JP2016212951A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フレキシブル基板と支持部材とを適正に接着し、フレキシブル基板の剥離を防ぐ。
【解決手段】発光素子と、ケーブルと、発光素子が接続される第1の接続部及びケーブルが接続される第2の接続部を有し、発光素子とケーブルを電気的に接続するフレキシブル基板と、フレキシブル基板を支持する支持部材と、ケーブルと第2の接続部とを接合するはんだ材と、第1の接続部と支持部材との間の領域を含む第1の接着領域に配置されてフレキシブル基板と支持部材とを接着する第1の接着部材と、第2の接続部と支持部材との間の領域を含む第2の接着領域に配置されてフレキシブル基板と支持部材とを接着する、第1の接着部材とは異なる第2の接着部材と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、照明装置に関する。
車両用の照明装置としては、レンズや導光体等の光学部材と組み合わせて用いられる照明装置が知られている。図11は、関連技術の照明装置を示す断面図である。図11に示すように、関連技術の照明装置101は、発光素子103及びケーブル109が接続されたフレキシブル基板104と、フレキシブル基板104を支持する支持部材105と、フレキシブル基板104と支持部材105とを接着する接着シート106と、を有する。
この照明装置101のフレキシブル基板104は、発光素子103が接続される第1の接続部104aと、ケーブル109が接続される第2の接続部104bと、を有する。ケーブル109の一端は、第2の接続部104bにはんだ材110によって接合されている。フレキシブル基板104は、第1の接続部104aに発光素子103が実装されて、第2の接続部104bにケーブル109がはんだ付けされた後、支持部材105側に配置された接着シート106によって支持部材105と接着される。
特開2010−21123号公報
ところで、フレキシブル基板104は、ケーブル109を第2の接続部104bにはんだ付けするときに加わる熱によって、第2の接続部104bの周囲近傍におけるポリイミドフィルムにひずみが生じる。このため、接着シート106を介して支持部材105に接着されるフレキシブル基板104は、第2の接続部104bの周囲近傍に反りやたわみが生じることで、フレキシブル基板104と接着シート106との間に隙間が生じてしまう。このような隙間が生じることにより、フレキシブル基板104と接着シート106との接着面積が減少するので、接着シート106は、フレキシブル基板104と支持部材105との接着力が低下してしまう問題がある。
また、フレキシブル基板104と接着シート106との間に隙間が生じることで、フレキシブル基板104は、隙間近傍の位置に応力が加わりやすくなる。このため、フレキシブル基板104における隙間近傍に応力が加わることで、フレキシブル基板104の剥離、破損や、フレキシブル基板104の配線の断線を招くおそれがある。
また、はんだ材110が第2の接続部104b上に塗布されるときにフレキシブル基板104に反り等のひずみが生じていた場合には、フレキシブル基板104がひずんだ状態で固定されることがある。この場合にも、第2の接続部104bの周囲において、フレキシブル基板104と接着シート106との間に隙間が生じてしまう不都合がある。
そこで、本発明は、フレキシブル基板と支持部材とを適正に接着することでフレキシブル基板の剥離を防ぐことを可能とし、動作信頼性を向上することができる照明装置を提供することを目的とする。
実施形態に係る照明装置は、発光素子と、ケーブルと、前記発光素子が接続される第1の接続部及び前記ケーブルが接続される第2の接続部を有し、前記発光素子と前記ケーブルを電気的に接続するフレキシブル基板と、前記フレキシブル基板を支持する支持部材と、前記ケーブルと前記第2の接続部とを接合するはんだ材と、前記第1の接続部と前記支持部材との間の領域を含む第1の接着領域に配置されて前記フレキシブル基板と前記支持部材とを接着する第1の接着部材と、前記第2の接続部と前記支持部材との間の領域を含む第2の接着領域に配置されて前記フレキシブル基板と前記支持部材とを接着する、前記第1の接着部材とは異なる第2の接着部材と、を具備する。
本発明によれば、フレキシブル基板と支持部材とを適正に接着することでフレキシブル基板の剥離を防ぐことを可能とし、動作信頼性を向上することができる。
図1は、実施形態に係る照明装置が用いられる状態を示す側面図である。 図2は、実施形態に係る照明装置を示す平面図である。 図3は、実施形態に係る照明装置を示す断面図である。 図4は、実施形態に係る照明装置において、フレキシブル基板を支持部材に接着する状態を示す断面図である。 図5は、実施形態に係る変形例1の照明装置を示す断面図である。 図6は、実施形態に係る変形例2の照明装置を示す断面図である。 図7は、実施形態に係る変形例3の照明装置を示す断面図である。 図8は、実施形態に係る変形例3の照明装置において、フレキシブル基板を支持部材に接着する状態を示す断面図である。 図9は、実施形態に係る変形例4の照明装置を示す断面図である。 図10は、実施形態に係る変形例4の照明装置において、フレキシブル基板を支持部材に接着する状態を示す断面図である。 図11は、関連技術の照明装置を示す断面図である。
以下で説明する実施形態に係る照明装置1は、発光素子3と、ケーブル9と、フレキシブル基板4と、支持部材5と、はんだ材10と、第1の接着シート6と、第2の接着シート7と、を具備する。フレキシブル基板4は、発光素子3が接続される第1の接続部4aと、ケーブル9が接続される第2の接続部4bと、を有する。フレキシブル基板4は、発光素子3とケーブル9とを電気的に接続する。支持部材5は、フレキシブル基板4を支持する。はんだ材10は、ケーブル9と第2の接続部4bとを接合する。第1の接着シート6は、第1の接続部4aと支持部材5との間の領域を含む第1の接着領域8Aに配置されており、フレキシブル基板4と支持部材5とを接着する。第2の接着シート7は、第2の接続部4bと支持部材5との間の領域を含む第2の接着領域8Bに配置されており、フレキシブル基板4と支持部材5とを接着する。また、第2の接着シート7は、第1の接着シート6とは異なる。
また、以下で説明する実施形態に係る照明装置1における第1の接着シート6は、第2の接着シート7よりも熱伝導率が高い。
また、以下で説明する実施形態に係る照明装置1における第2の接着シート7は、フレキシブル基板4の厚み方向において第1の接着シート6よりも厚い。
また、以下で説明する実施形態に係る照明装置1における第2の接着シート7は、第1の接着シート6よりも単位面積当たりの接着強度が高い。
また、以下で説明する実施形態に係る照明装置1における第2の接着シート7は、第1の接着シート6よりも可塑性が高い。
また、以下で説明する実施形態に係る照明装置1における第1の接着シート6は、第1の接着領域8Aから第2の接着領域8Bまで延びて配置されており、第2の接着シート7に重ねられている。
また、以下で説明する実施形態に係る照明装置は、発光素子3と、ケーブル9と、フレキシブル基板4と、支持部材5と、はんだ材10と、第1の接着シート26と、第2の接着シート27と、を具備する。フレキシブル基板4は、発光素子3が接続される第1の接続部4aと、ケーブル9が接続される第2の接続部4bと、を有する。フレキシブル基板4は、発光素子3とケーブル9とを電気的に接続する。支持部材5は、フレキシブル基板4を支持する。はんだ材10は、ケーブル9と第2の接続部4bとを接合する。第1の接着シート26は、第1の接続部4aと支持部材5との間の領域を含む第1の接着領域8Aから、第2の接続部4bと支持部材5との間の領域を含む第2の接着領域8Bまで伸びて配置されており、フレキシブル基板4と支持部材5とを接着する。第2の接着シート27は、第2の接着領域8Bにおいて第1の接着シート26に重なるように配置されており、フレキシブル基板4と支持部材5とを接着する。
(実施形態)
以下、実施形態に係る照明装置について、図面を参照して説明する。図1は、実施形態に係る照明装置が用いられる状態を示す側面図である。図1に示すように、本実施形態に係る照明装置1は、導光体2の側面に沿って取り付けられ、導光体2を介して照明光を出射するために用いられる。なお、このような導光体2に限らず、照明装置1は、レンズ等の光学部材と組み合わせて用いられる。
(照明装置の構成)
図2は、実施形態に係る照明装置を示す平面図である。図3は、実施形態に係る照明装置を示す断面図である。図2及び図3に示すように、実施形態の照明装置1は、発光素子3と、ケーブル9と、フレキシブル基板4と、支持部材5と、を備える。また、照明装置1は、はんだ材10と、第1の接着部材としての第1の接着シート6と、第2の接着部材としての第2の接着シート7と、を備える。
発光素子3は、発光ダイオード(LED)や半導体レーザ(LD)が用いられる。ケーブル9は、後述する第2の接続部4bを介して発光素子3に一端が電気的に接続されており、給電部(不図示)に他端が電気的に接続されている。ケーブル9としては、導体が絶縁材で覆われた被覆電線が用いられる。
図2及び図3に示すように、フレキシブル基板4は、帯状に形成されており、発光素子3が接続される第1の接続部4aと、ケーブル9が接続される複数の第2の接続部4bと、を有する。そして、フレキシブル基板4が備える第1の接続部4a及び第2の接続部4bを介して、発光素子3とケーブル9は電気的に接続されている。第2の接続部4bは、フレキシブル基板4の表面に、矩形状の接続面として、いわゆるランド部として形成されている。第2の接続部4bは、フレキシブル基板4の幅方向に所定の間隔をあけて2つ配置されており、各ケーブル9の一端がそれぞれ接続されている。また、フレキシブル基板4は、図示しないプリント配線を有しており、プリント配線を介して、第1の接続部4aと第2の接続部4bとが電気的に接続されている。
また、第1の接続部4aと第2の接続部4bとの間には、例えば、発光素子3に流れる電流を制御する制御素子(不図示)が電気的に接続されてもよい。すなわち、制御素子は、発光素子3の発光を制御する。制御素子は、例えば、抵抗、コンデンサ、マイクロコンピュータ、ダイオード、トランジスタ、電界効果トランジスタ(FET)、半導体部品等によって構成されるが、これらに限定されず、仕様に応じて適宣変更されてもよい。また、制御素子の配置位置は、第1の接続部4a側や第2の接続部4b側の位置に限定されず、制御素子の発熱量に応じて、フレキシブル基板4上に適宣配置されてもよい。
支持部材5は、例えば、アルミニウム等の金属材料によって形成された板材が用いられており、機械的強度と熱伝導性が適正に確保されている。支持部材5は、矩形状に形成されており、導光体2の形状に対応するように、図2に示す長辺方向Lにおける中途部が、短辺方向に沿って折り曲げられている。また、本実施形態における支持部材5は、平板状に形成されたが、支持部材5の形状を限定するものではなく、必要に応じて例えば、筒状、角材状等の任意の形状に形成されてよい。また、支持部材5は、金属材料に限定されるものではなく、例えば樹脂材料やセラミックス材料等の他の材料によって形成されてもよい。はんだ材10は、第2の接続部4b上に塗布されており、ケーブル9の一端と第2の接続部4bとを接合している。
図4は、実施形態に係る照明装置1において、フレキシブル基板4を支持部材5に接着する状態を示す断面図である。図4に示すように、第1の接着シート6は、第1の接続部4aと支持部材5との間の領域を含む第1の接着領域8Aに沿って配置されており、フレキシブル基板4と支持部材5とを接着している。同様に、第2の接着シート7は、第2の接続部4bと支持部材5との間の領域を含む第2の接着領域8Bに沿って配置されており、フレキシブル基板4と支持部材5とを接着している。また、第1及び第2の接着シート6,7としては、例えば、基材の両面に接着層を有する接着テープが用いられている。
そして、第2の接着シート7は、第1の接着シート6とは異なる。第1の接着シート6と第2の接着シート7との相違点として、例えば、第1の接着シート6は、第2の接着シート7よりも熱伝導率が高い。また、第2の接着シート7は、フレキシブル基板4の厚み方向において第1の接着シート6よりも厚く形成されている。このように、第1の接着シート6は、発光素子3が発生する熱を、支持部材5に効率よく伝達するために適した材料によって形成されている。また、第2の接着シート7は、はんだ付けによって第2の接続部4b近傍に生じた反り等のひずみに対応して適正な厚みに設定されており、フレキシブル基板4のひずみを補う作用を有することで、ひずみによる接着力の低下が抑えられる。
また、上述した厚みの違いの代わりに、第2の接着シート7は、第1の接着シート6よりも、単位面積当たりの接着強度が高くされることが好ましい。本実施形態における接着強度とは、例えば、引張り接着強さ(JIS K 6849:1994)、引張りせん断接着強さ(JIS K 6850:1999)、はく離接着強さ(JIS K 6854:1999)を指す。第1及び第2の接着シート6,7の各接着強度は、発光素子3が実装される第1の接続部4aと、ケーブル9がはんだ付けされる第2の接続部4bとにそれぞれ適した所望の値に設定されている。また、例えば、第2の接着シート7の接着強度は、第2の接続部4b近傍に生じるひずみに対応して、フレキシブル基板4と第2の接着シート7との間に間隙が生じた場合であっても、十分な接着強度が確保されるように、第1の接着シート6の接着強度よりも大きく設定されてもよい。
また、同様に、上述した厚みや接着強度の違いの代わりに、第2の接着シート7は、第1の接着シート6よりも可塑性が高くてもよい。これにより、第2の接着シート7は、第2の接続部4b近傍に生じるひずみにならって変形しやすくなるので、ひずみを吸収し、フレキシブル基板4と第2の接着シート7との接着面積が適正に確保される。このため、フレキシブル基板4に生じたひずみによる接着力の低下が抑えられる。
また、第2の接着シート7の接着層は、第1の接着シート6の接着層に比べて、例えば、弾性や粘弾性が高くてもよい。この場合にも、第2の接着シート7は、フレキシブル基板4のひずみにならって変形し、ひずみによる接着力の低下が抑えられる。
本実施形態の第1の接着シート6及び第2の接着シート7は、上述の相違点のうち、1つまたは複数の相違点を満たす材料が適切に選択されて用いられている。
また、本実施形態では、第1及び第2の接着部材として、第1及び第2の接着シート6,7が用いられたが、接着テープに限定されるものではなく、例えば液体やゲル状の接着剤が用いられてもよい。また、支持部材5は、単一の材料によって形成されたが、発光素子3の熱伝導性を考慮し、第1の接続部4aに対応する領域のみが金属材料によって形成されて、他の領域が金属材料と他の材料とを組み合わされて形成されてもよい。
なお、第1及び第2の接着領域8A,8Bに関して、本実施形態では、支持部材5の表面のほぼ半分の領域に分けられたが、このような領域に限定するものではない。第1の接着領域8Aが、少なくとも第1の接続部4aと支持部材5との間の領域のみに設けられ、第2の接着領域8Bが、少なくとも第2の接続部4bと支持部材5との間の領域のみに設けられる構成であれば、必要に応じて、どのように構成されてもよい。例えば、図示しない第3の接着部材としての第3の接着テープや接着剤が、第1及び第2の接着領域以外の他の領域に配置されてもよい。
(照明装置の組み立て)
図4に示すように、フレキシブル基板4は、第1の接続部4aに発光素子3が実装されると共に、第2の接続部4bにケーブル9がはんだ付けされる。また、支持部材5には、フレキシブル基板4を支持する面において、第1の接着領域8Aに第1の接着シート6が貼り付けられると共に、第2の接着領域8Bに第2の接着シート7が貼り付けられる。そして、フレキシブル基板4は、支持部材5に貼り付けられた第1及び第2の接着シート6,7に重ねられる。これにより、フレキシブル基板4は、支持部材5の形状に沿って曲げられた状態で、第1及び第2の接着シート6,7を介して支持部材5に接着される。
(実施形態の効果)
実施形態の照明装置1は、第1の接着領域8Aに配置された第1の接着シート6と、第2の接着領域8Bに配置された第1の接着シート6とは異なる第2の接着シート7と、を備える。これにより、第2の接着シート7によってフレキシブル基板4に生じたひずみを吸収することが可能になる。このため、フレキシブル基板4にひずみが生じた場合であっても、フレキシブル基板4のひずみによる接着面積の減少を抑え、フレキシブル基板4と支持部材5とを適正に接着することが可能になる。その結果、フレキシブル基板4の剥離を防ぎ、フレキシブル基板4のプリント配線の断線や破損を防ぐことが可能になるので、照明装置1の動作信頼性を向上することができる。
以下、実施形態に係る変形例の照明装置について図面を参照して説明する。なお、変形例の照明装置において、実施形態と同一の構成部材には、実施形態と同一符号を付して説明を省略する。
(変形例1)
図5は、実施形態に係る変形例1の照明装置を示す断面図である。変形例1は、平坦な支持部材を有する点が、実施形態と異なる。図5に示すように、実施形態に係る変形例1の照明装置11は、フレキシブル基板4を支持する支持部材15を有する。支持部材15は、例えばアルミニウム等の金属材料によって平板状に形成されている。したがって、フレキシブル基板4は、支持部材15に沿って平坦な状態で、第1及び第2の接着シート6,7を介して支持部材15に接着されている。
以上のように構成された変形例1の照明装置11においても、実施形態と同様に、フレキシブル基板4と支持部材15とを適正に接着し、照明装置11の動作信頼性を向上することができる。
(変形例2)
図6は、実施形態に係る変形例2の照明装置を示す断面図である。変形例2は、円弧状に湾曲された支持部材を有する点が、実施形態と異なる。図6に示すように、実施形態に係る変形例2の照明装置12は、フレキシブル基板4を支持する支持部材25を有する。
支持部材25は、例えばアルミニウム等の金属材料によって形成されており、長辺方向に沿って円弧状に湾曲されている。したがって、フレキシブル基板4は、支持部材25の内周側の表面に沿って円弧状に湾曲された状態で、第1及び第2の接着シート6,7を介して支持部材25に接着されている。
以上のように構成された変形例2の照明装置12においても、実施形態と同様に、フレキシブル基板4と支持部材25とを適正に接着し、照明装置12の動作信頼性を向上することができる。
実施形態及び変形例1,2では、第1の接着シート6と、第2の接着シート7とが、支持部材5の表面に分離して配置されたが、第1及び第2の接着シート6,7の一方が、第1の接着領域8Aと第2の接着領域8Bとに跨って配置されてもよい。
(変形例3)
図7は、実施形態に係る変形例3の照明装置を示す断面図である。図8は、実施形態に係る変形例3の照明装置において、フレキシブル基板4を支持部材5に接着する状態を示す断面図である。変形例3は、第1の接着シートが、第1の接着領域8Aから第2の接着領域8Bまで配置されている点が、実施形態と異なる。図7及び図8に示すように、実施形態に係る変形例3の照明装置13は、フレキシブル基板4と支持部材5とを接着する第1の接着シート26及び第2の接着シート27を有する。
図7に示すように、第1の接着シート26は、第1の接続部4aと支持部材5との間の領域を含む第1の接着領域8Aから、第2の接続部4bと支持部材5との間の領域を含む第2の接着領域8Bまで延びて配置されている。第2の接着シート27は、フレキシブル基板4と支持部材5との間における第2の接着領域8Bに沿って配置されている。また、第1の接着シート26は、図8に示すように、支持部材5側に接着されている。また、第2の接着シート27は、フレキシブル基板4側に接着されている。このため、第1の接着シート26は、第2の接着領域8Bにおいて第2の接着シート27に重ねられている。
図8に示すように、変形例3では、第1の接着シート26が貼り付けられた支持部材5に、第2の接着シート27が貼り付けられたフレキシブル基板4が重ねられる。これにより、フレキシブル基板4は、支持部材5の形状に沿って曲げられた状態で、第1及び第2の接着シート26,27を介して支持部材5に接着される。
また、フレキシブル基板4には、はんだ付け時における第2の接着シート27の劣化を防ぐために、はんだ付け後に第2の接着シート27が貼り付けられることが好ましい。第2の接着シート27として例えば、熱による影響を考慮する必要がない耐熱性を有する接着テープを用いる場合には、第2の接着シート27が、はんだ付け前にフレキシブル基板4に貼り付けられてもよい。
以上のように構成された変形例3の照明装置13においても、実施形態と同様に、フレキシブル基板4と支持部材5とを適正に接着し、照明装置13の動作信頼性を向上することができる。
また、変形例3によれば、第1及び第2の接着領域8A,8Bにおいて第1の接着シート26を共用することで、第2の接着シート27の使用量を、フレキシブル基板4のひずみに対応できる必要最小限に抑えることが可能になる。
(変形例4)
図9は、実施形態に係る変形例4の照明装置を示す断面図である。図10は、実施形態に係る変形例4の照明装置において、フレキシブル基板を支持部材に接着する状態を示す断面図である。変形例4は、変形例3と同様に、第1の接着シートが、第1の接着領域8Aから第2の接着領域8Bまで配置されている点が、実施形態と異なる。図9及び図10に示すように、実施形態に係る変形例4の照明装置14は、フレキシブル基板4と支持部材5とを接着する第1の接着シート26及び第2の接着シート27を有する。
第1の接着シート26は、図10に示すように、フレキシブル基板4側に接着されており、第1の接着領域8Aから第2の接着領域8Bまで延びて配置されている。また、第2の接着シート27は、支持部材5側に接着されており、第2の接着領域8Bに沿って配置されている。このように変形例4では、第1の接着シート26がフレキシブル基板4側に貼り付けられ、第2の接着シート27が支持部材5側に貼り付けられる点が、変形例3と異なる。
図10に示すように、変形例4では、第2の接着シート27が貼り付けられた支持部材5に、第1の接着シート26が貼り付けられたフレキシブル基板4が重ねられる。これにより、フレキシブル基板4は、支持部材5の形状に沿って曲げられた状態で、第1及び第2の接着シート26,27を介して支持部材5に接着される。
以上のように構成された変形例4の照明装置14においても、実施形態と同様に、フレキシブル基板4と支持部材5とを適正に接着し、照明装置14の動作信頼性を向上することができる。
また、変形例4においても、変形例3と同様に、第1及び第2の接着領域8A,8Bにおいて第1の接着シート26を共用することで、第2の接着シート27の使用量を、フレキシブル基板4のひずみに対応できる必要最小限に抑えることが可能になる。
(変形例5)
また、上述の変形例3,4の構成では、第1の接着シート26と第2の接着シート27として異なる接着シートが用いられたが、この構成に限定するものではない。第1の接着シート26と第2の接着シート27として、同一の接着テープや接着剤が用いられてもよい。変形例5は、第1の接着テープ26と第2の接着テープ27が同一であり、この点を除いて、変形例3,4と同様に構成されている。
変形例5は、変形例3,4と同様に、第2の接着領域8Bにおいて、第1の接着領域8Aから第2の接着領域8Bまで延びて配置された第1の接着シート26と、第2の接着領域8Bに配置された第2の接着シート27とが重なっている。このため、第2の接着領域8Bでは、第1及び第2の接着シート26,27によって、フレキシブル基板4と支持部材5とが貼り付けられている。したがって、第1の接着シート26と第2の接着シート27とが同一である場合においても、第2の接着領域8Bにおける接着力が高められる。
以上のように構成された変形例5においても、実施形態と同様に、フレキシブル基板4と支持部材5とを適正に接着し、照明装置の動作信頼性を向上することができる。
なお、本実施形態及び変形例におけるフレキシブル基板4や支持部材5を曲げる向きは、本実施形態及び変形例における向きに限定されるものでなく、上述した向きと逆向きに曲げられてもよい。
また、本実施形態及び変形例における第1の接着シート6または第2の接着シート7は、支持部材5側に設けられた例を示したが、本実施形態及び変形例に限定されるものでなく、フレキシブル基板4側に設けられた構成でもよく、適宣変更されてもよい。
本発明の実施形態を説明したが、実施形態は、例として提示したものであり、本発明の範囲を限定することを意図していない。実施形態は、その他の様々な形態で実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。実施形態やその変形は、本発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 照明装置
2 導光体
3 発光素子
4 フレキシブル基板
4a 第1の接続部
4b 第2の接続部
5 支持部材
6 第1の接着シート
7 第2の接着シート
8A 第1の接着領域
8B 第2の接着領域
9 ケーブル
10 はんだ材

Claims (7)

  1. 発光素子と;
    ケーブルと;
    前記発光素子が接続される第1の接続部と、前記ケーブルが接続される第2の接続部と、を有し、前記発光素子と前記ケーブルを電気的に接続するフレキシブル基板と;
    前記フレキシブル基板を支持する支持部材と;
    前記ケーブルと前記第2の接続部とを接合するはんだ材と;
    前記第1の接続部と前記支持部材との間の領域を含む第1の接着領域に配置されて前記フレキシブル基板と前記支持部材とを接着する第1の接着部材と;
    前記第2の接続部と前記支持部材との間の領域を含む第2の接着領域に配置されて前記フレキシブル基板と前記支持部材とを接着する、前記第1の接着部材とは異なる第2の接着部材と;
    を具備する照明装置。
  2. 前記第1の接着部材は、前記第2の接着部材よりも熱伝導率が高い、請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記第2の接着部材は、前記フレキシブル基板の厚み方向において前記第1の接着部材よりも厚い、請求項1または2に記載の照明装置。
  4. 前記第2の接着部材は、前記第1の接着部材よりも単位面積当たりの接着強度が高い、請求項1または2に記載の照明装置。
  5. 前記第2の接着部材は、前記第1の接着部材よりも可塑性が高い、請求項1または2に記載の照明装置。
  6. 前記第1の接着部材は、前記第1の接着領域から前記第2の接着領域まで延びて配置され、前記第2の接着部材に重ねられている、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の照明装置。
  7. 発光素子と;
    ケーブルと;
    前記発光素子が接続される第1の接続部と、前記ケーブルが接続される第2の接続部と、を有し、前記発光素子と前記ケーブルを電気的に接続するフレキシブル基板と;
    前記フレキシブル基板を支持する支持部材と;
    前記ケーブルと前記第2の接続部とを接合するはんだ材と;
    前記第1の接続部と前記支持部材との間の領域を含む第1の接着領域から、前記第2の接続部と前記支持部材との間の領域を含む第2の接着領域まで伸びて配置されて、前記フレキシブル基板と前記支持部材とを接着する第1の接着部材と;
    前記第2の接着領域において前記第1の接着部材に重なるように配置されて、前記フレキシブル基板と前記支持部材とを接着する第2の接着部材と;
    を具備する照明装置。
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