JP2016210432A - タグ成形機 - Google Patents

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Abstract

【課題】タグを傷付けることなく折り曲げ成形できるタグ成形機の提供。【解決手段】タグ2を搬送するタグ搬送ユニット20と、前記タグ2を2つ折りする折曲ユニット40とを備えて成り、タグ搬送ユニット20は、タグ2の裏面を支持する搬送台21およびタグ2の表面に接して回転駆動する回転体26から構成され、折曲ユニット40は、一対のプレスブロック41,41を互いに接近あるいは離反する方向に往復移動自在な開閉手段45を備えて成る。また、前記搬送台21は、タグ2を水平に支持する水平面22と、水平面22から前方へ下るように形成した下傾斜面23と、下傾斜面23に対して平行かつ所定の隙間を空けて配した上傾斜面24と、下傾斜面23および上傾斜面24に連設され当該隙間を通過するタグ2の先端に当接するストッパ面25とから構成した。これにより、タグ2を隆起させ支持できるのでタグ2の折り曲げが容易になる。【選択図】図1

Description

本発明は、所望の部品が袋詰めされた袋の開口部に取り付けるタグを折り曲げ成形するタグ成形機に関する。
従来のタグ成形機は、特許文献1に開示されており、物品が投入された袋を水平搬送する第一のコンベアおよび第二のコンベアと、前記袋に取り付けるタグを第二のコンベアへ供給するタグ供給手段とから成る。前記第二のコンベアは、これに直交するように第一のコンベアを接続して成るため、搬送される袋は、その開口部を第一のコンベアでは前方に向けて搬送され、第二のコンベアでは横に向けて搬送される。また、第二のコンベアは、タグ供給装置から供給されるタグを平らな状態で受け取り可能なガイド板と、前記タグに付されている折り目の上空に配され搬送方向に延びる線材定規と、搬送するタグの下面を徐々に押し上げ前記折り目に沿って曲げる押上部材と、さらに当該タグを2つ折りにする折曲部材とを備えて成る。前記タグ供給手段は、タグを複数枚重ねて収納可能なストッカと、このストッカから1枚ずつタグを吸引して取り出す吸引手段と、この吸引手段を旋回する旋回手段と、この旋回手段を往復移動可能な往復移動手段とを備える。
このように構成された従来のタグ成形機は、タグ供給手段を作動させてタグを1枚前記ストッカから取り出して第二コンベアへ移載する。次に、第一のコンベアを作動させ前記袋を第二のコンベアへ搬送する。これにより、袋の開口部は、第二のコンベアにセットされた前記タグに重なる位置へ到達する。続いて、第二のコンベアが作動して前記袋と前記タグとを一体に搬送する。前記タグは、袋とともに搬送される過程において、前記線材定規、押上部材、折曲部材により徐々に2つ折りされる。
特許第3522531号公報
しかしながら、従来のタグ成形機は、タグを1枚ずつ吸引して第二のコンベアへ供給しているため、事前にタグをストッカにセットしなければならない。これにより、タグの方向性を考慮してストッカにセットしなければならず、タグのセットが煩わしいという問題があった。また、従来のタグ成形機は、タグの表面を下に向け平らな状態で水平搬送しながら半分に2つ折りしており、タグの折り曲げられた側の表面が前記押上部材および折曲部材に接触して擦れながら徐々に折り曲げられる。よって、タグの表面が削り取られ易いという問題もあった。
本発明は上記課題に鑑みて創成されたものであり、部品を投入した袋の開口部に取り付けるタグを収納可能なストッカと、このストッカから前記タグを繰り出すタグ搬送ユニットと、このタグ搬送ユニットに繰り出されたタグを2つ折りする折曲ユニットとを備えて成るタグ成形機において、前記タグ搬送ユニットは、前記タグの裏面を支持する搬送台と、前記タグの表面に接するように配され回転駆動する回転体とを備えて成り、前記搬送台は、前記タグを水平に支持する水平面と、この水平面から前方へ向かって下るように形成した下傾斜面と、この下傾斜面に対向に配されかつ所定の隙間を空けて配されて成る上傾斜面と、前記下傾斜面および前記上傾斜面を接続して成り前記隙間を通過するタグの先端に当接してタグの搬送を規制するストッパ面とを備えて成り、定量送られたタグを前記水平面から隆起させ支持するように構成され、前記折曲ユニットは、前記タグ搬送ユニットの上方に配された一対のプレスブロックと、このプレスブロックを互いに接近あるいは離反する方向かつタグの搬送方向に沿って往復移動自在に支持した開閉手段とを備え、隆起したタグを前記プレスブロックにより挟持して2つ折りして成ることを特徴とする。なお、前記プレスブロックは、2つ折りしたタグの表面を吸着する吸着手段と、互いの対向面を離反する方向へ付勢する弾性手段とを備え、前記開閉手段は、前記プレスブロックを備え圧縮空気の供給により開閉動作するエアチャックと、エアタンクに貯留した前記圧縮空気を前記エアチャックへ供給あるいは遮断する電磁弁とから構成され、前記電磁弁は、エアチャック内部の圧縮空気を大気へ解放する残圧排気経路を備えて成り、残圧排気経路を有効にしてエアチャック内部の圧縮空気を解放させることで閉じた状態の前記プレスブロックを前記弾性手段により離反する方向へ微開して成ることが望ましい。また、前記タグ搬送ユニットは、隆起したタグの後部を前記水平面へ押し付ける押さえ手段と、タグを所定の長さに切断する切断手段とを備え、前記切断手段は、隆起したタグの側方に配されたテーパブロックと、このテーパブロックを前記タグへ押し当てる方向に移動自在なスライド手段とから成り、隆起したタグを所定の長さに切断して成ることが望ましい。
本発明のタグ成形機は、前記搬送台にタグを案内する下傾斜面および上傾斜面ならびに前記タグの一端に当接するストッパ面を形成して成るので、定量搬送したタグを前記水平面から隆起させることができる。これにより、前記タグの2つ折り作業を行い易いという利点がある。また、本発明のタグ成形機は、隆起させたタグの一端を前記ストッパ面により当接させて支持しているため、プレスブロックにより2つ折りされる前記タグは、ストッパ面から水平面へ戻る方向に自由に移動することができる。よって、本発明のタグ成形機は、タグに無理な力を掛けることなく2つ折りできるので折り曲げ時に切断することがないという利点もある。さらに、本発明のタグ成形機は、連続したタグを前記ストッカにセットしているため、従来のようにストッカへタグを1枚ずつセットする必要が無い。よって、タグの表裏を全数確認してストッカにセットする必要が無いため、タグの表裏が反対になるように折り曲げられることも低減できるという利点もある。また、本発明のタグ成形機は、前記タグを前記回転体により搬送しているため、前記タグの表面が前記回転体を通過する一瞬だけ触れることになる。よって、本発明のタグ成形機は、従来のようにタグの表面を長時間他の部材に擦れるように搬送しないので、タグの表面を削り取り難いという利点もある。
しかも、本発明のタグ成形機は、前記電磁弁の経路を残圧排気経路に切り替えるため、前記タグを吸着しかつ閉じた状態のプレスブロックは、前記弾性手段の付勢により微開する。よって、プレスブロックに吸着され2つ折りされたタグは、微開状態のプレスブロックに規制されその下方を大きく広がることが無い。したがって、本発明のタグ成形機は、一旦折り曲げられたタグを若干開く程度に保ち袋の開口部へ移載することができるので、次工程で吊り下げられている袋の開口部へタグを被せ易いという利点もある。また、本発明のタグ成形機は、前記プレスブロックを微開状態から全閉状態にして前記タグを袋に取り付けることができるので、全開状態から全閉状態にする場合に比べて時間を短縮できるという利点もある。
さらに、本発明のタグ成形機は、前記タグを隆起させた状態で前記押さえ手段により押さえ付け固定した後、前記テーパブロックをタグの側方から接近する方向へスライドさせるので、前記タグは、テーパブロックのテーパ部により徐々に押さえ手段から遠ざける方向へ押し付けられて切断される。よって、タグの切断に刃こぼれを生じやすい鋭利な刃物を使用しなくてもよいので前記刃物に比べてタグ切断によるテーパブロックの消耗を低減できる。これにより、本発明のタグ成形機は、消耗による部品交換の頻度が少ないという利点もある。
本発明に係るタグ成形機の概略全体説明図である。 本発明に係る折曲ユニットのタグ折り曲げ動作を説明するための動作説明図である。 本発明に係る折曲ユニットのタグ移載動作を説明するための動作説明図である。 本発明に係る搬送ユニットのタグ搬送動作を説明するための動作説明図である。 本発明に係る搬送ユニットのタグ切断動作を説明するための動作説明図である。 本発明に係る搬送台の概略図である。 本発明に係るタグ成形機に使用するタグを説明するための概略図である。
まず、本発明のタグ成形機を説明する前に、本タグ成形機で使用するタグについて説明する。前記タグ2は、図7に示すようにその長手方向に連続しており、その幅方向に渡って切り取り線2aおよび折り曲げ線2bがそれぞれ交互に配されている。前記切り取り線2aは、所定の間隔を空け複数平行に付されており、この切り取り線2aから所定の距離を空けて隣り合うように前記折り曲げ線2bが付されている。また、前記タグ2は、その表面に後述する袋の内容物などの情報が明示されており、前記折り曲げ線2bに沿って折り曲げられ、その裏面が互いに向き合うように折り曲げ成形される。また、この折り曲げ成形されたタグ2は、前記切り取り線2aから切断され所定の長さに成形された後、前記袋Wに取り付けられる。なお、前記タグ2の折り曲げおよび切断の詳細については後述する。
本発明のタグ成形機1は、図3(a)に示す小物部品などが投入された袋Wに取り付けられる前記タグ2の折り曲げを行うものであり、図1ないし図7に基づき説明する。本発明のタグ成形機1は、前記タグ2を収納可能なストッカ10と、このタグ2を定量繰り出すタグ搬送ユニット20と、前記タグ2を挟み込み前記折り曲げ線2bに沿って2つ折りする折曲ユニット40とを備えて成る。
前記ストッカ10は、前記タグ2を連ねて収納可能に構成されており、これに収納されるタグ2が前記切り取り線2aごとに予め折り畳まれ交互に重なり合った状態でストッカ10に収納されている。
前記タグ搬送ユニット20は、図6に示すように前記タグ2を支持する搬送台21と、前記タグ2を挟み込み回転駆動して前方へ搬送する回転体26とを備えて成る。
前記回転体26は、回転駆動源の一例であるモータMに接続され回転自在な駆動ローラ26aと、この駆動ローラ26aの上部に回転自在に配された駆動ローラ26aの回転に伴って回転する従動ローラ26bとを備えて成る。また、上述の連続した前記タグ2は、その裏面が前記駆動ローラ26aに接する一方、その表面が前記従動ローラ26bに接して挟み込まれており、前記モータMの回転駆動によって前記ストッカ10から定量繰出されている。
前記搬送台21は、水平方向へ延びるように形成され前記タグ2の裏面を支持する水平面22と、この水平面22から前方へ向かって下るように形成した下傾斜面23と、この下傾斜面23に対向に配されかつ所定の隙間を空けて配された上傾斜面24と、前記下傾斜面23および前記上傾斜面24を接続したストッパ面25とを備えて成る。また、前記上傾斜面24は、前記水平面22よりも高い位置まで延びるように成形されており、前記水平面22の後部には、前記駆動ローラ26aを一部突出可能に設置するための抜き穴22aが配されている。
これにより、前記タグ2は、前記回転体26に挟み込まれ前記モータMの回転駆動により前記上傾斜面24へ向かって搬送される。また、このタグ2の搬送過程において、タグ2は、その先端が前記上傾斜面24に当接して前記上傾斜面24および前記下傾斜面23の隙間へ案内されて前記ストッパ面25に当接する。その後もタグ2は、前記回転体26によって搬送され続けるので、前記ストッパ面25に規制され前記水平面22から浮き上がるように隆起した状態となる。
また、前記タグ搬送ユニット20は、図4および図5に示すように前記回転体26の前方に配され上述の隆起したタグ2の後部を前記搬送台21に押し付け固定する押さえ手段31と、この押さえ手段31に固定されたタグ2を前記切り取り線2aに沿って切断する切断手段35とを備えて成る。
前記押さえ手段31は、前記搬送台21の下部に配され昇降可能な昇降シリンダ33と、この昇降シリンダ33に固定され搬送台21の上面に配されたクランプ板32とを備えて成る。よって、押さえ手段31は、図4(a)に示すように前記クランプ板32を上昇させることで前記回転体26によって定量搬送されるタグ2の通過を可能にすることができる一方、図4(b)、図5(a)および図5(b)に示すように定量搬送したタグ2を水平面22へ押さえ付け可能に構成されている。
前記切断手段35は、その先端にテーパ部を形成して成るテーパブロック36と、前記水平面22を横断する方向に伸縮自在かつ前記テーパブロック36を固定して成るスライド手段37とを備えて成り、前記タグ搬送ユニット20の側方に配されている。前記テーパブロック36は、その一面を大きく面取りしたテーパ部を備えており、図5(b)に示すようにスライド手段37の作動を受けて前記押さえ手段31によって固定されたタグ2を前記テーパ部で徐々に前方へ押し出すように構成される。これにより、前記タグ2は、前記切り取り線2aから切り離され所定長さに切断される。
前記折曲ユニット40は、隆起しているタグ2を挟持して折り曲げ可能に構成されており、前記水平面22の上方に配された一対のプレスブロック41,41と、このプレスブロック41,41を互いに接近あるいは離反する方向かつ前記タグ2の搬送方向に沿って往復移動自在な開閉手段45とを備えて成る。
前記開閉手段45は、圧縮空気を供給することで開閉動作可能なエアチャック46と、このエアチャックに供給される圧縮空気を貯留したエアタンク48と、このエアタンク48および前記エアチャック46に接続されエアチャック46への圧縮空気の供給あるいは遮断を行う電磁弁49とから構成される。
前記プレスブロック41,41は、前記エアチャック46の可動部にそれぞれ固定されており、隆起したタグ2の両表面を挟み込み前記折り曲げ線2bに沿って2つ折りにして折り曲げ可能に構成されている。また、プレスブロック41には、閉じた状態のプレスブロック41,41を互いに離反する方向へ常時付勢する弾性手段44と、挟み込んだタグ2の表面を吸着する吸着手段43とがそれぞれ配されている。
前記吸着手段43は、前記タグ2を挟持するプレスブロック41の挟持面に配された吸着パッド43aと、この吸着パッド43aに配されている吸着穴に接続された真空ポンプ43bとから構成され、プレスブロック41,41によって挟持されたタグ2の表面を吸着可能に構成されている。これにより、前記開閉手段45は、2つ折りしたタグ2を前記吸着パッド43aに吸引することができるので、次工程の前記袋Wへ落下させることなく移載することができる。
前記弾性手段44は、図2および図3に示すように前記エアチャック46の可動部に取り付けられており、前記プレスブロック41を挿通可能な段付きシャフトと、この段付きシャフトを前記プレスブロック41の挟持面から突出する方向へ常時付勢して成るスプリングと、これら段付きシャフトおよびスプリングを内挿可能なフレームとから構成される。また、前記段付きシャフトは、その後端に配されたおねじ(図示せず)にナットを固定して成り、前記ブレスブロック41の挟持面からの突出量を調整可能にしている。
前記電磁弁49は、その内部に3種のエア経路を備えており、図示しない制御装置の指令を受けてこれらエア経路が選択されている。このエア経路は、図2および図3に示すように、前記エアタンク48の圧縮空気をエアチャック46へ供給し前記プレスブロック41,41を互いに離反する方向へ複動させ全開する複動吸気経路49aと、前記エアタンク48の圧縮空気をエアチャック48へ供給し前記プレスブロック41,41を互いに接近する方向へ作動させ全閉する作動吸気経路49bと、前記エアタンク48の圧縮空気を遮断するとともに前記エアチャック46内の圧縮空気を待機へ解放する残圧排気経路49cとから構成される。なお、前記残圧排気経路49cが有効な状態は、図2(c)および図3(a)となっており、この時、エアチャック46の可動部は、互いに接近あるいは離反する方向へ摺動自在になっている。
このように構成されたタグ成形機1は、まず前記ストッカ10に収納されたタグ2が作業者により前記回転体26および前記クランプ板32を通過するように所定の位置へセットされる。
前記モータMは、予め設定された回転量に達するまで回転するので、前記タグ2は、図1、図6、図4(a)に示すようにストッパ面25に当接するとともに水平面22から隆起した状態になるまで搬送される。
これを受け前記昇降シリンダ33が作動して前記クランプ板32を下降させるため、図4(b)に示すように隆起したタグ2の後部が前記クランプ板32と水平面22との間に挟み込まれ固定される。この時、固定されたタグ2の切り取り線2aは、前記クランプ板32の前方側に位置している。
一方、前記エアチャック46は、図2(a)に示すように上述の隆起したタグ2の表面を前記プレスブロック41,41によりガイドするよう全開しており、前記電磁弁49の前記複動吸気経路49aが有効になるよう切り替えられ、前記エアタンク48内の圧縮空気が前記エアチャック46へ供給されている。したがって、エアチャック46は、前記タグ2の搬送時には前記プレスブロック41,41を互いに離反する方向に位置させて全開状態で待機している。
次に、前記電磁弁49の前記作動吸気経路49bが有効に切り替えられる。これにより、エアチャック46は、図2(b)に示すように閉じる方向に作動し、前記プレスブロック41,41の前記挟持面が互いに接近する方向へ移動する。これにより、前記段付きシャフトの先端は、一方のプレスブロック41の挟持面に押されるため、前記スプリングが撓み前記プレスブロック41を開く方向へ付勢する。やがて、プレスブロック41,41は、全閉状態となり隆起したタグ2を挟持して前記折り曲げ線2bに沿って2つ折りする。これにより、前記タグ2は、その一端を前記ストッパ面25から水平面22へ戻され反った形状になっている。また、このとき、前記吸着パッド43aは、2つ折りされたタグ2の表面に接触しており、前記真空ポンプ43bが作動してタグ2を吸着している。なお、このプレスブロック41,41により挟持され2つ折りされた状態のタグ2は、前記プレスブロック41,41を省略した図5(a)および図5(b)にも示している。
次に、前記押さえ手段31および前記エアチャック46によって固定され隆起した状態のタグ2を切断する工程について説明する。前記スライド手段37は、その先端に配された前記テーパブロック36を図5(b)に示すように前記水平面22を横断するよう移動させ、前記テーパブロック36のテーパ部を前記タグ2の表面に接触させる。これにより、前記タグ2は、前記テーパ部の形状によって徐々に前記ストッパ面25側へ押し寄せられるので、前記切り取り線2aに沿って切断されて所定の長さに切り取られる。
これを受け、前記電磁弁49は、図2(c)に示すように前記残圧排気経路49cを有効にするため、前記エアタンク48の圧縮空気が遮断されるとともに前記エアチャック46内に残留している圧縮空気が大気へ放出される。これにより、エアチャック46の可動部は、前記圧縮空気の影響を受けなくなるので前記圧縮空気が大気に放出される直前の全閉状態を保とうとするものの、前記段付きシャフトの付勢力により前記プレスブロック41を介して開く方向へ若干移動する。これにより、前記プレスブロック41,41は、図2(c)および図3(a)に示すように予め調整された段付きシャフトの突出量だけ微開するので、吸着した前記タグ2をガイドすることができタグ2を必要以上大きく開かないよう規制することができる。
次に、前記折曲手段40は、図3(a)に示すように所望の部品が投入された袋Wを吊り下げて保持されている袋把持ユニット50まで前記タグ2を移載する。前記袋把持ユニット50は、前記袋Wの中間付近を挟持し、前記袋Wの開口部Waを上に向けて保持しており、前記折曲手段40は、これに吸着した前記タグ2を前記開口部Waの上方から被せるように位置合わせされ、前記電磁弁49を作動させて前記残圧排気経路49cから前記作動吸気経路49bへ切り替えて前記プレスブロック41,41を微開状態から全閉状態になる。これにより、前記タグ2は、袋Wの開口部Waを挟み込みその後、図3(b)に示す溶着ユニット60に熱溶着されて前記袋Wの開口部Waとともに封止される。
仮に、前述した袋Wへのタグ2の取付けの際、前記折曲手段40を図2(a)の全開状態から図3(b)の全閉状態にしたならば、折曲手段40に吸着されたタグ2は、前記吸着パッド43aが配されたプレスブロック41側へ偏って位置する。このように、一方へ偏った前記タグ2を袋Wへ被せるためには、前記エアチャック46の中心からタグの偏りを考慮してタグ2が吸着されているプレスブロック41側を基準に位置合わせする必要がある。さらに、このように、偏ったタグ2の位置を考慮して位置合わせした後、前記プレスブロック41,41を全閉状態にしなければならないので、全開状態から全閉状態になるまでの過程において、前記エアチャック46を前述の偏り分だけ水平方向へ移動させてエアチャック46の中心を前記袋Wに一致させる必要がある。したがって、一端折り曲げタグ2を再び挟持する作業においては、微開状態から全閉状態にすることで前述のタグ2の偏りやこの偏りに伴うエアチャック46の移動などを考慮しなくても良好にタグ2を袋Wに取り付けることができる。また、前記折曲手段40は、前記プレスブロック41,41を微開状態に保つことができるので、全開状態から全閉状態にするよりもこれに要するストロークを短縮できる。よって、微開状態から全閉状態になるまでの時間が短縮する。
1 タグ成形機
2 タグ
10 ストッカ
20 タグ搬送ユニット
21 搬送台
22 水平面
23 下傾斜面
24 上傾斜面
25 ストッパ面
26 回転体
31 押さえ手段
35 切断手段
36 テーパブロック
40 折曲ユニット
41 プレスブロック
45 開閉手段
46 エアチャック
49 電磁弁
49a 作動吸気経路
49b 複動吸気経路
49c 残圧排気経路
W 袋
Wa 開口部

Claims (3)

  1. 部品を投入した袋の開口部に取り付けるタグを収納可能なストッカと、このストッカから前記タグを繰り出すタグ搬送ユニットと、このタグ搬送ユニットに繰り出されたタグを2つ折りする折曲ユニットとを備えて成るタグ成形機において、
    前記タグ搬送ユニットは、前記タグの裏面を支持する搬送台と、前記タグの表面に接するように配され回転駆動する回転体とを備えて成り、
    前記搬送台は、前記タグを水平に支持する水平面と、この水平面から前方へ向かって下るように形成した下傾斜面と、この下傾斜面に対向に配されかつ所定の隙間を空けて配されて成る上傾斜面と、前記下傾斜面および前記上傾斜面を接続して成り前記隙間を通過するタグの先端に当接してタグの搬送を規制するストッパ面とを備えて成り、定量送られたタグを前記水平面から隆起させ支持するように構成され、
    前記折曲ユニットは、前記タグ搬送ユニットの上方に配された一対のプレスブロックと、このプレスブロックを互いに接近あるいは離反する方向かつタグの搬送方向に沿って往復移動自在に支持した開閉手段とを備え、隆起したタグを前記プレスブロックにより挟持して2つ折りして成ることを特徴とするタグ成形機。
  2. 前記プレスブロックは、2つ折りしたタグの表面を吸着する吸着手段と、互いの対向面を離反する方向へ付勢する弾性手段とを備え、
    前記開閉手段は、前記プレスブロックを備え圧縮空気の供給により開閉動作するエアチャックと、エアタンクに貯留した前記圧縮空気を前記エアチャックへ供給あるいは遮断する電磁弁とから構成され、
    前記電磁弁は、エアチャック内部の圧縮空気を大気へ解放する残圧排気経路を備えて成り、残圧排気経路を有効にしてエアチャック内部の圧縮空気を解放させることで閉じた状態の前記プレスブロックを前記弾性手段により離反する方向へ微開して成ることを特徴とする請求項1に記載のタグ成形機。
  3. 前記タグ搬送ユニットは、隆起したタグの後部を前記水平面へ押し付ける押さえ手段と、タグを所定の長さに切断する切断手段とを備え、
    前記切断手段は、隆起したタグの側方に配されたテーパブロックと、このテーパブロックを前記タグへ押し当てる方向に移動自在なスライド手段とから成り、隆起したタグを所定の長さに切断して成ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタグ成形機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010201687A (ja) * 2009-03-02 2010-09-16 Seiko Epson Corp 記録媒体および印刷方法、ならびにプリンター
JP2013103428A (ja) * 2011-11-15 2013-05-30 Seiko Epson Corp インクジェット用連続用紙、インクジェットプリンター、およびインクジェットプリンターの予備吐出方法

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