JP2016206804A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Gen Tamura
玄 田村
伊佐 片柳
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Abstract

【課題】広告に関する評価を適切に行う、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置20は、第1期間毎に、情報を提供するメディアに対する対象物の広告出稿量と、対象物に対する人の感情の変化度合を含む調査結果とが関連付けられた広告調査データを取得する取得部202と、広告調査データを用いて、第2期間毎に、対象物の広告が人に与える影響を表す影響度を算出する算出部204と、1以上の第2期間を含む評価期間の影響度と、評価期間より過去の1以上の第2期間を含む基準期間の影響度とに基づく比較を行う比較部206と、比較部206により比較された結果に基づいて、対象物の広告への評価を行う評価部208と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、メディアへの広告に対する評価を行う情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
従来、広告を提供するシステムにおいて、広告露出量と、広告露出目標とに基づいて、クライアントへの提示用の広告を選択することが知られている。(例えば特許文献1参照)。
特表2015−504225号公報
しかしながら、従来技術では、広告を選択する技術はあるが、どのタイミングで広告を切り替えればよいかの基準がなかった。これは、広告に関する評価指標の定義が困難であり、広告に関する評価が適切に行われていなかったことに起因する。よって、従来技術では、広告に関する評価が必ずしも適切に行われていなかった。
そこで、本発明の所定の態様は、上記課題に鑑みてなされたものであり、広告に関する評価を適切に行うことができる情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様における情報処理装置は、第1期間毎に、情報を提供するメディアに対する対象物の広告出稿量と、前記対象物に対する人の感情の変化度合を含む調査結果とが関連付けられた広告調査データを取得する取得部と、前記広告調査データを用いて、第2期間毎に、前記対象物の広告が人に与える影響を表す影響度を算出する算出部と、1以上の第2期間を含む評価期間の影響度と、該評価期間より過去の1以上の第2期間を含む基準期間の影響度とに基づく比較を行う比較部と、前記比較部により比較された結果に基づいて、前記対象物の広告への評価を行う評価部と、を備える。
また、本発明の他の態様における情報処理方法は、第1期間毎に、情報を提供するメディアに対する対象物の広告出稿量と、前記対象物に対する人の前記対象物への感情の変化度合を含む調査結果とが関連付けられた広告調査データを記憶する記憶部から前記広告調査データを取得する取得ステップと、前記広告調査データを用いて、第2期間ごとに、前記対象物の広告が人に与える影響を表す影響度を算出する算出ステップと、1以上の第2期間を含む評価期間の影響度と、該評価期間より過去の1以上の第2期間を含む基準期間の影響度とに基づく比較を行う比較ステップと、比較された結果に基づいて、前記対象物の広告への評価を行う評価ステップと、をコンピュータが実行する。
また、本発明の他の態様におけるプログラムは、第1期間毎に、情報を提供するメディアに対する対象物の広告出稿量と、前記対象物に対する人の前記対象物への感情の変化度合を含む調査結果とが関連付けられた広告調査データを記憶する記憶部から前記広告調査データを取得する取得ステップと、前記広告調査データを用いて、第2期間ごとに、前記対象物の広告が人に与える影響を表す影響度を算出する算出ステップと、1以上の第2期間を含む評価期間の影響度と、該評価期間より過去の1以上の第2期間を含む基準期間の影響度とに基づく比較を行う比較ステップと、比較された結果に基づいて、前記対象物の広告への評価を行う評価ステップと、をコンピュータに実行させる。
本発明の所定の態様によれば、広告に関する評価を適切に行うことができる。
実施形態における情報処理システムの概略構成の一例を示す図である。 実施形態における情報処理装置のハードウェアの概略構成の一例を示すブロック図である。 実施形態における情報処理装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 商品Aの広告調査データの一例を示す図である。 商品Aの影響度の一例を示す図である。 基準期間の影響度の平均、最大、最小の一例を示す図である。 評価期間の影響度の平均の一例を示す図である。 影響度の推移の一例を示す図である。 比較処理の別例を説明するための図である。 実施形態における情報処理装置の処理の一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
[実施形態]
<システム構成>
図1は、実施形態における情報処理システム1の概略構成の一例を示す図である。図1に示す情報処理システム1において、例えば、調査装置10と、情報処理装置20と、情報処理端末30A、30Bとが、ブロードバンド回線等の有線又は無線のネットワークNを介して接続される。以下、情報処理端末30A、30Bは、それぞれを区別する必要がない場合は情報処理端末30と表記する。
調査装置10は、情報を提供するメディアに対する広告の出稿量を算出したり、対象物に対するアンケート結果を集計したりする。メディアは、例えば、テレビ放送、ラジオ放送、インターネット、雑誌、新聞などであり、広告を提示できる媒体として機能するものであれば良い。対象物は、例えば商品やテレビ番組などの広告の対象となるものである。対象物に対するアンケートは、例えば、インターネットで広告を見た人にアンケートをするように促し、そのアンケート結果を調査装置10が取得すればよい。
広告出稿量は、例えばメディアがテレビ放送やラジオ放送の場合、GRP(Gross Rating Point)という指標を用いると良い。GRPは、広告の効果測定方法の1つであり、ある広告に対して、累積してどれだけ視聴者の接触があったかを測定するものである。GRPは、テレビコマーシャルを放映した本数に、それぞれの出稿時点の視聴率を掛けた総和で算出できる。GRPの考え方は、ラジオ放送の広告にも適用できる。また、メディアが新聞や雑誌の場合、広告出稿量は、例えば、段数やページ数に販売本数を掛けた値が用いられるとよい。また、メディアがインターネットの場合、広告出稿量は、PV(Page View)が用いられるとよい。
対象物に対するアンケートについて、例えば、ネットワークN経由で、メールやWebページを用いて、情報処理端末30を所有する人にアンケートを実施させ、その結果を調査装置10が集計すればよい。なお、アンケート内容は、例えば商品に対する購入意向などの調査を含む、対象物に対する人の感情の変化度合を調査するものである。アンケートの方法については、街頭アンケートなどでもよく、その方法は特に問わない。街頭アンケートなどの結果は、管理者が手動で調査装置10に入力すればよい。
調査装置10は、1つの対象物に対し、所定期間(第1期間)毎に、広告出稿量と、アンケートの調査結果とを関連付けた広告調査データを記憶する。所定期間は、例えば1日、1週間、1か月などであり、所定期間は、対象物に応じて変更してもよい。また、調査装置10は、複数の対象物に対して広告調査データを記憶してもよい。
情報処理装置20は、調査装置10から広告調査データを取得し、広告調査データを分析することで、広告の切り替えタイミング判定を含む広告に関する評価を行い、評価結果を出力する。この評価は、この広告をこのまま続けて良いかなどの指標になり、対象物の広告が人に与える影響を分析するものである。そこで、情報処理装置20は、対象物の広告が人に与える影響度を算出し、影響度の推移を分析する。例えば、情報処理装置20は、影響度が所定値以下になれば、広告を切り替えると判定し、その判定結果を評価結果とする。例えば、影響度は、広告クリエティブの1GRP当たりのパワーを示すものである。
情報処理装置20は、評価結果を出力する態様として、評価結果を、その対象物を扱っている会社や、その対象物の広告を制作した会社などにメール等を用いて通知してもよい。
なお、図1に示す例では、調査装置10と情報処理装置20とは、別の装置として説明したが、同じ装置内に両方の装置の機能を備えてもよい。
情報処理端末30は、例えばPC(Personal Computer)であり、ユーザがインターネットを視聴したり、対象物に対するアンケートを実施したりする。
<ハードウェア構成>
次に、情報処理装置20のハードウェア構成について説明する。図2は、実施形態における情報処理装置20のハードウェアの概略構成の一例を示すブロック図である。なお、図2に示すハードウェア構成は、図1に示す調査装置10や情報処理端末30のハードウェア構成と同様である。
図2に示すように、情報処理装置20は、CPU(Central Processing Unit)102と、RAM(Random Access Memory)104と、ROM(Read Only Memory)106と、ドライブ装置108と、ネットワークI/F(Interface)110と、入力装置112と、及び表示装置114とを有する。これら各構成は、バスを介して相互にデータ送受信可能に接続されている。
CPU102は、コンピュータの中で、各装置の制御やデータの演算、加工を行う制御部である。また、CPU102は、RAM104又はROM106に記憶された分析処理のプログラムを実行する演算装置である。CPU102は、入力装置112やネットワークI/F110などから形状データを受け取り、演算、加工した上で、演算結果を表示装置114や記憶装置などに出力する。
RAM104は、例えば主記憶部などである。RAM104は、CPU102が実行する基本ソフトウェアであるOS(Operating System)やアプリケーションソフトウェアなどのプログラムやデータを記憶又は一時保存する記憶装置である。
ROM106は、例えばアプリケーションソフトウェアなどに関連するデータを記憶する記憶装置である。また、図示しないが、情報処理装置20は、大容量のデータを記憶可能なHDDを保持する。
ドライブ装置108は、記録媒体116、例えばCD−ROMやSDカードなどからプログラムを読み出し、記憶装置にインストールする。
また、記録媒体116は、所定のプログラムを格納し、この記録媒体116に格納されたプログラムは、ドライブ装置108を介して情報処理装置20にインストールされる。インストールされた所定のプログラムは、情報処理装置20により実行可能となる。
ネットワークI/F110は、通信機能を有する周辺機器と情報処理装置20とのインターフェースである。また、ネットワークI/F110は、例えば、有線及び/又は無線回線などのデータ伝送路により構築されたLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などのネットワークNを介して接続される。
入力装置112は、カーソルキー、数字入力及び各種機能キー等を備えたキーボード、表示装置114の表示画面上でキーの選択等を行うためのマウスやスライドパッド等を有する。また、入力装置112は、ユーザがCPU102に操作指示を与えたり、データを入力したりするためのユーザインターフェースである。
表示装置114は、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成され、CPU102から入力される表示データに応じた表示が行われる。なお、入力装置112や表示装置114は、情報処理装置20の外部に設けられてもよい。
<機能構成>
次に、情報処理装置20の機能構成について説明する。図3は、実施形態における情報処理装置20の機能構成の一例を示すブロック図である。図3に示す情報処理装置20は、制御部200と、記憶部220とを備える。制御部200は、取得部202、算出部204、比較部206、評価部208、出力部210を備える。
制御部200は、例えばCPU102やワークメモリとしてのRAM104、ネットワークI/F110等により実現されうる。制御部200は、プログラムが実行されることにより、以下に説明する広告の評価に関する機能を有する。
記憶部220は、例えばRAM104やROM106、HDD等により実現されうる。記憶部220は、制御部200により処理されたデータを記憶したり、広告調査データを記憶したり、広告の評価結果などを記憶する。
取得部202は、調査装置10から受信した広告調査データを取得する。なお、広告調査データは、情報処理装置20が生成し、記憶しておいてもよい。この場合、取得部202は、記憶部220から広告調査データを取得する。取得された広告調査データは、算出部204に出力される。
算出部204は、取得部202から取得した広告調査データを用いて、第2期間毎に、対象物の広告が人に与える影響を表す影響度を算出する。第2期間は、広告出稿量や変化度合の対象期間である第1期間と同じ期間でもよいし、第1期間を含む期間でもよい。例えば、算出部204は、後述する評価期間以前の広告出稿量及び変化度合を用いて統計処理されたパラメータを、影響度として算出してもよい。影響度は、評価期間を含んで算出されてもよいし、評価期間より過去の期間を用いて算出されてもよい。
影響度について、例えば、広告出稿量と、感情の変化度合とをパラメータとして用いて回帰分析が行われた場合、その回帰係数を影響度とする。また、影響度は、その他の統計処理(例えばニューラルネットワークにより処理)されたパラメータが用いられてもよい。算出された影響度は、広告調査データの所定期間(第1期間)に関連付けて保持される。
比較部206は、算出部204により算出された1以上の第2期間を含む評価期間の影響度と、この評価期間より過去の1以上の第2期間を含む基準期間の影響度とに基づく比較を行う。例えば、比較部206は、評価期間が1の第2期間を含む場合、最新の影響度である影響度と、過去の複数の影響度の平均、最大値、及び/又は最小値とを比較してもよい。これにより、最新の影響度と、過去の影響度とを比べることで、最新の広告の効果は大きくなっているのか、小さくなっているのかなどを評価することができるようになる。
また、比較部206は、評価期間が複数の期間を含む場合、評価期間内の複数の影響度の平均と、評価期間より過去の基準期間内の複数の影響度の平均、最大値、及び/又は最小値とを比較してもよい。これにより、最新の影響度だけでなく、直近の複数の影響度を考慮して、例外的な影響度に影響されることなく、直近の広告の効果を適切に評価することができるようになる。
評価部208は、比較部206により比較された結果に基づいて、対象物の広告への評価を行う。例えば、評価部208は、比較部206により比較された結果に基づいて、対象物の広告の切り替え等に関する評価を行う。より具体的には、評価部208は、広告が良い影響を与えているか、広告自体を切り替えた方がよいかなどを評価結果とする。
また、評価部208は、比較部206において評価対象の評価期間内の影響度の傾きを算出し、この傾きにさらに基づいて、広告に関する評価を行ってもよい。これにより、直近の影響度の傾向を考慮して、広告への評価を行うことができる。例えば、影響度の平均が低くても、影響度が連続的に上がっているのであれば、もう少し様子を見た方が良いという評価になり、影響度の平均がそれほど低くなくても、最新の影響度が大きく下がっていれば、何か原因を追究した方が良いという評価になる。
出力部210は、評価部208により評価された評価結果を外部の装置に出力したり、画面に表示したりする。例えば、出力部210は、その対象物に関する会社や、その対象物の広告制作会社などに評価結果を含むメールを外部装置に送信する。また、出力部210は、音声等で評価結果を出力してもよく、出力の態様は特に問わない。
以上、情報処理装置20は、広告に関する評価を適切に行うことができる。
<具体例>
次に、実施形態の具体例について説明する。以下では、対象物として、商品を例にし、メディアとして、テレビ放送を例にし、変化度合として、商品の購入意向を示す度合を例にする。
図4は、商品Aの広告調査データの一例を示す図である。図4に示す例では、1つの時点は、1週間の期間(第1期間)を示す。購入意向は、アンケートによる調査結果から分かる値である。例えば、インターネットを介したアンケートにより、商品Aを購入したい人がどれだけいるかが調査される。広告出稿量は、商品AのGRPである。
図4に示す広告調査データは、調査装置10により生成され、記憶される。また、調査装置10は、次々に最新の購入意向及び広告出稿量を取得し、広告調査データを更新する。この広告調査データは、時点が増えて更新される度に、情報処理装置20に送信される。なお、上述したが、調査装置10の機能は、情報処理装置20に含まれてもよい。
図4に示す広告調査データには、28時点(28週間分)の購入意向及び広告出稿量が含まれる。このとき、算出部204は、例えば影響度算出対象の期間(第2期間)から直近の10時点の購入意向及び広告出稿量を用いて回帰分析を行い、回帰係数を影響度とする。
図5は、商品Aの影響度の一例を示す図である。算出部204は、例えば、11時点において、2時点から11時点までのデータを用いて回帰分析を行い、影響度0.658を算出する。また、算出部204は、12時点において、例えば、3時点から12時点までのデータを用いて回帰分析を行い、影響度0.589を算出する。算出部204は、購入意向及び広告出稿量が更新される度に、影響度を算出さればよい。また、図5を用いて、基準期間と評価期間とを説明する。図5に示す例では、直近の3時点(26〜28)が評価期間に設定され、評価期間より過去の16時点(10〜25)が基準期間に設定されるとする。評価期間は、評価対象となる期間を表し、基準期間は、比較対象となる期間を表す。
図6は、基準期間の影響度の平均、最大、最小の一例を示す図である。比較部206は、10時点から25時点までの基準期間の影響度の平均、最大、最小を算出する。図6に示す例では、平均が0.682、最大が0.818、最小が0.512である。
図7は、評価期間の影響度の平均の一例を示す図である。図7に示す例では、比較部206は、26時点から28時点までの評価期間の影響度の平均を算出する。この場合、平均は0.652(=(0.748+0.623+0.585)/3)である。
図8は、影響度の推移の一例を示す図である。図8に示すグラフは、図5に示す影響度をグラフ化している。89に示すAve_1は、基準期間内の影響度の平均値であり、Min_1は、基準期間内の影響度の最小値であり、Max_1は、基準期間内の影響度の最大値である。また、図8に示すAve_2は、評価期間内の影響度の平均値である。評価期間の影響度については、影響度の傾きが評価に用いられてもよい。
比較部206は、評価期間の平均と、基準期間の平均、最大、最小とを比較し、比較結果を評価部208に出力する。比較結果は、例えば、評価期間の平均Ave_2が、基準期間の最小Min_1より小さい、最小Min_1以上平均Ave_1より小さい、平均Ave_1以上最大Max_1より小さい、最大Max_1以上、の4段階のいずれかとする。
評価部208は、比較部206の比較結果に基づいて、広告が購入意向に与える影響を評価する。評価部208は、以下のとおり、例えば◎、〇、△、×などの記号を用いて評価を行う。例えば、評価結果は、画面などに出力されればよい。
評価結果 条件
× Ave_2<Min_1
△ Min_1≦Ave_2<Ave_1
〇 Ave_1≦Ave_2<Max_1
◎ Max_1≦Ave_2
◎は、広告が購入意向に非常に良い影響を与えていることを表し、〇は、広告が購入意向に良い影響を与えていることを表し、△は、広告が購入意向に与える影響が小さいことを表し、×は、広告が購入意向に悪い影響を与えている可能性があることを表す。
これにより、評価結果を取得した人は、例えば以下のように広告の質を変えることを検討する。
◎:広告の効果が大変順調なので質は変えない。
〇:広告の効果が順調なので質は変えない。
△:広告の効果が大きくないので、質を変えることを検討してもよい。
×:広告の効果が見られないため、広告の質を変える、つまり、広告を切り替えることを検討する。なお、評価部208は、広告の切り替えタイミングだけを判定したいのであれば、評価結果が×の条件だけを判定すればよい。
また、評価部208は、さらに評価期間の影響度の傾きをさらに考慮して評価を行ってもよい。例えば、評価部208は、評価期間の平均を用いた評価結果が△であっても、傾きが連続して上昇しているのであれば、〇相当の評価結果にしてもよい。他方、評価部208は、評価期間の平均を用いて評価結果が〇であっても、傾きが連続して減少しているのであれば、△相当の評価結果にしてもよい。なお、上記評価の例はあくまでも一例であることは言うまでもない。
ここで、図10を用いて比較処理の別例を示す。図10は、比較処理の別例を説明するための図である。図10に示す例では、評価対象の影響度は、最新の時点の影響度だけであり、比較対象の影響度は、過去の全時点の影響度又は複数時点の影響度の平均、最小、最大とする。
比較部206による比較処理自体は、上述した処理と同様である。また、評価部208による評価についても、上述した処理と同様である。これにより、最新の影響度を用いて広告の評価を行うことができる。
<動作>
次に、情報処理装置20の動作について説明する。図11は、実施形態における情報処理装置20の処理の一例を示すフローチャートである。図11に示す処理は、最新の調査結果及び広告出稿量が取得された場合に実行される。
ステップS102で、取得部202は、調査装置10から受信した広告調査データを取得する。
ステップS104で、算出部204は、取得部202から取得した広告調査データを用いて、対象物の広告が人に与える影響を表す影響度を算出する。例えば、算出部204は、過去の設定期間内の広告出稿量及び変化度合を用いて統計処理されたパラメータを、影響度として算出する。
ステップS106で、比較部206は、算出部204により算出された所定の影響度と、この所定の影響度より過去の影響度とを比較する。
ステップS108で、評価部208は、比較部206により比較された結果に基づいて、対象物の広告への評価を行う。例えば、評価部208は、比較部206により比較された結果に基づいて、対象物の広告の切り替えに関する評価を行う。
ステップS110で、出力部210は、評価部208により評価された評価結果を外部の装置に出力する。例えば、出力部210は、その対象物に関する会社や、その対象物の広告制作会社などに評価結果を含むメールを送信する。
以上、広告の評価処理が実行されることにより、広告の切り替えタイミングを適切に判定することができる。
なお、上記の情報処理装置20で実行される広告の評価を行うプログラムについて、CPU102がROM106からこのプログラムを読み出して実行することにより、上記各部のうち1又は複数の各部がRAM104上にロードされ、1又は複数の各部がRAM104上に生成されるようになっている。
このように、上述した実施形態で説明した広告の評価を行う処理は、コンピュータに実行させるためのプログラムとして実現されてもよい。このプログラムをサーバ等からインストールしてコンピュータに実行させることで、前述した広告の評価を行う処理を実現することができる。
また、このプログラムを記録媒体116に記録し、このプログラムが記録された記録媒体116をコンピュータに読み取らせて、前述した広告の評価を行う処理を実現させることも可能である。
なお、記録媒体116は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的,電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリー等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。
以上、各実施例について詳述したが、上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、上記実施例以外にも種々の変形及び変更が可能である。
20 情報処理装置
102 CPU
104 RAM
106 ROM
202 取得部
204 算出部
206 比較部
208 評価部
210 出力部

Claims (7)

  1. 第1期間毎に、情報を提供するメディアに対する対象物の広告出稿量と、前記対象物に対する人の感情の変化度合を含む調査結果とが関連付けられた広告調査データを取得する取得部と、
    前記広告調査データを用いて、第2期間毎に、前記対象物の広告が人に与える影響を表す影響度を算出する算出部と、
    1以上の第2期間を含む評価期間の影響度と、該評価期間より過去の1以上の第2期間を含む基準期間の影響度とに基づく比較を行う比較部と、
    前記比較部により比較された結果に基づいて、前記対象物の広告への評価を行う評価部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記算出部は、
    評価対象の第2期間以前の前記広告出稿量及び前記変化度合を用いて統計処理されたパラメータを前記影響度として算出する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記比較部は、
    前記評価期間が複数の第2期間を含む場合、前記評価期間内の複数の影響度の平均と、前記基準期間内の複数の影響度の平均、最大値、及び/又は最小値とを比較し、
    前記評価部は、
    前記比較された結果に基づいて、前記広告の切り替えに関する評価を行う、請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記評価部は、
    前記評価期間内の複数の影響度の傾きにさらに基づいて、前記広告の切り替えに関する評価を行う、請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記比較部は、
    前記評価期間が一の第2期間を含む場合、該第2期間の影響度と、前記基準期間内の複数の影響度の平均、最大値、及び/又は最小値とを比較し、
    前記評価部は、
    前記比較された結果に基づいて、前記広告の切り替えに関する評価を行う、請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  6. 第1期間毎に、情報を提供するメディアに対する対象物の広告出稿量と、前記対象物に対する人の前記対象物への感情の変化度合を含む調査結果とが関連付けられた広告調査データを記憶する記憶部から前記広告調査データを取得する取得ステップと、
    前記広告調査データを用いて、第2期間ごとに、前記対象物の広告が人に与える影響を表す影響度を算出する算出ステップと、
    1以上の第2期間を含む評価期間の影響度と、該評価期間より過去の1以上の第2期間を含む基準期間の影響度とに基づく比較を行う比較ステップと、
    比較された結果に基づいて、前記対象物の広告への評価を行う評価ステップと、
    をコンピュータが実行する情報処理方法。
  7. 第1期間毎に、情報を提供するメディアに対する対象物の広告出稿量と、前記対象物に対する人の前記対象物への感情の変化度合を含む調査結果とが関連付けられた広告調査データを記憶する記憶部から前記広告調査データを取得する取得ステップと、
    前記広告調査データを用いて、第2期間ごとに、前記対象物の広告が人に与える影響を表す影響度を算出する算出ステップと、
    1以上の第2期間を含む評価期間の影響度と、該評価期間より過去の1以上の第2期間を含む基準期間の影響度とに基づく比較を行う比較ステップと、
    比較された結果に基づいて、前記対象物の広告への評価を行う評価ステップと、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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