Pbのうち自己の印刷物Paのみを回収する。この時点では印刷物の全てが回収されていないため、ランプ23は青色で点灯したままとなる。次に、Bさんが自己の印刷物Pbを回収すると、印刷物の全てが用紙排出トレイ22aから無くなるため(S11)、ランプ23は消灯する(S12)。
(c)事例3
事例3は、2人のユーザの印刷ジョブが間を設けて発生した場合である。この場合、図7に示すように、Aさんの印刷ジョブ(Job1)が発生し、その印刷物Paの排出時にランプ23は単独ジョブパターンの黄色で点灯し(S4)、Aさんが自己の印刷物Paを回収すると、ランプ23は消灯する(S12)。
次に、Bさんの印刷ジョブ(Job2)が発生し、その印刷物Pbの排出時にランプ23は単独ジョブパターンの黄色で点灯し(S4)、Bさんが自己の印刷物Pbを回収すると、ランプ23は消灯する(S12)。Bさんの印刷物Pbが排出される段階では他の印刷物が用紙排出トレイ22aに排出されていないため、ランプ23は単独ジョブパターンで点灯する。
(d)事例4
事例4は、2人のユーザの印刷ジョブが連続した後、印刷物の全てが取り出された場合である。この場合、図8に示すように、Aさんの印刷ジョブ(Job1)が発生した後、Bさんの印刷ジョブ(Job2)が発生した場合、最初の印刷ジョブ(Job1)の印刷物Paの排出時にランプ23は単独ジョブパターンの黄色で点灯し(S4)、2回目の印刷ジョブ(Job2)の印刷物Pbの排出時にランプ23は複数ジョブパターンの青色で点灯する(S6)。
Aさんは複数のユーザの印刷物Pa、Pbが排出されていることを示す青色の点灯を見て、Aさんは印刷物Pa、Pbの全てを一旦回収する。このときランプ23は消灯する(S12)。回収した印刷物Pa、Pbから他人の印刷物Pbを用紙排出トレイ22bに戻す。このとき点灯制御手段104は、消灯前の点灯パターン、すなわち記憶部11の点灯パターン情報112として記憶している複数ジョブパターンの青色でランプ23を点灯させる(S5、S6)。画像形成装置1は、印刷物Pbだけが戻されたのか、印刷物Pa、Pbの全てが戻されたのかは、判別できないため、全てが戻された可能性を考慮して、複数ジョブパターンで点灯させるのである。Bさんが自己の印刷物Pbを回収すると、ランプ23は消灯する(S12)。
[第2の実施の形態]
図11は、本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置の概略の構成例を示す外観図である。第1の実施の形態では、1つの用紙排出トレイ22a及び1つの用紙センサ24を用いたが、本実施の形態は、2つの用紙排出トレイ22a、22bと、各用紙排出トレイ22a、22bに排出された用紙Pを検出する2つの用紙センサ24a、24bを用いたものであり、他は第1の実施の形態と同様に構成されている。以下、第1の実施の形態と異なる点を中心に説明する。
用紙排出トレイ22a、22bは、それぞれトレイ番号が割り当てられている。例えば、下段の用紙排出トレイ22aには、トレイ番号として「01」が割り当てられ、上段の用紙排出トレイ22bには、トレイ番号として「02」が割り当てられている。トレイ番号は、排出トレイの識別情報の一例である。
本実施の形態で追加された用紙排出トレイ22bは、透明又は半透明の材料から構成されており、これによりランプ23から照射された光が上段の用紙排出トレイ22bを透過して下段の用紙排出トレイ22aを照明できるように構成されている。
図12は、画像形成装置1の制御系の一例を示すブロック図である。画像形成装置1は、第1の実施の形態と同様に、制御部10を有し、制御部10に、記憶部11、操作表示部12、画像読取部13、画像形成部14、ネットワーク通信部16A、ファクシミリ通信部16B及び点灯回路17が接続され、さらに上記2つの用紙センサ24a、24bが接続されている。
記憶部11は、第1の実施の形態と同様に、プログラム110、点灯パターンテーブル111(図3参照)、点灯パターン情報112を記憶し、さらにユーザテーブル113(図13参照)を記憶する。
図13は、ユーザテーブル113の一例を示す図である。ユーザテーブル113は、「ユーザID」、「メールアドレス」、「電話番号」、「トレイ番号」等の項目を有する。「ユーザID」には、印刷ジョブの指示を出した端末またはそのユーザに与えられたユーザIDが記録されている。「メールアドレス」、「電話番号」には、それぞれメールアドレス又は電話番号が記録されている。「トレイ番号」には、下段の用紙排出トレイ22a又は上段の用紙排出トレイ22bのトレイ番号が記録されている。ユーザテーブル113は、ユーザ又は管理者によって記録される。
受付手段101は、第1の実施の形態と同様に、外部装置からネットワーク15A及びネットワーク通信部16Aを介して送信されたプリント若しくは電子メールの印刷ジョブ、又は外部装置から公衆回線網15B及びファクシミリ通信部16Bを介してファクシミリの印刷ジョブを受け付ける。受付手段101は、受け付けた印刷ジョブに基づいて印刷物PのユーザID、メールアドレス又は電話番号を取得する。受付手段101は、取得したユーザID、メールアドレス又は電話番号を点灯制御手段104に通知する。
また、受付手段101は、印刷ジョブがプリントの場合、印刷ジョブからトレイ番号を取得し、印刷ジョブが電子メール又はファクシミリの場合、印刷ジョブからメールアドレス又は電話番号を取得し、ユーザテーブル113を参照してメールアドレス又は電話番号に対応するトレイ番号を取得する。受付手段101は、トレイ番号を実行手段102及び点灯制御手段104に通知する。
実行手段102は、第1の実施の形態と同様に、受付手段101が受け付け印刷ジョブを画像形成部14を制御して実行し、画像形成部14により印刷した用紙を用紙排出トレイ22a、22bに排出したタイミングで、そのことを示す排出信号を点灯制御手段104に通知する。また、実行手段102は、印刷した用紙を受付手段101により通知されたトレイ番号に対応する用紙排出トレイ22a、22bに排出するよう制御する。
点灯制御手段104は、実行手段102から排出信号が送信されると、受付手段101から通知されたユーザID、メールアドレス又は電話番号及びトレイ番号に基づいて、下段の用紙排出トレイ22a又は上段の用紙排出トレイ22bに、単独のユーザに係る印刷ジョブの印刷物が排出されている場合、単独ジョブパターンに対応する第1の点灯信号を点灯回路17に送信し、複数のユーザに係る印刷ジョブの印刷物が排出されている場合、複数ジョブパターンに対応する第2の点灯信号を点灯回路17に送信する。
(a)事例1
2人のユーザの印刷ジョブが連続した場合、図14に示すように、Aさんの印刷ジョブ(Job1)が発生し、その印刷物Paが下段の用紙排出トレイ22aに排出されると、印刷物Paの排出時にランプ23は単独ジョブパターンの黄色で点灯する。
次に、Bさんの1つ目の印刷ジョブ(Job2)が発生し、その印刷物Pbが上段の用紙排出トレイ22bに排出された場合、ランプ23は単独ジョブパターンの黄色で点灯する。ここでは、2人の印刷物Pa、Pbが排出されているが、別々の用紙排出トレイ22a、22bに排出されているため、ランプ23は単独ジョブパターンで点灯する。
次に、Bさんの2つ目の印刷ジョブ(Job3)が発生し、その印刷物Pbが下段の用紙排出トレイ22aに排出されると、ランプ23は複数ジョブパターンの青色で点灯する。ここでは、1つの用紙排出トレイ22aにユーザが異なる複数の印刷物Pa、Pbが排出されているため、ランプ23は複数ジョブパターンで点灯する。
(b)事例2
2人のユーザの印刷ジョブが連続した場合、図15に示すように、Aさんの印刷ジョブ(Job1)が発生し、その印刷物Paが下段の用紙排出トレイ22aに排出されと、印刷物Paの排出時にランプ23は単独ジョブパターンの黄色で点灯する。
続いてAさんの2つ目の印刷ジョブ(Job2)が発生し、その印刷物Pbが上段の用紙排出トレイ22bに排出された場合、ランプ23は単独ジョブパターンの黄色で点灯する。
次に、Bさんの印刷ジョブ(Job3)が発生し、その印刷物Pbが下段の用紙排出トレイ22aに排出されると、ランプ23は複数ジョブパターンの青色で点灯する。ここでは、1つの用紙排出トレイ22aにユーザが異なる複数の印刷物Pa、Pbが排出されているため、ランプ23は複数ジョブパターンで点灯する。
(変形例1)
上記各実施の形態では、用紙センサ24が用紙Pを検出しなくなったらランプ23を消灯しているが、消灯ボタンが操作された場合にランプ23を消灯してもよい。画像形成装置1のユーザには、排出トレイから印刷物を全て取り出したら消灯ボタンによりランプ23を消灯するようにあらかじめマニュアル等で案内しておくとよい。消灯ボタンの操作は、排出トレイから印刷物が全て取り出されたことを示す操作の一例である。消灯ボタンは、例えば、装置本体2の上部2a又は操作表示部12に設けてもよい。
また、たとえば排出トレイから印刷物を全て取り出したユーザが消灯ボタンにより一旦ランプ23を消灯したものの、印刷物を排出トレイに戻した場合に、再点灯ボタンを操作してランプ23を再点灯してもよい。このときの再点灯のパターンは、消灯前の点灯パターンである。再点灯ボタンは、例えば、装置本体2の上部2a又は操作表示部12に設けてもよい。さらに再点灯ボタンは、消灯ボタンを兼ねた消灯/再点灯ボタンでもよい。消灯/再点灯ボタンは、最初の操作で消灯ボタンとして機能し、次の操作で再点灯ボタンとして機能し、これを交互に繰り返す。
(変形例2)
画像形成装置1は、所定の条件を満たした場合に、通常モードから、より消費電力の少ない省エネモードに移行するものであってもよい。所定の条件としては、たとえば、使用されていない状態で所定時間経過したこと、所定の時刻になったこと、ユーザが省エネモードへの移行を明示的に指示したこと、などがある。
印刷物が排出された後、ランプ23が点灯したままの状態、すなわち排出トレイに印刷物が残っている状態で省エネモードに移行した場合、点灯しているランプ23を消灯し、その後に省エネモードから通常モードに復帰した場合、消灯直前の点灯パターンでランプ23を点灯してもよい。省エネモード中に排出トレイに残された印刷物の一部だけが取り出されることはありえるが、本装置1がそれを判断することは難しい。よって、全ての印刷物が取り出されずに残されている可能性を考慮して、消灯直前の点灯パターンが複数ジョブパターンであれば、復帰した際の点灯パターンも複数ジョブパターンとする。ただし、省エネモード中に排出トレイの印刷物が増やされることは考え難いため、消灯直前の点灯パターンが単独ジョブパターンであれば、復帰した際の点灯パターンも単独ジョブパターンでよい。
省エネモードから通常モードに復帰した場合には、例えば次の場合がある。
(i)省エネモードを実施する期間が終了した場合、
(ii)本装置1の使用が開始された場合
この場合には、例えば、ドップラーセンサ、赤外線センサ等の人感センサや、床に配置した荷重センサ等がユーザの本装置1への接近を検出した場合、操作表示部12が操作された場合、原稿台3上に原稿を配置した場合等が該当する。なお、復帰が行われたとき、用紙センサ24が用紙Pを検出していることを条件に消灯直前の点灯パターンでランプ23を点灯してもよい。換言すると、復帰が行われたとき、用紙センサ24が用紙Pを検出しなければ、ランプ23は点灯せず、消灯したままにしておいてよい。
(変形例3)
本装置1が複数の用紙排出トレイ22を備え、複数の用紙排出トレイ22に対して共通のランプ23を用いてもよい。排出部25は、印刷物Pを複数の用紙排出トレイ22のうちいずれか1つの排出トレイ22に排出する。
プロセッサ10aは、複数の排出トレイ22のいずれかを問わず用紙排出トレイ22に、単独のユーザに係る印刷ジョブの印刷物が排出されている場合と、複数のユーザに係る印刷ジョブの印刷物が排出されている場合とを区別できるようにランプ23を点灯する制御を行ってもよい。
(変形例4)
本装置1が複数の用紙排出トレイ22を備え、用紙排出トレイ22ごとにランプ23を設けてもよい。排出部25は、印刷物Pを複数の用紙排出トレイ22のうちいずれか1つの用紙排出トレイ22に排出する。
プロセッサ10aは、用紙排出トレイ22ごとに、当該排出トレイ22に、単独のユーザに係る印刷ジョブの印刷物Pが排出されている場合と、複数のユーザに係る印刷ジョブの印刷物Pが排出されている場合とを区別できるように対応するランプ23を点灯する制御を行ってもよい。
(変形例5)
図5に示す例では、同じユーザが複数の印刷ジョブが連続してもランプ23は同一の点灯パターンで点灯したが、印刷物Paがいつ排出されたか分からない。この変形例1は、同じユーザの印刷ジョブが複数連続した場合、印刷ジョブが終わるごとにランプ23が異なる点灯パターンで点灯するようにしたものである。
同じユーザの印刷ジョブが連続した場合、図16に示すように、最初の印刷ジョブ(Job1)の印刷物Paの排出時にランプ23は単独ジョブパターンの黄色で点灯(連続点灯)し、2つ目の印刷ジョブ(Job2)の印刷物Paの排出時にランプ23は単独ジョブパターンの2回目を示す黄色で点滅する。
3つ目の印刷ジョブ(Job3)の印刷物Paの排出時にランプ23は黄色で点灯(連続点灯)する。Aさんは黄色の点滅で2つ目の印刷物が排出され、黄色の連続点灯により3つ目の印刷物が排出されていることを知る。
(変形例6)
図14に示す例では、2人のユーザの印刷ジョブが連続しても印刷物Pa、Pbの排出先が異なるため、ランプ23は単独ジョブパターンの黄色で点灯する。排出先を覚えていないと、誤って他人の印刷物Pa、Pbを持ち出す可能性がある。このような可能性を減らすため、ランプ23を黄色で点滅させて排出先が異なるが複数のユーザの印刷物Pa、Pbが排出されていることを知らせてもよい。
(変形例7)
図14に示す例では、2人のユーザの印刷ジョブが連続して印刷物Pa、Pbが一方の排出先に排出された場合でも両方の排出先に排出された場合でも、ランプ23は複数ジョブパターンの青色で点灯する。この場合も誤って他人の印刷物Pa、Pbを持ち出す可能性がある。このような可能性を減らすため、複数の印刷物Pa、Pbが一方の排出先に排出されている場合は、ランプ23を青色で点灯させ、複数の印刷物Pa、Pbが両方の排出先に排出されている場合は、ランプ23を青色で点滅させてもよい。
(変形例8)
図8に示す例では、2人のユーザの印刷物Pa、Pbの全てが用紙排出トレイ22aから回収され、用紙センサ24の検出状態が用紙有りから用紙なしに変化した場合、直ちにランプ23を消灯し、印刷物Pbが戻されたら消灯する直前の点灯パターンで点灯した。印刷物の全てを回収して一部の印刷物を戻すことは僅かな時間で行われることが一般的であるので、用紙センサ24が用紙を検出しなくかってから一定時間経過した後に、依然として用紙を検出していない場合に、ランプ23を消灯してもよい。
(変形例9)
印刷ジョブが電子メールやファクシミリの場合、たとえばA社とB社からのファクシミリは、発信番号が異なっても、X部署の担当者が一括して受け取り、C社からのファクシミリは、Y部署の担当者が受け取る、という場合もあり得る。このような場合に対応できるように、送信元のメールアドレスや発信番号をグループ化しておく機能を有し、同一のグループであれば同一のユーザ(上記の場合、A社とB社は1ユーザ)とみなして単独か複数を判断し、単独ジョブパターンおよび複数ジョブパターンのいずれかでランプを点灯してもよい。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の実施の形態は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲内で種々の変形、実施が可能である。
プロッサ10aの各手段は、それぞれ一部又は全部を再構成可能回路(FPGA:Field Programmable Gate Array)、特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)等のハードウエア回路によって構成してもよい。
また、本発明の要旨を変更しない範囲内で、上記実施の形態の構成要素の一部を省くことや変更することが可能である。また、本発明の要旨を変更しない範囲内で、上記実施の形態のフローにおいて、ステップの追加、削除、変更、入替え等が可能である。また、上記実施の形態で用いたプログラムをCD−ROM等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供することができ、クラウドサーバ等の外部サーバに格納しておき、ネットワークを介して利用することもできる。
1…画像形成装置、2…装置本体、2a…上部、2b…中間部、2c…下部、2d…空間部、3…原稿台、4…自動給紙装置、4a…原稿給紙トレイ、4b…原稿排出トレイ、10…制御部、10a…プロセッサ、11…記憶部、12…操作表示部、13…画像読取部、14…画像形成部、15A…ネットワーク、15B…公衆回線網、16A…ネットワーク通信部、16B…ファクシミリ通信部、17…点灯回路、21a、21b…給紙カセット、22a、22b…用紙排出トレイ、23…ランプ、23a…第1の発光部、23b…第2の発光部、24、24a、24b…用紙センサ、100…設定手段、101…受付手段、102…実行手段、103…表示制御手段、104…点灯制御手段、110…プログラム、111…点灯パターンテーブル、112…点灯パターン情報、113…ユーザテーブル、120A、120B、120C…管理者設定画面、121…ラジオボタン、122…「閉じる」ボタン、123…「確認/変更」ボタン、P、Pa、Pb…印刷物

Claims (11)

  1. 用紙に画像を形成することで印刷物を作成する画像形成部と、
    前記印刷物を排出トレイに排出する排出部と、
    点灯した光が本装置の外部から視認可能に設けられた光源と、
    プロセッサとを有し、
    前記プロセッサは、
    前記画像形成部にて前記印刷物を作成するための印刷ジョブを受け付け、
    前記排出トレイに、単独のユーザに係る印刷ジョブの印刷物が排出されている場合には第一の点灯パターンで、複数のユーザに係る印刷ジョブの印刷物が排出されている場合には第二の点灯パターンで、前記光源を点灯する制御を行う、
    画像形成装置。
  2. 前記排出トレイは、前記本装置の一部により上方が覆われ、
    前記光源は、前記排出トレイに排出された印刷物を照らすよう設けられている、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記排出トレイに排出された印刷物の有無を検出する検出部をさらに備えた請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記プロセッサは、前記排出トレイから印刷物が全て取り出されたことが検出された場合、前記光源を消灯する制御を行い、その後に印刷物を排出することなく前記排出トレイに印刷物があることが検出された場合、消灯直前の点灯パターンであって前記第一の点灯パターンおよび前記第二の点灯パターンのいずれかで前記光源を点灯する制御を行う、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記プロセッサは、印刷物が排出されて前記排出トレイに印刷物がある状態で、省エネモードに移行した場合、点灯している前記光源を消灯する制御を行い、その後に前記省エネモードから通常モードに復帰した場合、消灯直前の点灯パターンであって前記第一の点灯パターンおよび前記第二の点灯パターンのいずれかで前記光源を点灯する制御を行う、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記プロセッサは、前記省エネモードから前記通常モードへの復帰が行われたときに前記排出トレイから印刷物が全て取り出されたことが検出されていない場合、前記消灯直前の点灯パターンであって前記第一の点灯パターンおよび前記第二の点灯パターンのいずれかで前記光源を点灯する制御を行う、
    請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記排出部は、印刷物を複数の前記排出トレイに排出し、
    前記プロセッサは、前記複数の排出トレイのうち同一の前記排出トレイに、単独のユーザに係る印刷ジョブの印刷物が排出されている場合には第一の点灯パターンで、複数のユーザに係る印刷ジョブの印刷物が排出されている場合には第二の点灯パターンで、前記光源を点灯する制御を行う、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記排出部は、印刷物を第1のトレイと第2のトレイとに排出し、
    前記光源は、前記第1のトレイと前記第2のトレイのいずれに排出されても、排出された印刷物を照らすよう設けられている、
    請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記排出部は、印刷物を複数の前記排出トレイに排出し、
    前記プロセッサは、前記複数の排出トレイのいずれかを問わず前記排出トレイに、単独のユーザに係る印刷ジョブの印刷物が排出されている場合には第一の点灯パターンで、複数のユーザに係る印刷ジョブの印刷物が排出されている場合には第二の点灯パターンで、前記光源を点灯する制御を行う、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記排出部は、印刷物を複数の前記排出トレイに排出し、
    前記光源は、前記排出トレイに対応して複数設けられ、
    前記プロセッサは、前記排出トレイごとに、当該排出トレイに、単独のユーザに係る印刷ジョブの印刷物が排出されている場合には第一の点灯パターンで、複数のユーザに係る印刷ジョブの印刷物が排出されている場合には第二の点灯パターンで、対応する前記光源を点灯する制御を行う、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 用紙に画像を形成することで印刷物を作成する画像形成部、前記印刷物を排出トレイに排出する排出部、及び点灯した光が本装置の外部から視認可能に設けられた光源の点灯を制御するプロセッサに、
    前記画像形成部にて前記印刷物を作成するための印刷ジョブを受け付け、前記排出トレイに、単独のユーザに係る印刷ジョブの印刷物が排出されている場合には第一の点灯パターンで、複数のユーザに係る印刷ジョブの印刷物が排出されている場合には第二の点灯パターンで、前記光源を点灯する制御を行わせるためのプログラム。

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