JP2016206569A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転操作部材のコストアップや装置の大型化を防止する。
【解決手段】ベース部材31に回転可能に取付けられる第1の回転操作部材36と、周方向に複数の腕部37aとスリット37cが形成され第1の回転操作部材と一体となって回転する第1のヨーク37と、ベース部材に回転可能に取付けられた第2の回転操作部材40と、周方向に複数の腕部41aとスリット41dが形成され第2の回転操作部材と一体となって回転する第2のヨーク41と、第1と第2のヨークにそれぞれに球部材44,46を当接させてクリック感を発生させるクリック機構と、第1のヨークの腕部に向き合う側と第2のヨークの腕部に向きあう側が互いに異なる磁極に着磁されたマグネット35と、第1と第2のヨークの回転を検出する磁気センサ33とを備えており、第1のヨークの腕部と第2ヨークの腕部が磁気で引き合う力よりも球部材とスリットとの係合を解除する力を大きくした。
【選択図】図2

Description

本発明は、デジタルカメラ等の電子機器に関し、特に回転操作部材を有する電子機器に関する。
従来、デジタルカメラ等の電子機器では、撮像ユニットが本体から突出して設けられていることが多く、撮像ユニットの周りにはズーム動作を行うためのズーム環や、フォーカス動作を行うためのフォーカス環が同軸方向に並べて設けられていることがある。このような構成では、2つの回転操作部材が隣接して配置されているため、一方の回転操作部材を回転操作する際に他方の回転操作部材も同時に操作してしまう可能性があり、操作性に配慮する必要がある。
そこで、特許文献1には、ズーム操作を行う回転操作部材とフォーカス操作を行う回転操作部材とフォーカスの手動操作と自動操作を切り替える切換え手段を備えた構成が提案されている。
特開2003−185909号公報
上述の特許文献1によれば、フォーカスの自動操作時には切換え手段でズームとフォーカスの回転操作部材を連結してズーム操作を行う。よって、ズーム操作の操作性の低下を防止することが可能である。
しかしながら、フォーカスの手動操作時には、同時に2つの回転操作部材を操作してしまう等、誤操作を招く可能性があった。また、回転操作部材の回転量と回転方向の検出は1つの回転操作部材に対し、2つの検出素子を用いて行う技術が知られている。
よって、回転操作部材が増えると検出素子も増加してしまい、検出素子を実装しているフレキシブル基板の這い回しが複雑化したり、材料取りが低下してしまうことが懸念される。
そこで、本発明は2つの回転操作部材を同軸方向に隣接して配置した場合の誤操作を防止すると同時に、2つの検出素子だけで2つの回転操作部材の回転量及び回転方向を検出可能とし、コストアップや装置の大型化を防止することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、
ベース部材と、前記ベース部材に回転可能に取付けられる第1の回転操作部材と、周方向に複数の腕部とスリットが形成され、前記第1の回転操作部材と一体となって回転する第1のヨークと、前記ベース部材に回転可能に取付けられ、前記第1の回転操作部材と同軸方向に配置される第2の回転操作部材と、周方向に複数の腕部とスリットが形成され、前記第2の回転操作部材と一体となって回転する第2のヨークと、前記第1のヨークと前記第2のヨークにそれぞれ球部材を当接させ、前記球部材が前記スリットと係合する状態と係合しない状態とを繰り返して前記第1の回転操作部材と前記第2の回転操作部材に対してクリック感を発生させるクリック機構と、前記第1のヨークと前記第2ヨークに対向する位置に配置され、前記第1のヨークの腕部に向かい合う側と前記第2のヨークの腕部に向かい合う側とが互いに異なる磁極に着磁されるマグネットと、前記第1のヨークと前記第2のヨークが回転することによって生じる磁束の変化を検出する磁気センサと、前記第1のヨークの腕部もしくは前記第2のヨークの腕部の有無を検出する光センサとを備えた電子機器において、前記第1のヨークの腕部と前記第2ヨークの腕部が磁気で引き合う力よりも、前記球部材と前記スリットとの係合を解除する力を大きくしたことを特徴とする。
本発明の電子機器によれば、2つの回転操作部材を同軸方向に隣接して配置しても誤操作し難い構成にすることが可能であると同時に、2つの検出素子だけで2つの回転操作部材の回転を検出することができるため、コストアップや装置の大型化を防止することが可能となる。
本発明のデジタルカメラ10の外観を示す、背面側から見た斜視図である。 本発明の回転操作ユニット30の分解斜視図である。 本発明の回転操作ユニット30の横方向から見た光軸中心での断面図である。 本発明の回転操作ユニット30の横方向から見た光軸中心での断面図である。 本発明の回転操作ユニット30の第1の回転操作部材36の回転状態を説明する図である。 本発明の回転操作ユニット30の第1の回転操作部材36の回転状態を説明する図である。 本発明の回転操作ユニット30の第1の回転操作部材36の回転状態を説明する図である。 本発明の回転操作ユニット30の第1の回転操作部材36の回転状態を説明する図である。 本発明の回転操作ユニット30の第2の回転操作部材40の回転状態を説明する図である。 本発明の回転操作ユニット30の第2の回転操作部材40の回転状態を説明する図である。 本発明の回転操作ユニット30の第2の回転操作部材40の回転状態を説明する図である。 本発明の回転操作ユニット30の第2の回転操作部材40の回転状態を説明する図である。
以下、本発明の実施形態の一例を図1〜5を参照しながら詳細に説明する。
図1において、デジタルカメラ10の上面にはデジタルカメラ10の電源オンとオフの操作を行う電源ボタン21が配置されている。その前面側には、撮像準備および撮像操作の指示を行うレリーズボタン22が設けられている。レリーズボタン22を半押し操作すると、撮影準備動作(測光動作や測距動作等)が開始される。レリーズボタン22を全押し操作すると、被写体を撮影し、記録媒体収納室に挿着した記録媒体に被写体像の画像データを記録する。
レリーズボタン22の外周部には、レリーズボタン22を中心に所定の角度で回動し、撮影画角の変更を行うズームレバー23が配置されている。デジタルカメラ10の筐体上面から見て時計回りに回転させると、撮像ユニットがテレ側(画角が狭くなる方向)にズーム動作を行い、逆に反時計回りに回転させると撮像ユニットがワイド側(画角が広くなる方向)にズーム動作を行う。電源ボタン21の横にはモードダイヤル24が配置されている。モードダイヤル24は回転させることで、マニュアルモード、絞り優先モード、シャッター速度優先モード、動画モードなど様々なモードを切り替えることができる。
デジタルカメラ10の背面には撮影した画像や、ライブビュー画像を表示する表示装置25が配置されている。デジタルカメラ10の前面には不図示の被写体像を撮像素子に結像する沈胴式の撮像ユニット配置されている。撮像ユニットには、光学像を光電変換して画像データを生成するCCDやCMOSイメージセンサ等の撮像素子(不図示)が実装されている。撮像素子(不図示)で生成した画像データは、デジタルカメラ10に実装された信号処理基板(不図示)の処理回路によりデジタル情報に変換される。信号処理基板には、カードI/F等を含む記録媒体スロットや撮像部、画像処理部、システム制御部、シリアルI/F等が実装されている。撮像ユニットの周りには、撮影条件のパラメータを変更可能な第1の回転操作部材36と第2の回転操作部材40を含む回転操作ユニット30が配置されている。
図2を用いて回転操作ユニット30の構成について説明する。
ベース部材31は不図示の前カバーに接着剤で固定される。ベース部材31には開口部31aとダボ31bが形成されている。フレキシブル基板32には相対する水平方向の磁束を検出し、それぞれの磁束の方向に応じた信号を出力する磁気センサ33と、物体からの反射光を検出し物体の有無を検出する光センサ34が並んで実装されている。また、フレキシブル基板32には穴部32aが形成されており、ベース部材31のダボ31bと係合し、開口部31aを挿通して不図示のメイン基板に接続される。
マグネット35は板状に形成させておりデジタルカメラ10の厚み方向に着磁されている。マグネット35はベース部材31のダボ31bが形成された面の裏側の面に形成された不図示の凹部に接着され固定される。第1の回転操作部材36はベース部材31の第1の円筒部31cに係合し、ベース部材31に対して回転可能に取付けられる。第1のヨーク37は径方向に等ピッチで腕部37aが複数形成されており、不図示の穴部が第1の操作部材36に形成された不図示のダボと係合することで取付け位置が決まる。第1のヨーク37は複数箇所設けられた穴部37bを介して第1の操作部材36に形成された穴部36aにビス38で固定され、第1の回転操作部材36と一体で回転する。
固定筒39はベース部材31に形成された第2の円筒部31dに係合する。また、ベース部材31に対して回転しないように、切り欠き部39aがベース部材の凸部31eと幅方向で係合する。固定筒39はベース部材31に複数箇所形成された穴部31fに第2の円筒部31dの内側から接着剤を塗布することでベース部材31に固定される。第2の回転操作部材40はベース部材31の第2の円筒部31dと係合し、ベース部材31に対して回転可能に取付けられる。
第2のヨーク41は径方向に等ピッチで腕部41aが複数形成されており、穴部41bが第2の回転操作部材40に形成された不図示のダボと係合することで取付け位置が決まる。第2のヨーク41は複数箇所設けられた穴部41cを介して第2の回転操作部材40に形成された不図示の穴部にビス42で固定され、第2の回転操作部材40と一体で回転する。
カバー部材43はベース部材31の第2の円筒部31dに係合する。カバー部材43はベース部材31に複数箇所形成された切り欠き部31gに第2の円筒部31dの内側から接着剤を塗布することでベース部材31に固定される。カバー部材43がベース部材31に固定されることで、第2の操作部材40の抜け止めとして機能する。第1の球部材44と圧縮バネ45と第2の球部材46は固定筒39に形成された穴部39bに挿入される。
第1の球部材44は圧縮バネ45により第1のヨーク37の腕部37aに形成されたスリット37cに押し当てられ係合する。また、第2の球部材46は圧縮バネ45により第2のヨーク41の腕部41aに形成されたスリット41dに押し当てられ係合する。
次に図3を用いて第1の回転操作部材36と第2の回転操作部材40の回転動作について説明する。
図3(a)は回転操作ユニット30の横方向から見た光軸中心での断面図である。この状態では、第1の球部材44と第2の球部材46が圧縮バネ45により、第1のヨーク37のスリット37cと、第2のヨーク41のスリット41dに係合している。つまり、第1の回転操作部材36と第2の回転操作部材40が停止位置で停止している状態である。この状態から第2の回転操作部材40を回転させると、第2のヨーク41も一体で回転する。
よって、第2の球部材46は第2のヨーク41のスリット41dから脱出し、圧縮バネ45は圧縮された状態となる。この状態からさらに第2の回転操作部材40を回転させると再び図3(a)のような停止位置の状態となる。この際、第2の球部材46が再び第2のヨーク41のスリット41dと係合するため、クリック感が発生する。つまり、第2の回転操作部材40を回転させると一定間隔で第2の球部材46が第2のヨーク41のスリット41dとの係合と脱出を繰り返す。よって、第2の回転操作部材40は一定間隔に設けられた停止位置で停止し、その度にクリック感が発生するように構成されている。
第1の回転操作部材36が回転する際も、一定間隔で第1の球部材44が第1のヨーク37のスリット37cとの係合と脱出を繰り返す。よって、第1の回転操作部材36も一定間隔に設けられた停止位置で停止し、その度にクリック感が発生する。
次に図3〜図5を用いて第1の回転操作部材36と第2の回転操作部材40の回転量と回転方向の検出について説明する。
図3(a)に示すように、マグネット35の左側がN極、右側がS極だとすると、第1のヨーク37、第2のヨーク41との間でAのような磁気回路が構成される。回転操作により第1のヨーク37の腕部37aと第2のヨーク41の腕部41aの位相がずれると磁束が変化し、この変化を磁気センサ33で検出する。
図4は第1の回転操作部材36と固定筒39と第2の回転操作部材40を非表示にし、第1のヨーク37、第2のヨーク41、磁気センサ33、光センサ34の関係を示した図である。図4(a)は停止位置状態である。この方向から見て、磁気センサ33は右方向の磁束を検出すると第1の信号を出力し、左方向の磁束を検出すると第2の信号を出力するものとする。また、いずれの磁束も検出できないとき、或いは磁束を検出するが閾値以下であるときは、いずれの信号も出力しないものとする。
図4(a)の停止位置の状態では、磁気センサ33を横切る磁束(矢印で指示)は殆んど検出されないため、信号は出力されない。このとき光センサ34上に第1のヨーク37の腕部37aが存在しないため、光センサ34は信号を出力しない。また、この状態では第1のヨーク37の腕部37aと第2のヨーク41の腕部41aが磁気で引き合った状態となっている。この第1のヨーク37の腕部37aと第2のヨーク41の腕部41aが磁気で引き合う力よりも、第1の球部材44が第1のヨーク37のスリット37cを脱出するために必要な力の方が大きくなるように構成している。そのため、第1の回転操作部材36を回転させても第2の回転操作部材40は一緒に回転しない。
図4(b)は図4(a)の状態から第1の回転操作部材36を時計回りに、第1のヨーク37の腕部37aのピッチの4分の1だけ回転させた状態である。この状態では磁気センサ33は右方向の磁束を検出するため第1の信号を出力する。このとき、光センサ34は第1のヨーク37の腕部37aによって覆われるため信号を出力する。
図4(c)は図4(b)の状態から第1の回転操作部材36を時計回りに、さらに第1のヨーク37の腕部37aのピッチの4分の1だけ回転させた状態である。この状態では磁気センサ33を横切る磁束は殆んど検出されないため、信号は出力されない。このとき、光センサ34は第1のヨーク37の腕部37aによって覆われるため、信号を出力する。
図4(d)は図4(c)の状態から第1の回転操作部材36を時計回りに、さらに第1のヨーク37の腕部37aのピッチの4分の1だけ回転させた状態である。この状態では磁気センサ33は左方向の磁束を検出するため第2の信号を出力する。このとき光センサ34上に第1のヨーク37の腕部37aが存在しなくなるため、光センサ34は信号を出力しなくなる。
図4(d)の状態から第1の回転操作部材36を時計回りに、さらに第1のヨーク37の腕部37aのピッチの4分の1だけ回転させると図4(a)の停止位置の状態となる。
以上のように、磁気センサ33が第1の信号を出力した後に第2の信号を出力し、光センサ34は信号を出力しない状態と出力する状態を繰り返す場合、第1の回転操作部材36が時計回りに回転したと判定される。また、これらの信号が繰り返し出力されることで回転量を検出できるようになっている。第1の回転操作部材36が反時計回りに回転した場合は、磁気センサ33は第2の信号を出力した後に第1の信号を出力し、光センサ34は信号を出力しない状態と出力する状態を繰り返す。
次に第2の回転操作部材40を回転させる際の信号の出力について図5を用いて説明する。
図5(a)は停止位置状態である。この状態では、磁気センサ33を横切る磁束は殆んど検出されないため、信号は出力されない。このとき光センサ34上に第1のヨーク37の腕部37aが存在しないため、光センサ34は信号を出力しない。また、この状態では第1のヨーク37の腕部37aと第2のヨーク41の腕部41aが磁気で引き合った状態となっている。
図5(b)は図5(a)の状態から第2の回転操作部材40を時計回りに、第2のヨーク41の腕部41aのピッチの4分の1だけ回転させた状態である。この状態では磁気センサ33は左方向の磁束を検出するため第2の信号を出力する。このとき光センサ34上に第1のヨーク37の腕部37aが存在しないため、光センサ34は信号を出力しない。
図5(c)は図5(b)の状態から第2の回転操作部材40を時計回りに、さらに第2のヨーク41の腕部41aのピッチの4分の1だけ回転させた状態である。この状態では磁気センサ33を横切る磁束は殆んど検出されないため、信号は出力されない。このとき光センサ34上に第1のヨーク37の腕部37aが存在しないため、光センサ34は信号を出力しない。
図5(d)は図5(c)の状態から第2の回転操作部材40を時計回りに、さらに第2のヨーク41の腕部41aのピッチの4分の1だけ回転させた状態である。この状態では磁気センサ33は右方向の磁束を検出するため第1の信号を出力する。このとき光センサ34上に第1のヨーク37の腕部37aが存在しないため、光センサ34は信号を出力しない。
図5(d)の状態から第2の回転操作部材40を時計回りに、さらに第2のヨーク41の腕部41aのピッチの4分の1だけ回転させると図5(a)の停止位置の状態となる。
以上のように、磁気センサ33が第2の信号を出力した後に第1の信号を出力し、光センサ34からは信号が出力されない場合、第2の回転操作部材40が時計回りに回転したと判定される。また、これらの信号が繰り返し出力されることで回転量を検出できるようになっている。第2の回転操作部材40が反時計回りに回転した場合は、磁気センサ33は第1の信号を出力した後、第2の信号を出力し、光センサ34からは信号が出力されない。
また万が一、第1の回転操作部材36と第2の回転操作部材40を同時に回転させてしまった場合、磁気センサ33から出力される信号と光センサから出力される信号のタイミングが片方ずつ回転した際の信号とずれるため、誤操作と判定できるようになっている。
さらに、第1の回転操作部材36もしくは第2の回転操作部材40を回転させる際に、次の停止位置まで回転させる途中で操作を止めてしまった場合、第1のヨーク37の腕部37aと第2のヨーク41の腕部41aが磁気で引き合い、停止位置まで回転する。
以上説明したように、本実施形態によれば、2つの回転操作部材を隣接して配置しても操作時のクリック感を設けることで誤操作し難い構成にすることが可能である。また、2つの検出素子だけで2つの回転操作部材の回転を検出することができるため、コストアップや装置の大型化を防止することが可能となった。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
例えば、第1の球部材44と第1のヨーク37のスリット37cの関係と第2の球部材46と第2のヨーク41のスリット41dの関係を異ならせることで、第1の回転操作部材36と第2の回転操作部材40の操作時のクリック感を異ならせてもよい。
また、第1の回転操作部材36と第2の回転操作部材40を同時に回転させ、誤操作と判定された場合、警告を発してもよいし、誤操作とはせずに出力に応じて別の撮影条件のパラメータを変更できるようにしてもよい。
また、第1の球部材44と第2の球部材46を1本の圧縮バネ45で負勢させているが、それぞれの球部材に対してそれぞれバネを設けてもよい。
31 ベース部材、33 磁気センサ、34 光センサ、35 マグネット、
36 第1の回転操作部材、37 第1のヨーク、37a 腕部、37c スリット、
40 第2の回転操作部材、41 第2のヨーク、41a 腕部、41d スリット、
44 第1の球部材、45 バネ、46 第2の球部材

Claims (5)

  1. ベース部材(31)と、
    前記ベース部材(31)に回転可能に取付けられる第1の回転操作部材(36)と、
    周方向に複数の腕部(37a)とスリット(37c)が形成され、前記第1の回転操作部材(36)と一体となって回転する第1のヨーク(37)と、
    前記ベース部材(31)に回転可能に取付けられ、前記第1の回転操作部材(36)と同軸方向に配置される第2の回転操作部材(40)と、
    周方向に複数の腕部(41a)とスリット(41d)が形成され、前記第2の回転操作部材(40)と一体となって回転する第2のヨーク(41)と、
    前記第1のヨーク(37)と前記第2のヨーク(41)にそれぞれ球部材(44、46)を当接させ、前記球部材(44、46)が前記スリット(37c、41d)と係合する状態と係合しない状態とを繰り返して前記第1の回転操作部材(36)と前記第2の回転操作部材(40)に対してクリック感を発生させるクリック機構と、
    前記第1のヨーク(37)と前記第2ヨーク(41)に対向する位置に配置され、前記第1のヨーク(37)の腕部(37a)に向かい合う側と前記第2のヨーク(41)の腕部(41a)に向かい合う側とが互いに異なる磁極に着磁されるマグネット(35)と、
    前記第1のヨーク(37)と前記第2のヨーク(41)が回転することによって生じる磁束の変化を検出する磁気センサ(33)と、
    前記第1のヨーク(37)の腕部(37a)もしくは前記第2のヨーク(41)の腕部(41a)の有無を検出する光センサ(34)とを備えた電子機器において、
    前記第1のヨーク(37)の腕部(37a)と前記第2ヨーク(41)の腕部(41a)が磁気で引き合う力よりも、前記球部材(44、46)と前記スリット(37c、41d)との係合を解除する力を大きくしたことを特徴とする電子機器。
  2. 前記クリック機構は、前記第1のヨーク(37)に当接される第1の球部材(44)と、前記第2のヨーク(41)に当接される第2の球部材(46)と、
    前記第1の球部材(44)と前記第2の球部材(46)を負勢する1本または複数本のバネ(45)から構成されることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記第1の回転操作部材(36)と前記第2の回転操作部材(40)とでクリック感を異ならせたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記第1の回転操作部材(36)と前記第2の回転操作部材(40)が同時に回転した際に前記磁気センサ(33)と前記光センサ(34)とから出力される信号に応じて、警告を発することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の電子機器。
  5. 前記第1の回転操作部材(36)と前記第2の回転操作部材(40)が同時に回転した際に前記磁気センサ(33)と前記光センサ(34)とから出力される信号に応じて、前記第1の回転操作部材(36)と前記第2の回転操作部材(40)に割り当てられたパラメータとは異なるパラメータを変更可能なことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の電子機器。
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