JP2016208389A - 画像処理装置及び画像処理プログラム - Google Patents

Abstract

【課題】、実際に送信先にファックス送信する際、カバーシートの内容を確認することができないため、意図するカバーシートを誤送信してしまうという問題が生じ得る。
【解決手段】本発明に係る画像処理装置は、原稿の画像を読み取る原稿画像読取部と、１又は複数の宛先に関する特定情報を含むカバーシートを作成するカバーシート作成部と、所定のファックス設定情報に従って、原稿画像データに基づいて原稿のプレビュー画像と、カバーシートのプレビュー画像とを作成するプレビュー画像作成部と、原稿のプレビュー画像と、カバーシートのプレビュー画像の表示を選択するカバーシート画像表示選択部とを含むプレビュー画面を表示する表示部と、プレビュー画面上でのカバーシート画像表示選択部の選択の有無に応じて、１又は複数の宛先に原稿をファックス送信するファックス制御部とを備える。
【選択図】 図１

Description

本発明は、画像処理装置及び画像処理プログラムに関し、例えば、ファクシミリ機能を備える画像処理装置に適用し得るものである。

従来、ファクシミリ送信を行なう際、選択された宛先情報を含むカバーシートが、入力されたドキュメントページの先頭に添付されてファックス送信を行なうことができる（特許文献１参照）。

特開平８−３０７７０２号公報

しかしながら、実際に宛先に原稿をファックス送信する際、ユーザがカバーシートの内容を確認せずに送信することがあり、意図しないカバーシートを宛先に誤送信してしまうという問題が生じ得る。

上記課題を解決するために、第１の本発明に係る画像処理装置は、（１）１又は複数の原稿の画像を読み取る原稿画像読取部と、（２）入力された１又は複数の宛先に関する特定情報を含むカバーシートを作成するカバーシート作成部と、（３）所定のファックス設定情報に従って、原稿読取部により読み取られた原稿画像データに基づいて原稿のプレビュー画像と、カバーシート作成部より作成されたカバーシートのプレビュー画像とを作成するプレビュー画像作成部と、（４）プレビュー画像作成部により作成された前記原稿のプレビュー画像と、カバーシートのプレビュー画像の表示を選択するカバーシート画像表示選択部とを含むプレビュー画面を表示する表示部と、（５）プレビュー画面上でのカバーシート画像表示選択部の選択の有無に応じて、入力された１又は複数の宛先に原稿をファックス送信するファックス制御部とを備えることを特徴とする。

第２の本発明に係る画像処理プログラムは、コンピュータを、（１）１又は複数の原稿の画像を読み取る原稿画像読取部、（２）入力された１又は複数の宛先に関する特定情報を含むカバーシートを作成するカバーシート作成部、（３）所定のファックス設定情報に従って、原稿読取部により読み取られた原稿画像データに基づいて原稿のプレビュー画像と、カバーシート作成部より作成されたカバーシートのプレビュー画像とを作成するプレビュー画像作成部、（４）プレビュー画像作成部により作成された原稿のプレビュー画像と、カバーシートのプレビュー画像の表示を選択するカバーシート画像表示選択部とを含むプレビュー画面を表示部に表示する表示制御部、（５）プレビュー画面上でのカバーシート画像表示選択部の選択の有無に応じて、入力された１又は複数の宛先に原稿をファックス送信するファックス制御部として機能させることを特徴とする。

本発明によれば、ファックス送信時にカバーシートを添付する際、実際に相手に送信するカバーシートのプレビュー画像を表示して確認させることができる送るカバーシートをプレビュー表示し内容を確認することができるので、意図しないカバーシートを誤送信してしまうことを防止できる。

実施形態に係る複合機の主な内部構成を示す内部構成図である。 実施形態に係る複合機におけるファックス送信処理を示すフローチャートである。 実施形態に係る管理テーブルの構成を示す構成図である。 実施形態に係る原稿のプレビュー画像を含むファックスプレビュー画面を示す画面図である。 実施形態に係るカバーシートのプレビュー画像を含むファックスプレビュー画面を示す画面図である。 実施形態に係る複合機におけるファックス送信処理で、カバーシートを削除する処理を示すフローチャートである。 実施形態に係るカバーシートの削除後のファックスプレビュー画面を示す画面図である。 実施形態に係る複合機におけるファックス送信の開始時の処理を示すフローチャートである。 実施形態に係る複合機におけるカバーシート表示確認画面を含む画面を示す画面図である。

（Ａ）主たる実施形態
以下では、本発明に係る画像処理装置及び画像処理プログラムの主たる実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。

この実施形態では、少なくともスキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能等を搭載した複合機（ＭＦＰ：(Multifunction Peripheral）)に、本発明を適用する場合を例示する。

（Ａ−１）実施形態の構成
図１は、この実施形態に係る複合機１００の主な内部構成を示す内部構成図である。図１において、実施形態に係る複合機１００は、印刷制御部１０１、ファックス制御部１０２、スキャン制御部１０３、操作パネル制御部１０４、ファックスプレビュー作成部１０５、不揮発性メモリ部１０６、操作パネル部１０７を有する。

複合機１００は、操作パネル部１０７を通じて、選択された機能の処理を行なうものであり、例えば、スキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能（印刷機能）等を行なう。複合機１００は、例えば、ＣＰＵ、ＲＯＭ、ＲＡＭ、ＥＥＰＲＯＭ、入出力インターフェース部、通信部等を備えており、ＣＰＵがＲＯＭに格納される各種処理プログラムを実行することにより、各種機能が実現される。なお、処理プログラムが複合機１００にインストールされることにより、各種機能が実現されるものであってもよく、その場合でも、図１に示す処理ブロックで表すことができる。

印刷制御部１０１は、印刷処理を制御するものである。印刷制御部１０１は、操作パネル部１０７を通じて印刷設定情報を取得し、その印刷設定情報に従って、取得した画像データに基づく画像を記録媒体上に印刷する。

ファックス制御部１０２は、操作パネル部１０７を通じて宛先情報を取得し、スキャン制御部１０３によりスキャンされたスキャンデータを、宛先情報に向けてファックス送信するものである。また、ファックス制御部１０２は、ファックス受信したデータを印刷制御部１０１に与えて受信データに基づく画像を記録媒体に印刷させる。

ファックス送信の宛先情報は、操作パネル部１０７を通じてファックス番号の入力を可能としても良いし、又は複合機１００の有するアドレス機能で登録された、宛先の名称及びファックス番号を用いるようにしても良い。

また、ファックス制御部１０２は、ファックス送信の際に、例えば、ファックス送信先として選択された宛先の名称、宛先のファックス番号、原稿を読み込んだ日時、登録者（例えばログイン）のユーザＩＤ、原稿ページ数、送信元の名称、送信元のファックス番号等の一部又は全部を含むカバーシートを作成する。ファックス制御部１０２は、原稿の先頭ページに、作成したカバーシートを設定する。なお、カバーシートに載せる情報は、予め設定できるようにしても良く、又上記以外の情報（例えば、コメント等）を含めるようにしても良い。

ここで、ファックス送信の宛先は、１個のみ選択されることもあれば、複数個選択されることもある。この場合、ファックス制御部１０２は、選択された１個又は複数個の宛先の名称やファックス番号を含むようにカバーシートを作成する。

また、ファックス制御部１０２は、ファックス条件の設定を行うことができ、例えば、原稿の精細度に基づく解像度の設定、送信方法の設定、原稿の種類に基づいて文字／写真モードや文字モードや写真モード等のスキャンする原稿モードの設定、原稿サイズの設定等を行なうことができる。

スキャン制御部１０３は、原稿をスキャンしてスキャンデータを生成するものである。

操作パネル制御部１０４は、操作パネル部１０７に各種機能の選択メニュー画面を表示したり、選択された機能の種類に応じた設定画面を操作パネル部１０７に表示したり、操作パネル部１０７を通じて選択された各種機能の設定情報を印刷制御部１０１やファックス制御部１０２やスキャン制御部１０３等に与えたりするものである。

ファックスプレビュー作成部１０５は、ファックス送信を行なう際に、不揮発性メモリ部１０６に記憶されている管理テーブル２０１（図２参照）を参照して、カバーシートのプレビュー画像データや、スキャンされたファックス原稿のプレビュー画像データを作成して、操作パネル部１０７にプレビュー画像を表示する。

不揮発性メモリ部１０６は、例えば、各種機能の設定情報や、処理プログラムや、処理に必要なデータ等を記憶する記憶領域である。

操作パネル部１０７は、例えば、テンキーやスタートボタンやストップボタンやクリアボタン等の操作ボタン、液晶ディスプレイ等の表示部などを有する。操作パネル部１０７は、操作パネル制御部１０４の制御により、当該複合機１００において実行可能な機能種類を選択する選択メニュー画面を表示したり、各種機能の設定画面を表示したりするものである。また、操作パネル部１０７は、機能種類の選択情報や入力された設定情報等を操作パネル制御部１０４に与えるものである。

（Ａ−２）実施形態の動作
次に、この実施形態に係る複合機１００におけるファックス送信処理の動作を、図面を参照しながら詳細に説明する。

図２は、この実施形態に係る複合機１００におけるファックス送信処理を示すフローチャートである。

まず、ユーザによりファックス送信に関する設定がなされた後、原稿が複合機１００の台座にセットされる。

操作パネル部１０７においてユーザ操作により原稿をスキャンするスキャンボタンが選択される（Ｓ１０１）。このとき、操作パネル制御部１０４は、スキャン制御部１０３に原稿をスキャンするように指示する。そして、スキャン制御部１０３は原稿をスキャンする。このとき、操作パネル部１０７において、ユーザ操作により宛先が選択され、選択された宛先の名称、宛先のファックス番号等を含むカバーシートが作成される。また、複数の宛先に対してファックスを同報送信する場合には、その選択された複数の宛先の名称やファックス番号等を含むカバーシートが作成される。

次に、スキャン制御部１０３は、不揮発性メモリ部１０６に記憶されている管理テーブル２０１を参照し、ファックスプレビューが有効か否かを確認する（Ｓ１０２）。そして、ファックスプレビューが無効の場合、処理はＳ１０７に移行し、スキャン制御部１０３はファックス制御部１０２にスキャンデータを与える。

また、ファックスプレビューが有効の場合、処理はＳ１０３に移行し、スキャン制御部１０３は、管理テーブル２０１を参照して、カバーシートの添付が有効か否かを確認する（Ｓ１０３）。

ここで、図３は、この実施形態に係る管理テーブル２０１の構成を示す構成図である。この実施形態において、管理テーブル２０１は、ファックス条件の設定情報の一部として設定することができ、例えば、原稿のプレビュー画像を表示するか否かのファックスプレビューを有効にするか又は無効にするかの設定、カバーシートを伴ってファックス送信するか否かの設定をすることができる。例えば、図３の例では、「ファックスプレビュー：有効」であり、複数のカバーシートのうち「カバーシート：ＴｙｐｅＡ」のカバーシートを添付してファックス送信することが設定されている場合を例示する。

Ｓ１０３において、カバーシートの添付が有効の場合、処理はＳ１０４に移行し、ファックス制御部１０２は作成したカバーシートのデータをファックスプレビュー作成部１０５に与えると共に、スキャン制御部１０３は、スキャンした原稿のスキャンデータをファックスプレビュー作成部１０５に与える。そして、ファックスプレビュー作成部１０５は、カバーシートを含めた原稿のプレビュー画像データを作成する（Ｓ１０４）。

一方、Ｓ１０３において、カバーシートの添付が無効の場合、処理はＳ１０５に移行し、スキャン制御部１０３は、原稿のデータをファックスプレビュー作成部１０５に与える。そして、ファックスプレビュー作成部１０５は、原稿のみのプレビュー画像データを作成する（Ｓ１０５）。

Ｓ１０６において、ファックスプレビュー作成部１０５は、作成した原稿のプレビュー画像データを操作パネル制御部１０４に与えて、操作パネル制御部１０４が原稿のプレビュー画像を操作パネル部１０７に表示する（Ｓ１０６）。

このとき、操作パネル制御部１０４は、図４に例示するファックスプレビュー画面３０１を操作パネル部１０７に表示する。図４に例示するように、操作パネル制御部１０４は、ファックス原稿のプレビュー画像のみを操作パネル部１０７に表示する。図４のファックスプレビュー画面３０１は、１枚ずつファックス原稿を表示する表示部３０３と、ファックス原稿のプレビュー画像を操作パネル部１０７の表示部の全画面に表示するための全面画面ボタン３０７と、カバーシートの表示を選択する表示ボタン３０２、ファックス送信を実行する送信ボタン３０４、前頁表示ボタン３０５、次ページ表示ボタン３０６などを有する。図４のファックスプレビュー画面３０１では、１枚ずつファックス原稿のプレビュー画像を表示することができ、前頁表示ボタン３０５や次ページ表示ボタン３０６の選択により、全ページのファックス原稿のプレビュー画像を表示することができる。

図４のファックスプレビュー画面３０１において、ユーザ操作によりカバーシートの表示ボタン３０２が押下されると（Ｓ１０７）、操作パネル制御部１０４は、カバーシートのプレビュー画像を表示する（Ｓ１０８）。

図５は、この実施形態に係るカバーシートのプレビュー画像を表示するファックスプレビュー画面４０１の画面図である。図５に示すように、操作パネル制御部１０４は、カバーシートの表示ボタン３０２が押下されると、カバーシートのプレビュー画像を表示部４０３に表示する。また、図５に例示するファックスプレビュー画面４０１は、カバーシートを削除して、ファックス原稿にカバーシートを添付しないようにするため削除ボタン４０２と、カバーシートのプレビュー画像を非表示とする非表示ボタン４０４を有する。

なお、カバーシートは、原稿の先頭に添付されるものであるため、例えば、図４に例示するファックスプレビュー画面３０１において、原稿のプレビュー画像が表示されている状態で、前頁表示ボタン３０５が押下されることで、カバーシートのプレビュー画像が表示されるようにしても良い。

そして、図５のカバーシートのプレビュー画像を確認した上で、カバーシートも添付した状態で原稿を送信する場合、図５のファックスプレビュー画面４０１上の送信ボタン３０４が押下されると、操作パネル制御部１０４はスキャン制御部１０３にファックス送信を指示する。そして、スキャン制御部１０３はスキャンデータをファックス制御部１０２に渡し、ファックス制御部１０２は、原稿のファックス送信を開始する（Ｓ１０９）。なお、ファックス制御部１０２によるファックス送信の開始処理の詳細な説明については、図８及び図９を用いて後述する。

図６は、実施形態に係る複合機１００におけるファックス送信処理で、カバーシートを削除する処理を示すフローチャートである。

図６は、図２のＳ１０７の処理で、操作パネル制御部１０４が、図５のファックスプレビュー画面４０１を操作パネル部１０７に表示している。そして、ファックスプレビュー画面４０１上で、ユーザ操作により、カバーシートの削除ボタン４０２が押下されると（Ｓ２０１）、操作パネル制御部１０４が、カバーシートを削除するようにスキャン制御部１０３に指示する。

スキャン制御部１０３は、カバーシートを削除した原稿のスキャンデータを作成し（Ｓ２０２）、その作成したスキャンデータをファックスプレビュー作成部１０５に与える。そして、ファックスプレビュー作成部１０５が、作成した原稿のスキャンデータを操作パネル制御部１０４に与えて、操作パネル制御部１０４が、カバーシートを除いて原稿のプレビュー画像を操作パネル部１０７に表示する（Ｓ２０３）。

このとき、操作パネル制御部１０４は、図７に例示するファックスプレビュー画面９０１を操作パネル部１０７に表示する。図７に例示するように、ファックスプレビュー画面９０１は、基本的には、図４のファックスプレビュー画面３０１と同様に、１枚ずつファックス原稿を表示する表示部３０３と、全面画面ボタン３０７と、表示ボタン３０２、送信ボタン３０４、前頁表示ボタン３０５、次ページ表示ボタン３０６等を有するが、カバーシートの表示ボタン３０２と削除ボタン４０２とを有していない。これは、Ｓ２０１でカバーシートの削除ボタン４０２が押下され、カバーシートを添付しないためである。

図８は、実施形態に係る複合機１００におけるファックス送信の開始時の処理を示すフローチャートである。

図２のＳ１０９において、操作パネル部１０７に表示されているファックスプレビュー画面（図４、図５及び図７参照）において、送信ボタン３０４が押下されると（Ｓ３０１）、操作パネル制御部１０４は、カバーシート表示ボタン３０２が押下されたか否かを確認する（Ｓ３０２）。

そして、カバーシート表示ボタン３０２が押下されていない場合、操作パネル制御部１０４は、カバーシート表示ボタン３０２が押下されていない旨をファックスプレビュー作成部１０５に通知する。これを受けて、ファックスプレビュー作成部１０５は、図９に例示するように、カバーシートを表示していない旨を操作パネル部１０７に表示する（Ｓ３０３）。つまり、図９に例示するように、例えば「カバーシートを表示しておりません。このまま送信してもよいですか？」等のガイダンス表示と、「ＯＫ」ボタン７０１と「キャンセル」ボタン７０２とを含むカバーシート表示確認画面７００を、操作パネル部１０７の表示部にポップアップ表示する。

そして、「ＯＫ」ボタン７０１が押下されると（Ｓ３０４）、ファックス制御部１０２は、カバーシートを表示しないまま、原稿をファックス送信する（Ｓ３０５）。一方、図９のカバーシート表示確認画面７００において「キャンセル」ボタン７０２が押下されると、図９のカバーシート表示確認画面７００が閉じる。これにより、操作パネル部１０７には、図４のファックスプレビュー画面３０１が表示されるため、カバーシートのプレビュー画像を表示できる画面に戻り、カバーシートのプレビュー画像を表示することができる。

従来、複数の宛先に対して同じ原稿をファックス送信する同報送信の場合、複数の宛先の名称やファックス番号が表示されたカバーシートを添付して原稿がファックス送信されてしまう。このような複数の宛先の名称やファックス番号が表示されたカバーシートを原稿と一緒に複数の宛先に送信されることを望まない場合も生じ得る。

しかし、この実施形態によれば、カバーシートのプレビュー画像をユーザが確認することができるため、複数の宛先の名称やファックス番号が記載されたカバーシートを送信しないようにすることができる。また、カバーシートの確認が一度もなされていない場合（カバーシートの表示ボタン３０２が押下されていない場合）に、カバーシートの表示をユーザに促すことができるため、カバーシートの確認をユーザに注意喚起させることができる。

（Ａ−３）実施形態の効果
以上のように、この実施形態によれば、ファックス送信時にカバーシートを添付する際、実際に相手に送るカバーシートをプレビュー表示し内容を確認することができるので、意図しないカバーシートの誤送信を防止することができる。

（Ｂ）他の実施形態
上述した実施形態においても種々の変形実施形態を言及したが、本発明は、以下の変形実施形態にも適用できる。

（Ｂ−１）上述した実施形態では、本発明の画像処理装置及び画像処理プログラムを複合機に適用する場合を例示した。しかし、本発明は、ファックス機能を有する装置に広く適用することができる。

（Ｂ−２）上述した実施形態は、複合機の操作パネル上にカバーシートのプレビュー画像を表示する場合を例示した。しかし、例えば、複合機等のようにファックス機能を備える装置と接続するパーソナルコンピュータに搭載される、原稿をファックスするドライバ（ソフトウェア）に本発明を適用するようにしても良い。

１００…画像処理装置、１０１…印刷制御部、１０２…ファックス制御部、１０３…スキャン制御部、１０４…操作パネル制御部、１０５…ファックスプレビュー作成部１０５…不揮発性メモリ部、１０７…操作パネル部、２０１…管理テーブル。

Claims (5)

1. １又は複数の原稿の画像を読み取る原稿画像読取部と、
   入力された１又は複数の宛先に関する特定情報を含むカバーシートを作成するカバーシート作成部と、
   所定のファックス設定情報に従って、前記原稿読取部により読み取られた原稿画像データに基づいて前記原稿のプレビュー画像と、前記カバーシート作成部より作成された前記カバーシートのプレビュー画像とを作成するプレビュー画像作成部と、
   前記プレビュー画像作成部により作成された前記原稿のプレビュー画像と、前記カバーシートのプレビュー画像の表示を選択するカバーシート画像表示選択部とを含むプレビュー画面を表示する表示部と、
   前記プレビュー画面上での前記カバーシート画像表示選択部の選択の有無に応じて、前記入力された１又は複数の宛先に前記原稿をファックス送信するファックス制御部と
   を備えることを特徴とする画像処理装置。
2. 前記プレビュー画面上で前記カバーシート画像表示選択部の選択がない場合に、前記表示部が、前記カバーシートのプレビュー画像の表示を促すカバーシート表示確認画面を表示することを特徴とする請求項１に記載の画像処理装置。
3. 前記プレビュー画面上で前記カバーシート画像表示選択部の選択がある場合に、前記プレビュー画像作成部が、前記カバーシートのプレビュー画像を含む画面を前記表示部に表示することを特徴とする請求項１に記載の画像処理装置。
4. 前記カバーシートのプレビュー画像を含む画面が前記表示部に表示された後、前記カバーシートの削除を選択するカバーシート削除選択部を有する前記プレビュー画面が前記表示部に表示され、
   前記ファックス制御部が、前記カバーシート削除選択部の選択により、前記カバーシートを除いて、前記原稿をファックス送信する
   ことを特徴とする請求項３に記載の画像処理装置。
5. コンピュータを、
   １又は複数の原稿の画像を読み取る原稿画像読取部、
   入力された１又は複数の宛先に関する特定情報を含むカバーシートを作成するカバーシート作成部、
   所定のファックス設定情報に従って、前記原稿読取部により読み取られた原稿画像データに基づいて前記原稿のプレビュー画像と、前記カバーシート作成部より作成された前記カバーシートのプレビュー画像とを作成するプレビュー画像作成部、
   前記プレビュー画像作成部により作成された前記原稿のプレビュー画像と、前記カバーシートのプレビュー画像の表示を選択するカバーシート画像表示選択部とを含むプレビュー画面を表示部に表示する表示制御部、
   前記プレビュー画面上での前記カバーシート画像表示選択部の選択の有無に応じて、前記入力された１又は複数の宛先に前記原稿をファックス送信するファックス制御部
   として機能させることを特徴とする画像処理プログラム。

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