JP2016205779A - 温水器 - Google Patents
温水器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016205779A JP2016205779A JP2015091872A JP2015091872A JP2016205779A JP 2016205779 A JP2016205779 A JP 2016205779A JP 2015091872 A JP2015091872 A JP 2015091872A JP 2015091872 A JP2015091872 A JP 2015091872A JP 2016205779 A JP2016205779 A JP 2016205779A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating
- water
- water level
- unit
- heating unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
Abstract
Description
図1は、第1の実施の形態に係る温水器10を備える水栓システム100を示す斜視図である。水栓システム100は、洗面所やトイレなどに設置され、手洗いなどに使用される。水栓システム100は、温水器10と、吐水管12と、洗面器14と、人体検知センサ16と、を備える。人体検知センサ16は、吐水管12に取り付けられる。なお、人体検知センサ16は、洗面器14やその他の場所に取り付けられてもよい。人体検知センサ16は、吐水管12の吐水口12aの下方の領域に差し出される使用者の手を非接触で検知する。人体検知センサ16は、手を検知している間、ケーブル18を経由して温水器10に信号を送る。
図4は、温水器10を備える水栓システム100の吐水開始時の動作を示すフローチャートである。使用者が吐水管12の吐水口12aの下方の領域に手を差し出すと、人体検知センサ16はこれを検知する(S10)。水位情報取得部80は、受信部72が人体検知センサ16から信号を受け取ると、水位センサ36からの水位情報の取得を開始する(S12)。開閉制御部74は電磁弁32に開弁指示を送り(S14)、電磁弁32は開弁する(S16)。受信部72が信号を受け取ったときであって電磁弁32の開弁前(すなわち温水器10の吐出開始前)に水位センサ36によって検出される加熱部40内の水位が下限水位以上の場合(S18のY)、加熱制御部76は加熱部40に加熱指示を送る(S20)。加熱部40は、その内部を通る水の加熱を開始する(S22)。すると、加熱部40で加熱されて温められた水が温水器10から吐水管12に吐出され、吐水口12aから吐水される。水位センサ36によって検出される加熱部40内の水位が下限水位未満の場合(S18のN)、S20、S22はスキップされる。つまり、加熱制御部76は加熱部40に加熱指示を送らず、加熱部40は加熱を開始しない。この場合、温められていない水が温水器10から吐水管12に吐出され、吐水される。
図7は、第2の実施の形態に係る温水器110を示す模式図である。温水器110は、入水管30と、電磁弁32と、流量調整部134と、水位センサ36と、加熱部40と、出水管46と、制御部150と、流量センサ138と、を備える。
Q<THh<2×Q …(式1)
つまり、閾値THhは、流量センサ138の目標流量Qよりも大きく、流量センサ138の目標流量Qの2倍よりも小さい流量に設定される。
なお、閾値THhは、以下の式2を満たすよう設定されてもよい。
Q<THh<3/2×Q …(式2)
つまり、閾値THhは、流量センサ138の目標流量Qの2倍よりも、流量センサ138の目標流量Qに近い値に設定されてもよい。この場合、より確実に空焚きを抑止できる。
第1、2実施の形態では、受信部72が信号(すなわち吐出開始の指示)を受け取ったときは下限水位未満であった水位がその後に下限水位以上になっても、加熱制御部76は加熱部40に加熱指示を送らない場合について説明したが、これに限られない。例えば、加熱制御部76は、受信部72が信号を受け取ったときは下限水位未満であった水位がその後に下限水位以上になり、下限水位以上の状態が第1の時間(例えば10秒)以上継続した場合、加熱部40に加熱指示を送ってもよい。ここで、施工やメンテナンスの直後には、電磁弁32を開閉すると、施工時やメンテナンス時に配管内に残った空気が温水器10に流れ込み、加熱部40内に空気や空気が混じった水が流れ込む。したがって第1の時間は、そのような空気が温水器10から抜けるのに十分な時間以上に設定されればよい。
第1の実施の形態では、水栓システム100が、手を差し出したり引っ込めたりする使用者の手動操作を非接触で検知する人体検知センサ16を備える場合について説明したが、これに限られない。水栓システム100は、接触、非接触を問わず、水位情報取得部80による水位情報の取得を開始したり開閉制御部74が電磁弁32に開弁指示を送ったりするための契機となる使用者の手動操作を検知できればよい。したがって、水栓システム100は、人体検知センサ16の代わりに、または人体検知センサ16に加えて、例えば押しボタン式の吐水スイッチなどの接触式の操作部を備えていてもよい。この場合、吐水スイッチは、吐水スイッチを押下する手動操作を検知したときに、ケーブル18を経由して制御部50に信号を送ればよい。制御部50は、この信号に基づいて加熱部40を制御すればよい。この場合、制御部が吐水スイッチから受け取る信号が吐出開始の指示であるといえる。
第2の実施の形態では特に言及しなかったが、流量調整部134(すなわち減圧弁)によって調整される流量には、流量調整部134の製造誤差に基づく誤差が生じうる。この誤差を考慮して閾値THhを設定してもよい。具体的には、流量調整部134の公称のマイナス誤差がE1(L/min)で、流量調整部134の公称のプラス誤差がE2(L/min)の場合、少なくとも以下の式3を満たすよう設定される。
(Q+E2)<THh<(2×(Q−E1)) …(式3)
第2の実施の形態では特に言及しなかったが、水路52を流れる水の流量が小さすぎると、水路52を流れる水の速度が遅くなり、水が加熱部40内を通過するのに要する時間が比較的長くなり、水が過加熱される。この場合、温水器10を使用する使用者が不快な思いをする虞がある。そのため、流量センサ138によって測定される流量が閾値THh以上であるときに加え、流量センサ138によって測定される流量が閾値THl(L/min)(<Q<THh)以下であるときにも、加熱制御部76が加熱部40に加熱指示を送らないよう構成してもよい。言い換えると、流量センサ138によって測定される流量がTHlより大きくかつTHhより小さい場合、加熱制御部76が加熱部40に加熱指示を送るよう構成してもよい。この場合、使用者が不快な思いをする恐れがある。本変形例によれば、水が過加熱されて使用者が不快な思いをするのが抑止される。
第2の実施の形態では特に言及しなかったが、すでに加熱部40による加熱が開始されているときに流量センサ138によって測定される流量が閾値THh以上になった場合、すなわち、はじめは流量が閾値THhよりも小さかったものの途中から流量が閾値THh以上になった場合、加熱制御部76は加熱部40に停止指示を送ってもよい。この場合は、加熱部40は、吐水中にもかかわらず、加熱を停止する。あるいはまた、加熱制御部76は、ヒータ40aによる加熱の出力を下げるよう加熱部40に指示してもよい。つまり、加熱部による加熱を停止せずに、その出力を下げるだけでもよい。
第2の実施の形態において、温水器10は、タッチパネル式の表示部を有する操作部をさらに備えてもよい。また、制御部150は、閾値THhの入力を受け付けるさらに入力受付部を含んでもよい。この場合、例えば温水器10を施工・メンテナンスする作業者が、操作部を介して閾値THhを入力し、入力受付部がこれを受け付ける。加熱制御部76は、入力受付部が受け付けた閾値THhに基づいて、加熱部40に加熱指示を送るか否かを判断する。
第2の実施の形態では、温水器10が流量調整部134を備える場合について説明したが、これに限られず、温水器10は流量調整部134を備えていなくてもよい。この場合、水路52を流れる水の流量は、止水栓を経由して温水器10に供給される水(すなわち水道水)の圧力によって決まる。閾値THhは、その圧力によって決まる流量よりも大きい値に設定される。これにより、流量センサ138によって測定される流量が水道水の圧力によって決まる流量よりも大きく、空気あるいは空気が混じった水が入水管30を流れて加熱部40に流れ込んでいると想定される場合、加熱制御部76は加熱部40に加熱指示を送らず、加熱部による加熱熱が開始されないことになる。すでに加熱部40による加熱が開始されている場合は、加熱制御部76は、加熱部40に停止指示を送ってもよく、あるいはヒータ40aによる加熱の出力を下げるよう加熱部40に指示してもよい。
第1、2の実施の形態では、温水器を水栓システムに用いる場合について説明したが、これに限られない。温水器は、温水洗浄便座やその他の装置・システムにも用いることができる。
Claims (3)
- 吐出部から吐出される水を加熱するための加熱部と、
前記加熱部内の水位に関する情報を検出するための水位検出部と、
前記加熱部を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
吐出開始の指示を受信したときに前記加熱部内の水位が所定の下限水位以上の場合、前記加熱部による加熱を開始させ、
吐出開始の指示を受信したときは前記加熱部内の水位は前記下限水位未満で、吐出開始の指示を受信した後に前記加熱部内の水位が前記下限水位以上になった場合、前記加熱部による加熱を開始させないことを特徴とする温水器。 - 吐出開始の指示を受信したときは前記加熱部内の水位は前記下限水位未満で、吐出開始の指示を受信した後に前記加熱部内の水位が前記下限水位以上になった場合において、前記加熱部内の水位が前記下限水位以上である状態が所定時間以上継続したとき、前記制御部は、前記加熱部による加熱を開始させることを特徴とする請求項1に記載の温水器。
- 前記加熱部による加熱中に、前記加熱部内の水位が前記下限水位未満になった場合、前記制御部は前記加熱部による加熱を停止させることを特徴とする請求項1または2に記載の温水器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015091872A JP6615483B2 (ja) | 2015-04-28 | 2015-04-28 | 温水器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015091872A JP6615483B2 (ja) | 2015-04-28 | 2015-04-28 | 温水器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016205779A true JP2016205779A (ja) | 2016-12-08 |
JP6615483B2 JP6615483B2 (ja) | 2019-12-04 |
Family
ID=57489476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015091872A Active JP6615483B2 (ja) | 2015-04-28 | 2015-04-28 | 温水器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6615483B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112947605A (zh) * | 2021-03-01 | 2021-06-11 | 云米互联科技(广东)有限公司 | 一种基于水位变化的水箱控制系统及方法 |
Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS604843U (ja) * | 1983-06-23 | 1985-01-14 | 東陶機器株式会社 | 瞬間加熱式熱交換器の空焚き防止装置 |
JPS62196551A (ja) * | 1986-02-21 | 1987-08-29 | Mitsubishi Electric Corp | 温水器の空焚防止装置 |
JPH0366334A (ja) * | 1989-08-07 | 1991-03-22 | Toto Ltd | 温水器付き手洗器 |
JPH04203752A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-24 | Hitachi Ltd | 空焚き防止装置 |
US5168546A (en) * | 1990-11-28 | 1992-12-01 | Hydro-Quebec | Device for heating the bacterial proliferation zone of a water heater to prevent legionellosis |
JPH08302774A (ja) * | 1995-05-10 | 1996-11-19 | Toto Ltd | 自動水栓装置 |
JP2001050591A (ja) * | 1999-08-09 | 2001-02-23 | Nippon Dennetsu Co Ltd | ヒータ空炊き防止機構 |
JP2002013172A (ja) * | 2000-06-30 | 2002-01-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 水栓金具 |
JP2003130469A (ja) * | 2001-10-18 | 2003-05-08 | Toto Ltd | 元止め式温水器の膨張水排出方法 |
JP2005331127A (ja) * | 2004-05-18 | 2005-12-02 | Mitsubishi Electric Corp | 電気温水器 |
JP2009270367A (ja) * | 2008-05-08 | 2009-11-19 | Inax Corp | 吐水装置 |
JP2012007376A (ja) * | 2010-06-24 | 2012-01-12 | Lixil Corp | 自動水栓装置 |
-
2015
- 2015-04-28 JP JP2015091872A patent/JP6615483B2/ja active Active
Patent Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS604843U (ja) * | 1983-06-23 | 1985-01-14 | 東陶機器株式会社 | 瞬間加熱式熱交換器の空焚き防止装置 |
JPS62196551A (ja) * | 1986-02-21 | 1987-08-29 | Mitsubishi Electric Corp | 温水器の空焚防止装置 |
JPH0366334A (ja) * | 1989-08-07 | 1991-03-22 | Toto Ltd | 温水器付き手洗器 |
US5168546A (en) * | 1990-11-28 | 1992-12-01 | Hydro-Quebec | Device for heating the bacterial proliferation zone of a water heater to prevent legionellosis |
JPH04203752A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-24 | Hitachi Ltd | 空焚き防止装置 |
JPH08302774A (ja) * | 1995-05-10 | 1996-11-19 | Toto Ltd | 自動水栓装置 |
JP2001050591A (ja) * | 1999-08-09 | 2001-02-23 | Nippon Dennetsu Co Ltd | ヒータ空炊き防止機構 |
JP2002013172A (ja) * | 2000-06-30 | 2002-01-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 水栓金具 |
JP2003130469A (ja) * | 2001-10-18 | 2003-05-08 | Toto Ltd | 元止め式温水器の膨張水排出方法 |
JP2005331127A (ja) * | 2004-05-18 | 2005-12-02 | Mitsubishi Electric Corp | 電気温水器 |
JP2009270367A (ja) * | 2008-05-08 | 2009-11-19 | Inax Corp | 吐水装置 |
JP2012007376A (ja) * | 2010-06-24 | 2012-01-12 | Lixil Corp | 自動水栓装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112947605A (zh) * | 2021-03-01 | 2021-06-11 | 云米互联科技(广东)有限公司 | 一种基于水位变化的水箱控制系统及方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6615483B2 (ja) | 2019-12-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5721665B2 (ja) | ビデの便座温度制御方法 | |
JP6615483B2 (ja) | 温水器 | |
JP2016205780A (ja) | 温水器 | |
JP6187912B2 (ja) | 浴室用吐水装置 | |
JP2013113052A (ja) | 自動水栓 | |
JP6352110B2 (ja) | 温水器およびそれを用いた吐水システム | |
JP4742968B2 (ja) | 貯湯式給湯装置 | |
JP5687444B2 (ja) | 水栓システム | |
JP5618475B2 (ja) | 打たせ湯装置 | |
JP7022383B2 (ja) | 自動水栓装置 | |
JP4674653B1 (ja) | 給湯機 | |
JP6466666B2 (ja) | 温水器 | |
JP6622529B2 (ja) | 給湯装置 | |
JP6982805B2 (ja) | 自動水栓装置 | |
JP6882432B2 (ja) | 給湯装置 | |
JP6324125B2 (ja) | 浴用操作装置 | |
JP5852607B2 (ja) | 給湯装置 | |
EP2952820A1 (en) | Sanitary water recovery system | |
US20220333359A1 (en) | Water Conservation System | |
JP2006275338A (ja) | ミストサウナ兼用給湯装置 | |
JP5461317B2 (ja) | 節水システム | |
JP6627338B2 (ja) | 給湯システム | |
JP6437903B2 (ja) | 給湯装置 | |
JP2011174255A (ja) | 便器給水装置 | |
JP5491607B2 (ja) | 打たせ湯装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180828 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180831 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190402 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191105 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191106 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6615483 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |