JP4554298B2 - 波長分割多重光伝送システム - Google Patents

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Description

本発明は、光信号のまま光分岐挿入や光方路切り替えを行うノード装置を有するフォトニックネットワークにおける、波長分散補償およびその監視制御を行う波長分割多重光伝送システムに関するものである。
従来、光電変換することなく光信号のまま光分岐挿入を行うOADM(Optical Add/Drop Multiplexing)ノードや波長単位に光方路の切り替え(ドロップ・アンド・コンチニューを含む)を行うHUBノードを用いたリングやメッシュといったトポロジを持つフォトニックネットワークの構築が要求されている。このようなフォトニックネットワークにおいて、柔軟かつ簡易な運用保守管理の実現が期待されている。
波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)光伝送技術を適用したフォトニックネットワークでは、各信号光波長をパスの単位として扱う。このパスのことを波長パスと呼ぶ。また、光電変換することなく光信号のまま光分岐挿入を行うOADMノードや光方路切り替えを行うHUBノードを適用したフォトニックネットワークでは、この波長パス単位で光信号の分岐挿入や方路切り替えを行う。
ここで、本明細書では特に光信号のまま方路切り替えを行うHUBノードを適用したフォトニックネットワークに着目する。
図16は、光信号のまま方路切り替えを行うHUBノードを適用したフォトニックネットワークの例を示す図である。
図16に示したネットワークは、送信端局(図中では送信端局Aおよび送信端局B)、光増幅中継器と光ファイバから構成される伝送路(図中ではLink A、BおよびC)、HUBノード、受信端局から構成される。
各光増幅中継器は、1台または多段接続された光増幅器、および、その段間または光増幅器の前後のどちらか一方に配置され、伝送路としての光ファイバの累積波長分散を補償するための分散補償モジュール(図中ではDCM)から構成される。各送信端局は、各波長の光送信機(図中ではOS)、光合波器(図中ではMUX)、1台または多段接続された光増幅器、および、その段間または光増幅器の前後のどちらか一方に配置される分散補償モジュールから構成される。HUBノードは、複数の入力ポートおよび出力ポートを有し、各入出力ポートに配置された1台または多段接続された光増幅器、該光増幅器の段間または光増幅器の前後のどちらか一方に配置される分散補償モジュール、各波長毎に光方路を切り替える波長選択スイッチ(図中ではλ−switch)、可変型分散補償器(図中ではVDC)、該可変型分散補償器の制御回路(図中ではCont.)、波長分散モニタ(図中ではDisp.Mon.)から構成される。受信端局は、1台または多段接続された光増幅器、および、その段間または光増幅器の前後のどちらか一方に配置される分散補償モジュール、可変型分散補償器(図中ではVDC)、該可変型分散補償器の制御回路(図中ではCont.)、波長分散モニタ(図中ではDisp.Mon.)から構成される。また、該可変型分散補償器は、累積波長分散および分散スロープ(累積波長分散の1次の波長依存特性)を補償する能力を有するものとする。
送信端局Aおよび送信端局Bにおいて、各波長の光送信機から出力された光信号は、光合波器によって波長多重され、光増幅器によって光信号のまま光増幅、および、分散補償モジュールにより波長分散補償された後に伝送路へと入力される。送信端局Aから出力されたWDM信号は、Link A、また、送信端局Bから出力されたWDM信号はLink Bをそれぞれ伝送され、各WDM信号はHUBノードへと接続される。
HUBノードへ入力されたLink AおよびLink BからのWDM信号は、光増幅器においてそれぞれ光信号のまま光増幅、および、分散補償モジュールにより波長分散補償される。また、光増幅中継器の出力側に光カプラを介して接続された波長分散モニタによって各WDM信号の累積波長分散がそれぞれ測定される。その測定結果は、1台または多段接続された光増幅器の段間または光増幅器の前後のどちらか一方の分散補償モジュールの後段に接続された可変型波長分散補償器の制御回路へ渡され、該制御回路ではシステム設計上予め決められた累積波長分散値となるように、もしくは、受信端における受信光信号品質が最も高くなるように、Link AおよびLink BからのWDM信号に対してそれぞれ可変型波長分散補償器の制御を行う。
上記のとおり、それぞれ累積波長分散補償がされたLink AおよびLink BからのWDM信号は、波長選択スイッチへ入力される。波長選択スイッチでは光信号のまま方路切り替え制御がされる。
図16に示したフォトニックネットワークの構成例では、出力ポートが1ポートのみなので、Link AおよびLink Bからの両方のWDM信号が波長選択スイッチにおける方路切り替え制御によってLink Cへ接続される。Link AおよびLink Bからの両方のWDM信号は、Link Cを伝送されて受信端局へ入力される。受信端局では光増幅器において光信号のまま光増幅、および、分散補償モジュールにより波長分散補償された後、分波器において各波長の光信号へ分波された後、各波長毎に光受信器で受信される。ここで、送信端局AからLink A、HUBノード、Link Cを経由して受信端局へ接続されるWDM信号に含まれる複数の波長パスを波長パスグループ(1)、送信端局BからLink B、HUBノード、Link Cを経由して受信端局へ接続されるWDM信号に含まれる複数の波長パスを波長パスグループ(2)と呼ぶことにする。
上記のフォトニックネットワークでは、前述したとおり、各Link毎に独立して累積波長分散補償を行っている。したがって、図16中のLink A、B、Cそれぞれの累積波長分散対信号光波長特性に示すとおり、Link Aでは累積波長分散特性の波長依存特性が波長軸に対して正の傾きを持ち、Link Bでは反対に波長軸に対して負の傾きを持つといったように、各Link毎に異なる累積波長分散特性を持つ場合が考えられる。そして、異なる累積波長分散特性を有するLink AとLink BのWDM信号がHUBノードにおいて合波されてLink Cへ入力された場合、波長パス(1)と波長パス(2)ではそれぞれ累積波長分散特性が異なる。これは、Link Cの1台または多段接続された光増幅器に含まれる分散補償モジュールおよび受信端に備えられる分散補償モジュールと可変型分散補償器を用いて波長パスグループ(1)と波長パスグループ(2)の両方に含まれる各波長パスに対して最適な累積波長分散補償を行うことができないという結果を招く。そして、波長パス毎に累積波長分散特性が異なることに起因して、波長パス毎に伝送波形の歪み方が異なり、その波形歪みが波長パスの伝送距離を大きく制限することになる。
また、複数の光クロスコネクトを介してメッシュ状に接続されたWDMネットワークにおいて、光クロスコネクトを構成する光フィルタの分散に起因する伝送特性劣化を補償する光ネットワークシステムおよびその分散補償制御方法に関する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、複数の波長を多重して伝送する波長分割多重(WDM)光増幅海底中継伝送システムにおいて、ある波長を分岐、挿入するWDM海底分岐装置を用いた波長分割多重海底分岐方式に関するものが開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2003−60577号公報 特開平9−116494号公報
上記したとおり、従来のHUBノードを適用したフォトニックネットワークでは、送信端局−HUBノード間、HUBノード−HUBノード間、HUBノード−受信端局間の各Link毎に独立して累積波長分散補償を行う。そのために、波長パス毎に累積波長分散特性が異なる場合があり、それに起因して波長パス毎に伝送特性が異なるという問題点がある。これは、波長パス毎によって伝送距離が異なることになり、システム性能が劣化する要因となる。
そこで、本発明の課題は、HUBノードを適用したフォトニックネットワークに波長パスに依存しない波長分散補償方式およびその監視制御を行う波長分割多重光伝送システムの実現である。
本発明は、上記課題を解決するため、下記のような構成を採用した。
フォトニックネットワーク中に任意に配置された複数の波長分散モニタの測定結果およびフォトニックネットワーク全体を管理するネットワークマネージメントシステム(NMS:Network Management System)が有する波長パス情報をもとに、フォトニックネットワーク中に任意に配置された複数の可変型波長分散補償器の制御を行う。ここで、波長分散モニタの測定結果およびNMSが有する波長パス情報をもとに、制御すべきネットワーク中の可変型波長分散補償器を決定し、かつ、その波長分散補償量を決定する。
これにより、波長分散補償された伝送路を持ち、かつ、それが波長パスに依存しないフォトニックネットワークを提供することが可能となる。
すなわち、本発明の一態様によれば、本発明の波長分割多重光伝送システムは、光送信端局装置、光増幅中継装置、光信号のまま光分岐挿入や光方路切り替えを行う光スイッチング装置(例えば、OADM及びHUBノードを含む)、および光受信端局装置が光ファイバで接続され、かつ前記光送信端局装置、光増幅中継装置、光スイッチング装置、および光受信端局装置を統合管理するネットワークマネージメントシステムであって、上記光受信端局装置は、入力段に波長分散モニタを具備し、光送信端局装置と光スイッチング装置間、光スイッチング装置と他の光スイッチング装置間、光スイッチング装置と光受信端局装置間、または光送信端局装置と光受信端局装置間に配置される少なくとも一つの光増幅中継装置、若しくは、光スイッチング装置、または光受信端局装置は、それぞれ可変型波長分散補償器を具備し、上記ネットワークマネージメントシステムは、上記波長分割多重光伝送システムを構成する各装置の配置情報、接続情報、および信号光波長の経路情報を含むネットワークの構成情報を格納するメモリと、上記波長分散モニタによる各信号光波長の全波長の累積波長分散の測定結果および上記信号光波長の経路情報に基づいて、上記光増幅中継装置、光スイッチング装置または光受信端局装置が具備する可変型波長分散補償器の場所及び波長分散補償量を算出する手段と、上記算出した波長分散補償量に応じた波長分散を可変型波長分散補償器に設定する波長分散補償量制御装置とを具備することを特徴とする。
また、本発明のネットワークマネージメントシステムは、光送信端局装置から光受信端局装置まで同一の経路を通過する少なくとも一波長以上の複数の信号光波長を一つの信号光波長群とし、かつ、ネットワークマネージメントシステムが有する信号光波長の経路情報より行が信号光波長群iを示し、列が経路jを示す行列を作成し、行列の要素p ij は、ある経路jに信号光波長群’i’が通過する場合はpij=1とし、また、ある経路jに信号光波長群iが通過しない場合はpij=0とし、上記行列において、各信号光波長群iが通過する経路数(LCi)を
により求め、各経路jに収容される信号光波長群の数(PCj)を
により求め、上記行列の列pij(ここでjは定数)と上記LCiの内積(ICj)を
により求め、PCjが小さく、かつ、ICjが小さい経路より波長分散補償制御を行うことが望ましい。
また、本発明のネットワークマネージメントシステムは、光送信端局装置から光受信端局装置まで同一の経路を通過する少なくとも一波長以上の複数の信号光波長を一つの信号光波長群とし、かつ、ネットワークマネージメントシステムが有する信号光波長の経路情報に基づいて、行が信号光波長群iを示し、列が経路jを示す行列を作成し、行列の要素p ij は、ある経路jに信号光波長群iが通過する場合はpij=1とし、また、ある経路jに信号光波長群iが通過しない場合はpij=0とし、上記行列において、各信号光波長群’i’が通過する経路数(LCi)を
により求め、各経路jに収容される信号光波長群の数(PCj)を
により求め、上記行列の列pij(ここでjは定数)と上記LCiの内積(ICj)を
により求め、上記、PCjが大きく、かつ、ICjが大きい経路より波長分散補償制御を行うことが望ましい。
また、本発明のネットワークマネージメントシステムは、光送信端局装置から光受信端局装置まで同一の経路を通過する少なくとも一波長以上の複数の信号光波長を一つの信号光波長群とし、上記波長分散モニタによる各信号光波長の累積波長分散の測定結果をネットワークマネージメントシステムに保存する機能を有し、上記信号光波長群に属する信号光波長の累積波長分散の測定結果毎にn次多項式、3次のセルマイヤー多項式、または5次のセルマイヤー多項式を用いて関数近似を行ない、上記関数近似式より任意波長λにおける累積波長分散値を算出し、上記関数近似式を波長に関して一次微分した式により任意波長λにおける波長分散スロープ値を算出し、上記累積波長分散値と所望の累積波長分散値との差より波長分散補償量を求め、上記波長分散スロープ値と所望の波長分散スロープ値との差より波長分散スロープ補償量を求め、上記波長分散補償量および波長分散スロープ補償量となるように、上記光増幅中継装置、光スイッチング装置、または光受信端局装置が具備する可変型波長分散補償器の分散値を設定し、波長分散補償をおこなう波長分散補償量制御装置を具備することが望ましい。
また、本発明の波長分割多重光伝送システムは、光送信端局装置から光受信端局装置まで同一の経路を通過する少なくとも一波長以上の複数の信号光波長を一つの信号光波長群とし、該信号光波長群がN群存在した場合、請求項2または請求項3により波長分散補償制御を行う経路の順番を決定した結果より、上位N経路を選択し、かつ、波長群iの分散スロープ量をDSiとし、上記選択した経路jに対する分散スロープ補償量をDSCjとした場合、
なるN元1次連立方程式を求めることにより、各経路jにおける分散スロープ補償量DSCjを求めることが望ましい。
上記では、各波長パスの累積波長分散を前記光受信端局装置に設けた波長分散モニタによる測定結果に基づいて求めたが、光ファイバ敷設時或いは装置設置時に測定した光ファイバの波長分散の測定結果、および前記ネットワークマネージメントシステムが格納している信号光波長の経路情報より各信号光波長の累積分散値を求め、かつ前記累積波長分散の結果をネットワークマネージメントシステムに保存し、前記信号光波長群に属する信号光波長の累積波長分散の測定結果毎にn次多項式、3次のセルマイヤー多項式、または5次のセルマイヤー多項式を用いて関数近似を行ない、前記関数近似式より任意波長λにおける累積波長分散値を算出し、前記関数近似式を波長に関して一次微分した式により任意波長λにおける波長分散スロープ値を算出し、前記累積波長分散値と所望の累積波長分散値との差より波長分散補償量を求め、前記波長分散スロープ値と所望の波長分散スロープ値との差より波長分散スロープ補償量を求め、前記波長分散補償量および波長分散スロープ補償量となるように、前記光増幅中継装置、光スイッチング装置、または光受信端局装置が具備する可変型波長分散補償器の分散値を設定し、波長分散補償をおこなう波長分散補償量制御装置を具備する波長分割多重光伝送システムもある。
本発明によれば、ネットワークマネージメントシステムに保存されたネットワーク構成情報と信号光波長の経路情報、および、光受信端局における波長分散モニタによって、信号光波長の経路に依存せずに波長分散補償制御が可能となる。
以下、図面を参照しながら本発明を適用した波長分散補償手段およびその監視制御手段の実施の形態を説明する。
図1は、本発明を適用したフォトニックネットワークの一例を示す図である。
図1に示したフォトニックネットワークは、送信端局(図中ではTx−I〜Tx−IV)、HUBノード(図中ではHUB−I〜HUB−V)、受信端局(図中ではRx−I、Rx−II)、伝送路(リンク、図中ではLink i〜Link xi)、および、各送信端局、HUBノード、受信端局と接続されネットワーク全体を管理するネットワークマネージメントシステム(図中ではNMS)から構成される。
また、各伝送路(リンク)は、光ファイバと光増幅中継器の縦列接続により構成されている。光増幅中継器は、1台または多段接続された光増幅器、および、その1台または多段接続された光増幅器の段間または光増幅器の前後のどちらか一方に伝送路としての光ファイバの累積波長分散を補償するための分散補償モジュールが接続された構成となる。上記送信端局、HUBノード、受信端局にも1台または多段接続された光増幅器、および、その1台または多段接続された光増幅器の段間または光増幅器の前後のどちらか一方に伝送路としての光ファイバの累積波長分散を補償するための分散補償モジュールを具備するものとする。
上記フォトニックネットワークにおいて、(1)任意伝送路(リンク)を介して送信端局とHUBノードが接続、(2)任意伝送路(リンク)を介して隣接するHUBノード同士が接続、(3)任意伝送路(リンク)を介してHUBノードと受信端局が接続、または、(4)任意伝送路(リンク)を介して送信端局と受信端局が接続されるが、(1)から(4)の何れの場合においても、送信端局、HUBノード、送信端局、光増幅中継器のうち、少なくとも一つのノード装置には可変型分散補償器(VDC:Variable Dispersion Compensator)および該可変型分散補償器の制御回路を具備するものとする。
上記可変型分散補償器は、各ノード装置において手段接続された光増幅器の段間に上記分散補償モジュールと共に配置されるとする。また、上記可変型分散補償器は、累積波長分散および分散スロープ(累積波長分散の1次の波長依存特性)を補償する能力を有するものとする。さらに、上記受信端局の入力部には波長分散モニタ(図中ではモニタ−A、モニタ−B)を具備するものとする。
複数の送信端局 Tx−I〜Tx−IVから出力された複数の波長パスを含むWDM光信号は、複数の伝送路および複数のHUBノードを経由して各受信端局において受信される。ネットワークマネージメントシステムでは、各送信端局から出力された各波長パスがどのLinkおよびどのHUBノードを経由してどの受信端局において受信されたかを示す波長パスの経路情報を持つとする。
図2は、波長パス経路情報の一例を表にして示す図である。
図中の“λ path group”は、同一の経路を通る複数の波長パスを一つのグループにまとめた波長パスグループを示し、“Tx No.”は、波長パスグループがどの送信端局から送信されているかを示し、“Rx No.”は、どの波長パスグループがどの受信端局で受信されるかを示し、“Accommodated λ”は、波長パスグループに含まれる波長(パス)を示し、“経路(Link)”は、波長パスグループが経由する伝送路(Link)を示し、表中の数値は、通過する順序を示している。
ここで、図1の各受信端局の入力部は、波長分散モニタ(図中ではモニタ−A、モニタ−B)を備えており、各波長毎に累積波長分散特性を測定する。その測定結果を図3及び図4に示す。
図3は、モニタ−Aにおける累積波長分散特性の測定結果をそれぞれ示す図であり、図4は、モニタ−Bにおける累積波長分散特性の測定結果をそれぞれ示す図である。
図3および図4の縦軸は累積波長分散特性を示し、横軸は波長を示す。
これら図3中の“○”は、図2における波長パスグループAに属する各波長パスの測定結果を示し、“△”は図2における波長パスグループBに属する各波長パスの測定結果を示し、“●”は図2における波長パスグループEに属する各波長パスの測定結果をそれぞれ示している。また、図4中の“△”は、図2における波長パスグループCに属する各波長パスの測定結果を示し、“□”は図2における波長パスグループDに属する各波長パスの測定結果を示し、“●”は図2における波長パスグループに属する各波長パスの測定結果をそれぞれ示している。
波長パス毎に通過する経路が異なり、かつ、各リンク毎に累積波長分散特性が異なるので、測定される累積波長分散特性は図3及び図4に示すとおり各波長パス毎にバラついて測定される。ここで、これらの波長分散測定結果とNMSが持つ波長パス経路情報とを照らし合わし、波長パスグループ毎に累積波長分散特性(RD)をn次多項式
RD(λ)=a0+a1λ+a2λ2+a3λ3+a4λ4+・・・+anλn ・・・式1
または、3次のセルマイヤー多項式
RD(λ)=aλ2+b+cλ-n ・・・式2
または、5次のセルマイヤー多項式
RD(λ)=aλ4+bλ2+c+dλ-2+eλ-4 ・・・式3
を用いて関数近似する。
国際電気通信連合の勧告(ITU−T)では、光ファイバの波長分散の関数近似を行う公式として、1.3μm帯にゼロ分散波長が存在するシングルモードファイバ(SMF:Single Mode Fiber)に対しては3次のセルマイヤー多項式を、1.55μm帯にゼロ分散波長が存在する分散シフトファイバ(DSF:Dispersion Shifted Fiber)では2次多項式(n=2がn次多項式)を用いることを推奨している。また、累積波長分散測定結果が4波長分以上存在する場合は、5次のセルマイヤー多項式を用いることにより、ITU−T推奨の2次多項式または3次のセルマイヤー多項式よりも精度高い関数近似が可能である。
各波長パスグループ毎に累積波長分散の測定結果を関数近似した場合の結果を図3及び図4上に点線で示し、また、関数近似した各波長パスグループ毎の累積波長分散特性をまとめたものを図5に示す。図3、図4及び図5に示した例では簡単のために1次までの関数近似の結果を示している。
上記のとおり、各波長パスグループに対して式1、式2、式3を用いた関数近似による累積波長分散特性RD(λ)に対して、λの一次微分により波長λc(ここでλcはシステムの伝送帯域の中心波長とする)に対する波長分散スロープ値を求め、その結果をNMS上の波長パス経路管理情報と共に保存する。その一例を図6に示す。ここで、式1に対する波長分散スロープは、
・・・式4
となり、式2に対する波長分散スロープは、
・・・式5
となり、式3に対する波長分散スロープは、
・・・式6
となる。
次に、分散補償方法の具体例を示す。図6に示す波長パス経路情報および分散スロープ情報から、可変型波長分散補償器を用いて分散補償制御を行う経路を決定し、かつ、その経路に具備する可変型波長分散補償器の分散補償量を決定する。
ここで、分散補償制御を行う経路は、ある経路に備えた可変型波長分散補償器を用いた分散補償制御を行った場合、その波長分散補償制御ができるだけ少ない波長パスグループに対する分散補償となるように決定される。これを決定するために、ある経路に具備した可変型波長分散補償器がどれだけ多くの波長パスグループに影響を与えるかを分析するための表を図6に含まれる情報より作成する。その行列表を図7に示す。
図7において横軸は経路番号(図中では経路(Link))およびある波長パスグループが通過する経路数(図中では通過経路数(LCm))を示し、縦軸は波長パスグループ(図中ではλ path group)、各経路が収容する波長パスグループ数(図中では収容λ path group数)および各経路の品質(例えば累積波長分散特性など)が波長パスグループに与える影響の大きさ(図中では経路の影響度)をそれぞれ示す。ここで図7中の記号p1k、p2k、・・・、p6kは、それぞれ波長パスグループA(=p1)、B(=p2)、・・・、F(=p6)に相当し、添え字のk(=1、2、3、・・・)は、経路(リンク)番号i、ii、iii、・・・に相当する。
ここで、ある波長パスグループが経路「k」を通過する場合と通過しない場合を以下の式7で表すことにする。
・・・式7
ここでp1k、p2k、・・・は各波長パスグループを示し、添え字のkは経路番号を示す。
各波長パスグループが通過する経路数(LCm)は以下の式8で表す。
・・・式8
ここでpikは式7によるある波長パスグループ「pi」が経路「k」を通過する(pik=1)、あるは、通過しない(pik=0)を示している。
各経路が収容する波長パスグループ数(PCk)は以下の式9で表す。
・・・式9
各経路が波長パスグループへ与える影響の大きさ(経路の影響度、ICk)は以下の式10で表す。
・・・式10
ここで、ICkが大きいほど、その経路の伝送特性が複数の波長パスグループの伝送品質に影響を与えることになる。
上記で示した式7から式10の考えによる各経路が波長パスグループへ与える影響度の調査を、図1に示すフォトニックネットワークモデルの波長パス経路情報(図6を参照)に対して適用した例を図8に示す。
この図8を用いて、波長分散補償制御を行う経路の順番を決定する。任意経路の波長分散補償制御は、できるだけ少ない波長パスグループに対する分散補償となるような場所から可変型分散補償器の制御を行う。
図8を考えた場合、収容λ path group数(PCk)が小さい経路から、かつ、経路の影響度(ICk)が小さい経路より波長分散補償制御を行う。図8の場合は、経路vii、viii、i、vi、x、iii、ix、v、xi、iv、iiの順番で各経路に配置されている可変型波長分散補償器の制御を行う。
次に、各経路に配置されている可変型波長分散補償器に対する波長分散制御量を決定する。
波長パスグループがNグループあった存在した場合、そのNグループの波長分散スロープの情報および上記の波長分散補償制御を行う順番を決定した経路より、最初N経路を取り出して、N元一次連立方程式を求めることにより、N経路の波長分散スロープ補償量を求めることができる。Nグループの波長分散スロープ量をDSm(mは波長パスグループ名、全部でNグループ)、経路kの分散スロープ補償量をDSCk(k=1、2、・・・、N)とした場合、以下の連立方程式となる。
・・・式11
ここでpik={0,1}であり、波長パスグループpiが経路kを通過している場合は「1」であり、通過してない場合は「0」となる。
次に、図1に示すフォトニックネットワークの例を用いてさらに具体的に説明する。
図1に示すフォトニックネットワークの例では波長パスグループが全部で6グループあり、かつ、波長分散スロープに関する情報も6波長パスグループ分ある。したがって、N=6となる。ここで、図8の結果と、上記の波長分散スロープに関する情報とに基づいて、6元一次連立方程式を立てることにより、各経路の可変型波長分散補償器の制御量を決定する。ここで、上記の波長分散補償制御を行う順番を決定した情報より、最初から6つの経路を選択する。ここでは、経路vii、viii、i、vi、x、iiiとなる。以上より上記の連立方程式を立てると以下の式12乃至14の通りとなる。
・・・式12
・・・式13
・・・式14
上記の結果より、経路i、iii、vi、vii、viii、xに備えられる可変型波長分散補償器の分散スロープを、それぞれ0、−20、−10、−10、0、+30ps/nm/nmと設定することで分散スロープ補償が実現できる。
波長パスグループA、Bに対しては経路iiiの可変型分散スロープ補償器を−20ps/nm/nmの分散スロープ補償量と設定することによって、分散スロープが20ps/nm/nmから0ps/nm/nmへと補償される。
波長パスグループCに対しては経路viの可変型分散スロープ補償器を−10ps/nm/nmの分散スロープ補償量と設定することによって、分散スロープが10ps/nm/nmから0ps/nm/nmへと補償される。波長パスグループE、Fに対しては経路vii、xの可変型分散スロープ補償器をそれぞれ−10、30ps/nm/nmの分散スロープ補償量と設定することによって、波長パスグループEの分散スロープが−20ps/nm/nmから0ps/nm/nm、波長パスグループFの分散スロープが−30ps/nm/nmから0ps/nm/nmへと補償される。
次に、分散スロープ補償器の制御を行うためのモニタ構成、および、モニタ手法について以下に説明する。
図9は、波長分散モニタの構成例を示す図である。
同図に示した波長分散モニタは、光減衰器(VOA:Variable Optical Attenuator)、光増幅器(OA:Optical Amplifier)、光スペクトラムモニタ(OSA:Optical Spectrum Analyzer)、可変型フィルタ(TF:Tunable Filter)、可変型分散補償器(Variable DC:Variable Dispersion Compensator)、光受信器(OR:Optical Receiver)、および、これらの駆動回路(cont.:controller)、演算装置(CPU)、比較器、記憶装置(Memory)から構成される。
波長分散モニタに入力されたWDM信号は、VOAで光パワーが調整される。これは、OAへの入力光パワー調整によって受信光信号対雑音比(OSNR)を所望の値に設定するためである。OAの出力はTFへ入力され、WDM信号から任意の1波長が選択される。その波長はVDCによって、波長分散が調整された後、ORで受信され符号誤り率(BER)、誤り訂正の誤り数、または、BERに対応したQ値が測定される。比較器は記憶装置に保存されているデータと測定データの比較を行う部分である。そして、VDCの分散補償量、および、BERやQ値などの測定結果がMemoryへ保存される。
次に、以上に示した波長分散モニタを用いた波長分散特性の具体的な測定手順を以下に述べる。
最初に測定波長を決定する。ここでは測定波長としてλiを選択したことにする。図9に示した波長分散モニタにおいて、Tunable Filterを測定波長であるλiを選択するように設定する。
次に、VDCの波長分散補償量を0として、波長λiに対するQ値「Qi」の測定を行ない、そのときのVDCの波長分散補償量とそのときのQ値をMemoryへ保存する。ここでQ値はBERから対応するQ値へ変換したものとし、BERの測定はSONET(Synchronous Optical Network)/SDH (Synchronous Digital Hierarchy)のSOH(Section Over Head)情報の一つであるB1、B2byteを用いる手法、または、OTN(Optical Transport Network)やDW(Digital Wrapper)、 FEC (Forward Error Correction:誤り訂正符号)の誤り訂正数を用いる手法がある。
次に、VDCの波長分散補償量を少しずつ変化させながらQ値「Qi」を測定し、各VDCの波長分散補償量とそのときのQ値「Qi」をMemoryへ保存する。そして、Q値が最も高い時のVDCの波長分散補償量をこの測定波長に対する最適分散補償値として設定する。
ここで、上記のようにして測定したVDCの分散補償量「DRD」とQ値との関係を図10に示す。図10の縦軸はQ値(図中ではQ-factor)、横軸はVDCの分散補償量(図中ではVDC分散補償量「DRD」)をそれぞれ示す。
通常、Q値と波長分散の関係は図示されているように大きなバラツキを持つ。この要因は光ファイバの非線形効果と波長分散の相互作用による波形歪みの影響による。同図に示すとおり、Q値が最も高い時のVDCの分散補償量(これをDRDi_optとする)が一意に決定するとは限らない。よって、例えば、図10に示すように最も高いQ値「Qi_max」によりも1dBだけ低いQ値に対するVDCの分散補償量を読み取り(図中ではDRDi_lとDRDi_h)、その中心値である(DRDi_l+DRDi_h)/2をDRDi_opttする。
上記の測定を複数の波長に対して測定を行う。その結果を図11に示す。
図11は所要分散補償量特性対信号光波長特性を示し、縦軸は所要分散補償量、横軸は信号光波長をそれぞれ示す。上記測定より得られた各波長の分散補償量を○で示し、これら測定結果に対して最大2次までの関数近似(DRD(λ)=αλ2+bλ+c)を行った結果を点線で示している。ここで、フォトニックネットワークシステムの伝送帯域の中心波長λcにおける分散スロープ補償量(ps/nm/nm)を求めると、式15
・・・式15
となる。このとき、中心波長λcにおいて波長分散が0ps/nmとなるように分散スロープ補償器の特性(VDSC(λ))を決定すると以下の式16で表される。
・・・式16
また、中心波長「λc」に波長分散補償量(ps/nm)は、下記の式17
・・・式17
となる。
上記の波長分散補償および分散スロープ補償を行った時のQ値対信号光波長特性を図12に示す。
図12の縦軸はQ値(図中ではQ-factor)であり、横軸は信号光波長(図中ではWavelength)を示し、図中の○はVDCの分散補償量が0(ps/nm)の時のQ値特性であり、図中の●は図11に示す分散補償を行った場合のQ値特性をそれぞれ示す。
次に、上述してきた実施の形態全体の処理の流れをフローチャートを用いて説明する。
図13は、全体処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ステップS1301において、オペレータが波長パス経路を設定し、ステップS1302において、NMSへ波長パス経路情報を保存し、ステップS1303において、NMSより各ノードへ波長パスの設定命令を送信する。
次に、ステップS1304において、光送信端局から光信号を送信し、HUBノードにおいて所望の光方路へ光信号が接続されるように波長選択スイッチを制御し、受信端局へ光信号を接続する。
ステップS1305において、各受信端局の入力部に配置された波長分散モニタを用いて運用中の全波長の累積波長分散特性を測定し、その結果をNMSへ転送する。
そして、ステップS1306において、NMSにて、波長パス経路情報より送信端局から受信端局まで同一の経路を通過する信号光波長毎に波長パスグループを設定する。
ステップS1307において、NMSにて、ステップS1305で測定した累積波長分散特性に対して、各波長パスグループ毎に累積波長分散特性を関数近似を行う。
そして、ステップS1308において、NMSにて、上述した式7〜式10を用いて波長分散補償制御を行う経路を決定する。この際、波長パスグループ数がNだった場合、波長分散補償制御を行う経路はN経路選択する。
ステップS1309において、NMSにて、上述の式11を用いて各経路毎の波長分散補償量を決定する。
ステップS1310において、NMSより波長分散補償を行う経路に含まれる可変型波長分散補償器に対して、ステップS1309で決定した波長分散補償量となるように制御を行う。
ステップS1311において、各受信端局の入力部に配置された波長分散モニタを用いて、運用中の全波長の累積波長分散特性を測定し、その結果をNMSへ転送する。
そして、ステップS1312において、NMSにて、ステップS1311で測定した結果、全波長の累積波長分散値が所望の値であるかを判定し、所望の累積波長分散値となっていない場合(No)は、ステップS1307へ戻る。
上述のように、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明してきたが、本発明が適用される情報処理装置は、その機能が実行されるのであれば、上述の実施の形態に限定されることなく、単体の装置であっても、複数の装置からなるシステムあるいは統合装置であっても、LAN、WAN等のネットワークを介して処理が行なわれるシステムであってもよいことは言うまでもない。
また、図14に示したように、バス1409に接続されたCPU1401、ROMやRAMのメモリ1402、入力装置1403、出力装置1404、外部記録装置1405、媒体駆動装置1406、可搬記録媒体1410、ネットワーク接続装置1407で構成されるシステムでも実現できる。すなわち、前述してきた実施の形態のシステムを実現するソフトェアのプログラムコードを記録したROMやRAMのメモリ1402、外部記録装置1405、可搬記録媒体1410を、情報処理装置に供給し、その情報処理装置のコンピュータがプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、可搬記録媒体1410等から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した可搬記録媒体1410等は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための可搬記録媒体1410としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、DVD−RAM、磁気テープ、不揮発性のメモリーカード、ROMカード、電子メールやパソコン通信等のネットワーク接続装置1407(言い換えれば、通信回線)を介して記録した種々の記録媒体などを用いることができる。
また、図15に示すように、コンピュータ(情報処理装置)1500がメモリ1501上に読み出したプログラムコードを実行することによって、前述した実施の形態の機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ1500上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施の形態の機能が実現される。
さらに、可搬型記録媒体1510から読み出されたプログラムコードやプログラム(データ)提供者から提供されたプログラム(データ)1520が、コンピュータ1500に挿入された機能拡張ボードやコンピュータ1500に接続された機能拡張ユニットに備わるメモリ1501に書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施の形態の機能が実現され得る。
すなわち、本発明は、以上に述べた実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成または形状を取ることができる。ここで、上述した実施の形態の特徴を列挙すると、以下の通りである。
(付記1)
光送信端局装置、光増幅中継装置、光信号のまま光分岐挿入や光方路切り替えを行う光スイッチング装置、および光受信端局装置が光ファイバで接続され、かつ、前記光送信端局装置、光増幅中継装置、光スイッチング装置、および光受信端局装置を統合管理するネットワークマネージメントシステムを有する波長分割多重光伝送システムにおいて、
前記光受信端局装置は、入力段に波長分散モニタを具備し、
光送信端局装置と光スイッチング装置間、光スイッチング装置と他の光スイッチング装置間、光スイッチング装置と光受信端局装置間、または光送信端局装置と光受信端局装置間に配置される少なくとも一つの光増幅中継装置、若しくは、光スイッチング装置、または光受信端局装置は、可変型波長分散補償器を具備し、
前記ネットワークマネージメントシステムは、
前記波長分割多重光伝送システムを構成する各装置の配置情報、接続情報、および信号光波長の経路情報を含むネットワークの構成情報を格納するメモリと、
前記波長分散モニタによる各信号光波長の累積波長分散の測定結果および前記信号光波長の経路情報に基づいて、前記光増幅中継装置、光スイッチング装置または光受信端局装置が具備する可変型波長分散補償器の場所及び波長分散補償量を算出する手段とを具備し、
前記算出した波長分散補償量に応じた波長分散を可変型波長分散補償器に設定する波長分散補償量制御装置と、
を具備することを特徴とする波長分割多重光伝送システム。
(付記2)
付記1に記載の波長分割多重光伝送システムにおいて、
光送信端局装置から光受信端局装置まで同一の経路を通過する少なくとも一波長以上の複数の信号光波長を一つの信号光波長群とし、かつ、ネットワークマネージメントシステムが有する信号光波長の経路情報より行が信号光波長群iを示し、列が経路jを示す行列を作成し、
行列の要素はpijは、ある経路jに信号光波長群iが通過する場合はpij =1とし、また、ある経路jに信号光波長群iが通過しない場合はpij =0とし、
前記行列において、各信号光波長群iが通過する経路数(LCi)を
により求め、
各経路jに収容される信号光波長群の数(PCj)を
により求め、
前記行列の列pij(ここでjは定数)と前記LCiの内積(ICj)を
により求め、
PCjが小さく、かつ、ICjが小さい経路より波長分散補償制御を行うことを特徴する付記1に記載の波長分割多重光伝送システム。
(付記3)
付記1に記載の波長分割多重光伝送システムにおいて、
光送信端局装置から光受信端局装置まで同一の経路を通過する少なくとも一波長以上の複数の信号光波長を一つの信号光波長群とし、かつ、ネットワークマネージメントシステムが有する信号光波長の経路情報に基づいて、行が信号光波長群iを示し、列が経路jを示す行列を作成し、
行列の要素はpijは、ある経路jに信号光波長群iが通過する場合はpij =1とし、また、ある経路jに信号光波長群iが通過しない場合はpij =0とし、
前記行列において、各信号光波長群'i'が通過する経路数(LCi)を
により求め、
各経路jに収容される信号光波長群の数(PCj)を
により求め、
前記行列の列pij(ここでjは定数)と前記LCiの内積(ICj)を
により求め、
前記、PCjが大きく、かつ、ICjが大きい経路より波長分散補償制御を行うことを特徴する付記1に記載の波長分割多重光伝送システム。
(付記4)
付記1乃至付記3の何れか1項に記載の波長分割多重光伝送システムにおいて、
光送信端局装置から光受信端局装置まで同一の経路を通過する少なくとも一波長以上の複数の信号光波長を一つの信号光波長群とし、
前記波長分散モニタによる各信号光波長の累積波長分散の測定結果をネットワークマネージメントシステムに保存する機能を有し、
前記信号光波長群に属する信号光波長の累積波長分散の測定結果毎にn次多項式、3次のセルマイヤー多項式、または5次のセルマイヤー多項式を用いて関数近似を行ない、
前記関数近似式より任意波長λにおける累積波長分散値を算出し、
前記関数近似式を波長に関して一次微分した式により任意波長λにおける波長分散スロープ値を算出し、
前記累積波長分散値と所望の累積波長分散値との差より波長分散補償量を求め、
前記波長分散スロープ値と所望の波長分散スロープ値との差より波長分散スロープ補償量を求め、
前記波長分散補償量および波長分散スロープ補償量となるように、前記光増幅中継装置、光スイッチング装置、または光受信端局装置が具備する可変型波長分散補償器の分散値を設定し、波長分散補償をおこなう波長分散補償量制御装置を具備することを特徴とする付記1乃至付記3の何れか1項に記載の波長分割多重光伝送システム。
(付記5)
付記1に記載の波長分割多重光伝送システムにおいて、
光送信端局装置から光受信端局装置まで同一の経路を通過する少なくとも一波長以上の複数の信号光波長を一つの信号光波長群とし、
該信号光波長群がN群存在した場合、付記2または付記3により波長分散補償制御を行う経路の順番を決定した結果より、上位N経路を選択し、かつ、波長群iの分散スロープ量をDSiとし、
前記選択した経路jに対する分散スロープ補償量をDSCjとした場合、
なるN元1次連立方程式を求めることにより、各経路jにおける分散スロープ補償量 DSCjを求めることを特徴とする付記1に記載のネットワークマネージメントシステム。
(付記6)
付記1乃至付記3の何れか1項に記載の波長分割多重光伝送システムにおいて、
光送信端局装置から光受信端局装置まで同一の経路を通過する少なくとも一波長以上の複数の信号光波長を一つの信号光波長群とし、
光ファイバ敷設時或いは装置設置時に測定した光ファイバの波長分散の測定結果をネットワークマネージメントシステムに保存する機能を有し、
前記光ファイバの波長分散の測定結果、およびネットワークマネージメントシステムが格納している信号光波長の経路情報より各信号光波長の累積分散値を求める手段を有し、
前記各信号光波長の累積波長分散の測定結果をネットワークマネージメントシステムに保存する機能を有し、
前記信号光波長群に属する信号光波長の累積波長分散の測定結果毎にn次多項式、3次のセルマイヤー多項式、または5次のセルマイヤー多項式を用いて関数近似を行ない、
前記関数近似式より任意波長λにおける累積波長分散値を算出し、
前記関数近似式を波長に関して一次微分した式により任意波長λにおける波長分散スロープ値を算出し、
前記累積波長分散値と所望の累積波長分散値との差より波長分散補償量を求め、
前記波長分散スロープ値と所望の波長分散スロープ値との差より波長分散スロープ補償量を求め、
前記波長分散補償量および波長分散スロープ補償量となるように、前記光増幅中継装置、光スイッチング装置、または光受信端局装置が具備する可変型波長分散補償器の分散値を設定し、波長分散補償をおこなう波長分散補償量制御装置を具備することを特徴とする付記1乃至付記3の何れか1項に記載の波長分割多重光伝送システム。
本発明を適用したフォトニックネットワークの一例を示す図である。 波長パス経路情報の一例を表にして示す図である。 モニタ−Aにおける累積波長分散特性の測定結果をそれぞれ示す図である。 モニタ−Bにおける累積波長分散特性の測定結果をそれぞれ示す図である。 関数近似した各波長パスグループ毎の累積波長分散特性をまとめた図である。 波長分散スロープ値を求めた結果をNMS上の波長パス経路管理情報と共に保存した例を示す図である。 行列例を示す図である。 各経路が波長パスグループへ与える影響度の調査を、フォトニックネットワークモデルの波長パス経路情報に対して適用した例を示す図である。 波長分散モニタの構成例を示す図である。 VDCの分散補償量「DRD」とQ値との関係を示す図である。 所要分散補償量対信号光波長特性を示す図である。 波長分散補償および分散スロープ補償を行った時のQ値対信号光波長特性を示す図である。 全体処理の流れを示すフローチャートである。 本発明における情報処理装置の構成図である。 本発明における制御プログラムのコンピュータへのローディングを説明するための図である。 光信号のまま方路切り替えを行うHUBノードを適用したフォトニックネットワークの例を示す図である。
符号の説明
1401 CPU
1402 メモリ
1403 入力装置
1404 出力装置
1405 外部記録装置
1406 媒体駆動装置
1407 ネットワーク接続装置
1409 バス
1410 可搬記録媒体
1500 情報処理装置
1501 メモリ
1520 プログラム(データ)

Claims (6)

  1. 光送信端局装置、光増幅中継装置、光信号のまま光分岐挿入や光方路切り替えを行う光スイッチング装置、および光受信端局装置が光ファイバで接続され、かつ、前記光送信端局装置、光増幅中継装置、光スイッチング装置、および光受信端局装置を統合管理するネットワークマネージメントシステムを有する波長分割多重光伝送システムにおいて、
    前記光受信端局装置は、入力段に波長分散モニタを具備し、
    光送信端局装置と光スイッチング装置間、光スイッチング装置と他の光スイッチング装置間、光スイッチング装置と光受信端局装置間、または光送信端局装置と光受信端局装置間に配置される少なくとも一つの光増幅中継装置、若しくは、光スイッチング装置、または光受信端局装置は、それぞれ可変型波長分散補償器を具備し、
    前記ネットワークマネージメントシステムは、
    前記波長分割多重光伝送システムを構成する各装置の配置情報、接続情報、および信号光波長の経路情報を含むネットワークの構成情報を格納するメモリと、
    前記波長分散モニタによる各信号光波長の全波長の累積波長分散の測定結果および前記信号光波長の経路情報に基づいて、前記光増幅中継装置、光スイッチング装置または光受信端局装置が具備する可変型波長分散補償器の場所及び波長分散補償量を算出する手段とを具備し、
    前記算出した波長分散補償量に応じた波長分散を可変型波長分散補償器に設定する波長分散補償量制御装置と、
    を具備することを特徴とする波長分割多重光伝送システム。
  2. 請求項1に記載の波長分割多重光伝送システムにおいて、
    光送信端局装置から光受信端局装置まで同一の経路を通過する少なくとも一波長以上の複数の信号光波長を一つの信号光波長群とし、かつ、ネットワークマネージメントシステムが有する信号光波長の経路情報より行が信号光波長群iを示し、列が経路jを示す行列を作成し、
    行列の要素p ij は、ある経路jに信号光波長群iが通過する場合はpij=1とし、また、ある経路jに信号光波長群iが通過しない場合はpij=0とし、
    前記行列において、各信号光波長群iが通過する経路数(LCi)を
    により求め、
    各経路jに収容される信号光波長群の数(PCj)を
    により求め、
    前記行列の列pij(ここでjは定数)と前記LCiの内積(ICj)を
    により求め、
    PCjが小さく、かつ、ICjが小さい経路より波長分散補償制御を行うことを特徴する請求項1に記載の波長分割多重光伝送システム。
  3. 請求項1に記載の波長分割多重光伝送システムにおいて、
    光送信端局装置から光受信端局装置まで同一の経路を通過する少なくとも一波長以上の複数の信号光波長を一つの信号光波長群とし、かつ、ネットワークマネージメントシステムが有する信号光波長の経路情報に基づいて、行が信号光波長群iを示し、列が経路jを示す行列を作成し、
    行列の要素p ij は、ある経路jに信号光波長群iが通過する場合はpij=1とし、また、ある経路jに信号光波長群iが通過しない場合はpij=0とし、
    前記行列において、各信号光波長群’i’が通過する経路数(LCi)を
    により求め、
    各経路jに収容される信号光波長群の数(PCj)を
    により求め、
    前記行列の列pij(ここでjは定数)と前記LCiの内積(ICj)を
    により求め、
    前記、PCjが大きく、かつ、ICjが大きい経路より波長分散補償制御を行うことを特徴する請求項1に記載の波長分割多重光伝送システム。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の波長分割多重光伝送システムにおいて、
    光送信端局装置から光受信端局装置まで同一の経路を通過する少なくとも一波長以上の複数の信号光波長を一つの信号光波長群とし、
    前記波長分散モニタによる各信号光波長の累積波長分散の測定結果をネットワークマネージメントシステムに保存する機能を有し、
    前記信号光波長群に属する信号光波長の累積波長分散の測定結果毎にn次多項式、3次のセルマイヤー多項式、または5次のセルマイヤー多項式を用いて関数近似を行ない、
    前記関数近似式より任意波長λにおける累積波長分散値を算出し、
    前記関数近似式を波長に関して一次微分した式により任意波長λにおける波長分散スロープ値を算出し、
    前記累積波長分散値と所望の累積波長分散値との差より波長分散補償量を求め、
    前記波長分散スロープ値と所望の波長分散スロープ値との差より波長分散スロープ補償量を求め、
    前記波長分散補償量および波長分散スロープ補償量となるように、前記光増幅中継装置、光スイッチング装置、または光受信端局装置が具備する可変型波長分散補償器の分散値を設定し、波長分散補償をおこなう波長分散補償量制御装置を具備することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の波長分割多重光伝送システム。
  5. 請求項1に記載の波長分割多重光伝送システムにおいて、
    光送信端局装置から光受信端局装置まで同一の経路を通過する少なくとも一波長以上の複数の信号光波長を一つの信号光波長群とし、
    該信号光波長群がN群存在した場合、請求項2または請求項3により波長分散補償制御を行う経路の順番を決定した結果より、上位N経路を選択し、かつ、波長群iの分散スロープ量をDSiとし、
    前記選択した経路jに対する分散スロープ補償量をDSCjとした場合、
    なるN元1次連立方程式を求めることにより、各経路jにおける分散スロープ補償量DSCjを求めることを特徴とする請求項1に記載の波長分割多重光伝送システム。
  6. 請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の波長分割多重光伝送システムにおいて、
    光送信端局装置から光受信端局装置まで同一の経路を通過する少なくとも一波長以上の複数の信号光波長を一つの信号光波長群とし、
    光ファイバ敷設時或いは装置設置時に測定した光ファイバの波長分散の測定結果をネットワークマネージメントシステムに保存する機能を有し、
    前記光ファイバの波長分散の測定結果、およびネットワークマネージメントシステムが格納している信号光波長の経路情報より各信号光波長の累積分散値を求める手段を有し、
    前記各信号光波長の累積波長分散の測定結果をネットワークマネージメントシステムに保存する機能を有し、
    前記信号光波長群に属する信号光波長の累積波長分散の測定結果毎にn次多項式、3次のセルマイヤー多項式、または5次のセルマイヤー多項式を用いて関数近似を行ない、
    前記関数近似式より任意波長λにおける累積波長分散値を算出し、
    前記関数近似式を波長に関して一次微分した式により任意波長λにおける波長分散スロープ値を算出し、
    前記累積波長分散値と所望の累積波長分散値との差より波長分散補償量を求め、
    前記波長分散スロープ値と所望の波長分散スロープ値との差より波長分散スロープ補償量を求め、
    前記波長分散補償量および波長分散スロープ補償量となるように、前記光増幅中継装置、光スイッチング装置、または光受信端局装置が具備する可変型波長分散補償器の分散値を設定し、波長分散補償をおこなう波長分散補償量制御装置を具備することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の波長分割多重光伝送システム。
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