JP2016206334A - 照明装置 - Google Patents

照明装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016206334A
JP2016206334A JP2015085806A JP2015085806A JP2016206334A JP 2016206334 A JP2016206334 A JP 2016206334A JP 2015085806 A JP2015085806 A JP 2015085806A JP 2015085806 A JP2015085806 A JP 2015085806A JP 2016206334 A JP2016206334 A JP 2016206334A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
lid
matrix
case
reflection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015085806A
Other languages
English (en)
Inventor
浩孝 黒▲崎▼
Hirotaka Kurosaki
浩孝 黒▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2015085806A priority Critical patent/JP2016206334A/ja
Publication of JP2016206334A publication Critical patent/JP2016206334A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

【課題】ケースを構成する蓋部に掛かる応力を低減することができる照明装置を提供する。
【解決手段】反射部100は、スペーサ120のうちミラーチップ110とは反対側に固定されることにより、マトリクス反射部111をスペーサ120の中空部分であると共に湿度が調整された防湿空間150に封止する第1蓋部130を有する。ケース200は、反射部100が底面211に実装された有底形状の容器部210と、容器部210の開口端212に固定されることにより反射部100を容器部210の中空部分である防塵空間250に封止する第2蓋部220と、を有する。このように、ケース200に要求されていた防湿機能が分離されて反射部100に備えられているので、ケース200を構成する容器部210に第2蓋部220を固定するための接合部240としてヤング率が低い材質を選択することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、光源の光を反射させる照明装置に関するものである。
従来より、複数のマイクロミラーが配列されたマイクロミラーデバイスで光源の光を反射させて光の照射領域を制御する照明装置が、例えば特許文献1で提案されている。各マイクロミラーに対する異物や水滴による影響を減らすため、マイクロミラーデバイスはケースに収容される。ケースは、マイクロミラーデバイスを収容する容器部と、容器部内を封止すると共に光を透過する蓋部と、を含んで構成される。
特開2008−137516号公報
しかしながら、上記従来の技術では、ケースに防塵機能と防曇機能との両方を備えさせているので、容器部及び蓋部の材質が制限されてしまう。例えば、容器部としてセラミックパッケージが選択され、蓋部としてガラス板が選択される。このため、容器部に蓋部を取り付けると材質の違いや製造時に発生する応力が蓋部に掛かり、蓋部の信頼性が低下してしまうという問題がある。
本発明は上記点に鑑み、ケースを構成する蓋部に掛かる応力を低減することができる照明装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、入射した光を所定の方向に反射させる反射部(100)と、反射部(100)を収容し、光源の光を透過させて反射部(100)に導くと共に、反射部(100)で反射した光を再び透過させて外部に照射するケース(200)と、を備えている。
そして、反射部(100)は、複数のマイクロミラー(112)がマトリクス状に配置されたマトリクス反射部(111)を有し、複数のマイクロミラー(112)の傾斜角度を制御することで光源の光を反射させるミラーチップ(110)と、マトリクス反射部(111)を囲むようにミラーチップ(110)に固定された筒状のスペーサ(120)と、光源の光を透過すると共にマトリクス反射部(111)で反射した光を透過するものであり、スペーサ(120)のうちミラーチップ(110)とは反対側に固定されることにより、マトリクス反射部(111)をスペーサ(120)の中空部分であると共に湿度が調整された防湿空間(150)に封止する第1蓋部(130)と、を有している。
また、ケース(200)は、底面(211)及び開口端(212)を有する有底形状をなしており、反射部(100)が底面(211)に実装された容器部(210)と、光源の光を透過すると共にマトリクス反射部(111)で反射した光を透過するものであり、容器部(210)の開口端(212)に固定されることにより、反射部(100)を容器部(210)の中空部分である防塵空間(250)に封止する第2蓋部(220)と、第2蓋部(220)を容器部(210)の開口端(212)に固定する接合部(240)と、を有していることを特徴とする。
これによると、照明装置において、反射部(100)に防湿機能が備えられ、ケース(200)に防塵機能が備えられている。つまり、ケース(200)に要求されていた防湿機能が分離されて反射部(100)に備えられている。このため、ケース(200)を構成する容器部(210)に第2蓋部(220)を固定するための接合部(240)としてヤング率が低い材質を選択することができる。したがって、容器部(210)の開口端(212)に第2蓋部(220)を固定したことにより容器部(210)から第2蓋部(220)に掛かる応力を低減することができる。
なお、この欄及び特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態に係る照明装置の断面図である。 図1に示されたミラーチップの平面図である。 本発明の第2実施形態に係る照明装置の断面図である。 本発明の第3実施形態に係る照明装置の断面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。本実施形態に係る照明装置は、車両に搭載されるものであり、車両のヘッドライト等を照射する際の配光制御に用いられるものである。図1に示されるように、照明装置1は、反射部100及びケース200を備えて構成されている。
反射部100は、入射した光を所定の方向に反射させる機能を有するものである。反射部100は、防湿機能を備えた構成になっている。具体的には、反射部100は、ミラーチップ110、スペーサ120、第1蓋部130、及び反射防止膜140を有している。
ミラーチップ110は、シリコン基板等の半導体基板を母体として構成されている。図2に示されるように、ミラーチップ110は、MEMS技術によって形成されたマトリクス反射部111を有している。マトリクス反射部111は、複数のマイクロミラー112がマトリクス状に配置されて構成されたミラーアレイである。
マイクロミラー112は、光を反射するミラー部を有する微少構造体(Micro Electro Mechanical Systems;MEMS)である。ミラー部は電気的な指令に基づいて傾くように形成されている。したがって、各マイクロミラー112は、例えば制御信号に従ってミラー部で光を反射するように傾斜角度が制御される。
1つのマイクロミラー112のサイズは例えば70μm程度である。1つのマイクロミラー112が1画素に対応する。マトリクス反射部111は、例えば数万個のマイクロミラー112で構成されている。
また、ミラーチップ110は、各マイクロミラー112を制御信号によって駆動するための図示しない駆動回路や、外部との電気的な接続を行うためのパッド113等を有している。パッド113にはボンディングワイヤ114が接合されている。
図1に示されたスペーサ120は、マトリクス反射部111から第1蓋部130を離すための筒状の部品である。すなわち、傾斜する各ミラー部が第1蓋部130に接触しないようにするための高さ調整手段である。
スペーサ120は、中空部分にマトリクス反射部111が配置されるようにミラーチップ110に固定されている。すなわち、スペーサ120は、マトリクス反射部111を囲むようにミラーチップ110に固定されている。スペーサ120は、例えばガラス材料や金属材料、あるいはロウ付け材料によって構成されている。
ここで、ミラーチップ110の駆動回路と外部との電気的接続を可能にするために、スペーサ120はミラーチップ110に形成されたパッド113を除くようにマトリクス反射部111を囲んでいる。このため、ミラーチップ110のうちパッド113が形成された部分がスペーサ120から突出している。
第1蓋部130は、光源の光を透過すると共にマトリクス反射部111で反射した光を透過するための板状の部品である。また、第1蓋部130は、マトリクス反射部111をスペーサ120の中空部分に封止するためのものである。本実施形態では、第1蓋部130は、ガラス材料によって構成されている。第1蓋部130は、スペーサ120のうちミラーチップ110とは反対側の開口部に固定されている。
また、第1蓋部130は、スペーサ120に固定されることにより、スペーサ120の中空部分である防湿空間150にマトリクス反射部111を封止している。言い換えると、防湿空間150は、ミラーチップ110、スペーサ120、及び第1蓋部130によって封止されている。すなわち、防湿空間150は大気で満たされているが、単位体積当たりに含まれる水分の量が調整されている。つまり、防湿空間150の湿度が調整されている。これにより、防湿空間150では結露等による水滴が発生しにくくなっている。
反射防止膜140は、第1蓋部130のうち防湿空間150を構成する内面131に形成されている。反射防止膜140は、防塵空間250に進入した光が第1蓋部130で反射することによりマトリクス反射部111に到達する光の強度が低下してしまうことを防止する役割を果たす。反射防止膜140はいわゆるARコートであり、例えばフッ化マグネシウム(MgF2)等の材料によって形成されたコーティング膜である。
ケース200は、反射部100を収容するものである。また、ケース200は、光源の光を透過させて反射部100に導くと共に、反射部100で反射した光を再び透過させて外部に照射する役割を果たす。このようなケース200は、防塵機能を備えた構成になっている。具体的には、ケース200は、容器部210、第2蓋部220、及び防曇剤230を有している
容器部210は、底面211及び開口端212を有する有底形状すなわち箱形状の部品である。ケース200には防湿機能が要求されていないので、容器部210として透湿性の高い材料を選択することが可能である。本実施形態では、容器部210はPBT(ポリブチレンテレフタレート)等の樹脂材料が型成形されたものである。容器部210は、反射部100が底面211に実装されることで反射部100を収容している。
また、容器部210は、底面211にパッド213や図示しない配線パターン等を有している。パッド213にはボンディングワイヤ114が接合されており、ミラーチップ110の駆動回路と電気的に接続されている。さらに、配線パターンは容器部210の外側に引き出されており、外部装置との電気的接続が可能になっている。
第2蓋部220は、容器部210の開口部を塞ぐ板状の蓋部品である。第2蓋部220は、容器部210の開口端212に固定されることにより容器部210の中空部分を密閉する。第2蓋部220は、接合部240によって当該開口端212に接着固定されている。接合部240として、シリコーン等のヤング率が低い低弾性の接着剤が用いられる。
本実施形態では、第2蓋部220は、ガラス材料で形成されている。そして、第2蓋部220は、光源の光を透過すると共に反射部100に導き、さらに反射部100のマトリクス反射部111で反射した光を透過して再び外部に導く。
さらに、第2蓋部220は、容器部210の開口端212に固定されることにより、反射部100を容器部210の中空部分である防塵空間250に封止している。防塵空間250は大気で満たされている。当該大気は、単位体積当たりに含まれる水分の量は調整されていない。
防曇剤230は、第1蓋部130のうち防塵空間250を構成する第1表面132と、第2蓋部220のうち第1表面132に対向する第2表面221と、に塗布されている。第1表面132は少なくとも第1蓋部130のうち容器部210の開口側に向けられた面であり、第2表面221は少なくとも第2蓋部220のうち容器部210の底面211側に向けられた面である。
上述のように、防塵空間250の水分量は調整されていないので、防塵空間250に結露等による水滴が発生する可能性がある。この水滴は防塵空間250を構成する反射部100の第1蓋部130やケース200の第2蓋部220に付着する可能性がある。したがって、防曇剤230は光が透過する第1表面132及び第2表面221に水滴が付着することを防止する役割を果たすものである。
防曇剤230は、例えば酸化チタン等で製造されている。仮に、防塵空間250の大気に含まれた水分によって防曇剤230に水滴が付着したとしても、水滴は防曇剤230の上に薄く濡れ広がるので、水滴の玉が無くなる。これにより、水滴による光の乱反射を抑制することができる。
ここで、第1蓋部130の第1表面132に防曇剤230が塗布されたことにより、光の反射率が増加する。これに伴って、マトリクス反射部111に照射される光の強度が低下することを防止するため、防曇剤230として当該防曇剤230の屈折率が大気の屈折率よりも大きいものを用いることが好ましい。また、防曇剤230として、当該防曇剤230の屈折率がガラス材料である第1蓋部130及び第2蓋部220よりも小さいものを用いることが好ましい。
以上が、本実施形態に係る照明装置1の全体構成である。なお、照明装置1は車両のヘッドライトシステムの回路基板等に実装される。回路基板は、プリント基板やセラミック基板やフレキシブル基板等である。回路基板には、ミラーチップの駆動回路を制御するための図示しないICチップや電子部品が実装されている。
次に、照明装置1の作動について説明する。マトリクス反射部111の各マイクロミラー112は、ミラーチップ110の駆動回路から入力する制御信号に応じてミラー部の傾斜角度を変更する。
例えば、ミラーチップ110の駆動回路からマトリクス反射部111に制御信号が入力されると、マトリクス反射部111は、外部の光源から第2蓋部220、第2表面221上の防曇剤230、防塵空間250、第1表面132上の防曇剤230、第1蓋部130、反射防止膜140、及び防湿空間150を介して入射した入射光を各マイクロミラー112のミラー部で反射させて反射光を外部に出射する。このとき、各マイクロミラー112のミラー部は、外部に形成する配光領域に応じた傾斜角度に傾けられる。
一方、ミラーチップ110の駆動回路からマトリクス反射部111に制御信号が入力されると、マトリクス反射部111は、各マイクロミラー112のミラー部の傾きを変化させて反射光を照明装置の外部に配置された図示しない光吸収板に出射する。これにより、照明装置から光を出射しないようにすることができる。このように、マトリクス反射部111は駆動回路の指令に従って光の反射角度を制御する。
以上説明したように、本実施形態では、ケース200は防塵機能のみを備え、防湿機能を反射部100に備えた構成になっている。すなわち、照明装置1は、防湿機能及び防塵機能が分離されて、内側に防湿構造が設けられ、外側に防塵構造が設けられた二重構造となっていることが特徴となっている。
このため、ケース200を構成する容器部210及び第2蓋部220として防塵機能に適した材質すなわち防湿機能を考慮しない材質を選択することができる。このように、容器部210及び第2蓋部220の材質の選択肢が増えるので、第2蓋部220として容器部210の線膨張係数に近い材質を選択することができる。そして、接合部240として防湿性が高い低融点ガラス等のヤング率の高い材料を選択する必要がない。また、接合部240としてヤング率が低い材質を選択することができる。したがって、容器部210の開口端212に第2蓋部220を固定したことにより容器部210から第2蓋部220に掛かる応力を低減することができる。特に、ケース200の寸法変化による影響が第2蓋部220伝わりにくくなり、第2蓋部220に掛かる応力が低減するというメリットがある。
また、ガラス材料である第2蓋部220に掛かる応力が低減するので、第2蓋部220が壊れにくくなる。つまり、第2蓋部220の品質面での信頼性を確保することができる。このため、ケース200のサイズを大きくすることができる。これは、光源の光の径に対してマトリクス反射部111のサイズが小さい場合、光の全てがマトリクス反射部111で反射されないので、反射部100への入射光に対する反射光の照射光度が低下するという問題に対応することができる。すなわち、ケース200を大きくすると共に、反射部100のマトリクス反射部111のサイズを大きくすることで、光源の光の全てを反射させることができる。したがって、反射部100から照射される光の照射光度を上げることができる。
さらに、ケース200には防湿機能が不要であるので、容器部210として防湿性が高いセラミック容器等の部品を用いる必要がない。また、上記のようにケース200の材質についての選択肢が多いので、低コストの部品を用いることができる。したがって、照明装置1の製造コストを低減することができる。
なお、本実施形態の記載と特許請求の範囲の記載との対応関係については、防曇剤230が特許請求の範囲の「水滴防止部」に対応する。
(第2実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分について説明する。図3に示されるように、反射防止膜140は、第1蓋部130の内面131の全体に塗布されている。そして、スペーサ120が内面131上の反射防止膜140の一部に固定されている。また、防曇剤230は、第2蓋部220の第2表面221の全体に塗布されている。そして、接合部240が第2表面221上の防曇剤230の一部に接合されている。以上のような構成としても良い。
(第3実施形態)
本実施形態では、第1、第2実施形態と異なる部分について説明する。図4に示されるように、ケース200は、防塵空間250に設けられた透明なゲル部材260を有している。ケース200は、上述の防曇剤230を備えていない。
ゲル部材260として、例えばシリコーン系ゲルが用いられる。ゲル部材260はケース200の防塵空間250の全体に満たされている。したがって、防塵空間250には大気が入る空間が無い。なお、マトリクス反射部111に照射される光の強度が低下することを防止するため、ゲル部材260として当該ゲル部材260の屈折率が第2蓋部220の屈折率に近いものを用いることが好ましい。
以上のように、防塵空間250がゲル部材260で満たされているので、防塵空間250への異物の侵入を防止することができる。また、防塵空間250における水滴の発生を無くすことができる。すなわち、第1蓋部130の第1表面132や第2蓋部220の第2表面221に水滴が付着することを防止することができる。
なお、本実施形態の記載と特許請求の範囲の記載との対応関係については、ゲル部材260が特許請求の範囲の「水滴防止部」に対応する。
(他の実施形態)
上記各実施形態で示された照明装置1の構成は一例であり、上記で示した構成に限定されることなく、本発明を実現できる他の構成とすることもできる。例えば、第1蓋部130及び第2蓋部220はガラス材料で形成されたものに限られず、光を透過する樹脂材料等で構成されていても良い。また、容器部210は樹脂材料で形成されたものに限られず、金属やセラミックスで形成されていても良い。可能であれば、容器部210はガラス材料で形成されていても良い。
さらに、反射防止膜140は必須の構成ではなく、第1蓋部130に設けられていなくても良い。同様に、ケース200に防曇剤230やゲル部材260が設けられていなくても良い。
上記各実施形態で示された照明装置1は、車両のライトの配光制御に用いられるものであるが、これは照明装置1の用途の一例である。したがって、照明装置1は車両に適用されなくても良い。例えば、照明装置1はプロジェクタ等の光学装置に用いられても良い。
100 反射部
110 ミラーチップ
111 マトリクス反射部
120 スペーサ
130 第1蓋部
150 防湿空間
200 ケース
210 容器部
220 第2蓋部
250 防塵空間

Claims (7)

  1. 入射した光を所定の方向に反射させる反射部(100)と、
    前記反射部(100)を収容し、光源の光を透過させて前記反射部(100)に導くと共に、前記反射部(100)で反射した光を再び透過させて外部に照射するケース(200)と、
    を備え、
    前記反射部(100)は、
    複数のマイクロミラー(112)がマトリクス状に配置されたマトリクス反射部(111)を有し、前記複数のマイクロミラー(112)の傾斜角度を制御することで前記光源の光を反射させるミラーチップ(110)と、
    前記マトリクス反射部(111)を囲むように前記ミラーチップ(110)に固定された筒状のスペーサ(120)と、
    前記光源の光を透過すると共に前記マトリクス反射部(111)で反射した光を透過するものであり、前記スペーサ(120)のうち前記ミラーチップ(110)とは反対側に固定されることにより、前記マトリクス反射部(111)を前記スペーサ(120)の中空部分であると共に湿度が調整された防湿空間(150)に封止する第1蓋部(130)と、
    を有し、
    前記ケース(200)は、
    底面(211)及び開口端(212)を有する有底形状をなしており、前記反射部(100)が前記底面(211)に実装された容器部(210)と、
    前記光源の光を透過すると共に前記マトリクス反射部(111)で反射した光を透過するものであり、前記容器部(210)の前記開口端(212)に固定されることにより、前記反射部(100)を前記容器部(210)の中空部分である防塵空間(250)に封止する第2蓋部(220)と、
    前記第2蓋部(220)を前記容器部(210)の前記開口端(212)に固定する接合部(240)と、
    を有していることを特徴とする照明装置。
  2. 前記ケース(200)は、前記第1蓋部(130)のうち前記防塵空間(250)を構成する第1表面(132)と、前記第2蓋部(220)のうち前記第1表面(132)に対向する第2表面(221)と、に水滴の付着を防止する水滴防止部(230、260)を有していることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記水滴防止部は、前記第1表面(132)及び前記第2表面(221)に塗布された防曇剤(230)であることを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記水滴防止部は、前記ケース(200)の前記防塵空間(250)に満たされたゲル部材(260)であることを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  5. 前記反射部(100)は、前記第1蓋部(130)のうち前記防湿空間(150)を構成する内面(131)に形成された反射防止膜(140)を有していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の照明装置。
  6. 前記第1蓋部(130)及び前記第2蓋部(220)は、ガラス材料で形成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の照明装置。
  7. 車両に搭載され、前記車両のライトの照射に用いられるものであることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の照明装置。
JP2015085806A 2015-04-20 2015-04-20 照明装置 Pending JP2016206334A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015085806A JP2016206334A (ja) 2015-04-20 2015-04-20 照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015085806A JP2016206334A (ja) 2015-04-20 2015-04-20 照明装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016206334A true JP2016206334A (ja) 2016-12-08

Family

ID=57489532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015085806A Pending JP2016206334A (ja) 2015-04-20 2015-04-20 照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016206334A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7455077B2 (ja) 発光装置
KR100707179B1 (ko) 광스캐너 패키지 및 그 제조방법
CN112503405B (zh) 发光装置
JP5345358B2 (ja) ケーシング下部を備えたケーシング
JP6970685B2 (ja) 光学部品及び透明体
RU2509393C2 (ru) Светоизлучающее устройство
CN106019578B (zh) 光电装置、光电装置的制造方法以及电子设备
GB2312551A (en) Encapsulating semiconductor optical devices
US20170227811A1 (en) Optical device package, optical switch, and method for manufacturing optical device package
JP6529431B2 (ja) 光学素子パッケージ
JP2016206334A (ja) 照明装置
KR20170003631A (ko) 마이크로미러 칩용 조립체, 미러 장치 및 미러 장치의 제조 방법
JP6893462B2 (ja) 電子部品
JP2011522405A (ja) オプトエレクトロニックモジュールおよびオプトエレクトロニック装置
JP6990547B2 (ja) 電子部品
CN111769125B (zh) 感测器封装结构
JP2019045770A (ja) 電子部品
JP2007065666A (ja) 光変調器モジュールパッケージ
JP6344266B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
WO2022259889A1 (ja) 光源装置
JP2017228712A (ja) Led発光装置
WO2022176992A1 (ja) 発光装置
US20060114582A1 (en) Light modulator module package
JP2010040843A (ja) 光結合リレー
JP2016071145A (ja) Memsミラー装置