JP2016152602A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高精度の位置検出素子を用いることなく、高精度に手ぶれ補正ユニットの位置制御をして超解像撮影が可能な撮像装置を提供すること。
【解決手段】撮像装置1は、撮像素子を有する可動部をコイルと磁石とを用いて固定部に対して移動させる手ぶれ補正ユニット206と、可動部の位置を検出する位置検出部402と、位置検出部402による位置の検出の分解能を第1の分解能又は前記第1の分解能より高い分解能であって目標位置に対する偏差量が画素ずらし量以下となる第2の分解能に設定する設定部416と、設定部416によって設定された第2の分解能で可動部を移動させる画素ずらしを複数回行う駆動制御部412と、画素ずらしのタイミングで撮像素子による撮像を実行させ、撮像により得られた複数の撮像画像を合成させる撮影制御部406とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、手ぶれ補正ユニットを備えた撮像装置に関する。
撮像素子を移動させることで手ぶれ等に起因して撮像画像に生じる像ぶれを抑制する手ぶれ補正ユニットが知られている。近年、このような手ぶれ補正ユニットによる撮像素子の移動機能を手ぶれ補正以外に用いるようにした各種の提案がなされている。例えば、特許文献1において提案されている撮像装置は、撮像素子を移動させることによって被写体像の結像位置を変化させることで、手ぶれの補正とともに光学的なローパスフィルタ効果を得るものである。この特許文献1の撮像装置は、撮像素子の位置制御を高い精度で行うことができるように、撮像素子の位置を検出する位置検出部からの位置検出信号に撮像素子の微振動成分を表した変調信号を重畳して重畳位置信号を生成し、この重畳位置信号に基づいて撮像素子の位置制御を行うようにしている。
特開2014−224940号公報
手ぶれ補正ユニットは、超解像撮影にも利用され得る。手ぶれ補正ユニットを利用した超解像撮影は、撮像素子を画素ピッチ以下の単位でずらしながら複数回の撮影を行い、複数回の撮影によって得られた撮像画像を合成して超解像画像を生成する処理である。このような超解像撮影をするためには、非常に高い精度で撮像素子の位置制御をする必要がある。しかしながら、特許文献1の技術で超解像撮影を実施するためには、位置検出系をより高精度化する必要が生じる。
本発明は、前記の事情に鑑みてなされたもので、高精度の位置検出素子を用いることなく、高精度に手ぶれ補正ユニットの位置制御をして超解像撮影が可能な撮像装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明の一態様の撮像装置は、撮像素子を有する可動部をコイルと磁石とを用いて固定部に対して移動させる手ぶれ補正ユニットと、前記可動部の位置を検出する位置検出部と、前記位置検出部による位置の検出の分解能を第1の分解能又は前記第1の分解能より高い分解能であって目標位置に対する偏差量が画素ずらし量以下となる第2の分解能に設定する設定部と、前記設定部によって設定された前記第2の分解能で前記可動部を駆動する画素ずらしを複数回行う駆動制御部と、前記画素ずらしのタイミングで前記撮像素子による撮像を実行させ、撮像により得られた複数の撮像画像を合成させる撮影制御部とを具備したことを特徴とする。
本発明によれば、高精度の位置検出素子を用いることなく、高精度に手ぶれ補正ユニットの位置制御をして超解像撮影が可能な撮像装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る撮像装置の概略の構成を示す図である。 手ぶれ補正ユニットの組み立て状態の図を示している。 手ぶれ補正ユニットの分解斜視図である。 可動部におけるホール素子の配置を示した図である。 本発明の一実施形態に係る撮像装置の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る撮像装置の動作を示すフローチャートである。 超解像用分解能への設定処理を示すフローチャートである。 画素ずらしの概念を示す図である。 予め定められた目標位置1から0.5画素ピッチだけ離れた別の目標位置2まで可動部を移動させる際の位置検出信号の変化を示した図である。 静止画用増幅率でホール素子からの位置検出信号を増幅したときの可動部の実際の位置と位置検出信号との関係を示す図である。 超解像用増幅率でホール素子からの位置検出信号を増幅したときの可動部の実際の位置と位置検出信号との関係を示す図である。 超解像撮影の処理を示すフローチャートである。 超解像撮影の目標位置の例を示す図である。 手ぶれ補正を伴う超解像撮影の処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は、本実施形態に係る撮像装置の概略の構成を示す図である。図1に示す撮像装置1は、交換レンズ100と、本体200とを有している。交換レンズ100は、本体200に設けられたマウント202を介して本体200に装着される。交換レンズ100が本体200に装着されることによって、交換レンズ100と本体200とは通信自在に接続される。これにより、交換レンズ100と本体200とは協働して動作する。なお、撮像装置1は、必ずしもレンズ交換式の撮像装置でなくて良い。例えば、撮像装置1は、レンズ一体型の撮像装置であっても良い。
交換レンズ100は、光学系102を有している。光学系102は、例えば複数のレンズ及び絞りを含み、図示しない被写体からの光束を本体200の手ぶれ補正ユニット206に入射させる。図1の光学系102は、複数のレンズによって構成されているが、光学系102は、1枚のレンズで構成されていても良い。また、光学系102は、フォーカスレンズを有していても良いし、ズームレンズとして構成されていても良い。これらの場合、光学系102の少なくとも一部のレンズは、光軸Oに沿った方向であるZ方向に沿って移動自在に構成されている。
本体200は、シャッタ204と、手ぶれ補正ユニット206と、モニタ208と、操作部210とを有している。
シャッタ204は、例えば手ぶれ補正ユニット206の前側(Z方向の正の側とする)に配置されるフォーカルプレーンシャッタである。このシャッタ204は、開かれることにより、手ぶれ補正ユニット206を露出状態にする。また、シャッタ204は、閉じられることにより、手ぶれ補正ユニット206を遮光状態にする。
手ぶれ補正ユニット206は、図示しない被写体を撮像することによって被写体に係る撮像画像を生成する。また、手ぶれ補正ユニット206は、可動部をコイルと磁石とを用いたVCM(ボイスコイルモータ)によって固定部に対して移動させることにより、手ぶれ等によって撮像画像に生じる像ぶれを補正する。手ぶれ補正ユニット206の構成については後で詳しく説明する。
モニタ208は、例えば液晶ディスプレイであり、手ぶれ補正ユニット206で生成された撮像画像に基づく画像を表示する。また、モニタ208は、ユーザが撮像装置1の各種の設定を行うためのメニュー画面を表示する。なお、モニタ208は、タッチパネルを有していても良い。
操作部210は、例えばレリーズボタンである。レリーズボタンは、ユーザが撮像装置1による撮影開始を指示するためのボタンである。なお、操作部210は、レリーズボタン以外の各種の操作部も含む。
次に、手ぶれ補正ユニット206の構成についてさらに説明する。図2は、手ぶれ補正ユニット206の組み立て状態の図を示している。図2に示すように、手ぶれ補正ユニット206は、概略的には、2つの固定部301、302と、固定部301及び302の間に挟まれるように配置された可動部303とによって構成されている。このような構成において、手ぶれ補正ユニット206は、可動部303を光軸Oに対して平行な面内(図3のX方向及びY方向)で平行移動させる。また、手ぶれ補正ユニット206は、可動部303を光軸Oの周りの回転方向に移動させる。
まず、手ぶれ補正ユニット206における可動部303の移動に関する構成について説明する。図3は、手ぶれ補正ユニット206の分解斜視図である。図3に示すように、可動部303から見てモニタ208の側に配置される固定部301は、略長方形状の板部材であって本体200に固定されている。この固定部301の外周には、X方向移動用の磁石3011と、X方向及びY方向の両方の移動用の磁石3012とがそれぞれ接着されている。
磁石3011は、Y方向が長手方向である直方体状であって可動部303の側にN極が向くように配置された第1の磁石と、長手方向であるY方向の長さが第1の磁石よりも短い直方体状であって可動部303の側にS極が向くように配置された第2の磁石とを有している。固定部301の第2の磁石は、可動部303から見て第1の磁石の右側面中央部に隣接するように配置されている。また、磁石3012は、Y方向が長手方向である直方体状であって可動部303の側にN極が向くように配置された第1の磁石と、Y方向の長さが第1の磁石よりも短く、X方向が長手方向である直方体状であって可動部303の側にS極が向くように配置された第2の磁石とを有している。第2の磁石は、可動部303から見て第1の磁石の右側面中央部に隣接するように配置されている。
磁石3012は、長手方向であるX方向の長さが第2の磁石よりも短い直方体状であって可動部303の側にN極が向くように配置された第3の磁石を有している。第3の磁石は、可動部303から見て第2の磁石の下側面に配置されている。すなわち、磁石3012を構成する第2の磁石は、第1の磁石との組合せによってX方向移動用の磁石として機能するとともに、第3の磁石との組合せによってY方向移動用の磁石として機能する。
可動部303から見てシャッタ204の側に配置される固定部302は、可動部303の撮像素子ユニット3034を保持するための開口が形成された略L字状の板部材である。固定部302における固定部301の磁石3011及び3012と対応する位置には、X方向移動用の磁石3021と、X方向及びY方向の両方の移動用の磁石3022とがそれぞれ接着されている。磁石3021は、磁石3011と同一の構成を有しており、磁石3011に対して異極が向くように配置されている。磁石3022は、磁石3012と同一の構成を有しており、磁石3012に対して異極が向くように配置されている。
可動部303は、固定部302と同様の撮像素子ユニット3034を搭載するための開口が形成された略L字状の板部材である。この可動部303の外周部には、X方向移動用のコイル3031及び3032aと、Y方向移動用のコイル3032bとが配置されている。コイル3031は、可動部303のY方向に延びている板状部における磁石3011と磁石3021とに対応する位置に配置されている。コイル3032aは、可動部303のY方向に延びている板状部における磁石3012及び磁石3022の第1の磁石と第2の磁石とに対応する位置に配置されている。コイル3032bは、可動部303のX方向に延びている板状部における磁石3012及び磁石3022の第2の磁石と第3の磁石とに対応する位置に配置されている。
また、可動部303の開口には、撮像素子ユニット3034が搭載されている。撮像素子ユニット3034は、撮像素子及びその制御回路を含むユニットである。本実施形態における撮像素子ユニット3034は、撮像素子と、信号処理部と、A/D変換部と、画像処理部とを有する。撮像素子は、被写体を撮像して被写体に係る撮像画像信号を生成する。信号処理部は、撮像画像信号に対して増幅処理等のアナログ処理を施す。A/D変換部は、信号処理部で処理された撮像画像信号をデジタル信号に変換する。画像処理部は、撮像画像信号に対して画像処理を施して撮像画像を生成する。また、画像処理部は、複数の撮像画像を合成して超解像画像を生成することも行う。
さらに、固定部301には2つのねじ受け3015が形成されており、固定部302のねじ受け3015と対応する部分には、ねじ受け穴3025が形成されている。そして、固定部302は、固定部301との間に可動部303を挟んだ状態でねじ止め固定される。このとき、コイル3031、コイル3032a及び3032bと、磁石3011、磁石3012、磁石3021、磁石3022とは、所定の間隔を維持した非接触状態になっている。
このような構成において、コイル3031、3032a、3032bの何れかに対する通電が開始されると、可動部303は、固定部301と固定部302との間で浮遊状態となる。この状態でコイル3031、3032a、3032bに通電する駆動電流の大きさを制御することで、可動部303は平行移動又は回転する。
次に、可動部303の位置検出に係る構成について説明する。固定部301には、3つの位置検出磁石3013が配置されている。位置検出磁石3013のうちの1つは、固定部301の上部に配置されている。また、位置検出磁石3013のうちの1つは、固定部301の下部に配置されている。また、位置検出磁石3013のうちの1つは、固定部301の左部に配置されている。さらに、可動部303の裏面の位置検出磁石3013に対応する位置には、図4に示すように3つのホール素子3033が設けられている。固定部301の上部に設けられた位置検出磁石3013と可動部303の上部に設けられたホール素子3033との対によって可動部303のX方向の第1の変位量を磁界の変化量として検出する。また、固定部301の下部に設けられた位置検出磁石3013と可動部303の下部に設けられたホール素子3033との対によって可動部303のX方向の第2の変位量を磁界の変化量として検出する。また、固定部301の左部に設けられた位置検出磁石3013と可動部303の左部に設けられたホール素子3033との対によって可動部303のY方向の変位量を磁界の変化量として検出する。そして、それぞれのホール素子3033で検出される信号の差異により、可動部303の位置は検出される。
図5は、本実施形態に係る撮像装置1の機能ブロック図である。本実施形態における撮像装置1は、手ぶれ補正、通常静止画撮影、超解像撮影を行う。手ぶれ補正は、手ぶれ等に起因して撮像画像に生じる像ぶれを抑制するように可動部303を移動させる処理である。
通常静止画撮影は、1回の撮影を行って1枚の撮像画像を得る処理である。超解像撮影は、可動部303を画素ピッチ以下の画素ずらし量だけずらしながら複数回の撮影を行い、複数回の撮影によって得られた複数の撮像画像を合成することにより、本来の撮像素子の画素数よりも高解像度の撮像画像を得る処理である。
図5に示すように、撮像装置1は、手ぶれ補正ユニット206と、位置検出部402と、手ぶれ検出部404と、撮影制御部406と、目標位置生成部408と、減算部410と、駆動制御部412と、判断部414と、設定部416とを機能ブロックとして有している。
位置検出部402は、手ぶれ補正ユニット206のホール素子3033からの位置検出信号を増幅し、増幅した位置検出信号をデジタル信号として取り込むことで可動部303の位置を表す現在位置信号を生成し、生成した現在位置信号を減算部410に出力する。
手ぶれ検出部404は、撮像装置1の本体200に発生した手ぶれの量を検出し、検出した手ぶれの量に応じた信号を出力する。例えば手ぶれ検出部404は、角速度センサによって手ぶれ量を検出する。この他、手ぶれ検出部404は、手ぶれ補正ユニット206で生成される撮像画像における被写体の動きから手ぶれ量を検出する。
撮影制御部406は、手ぶれ補正ユニット206の撮像素子の駆動を制御する。また、撮影制御部406は、手ぶれ補正及び/又は超解像撮影を行うか否かを示す信号を目標位置生成部408に出力する。さらに、撮影制御部406は、超解像撮影を実行するときには、超解像撮影のそれぞれの撮影毎に予め定められた目標位置を示す信号を目標位置生成部408に指示する。また、撮影制御部406は、通常静止画撮影を実行するか又は超解像撮影を実行するかを設定部416に指示する。
目標位置生成部408は、可動部303の位置制御の目標となる目標位置を示す目標位置信号を生成し、生成した目標位置信号を減算部410に出力する。手ぶれ補正が実行されるときには、目標位置生成部408は、手ぶれ検出部404からの手ぶれ量に応じた信号に基づく手ぶれ補正信号に基づいて目標位置信号を生成する。また、超解像撮影が実行されるときには、目標位置生成部408は、撮影制御部406からの目標位置を示す信号に基づいて目標位置信号を生成する。さらに、手ぶれ補正と超解像撮影の両方を実行するときには、目標位置生成部408は、手ぶれ検出部404からの手ぶれ補正信号と撮影制御部406からの目標位置に応じた信号の両方を合わせて(加算して)目標位置信号を生成する。
減算部410は、目標位置生成部408で生成された目標位置信号と位置検出部402で生成された現在位置信号との偏差信号を駆動制御部412に出力する。
駆動制御部412は、減算部410から出力された偏差信号に基づいて、手ぶれ補正ユニット206のコイル3031、3032a、3032bに供給する駆動電流を生成し、生成した駆動電流をコイル3031、3032a、3032bに供給することによって可動部303を移動させる。
判断部414は、手ぶれ検出部404で検出された手ぶれ量に応じて撮像装置1の本体に手ぶれが発生しているか否かを判断し、この判断結果を示す信号を撮影制御部406と設定部416とに出力する。
設定部416は、位置検出部402における位置検出の分解能を設定する。設定部416は、通常静止画撮影が実行されるときには、位置検出部402における位置検出の分解能を、予め定められた第1の分解能に設定する。一方、設定部416は、超解像撮影が実行されるときには、位置検出部402における位置検出の分解能を、撮像素子の画素ピッチに応じて定められる第2の分解能に設定する。
以下、撮像装置1の動作を説明する。図6は、撮像装置1の動作を示すフローチャートである。図6の処理は、撮像装置1の電源がオンされた場合に開始される。
ステップS101において、判断部414は、手ぶれ検出部404で検出された手ぶれ量が基準値以下であるか否かを判定する。この基準値は、像ぶれが生じていると考えられる手ぶれ量の値であって判断部414に予め記憶されているものである。ステップS101において手ぶれ検出部404で検出された手ぶれ量が基準値以下でないと判定された場合に、処理はステップS102に移行する。ステップS101において手ぶれ検出部404で検出された手ぶれ量が基準値以下であると判定された場合に、処理はステップS104に移行する。
ステップS102において、設定部416は、位置検出部402における位置検出の分解能を第1の分解能である静止画用分解能に設定する。ここで、本実施形態における分解能は、手ぶれ補正ユニット206の各ホール素子3033からデジタルデータとして取り込まれる信号の最下位ビットが示す単位長さ[μm/LSB]のことを言うものとする。静止画用分解能は、通常静止画撮影モード時の分解能であり、例えば、設定部416に固定値として記憶されているものが用いられる。
ステップS103において、撮影制御部406は、手ぶれ補正モードをオンにする。その後、処理はステップS106に移行する。ステップS101において基準値を超える手ぶれ量である、すなわち大きな像ぶれが発生していると判定されているので、手ぶれ補正モードはオンにされる。これにより、撮像画像に生じる像ぶれは抑制される。
ステップS104において、設定部416は、位置検出部402における位置検出の分解能を第2の分解能である超解像用分解能に設定する。超解像用分解能は、撮像素子の画素ピッチにより変化する分解能である。超解像用分解能の設定処理については後で詳しく説明する。
ステップS105において、撮影制御部406は、手ぶれ補正モードをオフにする。その後、処理はステップS106に移行する。ステップS101において基準値を超える手ぶれ量でない、すなわち像ぶれが発生していないと判定されているので、手ぶれ補正モードはオフにされる。
ステップS106において、撮影制御部406は、撮影モードを設定する。撮影モードは、通常静止画撮影を行うための通常静止画撮影モードと、超解像撮影を行うための超解像撮影モードとを含む。何れの撮影モードとするかは、例えばモニタ208に表示されるメニュー画面上でのユーザの操作によって設定される。
ステップS107において、撮影制御部406は、ライブビュー表示を行うために、手ぶれ補正ユニット206の撮像素子の駆動を開始する。そして、撮影制御部406は、手ぶれ補正ユニット206で得られた撮像画像をモニタ208に逐次に表示させる。
ステップS108において、撮影制御部406は、通常静止画撮影の開始が指示されたか否かを判定する。すなわち、撮影制御部406は、現在の撮影モードが通常静止画撮影モードで、かつ、ユーザによって撮影開始の指示が行われたか否かを判定する。撮影開始の指示は、レリーズボタンの押下操作やタッチレリーズ操作である。ステップS108において通常静止画撮影の開始が指示されたと判定された場合に、処理はステップS109に移行する。ステップS108において通常静止画撮影の開始が指示されていないと判定された場合に、処理はステップS110に移行する。
ステップS109において、撮影制御部406は、通常静止画撮影を行うために、手ぶれ補正ユニット206の撮像素子の駆動を開始する。そして、撮影制御部406は、手ぶれ補正ユニット206で得られた撮像画像を図示しない記録メディアに記録する。その後、処理はステップS116に移行する。なお、説明を省略しているが、手ぶれ補正モードがオンである場合には、通常静止画撮影と併せて手ぶれ補正が行われる。
ステップS110において、撮影制御部406は、超解像撮影の開始が指示されたか否かを判定する。すなわち、撮影制御部406は、現在の撮影モードが超解像撮影モードで、かつ、ユーザによって撮影開始の指示が行われたか否かを判定する。通常静止画撮影のときと同様、撮影開始の指示は、レリーズボタンの押下操作やタッチレリーズ操作である。ステップS110において超解像撮影の開始が指示されたと判定された場合に、処理はステップS111に移行する。ステップS110において超解像撮影の開始が指示されていないと判定された場合に、処理はステップS116に移行する。
ステップS111において、設定部416は、位置検出部402における位置検出の分解能を第2の分解能である超解像用分解能に設定する。超解像用分解能の設定処理については後で詳しく説明する。
ステップS112において、撮影制御部406は、現在、手ぶれ補正モードをオンにしているか否かを判定する。ステップS112において手ぶれ補正モードをオンにしていないと判定された場合に、処理はステップS113に移行する。ステップS112において手ぶれ補正モードをオンにしていると判定された場合に、処理はステップS114に移行する。
ステップS113において、撮影制御部406は、超解像撮影を行う。超解像撮影の処理については後で詳しく説明する。超解像撮影の終了後、処理はステップS115に移行する。
ステップS114において、撮影制御部406は、手ぶれ補正を伴う超解像撮影を行う。手ぶれ補正を伴う超解像撮影の処理については後で詳しく説明する。手ぶれ補正を伴う超解像撮影の終了後、処理はステップS115に移行する。
ステップS115において、設定部416は、位置検出部402における位置検出の分解能を第1の分解能である静止画用分解能に設定する。その後、処理はステップS116に移行する。
ステップS116において、撮影制御部406は、撮像装置1の電源がオフされたか否かを判定する。ステップS116において撮像装置1の電源がオフされていないと判定された場合に、処理はステップS101に戻る。ステップS116において撮像装置1の電源がオフされたと判定された場合に、図6の処理は終了する。
次に、超解像用分解能への設定処理について説明する。図7は、超解像用分解能への設定処理を示すフローチャートである。図7の処理は、ステップS104及びS111の両方に対して適用され得る。
ステップS201において、設定部416は、超解像目標分解能を算出する。以下、超解像目標分解能の算出について説明する。
図8は、本実施形態における画素ずらしの概念を示している。図8において、画素ピッチは、互いに隣接する画素PIX1と画素PIX2の開口中心間距離Pであるとする。画素ずらしは、画素ピッチの範囲内の画素ずらし量ずつ可動部303(撮像素子)の位置をずらしていく処理である。このため、画素ずらし量は、0<画素ずらし量<画素ピッチの関係を有する。例えば、画素ずらし量を0.5画素ピッチとした場合の画素ずらしは、画素PIX1及び画素PIX2を0.5画素だけ所定方向(図8では右方向)にずらして画素PIX1´及び画素PIX2´とする処理である。
ここで、VCMによって可動部303の位置制御をする場合、可動部303の目標位置に対する偏差量は、位置検出部402の位置の検出の分解能の3倍以上になる。これは、VCMの原理上、可動部303が微小に振動してしまうためである。この振動により、目標位置を基準として正方向と負方向のそれぞれに位置の偏差が生じるので、可動部303の目標位置に対する偏差量は位置検出部402の位置検出の分解能の3倍以上になる。
図9は、予め定められた目標位置1から0.5画素ピッチだけ離れた別の目標位置2まで可動部303を移動させる際の位置検出信号の変化を示した図である。VCMによって可動部303を移動させる場合に生じる偏差により、可動部303の位置が目標位置1であることを示す位置検出信号が出力されていたとしても、実際の可動部303の位置は、図9の偏差量1の範囲で変化している。この状態で撮影が行われると、撮像画像は、目標位置1を基準とした偏差量1の範囲内の何れかの位置で撮像された画像となる。
同様に、可動部303の位置が目標位置2であることを示す位置検出信号が出力されていたとしても、実際の可動部303の位置は、図9の偏差量2の範囲で変化している。この状態で撮影が行われると、撮像画像は、目標位置2を基準とした偏差量2の範囲内の何れかの位置で撮像された画像となる。
ここで、偏差量が画素ずらし量よりも大きい場合、図9のAで示したような可動部303の位置の重なりが生じることにより、画素ずらしの前後で実際の可動部303の位置が逆転する可能性がある。可動部303の位置が逆転した状態で2回の撮影が行われると、最初の撮影で撮像素子が画素PIX1´及びPIX2´にあるときの撮像画像が取得され、次の撮影で撮像素子が画素PIX1及びPIX2の撮像画像が取得される。このような撮像画像を合成してしまうと最終的に得られる超解像画像における解像度の低下につながる。
したがって、本実施形態では、偏差量を画素ずらし量よりも小さくするように超解像目標分解能(超解像撮影時における位置検出部402の位置の検出の分解能)を設定する。具体的には、超解像分解能を、画素ずらし量の1/3以下にする。このようにすることで、VCMによる移動によって可動部303の目標位置に対して分解能の3倍以上の偏差が生じたとしても、可動部303の実際の位置を画素ピッチ内に収めることが可能である。
さらに、最終的に正しい目標位置に可動部303を移動させるためには、超解像目標分解能は、画素ずらし量の整数分の1である必要もある。したがって、設定部416は、超解像分解能を、画素ずらし量の1/3以下、かつ、画素ずらし量の整数分の1にする。画素ずらし量が0.5画素ピッチの場合、設定部416は、例えば超解像分解能を0.5画素ピッチ/3[μm/LSB]に設定する。なお、偏差量は、位置の検出の分解能の3倍よりも大きくなる可能性があるので、超解像分解能は、画素ずらし量の4よりも大きい整数分の1にすることが好ましい。
ここで、図7の説明に戻る。ステップS202において、設定部416は、静止画用増幅率と静止画用分解能とをそれぞれ取得する。静止画用増幅率は、通常静止画撮影モード時の位置検出部402によるホール素子3033からの位置検出信号の増幅率であって、例えば、位置検出部402に固定値として記憶されているものが用いられる。
ステップS203において、設定部416は、超解像用増幅率を算出する。超解像用増幅率は、超解像撮影モード時の位置検出部402によるホール素子3033からの位置検出信号の増幅率である。超解像用増幅率は、例えば以下のように算出される。
(超解像用増幅率[倍])=(静止画用増幅率[倍])×(静止画用分解能[μm/LSB])/(超解像目標分解能[μm/LSB])
図10は、静止画用増幅率でホール素子3033からの位置検出信号を増幅したときの可動部303の実際の位置と位置検出信号との関係を示す図である。一方、図11は、超解像用増幅率でホール素子3033からの位置検出信号を増幅したときの可動部303の実際の位置と位置検出信号との関係を示す図である。上記の式から明らかなように、超解像用増幅率は、静止画用増幅率よりも大きな値になる。このような超解像用増幅率によって位置検出信号を増幅することにより、偏差量を画素ずらし量以下とすることができる。これにより、解像度の高い超解像画像を生成することが可能である。
ステップS204において、設定部416は、算出した超解像用増幅率を位置検出部402に設定する。その後、図7の処理は終了する。
次に、超解像撮影の処理について説明する。図12は、超解像撮影の処理を示すフローチャートである。
撮影制御部406は、i回の超解像撮影を繰り返すためのループ処理を行う。まず、ステップS301において、撮影制御部406は、手ぶれ補正ユニット206の可動部303を第i位置に移動させるために、目標位置生成部408に対して目標位置を指示する。これを受けて、目標位置生成部408は、目標位置信号を生成する。そして、駆動制御部412は、目標位置信号と現在位置信号との偏差信号に基づいて生成した駆動信号に従って可動部303を目標位置まで移動させる。ここで、超解像撮影の目標位置は、例えば予め設定されている固定値が用いられる。図13(a)及び図13(b)は、超解像撮影の目標位置の例を示している。図13(a)は、初期位置1(i=0に対応)から8回に分けて正方形状に可動部303を移動させる例である。この例では、i=0からi=7の8個の目標位置が設定される。一方、図13(b)は、可動部303の斜め方向の移動も組み入れ、初期位置1から9回に分けて可動部303を移動させる例である。この例では、i=0からi=8の9個の目標位置が設定される。図13(a)及び図13(b)の設定はあくまでも一例である。上、下、左、右、斜め方向の移動の組み合わせによって構成されていれば、目標位置をどのように設定するかは特に限定されない。
ステップS302において、撮影制御部406は、手ぶれ補正ユニット206の撮像素子の駆動を開始する。そして、撮影制御部406は、手ぶれ補正ユニット206で得られた撮像画像を図示しないRAMに記録する。その後、i回の撮影が終了していなければ、iがインクリメントされ、処理はループの開始であるステップS301に戻る。i回の撮影が終了してれば、処理はステップS303に移行する。
ステップS303において、手ぶれ補正ユニット206の画像処理部は、i回の撮影によって得られたi枚の撮像画像を合成して超解像画像を生成する。その後、図12の処理は終了する。
次に、手ぶれ補正を伴う超解像撮影について説明する。図14は、手ぶれ補正を伴う超解像撮影の処理を示すフローチャートである。
撮影制御部406は、i回の超解像撮影を繰り返すためのループ処理を行う。まず、ステップS401において、撮影制御部406は、手ぶれ補正ユニット206の可動部303を第i位置に移動させるために、目標位置生成部408に対して目標位置を指示する。一方、手ぶれ補正モードがオンになっているとき、手ぶれ検出部404は、手ぶれ量に応じた信号を目標位置生成部408に対して出力する。目標位置生成部408は、手ぶれ検出部404からの手ぶれ量に応じた信号に基づく手ぶれ補正信号と撮影制御部406からの目標位置に応じた信号の両方を合わせて目標位置信号を生成する。そして、駆動制御部412は、目標位置信号と現在位置信号との偏差信号に基づいて生成した駆動信号に従って可動部303を目標位置まで移動させる。ステップS401で生成される駆動信号は、手ぶれ量を考慮したものである。したがって、手ぶれ等が発生していても、また、高精度の位置検出素子を用いなくとも、可動部303を正しく目標位置まで移動させることが可能である。
ステップS402において、撮影制御部406は、手ぶれ補正ユニット206の撮像素子の駆動を開始する。そして、撮影制御部406は、手ぶれ補正ユニット206で得られた撮像画像を図示しないRAMに記録する。その後、i回の撮影が終了していなければ、iがインクリメントされ、処理はループの開始であるステップS401に戻る。i回の撮影が終了してれば、処理はステップS403に移行する。
ステップS403において、手ぶれ補正ユニット206の画像処理部は、i回の撮影によって得られたi枚の撮像画像を合成して超解像画像を生成する。その後、図14の処理は終了する。
以上説明したように本実施形態によれば、超解像撮影モードのときの位置検出部402の位置の検出の分解能を、可動部303の目標位置に対する偏差量が画素ずらし量以下となる分解能にするようにしている。これにより、可動部303の位置制御の精度を向上させることができ、超解像撮影モードの個々の撮影において可動部303の位置を正確な位置とした状態で撮影することが可能である。したがって、また、高精度の位置検出素子を用いなくとも、高解像度の超解像画像を生成することができる。
以上実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。例えば、前述した手ぶれ補正ユニット206の構成は一例であって適宜変更され得る。例えば、VCMの構成が異なっていても良い。また、前述した実施形態では、撮像装置1の電源がオンされる毎に超解像目標分解能の算出が行われる。超解像目標分解能は、撮像素子の画素ピッチが決まれば設定できるものである。したがって、撮像装置1の製造時に超解像目標分解能を算出して設定部416に記憶させておき、それ以後は記憶された超解像目標分解能が用いられるように構成されても良い。
さらに、前述の各動作フローチャートの説明において、便宜上「まず」、「次に」等を用いて動作を説明しているが、この順で動作を実施することが必須であることを意味するものではない。
また、前述した実施形態による各処理は、コンピュータとしてのCPU等に実行させることができるプログラムとして記憶させておくこともできる。この他、メモリカード、磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ等の外部記憶装置の記憶媒体に格納して配布することができる。そして、CPU等は、この外部記憶装置の記憶媒体に記憶されたプログラムを読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、上述した処理を実行することができる。
さらに、前記した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、上述したような課題を解決でき、上述したような効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
1 撮像装置、100 交換レンズ、102 光学系、200 本体、202 マウント、204 シャッタ、206 手ぶれ補正ユニット、208 モニタ、210 操作部、301 固定部、302 固定部、303 可動部、402 位置検出部、404 手ぶれ検出部、406 撮影制御部、408 目標位置生成部、410 減算部、412 駆動制御部、414 判断部、416 設定部、3011 磁石、3012 磁石、3013 位置検出磁石、3015 ねじ受け、3021 磁石、3022 磁石、3025 ねじ受け穴、3031 コイル、3032a コイル、3032b コイル、3033 ホール素子、3034 撮像素子ユニット
前記の目的を達成するために、本発明の一態様の撮像装置は、撮像素子を有する可動部をコイルと磁石とを用いて固定部に対して移動させる手ぶれ補正ユニットと、前記可動部の位置を検出する位置検出部と、前記位置検出部による位置の検出の分解能を第1の分解能又は前記第1の分解能より高い分解能であって目標位置に対する偏差量が画素ずらし量以下となる第2の分解能に設定する設定部と、前記設定部によって設定された前記第2の分解能で前記可動部を移動させる画素ずらしを複数回行う駆動制御部と、前記画素ずらしのタイミングで前記撮像素子による撮像を実行させ、撮像により得られた複数の撮像画像を合成させる撮影制御部とを具備し、前記設定部によって前記目標位置に対する偏差量が画素ずらし量以下の前記第2の分解能に設定された後、前記駆動制御部は第1の目標位置から第2の目標位置へ前記可動部を移動させる際、前記第1の目標位置で前記可動部が振動することによって発生する第1の偏差量と前記第2の目標位置で前記可動部が振動することによって発生する第2の偏差量とが、前記画素ずらしの前後で重ならないように駆動制御することを特徴とする。

Claims (6)

  1. 撮像素子を有する可動部をコイルと磁石とを用いて固定部に対して移動させる手ぶれ補正ユニットと、
    前記可動部の位置を検出する位置検出部と、
    前記位置検出部による位置の検出の分解能を第1の分解能又は前記第1の分解能より高い分解能であって目標位置に対する偏差量が画素ずらし量以下となる第2の分解能に設定する設定部と、
    前記設定部によって設定された前記第2の分解能で前記可動部を移動させる画素ずらしを複数回行う駆動制御部と、
    前記画素ずらしのタイミングで前記撮像素子による撮像を実行させ、撮像により得られた複数の撮像画像を合成させる撮影制御部と、
    を具備したことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記可動部の移動量は前記画素ずらしの量に相当する量であって、前記第2の分解能は、前記画素ずらしの量の整数分の1になるように設定されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第1の分解能に設定されている際の前記偏差量は、前記第1の分解能の3倍以上であり、前記第2の分解能に設定されている際の前記偏差量は、前記第2の分解能の3倍以上であることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 前記設定部は、超解像画像を取得するための超解像撮影モードにおける撮影開始時に前記位置の検出の分解能を前記第2の分解能に設定することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 手ぶれ検出部と、
    前記手ぶれ検出部の出力信号に基づいて手ぶれ補正するか否かを判断する判断部と、
    を含み、
    前記設定部は、手ぶれ補正しないと判断されたときに前記位置の検出の分解能を前記第2の分解能に設定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 手ぶれ検出部と、
    手ぶれ検出部の出力信号と前記画素ずらしの量とに基づいて前記可動部の移動量を設定する目標位置設定部と、
    を含み、
    前記設定部は、前記目標位置設定部によって設定された目標位置に対する偏差量が前記画素ずらし量以下となるように前記第2の分解能を設定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
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