JP2016208598A - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却液を有効利用してより良好な冷却効果を得られるようにした回転電機を提供する。【解決手段】回転電機1は、ハウジング10と、ハウジング10に回転可能に支承された回転軸20と、回転軸20の外周に嵌合固定されたロータ23と、ロータ23の外側で径方向に対向して配置された円環状のステータコア31と、ステータコア31に巻装されてステータコア31の軸方向端面から軸方向外方へ突出するコイルエンド36,37が形成されたステータコイル35と、コイルエンド36に冷却液を供給して冷却する冷却装置40と、を備える。ハウジング10は、冷却液が供給されるコイルエンド36の鉛直方向下方に位置して、コイルエンド36から落下する冷却液を受ける外側筒部15b(冷却液受け部)を有し、外側筒部15bの内側に電気回路部品17が設置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば車両等に搭載されて電動機や発電機として使用される回転電機に関する。
従来、車両において電動機や発電機として使用される回転電機は、界磁として働くロータと、このロータと径方向に対向して配置される電機子として働くステータとを備えている。そして、ステータは、周方向に配列された複数のスロットを有するステータコアと、このステータコアのスロットに巻装されてステータコアの軸方向端面から軸方向外方へ突出するコイルエンドが形成されたステータコイルと、を備えている。
上記の回転電機においては、ステータコイルに電流が流れると、ステータコイルが発熱することから、回転電機の焼損を防ぐために冷却する必要がある。そこで、例えば特許文献1,2には、冷却液供給部から供給される冷却液によりステータコイルのコイルエンドを冷却するようにした回転電機の冷却構造が開示されている。
特開2012−210027号公報 特開2007−20334号公報
ところで、上記特許文献1,2のように、ステータコイルのコイルエンドに冷却液を供給して冷却する場合、上方又は斜め上方からコイルエンドに供給された冷却液は、その多くがコイルエンドの導体線間に形成された空隙を通って落下する。そのため、多くの冷却液は、十分な冷却の役割を果たさずに無駄に落下してしまっていることになる。ステータコイルにとって、冷却液による望ましい冷却としては、円筒状のコイルエンドの外周に沿って冷却液が冷却しつつ落下する構造である。また、回転電機を駆動させる電気回路部品は、当然に発熱するものであるため、現状以上の冷却能力を得られれば、電気回路の更なる小型化や高性能化が可能となる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、冷却液を有効利用してより良好な冷却効果を得られるようにした回転電機を提供することを解決すべき課題とするものである。
上記課題を解決するためになされた本発明は、
ハウジング(10)と、前記ハウジングに回転可能に支承された回転軸(20)と、前記回転軸の外周に嵌合固定されたロータ(23)と、前記ロータの外側で径方向に対向して配置された円環状のステータコア(31)、及び前記ステータコアに巻装されて前記ステータコアの軸方向端面から軸方向外方へ突出するコイルエンド(36)が形成されたステータコイル(35)を有するステータ(30)と、前記コイルエンドに冷却液を供給して冷却する冷却装置(40)と、を備えた回転電機において、
前記ハウジングは、前記冷却液が供給される前記コイルエンドの鉛直方向下方に位置して、前記コイルエンドから落下する冷却液を受ける冷却液受け部(15b)を有し、前記冷却液受け部の内側に電気回路部品(17)及びヒートシンク(18)の少なくとも一方が設置されていることを特徴とする。
この構成によれば、ハウジングは、冷却液が供給されるコイルエンドの鉛直方向下方に位置して、コイルエンドから落下する冷却液を受ける冷却液受け部を有し、冷却液受け部の内側に電気回路部品及びヒートシンクの少なくとも一方が設置されている。そのため、コイルエンドからハウジングの冷却液受け部に落下した冷却液でハウジングを冷却して、冷却液受け部の内部に設置されている電気回路部品又はヒートシンクを冷却することができる。これにより、冷却液を有効利用してハウジングや電気回路部品を冷却することができるので、より良好な冷却効果を得ることができる。
なお、この欄及び特許請求の範囲で記載された各部材や部位の後の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載された具体的な部材や部位との対応関係を示すものであり、特許請求の範囲に記載された各請求項の構成に何ら影響を及ぼすものではない。
実施形態1に係る回転電機の軸方向に沿う断面図である。 実施形態1に係るステータコイルを構成する導体線の部分斜視図である。 変形例1に係るステータコイルを構成する導体線の部分斜視図である。 実施形態2に係る回転電機の軸方向に沿う断面図である。 実施形態2に係るハウジングの蓋部の斜視図である。 実施形態2に係るハウジングの蓋部の冷却液受け部に落下した冷却液の流れを示す説明図である。 実施形態2においてコイルエンドから冷却液受け部に落下した冷却液の流れを示す説明図である。 変形例2に係るハウジングの蓋部の斜視図である。 変形例2に係るハウジングの蓋部の分解斜視図である。
以下、本発明に係る回転電機の実施形態について図面を参照して具体的に説明する。
〔実施形態1〕
本実施形態の回転電機1は、車両用モータとして用いられるものであって、図1に示すように、ハウジング10と、回転軸20と、ロータ23と、ステータコア31及びステータコイル35を有するステータ30と、冷却装置40と、を備えている。なお、以下の説明において、図1の左側を軸方向一端側とし、図1の右側を軸方向他端側とする。また、図1の上下方向を鉛直方向とする。
ハウジング10は、軸方向一端側に開口を有する有底筒状に形成されて軸方向が水平方向となるように設置される筒状本体部11と、筒状本体部11の開口を覆蓋する円盤状の蓋部15とからなる。筒状本体部11及び蓋部15は、伝熱特性の良いアルミ系や鉄系の金属で形成されている。筒状本体部11の開口側端部の上方部には、冷却装置40により搬送される冷却液をハウジング10内下方に吐出する吐出口12が設けられている。この吐出口12は、ステータコイル35の軸方向一方側に形成されたコイルエンド36の鉛直方向上方位置に設けられている。また、筒状本体部11の軸方向他端側の底壁下方部には、吐出口12からハウジング10内に吐出されてハウジング10底部に溜まった冷却液をハウジング10の外部に排出する排出口13が設けられている。
蓋部15は、リング板状の基板部15aと、基板部15aの内周端から軸方向他端側(軸方向内側)に突出する円筒状の外側筒部15bと、外側筒部15bの軸方向他端部から軸中心に向かって広がるリング板状の先端壁部15cと、先端壁部15cの内周端から軸方向一端側(軸方向外側)に突出する円筒状の内側筒部15dとからなる。この蓋部15は、基板部15aの外周端部が筒状本体部11の開口部に固着されている。そして、先端壁部15cが、筒状本体部11に設けられた吐出口12よりも軸方向他端側に位置していることによって、外側筒部15bが、吐出口12の鉛直方向下方に位置するようにされている。これにより、外側筒部15bは、吐出口12から吐出された冷却液を受ける冷却液受け部を構成している。
蓋部15の外側筒部15bと先端壁部15cと内側筒部15dにより区画される空間には、駆動回路などを搭載したプリント基板や、コンデンサ、トランジスタ、半導体スイッチング素子など、回転電機1を駆動するための電気回路部品17が設置されている。これら電気回路部品17は、外側筒部15b、先端壁部15c及び内側筒部15dの何れかに接触した状態で固定されている。
回転軸20は、その軸方向両端が一対のベアリング21a,21bを介してハウジング10に回転可能に支承されている。具体的には、回転軸20は、筒状本体部11の軸方向他端側の底壁中央に形成された円孔に装着されたベアリング21bと、蓋部15の内側筒部15dの内周に装着されたベアリング21aとを介して支承されている。なお、蓋部15の内側筒部15dの内周に装着されたベアリング21aの軸方向一端側には、シール部材22が配置されている。
回転軸20の軸方向中央部の外周には、円環状のロータ23が同軸状に嵌合固定されている。このロータ23は、円筒状のロータコア24の内部に等方性リング磁石25が同軸状に配置されたものである。これにより、ロータコア24の外周部には、周方向に極性が交互に異なる複数の磁極(本実施形態の場合、8極(N極:4、S極:4))が形成されている。
ステータ30は、円環状に形成されて周方向に配列された複数のスロット(図示せず)を有するステータコア31と、ステータコア31のスロットに所定の方法で巻装された三相のステータコイル35とを備えている。このステータ30は、ハウジング10の筒状本体部11の内周面にステータコア31の外周部が固定されることにより、ロータ23の外側で径方向に対向してハウジング10内に収容配置されている。
ステータコイル35を構成する導体線38は、図2に示すように、スロットに収容されるスロット収容部38aと、異なるスロットに収容された2本のスロット収容部38aをスロットの外部で接続するコイルエンド部38bとを有する。本実施形態では、コイルエンド部38bが山形状に形成されたものが用いられている。
ステータコイル35の軸方向両側には、ステータコア31の軸方向端面から軸方向外方へそれぞれ突出する多数のコイルエンド部38bによって円環状に形成されたコイルエンド36,37が形成されている。これらコイルエンド36,37は、山形状のコイルエンド部38bの集合体により形成されているので、隣接するコイルエンド部38b間に所定の隙間が形成されている。
本実施形態の場合、軸方向一端側のコイルエンド36は、筒状本体部11に設けられた吐出口12の鉛直方向下方に位置している。これにより、吐出口12からコイルエンド36の最上部に向かって冷却液が吐出され、コイルエンド36から落下する冷却液が蓋部15の外側筒部15b(冷却液受け部)で受けられるようにされている。
冷却装置40は、吐出口12に冷却液を搬送するポンプ43と、加熱された冷却液の熱を放出させる放熱器44とを備えている。これらポンプ43及び放熱器44は、ハウジング10の排出口13から吐出口12へ冷却液を搬送する配管で接続された冷却液の循環回路上に設置されている。即ち、本実施形態の冷却装置40では、吐出口12からコイルエンド36に吐出された冷却液は、コイルエンド36から外側筒部15b(冷却液受け部)に落下する。落下した冷却液は、ハウジング10の底部に設けられた排出口13からポンプ43に戻され、ポンプ43から放熱器44を経由して低温化された後、再び吐出口12から吐出されるように循環回路が形成されている。なお、冷却液としては、例えばATFなど、従来の回転電機において用いられる公知の冷却液を用いることができる。
次に、上記のように構成された本実施形態の回転電機1の作用について説明する。本実施形態の回転電機1は、通常使用状態において回転軸20が水平方向を向き、冷却液を吐出する吐出口12が鉛直方向上方側に位置するようにして車両の所定位置に設置される。そして、ステータ30のステータコイル35への通電により運転が開始されると、ロータ23の回転に伴って回転軸20が回転し、回転軸20から駆動力伝達装置等を介して他の機器に駆動力が供給される。
また、これと同時に、冷却装置40のポンプ43及び放熱器44が作動を開始し、吐出口12からコイルエンド36に向かって冷却液が吐出される。吐出された冷却液は、各コイルエンド部38bを伝って冷却しつつ下方へ流動する。このとき、コイルエンド36を構成するコイルエンド部38bが山形状に形成されていることから、冷却液の一部は、隣接するコイルエンド部38b間に形成された隙間から抜け落ちて、外側筒部15b(冷却液受け部)に落下する。これにより、落下した冷却液は、外側筒部15b(冷却液受け部)を冷却しつつ下方に流動することによって、蓋部15の全体及び蓋部15に設置された電気回路部品17をも冷却するので、良好な冷却効果が得られる。
その後、外側筒部15b(冷却液受け部)から落下した冷却液は、ハウジング10の底部に設けられた排出口13からポンプ43に戻され、ポンプ43から放熱器44を経由して低温化された後、再び吐出口12から吐出される。これにより、循環回路を循環する冷却液により回転電機1の冷却が繰り返し行われる。
以上のように、本実施形態の回転電機1によれば、ハウジング10の蓋部15は、冷却液が供給されるコイルエンド36の鉛直方向下方に位置して、コイルエンド36から落下する冷却液を受ける外側筒部15b(冷却液受け部)を有し、外側筒部15b(冷却液受け部)の内側に電気回路部品17が設置されている。そのため、コイルエンド36からハウジング10の外側筒部15b(冷却液受け部)に落下した冷却液でハウジング10を冷却して、外側筒部15b(冷却液受け部)の内部に設置されている電気回路部品17を冷却することができる。これにより、冷却液を有効利用してハウジング10や電気回路部品17を冷却することができるので、より良好な冷却効果を得ることができる。
また、本実施形態のコイルエンド36は、山形状のコイルエンド部38bの集合体により形成されているので、隣接するコイルエンド部38b間に所定の隙間が形成されている。そのため、コイルエンド36に吐出された冷却液のうち、その隙間から外側筒部15b(冷却液受け部)に抜け落ちた冷却液を利用して、蓋部15(ハウジング)や電気回路部品17を効果的に冷却することができる。
〔変形例1〕
上記の実施形態1では、ステータコイル35を構成する導体線38のコイルエンド部38bが、山形状に形成されていたが、図3に示す導体線39のように、2本のスロット収容部39aをスロットの外部で接続するコイルエンド部39bの形状を階段形状にしてもよい。このようにすれば、コイルエンド36の隣接するコイルエンド部39b間に形成される隙間の大きさを調整することができる。また、コイルエンド36を密な状態にして、コイルエンド36の軸方向への突出高さを低くすることが可能となる。
〔実施形態2〕
実施形態2の回転電機2は、実施形態1のものと基本的構成が同じであるが、実施形態1に対して、電気回路部品17を収納するケース16と、ヒートシンク18と、案内溝19が付加されている点で実施形態1と異なる。よって、実施形態1の回転電機1と共通する部材については詳しい説明は省略し、図4〜図7を参照して、異なる点及び重要な点について説明する。なお、実施形態1と共通する部材は同じ符号を用いる。
実施形態2では、駆動回路などを搭載したプリント基板や、コンデンサ、トランジスタ、半導体スイッチング素子など、回転電機2を駆動するための電気回路部品17は、基台17A上に設置されて、基台17Aと共にケース16に収納されている。ケース16は、ハウジング10の筒状本体部11及び蓋部15と同様に、伝熱特性の良いアルミ系や鉄系の金属で形成されている。このケース16は、蓋部15の基板部15aの軸方向一端側端面に接触した状態で固着されている。
ヒートシンク18は、伝熱特性の良いアルミ系や鉄系、銅系等の金属で方体ブロック状に形成されている。このヒートシンク18は、軸方向他端側の半部分が蓋部15の外側筒部15b(冷却液受け部)の内周面に接触した状態で蓋部15と一体に設けられている。また、ヒートシンク18の軸方向一端側の半部分は、ケース16内に収容された基台17Aに埋め込まれて、基台17A及びケース16と接触した状態に配置されている。これにより、ヒートシンク18は、蓋部15の外側筒部15bと基台17A及びケース16との間で伝熱機能を果たすようにされている。即ち、冷却液で冷却される外側筒部15b(冷却液受け部)により、基台17A及びケース16を冷却するようにされている。
実施形態2のハウジング10を構成する蓋部15は、実施形態1と同様に、基板部15aと、外側筒部15bと、先端壁部15cと、内側筒部15dとからなるが、冷却液受け部として機能する外側筒部15bの外周面に案内溝19が設けられている点で異なる。案内溝19は、図5及び図6に示すように、外側筒部15bの外周面の上方側で周方向に延びる円弧状に形成されている。これにより、コイルエンド36から落下した冷却液を周方向両側へ振り分けて案内するようにされている。案内溝19の周方向両側で最下方に位置する溝端部19aは、内周側から外周側に向かって下降傾斜する傾斜面とされている。
案内溝19の両溝端部19aの最下端は、回転軸20の回転中心線Oを通る水平線L1よりも上方に位置するように設定されている。即ち、図7に示すように、コイルエンド36の上方中央部に吐出された冷却液が最も掛かり難い部位は、コイルエンド36の水平線L1が通る付近の外周側部位(図7のA部)である。よって、その部位(図7のA部)を狙って冷却液を流動させるためには、案内溝19の最下方に位置する周方向両側の溝端部19aを、水平線L1よりも天面側に位置するように設定することが望ましい。
以上のように構成された実施形態2の回転電機2は、実施形態1の回転電機1と同様の作用及び効果を奏する。特に、実施形態2では、ヒートシンク18が、蓋部15の外側筒部15b(冷却液受け部)の内周面に接触した状態で一体に設けられているため、良好な冷却効果を得ることができる。
また、蓋部15の外側筒部15b(冷却液受け部)には、コイルエンド36から落下した冷却液を周方向両側へ振り分けて案内する案内溝19を有する。そのため、コイルエンド36から一旦落下した冷却液を、コイルエンド36の冷却液が最も掛かり難い部位へ戻して再利用することができるので、効率よく冷却することができる。
〔変形例2〕
上記の実施形態2では、蓋部15の外側筒部15b(冷却液受け部)に設けられた案内溝19は、外側筒部15bの外周部を直接切り欠いた状態に形成されていたが、図8及び図9に示すように、実施形態2の案内溝19と同様に形成された案内溝19を有するリング部材190を外側筒部15bの外周面に嵌着するようにしてもよい。
〔他の実施形態〕
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更することが可能である。
例えば、上記の実施形態1,2では、本発明の回転電機をモータ(電動機)に適用した例を説明したが、本発明は、車両に搭載される回転電機として、電動機あるいは発電機、さらには両者を選択的に使用しうる回転電機にも適用することができる。
1…回転電機、 10…ハウジング、 15b…外側筒部(冷却液受け部)、 17…電気回路部品、 18…ヒートシンク、 19…案内溝、 20…回転軸、 23…ロータ、 30…ステータ、 31…ステータコア、 35…ステータコイル、 36,37…コイルエンド、 38,39…導体線、 38b,39b…コイルエンド部。

Claims (4)

  1. ハウジング(10)と、前記ハウジングに回転可能に支承された回転軸(20)と、前記回転軸の外周に嵌合固定されたロータ(23)と、前記ロータの外側で径方向に対向して配置された円環状のステータコア(31)、及び前記ステータコアに巻装されて前記ステータコアの軸方向端面から軸方向外方へ突出するコイルエンド(36)が形成されたステータコイル(35)を有するステータ(30)と、前記コイルエンドに冷却液を供給して冷却する冷却装置(40)と、を備えた回転電機において、
    前記ハウジングは、前記冷却液が供給される前記コイルエンドの鉛直方向下方に位置して、前記コイルエンドから落下する冷却液を受ける冷却液受け部(15b)を有し、前記冷却液受け部の内側に電気回路部品(17)及びヒートシンク(18)の少なくとも一方が設置されていることを特徴とする回転電機。
  2. 前記ヒートシンクは、前記ハウジングの前記冷却液受け部と接触した状態で一体に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記冷却液受け部は、前記コイルエンドから落下した冷却液を周方向両側へ振り分けて案内する案内溝(19)を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の回転電機。
  4. 前記ステータコイルを構成する導体線(38,39)のコイルエンド部(38b,39b)は、山形状又は階段形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の回転電機。
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