JP2016214547A - 蒸気発生装置 - Google Patents

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Kenichi Matsumoto
憲一 松元
文宏 竹村
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文宏 竹村
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Abstract

【課題】給湯ユニットとフィンとの間における温水の流路に目詰まりを生じることがなく、温水をフィン側に等しく分散して流すことができる蒸気発生装置を提供すること。【解決手段】複数のフィン20を有するフィンユニット15と、その上方に配置された給湯ユニット16がケース11内に収容されて蒸気発生装置が構成されている。給湯ユニット16の吐出口36から吐出する温水をフィン20の上端に導く板状の拡散部材26が吐出口36とフィン20の外縁部分との間に設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は蒸気発生装置に係り、更に詳しくは、蒸気若しくは温風を効率よく発生させて外部に吹き出すことのできる蒸気発生装置に係り、特に、浴室内に設置して室内の暖房装置として利用することのできる蒸気発生装置に関する。
浴室を暖房することのできる装置としては、例えば、特許文献1に開示されたミストサウナ装置(蒸気発生装置)が知られている。このミストサウナ装置は、加熱源で加熱された温水をノズルからフィンに吐出し、当該フィンの熱との熱交換によって蒸気を発生させて送風ファンで浴室内に噴出するよう構成されている。
また、特許文献1では、ノズルとフィンとの間に分散体を配置し、当該分散体を経由してノズルから吐出する温水をフィンの表面に流下させる構成も開示されている。
特開2001−190630公報
しかしながら、特許文献1に記載されたミストサウナ装置にあっては、分散体が耐熱スポンジ等、吸水性若しくは含浸性のある材料によって構成されているため、温水に含まれる異物や、炭酸カルシウムなどによって分散体に目詰まりを生じさせてしまう、という不都合を招来する。
また、このような目詰まりを生じると、フィン側に供給する温水の流れが均一に保てなくなり、蒸気発生効率を低下させる原因となる。
更に、スポンジの吸水性は、カビや異臭の発生をもたらし、その対応としての保守若しくは交換が要求され、メンテナンスフリーに適しない。
[発明の目的]
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、給湯ユニットとフィンとの間に、温水を分散させる部材を配置しても、温水の流路に目詰まりを生じさせることがなく、温水をフィン側に等しく分散して流すことができる蒸気発生装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、部品点数を削減するとともに、カビ等の発生原因を回避してメンテナンスフリーとすることが可能な蒸気発生装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、特許請求の範囲記載の構成を採用したものである。具体的には、薄板状の複数のフィンを有するフィンユニットと、当該フィンユニットの上方に配置された給湯ユニットとを含む蒸気発生装置であって、
給湯ユニットの吐出口から吐出した湯を前記フィンに導く板状の拡散部材を、前記吐出口とフィンの外縁部分との間に設ける、という構成を採っている。
本発明において、前記拡散部材と前記フィンとが接触、または近接するように配置される、という構成を採ることが好ましい。
また、前記フィンユニットを保持するフレームに前記拡散部材が一体成形される、という構成を採っている。
本発明によれば、板状の拡散部材を吐出口とフィンの外縁部分との間に設けたから、温水に混入した異物や、温水に含まれる炭酸カルシウム等の成分で拡散部材が目詰まりするようなことはなく、給湯ユニットより吐出された温水を分散部材でカーテン状若しくは面状に拡散して流すことができ、これにより、複数のフィンに対し、等しく温水を流すことができ、熱交換効率の低下原因を回避しつつ効率的な蒸気発生を実現することができる。
また、拡散部材とフィンとが接触、または近接するように配置にすることで、カーテン状に拡がった温水が液滴状にまとまることなく温水をフィンに流すことができる。ここで、拡散部材とフィンとが近接するとは、拡散部材からカーテン状に流れ落ちる温水が、液滴状にまとまる前にフィンに流すことができる範囲で、拡散部材とフィンとが離れていることである。
更に、フィンユニットを保持するフレームに拡散部材が一体成形される構成とすれば、別途の部品を採用することなく、既存構成の僅かな形状変更によって拡散部材を構成でき、特別な組立を回避するとともにコスト削減を達成することができる。
実施形態に係る蒸気発生装置の概略斜視図。 実施形態に係る蒸気発生装置の一部を断面した概略側面図。 図2の一部拡大図。 図3の中央縦断面図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、本明細書において、位置若しくは方向を示す用語は、特に明示しない限り、図2を基準とし、同図中左側を「前」、右側を「後」とする。また、同図の紙面直交方向の奥側と手前側を、「左」、「右」とする
図1及び図2に示されるように、蒸気発生装置10は、箱形の外観を呈するケース11と、当該ケース11内に設けられた各種ユニットとにより構成され、ケース11の前部には、図1中紙面直交方向の左右両側に開放する吹出口13と、ケース11の前部下部に開放する下部吹出口14より温風が噴出するように構成されている。
前記各種ユニットは、フィンユニット15と、当該フィンユニット15の上方に配置された給湯ユニット16と、フィンユニット15の後方に配置されたファンユニット17とを含む。
前記フィンユニット15は、複数の薄板からなるフィン20を用いて構成されている。これらフィン20は、各面が図2の紙面と平行となる向きで、同図中紙面直交方向に所定間隔を隔てて並べられている。フィンユニット15は、前後方向(図2の左右方向)に開通し紙面に直交する垂直面内で略方形枠状をなすフレーム21に保持される。フレーム21は、上片部21A及び下片部21Bと、これら上片部21A、下片部21Bの左右両側間に位置する図示しない側片部とを備えて構成されている。
前記フレーム21は、上片部21Aの上部に給湯ユニット16を配置する凹状のスペースSを有する上部枠25を含む。上部枠25は、上片部21Aと一体的に設けられた板状の拡散部材26と、当該拡散部材26に連なる上壁面部27とを備える。拡散部材26は、給湯ユニット16とフィン20の外縁との間に設けられており、図3に示されるように縦断面において漏斗状に傾斜する前後一対の第1面部26Aと、当該第1面部26Aの下端に連なって略垂直面内に位置する前後一対の第2面部26Bとを有する。第2面部26Bは、フレーム21の上片部21Aに連なるとともに、第2面部26B間にスリット状の温水の流路29を形成し、拡散部材26とフィン20の上端側外縁20A部分とが接触する配置となっている。
前記給湯ユニット16は、図示しない給湯器から湯が供給されるパイプ35を含み、当該パイプ35における下部前方及び下部後方には、図3にも示されるように、多数の孔からなる吐出口36が等間隔に設けられ、列状に設けられている。これらの吐出口36から温水が拡散部材26の第1面部26Aに吐出され、流路29を形成する第2面部26Bを通じてフィン20の上端に流下し、フィン20の下方に向かって流下する。
前記ファンユニット17はファン40と、当該ファン40を回転駆動させるモータ41とからなり、ファン40の回転により図示省略した吸気口からケース11内に取り入れられた空気がフィンユニット15に導入される。フィンユニット15に導入される空気は、フィンユニット15のフィン20の表面を流れる温水と接することで、温水を効率よく気化することができる。この気化した湯、すなわち、蒸気が吹出口13、下部吹出口14から吹き出しできるようになっている。
なお、本発明における蒸気発生装置10の基本的構成は、本出願人による特開2013−104585号公報に開示したものと実質的に同様の構成が採用されている。従って、本発明に直接関連しない部分については、図示及び詳細な説明が省略されている。
本実施形態に係る蒸気発生装置10は、ファン40が回転することにより、ケース11内に空気が取り入れられてフィンユニット15を経由して左右の吹出口13、13及び下部吹出口14から蒸気がそれぞれ吹き出されるようになる。この際、給湯ユニット16のパイプ35に供給された温水は、吐出口36を通じて拡散部材26の第1面部26Aに吐出される。
第1面部26Aに吐出された温水は、第1面部26Aの面に沿って略全域に広がった後に第2面部26Bを伝い、これに接している各フィン20の上端外縁から下方に流れるようになる。
そして、フィン20に流れた温水が、フィン20の表面を下方に流れてフィン20をまんべんなく加熱し、これに外気を接触させることで熱交換が行われて蒸気を吹き出すことが可能となる。
本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、特定の実施の形態に関して特に図示し、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上に述べた実施例に対し、形状、位置若しくは方向、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、パイプ35の吐出口36が前後2箇所位置の場合を図示、説明したが、パイプ35の中心下部に吐出口を一列設ける構成としてもよい。この場合、拡散部材26は、前記吐出口の真下において水平面内に位置するように設け、その前後各位置から、フィン20に温水が流れるように構成することもできる。
要するに、本発明は、板状の拡散部材を用いて、面状の拡がりを温水に付与してフィン20に温水を流せるようにした構成であれば、吐出口の列数、形成数、拡散部材との相対位置等を任意に変更することができる。
また、拡散部材26に面状に流れた温水がフィン20の面に拡がるように流れる状態であれば、拡散部材26とフィン20の外縁とは、接触していなくてもよい。
更に、拡散部材26は、フレーム21の上片部21Aと別体に設けることでもよいが、前記実施形態のように一体成形によるものとすれば、組み立ての必要性を排除するとともに、部品点数削減等の効果を得ることができる。
更に、拡散部材は、第1面部及び第2面部を必須とするものではなく、第1面部だけで構成しても良いし、傾斜面、曲面等を組み合わせたものでもよい。
10…蒸気発生装置、11…ケース、15…フィンユニットと、16…給湯ユニット、20…フィン、20A…外縁、36…吐出口

Claims (3)

  1. 薄板状の複数のフィンを有するフィンユニットと、当該フィンユニットの上方に配置された給湯ユニットとを含む蒸気発生装置であって、
    給湯ユニットの吐出口から吐出した湯を前記フィンに導く板状の拡散部材を、前記吐出口とフィンの外縁部分との間に設けたことを特徴とする蒸気発生装置。
  2. 前記拡散部材と前記フィンとが接触、または近接するように配置されていることを特徴とする請求項1記載の蒸気発生装置。
  3. 前記フィンユニットを保持するフレームに前記拡散部材が一体成形されていることを特徴とする請求項1又は2記載の蒸気発生装置。
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