JP2016208369A - 光伝送装置及びレベル調整方法 - Google Patents

光伝送装置及びレベル調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】波長選択スイッチで安定した出力を確保できる光伝送装置等を提供する。【解決手段】光伝送装置は、波長選択スイッチと、第1の監視部と、第2の監視部と、算出部と、設定部とを有する。波長選択スイッチは、入力ポート、入力ポートよりもポート数の多い出力ポート及び、入力ポートから出力ポートへ出力する光信号のレベルを調整する調整機能を備えた。第1の監視部は、入力ポートでの光信号のレベルを監視する。第2の監視部は、出力ポートでの光信号のレベルを監視する。算出部は、第1の監視部の監視結果、第2の監視部の監視結果及び調整機能の現在の調整値に基づき、出力ポートでの仮想出力値を算出し、算出した仮想出力値に基づき、調整機能の調整値を算出する。設定部は、算出部にて算出された調整値を調整機能に設定する。【選択図】図2

Description

本発明は、光伝送装置及びレベル調整方法に関する。
光WDM(Wavelength Division Multiplex:波長分割多重)伝送システムでは、複数の光伝送装置と接続し、異なる光波長の光信号を多重化した光波長多重信号を光伝送装置間で伝送する。各光伝送装置は、光波長多重信号から任意の光波長の光信号を光分岐若しくは光合波するWSS(Wavelength Selective Switch:波長選択スイッチ)を有している。
WSSは、光出力レベルを一定に保つための制御方式として、WSSの出力パワーをモニタし、その出力モニタ値に基づき、光出力レベルを目標レベルになるように調整するフィードバック(FB)制御方式が採用されている。
特開2014−7564号公報 特開2012−147151号公報
しかしながら、近年の光伝送装置では、光方路数の拡張等で出力ポートの数やモニタポイントの数が増加する傾向にあるため、FB制御方式を採用した場合、光出力レベルを制御する制御周期が長くなる。その結果、伝送路上の光パワーレベルの変動に対してWSSの光出力レベル制御が高速に追従できず、WSSで安定した出力を確保できない。
しかも、光伝送装置は、出力ポート数の増加に伴って、入力された光波長多重光信号を複数の出力ポートへ分波する機会も多い。例えば、波長多重信号を5個の出力ポートに出力する場合には、波長5個分の各出力ポートの光信号のパワーをOCM(Optical Channel Monitor)で順次測定する必要がある。その結果、5ポート分の出力ポートを一巡して測定が完了するまでには時間を要するため、その測定時間中に伝送路上の光パワーレベルが変動した場合、光パワーレベルの変動に対してWSSの光出力レベル制御が追従できず、WSSで安定した出力を確保できない。
一つの側面では、WSSで安定した出力を確保できる光伝送装置及びレベル調整方法を提供することを目的とする。
一つの態様の光伝送装置は、波長選択スイッチと、第1の監視部と、第2の監視部と、算出部と、設定部とを有する。波長選択スイッチは、入力ポート、入力ポートよりもポート数の多い出力ポート及び、入力ポートから出力ポートへ出力する光信号のレベルを調整する調整機能を備えている。第1の監視部は、入力ポートでの光信号のレベルを監視する。第2の監視部は、出力ポートでの光信号のレベルを監視する。算出部は、第1の監視部の監視結果、第2の監視部の監視結果及び調整機能の現在の調整値に基づき、出力ポートでの仮想出力値を算出し、算出した仮想出力値に基づき、調整機能の調整値を算出する。設定部は、算出部にて算出された調整値を調整機能に設定する。
一つの側面として、波長選択スイッチで安定した出力を確保できる。
図1は、本実施例の光伝送システムの一例を示す説明図である。 図2は、OCXの一例を示すブロック図である。 図3は、本実施例のモニタタイミング及び制御タイミングの一例を示す説明図である。 図4は、第1の調整処理に関わるOCX内のCPUの処理動作の一例を示すフローチャートである。 図5は、第2の調整処理に関わるOCX内のCPUの処理動作の一例を示すフローチャートである。 図6は、他の実施例のモニタタイミング及び制御タイミングの一例を示す説明図である。
以下、図面に基づいて、本願の開示する、光伝送装置及びレベル調整方法の実施例を詳細に説明する。尚、本実施例により、開示技術が限定されるものではない。以下の各実施例は、適宜、組合せても良い。
図1は、本実施例の光伝送システム1の一例を示す説明図である。図1に示す光伝送システム1は、複数のOXC(Optical Cross-Connect)2を光ファイバ3でメッシュ接続し、各OXC2は、異なる光波長の光信号を多重化してWDM方式の光波長多重信号を光ファイバ3に伝送する。OXC2は、光波長多重信号から任意の波長の光信号を光分岐(Drop)若しくは光合波(Add)するWSSを内蔵している。OXC2は、最大で8Degree構成である。光伝送システム1は、光ファイバ3上に複数のREP(Intermediate Repeater)4を有する。REP4は、光ファイバ3上の光波長多重信号を増幅して中継出力する中継器である。
図2は、OXC2の一例を示すブロック図である。図2に示すOXC2は、WSS11と、カプラ12と、OPTSW(Optical Switch)13と、第1の光分岐部14と、第2の光分岐部15と、OCM(Optical Channel Monitor)16と、メモリ17と、CPU(Central Processor Unit)18とを有する。WSS11は、N個の入力ポート11Aと、M個の出力ポート11Bと、ATT(Attenuator)11Cとを有する。WSS11は、入力ポート11Aから光波長多重信号内の各光信号を光波長単位で各出力ポート11Bへ出力する。入力ポート11Aは、光波長多重信号等の光信号を入力するN個、例えば、1個のポートである。出力ポート11Bは、光波長単位で出力するM個、例えば、20個のポートである。尚、入力ポート11A及び出力ポート11Bの個数は、これらに限定されるものではなく、適宜変更可能である。また、入力ポート11A及び出力ポート11Bの個数は、N及びMが自然数を条件に、N<Mの関係である。
カプラ12は、例えば、4個の出力ポート11Bへの光信号を合波する。例えば、出力ポート11Bを20個とした場合、カプラ12は、1個につき、4個の出力ポート11Bの光信号を合波できるため、カプラ12は5個となる。尚、出力ポート11Bの個数及びカプラ12の個数は、これらに限定されるものではなく、適宜変更可能である。
OPTSW13は、OCM16で監視するモニタ対象の光信号を切替出力する。尚、モニタ対象の光信号は、第1の光分岐部14で光分岐した入力ポート11A側の光信号及び、第2の光分岐部15で光分岐した出力ポート11B側の光信号である。OTPSW13は、第2の光分岐部15で光分岐した各カプラ12の出力ポート11B側の光信号又は第1の光分岐部14で光分岐した入力ポート11A側の光信号をOCM16に切替出力する。第1の光分岐部14は、入力ポート11Aからの光信号を光分岐する。第2の光分岐部15は、出力ポート11B毎に配置し、出力ポート11Bへの光信号を光分岐する。
OCM16は、入力モニタ16Aと、出力モニタ16Bとを有し、例えば、光スペクトルアナライザである。入力モニタ16Aは、第1の光分岐部14で光分岐した入力ポート11Aの光信号に基づき、WSS11の入力ポート11Aからの光信号の信号パワーをモニタし、その入力モニタ値を得る。また、出力モニタ16Bは、第2の光分岐部15で光分岐した各出力ポート11Bの光信号に基づき、WSS11の出力ポート11Bへの光信号の信号パワーをモニタし、その出力モニタ値を得る。
WSS11のATT11Cは、入力ポート11Aから各出力ポート11Bに出力する光波長毎の光信号の出力が一定になるように、その出力レベルを調整値に基づき調整する。メモリ17は、各種情報を記憶する領域である。メモリ17は、入力値メモリ17Aと、出力値メモリ17Bと、損失値メモリ17Cと、仮想出力値メモリ17Dと、調整値メモリ17Eとを有する。
入力値メモリ17Aは、入力モニタ16Aで取得した入力モニタ値を記憶する領域である。出力値メモリ17Bは、出力モニタ16Bで取得した出力モニタ値を記憶する領域である。損失値メモリ17Cは、後述する光損失値を記憶する領域である。仮想出力値メモリ17Dは、後述する仮想出力モニタ値を記憶する領域である。調整値メモリ17Eは、後述する調整値を記憶する領域である。
CPU18は、OXC2全体を制御する。CPU18は、検出部21と、第1の算出部22と、第2の算出部23と、第3の算出部24と、設定部25とを有する。図3は、本実施例の制御タイミング及びモニタタイミングの一例を示す説明図である。モニタタイミングは、例えば、“1”〜“4”の出力ポート11B、“5”〜“8”の出力ポート11B、“9”〜“12”の出力ポート11B、“13”〜“16”の出力ポート11B、“17”〜“20”の出力ポート11Bの出力モニタの順にモニタする。尚、出力モニタのモニタ順序は、これらに限定されるものではなく、適宜変更可能である。
CPU18は、現在が制御タイミングであるか否かを判定し、現在が制御タイミングの場合に入力ポート11A側の光信号に切替出力するようにOPTSW13を切替制御する。尚、制御タイミングは、所定周期毎に発生するものとする。つまり、CPU18は、制御タイミングで入力モニタ値を検出した場合に、WSS11のレベル制御を実行する。OPTSW13は、現在が制御タイミングの場合、第1の光分岐部14からの入力ポート11Aの光信号をOCM16内の入力モニタ16Aに切替出力する。また、OPTSW13は、現在が制御タイミングでない場合、各カプラ12からの出力ポート11Bの光信号をOCM16内の出力モニタ16Bに切替出力する。図3に示す制御タイミングは、2回の出力モニタ毎に発生する。尚、制御タイミングは、2回の出力モニタ毎に発生したが、これらに限定されるものではなく、適宜変更可能である。
検出部21は、入力モニタ16Aから入力モニタ値を検出した場合、その入力モニタ値を入力値メモリ17Aに記憶する。また、検出部21は、出力モニタ16Bから出力モニタ値を検出した場合、その出力モニタ値を出力値メモリ17Bに記憶する。
第1の算出部22は、検出部21にて入力モニタ値を検出した場合、現在の入力モニタ値、最新の出力モニタ値及びATT11Cの現在の調整値に基づき、光損失値を算出する。尚、現在の入力モニタ値は、入力モニタ16Aから検出した現在の入力モニタ値である。最新の出力モニタ値は、出力値メモリ17Bに記憶中の出力モニタ値の内、現在の入力モニタ値を検出した直前までに検出した“0”〜“20”の各出力ポート11Bの出力モニタ値である。現在の調整値は、調整値メモリ17Eに記憶中の調整値の内、ATT11Cに現在設定中の調整値である。
第1の算出部22は、{現在の入力モニタ値−最新の出力モニタ値−現在の調整値の式}で光損失値を算出する。尚、光損失値は、ATT11Cを通過する際の光損失値である。そして、第1の算出部22は、算出した光損失値を損失値メモリ17Cに記憶する。
第2の算出部23は、現在の入力モニタ値、ATT11Cの現在の調整値及び最適光損失値に基づき、仮想出力モニタ値を算出する。尚、最適光損失値は、例えば、損失値メモリ17Cに記憶中の所定周期分の光損失値の平均値である。また、OXC2起動時は、損失値メモリ17Cに記憶中の光損失値のサンプル数が少ないため、事前に設定された初期値の最適光損失値を設定する。第2の算出部23は、{現在の入力モニタ値−最適光損失値−現在の調整値}の式で仮想出力モニタ値を算出する。尚、仮想出力モニタ値は、WSS11の出力モニタ値の予測値である。第2の算出部23は、算出した仮想出力モニタ値を仮想出力値メモリ17Dに記憶する。
第3の算出部24は、仮想出力モニタ値、ATT11Cの現在の調整値及び制御目標値に基づき、ATT11Cの調整値を算出する。第3の算出部24は、{現在の調整値−(制御目標値−仮想出力モニタ値)}の式で調整値を算出する。尚、制御目標値は、予め設定されたWSS11のATT11Cの目標の出力レベルである。
設定部25は、第3の算出部24で算出した調整値をWSS11内のATT11Cに設定する。WSS11は、設定部25にて設定された調整値に基づき、光信号の出力レベルを調整する。その結果、WSS11は、FB(Feed Back)制御及びFF(Feed Forward)制御を両立した安定出力を確保できる。
次に本実施例の光伝送システム1の動作について説明する。図4は、第1の調整処理に関わるOXC2内のCPU18の処理動作の一例を示すフローチャートである。図4に示す第1の調整処理は、OXC2起動時に、入力モニタ16A及び出力モニタ16Bのモニタ結果に基づき調整値を算出し、算出した調整値をWSS11内のATT11Cに設定する処理である。
図4においてCPU18は、OPTSW13の切替動作を実行する(ステップS11)。尚、OPTSW13の切替動作は、例えば、入力ポート11A側の光信号を入力モニタ16Aに、出力ポート11B側の光信号を出力モニタ16Bに切替出力する動作である。
CPU18内の検出部21は、OCM16から入力モニタ値を検出したか否かを判定する(ステップS12)。検出部21は、入力モニタ値を検出しなかった場合(ステップS12否定)、出力モニタ値を検出したと判断し、出力モニタ16Bから出力モニタ値を検出する(ステップS13)。検出部21は、検出した出力モニタ値を出力値メモリ17Bに記憶し(ステップS14)、ステップS11に移行する。尚、説明の便宜上、検出部21は、OCX2の起動後、全ての出力ポート11Bの出力モニタ値を順次測定し、出力値メモリ17Bに全ての出力ポート11Bの出力モニタ値を記憶するものとする。
検出部21は、入力モニタ値を検出した場合(ステップS12肯定)、入力モニタ16Aから入力モニタ値を検出し(ステップS15)、検出した入力モニタ値を入力値メモリ17Aに記憶する(ステップS16)。CPU18内の第1の算出部22は、入力モニタ値、最新の出力モニタ値及び現在の調整値に基づき、光損失値を算出する(ステップS17)。第1の算出部22は、算出した光損失値を損失値メモリ17Cに記憶する(ステップS18)。
CPU18内の第2の算出部23は、現在の入力モニタ値、現在の調整値及び初期値の最適光損失値に基づき仮想出力モニタ値を算出する(ステップS19)。尚、初期値の最適光損失値は事前に設定されているものである。第2の算出部23は、算出した仮想出力モニタ値を仮想出力値メモリ17Dに記憶する(ステップS20)。
CPU18内の第3の算出部24は、算出した仮想出力モニタ値、現在の調整値及び制御目標値に基づき、ATT11Cの調整値を算出する(ステップS21)。CPU18内の設定部25は、第3の算出部24で算出した調整値をWSS11内のATT11Cに設定し(ステップS22)、調整値を現在の調整値として調整値メモリ17Eに記憶し(ステップS23)、ステップS11に移行する。
図4に示す第1の調整処理を実行するCPU18は、OXC2の起動後、入力モニタ値、現在の調整値及び初期値の最適光損失値に基づき、WSS11の仮想出力モニタ値を算出する。更に、CPU18は、仮想出力モニタ値、現在の調整値及び制御目標値に基づき、調整値を算出し、算出した調整値をWSS11のATT11Cに設定する。その結果、OXC2の起動時であっても、入力モニタ値を検出したタイミングでWSS11のレベル制御を実行するため、出力ポート11Bのポート数やモニタポイント数が増えた場合でも、従来のFB制御方式に比較してレベル制御の制御周期を短縮化できる。
しかも、CPU18は、入力モニタ値を検出したタイミングで、入力モニタ値及び最新の出力モニタ値を用いてWSS11のレベル制御を実行する。その結果、CPU18は、レベル制御の制御周期を短縮化し、光ファイバ3上の光信号パワーの変動に対して、光レベル制御が高速に追従できる。更に、CPU18は、従来のFF(Feed Forward)制御方式で解決できなかったWSS11の経年劣化や出力故障にも対処できる。
図5は、第2の調整処理に関わるOXC2内のCPU18の処理動作の一例を示すフローチャートである。尚、図4に示す第1の調整処理と同一の処理動作には同一符号を付すことで、その重複する動作の説明については省略する。図5に示す第2の調整処理は、運用時に、入力モニタ16A及び出力モニタ16Bのモニタ結果に基づき調整値を算出し、算出した調整値をWSS11内のATT11Cに設定する処理である。
図5においてCPU18は、ステップS11〜ステップS18までの処理動作を実行する。CPU18は、ステップS18にて光損失値を損失値メモリ17Cに記憶した後、損失値メモリ17Cに記憶中の所定周期分の光損失値に基づき、最適光損失値を算出する(ステップS18A)。尚、最適光損失値は、例えば、損失値メモリ17Cに記憶中の所定周期分の光損失値の平均値である。
CPU18内の第2の算出部23は、現在の入力モニタ値、現在の調整値及び、算出した最適光損失値に基づき仮想出力モニタ値を算出する(ステップS19A)。そして、第2の算出部23は、算出した仮想出力モニタ値を仮想出力値メモリ17Dに記憶すべく、ステップS20に移行する。CPU18は、ステップS20〜ステップS23の処理動作を実行する。
尚、出力モニタ値の検出タイミングは、20個の“1”〜“20”の出力ポート11Bの内、例えば、“1”〜“4”、“5”〜“8”、“9”〜“12”、“13”〜“16”、“17”〜“20”、“1”〜“4”…の順に検出するタイミングである。入力モニタ値の検出タイミングは、所定周期であるため、所定順序の出力モニタ値の検出タイミングに割り込むことになる。CPU18は、入力モニタ値の検出タイミング毎にWSS11内のATT11Cの調整値を制御する。
図5に示す第2の調整処理を実行するCPU18は、運用時に、入力モニタ値を検出した場合、入力モニタ値、最新の出力モニタ値及び現在の調整値に基づき、光損失値を算出し、算出した光損失値を損失値メモリ17Cに記憶する。CPU18は、損失値メモリ17Cに記憶中の所定周期分の光損失値に基づき最適光損失値を算出する。その結果、入出力変動による影響を抑制しながら、WSS11の光損失値を高精度に取得できる。
CPU18は、入力モニタ値、現在の調整値及び最適光損失値に基づき、仮想出力モニタ値を算出し、算出した仮想出力モニタ値、現在の調整値及び制御目標値に基づき、調整値を算出し、算出した調整値をWSS11のATT11Cに設定する。その結果、入力モニタ値を検出したタイミングでWSS11のレベル制御を実行するため、出力ポート11Bのポート数及びモニタポイント数が増えた場合でも、従来のFB制御方式に比較してレベル制御の制御周期を短縮化できる。
しかも、CPU18は、入力モニタ値を検出したタイミングで入力モニタ値及び最新の出力モニタ値を用いてWSS11のレベル制御を実行する。その結果、CPU18は、レベル制御の制御周期を短縮化し、光ファイバ3上の光信号パワーの変動に対して、光レベル制御が高速に追従できる。更に、CPU18は、従来のFF制御方式で解決できなかったWSS11の経年劣化や出力故障にも対処できる。
本実施例のCPU18は、入力モニタ値を検出した場合、入力モニタ値、最新の出力モニタ値及び現在の調整値に基づき、仮想出力モニタ値を算出し、算出した仮想出力モニタ値に基づき調整値を算出する。更に、CPU18は、算出した調整値をWSS11のATT11Cに設定する。その結果、入力モニタ値を検出したタイミングでWSS11のレベル制御を実行するため、出力ポート11Bのポート数及びモニタポイント数が増えた場合でも、従来のFB制御方式に比較してレベル制御の制御周期を短縮化できる。
しかも、CPU18は、入力モニタ値を検出したタイミングで入力モニタ値及び最新の出力モニタ値を用いてWSS11のレベル制御を実行する。その結果、CPU18は、レベル制御の制御周期を短縮化し、光ファイバ3上の光信号パワーの変動に対して、光レベル制御が高速に追従できる。更に、CPU18は、従来のFF制御方式で解決できなかったWSS11の経年劣化や出力故障にも対処できる。
CPU18は、入力モニタ値、最新の出力モニタ値及び現在の調整値に基づき、WSS11の光損失値を算出し、算出した光損失値を損失値メモリ17Cに記憶する。CPU18は、損失値メモリ17Cに記憶中の現在から所定周期分の光損失値に基づき最適光損失値を算出する。その結果、入出力変動による影響を抑制しながら、WSS11の光損失値を高精度に取得できる。
CPU18は、入力モニタ値、最適光損失値及び現在の調整値に基づき、仮想出力モニタ値を算出する。その結果、CPU18は、全ての出力ポート11Bの出力モニタ値をリアルタイムに取得しなくても、仮想出力モニタ値を出力モニタ値として予測できる。
CPU18は、仮想出力モニタ値、現在の調整値及び出力ポート11Bの制御目標値に基づき、調整値を算出し、算出した調整値をWSS11に設定する。その結果、入力モニタ値の検出タイミングでWSS11のレベル制御を実行するため、制御周期を短縮化できる。
尚、上記実施例の制御タイミングは、所定周期毎に発生するとしたが、その周期は適宜変更可能である。図6は、他の実施例のモニタタイミング及び制御タイミングの一例を示す説明図である。図3に示す制御タイミングは、例えば、“1”〜“4”、“5”〜“8”の2回の出力モニタ毎に発生した。これに対して、図6に示す制御タイミングは、例えば、“1”〜“4”、“5”〜“8”、“9”〜“12”、“13”〜“16”の4回の出力モニタ毎に発生しても良く、適宜変更可能である。また、制御タイミングは所定周期に関係なく、障害発生のタイミングや出力モニタ値が制御目標値と差が生じたタイミングで実行するようにしても良い。
上記実施例では、損失値メモリ17Cに記憶中の現在から所定周期分までの光損失値の平均値で最適光損失値を算出した。しかしながら、所定周期分までの光損失値の平均値に限定されるものではなく、所定周期分の光損失値の内、例えば、最頻値や中央値等を最適光損失値にしても良い。
上記実施例では、損失値メモリ17Cに記憶中の現在から所定周期分までの所定サンプル数の光損失値を用いて最適光損失値を算出したが、所定サンプル数は適宜変更可能である。
また、上記実施例の第2の算出部23は、初期値の最適光損失値を用いて仮想出力モニタ値を算出したが、調整値毎に初期値の最適光損失値を事前に管理しておいても良く。この場合、第2の算出部23は、現在の調整値に対応した初期値の最適光損失値を用いて仮想出力モニタ値を算出できる。
上記実施例では、全ての出力ポート11Bの出力モニタ値を出力値メモリ17Bに記憶した後に入力モニタ値を検出したか否かを判定し、入力モニタを検出した場合にレベル制御を実行した。しかしながら、この方式に限定されるものではなく、適宜変更可能である。
また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
更に、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(Central Processing Unit)(又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良い。また、各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良いことは言うまでもない。
1 光伝送システム
2 OXC
11 WSS
11A 入力ポート
11B 出力ポート
11C ATT
14 第1の光分岐部
15 第2の光分岐部
16 OCM
16A 入力モニタ
16B 出力モニタ
18 CPU
21 検出部
22 第1の算出部
23 第2の算出部
24 第3の算出部
25 設定部

Claims (6)

  1. 入力ポート、前記入力ポートよりもポート数の多い出力ポート及び、前記入力ポートから前記出力ポートへ出力する光信号のレベルを調整する調整機能を備えた波長選択スイッチと、
    前記入力ポートでの前記光信号のレベルを監視する第1の監視部と、
    前記出力ポートでの前記光信号のレベルを監視する第2の監視部と、
    前記第1の監視部の監視結果、前記第2の監視部の監視結果及び前記調整機能の現在の調整値に基づき、前記出力ポートでの仮想出力値を算出し、算出した前記仮想出力値に基づき、前記調整機能の調整値を算出する算出部と、
    前記算出部にて算出された前記調整値を前記調整機能に設定する設定部と
    を有することを特徴とする光伝送装置。
  2. 前記算出部は、
    前記第1の監視部の監視結果の取得タイミングに応じて、前記第1の監視部の監視結果、前記第2の監視部の監視結果及び前記調整機能の現在の調整値に基づき、前記仮想出力値を算出することを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  3. 前記算出部は、
    前記第1の監視部の監視結果、前記第2の監視部の監視結果及び前記調整機能の現在の調整値に基づき、前記調整機能の光損失値を算出する第1の算出部と、
    前記第1の監視部の監視結果、前記第1の算出部で算出した前記光損失値に基づく適正光損失値、前記調整機能の現在の調整値に基づき、前記仮想出力値を算出する第2の算出部と
    を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の光伝送装置。
  4. 前記算出部は、
    前記第2の算出部にて算出された前記仮想出力値、前記調整機能の現在の調整値及び前記調整機能の前記出力ポートの目標値に基づき、前記調整機能の調整値を算出する第3の算出部を有することを特徴とする請求項3に記載の光伝送装置。
  5. 前記第1の算出部は、
    前記光損失値を算出した場合に、算出した光損失値を順次格納し、順次格納された所定期間分の光損失値に基づく前記適正光損失値を前記第2の算出部に提供することを特徴とする請求項3に記載の光伝送装置。
  6. 入力ポート、前記入力ポートよりもポート数の多い出力ポート及び、前記入力ポートから前記出力ポートへ出力する光信号のレベルを調整する調整機能を備えた波長選択スイッチにおける前記出力ポートでの前記光信号のレベルを監視し、
    前記入力ポートでの前記光信号のレベルを監視し、
    前記出力ポートでの監視結果、前記入力ポートでの監視結果及び前記調整機能の現在の調整値に基づき、前記出力ポートでの仮想出力値を算出し、算出した前記仮想出力値に基づき、前記調整機能の調整値を算出し、
    算出された前記調整値を前記調整機能に設定する
    処理を実行することを特徴とするレベル調整方法。
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