JP6115508B2 - 回路構成体 - Google Patents
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Description
・前記回路基板は、板状の金属からなるバスバーを備えており、前記吸引孔は、前記バスバーで覆われる。
このようにすれば、吸引孔が板状の金属からなるバスバーで覆われるため、プリント基板により吸引孔を覆う場合と比較して、回路基板側からの気体の流入を抑制できる。
このようにすれば、回路基板を均一に吸引することが可能になる。
このように収容孔と吸引孔とを異なる位置に離れて形成することで、収容孔と吸引孔が一体若しくは連続して形成される場合と比較して気体の吸引時に貼付部に力が作用することによる貼り付け不良を抑制することができる。
実施形態1を図1ないし図8を参照しつつ説明する。
回路構成体10は、例えば車両のバッテリ等の電源と、ランプ、ワイパー等の車載電装品等からなる負荷との間の電力供給経路に配され、例えばDC−DCコンバータやインバータ等に用いることができる。以下では、上下方向及び左右方向は、図1の方向を基準として説明する。
回路構成体10は、図1に示すように、電子部品11,12と、電子部品11,12が実装される回路基板15と、回路基板15に重ねられ、回路基板15の熱を放熱する放熱部材20と、回路基板15と放熱部材20との間に配されるスペーサ27と、スペーサ27の収容孔27Aに収容され、回路基板15と放熱部材20とを貼り付ける貼付部31と、を備えている。なお、図1は、図7のA−Aの位置で回路構成体10とした場合の断面図である。
電子部品11,12は、スイッチング素子(例えば、メカニカルリレーやFET(Field Effect Transistor)等のリレー)からなり、共に箱形の本体13と、リード端子14とを有する。本体13は、直方体状であって、その底面側にリード端子14が配されている。電子部品11,12のうち、電子部品11は、本体13の底面側からリード端子14が複数突出し、電子部品12は、本体13の側面側からリード端子14が突出するとともに、本体13の底面の全体に亘ってリード端子14が形成されている。各リード端子14は、例えばリフロー半田付けにより、回路基板15の導電路に接続されている。
回路基板15は、長方形状であって、プリント基板16とバスバー基板17とを接着部材等(例えば、接着シートや接着剤等)を用いて貼り合わせて構成されている。プリント基板16は、図2に示すように、長方形状であって、絶縁材料からなる絶縁板に銅箔等からなる導電路(図示しない)がプリント配線されている。プリント基板16には、電子部品11,12のリード端子14をバスバー基板17側に通すための複数の通し孔16Aと、ネジをネジ留めするための複数のボス部16Bとが形成されている。
放熱部材20は、アルミニウム合金や銅合金等の熱伝導性が高い金属材料からなり、図4に示すように、回路基板15より大きい長方形状であって、外部吸引穴23が貫通形成されるとともに、平坦な上面20Aに、外部吸引穴23に連なり真空吸引の際の空気を抜く経路となる吸引路21と、円形状の複数のネジ孔25とが凹設されている。外部吸引穴23は、 空気(気体)を真空吸引するための穴であり、円形状であって、外部吸引穴23の下端の外部吸引口23A(図1)に外部の真空吸引装置(図示しない)を接続することにより、放熱部材20に載置された回路基板15を放熱部材20側に吸引することができる。
ネジ孔25は、回路基板15の通し孔16A,17Aに連なる位置に形成され、回路基板15側からネジ留めすることで回路基板15と放熱部材20との相対的位置が固定される。
スペーサ27は、図5に示すように、長方形状で厚みが薄いシート状であって、貼付部31が収容される8個(複数)の長方形状の収容孔27Aと、気体を吸引するための多数(複数)の長方形状の吸引孔28と、ネジの軸部が挿通される4個(複数)の円形状の挿通孔27Bとが貫通形成されている。複数の収容孔27Aは、互いに離間した長方形状の空間を形成している。収容孔27Aは、電子部品11,12の位置に応じて配置されている。
貼付部31は、図6に示すように、接着性及び熱伝導性を有するシート状の部材であって、収容孔27Aよりわずかに小さい長方形状である。貼付部31は、例えば、絶縁性を有する合成樹脂製のフィルムの両面に絶縁性を有する接着剤が塗布されたものを用いることができる。本実施形態では、接着剤として例えば2液を混合して常温で固化するものを用いることができる。電子部品11,12は、貼付部31の上方に配置されており、電子部品11,12の熱を貼付部31を介して放熱部材20で放熱させることができる。
スペーサ27を放熱部材20の上面20Aの所定の位置にセットする(図7)。これにより、外部吸引穴23から各吸引孔28に至る空気の経路が形成される。
次に、各収容孔27Aに各貼付部31を収容するとともに、プリント基板16とバスバー基板17とを接着部材で貼り合わせて形成した回路基板15をスペーサ27及び貼付部31の上に載置する。
そして、外部の真空吸引装置を用いて、外部吸引口23Aから吸引路21の空気を吸引する。吸引路21の空気が吸引されると、吸引孔28の空間に面したバスバー18の底面が吸引孔28側に吸引され、バスバー基板17及び放熱部材20がスペーサ27に密着する。
そして、回路基板15の導電路に半田ペーストを付着し、リフロー炉に通すリフロー半田付けすることで、電子部品11,12等を回路基板15に実装する。また、ネジをボス部16B及びネジ孔25にネジ留めして回路基板15と放熱部材20との間を固定する。これにより、回路構成体10が形成される(図1)。回路構成体10は、ケース(図示しない)に収容されて電気接続箱(図示しない)として車両の電源から負荷に至る経路に配される。
このようにすれば、吸引孔28が板状の金属からなるバスバー18で覆われるため、樹脂製のプリント基板16により吸引孔28を覆う場合と比較して、回路基板15側からの気体の流入を抑制できる。
このようにすれば、吸引孔28から吸引するときの吸引力の偏りを抑制することが可能になる。
このようにすれば、バスバー18を均一に吸引することが可能になる。
このように収容孔27Aと吸引孔28とを異なる位置に離れて形成することで、収容孔27Aと吸引孔28が一体若しくは連続して形成される場合と比較して気体の吸引時に貼付部31に力が作用することによる貼り付け不良を抑制することができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)吸引孔28の形状や数は、上記実施形態に限られず、種々の形状や数に変更することができる。例えば、吸引孔を円形状としてもよい。
(6)上記実施形態では、回路基板15と放熱部材20とが貼付部31により貼り付けられるとともに、回路基板15と放熱部材20とはネジでネジ留めされて固定される構成としたが、これに限られず、貼付部31による貼り付け又はネジによるネジ留めの一方のみを行うようにしてもよい。
11,12: 電子部品
15: 回路基板
17: バスバー基板
18: バスバー
20: 放熱部材
21: 吸引路
27: スペーサ
27A: 収容孔
28: 吸引孔
31: 貼付部
Claims (6)
- 電子部品と、
前記電子部品が実装される回路基板と、
前記回路基板に重ねられ、前記回路基板の熱を放熱する放熱部材と、
前記回路基板と前記放熱部材との間に配されるスペーサと、を備え、
前記放熱部材には、気体の吸引により前記回路基板及び前記放熱部材を前記スペーサに密着させるための気体の吸引路が形成されており、
前記スペーサには、前記吸引路に連なる位置で、かつ、前記回路基板が覆う位置に吸引孔が貫通形成されている回路構成体。 - 前記回路基板は、板状の金属からなるバスバーを備えており、
前記吸引孔は、前記バスバーで覆われる請求項1に記載の回路構成体。 - 前記吸引路の方向が変わる部分又は前記吸引路が分岐する部分に前記吸引孔が重ねられている請求項1又は請求項2に記載の回路構成体。
- 前記吸引孔は、前記回路基板の縁部側が覆う位置に形成されている請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の回路構成体。
- 前記スペーサには、前記回路基板と前記放熱部材とを貼り付けるための貼付部が収容される収容孔が形成されており、前記収容孔と前記吸引孔とは異なる位置に離れて形成されている請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の回路構成体。
- 前記スペーサは、シート状である請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の回路構成体。
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