JP2016209819A - 浄化装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】光触媒を利用した浄化装置において浄化作用を向上させる技術を提供する。【解決手段】浄化装置10は、光触媒が担持される基材(第1基材30a、第2基材30b)と、基材(第1基材30a、第2基材30b)の表面32a、32bに開けられた開口34a、34bの内部に設けられ、開口34a、34bの外に向けて紫外光を発する発光素子42a、42bと、を備える。浄化装置10は、第1基材30aの表面32aに対向し、光触媒が担持される第2基材30bをさらに備えてもよい。光触媒は、酸化チタン(TiO2)を含み、基材は、多孔質のセラミックで構成されてもよい。【選択図】図1
Description
本発明は、浄化装置に関し、特に、水や空気を浄化する装置に関する。
水や空気に含まれる有機物等を分解して浄化する装置として、光触媒作用を用いるものが知られている。例えば、酸化チタン(TiO2)等の光触媒に紫外光を照射することで酸素ラジカルを発生させ、光触媒作用を実現する。光触媒作用は光触媒機能を有する材料の表面近傍で発生するため、このような材料を含む光触媒フィルタをシート状にして表面積を大きくすることで浄化作用が高められる(例えば、特許文献1参照)。
光触媒による浄化作用を高めるためには、紫外光の照射により光触媒作用が発揮される面積を広くする必要がある。その一方で、浄化装置の小型化のために光触媒フィルタを高密度に配置すると、その表面全体に紫外光を照射することが難しくなる。その結果、フィルタ面積を増やしたとしても、浄化作用の向上に寄与しないかもしれない。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その例示的な目的のひとつは、光触媒を利用した浄化装置において浄化能力を向上させる技術を提供することにある。
本発明のある態様の浄化装置は、光触媒が担持される基材と、基材の表面に開けられた開口の内部に設けられ、開口の外に向けて紫外光を発する発光素子と、を備える。
この態様によれば、開口の内部に設けられる発光素子により、開口の壁面および開口近傍に位置する基材の表面に紫外光を照射し、基材の表面近傍において光触媒作用を提供することができる。また、開口の外に向けて紫外光を照射することにより、基板表面から離れた浄化対象に紫外光を照射し、紫外光の直接照射による浄化作用を提供できる。これにより、浄化能力を向上させることができる。
発光素子からの紫外光を基材の表面に向けて反射させる反射面をさらに備えてもよい。
基材は、第1基材であり、第1基材の表面に対向し、光触媒が担持される第2基材をさらに備えてもよい。
発光素子は、第1発光素子であり、第2基材の第1基材に対向する表面に開けられた開口の内部に設けられ、第1基材に向けて紫外光を発する第2発光素子をさらに備えてもよい。
光触媒は、酸化チタン(TiO2)を含み、基材は、多孔質のセラミックで構成されてもよい。
本発明の浄化装置によれば、浄化能力を向上させることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。なお、説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。
(第1の実施の形態)
図1は、実施の形態に係る浄化装置10の構成を概略的に示す断面図であり、図2は、図1の浄化装置10を矢印Aから見たときの構成を示す側面図である。浄化装置10は、第1浄化ユニット20aと第2浄化ユニット20bの間に位置する空間12に流体(例えば、空気や水など)を通して浄化させるための装置である。浄化装置10は、紫外光の直接照射による殺菌作用および分解作用と、光触媒作用を併用して対象を浄化させる。
図1は、実施の形態に係る浄化装置10の構成を概略的に示す断面図であり、図2は、図1の浄化装置10を矢印Aから見たときの構成を示す側面図である。浄化装置10は、第1浄化ユニット20aと第2浄化ユニット20bの間に位置する空間12に流体(例えば、空気や水など)を通して浄化させるための装置である。浄化装置10は、紫外光の直接照射による殺菌作用および分解作用と、光触媒作用を併用して対象を浄化させる。
浄化装置10は、第1浄化ユニット20aと、第2浄化ユニット20bを備える。第1浄化ユニット20aおよび第2浄化ユニット20bは、浄化対象が位置する空間12を挟んで対向するように設けられる。第1浄化ユニット20aおよび第2浄化ユニット20bは、それぞれ同様の構成を有する。
第1浄化ユニット20aは、第1基材30aと、第1発光ユニット40aを備える。
第1基材30aは、表面に光触媒機能を有する材料が設けられた板状の部材である。本実施の形態において、第1基材30aは、アルミナ(Al2O3)などの多孔質のセラミックで構成されるフィルタであり、表面32aに酸化チタン等の光触媒機能を有する材料が担持される。したがって、第1基材30aは、光触媒フィルタとして機能する。第1基材30aは、表面32aが空間12に臨むように配置される。表面32aは、平面であってもよいし、曲面であってもよい。
第1基材30aは、表面32aに開けられた複数の開口34aを有する。複数の開口34aは、その内部に発光素子42aを収容するために設けられ、発光素子42aの外形に対応した形状を有する。複数の開口34aは、例えば、表面32aにおいて四方格子状または六方格子状に配置される。本実施の形態において、開口34aは、表面32aとその反対側の裏面33aを貫通する貫通孔である。開口34aを形成する壁面35aには、酸化チタン等の光触媒が担持されていることが望ましい。
第1発光ユニット40aは、複数の発光素子42aと、基板44aを有する。
発光素子42aは、紫外光を発するLED(Light Emitting Diode)である。発光素子42aは、第1基材30aに担持される光触媒を励起することができ、かつ、紫外光の直接照射による殺菌・滅菌作用や有機物の分解作用を有する波長帯域の紫外光を発することが望ましい。本実施の形態では、その中心波長またはピーク波長が約200nm〜400nmの紫外領域に含まれるLEDを用いる。特に、殺菌効率および酸化チタンを活性化ささせる効率の高い200nm〜300nm程度の紫外光を発するものが好ましく、約260〜290nm付近の波長の紫外光を発するものを用いることがより好ましい。このような紫外光LEDとして、例えば、窒化アルミニウムガリウム(AlGaN)を用いたものが知られている。
複数の発光素子42aは、それぞれ対応する第1基材30aの開口34aの内部に設けられる。発光素子42aは、開口34aにおいて紫外光の出射面の少なくとも一部が露出するように設けられ、開口34aの外に向けて紫外光を放射可能となるように設けられる。また発光素子42aは、第1基材30aの壁面35aにより周囲が囲われるように設けられる。したがって、発光素子42aは、紫外光の出射面の少なくとも一部が露出するようにして、第1基材30aの内部に埋め込まれているとも言える。
複数の発光素子42aは、基板44aに実装される。基板44aは、第1基材30aの裏面33aに沿って設けられる。基板44aは、発光素子42aに駆動電流を供給するための駆動回路や、発光素子42aを放熱するためのヒートシンクに接続される。
第2浄化ユニット20bは、第2基材30bと、第2発光ユニット40bを備える。第2基材30bは、表面32bと、裏面33bと、複数の開口34bとを有する。第2基材30bは、上述の第1基材30aと同様に構成される。第2発光ユニット40bは、複数の発光素子42bと、基板44bを有する。第2発光ユニット40bも上述の第1発光ユニット40aと同様に構成される。
第2浄化ユニット20bは、第2基材30bの表面32bが空間12に臨むように配置される。つまり、第2基材30bの表面32bが第1浄化ユニット20aと対向するように配置される。その結果、第2浄化ユニット20bの発光素子42bは、第1基材30aの表面32aに向けて第2紫外光45bを発する。逆に、第1浄化ユニット20aの発光素子42aは、第2基材30bの表面32bに向けて第1紫外光45aを発する。
以上の構成により、浄化装置10の第1浄化ユニット20aは、空間12に向けて第1紫外光45aを発し、対向する第2基材30bの表面32bの光触媒を励起する。また、第1浄化ユニット20aは、第1紫外光45aによって第1基材30aの開口34aの近傍の表面32aや壁面35aの光触媒を励起する。第2浄化ユニット20bは、空間12に向けて第2紫外光45bを発し、対向する第1基材30aの表面32aの光触媒を励起する。また、第2浄化ユニット20bは、第2紫外光45bによって第2基材30bの開口34bの近傍の表面32bや壁面35bの光触媒を励起する。このようにして、浄化装置10は、第1基材30aおよび第2基材30bが光触媒作用を発揮するようにするとともに、空間12に紫外光を放射して、空間12に位置する水や空気を浄化する。
本実施の形態によれば、光触媒による浄化作用と紫外光照射による浄化作用を組み合わせて用いるため、いずれか一方を用いる場合と比べて浄化能力を高めることができる。また、光触媒フィルタである第1基材30aおよび第2基材30bに対向して発光素子42a、42bが配置されるため、光触媒フィルタの全面に紫外光を照射して光触媒作用を発揮させることができる。
本実施の形態によれば、浄化対象とする水や空気の濁度が大きい場合であっても、発光素子42a、42bの近傍に位置する第1基材30aまたは第2基材30bの表面32a、32bや壁面35a、35bに紫外光を照射して光触媒作用を発揮させることができる。また、浄化処理を継続させることにより濁度が低下すれば、発光素子42a、42bに対向する第1基材30aまたは第2基材30bの表面32a、32bに紫外光を照射できるようになるため、光触媒作用を向上させることができる。
(第2の実施の形態)
図3は、第2の実施の形態に係る浄化装置110の構成を概略的に示す断面図である。浄化装置110は、一つの浄化ユニット20と、浄化ユニット20に対向する反射面52を有する反射体50とを備える点で上述の実施の形態と異なる。以下、第1の実施の形態との相違点を中心に述べる。
図3は、第2の実施の形態に係る浄化装置110の構成を概略的に示す断面図である。浄化装置110は、一つの浄化ユニット20と、浄化ユニット20に対向する反射面52を有する反射体50とを備える点で上述の実施の形態と異なる。以下、第1の実施の形態との相違点を中心に述べる。
浄化ユニット20は、上述の第1浄化ユニット20aまたは第2浄化ユニット20bと同様の構成を有する。浄化ユニット20は、基材30と、発光ユニット40を備える。基材30は、複数の開口34が設けられた表面32と、表面32と反対側の裏面33を有する。基材30の表面32および壁面35には、光触媒が担持される。発光ユニット40は、複数の発光素子42と、基板44を備える。発光素子42は、開口34の内部に設けられ、開口34の外に向けて紫外光を発する。
反射体50は、基材30の表面32に対向する反射面52を有する。反射体50は、反射面52と表面32の間に浄化対象が流通する空間12を挟むように設けられる。反射面52は、発光素子42からの紫外光45を基材30の表面32に向けて反射させる。反射面52は、紫外光の反射率が高いアルミニウム(Al)などの材料で構成される。
以上の構成により、浄化装置110は、空間12に向けて紫外光45を発するとともに、反射面52を介して紫外光45を基材30の表面32に照射して光触媒を励起する。また、浄化装置110は、発光素子42からの紫外光を開口34の近傍に位置する表面32や壁面35に直接照射して光触媒を励起する。このようにして、浄化装置110は、基材30の表面32や壁面35における光触媒作用と、空間12に照射される紫外光による殺菌作用および分解作用とを用いて、空間12に位置する水や空気を浄化する。本実施の形態においても、上述の第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
(第3の実施の形態)
図4は、第3の実施の形態に係る浄化装置210の構成を概略的に示す側面図である。浄化装置210は、上述の第1の実施の形態における第1浄化ユニット20aおよび第2浄化ユニット20bに加えて、第3浄化ユニット20c、第4浄化ユニット20dをさらに備える点で上述の実施の形態と異なる。以下、第1の実施の形態との相違点を中心に述べる。
図4は、第3の実施の形態に係る浄化装置210の構成を概略的に示す側面図である。浄化装置210は、上述の第1の実施の形態における第1浄化ユニット20aおよび第2浄化ユニット20bに加えて、第3浄化ユニット20c、第4浄化ユニット20dをさらに備える点で上述の実施の形態と異なる。以下、第1の実施の形態との相違点を中心に述べる。
四つの浄化ユニット20a〜20dは、浄化対象となる空間12の四方を囲うように配置される。本実施の形態では、第1浄化ユニット20aと第2浄化ユニット20bが対向し、第3浄化ユニット20cと第4浄化ユニット20dが対向するように配置されている。
第3浄化ユニット20cおよび第4浄化ユニット20dは、上述の第1浄化ユニット20a、第2浄化ユニット20bと同様の構成を有する。第3浄化ユニット20cは、第3基材30cと、複数の発光素子42cと、基板44cを備える。第4浄化ユニット20dは、第4基材30dと、複数の発光素子42dと、基板44dを備える。
第3浄化ユニット20cの発光素子42cは、第1基材30a、第2基材30b、第4基材30dに向けて紫外光を発し、これらの基材の表面に担持される光触媒を励起する。第4浄化ユニット20dの発光素子42dは、第1基材30a、第2基材30b、第3基材30cに向けて紫外光を発し、これらの基材の表面に担持される光触媒を励起する。
本実施の形態においても上述の実施の形態と同様の効果を奏することができる。また、本実施の形態によれば、空間12に接する光触媒の表面積を増やすとともに、空間12および光触媒に紫外光を照射するための発光素子を増やして、浄化作用をさらに向上させることができる。
なお、本実施の形態の変形例として、四つの浄化ユニット20a〜20dのいずれかを反射体50に置き換えてもよい。例えば、第4浄化ユニット20dを反射体50に置き換え、反射面52が第3浄化ユニット20cと対向するように反射体50を配置してもよい。また、複数の浄化ユニットを反射体50に置き換えても良い。例えば、第2浄化ユニット20bと第4浄化ユニット20dをそれぞれ反射体50に置き換えることとしてもよい。
(第4の実施の形態)
図5は、第4の実施の形態に係る浄化装置310の構成を概略的に示す断面図である。浄化装置310は、光触媒フィルタとして機能する筒状の基材330を備える点で上述の実施の形態と異なる。以下、上述の実施の形態との相違点を中心に述べる。
図5は、第4の実施の形態に係る浄化装置310の構成を概略的に示す断面図である。浄化装置310は、光触媒フィルタとして機能する筒状の基材330を備える点で上述の実施の形態と異なる。以下、上述の実施の形態との相違点を中心に述べる。
浄化装置310は、基材330と、第1発光ユニット40aと、第2発光ユニット40bと、第3発光ユニット40cと、第4発光ユニット40dを備える。基材330は、筒状に形成される光触媒フィルタであり、図5の紙面に垂直な軸方向に延在している。
基材330は、内周面332と、外周面333と、内周面332に開けられた複数の開口334a、334b、334c、334dを有する。複数の開口334a、334b、334c、334dは、それぞれの周方向の位置が異なるように配置される。本実施の形態において、複数の開口334a、334b、334c、334dは、周方向に等間隔となるよう回転対称の位置に配置される。また本実施の形態において、複数の開口334a、334b、334c、334dは、軸方向の位置が同じとなるように配置される。
複数の開口334a、334b、334c、334dの内部には、第1〜第4発光ユニット40a〜40dの対応する発光素子42a、42b、42c、42dが設けられる。発光素子42a〜42dは、基材330に囲われる内部空間312に向けて紫外光を発するように設けられる。発光素子42a〜42dは、基材330の内周面332に紫外光を照射して、内周面332に担持される光触媒を励起する。
本実施の形態においても、内部空間312に照射される紫外光と、紫外光により励起される内周面332の光触媒により、内部空間312に位置する水や空気を浄化させることができる。
なお、本実施の形態の変形例として、四つの発光ユニット40a〜40dのいずれかを反射体に置き換えてもよい。例えば、第4発光ユニット40dが設けられる位置の内周面332の一部をアルミニウムで被覆して反射面を形成してもよい。また、開口334dを充填するようにアルミニウムを設けて、開口334dの位置にのみ部分的に反射面を形成してもよい。
以上、本発明を実施の形態にもとづいて説明した。本発明は上記実施の形態に限定されず、種々の設計変更が可能であり、様々な変形例が可能であること、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは、当業者に理解されるところである。
上述の第1の実施の形態では、第1浄化ユニット20aの発光素子42aと、第2浄化ユニット20bの発光素子42bとが互いに対向する位置に設けられる場合を示した。変形例においては、第1浄化ユニット20aの発光素子42aの正面に第2浄化ユニット20bの発光素子42bが位置しないように、発光素子42a,42bが互いにずれて配置されてもよい。言いかえれば、第1浄化ユニット20aの発光素子42aの正面に第2基材30bの表面32bが設けられ、第2浄化ユニット20bの発光素子42bの正面に第1浄化ユニット20aの表面32aが設けられてもよい。例えば、第1浄化ユニット20aの発光素子42aおよび第2浄化ユニット20bの発光素子42bは、千鳥配置となるように配置されてもよい。このように、それぞれの発光素子42a,42bをずらして配置することで、対向する位置にある基材30a,30bの表面32a,32bのそれぞれに紫外光を効果的に照射することができる。
この変形例は、上述の第3の実施の形態に適用してもよい。第3の実施の形態に適用する場合、第1浄化ユニット20aの発光素子42aと、第2浄化ユニット20bの発光素子42bとが千鳥配置となるように構成され、第3浄化ユニット20cの発光素子42cと、第4浄化ユニット20dの発光素子42dとが千鳥配置となるように構成されてもよい。また、第1浄化ユニット20aの発光素子42aと第3浄化ユニット20cの発光素子42cとが軸方向(図4の紙面に直交する方向)に互いにずれて配置されてもよい。同様に、第1浄化ユニット20aの発光素子42aと第4浄化ユニット20dの発光素子42dとが軸方向に互いにずれて配置されてもよい。
この本変形例は、上述の第4の実施の形態に適用してもよい。第4の実施の形態に適用する場合、複数の開口334a、334b、334c、334dは、それぞれの軸方向の位置が異なるように配置されてもよい。例えば、複数の開口334a、334b、334c、334dは、基材330の内周面332において千鳥配置となるように設けられてもよい。その他、複数の開口334a、334b、334c、334dは、基材330の内周面332において螺旋状に順に配置されてもよい。
10…浄化装置、30a…第1基材、30b…第2基材、32a,32b…表面、34a,34b…開口、42a,42b…発光素子、52…反射面。
Claims (5)
- 光触媒が担持される基材と、
前記基材の表面に開けられた開口の内部に設けられ、前記開口の外に向けて紫外光を発する発光素子と、を備えることを特徴とする浄化装置。 - 前記発光素子からの紫外光を前記基材の表面に向けて反射させる反射面をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の浄化装置。
- 前記基材は、第1基材であり、
前記第1基材の前記表面に対向し、光触媒が担持される第2基材をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の浄化装置。 - 前記発光素子は、第1発光素子であり、
前記第2基材の前記第1基材に対向する表面に開けられた開口の内部に設けられ、前記第1基材に向けて紫外光を発する第2発光素子をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の浄化装置。 - 前記光触媒は、酸化チタン(TiO2)を含み、前記基材は、多孔質のセラミックで構成されることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の浄化装置。
Priority Applications (1)
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JP2015096030A JP2016209819A (ja) | 2015-05-08 | 2015-05-08 | 浄化装置 |
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JP2015096030A JP2016209819A (ja) | 2015-05-08 | 2015-05-08 | 浄化装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020075098A (ja) * | 2018-10-04 | 2020-05-21 | ハイテコン エージー | 流体を消毒する装置の配置及び装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001009016A (ja) * | 1999-06-30 | 2001-01-16 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 光触媒清浄ユニットおよび空気清浄機ならびに発光ダイオード |
JP2003200043A (ja) * | 2002-01-04 | 2003-07-15 | Tasuke Iwashita | 有機el素子または無機el素子を用いた有機物質分解装置 |
JP2011016074A (ja) * | 2009-07-09 | 2011-01-27 | U-Vix Corp | 紫外線殺菌浄水装置とそれに使用する紫外線ledユニット |
-
2015
- 2015-05-08 JP JP2015096030A patent/JP2016209819A/ja active Pending
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