JP2016207329A - バックライトおよび表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光学シートが伸長した場合においても、当該光学シートを安定して保持する。
【解決手段】バックライト20は、光学シート2Aと、押圧部21Fxとを備える。押圧部21Fxは、光学シート2Aが伸長した場合、伸長した当該光学シート2Aの突起2xと接触することにより当該突起2xを保持する保持部21Frを有する。
【選択図】図8

Description

本発明は、光学シートに関する構造を有するバックライトおよび表示装置に関する。
近年の情報電子機器の普及に伴い、バックライトを使用した、薄型および軽量の表示装置が様々な分野で使用されつつある。例えば、当該表示装置は、携帯電話のディスプレイ、パソコン用のディスプレイ、産業用途で使用される各種の装置のディスプレイ、車載用の表示器、ハンディ端末のディスプレイ、広告表示器等として使用されている。
また、表示装置が使用される分野が広がった事により、当該表示装置が過酷な環境下で使用される場合も多くなっている。例えば、表示装置は、振動する装置のディスプレイとして使用される場合が増えてきている。当該振動する装置は、例えば、車載用のディスプレイよりも強い振動が発生する建設機械、インパクトを与える演出を行うアミューズメント機器等である。
しかしながら、表示装置が振動した場合、当該表示装置が備える光学シートが動いてしまう場合がある。光学シートが動いた場合、当該光学シートに傷がつき、表示装置が表示する映像の質が低下するという問題が発生する。
上記問題の対策として、例えば、粘着材等を使用して光学シートを固定する方法がある。しかしながら、過酷な環境下で表示装置が使用された場合、粘着材は経年劣化により粘着力が低下する。そのため、当該粘着力の低下により、光学シートが剥がれる場合がある。したがって、粘着材を使用して光学シートを固定する方法は、信頼性に欠ける。また、粘着材を使用する事は、コストアップの起因となる。
特許文献1では、粘着材を使用せずに、フィルム状の光学部材(光学シート)を固定する技術(以下、「関連技術A」ともいう)が開示されている。具体的には、関連技術Aでは、導光部材に、傾斜面としての光学部材支持面が形成される。また、導光部材を保持するフレームに、当該導光部材の光学部材支持面と対向する光学部材支持面が形成される。この構成において、導光部材の光学部材支持面とフレームの光学部材支持面とで、光学部材の周縁部(延出部)を挟むことにより、光学部材(光学シート)が固定される。
特開2011−029045号公報
一般的に、光学シートは、当該光学シートの周囲の温度の変化により、伸長する場合がある。そのため、光学シートが伸長した場合においても、当該光学シートが安定して保持されることが要求される。上記の関連技術Aでは、当該要求を満たすことができない。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、光学シートが伸長した場合においても、当該光学シートを安定して保持することが可能なバックライト等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るバックライトは、光を出射する光源と、前記光源が出射する前記光を透過させる光学シートと、前記光学シートを保持する筐体と、押圧部と、を備え、前記光学シートは、突起を有し、前記押圧部は、当該押圧部の少なくとも一部が前記光学シートの前記突起と接触することにより、当該突起を変形させるように設けられ、前記押圧部は、前記光学シートが伸長した場合、伸長した当該光学シートの前記突起と接触することにより当該突起を保持する保持部を有する。
本発明によれば、バックライトは、光学シートと、押圧部とを備える。前記押圧部は、前記光学シートが伸長した場合、伸長した当該光学シートの前記突起と接触することにより当該突起を保持する保持部を有する。
これにより、光学シートが伸長した場合、保持部により、突起が保持される。そのため、光学シートが伸長した場合においても、当該光学シートを安定して保持することができる。
本発明の実施の形態1に係る表示装置の分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るバックライトの斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るバックライトの一部の拡大図である。 本発明の実施の形態1に係るバックライトの別の一部の拡大図である。 本発明の実施の形態1に係る光学シートの構成を説明するための図である。 筐体の特徴的な構成を説明するための図である。 本発明の実施の形態1に係るバックライトの一部の断面図である。 押圧部の保持部を説明するための図である。 突起無し領域の構成を示す図である。 本発明の実施の形態1の変形例に係る光学シートの構成を説明するための図である。 本発明の実施の形態2に係る表示装置に含まれるバックライトの一部の断面図である。
以下、この発明の実施の形態を図に基づいて説明する。以下の説明では、同一の構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明を省略する場合がある。
なお、実施の形態において例示される各構成要素の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるものであり、本発明はそれらの例示に限定されるものではない。また、各図における各構成要素の寸法は、実際の寸法と異なる場合がある。
<実施の形態1>
(表示装置の全体の構成)
図1は、本発明の実施の形態1に係る表示装置100の分解斜視図である。表示装置100は、例えば、液晶を利用して映像を表示する液晶表示装置である。なお、表示装置100は、液晶表示装置に限定されず、他の方式の表示装置であってもよい。表示装置100は、例えば、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイであってもよい。
図1において、X方向、Y方向およびZ方向の各々は、互いに直交する。以下の図に示されるX方向、Y方向およびZ方向の各々も、互いに直交する。以下においては、X方向と、当該X方向の反対の方向(−X方向)とを含む方向を「X軸方向」ともいう。また、以下においては、Y方向と、当該Y方向の反対の方向(−Y方向)とを含む方向を「Y軸方向」ともいう。また、以下においては、Z方向と、当該Z方向の反対の方向(−Z方向)とを含む方向を「Z軸方向」ともいう。
また、以下においては、X軸方向およびY軸方向を含む平面を、「XY面」ともいう。また、以下においては、X軸方向およびZ軸方向を含む平面を、「XZ面」ともいう。また、以下においては、Y軸方向およびZ軸方向を含む平面を、「YZ面」ともいう。
図1を参照して、表示装置100は、表示パネル10と、バックライト20と、筐体3と、回路基板4とを備える。なお、詳細は後述するが、表示装置100は、バックライト20が出射する光を使用して映像を表示する。
バックライト20は、光を出射する装置である。バックライト20は、表示パネル10の背面へ光を照射する。筐体3の内部には、表示パネル10およびバックライト20が配置される。筐体3は、開口3Hを有する。なお、図1では、図の簡略化のため、開口3Hを介して見える、表示パネル10の一部の記載は省略している。
表示パネル10は、例えば、液晶パネルである。表示パネル10は、映像を表示する。なお、表示パネル10のうち映像を表示する面側には、タッチパネル(図示せず)が設けられる。タッチパネルは、ユーザによるタッチ操作を受け付けるためのパネルである。当該タッチ操作は、タッチパネルにユーザが触れる操作である。タッチパネルは、当該タッチパネルにおいてユーザが触れた位置を示す位置信号を受信する。
また、タッチパネルの表面には、透明の保護部材が設けられる。当該保護部材は、タッチパネルを保護する板である。保護部材は、表示パネル10のうち映像を表示する面側に設けられる。なお、回路基板4の表面には、当該回路基板4を保護するためのカバーが設けられてもよい。
次に、表示装置100を構成する上記各部材についてさらに詳細に説明する。
(表示パネル)
表示パネル10は、透過型または半透過型の液晶パネルである。表示パネル10は、液晶の複屈折性を応用して映像を表示する。表示パネル10は、基板11と、基板12と、駆動用IC(Integrated Circuit)13とを含む。
基板11は、ガラスなどの絶縁性基板上にカラーフィルタ、遮光層、対向電極等が形成された基板である。基板12は、ガラスなどの絶縁性基板上にスイッチング素子を利用した画素電極等が行列状に形成された基板である。当該スイッチング素子は、薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor)である。以下、薄膜トランジスタを、単に、「TFT」ともいう。
駆動用IC13は、基板12の周縁部、または、基板12の周縁部に接続されたテープ状の配線材料上に配置される。当該配線材料は、TCP、COF等である。
また、表示パネル10には、さらに、図示しない、スペーサ、シール材、液晶、封止材、配向膜、偏光板等が設けられる。スペーサは、基板11と基板12との間隔を保持する。シール材は、基板11と基板12とを貼り合わせる。液晶は、基板11と基板12との間に設けられる。封止材は、液晶を封止する部材である。封止材には、液晶を注入する注入口が設けられる。配向膜は、液晶を配向させる膜である。偏光板は、基板11および基板12の外側の面上に配置される。
(バックライト)
バックライト20は、基板12側から、表示パネル10へ光を照射する。バックライト20は、光源25と、導光板23と、光学シート部22と、反射シート24と、筐体21Fと、筐体21Bとを含む。
光源25は、光を出射する。導光板23は、光源25が出射した光を特定の方向へ導く。少し具体的には、導光板23は、光を光学シート部22へ導くための部材である。具体的には、導光板23は、出射面23aと、反出射面23bと,側面23sとを有する。出射面23aは、光が出射される面である。反出射面23bは、導光板23のうち出射面23aと反対側の面である。反出射面23bには、反射シート24が設けられる。
光源25が出射する光は、導光板23の側面23sを介して、導光板23の内部に伝搬する。導光板23の内部に伝搬した光は、出射面23aからZ方向へ出射される。すなわち、導光板23は、光源25が出射する光を出射面23aから出射する。なお、表示パネル10は、導光板23の出射面23a側に設けられる。
光学シート部22は、導光板23の出射面23a上に設けられる。光学シート部22は、複数の光学シート2から構成される。なお、光学シート部22は、1枚の光学シート2から構成されてもよい。すなわち、光学シート部22は、1以上の光学シート2から構成される。光学シート2は、映像の表示のために使用される、出射面23a(光源25)が出射する光を透過させる。光学シート2は、XY面に沿った方向に延在する。
なお、光学シート2は、当該光学シート2の周囲の空気の状態の変化に応じて、伸長するシートである。具体的には、光学シート2は、当該光学シート2の周囲の空気の温度の変化に応じて、伸長する。例えば、光学シート2は、当該光学シート2の周囲の空気の温度が高温になった場合、伸長する。本明細書において、当該高温は、例えば、40度以上である。
また、光学シート部22は、導光板23から出射された光の分布および広がりを制御する。光学シート部22は、出射面23aから出射される光を、表示パネル10へ出射する。表示パネル10は、出射面23aから出射される光を使用して映像を表示する。
反射シート24は、導光板23のうち、反出射面23b側に設けられる。反射シート24は、光を反射させるためのシートである。反射シート24の存在により、導光板23から−Z方向へ出射した光は、反射シート24に反射して、再び、導光板23に入射する。
光源25、導光板23、光学シート部22および反射シート24は、筐体21Bに収容される。なお、反射シート24は、筐体21Bの底面に設けられる。導光板23は、反射シート24上に設けられる。これにより、導光板23のZ軸方向の位置は、筐体21Bの底面、および、反射シート24により固定される。
筐体21Bは、バックライト20の背面側に設けられる背面筐体である。筐体21Fは、光学シート部22を覆うように設けられる。すなわち、筐体21Fは、光学シート部22を構成する各光学シート2を保持する。筐体21Fは、バックライト20の前面側に設けられる前面筐体である。
光源25は、白色光を出射する点状光源である。光源25は、LED(Light Emitting Diode)、レーザーダイオード(Laser Diode)等である。なお、光源25は、赤色光(R),緑色光(G)および青色光(B)を出射する光源であってもよい。また、光源25は、RGB以外の色の光を出射する光源であってもよい。
光源25は、光源基板26に実装される。光源基板26は、一般的なガラスエポキシ樹脂をベースに構成された基板、フレキシブルなフラットケーブルを使用した基板等である。なお、光源基板26は、放熱性を高めるために、金属(例えば、アルミ等)、セラミック等をベースに構成された基板であってもよい。
なお、光源25は、光源基板26に実装された点状光源に限定されず、蛍光管ランプ等の線状光源で構成されてもよい。
導光板23は、透明なアクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ガラス等で構成される。導光板23の出射面23aおよび出射面23bの両方または一方には、散乱用ドットパターン、プリズム形状部等が形成される。散乱用ドットパターン、プリズム形状部等は、光を出射させるとともに、面内の光の強度分布、光の出射方向を調整するためのものである。
また、導光板23上には、光の強度分布、光の出射角を調整するために、光学シート部22が配置されている。光学シート部22は、前述したように、複数の光学シート2から構成される。
光学シート部22は、目的に応じて、レンズシート、拡散シート、視野角調整シート等が、必要な枚数だけ配置されて構成される。当該レンズシートは、集光を行うためのシートである。拡散シートは、光の均一化を行うためのシートである。視野角調整シートは、視野角の方向における輝度を調整するためのシートである。すなわち、光学シート部22を構成する各光学シート2は、レンズシート、拡散シートおよび視野角調整シート等のいずれかである。なお、光学シート部22は、前述したように、1枚の光学シート2から構成されてもよい。
筐体21Fは、開口H1を有する。開口H1は、導光板23の出射面23aから出射される光の経路となる。筐体21Fの上面の周縁には、表示パネル10が搭載されるとともに、位置決めされている。これにより、表示パネル10は、筐体21Fに保持される。筐体21Fを構成する材料は、アルミニウム、ステンレス、鉄等の金属、PC(ポリカーボネート)、ABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン)等の樹脂材料等である。
平面視(XY面)における筐体21Fの形状は、額縁状である。また、平面視(XY面)における筐体21Fの輪郭の形状は、矩形である。
筐体21Bには、光源25および光源基板26が位置決めされている。すなわち、筐体21Bは、光源25および光源基板26を保持する。光源25から放出される熱を伝導させるためには、熱伝導性が高い金属を使用することが望ましい。そのため、筐体21Bは、特に、熱伝導性が高いアルミまたはアルミ合金で構成される。この構成により、筐体21Bは、効率よく光源25からの熱を拡散でき、光源25の温度を下げることが出来る。これにより、バックライト20に熱がこもることを防止することができる。
筐体21Fおよび筐体21Bは、一般に、ツメによる引っ掛け構造、ネジ止め等により互いに固定される。これにより、筐体21Fおよび筐体21Bは、光学シート部22、導光板23、反射シート24等を保持する。なお、筐体21Fおよび筐体21Bは、一体で形成されてもよい。
(筐体)
筐体3は、枠状の部材である。筐体3は、表示パネル10、バックライト20、タッチパネル(図示せず)、保護部材(図示せず)等を保持する。筐体3は、薄板の金属、樹脂成型品等により構成される。筐体3は、ツメ状の固定構造、ネジ止め等により、バックライトの筐体21Bと固定される。ツメ状の固定構造とは、筐体3および筐体21Bの各々に設けられたツメ状の突起部が、互いに係合する構造である。
筐体3は、一体で形成してもよいし、複数の部材を組み合わせることにより構成してもよい。また、筐体3の側面、正面、背面、あるいは周縁部等に、最終製品への取り付け部(ネジ、取付穴等)を設けてもよい。
(回路基板)
回路基板4は、表示パネル10および光源25を電気的な入出力信号により制御する。回路基板4は、通常、ガラスエポキシ等に銅パターンが形成され、当該ガラスエポキシの表面に電子部品がハンダにより実装されて構成される。回路基板4は、主にバックライト20の裏面側(光が出射されない側)に配置(固定)される。
なお、回路基板4は、FPC(Flexible Printed Circuits)上に電子部品を実装することにより、構成されても良い。当該FPCは、表示パネル10に接続されたフィルム上の基材に配線を形成したものである。
また、回路基板4を、外部からの圧力、静電気から保護するために、回路基板4に、保護カバー(図示せず)を取り付けても良い。当該保護カバーは、アルミニウム、ステンレス、亜鉛めっき鋼板等の金属、PET(PolyEthylene Terephthalate)等のフィルム状の薄い樹脂等から成る。
なお、金属製の保護カバーを使用する場合、回路基板4と、当該回路基板4上の電子部品との電気的接触を避けるために、回路基板4には、PET等の樹脂製シートが貼り付けられる。これにより、絶縁対策を行うことができる。
(タッチパネル)
タッチパネル(図示せず)は、透明基板と、当該透明基板上に形成された透明電極による回路とにより構成される。タッチパネルは、上記回路により、外部(使用者)から入力された位置座標に関する情報を電気信号に変換する。そして、タッチパネルは、当該電気信号を、タッチパネルの端部に接続された出力配線部を介して最終製品の制御回路へ伝達する。
出力配線部には、薄さと柔軟性による接続の自由度から、フィルム上の基材に配線を形成したFPC(Flexible Printed Circuits)が用いられる。なお、出力配線部は、FPCに限定されず、同等の機能、特性を有するものであれば、異なる材料、異なる構造から成るものでもよい。
(保護部材)
保護部材(図示せず)は、タッチパネルの入力面に対する加圧、接触等による損傷、タッチパネルの変形、磨耗、汚れ等を防止するための板である。保護部材は、表示パネル10のうち映像を表示する面側に設けられる。保護部材は、ガラス、プラスチック等の透明材料から構成される。なお、保護部材の表面または裏面の周縁部には、遮光あるいは意匠上の目的により、印刷により処理が施されてもよい。
(特徴的な構成)
次に、本実施の形態における特徴的な構成について詳細に説明する。図2は、本発明の実施の形態1に係るバックライト20の斜視図である。バックライト20は、後述の発光領域R50(図示せず)を有する。発光領域R50は、バックライト20が光を出射する領域である。
以下においては、光学シート部22を構成する複数の光学シート2のうち、最も上の光学シート2を、「光学シート2A」ともいう。また、以下においては、光学シート部22を構成する複数の光学シート2のうち、光学シート2A以外の光学シート2を、「下部光学シート」ともいう。
図3は、本発明の実施の形態1に係るバックライト20の一部の拡大図である。図3(a)は、図2の領域R11の拡大図である。図3(b)は、構成を分かり易くするために、図3(a)の構成において筐体21Fを示さないようにした図である。
図4は、本発明の実施の形態1に係るバックライト20の別の一部の拡大図である。図4(a)は、図2の領域R12の拡大図である。図4(b)は、構成を分かり易くするために、図4(a)の構成において筐体21Fを示さないようにした図である。
図5は、本発明の実施の形態1に係る光学シート2Aの構成を説明するための図である。なお、図5には、XY面における前述の発光領域R50を示している。以下においては、光学シート2Aのうち、発光領域R50以外の領域を、「シート周縁領域」ともいう。図5(a)は、光学シート2Aの平面図である。図5(b)は、図5(a)の領域R21の拡大図である。
まず、光学シート2Aについて説明する。図5を参照して、光学シート2Aは、突起2xを有する。突起2xは、光学シート2Aが延在する方向であって、かつ、当該光学シート2Aの周辺の方向へ向かって突出するように設けられる。光学シート2Aが延在する方向は、XY面(光学シート2Aの主面)に沿った方向である。
また、平面視(XY面)における光学シート2Aの形状は、略矩形である。図5(a)のように、平面視(XY面)において、突起2xは、光学シート2Aの左側の各角部に設けられる。
なお、突起2xがZ軸方向に変形し易くなるように、突起2xの根元には、切り欠き2xvが設けられる。これにより、突起2xを容易に変形可能なようにすることができる。切り欠き2xvの深さを調整することにより、突起2xの柔軟性を調整することができる。
また、光学シート2Aは、係合部2kを有する。係合部2kは、詳細は後述するが、当該係合部2kが筐体21Bに係合するように設けられる。図5(a)のように、平面視(XY面)において、係合部2kは、光学シート2Aの右側の各角部に設けられる。なお、筐体21Bには、図4(b)のように、係合部2kと係合するための切り欠き21Bvが設けられる。
また、平面視(XY面)における筐体21Bの形状は、矩形である。切り欠き21Bvは、平面視(XY面)において、光学シート2Aの係合部2kが設けられる領域と重なる領域に設けられる。具体的には、切り欠き21Bvは、平面視(XY面)において、筐体21Bの右側の各角部に設けられる。
以下においては、筐体21Bのうち、切り欠き21Bvが設けられた部分を、「切り欠き形成部」ともいう。光学シート2Aは、図4(b)のように、係合部2kが、筐体21Bの切り欠き形成部と係合するように、設けられる。光学シート2Aの係合部2kが、切り欠き形成部と係合することにより、光学シート2Aの位置決めが行われる。
なお、突起2xおよび係合部2kが設けられる位置は、図5(a)に示される位置に限定されない。突起2xは、例えば、平面視(XY面)において、光学シート2Aにおいて対角の関係となる2つの角部に設けられてもよい。突起2xは、例えば、平面視(XY面)において、光学シート2Aの左上の角部と、光学シート2Aの右下の角部とに設けられてもよい。
詳細は後述するが、バックライト20は、突起2xを変形させる構成を有する押圧部21Fxを備える。
次に、筐体21Fの構成について詳細に説明する。図6は、筐体21Fの特徴的な構成を説明するための図である。図6(a)は、筐体21Fの斜視図である。具体的には、図6(a)は、筐体21Fの裏側の構成の斜視図である。図6(b)は、図6(a)の領域R31の拡大図である。
図6(a)および図6(b)を参照して、前述の押圧部21Fxは、筐体21Fに設けられる。前述したように、平面視(XY面)における筐体21Fの輪郭の形状は、矩形である。具体的には、平面視(XY面)において、押圧部21Fxは、筐体21Fの角部に設けられる。
また、押圧部21Fxは、平面視(XY)面において、突起2xが設けられる領域と重なる領域に設けられる。すなわち、押圧部21Fxは、平面視(XY)面において、突起2xが設けられる領域とほぼ同じ領域に設けられる。そのため、図5(a)のように、光学シート2Aに2つの突起2xが設けられる場合、筐体21Fの2つの角部には、それぞれ、2つの押圧部21Fxが設けられる。
ここで、以下の前提A1を考慮する。前提A1では、光学シート部22は、3枚の光学シート2から構成される。
次に、前提A1における押圧部21Fxの構成について詳細に説明する。図7は、本発明の実施の形態1に係るバックライト20の一部の断面図である。図7(a)は、図3(a)のA1−A2線に沿ったバックライト20の断面図である。図7(b)は、図7(a)の領域R41の拡大図である。なお、図7(b)では、構成を分かり易くするために、各光学シート2を、間隔をあけてしめしているが、当該各光学シート2は、実際には互いに接している。
図6(b)、図7(a)および図7(b)を参照して、前述したように、筐体21Fの角部には、押圧部21Fxが設けられる。また、前述したように、押圧部21Fxは、平面視(XY)面において、突起2xが設けられる領域と重なる領域に設けられる。言い換えれば、突起2xは、平面視(XY)面において、押圧部21Fxが設けられる領域と重なる領域に設けられる。
押圧部21Fxは、当該押圧部21Fxの少なくとも一部(後述の傾斜部21Fs)が光学シート2Aの突起2xと接触することにより、当該突起2xを変形させるように設けられる。
具体的には、押圧部21Fxは、傾斜部21Fsと保持部21Frとから構成される。すなわち、押圧部21Fxは、傾斜部21Fsと保持部21Frとを有する。傾斜部21Fsは、常温の環境において、光学シート2Aの突起2xと接触することにより、当該突起2xを変形させるように設けられる。詳細には、傾斜部21Fsは、光学シート2Aの突起2xと接触することにより、当該突起2xが−Z方向へ少しだけ折れまがるように設けられる。
傾斜部21Fsは、当該傾斜部21Fsの表面が、XY平面に対して傾斜するように構成される。傾斜部21Fsの表面の傾斜角度は、一例として、2度以上である。なお、仮に、傾斜部21Fsが存在しない場合、突起2xと筐体21Fのうち突起2xと対向する部分の表面とがフラットになる。この場合、突起2xと筐体21Fとの間にすきま(クリアランス)が存在し、突起2xが筐体21Fと接触し難い状態となる。
一方、本実施の形態では、上記の傾斜部21Fsの構成により、傾斜部21Fsが存在せず、突起2xが変形していない構成よりも、傾斜部21Fsと突起2xとの接触面積を増加させることができる。そのため、傾斜部21Fsと突起2xとの摩擦抵抗が増大する。したがって、バックライト20(表示装置100)において振動が発生した場合、当該振動により光学シート2Aが動くことを抑制することができる。
また、光学シート2Aの突起2xが傾斜部21Fsと接触する構成により、当該光学シート2Aは、下部光学シートである光学シート2を、僅かな応力で−Z方向へ押圧する。これにより、振動により、下部光学シートである光学シート2が動くことを抑制することができる。
なお、傾斜部21Fsの表面の傾斜角度を調整する事により、光学シート2Aの厚みおよびサイズ等に応じた上記の接触面積を調整することができる。
次に、押圧部21Fxの保持部21Frについて説明する。図8は、押圧部21Fxの保持部21Frを説明するための図である。また、図8は、図7(b)に示される構成の一部の形状が変化した状態を示す図である。すなわち、図8は、図7(b)の構成が設けられる位置と同じ位置におけるバックライト20の構成を示す。
以下においては、光学シート2Aの周囲の空気を、「周囲空気」ともいう。周囲空気は、表示装置100の周囲の空気でもある。また、以下においては、周囲空気の温度が高温である状態を、「高温状態」ともいう。当該高温は、前述したように、例えば、40度以上である。また、周囲空気の温度が高温になることにより、光学シート2Aまたは下部光学シートである光学シート2が伸長した状態を、「シート伸長状態」ともいう。
表示装置100が過酷な高温環境で使用された場合、すなわち、周囲空気の温度が高温になった場合、光学シート2Aおよび下部光学シート(光学シート2)は伸長する。図8では、伸長部2Ae,2eが示される。
伸長部2Aeは、光学シート2Aが伸長した場合における、当該光学シート2Aの伸長した部分である。なお、伸長部2Aeは突起2xである。伸長部2eは、下部光学シートである光学シート2が伸長した場合における、当該光学シート2の伸長した部分である。
保持部21Frは、光学シート2Aが伸長した場合、伸長した当該光学シート2Aの突起2xと接触することにより当該突起2xを保持するように設けられる。具体的には、保持部21Frは、シート伸長状態において、当該保持部21Frが伸長部2Ae(突起2x)と接触することにより、当該伸長部2Aeを円弧状に曲げるように構成される。
以下においては、光学シート2Aの伸長に起因する不具合を、「不具合Df」ともいう。保持部21Frは、不具合Dfの発生を抑制することができる。不具合Dfは、例えば、光学シート2Aにしわが発生するという不具合である。また、不具合Dfは、例えば、光学シート2A(伸長部2Ae)が鋭角に曲がるという不具合である。
具体的には、保持部21Frは、図7(b)および図8のように、曲面21Frsを有する。曲面21Frsは、シート伸長状態において、当該曲面21Frsが伸長部2Ae(突起2x)と接触することにより、当該伸長部2Aeを円弧状に曲げるように設けられる。
曲面21Frsは、不具合Dfの発生を防ぐために、緩やかに曲がる面で構成される。すなわち、曲面21Frsの曲率半径は、不具合Dfの発生を防ぐための半径に設定される。また、曲面21Frsの円弧長は、高温状態において、光学シート2Aが伸長する最大の長さ以上の長さに設定される。
上記のように、保持部21Frが構成されることにより、光学シート2Aが伸長した場合においても、光学シート2Aを安定して保持することができる。
次に、突起2xが設けられる領域について説明する。上記のように、傾斜部21Fsおよび保持部21Frにより、突起2x(光学シート2A)は保持されるとともに、位置決めされる。そのため、平面視(XY)面において、変形した突起2xが発光領域R50内に入らないように、突起2xは設けられる。
具体的には、図5を参照して、突起2xは、光学シート2Aのうち、発光領域R50以外の前述のシート周縁領域に設けられる。これにより、平面視(XY)面において、傾斜部21Fs、保持部21Fr等により、変形した突起2xが発光領域R50内に入ることを防ぐことができる。なお、前述したように、表示装置100は、バックライト20が出射する光を使用して映像を表示する。なお、突起2xが、仮に発光領域R50内に存在する場合、バックライト20が出射する光の一部が突起2xにより遮られる。この場合、表示装置100が表示する映像の品質が低下する。
そこで、上記のように、突起2xが発光領域R50内に入ることを防ぐように構成されるため、表示装置100が表示する映像の品質が低下することを防ぐことができる。
以下においては、平面視(XY)面において、突起2xが存在しない領域を、「突起無し領域」ともいう。
次に、表示装置100の突起無し領域について説明する。表示装置100の突起無し領域は、以下のように構成される。図9は、突起無し領域の構成を示す図である。また、図9は、図3(a)のB1−B2線に沿ったバックライト20の断面図である。
図9を参照して、突起無し領域では、筐体21Fに壁部21Fwが設けられる。壁部21Fwは、筐体21Fと壁部21Fwとにより、各光学シート2の端部を収容するように設けられる。また、壁部21Fwは、当該壁部21Fwと各光学シート2との間に空間SP1(クリアランス)が存在するように、筐体21Fに設けられる。空間SP1のサイズは、高温状態において、各光学シート2が最大限に伸長した場合においても、当該各光学シート2が壁部21Fwと接触しないサイズに設定される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、バックライト20は、光学シート2Aと、押圧部21Fxとを備える。押圧部21Fxは、光学シート2Aが伸長した場合、伸長した当該光学シート2Aの突起2xと接触することにより当該突起2xを保持する保持部21Frを有する。
これにより、光学シート2Aが伸長した場合、保持部21Frにより、突起2xが保持される。そのため、光学シート2Aが伸長した場合においても、当該光学シート2Aを安定して保持することができる。
また、本実施の形態によれば、押圧部21Fxの傾斜部21Fsは、光学シート2Aの突起2xと接触することにより、当該突起2xを変形させるように設けられる。そのため、傾斜部21Fsと突起2xとの接触面積を増加させることができる。したがって、バックライト20(表示装置100)において振動が発生した場合、当該振動により光学シート2Aが動くことを抑制することができる。
また、本実施の形態によれば、押圧部21Fxの保持部21Frは、光学シート2Aが伸長した場合、伸長した当該光学シート2Aの突起2xと接触することにより当該突起2xを保持するように設けられる。これにより、保持部21Frは、前述の不具合Dfの発生を抑制することができる。不具合Dfは、例えば、光学シート2Aにしわが発生するという不具合である。また、傾斜部21Fsおよび保持部21Frにより、突起2x(光学シート2A)は保持されるとともに、位置決めされる。
表示装置100は、上記の構成を有するバックライト20を備える。そのため、過酷な温度環境、振動環境等で表示装置が使用される場合でも、表示される映像の品質を安定的に維持するとともに、光学シート2を安定して保持(固定)し、当該光学シート2の位置決めを行うことができる。
なお、突起2xは光学シート2Aの2つの角部に設ける構成としたがこれに限定されない。突起2xは、例えば、平面視(XY面)において、光学シート2Aの4つの角部全てに設けられてもよい。これにより、光学シート2Aの位置決めの精度を向上させることができるとともに、筐体21Fが、突起2xを確実に保持することができる。
なお、車載用の表示装置または建設機械の表示装置よりも小型の携帯用表示装置が使用される環境は、車載用の表示装置または建設機械の表示装置が使用される環境よりも過酷な環境でない。そのため、当該携帯用表示装置が使用される温度範囲、当該携帯用表示装置の耐振動性については、厳しい条件が求められない。したがって、当該携帯用表示装置で使用される光学シートの、温度変化による伸縮量は非常に小さい。そのため、当該携帯用表示装置で使用される光学シートにおいては、しわ、撓み等が発生し難い。
一方、車載用の表示装置または建設機械の表示装置等は、過酷な環境下で使用される場合が多い。この場合、過酷な環境、例えば、高温の空間で使用される表示装置においては、光学シートが伸長し、当該光学シートにしわ、撓み等が発生する。
また、小型の携帯用表示装置で使用される小型の光学シートは薄い。そのため、当該光学シートの端部は、容易に曲げる事が可能である。中型サイズ、大型サイズ等の表示装置では、しわ、撓み等の発生を防ぐために、十分な厚さを有する光学シートが使用される。そのため、当該中型サイズ、大型サイズ等の表示装置では、当該光学シートが、大きな応力で変形させた状態で固定される。したがって、当該光学シートには、温度変化によるしわが発生するという問題がある。
そこで、本実施の形態のバックライト20は上記のように構成されるため、バックライト20を備える表示装置100は、上記の問題を解決することができる。すなわち、過酷な温度環境または過酷な振動環境で表示装置100が使用される場合においても、温度変化による光学シートの伸びに起因するしわの発生を防止することができる。そのため、表示装置100が表示する映像の品質を安定的に維持するができる。
<実施の形態1の変形例>
前述の実施の形態1のバックライト20は、以下の構成(以下、「構成N1」ともいう)を有する。構成N1では、前述したように、平面視(XY面)において、突起2xは、光学シート2Aの角部に設けられる。また、構成N1では、前述したように、平面視(XY面)において、押圧部21Fxは、筐体21Fの角部に設けられる。
なお、バックライト20の筐体21Fが、光学シート2Aの角部に突起2xを設けるためのスペースを確保することが困難な形状またはサイズを有する場合がある。本実施の形態の変形例の構成は、光学シート2Aの角部以外の部分に突起が設けられる構成(以下、「変形構成A1」ともいう)である。
以下においては、変形構成A1が適用された光学シート2Aを、「光学シート2Aa」ともいう。図10は、本発明の実施の形態1の変形例に係る光学シート2Aaの構成を説明するための図である。図10(a)は、光学シート2Aaの平面図である。図10(b)は、図10(a)の領域R51,R52の拡大図である。
図10(a)および図10(b)を参照して、平面視(XY面)における光学シート2Aaの形状は、略矩形である。光学シート2Aaは、複数の突起2xaを有する。具体的には、平面視(XY面)における光学シート2Aaの一辺(左辺)側には、2つの突起2xaが設けられる。当該各突起2xaは、光学シート2Aaの一辺の中央部に設けられる。
平面視(XY面)における突起2xaの形状は、T字状である。そのため、突起2xaの根元には、切り欠き2xavが設けられる。切り欠き2xavにより、突起2xaを容易に変形可能なようにすることができる。
なお、平面視(XY面)における光学シート2Aaの一辺側に設けられる突起2xaの数は2に限定されず、1または3以上であってもよい。
また、各突起2xaは、光学シート2Aaが延在する方向であって、かつ、当該光学シート2Aaの周辺の方向へ向かって突出するように設けられる。光学シート2Aaが延在する方向は、XY面(光学シート2Aaの主面)に沿った方向である。
また、変形構成A1が適用された筐体21Fには、平面視(XY)面において、突起2xが設けられる領域と重なる領域に押圧部21Fxが設けられる。言い換えれば、突起2xaは、平面視(XY)面において、押圧部21Fxが設けられる領域と重なる領域に設けられる。前述したように、平面視(XY面)における筐体21Fの輪郭の形状は、矩形である。そのため、平面視(XY面)において、押圧部21Fxは、筐体21Fが示す矩形の一辺側に設けられる。
変形構成A1においても、押圧部21Fxは、当該押圧部21Fxの少なくとも一部(傾斜部21Fs)が光学シート2Aの突起2xと接触することにより、当該突起2xを変形させるように設けられる。また、傾斜部21Fsは、光学シート2Aの突起2xと接触することにより、当該突起2xを変形させるように設けられる。
なお、光学シート2Aaには、図5の光学シート2Aと同様に、係合部2k(図示せず)が設けられる。これにより、光学シート2Aaは固定される。
なお、光学シート2Aaに係合部2kを設けない構成としてもよい。当該構成では、平面視(XY面)における光学シート2Aaが示す矩形の左辺以外の3辺にも、図10と同様に、突起2xaが設けられる。
以上説明したように、本実施の形態の変形例においても、変形構成A1により、実施の形態1と同じ効果が得られる。
<実施の形態2>
実施の形態1、および、実施の形態1の変形例では、押圧部21Fxが筐体21Fに設けられる。本実施の形態の構成は、押圧部が反射シートに設けられる構成(以下、「変形構成B1」ともいう)である。
以下においては、変形構成B1が適用されたバックライトを、「バックライト20A」ともいう。また、以下においては、変形構成B1が適用された表示装置を、「表示装置100A」ともいう。
表示装置100Aは、図1の表示装置100と比較して、バックライト20の代わりにバックライト20Aを備える点が異なる。表示装置100Aのそれ以外の構成は、表示装置100と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
バックライト20Aは、図1のバックライト20と比較して、反射シート24の代わりに反射シート24Aを備える点が異なる。バックライト20Aのそれ以外の構成は、バックライト20と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
反射シート24Aは、反射シート24と比較して、形状のみが異なる。反射シート24Aのそれ以外の機能は反射シート24と同様なので詳細な説明は繰り返さない。すなわち、反射シート24Aは、光を反射させるためのシートである。
図11は、本発明の実施の形態2に係る表示装置100Aに含まれるバックライト20Aの一部の断面図である。図11は、図7(a)の構成が設けられる位置と同じ位置におけるバックライト20Aの構成を示す。すなわち、図11は、図3(a)のA1−A2線に沿った、変形構成B1が適用されたバックライト20Aの断面図である。
図11を参照して、反射シート24Aは、押圧部21Fxaを有する。具体的には、反射シート24Aの端部は屈曲している。反射シート24Aの端部は、押圧部21Fxaを有する。
押圧部21Fxaは、平面視(XY)面において、突起2xが設けられる領域と重なる領域に設けられる。言い換えれば、突起2xは、平面視(XY)面において、押圧部21Fxaが設けられる領域と重なる領域に設けられる。
また、押圧部21Fxaは、押圧部21Fxと同じ機能を有する。具体的には、押圧部21Fxaは、当該押圧部21Fxaの少なくとも一部(後述の傾斜部21Fsa)が光学シート2Aの突起2xと接触することにより、当該突起2xを変形させるように設けられる。
具体的には、押圧部21Fxaは、傾斜部21Fsaと保持部21Fraとから構成される。すなわち、押圧部21Fxaは、傾斜部21Fsaと保持部21Fraとを有する。傾斜部21Fsaは、図7(b)の傾斜部21Fsと同じ機能を有する。すなわち、傾斜部21Fsaは、常温の環境において、光学シート2Aの突起2xと接触することにより、当該突起2xを変形させるように設けられる。
また、保持部21Fraは、図8の保持部21Frと同じ機能を有する。すなわち、保持部21Fraは、光学シート2Aが伸長した場合、伸長した当該光学シート2Aの突起2xと接触することにより当該突起2xを保持するように設けられる。
以上説明したように、本実施の形態においても、変形構成B1により、実施の形態1と同じ効果が得られる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態、各実施の形態の変形例を自由に組み合わせたり、各実施の形態、各実施の形態の変形例を適宜、変形、省略することが可能である。
例えば、実施の形態1の変形例の変形構成A1を、変形構成B1に適用した構成(以下、「変形構成Ab」ともいう)としてもよい。変形構成Abが適用されたバックライト20Aは、光学シート2Aの代わりに、図10の光学シート2Aaを含む。すなわち、変形構成Abが適用されたバックライト20Aは、突起2xaを有する光学シート2Aaを含む。また、変形構成Abが適用されたバックライト20Aは、図11の反射シート24Aを備える。
変形構成Abでは、突起2xaは、平面視(XY)面において、押圧部21Fxaが設けられる領域と重なる領域に設けられる。なお、平面視(XY面)における筐体21Fの輪郭の形状は、矩形である。そのため、平面視(XY面)において、押圧部21Fxaは、筐体21Fが示す矩形の一辺側に設けられる。
また、変形構成Abでは、押圧部21Fxaは、当該押圧部21Fxaの少なくとも一部(傾斜部21Fsa)が光学シート2Aaの突起2xaと接触することにより、当該突起2xaを変形させるように設けられる。
また、変形構成Abでは、保持部21Fraは、光学シート2Aaが伸長した場合、伸長した当該光学シート2Aaの突起2xaと接触することにより当該突起2xaを保持するように設けられる。
以上の変形構成Abにおいても、実施の形態1と同じ効果が得られる。
2,2A,2Aa 光学シート、2x,2xa 突起、2xv,2xav,21Bv 切り欠き、3,21B,21F 筐体、10 表示パネル、20,20A バックライト、21Fs,Fsa 傾斜部、21Fr,Fra 保持部、21Fx,21Fxa 押圧部、22 光学シート部、24,24A 反射シート、25 光源、100,100A 表示装置。

Claims (10)

  1. 光を出射する光源と、
    前記光源が出射する前記光を透過させる光学シートと、
    前記光学シートを保持する筐体と、
    押圧部と、を備え、
    前記光学シートは、突起を有し、
    前記押圧部は、当該押圧部の少なくとも一部が前記光学シートの前記突起と接触することにより、当該突起を変形させるように設けられ、
    前記押圧部は、
    前記光学シートが伸長した場合、伸長した当該光学シートの前記突起と接触することにより当該突起を保持する保持部を有する
    バックライト。
  2. 前記押圧部は、前記筐体に設けられる
    請求項1に記載のバックライト。
  3. 平面視における前記筐体の輪郭の形状は、矩形であり、
    平面視において、前記押圧部は、前記筐体の角部に設けられる
    請求項2に記載のバックライト。
  4. 平面視における前記筐体の輪郭の形状は、矩形であり、
    平面視において、前記押圧部は、前記筐体が示す前記矩形の一辺側に設けられる
    請求項2に記載のバックライト。
  5. 前記バックライトは、さらに、
    前記押圧部を有し、かつ、光を反射させるための反射シートを備える
    請求項1に記載のバックライト。
  6. 前記突起は、前記光学シートが延在する方向であって、かつ、当該光学シートの周辺の方向へ向かって突出するように設けられる
    請求項1から5のいずれか1項に記載のバックライト。
  7. 平面視における前記突起の形状は、T字状である
    請求項6に記載のバックライト。
  8. 前記突起の根元には、切り欠きが設けられる
    請求項1から7のいずれか1項に記載のバックライト。
  9. 前記突起は、平面視面において、前記押圧部が設けられる領域と重なる領域に設けられる
    請求項1から8のいずれか1項に記載のバックライト。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載のバックライトを備え、
    前記バックライトが出射する光を使用して映像を表示する表示装置。
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