JP2016205817A - 回転方向検出装置 - Google Patents
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Abstract
Description
この種の回転方向検出装置として、例えば特許文献1に記載のものでは、ホルダーに回転自在に保持されたダイヤルノブの外周部裏面に凹凸部が設けられるとともに、揺動可能なロッカーアームと、このロッカーアームによって選択的に作動されるパルス発生用の2つのスイッチとがホルダーの外周部に配設されている。そして、ダイヤルノブの回転に伴うロッカーアームの断続的な揺動運動によって、2つのスイッチのうち回転方向下手側にあるものを断続的にオンオフ制御してパルス信号を発生させている。
一方の回転部材に設けられ、前記回転中心軸回りに互いに異なる周方向位置に配置された3つのスイッチ部材と、
他方の回転部材に設けられ、前記2つの回転部材の相対回転に伴って前記3つのスイッチ部材と接触して当該3つのスイッチ部材から個別に信号を出力させる接触部と、
前記3つのスイッチ部材がその周方向の配列順に沿って順次信号を出力した場合に、前記回転方向が前記配列順に沿った方向であると判定する判定手段と、
を備えることを特徴とする。
前記接触部が、前記回転中心軸回りに放射状に等間隔で延出する複数のリブであることを特徴とする。
前記3つのスイッチ部材が、前記複数のリブのうち隣り合う2つのリブの角度範囲内に配置されていることを特徴とする。
前記判定手段は、前記3つのスイッチ部材のうち、周方向の一方側のスイッチ部材と周方向中央のスイッチ部材と周方向の他方側のスイッチ部材とが、一のリブとこの順に接触した場合に、前記回転方向が前記一方側から前記他方側に向かう方向であると判定することを特徴とする。
前記判定手段は、
前記3つのスイッチ部材のうち、周方向中央のスイッチ部材と周方向の一方側のスイッチ部材とが一のリブとこの順に接触した後に、周方向の他方側のスイッチ部材が前記一のリブの前記他方側に隣接する他のリブと接触するか、或いは、
前記3つのスイッチ部材のうち、周方向の一方側のスイッチ部材が一のリブと接触した後に、周方向の他方側のスイッチ部材と周方向中央のスイッチ部材とが前記一のリブの前記他方側に隣接する他のリブとこの順に接触した場合に、
前記回転方向が前記他方側から前記一方側に向かう方向であると判定することを特徴とする。
したがって、単純にパルス信号に基づいて回転方向を検出していた従来に比べ、より確実に回転方向を検出することができる。
図1及び図2は、回転玩具1を前側及び後側から見た斜視図であり、図3は、回転玩具1の分解斜視図であり、図4は、回転玩具1が備える後述のバッテリーボックス7を後側から見た斜視図である。
これら本体ケース4と蓋部材5とで画成される本体ケース室内には、基板ユニット6と、バッテリーボックス7とが、前側からこの順に収容されている。
制御基板61は、回転玩具1の各部と電気的に接続されており、本体ケース4の外周面に設けられた操作ボタン42や把持部3に対するユーザ操作等に基づいて、当該各部を統合的に制御する。
液晶ディスプレイ62は、本体ケース4の中央に嵌め込まれた透明カバー41を介して前方に露出しており、その表示内容が前方から視認されるようになっている。
また、図4に示すように、バッテリーボックス7の後面には、把持部3の回転方向を検出するための3つのスイッチ素子SW(第一〜第三スイッチ素子SW1〜SW3)が設けられている。これら3つのスイッチ素子SWは、把持部3の中心軸Ax(図3等参照)回りに互いに異なる周方向位置に配置されている。具体的に、3つのスイッチ素子SWは、後方から見て反時計回りに第一スイッチ素子SW1,第二スイッチ素子SW2,第三スイッチ素子SW3の順番で、中心軸Ax回りに45°の角度範囲内に配置されている(図7参照)。各スイッチ素子SWは、押下部Tを有するとともに制御基板61に接続されており、押下部Tが押下された場合にその信号を制御基板61に出力する。
なお、以下の説明において、「径(方向)」や「周(方向)」との記載は、特に断りのない限り、中心軸Axを基準としたものを意味することとする。
支持軸31の前端には、本体ケース室内に収容された円板状の回転検出板8が、その中心部で固定されている。この回転検出板8は、バッテリーボックス7の後面の3つのスイッチ素子SWと前後方向に対向しているとともに、中心軸Ax回りに放射状に等間隔(45°の等角度ピッチ)で延出する8つのリブ81を前面に有している。そして、当該回転検出板8が把持部3とともに回転することにより、8つのリブ81が3つのスイッチ素子SWの押下部Tと接触して当該押下部Tを押下させるようになっている。
この図に示すように、把持部3は、前方に開口する形状に形成されており、その内部に、筒状部材32と、クリック部材33と、板ばね部材34とを収容している。
筒状部材32は、星型正八角形の多角筒状に形成され、その中心を中心軸Axに一致させた状態で蓋部材5に固定されている。
クリック部材33は、径方向に移動可能に支持されるとともに、内周端が筒状部材32の2つの頂角間に嵌合する形状に形成されており、コイルばね35によって内周方向に付勢されている。
板ばね部材34は、中心軸Axに対して放射状に立設された状態で、外周側の基端部が把持部3に固定されており、当該基端部を中心に周方向に揺動可能となっている。また、板ばね部材34の内周側の先端部は、筒状部材32の頂角よりも内周側に位置している。
このような構成により、ユーザ(遊戯者)が把持部3を回転させると、クリック部材33が筒状部材32の頂角によって外周側へ押し戻された後に、当該筒状部材32の2つの頂角間にコイルばね35の付勢力で押し付けられる結果、その際の振動が把持部3を回すユーザの手にクリック感を与える。また、板ばね部材34が筒状部材32の頂角によって周方向に揺動する結果、その際の揺動音が把持部3の回転音として発せられる。
図6は、把持部3の回転方向を検出する処理のフローチャートであり、図7は、3つのスイッチ素子SWと回転検出板8のリブ81との位置関係を説明するための図であり、図8は、把持部3が回転した場合の液晶ディスプレイ62の表示内容例を示す図である。
なお、ここでは、第一スイッチ素子SW1の押下部Tが回転検出板8のリブ81と接触して押下されている図7(a)の状態から、制御基板61による回転方向の検出処理が開始されるものとする。
したがって、単純にパルス信号に基づいて回転方向を検出していた従来に比べ、より確実に回転方向を検出することができる。
具体的には、例えば、第二スイッチ素子SW2が予めリブ81に押下されており、続いて第一スイッチ素子SW1が同じリブ81に押下された後に、第三スイッチ素子SW3が当該リブ81の反時計回り側に隣接するリブ81に押下された場合に、把持部3が時計回りに回転したと判定されるように構成されていてもよい。
この場合、例えば赤外線通信などの無線通信により回転玩具1とカプセルトイ100の本体とを通信可能にするとともに、ユーザが回転玩具1の把持部3を一周回転させたとき(つまり、各スイッチ素子SWが8つのリブ81と接触したとき)にカプセルCが出てくるように構成すればよい。
2 玩具本体部(一方の回転部材)
4 本体ケース
5 蓋部材
6 基板ユニット
61 制御基板(判定手段)
62 液晶ディスプレイ
SW スイッチ素子
SW1 第一スイッチ素子
SW2 第二スイッチ素子
SW3 第三スイッチ素子
T 押下部
3 把持部(他方の回転部材)
8 回転検出板
81 リブ(接触部)
Ax 中心軸(回転中心軸)
一方の回転部材に設けられ、前記回転中心軸回りに互いに異なる周方向位置に配置された3つのスイッチ部材と、
他方の回転部材に設けられ、前記回転中心軸回りに等間隔で配置されて、各々が前記2つの回転部材の相対回転に伴って前記3つのスイッチ部材と接触して当該3つのスイッチ部材から個別に信号を出力させる複数の接触部と、
前記3つのスイッチ部材がその周方向の配列順に沿って順次信号を出力した場合に、前記回転方向が前記配列順に沿った方向であると判定する判定手段と、
を備え、
前記3つのスイッチ部材は、
前記複数の接触部のうち隣り合う2つの接触部の角度範囲内に配置されるとともに、
前記判定手段による前記回転方向の判定開始前の初期状態において、所定の一のスイッチ部材が前記複数の接触部のいずれかと接触していることを特徴とする。
前記一方の回転部材に対する前記他方の回転部材の回転停止位置を、前記回転中心軸回りに等間隔であって前記複数の接触部と対応した複数の停止位置に規制する停止位置規制手段を備えることを特徴とする。
前記複数の接触部が、前記回転中心軸回りに放射状に延出する複数のリブであることを特徴とする。
Claims (5)
- 回転中心軸回りに互いに回転可能な2つの回転部材の相対的な回転方向を検出する回転方向検出装置であって、
一方の回転部材に設けられ、前記回転中心軸回りに互いに異なる周方向位置に配置された3つのスイッチ部材と、
他方の回転部材に設けられ、前記2つの回転部材の相対回転に伴って前記3つのスイッチ部材と接触して当該3つのスイッチ部材から個別に信号を出力させる接触部と、
前記3つのスイッチ部材がその周方向の配列順に沿って順次信号を出力した場合に、前記回転方向が前記配列順に沿った方向であると判定する判定手段と、
を備えることを特徴とする回転方向検出装置。 - 前記接触部が、前記回転中心軸回りに放射状に等間隔で延出する複数のリブであることを特徴とする請求項1に記載の回転方向検出装置。
- 前記3つのスイッチ部材が、前記複数のリブのうち隣り合う2つのリブの角度範囲内に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の回転方向検出装置。
- 前記判定手段は、前記3つのスイッチ部材のうち、周方向の一方側のスイッチ部材と周方向中央のスイッチ部材と周方向の他方側のスイッチ部材とが、一のリブとこの順に接触した場合に、前記回転方向が前記一方側から前記他方側に向かう方向であると判定することを特徴とする請求項3に記載の回転方向検出装置。
- 前記判定手段は、
前記3つのスイッチ部材のうち、周方向中央のスイッチ部材と周方向の一方側のスイッチ部材とが一のリブとこの順に接触した後に、周方向の他方側のスイッチ部材が前記一のリブの前記他方側に隣接する他のリブと接触するか、或いは、
前記3つのスイッチ部材のうち、周方向の一方側のスイッチ部材が一のリブと接触した後に、周方向の他方側のスイッチ部材と周方向中央のスイッチ部材とが前記一のリブの前記他方側に隣接する他のリブとこの順に接触した場合に、
前記回転方向が前記他方側から前記一方側に向かう方向であると判定することを特徴とする請求項3に記載の回転方向検出装置。
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JP2015082922A JP6060207B2 (ja) | 2015-04-15 | 2015-04-15 | 回転方向検出装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7118410B2 (ja) | 2018-07-18 | 2022-08-16 | 株式会社北電子 | 遊技機 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS578409A (en) * | 1980-06-19 | 1982-01-16 | Diesel Kiki Co Ltd | Accelerator position detecting device |
JPS5951309A (ja) * | 1982-09-17 | 1984-03-24 | Taitetsuku:Kk | 検出装置 |
JP2000149714A (ja) * | 1998-11-17 | 2000-05-30 | Harness Syst Tech Res Ltd | ダイヤル操作装置 |
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2015
- 2015-04-15 JP JP2015082922A patent/JP6060207B2/ja not_active Expired - Fee Related
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