JP2007202367A - 電気接続箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、電気接続箱の小型化を図る。
【解決手段】回路構成体12と放熱板14とは接着剤層57を介して接着されており、枠体15と放熱板14とはスペーサ接着剤層58が介された状態で固定されている。スペーサ接着剤層58は接着剤層57と略同じ厚さ寸法を有するから、ハウジング13、又は、下部コネクタブロック22若しくはヒューズブロック28に、接着剤層57の厚さ寸法の変動幅に対応する公差を設けなくてもよい。この結果、電気接続箱10を全体として接着剤層57の厚さ方向に小型化できる。さらに、スペーサ接着剤層58は接着剤層57を形成したスクリーン版を用い、且つ、接着剤層57を形成したのと同一のスキージ摺動操作により形成されるから、スペーサ接着剤層58の厚さ寸法を、容易に接着剤層57の厚さ寸法と略同じにすることができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、電気接続箱に関する。
従来より、電気接続箱としては特許文献1に記載のものが知られている。このものは、枠体の一方の開口面を塞ぐように放熱板を取付けると共に、他方の開口面をカバーで塞いでなるハウジング内に、バスバーが貼付された回路基板を収容してなる。この回路基板は、バスバー側が放熱板の表面に絶縁性の接着剤によって貼り付けられており、バスバーには放熱板から所定の高さだけ立ち上がった端子部が設けられている。バスバーの端子部は、枠体に固定されたコネクタフードに所定高さ位置で受け入れられるようになっている。
特開2003−164039公報
上記の構成に係る電気接続箱においては、接着剤層はバスバーと放熱板との間を絶縁可能な程度の厚さ寸法が必要とされる。しかしながら、異なる電気接続箱毎に、放熱板に塗布される接着剤の塗布量を一定に制御することは難しいため、放熱板とバスバーとが接着された状態における接着剤層の厚さ寸法は、各電気接続箱毎に異なるものとなっている。このため、バスバーの端子部と、放熱板との間隔は、各電気接続箱毎に、接着剤層の厚さ寸法に対応して異なるものとなっている。
上述したようにバスバーの端子部はコネクタフードに受け入れられるようになっている。このため、コネクタフードにおけるバスバーの装着部分と、放熱板との間隔は、各電気接続箱毎に、接着剤層の厚さ寸法に対応させて異ならせることが望ましい。しかしながら、上述したようにコネクタフードが取付けられる枠体は放熱板に直接取付けられているため、枠体又はコネクタフードには、接着剤層の厚さ寸法に対応させて、バスバーの端部を組付けるための公差を設ける必要がある。この公差の分だけ、全体としてハウジングが接着剤層の厚さ方向に大型化するという問題点がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、電気接続箱の小型化を図ることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、壁体に枠体を取り付けることで構成されたハウジングと、このハウジングの前記壁体に接着剤によって貼り付けられ前記壁体から所定の高さだけ立ち上がった端子部を備えたバスバーと、前記枠体に固定され所定高さ位置に前記バスバーの前記端子部を受け入れる端子受容部を備えたコネクタハウジングと、この枠体と前記壁体との間に介在し前記バスバーを前記壁体に接着する接着剤層の厚さ寸法とほぼ等しい厚さを有するスペーサとを備えてなる電気接続箱である。
請求項2の発明は、請求項1記載のものにおいて、前記ハウジングは、前記枠体に対して前記壁体とは反対側に取り付けられて前記枠体の開口面を塞ぐカバーを備えることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2記載のものにおいて、前記壁体は金属製の放熱板であることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記スペーサは、前記バスバーを前記壁体に接着する接着剤層を形成した印刷装置によってその接着剤層と同時的に形成された接着剤層であることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のものにおいて、前記スペーサと前記枠体の間にはシール剤が介在されていることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5記載のものにおいて、前記シール剤は、前記スペーサの端面部も覆っていることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項5又は請求項6記載のものにおいて、前記枠体には、前記スペーサと前記枠体との境界面を前記ハウジングの外方から覆う覆い部が設けられていることを特徴とする。
<請求項1の発明>
従来例においては、接着剤層の厚さ寸法を電気接続箱毎に一定に調節することは困難なので、枠体又はコネクタハウジングに、壁体とバスバーとを接着する接着剤層の厚さ寸法の変動幅に対応して、バスバーの端子部を組付けるための公差を設ける必要があった。
請求項1の発明によれば、枠体と壁体との間には、接着剤層の厚さ寸法とほぼ等しい厚さ寸法を有するスペーサが介在するから、接着剤層の厚さ寸法の変動幅に対応するための公差を枠体又はコネクタハウジングに設けなくてもよい。これにより、電気接続箱を接着剤層の厚さ方向に小型化できる。
<請求項2の発明>
請求項2の発明によれば、枠体の開口面はカバーにより塞がれているから、バスバーを水やほこりから保護することができる。
<請求項3の発明>
請求項3の発明によれば、バスバーは放熱板に貼り付けられているから、バスバーから発生した熱を放熱板を介して外部に放散させることができる。
<請求項4の発明>
請求項4の発明によれば、スペーサである接着剤層は、バスバーを壁体に接着する接着剤層を形成した印刷装置によって接着剤層と同時的に形成されるから、スペーサたる接着剤層の厚さ寸法と、バスバーを壁体に接着する接着剤層の厚さ寸法とを、容易にほぼ等しく形成することができる。
<請求項5の発明>
請求項5の発明によれば、スペーサと枠体との間に介在されるシール剤により、外部からの水の浸入を防止できるから、電気接続箱の防水性を向上させることができる。
<請求項6の発明>
例えばスペーサが金属製である場合、スペーサが電気接続箱の外部から浸入した水により腐食することが懸念される。また、例えばスペーサが水を吸収して膨潤する材料により形成されている場合、スペーサが水により膨潤して寸法が変化することが懸念される。
上記の点に鑑み、請求項6の発明では、シール剤はスペーサの端面部も覆っているから、スペーサが電気接続箱の外部から浸入する水により腐食したり、寸法が変化したりするなどの影響を受けることを防止できる。
<請求項7の発明>
スペーサと枠体との間を確実にシールするために、スペーサと枠体との境界部分を覆うようにシール剤を塗布することが考えられる。これにより、スペーサと枠体との境界部分から水が浸入することを防止できると考えられる。
上記の構成によると、スペーサと枠体との境界部分が電気接続箱の外方に露出している場合、シール剤と、電機接続箱の外部の部材とが接触することでシール剤が剥がれ、電気接続箱の防水性が低下するおそれがある。
上記の点に鑑み、請求項7の発明では、枠体には、スペーサと枠体との境界面をハウジングの外方から覆う覆い部を設ける構成とした。これにより、スペーサと枠体との境界部分を覆うようにシール剤を塗布した場合でも、シール剤が電気接続箱の外部に露出することを防止できるから、シール剤と他の部材とが接触してシール剤が剥がれることを防止できる。この結果、電気接続箱の防水性を向上させることができる。
本発明を車両用の電気接続箱10に適用した一実施形態を図1ないし図7を参照して説明する。本実施形態に係る電気接続箱10は、扁平な箱状をなすハウジング11内に回路構成体12を収容してなる。図2に示すようにハウジング11の左端縁のうち略下半分の領域は右端縁に対して傾斜して形成されている。このハウジング11は、放熱板14(本発明に係る壁体に該当)の表面(図5における左方)に枠体15を取付けると共に、この枠体15の表面側(放熱板14とは反対側)にカバー16を取付けることで構成される。
枠体15は合成樹脂製であって、図3及び図4に示すように、全体として表裏方向(図5における左右方向)に開口すると共に、上方(図3における上方)にも開口を有する略コ字状をなしており、左右両枠部17A,17Bと、右枠部17Bの下端部から左方に延びる下枠部17Cと、左枠部Aの下端部と下枠部17Cの左端部とを連結すると共に、右枠部17Bに対して傾斜して形成された傾斜枠部17Dとを備えてなる。
この枠体15には図4に示すように左右両枠部17A,17Bのうち上端よりもやや下方の位置を連結すると共に、後述するヒューズ側端子部(本発明に係る端子部に該当)18の変位を規制するヒューズ側変位規制部19が形成されている。また、枠体15には、右枠部17Bの下端に近い位置と、傾斜枠部17Dの略中央位置とを連結すると共に、後述するコネクタ側端子部(本発明に係る端子部に該当)20の変位を規制するコネクタ側変位規制部21が形成されている。
下枠部17C全体及び傾斜枠部17Dのうちコネクタ側変位規制部21よりも下方の領域、すなわち後述する下部コネクタブロック(本発明に係るコネクタハウジングに該当)22が組み付けられる領域には、一定の間隔を空けて、裏面側に引っ込んだ4つの凹部が形成されている(図4参照)。各凹部は浅い溝状をなしており、その内側の空間は、下部コネクタブロック22が組み付けられた状態で、ハウジング11の内側空間と外側空間とを連通する排水口23とされる。
カバー16は合成樹脂製であって、裏面側に開口する浅い皿状をなしており、枠体15に対して表面側から取付けられることで枠体15の表面側の開口を塞ぐようになっている。これにより、回路構成体12を水やほこりから保護することができる。このカバー16は、枠体15の表面側を覆う天井壁24と、天井壁24の側縁から裏面側に突出する側壁25とを備えてなる。枠体15の左右両枠部17A,17Bの外側面には外方に突出するロック部26が形成されており、一方、カバー16の側壁25にはロック部26と対応する位置に受け部27が形成されている。この受け部27が上述のロック部26と弾性的に係合することで、カバー16が枠体15に対して取付けられるようになっている。
カバー16の上面及び下面は開口されており、上面側の開口には後述するヒューズブロック(本発明に係るコネクタハウジングに該当)28が取付けられ、下面側の開口には後述する下部コネクタブロック(本発明に係るコネクタハウジングに該当)22が取付けられる。カバー16の上側の開口縁には、後述する上部コネクタブロック29の筒状嵌合部30との干渉を回避するための切り欠き部31が形成されている。カバー16の上部のうち左右両端寄りの位置には、表面側に突出すると共に、ヒューズブロック28をねじ止めするための取付け部32が形成されている。この取付け部32には表裏方向に貫通する貫通孔33が形成されており、図示しないボルトが螺合されることによりヒューズブロック28とカバー16とがねじ止めされる。また、カバー16の側壁25のうち、下部コネクタブロック22の取付け部32の表面と対向する部分は、立ち上がり高さがそれ以外の部分に比べて低く形成された低壁部34とされる。なお、カバー16の下端には所定深さの係止溝35が形成されている。
放熱板14は、熱伝導率の高い金属により形成されており、枠体15の裏面側の開口を覆うようにして取付けられている。図3に示すように、放熱板14には、上下左右の略四隅部に、表裏方向に貫通する挿通孔36が形成されている。この挿通孔36に図示しないボルトを放熱板14の裏面側から螺合することで、放熱板14と枠体15とをねじ止めするようになっている。また、この放熱板14の上縁からは裏面側上方へ段差状に延出する取付け片37が形成されており、この取付け片37には表裏方向に貫通するボルト挿通孔59が形成されている。このボルト挿通孔59に図示しないボルトが螺合されることで、電気接続箱10は、後述する下部コネクタブロック22を下方に向けた縦向きの姿勢で、図示しない車両にねじ止めされる。
回路構成体12は、絶縁基板38の表面にプリント配線手段によって制御回路を形成すると共に、この制御回路にリレー等のスイッチング素子39を実装して構成され、一方、裏面には複数本のバスバー40を制御回路と電気的に接続した状態で沿わせてある。なお、バスバー40は導電性に優れた金属板を所定形状に打抜いて形成されてなり、絶縁性を有する薄い接着シート(図示せず)を介して絶縁基板38と一体的に貼り付けられている。また、絶縁基板38は概ね矩形状をなし、図3における左端縁の略下半分の領域は右端縁に対して傾斜する傾斜縁部41とされる。これにより絶縁基板38は枠体15の左右両枠部17A,17B、傾斜枠部17D、及び下枠部17Cの内周面に沿うようになっている。
絶縁基板38の上縁からはバスバー40の上端部が上方に突出しており、ヒューズブロック28に配設されるヒューズ側端子部18とされる。このヒューズ側端子部18は、絶縁基板38の上縁から上方に突出した後、表面側に立上がる立上がり部18Aと、この立上がり部18Aの立上がり端から上方に向けて延出された延出部18Bとから構成される。なお、ヒューズ側端子部18のうち右端のものは、さらに下方にL字状に曲げ形成されて、図示しない電源と接続される電源側端子42とされる。一方、絶縁基板38の下端のうち傾斜縁部41よりも右方の領域には、バスバー40の下端部が下方に突出しており、下部コネクタブロック22に配設されるコネクタ側端子部20とされる。このコネクタ側端子部20は、絶縁基板38の下縁から下方に突出した後、表面側に立上がる立上がり部20Aと、この立上がり部20Aの立上がり端から下方に向けて延出された延出部20Bとから構成される。このコネクタ側端子部20は、スペースの都合等によりできるだけ狭い間隔で配されている。
放熱板14と、放熱板14に取付けられた枠体15とにより形成された空間内には、ゲル等のポッティング材43が充填されており、このポッティング材43により、絶縁基板38の表面、並びに、ヒューズ側端子部18及びバスバー40側端子部の根元部分が被覆されることで電気接続箱10の防水性が確保されている。このポッティング材43は、ポッティング材43の表面が排水口23の奥側面23Aと略面一になる位置まで充填されている。
ハウジング13の上端部であって回路構成体12の上方には、ヒューズブロック28が配設されている。ヒューズブロック28は合成樹脂製であって、ハウジング13の上側を全長に亘って覆うと共に、その表側部分がカバー16よりも表面方向に突出する横長形状に形成されている。このヒューズブロック28の上端部には、上方に開口すると共に図示しないヒューズが装着されるヒューズ収容部44が形成されている。ヒューズ収容部44の下壁には上下方向に貫通する端子貫通孔(本発明に係る端子受容部に該当)60が形成されており、この端子貫通孔60内にヒューズ側端子部18が下方から挿入されている。また、このヒューズブロック28の裏側端縁からは、放熱板14の取付け片37の上面を覆う覆蓋部45が延出されている。
このヒューズブロック28の表側に突出する部分には、下方から上部コネクタブロック29が組みつけられている。この上部コネクタブロック29は、ヒューズブロック28の長さ方向に沿って延びる横長形状をなしている。上部コネクタブロック29には、下方に開口する左右2つの筒状嵌合部30が備えられており、ここに図示しない外部コネクタを嵌合することが可能となっている。
ヒューズブロック28の下方に配されたヒューズ側端子部18の立上がり部18Aの下方には、ヒューズ収容部44へのヒューズの嵌合に伴ってこの立上がり部18Aが下方へ変位するのを防止するヒューズ側変位規制部19が設けられている。このヒューズ側変位規制部19は、枠体15において左右両枠部17A,17Bの上端に近い位置を連結してなり、ヒューズ側端子部18の立上がり部18Aにおいてポッティング材43の表面から突出している部分に対し、下方(ヒューズブロック28側とは反対側)から当接している。
カバー16の下方には、合成樹脂製の下部コネクタブロック22が組み付けられており、この下部コネクタブロック22は、横長で下方に開口したフード部46を備え、下方から図示しない外部コネクタを嵌合することができるようになっている。この下部コネクタブロック22の左右両側面には、この下部コネクタブロック22を枠体15に固定するための取付け部32が設けられている。この取付け部32は板状をなし、下部コネクタブロック22の左右両側面における裏面側の端縁から両外側へ向けて延出されている。取付け部32には表裏方向に貫通する貫通孔33が形成されており、図示しないボルトにより枠体15にねじ止めされるようになっている。そして、この取付け部32の表面とカバー16の低壁部34の裏側端との間には隙間が形成され、この隙間は排水口23と同じようにケース内部の水分を外部に排水可能な排水窓47とされる。
また、上記のフード部46の奥壁のうち各コネクタ側端子部20に対応する位置には、上下方向に貫通する端子貫通孔(本発明に係る端子受容部に該当)60が設けられている。コネクタ側端子部20は、その立上がり部20Aを奥壁の上面においてその表裏方向中央付近に設けられた水平面に沿わせるようにして配され、その延出部20Bが端子貫通孔60を貫通してフード部46内に突出するようになっている。奥壁の上面においてこの立上がり部20Bに当接する水平面が端子当接部48とされる。この端子当接部48の裏面側の端部から下部コネクタブロック22の裏面に至るまでの部分は、裏面側に向かってわずかに下がり勾配となる傾斜面49とされる。なお、奥壁の上面においてこの端子当接部48よりも表面側の位置には係止片50が形成され、この係止片50はカバー16下端の係止溝35に差し込まれている。
下部コネクタブロック22の上面に配されたコネクタ側端子部20の立上がり部20Aの上方には、フード部46への外部コネクタの嵌合に伴ってこの立上がり部20Aが上方へ変位するのを防止するコネクタ側変位規制部21が設けられている。このコネクタ側変位規制部21は、枠体15において右枠部17Bの下端に近い位置と傾斜枠部17Dの略中央位置とを連結した板状とされ、下枠部17Cと略平行をなしており、コネクタ側端子部20の立上がり部20Aにおいてポッティング材43の表面から突出している部分に対し、上方(下部コネクタブロック22側とは反対側)から当接している。
コネクタ側変位規制部21の上部には、コネクタ側端子部20の短絡防止のための防水壁51が、コネクタ側変位規制部21と一体的に設けられている。防水壁51は、コネクタ側変位規制部21の上面においてカバー16側及び回路構成体12側の端部をそれぞれ表裏方向に突出させた板状をなしている。この防水壁51のカバー16側の端縁(回路構成体12側の端縁とは逆側の端縁)は、コネクタ側端子部20の立ち上がり部における表側の端縁(回路構成体12側とは逆側の端縁)の上方を表方向に越え、カバー16の天井壁24の裏面近くまで達している。一方、回路構成体12側の端縁はポッティング材43に埋め込まれ、その端縁はポッティング材43の表裏方向深さにおけるほぼ半分の位置に達している。そして、カバー16側の端縁には、上方に突設された止水壁52が備えられている。この止水壁52は、後述する誘導片53の下面にほぼ当接する位置まで突出されている。また、この止水壁52は、防水壁51の左右全幅に亘って形成されている。
防水壁51の左右方向(コネクタ側端子部20の並列方向に沿う方向)の幅は、下部コネクタブロック22の幅よりも左右にわずかに広くなっている。言い換えれば、複数のコネクタ側端子部20が配設されている領域よりも幅方向(コネクタ側端子部20の並列方向に沿う方向)にやや広い範囲に亘って形成されている。そして、防水壁51の上面は、左右方向のほぼ中心位置を山の頂点として左右両端側に向かって下方に傾斜すると共に、水分を下方に流す水分案内面54とされる。
カバー16の天井壁24のうち止水壁52の上方には誘導片53が設けられている。この誘導片53は、天井壁24の裏面から裏面方向(内側方向)に向けて突出され、その突出端は止水壁52の上方を裏面方向に越えた位置に達している。そして、誘導片53の上面は、この誘導片53の突出端側に向かって下方に傾斜する誘導面56とされる。この誘導片53の幅は、全体として防水壁51に比べやや幅広とされ、その右端は防水壁51の右端と略同じくらいの位置、左端は防水壁51の左端よりやや左方に至っている。
さて、図6に示すように、放熱板14の表面のうち回路構成体12と対向する領域には、公知のスクリーン印刷技術により接着剤層57が形成されている。すなわち、放熱板14の表面に所定のパターンが開口されたスクリーン版(図示せず)を積層し、このスクリーン版のうち放熱板14と反対側の面に絶縁性の接着剤を供給し、スクリーン版上でスキージ(図示せず)を摺動させることで開口から接着剤が押し出されることにより放熱板14の表面の所定領域に接着剤層57が形成されるようになっている。この接着剤層57を介して、回路構成体12に配されたバスバー40と、放熱板14とが接着されている。接着剤層57は、バスバー40と放熱板14との間を絶縁可能な程度の厚さ寸法に形成されている。
また、放熱板14の表面のうち、枠体15のうち左右両枠部17A,17B、下枠部17C、及び傾斜枠部17Dに対向する領域には、接着剤層57を形成した印刷装置と同一のスクリーン版により、且つ、接着剤層57を形成するのと同じスキージ摺動操作により、スペーサ接着剤層58(本発明に係るスペーサに該当)が形成されるようになっている。これにより、接着剤層57の厚さ寸法と、スペーサ接着剤層58の厚さ寸法とは、略等しくなっている。なお、本実施形態では接着剤層57とスペーサ接着剤層58とは、連続した形態で形成されている。
枠体15と放熱板14とは、スペーサ接着剤層58を介して積層された状態で、放熱板14に形成された挿通孔36に裏面側からボルトが螺合されることでねじ止めされている。このスペーサ接着剤層58の外周縁部は枠体15の外端縁よりもやや内方に引っ込んだ位置に形成されることで、シール剤収容空間70が形成されている。スペーサ接着剤層58の表面と、枠体15の裏面との間には全域に亘って、詳細には図示しないがシール剤71が圧縮して挟み込まれており、このシール剤71により、放熱板14と枠体15との間がシールされる。図6に示すように、枠体15の内周面と、スペーサ接着剤層58とからシール剤71Aがはみ出すことで、枠体15の内周面と、スペーサ接着剤層58と境界部分を覆うようにしてシール剤71が塗着されている。また、シール剤収容空間70内にシール剤71Bを塗着することで、枠体15とスペーサ接着剤層58の端面部(外周縁部)との境界、及び、スペーサ接着剤層58の端面部は、シール剤71Bにより覆われている。
枠体15の外周縁には、枠体15とスペーサ接着剤層58との境界面を外方から覆う覆い部72が形成されている。この覆い部72は、枠体15の外周縁部から、裏面側に突出する壁状をなしており、放熱板14の外周縁を外方から包囲するように形成されている。覆い部72の裏面側の端部の突出高さ位置は、放熱板14の裏面と略面一になるように設定されている。
なお、スペーサ接着剤層58と枠体15との間に挟みこまれたシール剤71の厚さは、第1及び第2接着剤層57,58の厚さに比べて無視できるほど薄く形成されている。これは、接着剤層57がバスバー40と放熱板14とを絶縁するためにある程度の厚さが必要とされるのに対し、シール剤71はスペーサ接着剤層58と枠体15との間に全域に亘って挟みこまれた状態になっていればスペーサ接着剤層58と枠体15との間をシール可能となるため、接着剤層57ほど厚く形成する必要がないからである。
続いて、本実施形態の作用、効果について説明する。まず、放熱板14の表面にスクリーン版を積層する。このスクリーン版には、回路構成体12の外形と略同じ形状をなす接着剤層57を形成するためのパターンがスクリーン版に開口して形成されていると共に、枠体15の外形と略同じ形状をなすスペーサ接着剤層58を形成するためのパターンがスクリーン版に開口して形成されている。スクリーン版の表面に必要量の接着剤を供給し、スクリーン版の表面でスキージを摺動させる。すると、接着剤がスクリーン版の開口から裏面側に押し出され、放熱板14の表面に、回路構成体12の外形と略同じ形状をなす接着剤層57と、枠体15の外形と略同じ形状をなすスペーサ接着剤層58とが形成される。これら接着剤層57及びスペーサ接着剤層58は、同一のスクリーン版により、スキージによる同一の摺動操作により形成されるから、両者の厚さ寸法を容易に同じにすることができる。
続いて接着剤層57が硬化する前に、接着剤層57の表面側から回路構成体12を、バスバー40と放熱板14とが対向する姿勢で積層し、公知の手段により加圧し、接着剤層57を硬化させることで、回路構成体12と放熱板14とを接着する。このときスペーサ接着剤層57も硬化させる。
スペーサ接着剤層58を硬化させた後、図7に示すように、スペーサ接着剤層58の端面部(外周縁部)と、放熱板14との境界部分を覆うようにシール剤71を塗布する。これによりスペーサ接着剤層58の端面部はシール剤71により覆われるようになっている。このとき塗布するシール剤71の量は、枠体15を押圧したときに、枠体15の内周面とスペーサ接着剤層58との境界から内方にシール剤71Aがはみ出す程度に十分に塗布する。続いて、枠体15をスペーサ接着剤層58の表面側から重ね、放熱板14にねじ止めする。すると、スペーサ接着剤層58と枠体15とに挟まれてシール剤71が圧縮され、枠体15の内周面とスペーサ接着剤層58との境界からシール剤71Aがはみ出す。これにより、枠体15の内側に充填されるポッティング材43のシールを確実に図ることができる。一方、シール剤71のうちスペーサ接着剤層58の端面部よりも外方に塗着されたものは、シール剤逃がし空間70内に収容される。この結果、スペーサ接着剤層58の外周縁部はシール剤71Bにより覆われているから、スペーサ接着剤層58が水を吸収して膨潤する材料で形成された場合でも、スペーサ接着剤層58はシール剤71Bにより保護され、吸水による膨潤を防止できる。また、枠体15とスペーサ接着剤層58の外周縁部との境界もシール剤71Bに覆われているから、枠体15とスペーサ接着剤層58との間に水が外部から浸入することを確実に防止できる。なお、図7は便宜上、表面側を上方にして記載してある。
本実施形態によれば、スペーサ接着剤層58の端面部(外周縁部)はシール剤71Bにより覆われているから、仮に、スペーサ接着剤層58と枠体15との境界面が電気接続箱10の外部に露出する場合には、シール剤71Bが電気接続箱10の外部に配設された図示しない他の部材に接触して、シール剤71Bが剥がれ、電気接続箱10の防水性が低下することが懸念される。上記の点に鑑み、本実施形態においては、スペーサ接着剤層58と枠体15との境界面の外方は覆い部72より覆われているから、シール剤71Bは電気接続箱10の外部に露出しないようになっている。これにより、シール剤71Bが他の部材に接触してシール剤71Bが剥がれることを防止できるから、電気接続箱10の防水性を向上させることができる。
続いて、コネクタ側端子部20に下部コネクタブロック22と配設すると共に、ヒューズ側端子部18にヒューズブロック28を配設する。そして、下部コネクタブロック22を枠体15にねじ止めする。このとき、1つの放熱板14における接着剤層57の厚さ寸法は、接着剤の塗布領域内で略一定にすることができるが、異なる放熱板14における接着剤層57の厚さ寸法は、接着剤の塗布量の変動等により変動する。このような場合でも、枠体15と放熱板14との間に介されたスペーサ接着剤層58の厚さ寸法は、接着剤層57の厚さ寸法と対応させて略等しくなっている。これにより、コネクタ側端子部20と下部コネクタブロック22との接続部分である端子貫通孔60、及び、下部コネクタブロック22と枠体15とのねじ止め部分である取付け部32及び貫通孔33に、接着剤層57の厚さ寸法の変動幅に対応させるために、接着剤層57の厚さ方向の公差を設けなくてもよい。この結果、枠体15及び下部コネクタブロック22を、接着剤層57の厚さ方向に小型化できる。
枠体15と放熱板14とで囲まれた領域にポッティング材43を充填した後、表面側からカバー16を枠体15に取付ける。そして、ヒューズブロック28とカバー16とをねじ止めする。このとき、カバー16に組み付けられた枠体15と、放熱板14との間に介されたスペーサ接着剤層58の厚さ寸法は、接着剤層57の厚さ寸法と対応させて略等しくなっている。これにより、ヒューズ側端子部18とヒューズブロック28との接続部分である端子貫通孔60、及び、ヒューズブロック28とカバー16とのねじ止め部分である取付け部32及び貫通孔33に、接着剤層57の厚さ寸法の変動幅に対応させるために、接着剤層57の厚さ方向の公差を設けなくてもよい。この結果、カバー16及びヒューズブロック28を、接着剤層57の厚さ方向に小型化できる。
なお、上述したように、スペーサ接着剤層58と枠体15との間に挟みこまれたシール剤71の厚さは、第1及び第2接着剤層57,58の厚さと比べて無視できるほど薄いので、第1及び第2接着剤層57,58の厚さ寸法を略同じに形成することで、上記の作用、効果を奏することができる。
最後に、ヒューズブロック28に上部コネクタブロック29と嵌合筒部とを取付けることで電気接続箱10が組み付けられる。この電気接続箱10を、下部コネクタブロック22が下方を向く姿勢で、放熱板14の取付け片37に形成されたボルト挿通孔59にボルトを挿通して、車両にねじ止めする。
以上説明したように、本実施形態によれば、枠体15と放熱板14との間に介されたスペーサ接着剤層58の厚さ寸法は、接着剤層57の厚さ寸法と対応させて略等しくなっているから、コネクタ側端子部20と下部コネクタブロック22との接続部分である端子貫通孔60、及び、下部コネクタブロック22と枠体15とのねじ止め部分である取付け部32及び貫通孔33に、接着剤層57の厚さ寸法の変動幅に対応させるために、接着剤層57の厚さ方向の公差を設けなくてもよい。この結果、枠体15及び下部コネクタブロック22を、接着剤層57の厚さ方向に小型化できる。
また、カバー16に組み付けられた枠体15と、放熱板14との間に介されたスペーサ接着剤層58の厚さ寸法は、接着剤層57の厚さ寸法と対応させて略等しくなっている。これにより、ヒューズ側端子部18とヒューズブロック28との接続部分である端子貫通孔60、及び、ヒューズブロック28とカバー16とのねじ止め部分である取付け部32及び貫通孔33に、接着剤層57の厚さ寸法の変動幅に対応させるために、接着剤層57の厚さ方向の公差を設けなくてもよい。この結果、カバー16及びヒューズブロック28を、接着剤層57の厚さ方向に小型化できる。
このように、ハウジング11を構成する枠体15及びカバー16を第1接着剤の厚さ方向に小型化できると共に、下部コネクタブロック22及びヒューズブロック28についても接着剤層57の厚さ方向に小型化できるから、電気接続箱10を全体として接着剤層57の厚さ方向に小型化できる。
そして、スペーサ接着剤層58は接着剤層57を形成したスクリーン版を用い、且つ、同一のスキージによる同一の摺動工程により形成されるから、スペーサ接着剤層58の厚さ寸法を、容易に接着剤層57の厚さ寸法と略同じにすることができる。
また、スペーサ接着剤層58と枠体15とは、両者の間にシール剤71が挟み込まれることでシールされるようになっている。そして、枠体15の内面とスペーサ接着剤層58との境界を覆うようにシール剤71Aが塗布されることでポッティング材43に対するシールを確実に図ることができる。さらに、枠体15とスペーサ接着剤層58の端面部との境界を覆うようにシール剤71Bが塗布されているから、スペーサ接着剤層58と枠体15との境界部分から水が浸入することを防止できる。
例えばスペーサ接着剤層58と枠体15との境界が電気接続箱10の外方に露出している場合、シール剤71Bと、電機接続箱10の外部の部材とが接触することでシール剤71Bが剥がれ、電気接続箱10の防水性が低下するおそれがある。上記の点に鑑み、本実施形態では、枠体15には、スペーサ接着剤層58と枠体15との境界面をハウジング11の外方から覆う覆い部72を設ける構成とした。これにより、スペーサ接着剤層58の端面部と枠体15との境界を覆うようにシール剤71Bを塗布した場合でも、シール剤71Bが電気接続箱10の外部に露出することを防止できるから、シール剤71Bと他の部材とが接触してシール剤71が剥がれることを防止できる。この結果、電気接続箱10の防水性を向上させることができる。
そのうえ、スペーサ接着剤層58の端面部はシール剤71Bに覆われているから、スペーサ接着剤層58が水分を吸収して膨潤する性質を有する材料からなる場合には、スペーサ接着剤層58を水分から保護し、スペーサ接着剤層58が膨潤することを防止できる。
また、放熱板14がバスバー40側に接着されていることにより、バスバー40から発せられる熱は放熱板14に効率よく伝達され、電気接続箱10の外部に放散させることができるから、電気接続箱10の放熱性を向上させることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)本実施形態においては、間隔保持部材としてスペーサ接着剤層58を用いる構成としたが、これに限られず、間隔保持部材として例えば金属製の板状をなすスペーサを用い、このスペーサを接着剤層57の厚さ寸法と略等しい厚さになるように調節して放熱板14の表面に積層し、枠体15と放熱板14とをスペーサを介して固定する構成としてもよい。
また、間隔保持部材として、枠体15の裏面側に裏面方向に突出するリブを設け、接着剤層57の厚さ寸法と略同じ高さ寸法となるようにリブを削り、枠体15と放熱板14とをリブを介して固定する構成としてもよい。
(2)本実施形態においては、接着剤層57とスペーサ接着剤層58とは連続して形成される構成としたが、これに限られず、接着剤層57とスペーサ接着剤層58とは離間した状態で形成されてもよい。この場合、スペーサ接着剤層58の内周縁部を枠体15の内端縁よりも外方に引っ込んだ位置に形成することで、シール剤逃がし空間70を形成する構成としてもよい。これにより、枠体15の内方にはみ出たシール剤71をシール剤逃がし空間70内に収容できるから、枠体15の内側に配設された部材が汚染されるのを防止できる。
(3)本実施形態においては、第2ハウジングは金属製の放熱板14としたが、例えば回路構成体12から発生する熱が効果的に電気接続箱10の外部に放散される構成であったり、また、回路構成体12から発生する熱が小さなものであるなど、第2ハウジングに対して高い放熱性が求められない場合には、第2ハウジングは合成樹脂製であってもよい。
(4)本実施形態においては、放熱板14と枠体15とは、スペーサ接着剤層58を硬化させた後、ねじ止めする構成としたが、これに限られず、スペーサ接着剤層58により放熱板14と枠体15とを接着する構成としてもよい。
(5)放熱板14の外面には、放熱用のフィンが形成される構成としてもよい。
本発明の一実施形態に係る電気接続箱を示す斜視図 電気接続箱の平面図 放熱板、回路構成体、枠体、及び下部コネクタブロックを示す分解斜視図 枠体を示す斜視図 電気接続箱の断面図 電気接続箱の一部拡大断面図 シール剤が塗着される状態を示す一部拡大断面図
符号の説明
10…電気接続箱
11…ハウジング
14…放熱板(壁体)
15…枠体
16…カバー
22…下部コネクタブロック(コネクタハウジング)
28…ヒューズブロック(コネクタハウジング)
40…バスバー
57…接着剤層
58…スペーサ接着剤層(スペーサ)
60…端子貫通孔(端子受容部)
71…シール剤
72…覆い部

Claims (7)

  1. 壁体に枠体を取り付けることで構成されたハウジングと、このハウジングの前記壁体に接着剤によって貼り付けられ前記壁体から所定の高さだけ立ち上がった端子部を備えたバスバーと、前記枠体に固定され所定高さ位置に前記バスバーの前記端子部を受け入れる端子受容部を備えたコネクタハウジングと、この枠体と前記壁体との間に介在し前記バスバーを前記壁体に接着する接着剤層の厚さ寸法とほぼ等しい厚さを有するスペーサとを備えてなる電気接続箱。
  2. 前記ハウジングは、前記枠体に対して前記壁体とは反対側に取り付けられて前記枠体の開口面を塞ぐカバーを備える請求項1記載の電気接続箱。
  3. 前記壁体は金属製の放熱板である請求項1または請求項2記載の電気接続箱。
  4. 前記スペーサは、前記バスバーを前記壁体に接着する接着剤層を形成した印刷装置によってその接着剤層と同時的に形成された接着剤層である請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の電気接続箱。
  5. 前記スペーサと前記枠体の間にはシール剤が介在されている請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の電気接続箱。
  6. 前記シール剤は、前記スペーサの端面部も覆っている請求項5記載の電気接続箱。
  7. 前記枠体には、前記スペーサと前記枠体との境界面を前記ハウジングの外方から覆う覆い部が設けられている請求項5又は請求項6記載の電気接続箱。
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