JP2016212592A - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザ等によるデータ生成作業等の作業負荷を軽減することを目的とする。
【解決手段】画像形成装置に接続される情報処理装置が、第1のデータの画像形成指示を受け付け、前記画像形成装置に画像形成させない第2のデータの指定を受け付け、前記第1のデータを前記画像形成装置の色材に対応した第3のデータに変換する際に、前記第2のデータに対応するデータを前記画像形成装置が画像形成しないデータに変換することにより上記課題を解決する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラムに関する。
従来、プリンタ(printer)等の画像形成装置に画像データを送信し、画像形成装置に画像形成を行わせる印刷システム等が知られている。
また、印刷システムでは、アプリケーションソフトによって作成される印刷データに基づいて画像形成が行われる。この場合、印刷システムでは、印刷データは、プリンタドライバによって色変換が行われ、変換後の印刷データによって印字が行われる。また、色変換では、記録紙に印字される印刷文字の色が判読しにくい色である場合、文字の色を判読しやすい色に変換して、判読性の優れた印刷を行う方法が知られている(例えば、特許文献1等)。
しかしながら、従来の方法では、画像データに含まれる画像のうち、所定の画像を画像形成させる画像形成及び同様の画像を画像形成させない画像形成の2種類の画像形成をそれぞれ行う場合、それぞれ画像データを生成する必要がある。即ち、ユーザ等は、所定の画像を画像形成させる用の画像データとは別に、所定の画像を画像形成させない用に、画像形成させたくない画像を削除した画像データをそれぞれ生成する必要がある。そのため、ユーザ等は、複数の画像データをそれぞれ生成する手間が発生し、ユーザ等によるデータ生成作業等の作業負荷が増大する虞がある。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたものであり、ユーザ等によるデータ生成作業等の作業負荷を軽減できる情報処理装置を提供することを目的とする。
一態様における、画像形成装置に接続される情報処理装置は、第1のデータの画像形成指示を受け付ける第1の受付部と、前記画像形成装置に画像形成させないデータの指定を第2のデータとして受け付ける第2の受付部と、前記第1のデータを前記画像形成装置の色材に対応した第3のデータに変換する際に、前記第2のデータに対応するデータを前記画像形成装置が画像形成しないデータに変換する変換部とを備える。
本発明の各実施形態によれば、ユーザ等によるデータ生成作業等の作業負荷を軽減できる。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置による全体処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置による第3のデータの色を変換する処理の一例を示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置におけるソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置による白トナーを有する画像形成装置を考慮した全体処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置によって表示されるプリンタドライバソフトウェアの操作画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置によって表示されるロック操作画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置による全体処理の処理結果の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付し、重複した説明を省く。
<情報処理装置例>
はじめに、本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。具体的には、情報処理装置は、例えば、図示するようなハードウェア構成である。即ち、情報処理装置は、PC(Personal Computer)10等のコンピュータである。以下、PC10を例に説明する。なお、PC10は、サーバ、スマートフォン、タブレット、又はモバイルPC等でもよい。
PC10は、CPU(Central Processing Unit)10H1と、主記憶装置10H2と、補助記憶装置10H3と、入力装置10H4と、出力装置10H5と、I/F(interface)10H6とを有する。
CPU10H1は、PC10が行う各種処理及び各種データの加工を行う演算装置並びにCPU10H1が有する各ハードウェア等を制御する制御装置である。なお、CPU10H1は、CPU10H1を補助する演算装置又は制御装置をさらに有してもよい。
主記憶装置10H2は、PC10が使うデータ、プログラム、及び設定値等を記憶する。また、主記憶装置10H2は、いわゆるメモリ(memory)等である。
補助記憶装置10H3は、PC10が使うデータ、プログラム、及び設定値等を記憶する。また、補助記憶装置10H3は、ハードディスク(harddisk)等である。
入力装置10H4は、PC10にユーザ等による操作を入力するインタフェースである。具体的には、入力装置10H4は、キーボード又はマウス等の入力装置と、入力装置を接続させるコネクタ等とである。なお、入力装置10H4は、ネットワーク又は無線等を使用してもよい。
出力装置10H5は、PC10から処理結果及び画像等を出力するインタフェースである。具体的には、出力装置10H5は、ディスプレイ等の出力装置と、出力装置を接続させるコネクタ等とである。なお、出力装置10H5は、ネットワーク又は無線等を使用してもよい。
なお、入力装置10H4及び出力装置10H5は、入力装置及び出力装置が一体となっているタッチパネルディスプレイ等でもよい。
I/F10H6は、PC10に外部装置等を接続させるインタフェースである。具体的には、I/F10H6は、コネクタ等である。例えば、I/F10H6は、画像形成装置の例であるプリンタ20等を接続し、プリンタ20に画像形成を行わせる場合、I/F10H6によってデータがプリンタ20に出力される。また、I/F10H6は、ネットワーク又はケーブル等を介してデータ等を外部装置から入力する。
なお、PC10は、各ハードウェア資源を補助する補助装置をさらに有してもよい。また、PC10は、複数の装置によって構成されてもよい。
<全体処理例>
図2は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置による全体処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS01では、PC10(図1)においてアプリケーションソフト101から第1のデータの画像形成指示がなされる。具体的には、PC10にあらかじめインストールされるアプリケーションソフト101から、ユーザ等によって生成された各種文書等を示す第1のデータの画像形成指示がなされる。即ち、第1のデータは、アプリケーションソフト101等によって生成される。また、第1のデータは、PC10のアプリケーションソフトによって生成されるデータに限られず、外部から入力されてもよい。
ステップS02からステップS05では、PC10は、第1のデータに基づいて所定のデータ形式のデータを生成しながら第2のデータの指定があった場合には、第1のデータのうち、第2のデータに対応するデータを、画像形成しない第3のデータへ変換する。ここで第3のデータとはプリンタ20が解釈可能なデータである。
つまりプリンタドライバ103は、変換時に第1のデータを画像形成装置に画像形成させないデータに変換する非印字変換処理を行うか否かを判断する。具体的には、ステップS02では、あらかじめプリンタドライバ103の操作画面によって第2のデータの設定が行われている場合には、非印字変換処理を行うと判断する。次に、第2のデータ非印字変換処理を行う場合(ステップS02でYES)、プリンタドライバ103は、ステップS03に進む。一方、第2のデータ非印字変換処理を行わない場合(ステップS02でNO)、プリンタドライバ103は、ステップS04に進む。
ステップS03では、プリンタドライバ103は、あらかじめ入力されている第2のデータの指定を読み込む。具体的には、色、太字、斜体、ルビ(ruby)とする装飾、下線、フォントの種類、若しくはこれらの組み合わせによって特定される文字、図形、記号、又はこれらの組み合わせ等を示すデータを第2のデータに指定する操作がユーザ等によってあらかじめ行われ、主記憶装置10H2に記憶されている。以下、第1のデータが文字示すデータを含み、第1のデータが含む文字データ及び当該文字データに対する色のデータのうち、第2のデータとするデータ(即ち、ユーザ等が意図的に画像形成したくない文字の装飾データ)を赤色に設定することによって指定する例で説明する。即ち、ユーザによる操作等によって第2のデータとするデータは、赤色の文字のデータに設定され、プリンタドライバ103は、赤色の指定データのある文字のデータを第2のデータと判断する例である。この例では、PC10は、あらかじめ第2のデータを受け付け、主記憶装置10H2に記憶している。
図3は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置による第3のデータの色を変換する処理の一例を示すシーケンス図である。なお、図3に示す処理は、図示するように、アプリケーションソフト101、GDI(Graphics Device Interface)102、及びプリンタドライバ103に基づく処理によって実現される例である。また、図示するように、アプリケーションソフト101、GDI102、及びプリンタドライバ103は、それぞれ並行して動作する。ここで、まず、アプリケーションソフト101、GDI102、及びプリンタドライバ103のソフトウェア構造の一例を説明する。
図4は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置におけるソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。以下、PC10に、OS(Operating System)としてWindows(登録商標)OSがインストールされる例で説明する。
ここでは例としてRAWスプーリングの流れを用いて説明する。アプリケーションソフト101はGDI102のAPI(Application Programming Interface)を呼び出す。呼び出されたAPIとそのパラメータから、GDI102がプリンタデバイスコンテキストへの描画を行う。ここでプリンタドライバ103のDDI(Device Driver Interface)関数が呼ばれ、プリンタドライバ103が第3のデータを生成する。
また、プリンタドライバ103は、プリンタと通信を行うことにより、プリンタ20が有する色材に係る情報を有する。具体的には、プリンタドライバ103は、プリンタ20が画像形成できる色の種類又はプリンタ20が画像形成できる色の数等を示す情報を有する。なお、色材は、例えば、トナー又はインク等である。
以下、アプリケーションソフト101がSDK(Software Development Kit)等によって作成されたソフトウェアである例で説明する。アプリケーションソフト101は、アプリケーションソフト101が有する関数によって、GDI102に第1のデータを送る。即ち、GDI102は、アプリケーションソフト101が有する関数によって、第1のデータを受け取る。なお、GDI102は、Windows(登録商標)OSにおいて、画像を描画する処理を行う。
GDI102は、API関数によって、第1のデータを送る。また、プリンタドライバ103は、DDI関数によって、第1のデータを受け取る。この場合、第1のデータは、画像形成される画像の色等を示すデータを含む。なお、アプリケーションソフト101及びGDI102では、色は、RGB(Red Green Blue)値のデータで示される。
アプリケーションソフト101からGDI102に送られる第1のデータが、さらにGDI102からプリンタドライバ103に送られる場合、プリンタドライバ103は、色以外にさらに装飾及びフォントの種類等に係るデータを受け取る。そのため、プリンタドライバ103は、各画像に対する色、太字、斜体、ルビとする等の装飾、下線、並びにフォントの種類等を特定するデータを受け取ることができる。
ステップS11では、GDI102は、アプリケーションソフト101から文字に係るデータを受け取る。具体的には、文字に係るデータは、ピッチを含むコード又は文字のイメージ、文字のポイント及びボールドであるか否か等を含むサイズ、フォントの種類名、装飾、並びに文字が画像形成される開始及び終了座標等を示すデータである。
ステップS12では、プリンタドライバ103は、GDI102から文字に係るデータを受け取る。
ステップS13では、プリンタドライバ103は、受け取った文字に係るデータをプリンタ20(図4)に送るため、データをページ記述言語の形式等に変換する。この処理の際に、ステップS13では、プリンタドライバ103は、色を示すデータであるRGB値をCMYK(Cyan Magenta Yellow Keyplate)値に変換する。例えば、赤色は、RGB値では、(255,0,0)である。これをCMYK値に変換すると、赤色は、(0,100,100,0)となる。なお、RGB値及びCMYK値の各色は、それぞれunsigned 8ビット(bit)であり、最小値が「0」及び最大値が「255」となる例である。以下、同様の形式で値を示す。
図2に戻り、ステップS13でRGB値からCMYK値に変換する場合、ステップS03で指定された文字があると(図3の[第2のデータと指定された文字])、プリンタドライバ103は、ステップS14を行う。
ステップS14では、プリンタドライバ103は、第2のデータと指定された文字のRGB値をCMYK値の白色を示す値である(0,0,0,0)等に変換する。
なお、図3では、本発明に特に関係する処理を中心に説明したが、アプリケーションソフト101、GDI102、及びプリンタドライバ103の間では、他にデータが関数によって送受信されてもよい。
また、プリンタドライバ103は、プリンタ20が画像形成できる色の種類によって処理を切り替えてもよい。
図5は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置による白トナーを有する画像形成装置を考慮した全体処理の一例を示すフローチャートである。図5は、図2と比較すると、ステップS21及びステップS22が加わる点が異なる。また、図5では、図2と同様の処理は、同一の符号を付し、説明を省略する。
ステップS21では、PC10は、画像形成装置が白トナーを有するか否かを判断する。次に、プリンタ20が白トナーを有する場合(ステップS21でYES)、PC10は、ステップS22に進む。一方、プリンタ20が白トナーを有しない場合(ステップS21でNO)、PC10は、ステップS05に進む。
プリンタ20が白トナーを有しない場合、プリンタ20によって、白色の画像は、画像形成されないため、ステップS05で白色に変換された画像は、画像形成されない。即ち、プリンタ20が白トナーを有しない場合、図5に示す処理では、図2と同様の処理が行われる。
一方、プリンタ20が白トナーを有する場合、プリンタ20は、白トナーによって白色が画像形成できる。これに対して、プリンタドライバ103は、例えば2種類のプレーンを有する。具体的には、2種類のプレーンは、CMYKと、CMYKW(White)とである。
ステップS22では、プリンタドライバ103は、プレーンを切り替える。具体的には、プリンタドライバ103は、白トナーを用いる画像形成(ステップS04等)では、CMYKWのプレーンを使用する。これに対して、ステップS05では、プリンタドライバ103は、CMYKのプレーンを使用する。
プリンタドライバ103がCMYKWのプレーンを使用する場合、プリンタドライバ103は、RGB値のデータをCMYKW値のデータに変換する。これに対して、CMYKのプレーンに切り替えられると、プリンタドライバ103は、RGB値のデータをCMYK値のデータに変換する。即ち、CMYKのプレーンに切り替えられると、プリンタドライバ103による変換は、Wに係るデータが生成されなくなる変換に変更される。したがって、CMYKのプレーンに切り替えられると、Wのプレーンが出力されないため、CMYK値が白色である文字は、プリンタ20によって画像形成されない。
ゆえに、図5による処理によって、白トナーを有するプリンタ20であっても、ステップS07では、第2のデータ部分が画像形成されない画像がプリンタ20によって用紙に画像形成される。
また、第2のデータは、例えば、操作画面等を使用するユーザの操作による設定で指定される。
図6は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置によって表示されるプリンタドライバソフトウェアの操作画面の一例を示す図である。操作画面G1は、色指定用GUI(Graphical User Interface)G11、フォント指定用GUIG12、ロック(lock)ボタンG13、及び操作ボタンG14等を有する。
色指定用GUIG11は、特定の色を選択させるラジオボタンG111及びRGB値をテキスト形式等で入力させるテキストボックスG112等のGUIを有する。例えば、ラジオボタンG111で、R(赤)、G(緑)、又はB(青)のいずれかが選択されると、選択された色と同一の色の画像が第2のデータに指定される。
また、テキストボックスG112で、値が入力されると、入力された値と同一のRGB値の画像が第2のデータに指定される。なお、値には、±5程度の幅があってもよい。例えば「100」と入力された場合、「95」乃至「105」のRGB値の画像が第2のデータに指定されてもよい。
フォント指定用GUIG12は、フォントの種類を選択させるドロップダウンリストG121及び装飾を選択させるチェックボックスG122を有する。例えば、ドロップダウンリストG121がクリックされると、Windows(登録商標)OSにインストールされたフォントの種類を示す一覧が表示される。次に、ユーザ等は、一覧から1つのフォントを選択する。
さらに、ユーザ等は、チェックボックスG122によって、装飾を選択する。例えば、図示するように、太字、ルビ、及び斜体に係る装飾のいずれかがチェックボックスG122によって選択される。具体的には、「太字に適用する」がチェックされると、ドロップダウンリストG121で選択された種類のフォントの文字、かつ、太字に装飾された文字が第2のデータに指定される。同様に、「ルビに適用する」がチェックされると、ドロップダウンリストG121で選択された種類のフォントの文字、かつ、ルビとして装飾された文字が第2のデータに指定される。また、「斜体に適用する」がチェックされると、ドロップダウンリストG121で選択された種類のフォントの文字、かつ、斜体に装飾された文字が第2のデータに指定される。
つまり、チェックボックスG122等によって設定された装飾及びフォントの種類の画像が、第2のデータと指定される。なお、第2のデータは、色、装飾、下線、フォントの種類、又はこれらの組み合わせによって指定されてもよい。
ロックボタンG13が押されると、PC10は、ロック操作画面を表示する。
図7は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置によって表示されるロック操作画面の一例を示す図である。ロック操作画面G2では、図示するように、パスワードが入力される。ロック操作画面G2で、パスワードが入力され、「OK」ボタンが押されると、PC10は、第2のデータを画像形成装置に画像形成させない機能をロックする。具体的には、ロックされると、再度パスワードが入力されるまで、PC10は、第2のデータを画像形成装置に画像形成させない。一方、再度パスワードが入力されると、PC10は、第2のデータを画像形成装置に画像形成させない機能を解除する。
図6に戻り、操作ボタンG14は、「Help」ボタン、「Cancel」ボタン、及び「OK」ボタン等を有し、「Help」ボタンが押されると、運用及び利用方法等が表示される。また、「Cancel」ボタンが押されると、PC10は、前の画面を表示し、「OK」ボタンが押されると、PC10は、設定された内容でプリンタ20に画像形成を行わせる。なお、操作画面G1による操作は、例えば図2に示す処理の前等にあらかじめPC10に入力される。
<機能構成例>
図8は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。具体的には、PC10は、入力部10F1と、受付部10F2と、変換部10F3とを有する。
入力部10F1は、第1のデータImg1を示すデータを入力する。なお、入力部10F1は、例えば、入力装置10H4(図1)等によって実現される。
受付部10F2は、第1のデータImg1が有する画像のうち、プリンタ20に画像形成させない第2のデータImg2を図6に示す操作画面G1による設定等による指定を受け付ける。なお、受付部10F2は、例えば、CPU10H1(図1)等によって実現される。
変換部10F3は、第1のデータImg1をプリンタ20が有する色材に対応した色のデータに変換する際に、第1のデータImg1が有する画像のうち、第2のデータImg2をプリンタ20に画像形成させない色に変換する。なお、変換部10F3は、例えば、プリンタドライバ103(図4)に基づく処理で実現されるのが望ましく、CPU10H1等によって実現される。
<処理結果例>
図9は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置による全体処理の処理結果の一例を示す図である。例えば、図示するように、ルビが装飾された文字Img3を含む第1のデータImg1を示すデータImgDが入力部10F1(図8)によって、PC10に入力される例で説明する。また、図9は、文字Img3に対して装飾されたルビImg2を第2のデータとする例である。即ち、図9は、図示するように、ルビImg2が画像形成されない場合(用紙PAに対する画像形成)と、ルビImg2が画像形成される場合(用紙PBに対する画像形成)とが切り替えられる例である。
まず、第1のデータImg1を示す第1のデータImgDの画像形成が指示される(図2に示すステップS01)。あらかじめ図6に示す操作画面G1等で「ルビに適用する」がチェックされていると、第2のデータが指定されているため、PC10は、プリンタ20に画像形成させない第2のデータを有すると判断する(図2に示すステップS02でYES)。次に、第1のデータImg1が有する画像のうち、ルビImg2が第2のデータに受付部10F2によって指定される(図2に示すステップS03)。指定されたルビImg2の色は、白色等のプリンタ20に画像形成されない色に変換される(図2に示すステップS05)。この場合、図示する用紙PAに対する画像形成のように、ルビImg2を含む第1のデータImg1を示す第1のデータImgDが入力されても、PC10は、ルビImg2がプリンタ20に画像形成されないようにできる(図2に示すステップS07)。
一方、図6に示す操作画面G1等で「ルビに適用する」がチェックされないと、PC10は、ルビImg2及び文字Img3をそれぞれ画像形成する(図2に示すステップS04)。この場合、図示する用紙PBに対する画像形成のように、第1のデータImg1を示す第1のデータImgDに基づいて、PC10は、ルビImg2及び文字Img3をプリンタ20に画像形成させる。
即ち、PC10は、図示するように、用紙PA及び用紙PBのように、2種類の書面を作成するのに、いずれも同一の第1のデータImgDに基づいてプリンタ20に画像形成させることができる。したがって、用紙PA及び用紙PBの2種類の書面を作成するのに、それぞれ第1のデータを用意し、それぞれの第1のデータに基づいてプリンタ20に画像形成させる場合と比較して、ユーザ等による複数の第1のデータを生成する手間が削減できる。そのため、PC10は、ユーザ等によるデータ生成作業等の作業負荷を軽減できる。
なお、第2のデータとして画像形成されない画像は、ルビに限られない。例えば、テスト用紙である場合、解答を示す文字及び画像等が第2のデータに指定され、解答を示す文字及び画像等が画像形成されない書面と、解答を示す文字及び画像等が画像形成される書面とが作成されてもよい。同様に、申請書等の記入用紙である場合、記入見本を示す文字及び画像等が第2のデータに指定され、見本を示す文字等が画像形成されない書面と、見本を示す文字等が画像形成される書面とが作成されてもよい。
なお、本発明に係る各処理の全部又は一部は、アセンブラ、C、C++、C#、及びJava(登録商標)等のレガシープログラミング言語又はオブジェクト指向プログラミング言語等で記述されたコンピュータに実行させるためのプログラムによって実現されてもよい。即ち、プログラムは、情報処理装置又は情報処理装置を含む情報処理システム等のコンピュータに各処理を実行させるためのコンピュータプログラムである。
また、プログラムは、ROM又はEEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)等のコンピュータが読み取り可能な記憶媒体に格納して頒布することができる。さらに、記憶媒体は、EPROM(Erasable Programmable ROM)、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク、CD−ROM、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、ブルーレイディスク、SD(登録商標)カード、又はMO等でもよい。さらにまた、プログラムは、電気通信回線を通じて頒布することができる。
さらに、情報処理システムは、ネットワーク等によって相互に接続される2以上の情報処理装置を有し、各種処理の全部又は一部を複数の情報処理装置が分散、並列、又は冗長してそれぞれ処理を行ってもよい。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形又は変更が可能である。
10 PC
20 プリンタ
101 アプリケーションソフト
102 GDI
103 プリンタドライバ
特開平11−348354号公報

Claims (9)

  1. 画像形成装置に接続される情報処理装置であって、
    第1のデータの画像形成指示を受け付ける第1の受付部と、
    前記画像形成装置に画像形成させない第2のデータの指定を受け付ける第2の受付部と、
    前記第1のデータを前記画像形成装置の色材に対応した第3のデータに変換する際に、前記第2のデータに対応するデータを前記画像形成装置が画像形成しないデータに変換する変換部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記変換部は、前記画像形成装置が白の色材を有する場合であって、前記第2のデータの指定を受け付けた場合、前記変換後に出力される色が前記白の色材を使用しないように前記変換を変更する情報処理装置。
  3. 前記変換は、プリンタドライバに基づく処理である請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第2のデータは、ルビを表すデータである請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1のデータはRGB値で示される色データを含むデータであり、
    前記変換部は、前記RGB値をCMYK値にそれぞれ変換し、
    前記第2のデータに対応するデータを前記CMYK値の各値をそれぞれ最小値に変換する請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記第2の受付部は、色、装飾、下線、フォントの種類、又はこれらの組み合わせで、前記指定を受け付ける請求項1乃至5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 画像形成装置と、前記画像形成装置に接続される1以上の情報処理装置とを有する情報処理システムであって、
    第1のデータの画像形成指示を受け付ける第1の受付部と、
    前記画像形成装置に画像形成させない第2のデータの指定を受け付ける第2の受付部と、
    前記第1のデータを前記画像形成装置の色材に対応した第3のデータに変換する際に、前記第2のデータに対応するデータを前記画像形成装置が画像形成しないデータに変換する変換部と、
    を備える情報処理システム。
  8. 画像形成装置に接続される情報処理装置が行う情報処理方法であって、
    前記情報処理装置が、第1のデータの画像形成指示を受け付ける受付手順と、
    前記情報処理装置が、前記画像形成装置に画像形成させない第2のデータの指定を受け付ける受付手順と、
    前記情報処理装置が、前記第1のデータを前記画像形成装置の色材に対応した第3のデータに変換する際に、前記第2のデータに対応するデータを前記画像形成装置が画像形成しないデータに変換する変換手順と、を含む情報処理方法。
  9. 画像形成装置に接続されるコンピュータに情報処理を実行させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータが、第1のデータの画像形成指示を受け付ける受付手順と、
    前記コンピュータが、前記画像形成装置に画像形成させない第2のデータの指定を受け付ける受付手順と、
    前記コンピュータが、前記第1のデータを前記画像形成装置の色材に対応した第3のデータに変換する際に、前記第2のデータに対応するデータを前記画像形成装置が画像形成しないデータに変換する変換手順と、を実行させるためのプログラム。
JP2015095080A 2015-05-07 2015-05-07 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム Pending JP2016212592A (ja)

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