JP2016205713A - 輻射式空調装置付き机 - Google Patents

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Abstract

【課題】エネルギ効率が良く、執務者の身体上部に対して放熱を行うパーソナル空調を付与する輻射式空調装置付き机を提供する。【解決手段】輻射式空調装置付き机1は、天板上面21に埋設された天板上面輻射パネル22と、天板下面23に埋設された天板下面輻射パネルと、側面下部32に埋設された衝立輻射パネルと、吸込口33、熱交換器34、ファン35、及び吹出口36を備えたファンコイルとを備えている。天板上面輻射パネル22、天板下面輻射パネル及び衝立輻射パネルには、熱を付与するための水が流される。これにより、執務者の身体下部に対して熱を供給するとともに、執務者の温度の感じ方に影響する手や肘などの身体上部に対して熱を供給することができる。また、エネルギ効率の良い輻射式のパーソナル空調を提供することが可能となる。【選択図】図1

Description

本発明は、事務所等における執務者に冷感または温感の熱を付与する輻射式空調装置を備え、事務その他の作業をする天板を有する輻射式空調装置付き机に関する。
事務所等における空調装置は、冷却または加熱した空気を送風する対流式の空調装置によって室内空間全体の温度を適温にする中央式の空調システムが主流となっているが、このような中央式の空調システムは、以下のような課題があった。
例えば、外出して戻ってきた直後の執務者は、その事務所等において元々作業していた執務者と比較すると、外気温の影響によりその室温をより暑くまたはより寒く感じる傾向があるので、その執務者が空調の設定温度を変更すると他の執務者が不快に感じることがあり、消費エネルギ増大の原因にもなっていた。また、近接する空間において空調の設定温度を異なる温度に設定すると、それぞれの空間における空気が混ざり合うことでエネルギのロス(ミキシングロス)が生じていた。さらに、このような空調システムでは、設定温度に不満を持つ執務者がおり、そのような執務者が個人的に使用するための電気ヒータ等のエネルギ効率の悪い空調装置を持ち込む場合があり、事務所等における全体の消費エネルギが増大することになっていた。
そのため、事務所等における各座席に個別の空調装置を設けるパーソナル空調が提案されている。例えば、各座席付近の床に送風口を設ける床吹出方式が提案されているが、この方式は、各座席に送風するための動力が大きくなり、エネルギ効率が悪いものである。また、各座席の椅子を作業者毎に冷却または加熱する方式(クーリングチェア)が提案されているが、執務者毎にエネルギを消費することになり、エネルギ効率が悪くなってしまう。
しかし、執務者の身体の熱を直接放熱させる輻射式の空調装置は、冷房装置として用いる場合、結露を生じない程度の低温冷媒を用いるため、エネルギ効率が良いものである。また、空調装置では冷却機等の熱源機器を使用しているので、そのような冷却機等を用いて低温冷水を生成して空調装置に使用することができるので、合理的である。ここで、放熱とは、温熱または冷熱を放出させることをいう。従来、このような輻射式の空調装置を用いたパーソナル空調方式が知られている(例えば、特許文献1〜4等参照。)。このパーソナル空調方式は、事務所等における各座席に輻射式の空調装置としての輻射パネルを設けたもので、各執務者が各自の好みに合わせて輻射パネルの設定温度を変更できるようにすることで、隣接する執務者に影響することなく各執務者にとって快適な温度を付与し、エネルギ効率が悪くなることを防止するものである。また、事務所等に設置される机または執務者の作業空間を仕切るための衝立に輻射パネルを設けたものであるため、席の移動にも対応可能である。
特開平06−307680号公報 特開2010−144978号公報 実開平01−139742号公報 特開2011−112262号公報
しかしながら、特許文献1〜3に記載のパーソナル空調方式は、いずれも事務所等に設置する机の天板より低い位置に輻射パネルである放熱器を設けるもので、執務者の足元の温調を目的としたものであるが、温度の感じ方に影響する執務者の身体上部に対しては、依然として事務所等の室内空間全体に空気を送風する対流式の空調装置に頼るものであった。さらに、着座して作業を行う執務者と立った状態で作業を行う執務者が混在しているような執務環境や、机の下に物を置く必要がある執務環境の場合には、融通が利かないものであった。
また、特許文献4に記載のパーソナル空調方式は、輻射パネルである放射パネルを事務所等において各執務者の机を個別空間に仕切るための衝立の側面に設け、空気の対流を生じさせることで執務者の机付近への冷気の吹き降ろしを期待するものであるが、このような効果を得ようとすると結露するような温度の冷媒を必要とするものであり、事務所等における取り扱いが難しいものであった。
そこで本発明は、温度の感じ方に影響する執務者の身体上部に対して、結露しないような温度の冷媒を用いた輻射パネルによる放熱を行うことでエネルギ効率が良く、机に一体化させることで席の移動にも対応可能なパーソナル空調を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、執務者が作業を行うための天板と、前記天板を支持するために前記天板の下方に延設された支持脚と、を備え、前記執務者に熱を付与するための輻射パネルが設けられた輻射式空調装置付き机であって、前記天板の上面に設けられた天板上面輻射パネルと、前記天板の下面に設けられた天板下面輻射パネルと、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、天板の上面に設けられた天板上面輻射パネルは、執務者の身体上部に熱を供給する。天板の下面に設けられた天板下面輻射パネルは、執務者の身体下部に熱を供給する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の輻射式空調装置付き机は、前記輻射パネルに熱を供給するための水を前記輻射パネルに流すための水往管と、前記輻射パネルにて放熱後の水を受け入れるための水還管と、を備えたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2に記載の輻射式空調装置付き机において、前記水往管には、前記水往管が結露しない温度の前記水が流される、ことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の輻射式空調装置付き机は、前記執務者の作業空間を仕切るために前記机本体部における前記執務者の着座側に対向する面に設けられた衝立部を備え、前記衝立部に設けられた衝立輻射パネルを備えた、ことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4に記載の輻射式空調装置付き机において、前記衝立部の内部には、前記水往管及び前記水還管が前記天板より下方の左右方向両端に収納された、ことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項4または5のいずれか1項に記載の輻射式空調装置付き机において、前記衝立部における前記天板より上方の側面には、前記執務者の上半身に対向して設けられたファンコイルユニットが設けられ、前記ファンコイルユニットは、空気に熱を付与するためのコイルを有する熱交換器と、前記熱交換器により熱を付与するための空気を吸い込む吸込口と、前記熱交換器により前記熱が付与された前記空気を排出する吹出口と、前記空気を吸い込み及び排出するための動力源であるファンと、を備え、前記衝立輻射パネルは、前記執務者の着座時の脛部に対向して設けられ、前記天板上面輻射パネル、前記天板下面輻射パネル、前記衝立輻射パネル、及び前記ファンコイルユニットのコイルには、共通の前記水往管及び前記水還管が接続されて前記熱を送るための前記水が流される、ことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項4ないし6のいずれか1項に記載の輻射式空調装置付き机において、前記衝立部における前記天板より上方の前記執務者の着座側に対向する面には、さらに、前記水往管及び前記水還管における前記水の温度の調節または流量の調節もしくはオン/オフを操作するための弁に信号を伝える操作パネルを備えた、ことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の輻射式空調装置付き机において、前記輻射パネルは、筐体カバーに覆われ、前記筐体カバーは、前記天板または前記衝立部に取り外し自在に設けられている、ことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項1ないし8のいずれか1項に記載の輻射式空調装置付き机において、前記輻射パネルは、前記天板の表面温度を前記執務者の体表面の温度より4℃ないし6℃低い温度にするための緩衝材に覆われているかまたは内蔵されている、ことを特徴とする。本願発明者は、温冷感に関する被験者実験を行い、その結果に基づいて天板の表面温度を執務者の体表面の温度より4℃ないし6℃低い温度にすると、天板に執務者の手のひらや肘を置いたときに最も好適な快感を提供できることを確認した。
請求項1記載の発明によれば、天板の下面に設けられた天板下面輻射パネルが執務者の身体下部に対して熱を供給するとともに、天板の上面に設けられた天板上面輻射パネルが執務者の身体上部に対して熱を供給することができるので、執務者の温度の感じ方に影響する箇所に対して熱を供給することができる。また、輻射パネルによる放熱により、エネルギ効率が良いパーソナル空調を提供することが可能となる。
請求項2記載の発明によれば、輻射パネルに熱を供給するための水を輻射パネルに流すための水往管と、輻射パネルにて放熱後の水を受け入れるための水還管とを設けたため、輻射パネルを利用することが可能となり、エネルギ効率が良いパーソナル空調を提供することが可能となる。
請求項3記載の発明によれば、結露しない温度の水が使用されるため、事務所等における結露の心配がなく、取り扱いが容易になる。
請求項4記載の発明によれば、衝立部における前記支持脚に対向する側面に設けられた衝立輻射パネルが執務者の身体下部に対して熱を供給するので、より強い冷感または温感の熱を執務者の身体下部に対して供給することができる。また、輻射パネルによる放熱によりエネルギ効率が良いパーソナル空調を提供することが可能となる。
請求項5記載の発明によれば、衝立部の内部には、水往管及び水還管が天板より下方の左右方向両端に収納されているので、配管設備の保守管理が容易になる。
請求項6記載の発明によれば、衝立部における天板より上方の側面には、執務者の上半身に対向して設けられたファンコイルユニットが設けられ、衝立輻射パネルは、執務者の着座時の脛部に対向して設けられたので、執務者の温度の感じ方に影響する箇所に対して効率的に熱を付与することができる。また、天板上面輻射パネル、天板下面輻射パネル、衝立輻射パネル、及びファンコイルユニットには、共通の水往管及び水還管から水が流されるので、同一温度の水を多種の放熱先に供給するようにしたので、熱源設備を簡素化することができる。
請求項7記載の発明によれば、衝立部における天板より上方の執務者の着座側に対向する面には、水往管及び水還管における水の温度の調節または流量の調節もしくはオン/オフを操作するための弁に信号を伝える操作パネルを備えたので、各執務者が各自の好みに合わせて温度設定を変更可能なパーソナル空調を提供することが可能になる。
請求項8記載の発明によれば、輻射パネルは、筐体カバーに覆われ、この筐体カバーは天板または衝立部に取り外し自在に設けられているため、着座して作業を行う執務者と立った状態で作業を行う執務者が混在しているような執務環境や、机の下に物を置く必要がある執務環境の場合であっても、柔軟なパーソナル空調を提供することが可能になるとともに、容易にパネル裏面の保守ができる。
請求項9記載の発明によれば、輻射パネルは、天板の表面温度を執務者の体表面の温度より4℃ないし6℃低い温度にするための緩衝材に覆われているかまたは内蔵されているため、執務者にとって快適な熱を供給することができる。
この発明の実施の形態に係る輻射式空調装置付き机の概略を示す斜視図である。 図1の輻射式空調装置付き机を図1の矢印A方向から見た状態を示す斜視図である。 図1の衝立の内部における配管状態を示す断面図である。 図1の天板上面輻射パネル、天板下面輻射パネル、及び衝立輻射パネルに使用される冷温水パネルの内部構成の概略を示す平面図である。 図1の輻射式空調装置付き机を使用した被験者実験による温冷感の結果を示す図であり、接触面における結果を示す図(a)、及び全身における結果を示す図(b)である。 図1の輻射式空調装置付き机を使用した被験者実験による快不快感の結果を示す図であり、接触面における結果を示す図(a)、及び全身における結果を示す図(b)である。
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
図1及び図2は、この発明の実施の形態に係る輻射式空調装置付き机1を示し、図1は、輻射式空調装置付き机1を示す斜視図であり、図2は、図1の輻射式空調装置付き机1を図1の矢印A方向から見た状態を示す斜視図である。この輻射式空調装置付き机1は、事務所等において執務者が作業を行うための机に輻射式空調装置を備えたものであり、机本体部2と、衝立部3とから構成されている。
机本体部2は、輻射式空調装置付き机1における机の本体部分であり、天板上面(天板)21と、天板上面輻射パネル22と、天板下面(天板)23と、天板下面輻射パネル24と、支持脚25a,25bと、アーム部26a,26bとを備えている。
天板上面21は、執務者が作業を行うために書類やパーソナルコンピュータ等を広げるための板状の箇所である。この天板上面21は、例えば、汎用プラスチックフォームや、ポリエチレン発泡体にアクリルや塩化ビニール製の薄板を貼り付けた緩衝材により形成された板状のものであり、例えば、幅1400mm、奥行き750mm、厚さ50mmで形成されている。
天板上面輻射パネル22は、例えば、細い銅管や樹脂管等により形成されたチューブが配設され、そのチューブ内を熱媒体としての水が流れることで放熱する板状の輻射パネルであり、天板上面21の緩衝材の中に埋設されている。この輻射パネルは、後述する冷温水パネル40により構成され、例えば、幅600mm、奥行き210mmで形成されている。なお、この実施の形態では天板上面輻射パネル22を緩衝材の裏面に埋設したが、緩衝材に内蔵させても良い。
天板下面23は、天板上面21の底面に設けられて天板上面21を支持するための板状の部材であり、例えば、鋼板により形成され、後述する天板下面輻射パネル24が埋設されている箇所が木製またはアクリル板等の化粧板により覆われている。
天板下面輻射パネル24は、例えば、天板上面輻射パネル22と同様の輻射パネルであり、天板下面23における化粧板の中に埋設されている。この輻射パネルは、後述する冷温水パネル40により構成され、例えば、幅600mm、奥行き210mmで形成されている。なお、この実施の形態では天板下面輻射パネル24を天板下面23の中に埋設したが、天板下面23が結露しない状態で天板下面輻射パネル24を露出させても良い。
支持脚25a,25bは、天板下面23における執務者の着座側から見て左右の辺から下方に延設され、天板下面23を支持するための脚部であり、執務者の着座側から見て右側の支持脚25aと、左側の支持脚25bとから構成されている。
アーム部26a,26bは、支持脚25a,25bの下方にそれぞれ延設されて机本体部2を安定して立たせるための部材であり、支持脚25aから延設されたアーム部26aと、支持脚25bから延設されたアーム部26bとから構成されている。支持脚25a,25bの高さとアーム部26a,26bの高さとの合計値、すなわち床面から天板下面23までの高さは、例えば、700mmにて形成されている。
衝立部3は、輻射式空調装置付き机1において執務者の作業空間を仕切るための板状の仕切り板であり、側面上部(側面)31と、側面下部(側面)32と、吸込口33と、熱交換器34と、ファン35と、吹出口36と、空気流路37a,37b,37cと、操作パネル38と、衝立輻射パネル39と、アーム部40a,40bとを備えている。吸込口33、熱交換器34、ファン35、吹出口36、及び空気流路37a,37b,37cは、ファンコイルユニットを構成している。
側面上部31は、衝立部3において机本体部2と接する側面の天板上面21より上の箇所である。この側面上部31は、例えば、鋼板にアクリル板等の化粧板や布地等が貼り付けられた板状のものであり、例えば、幅1400mm、厚さ100mmであり、天板上面21からの高さが400mmに形成されている。
側面下部32は、衝立部3において机本体部2と接する側面の天板上面21より下の箇所であり、側面上部31の下方に延設されている。この側面下部32は、例えば、鋼板にアクリル板等の化粧板や布地等が貼り付けられた板状に形成され、後述する衝立輻射パネル34が埋設されている箇所がアクリル板等の化粧板や布地等により覆われている。側面下部32は、例えば、幅1400mm、厚さ100mmであり、床面からの高さが700mmに形成されている。
吸込口33は、熱交換器34に空気を送るための入口であり、側面上部31の下方に配置されている。この吸込口33は、例えば、空気の吸い込み量を調節するためのスライド板が側面上部31の表面に設けられている。
熱交換器34は、吸込口33から吸い込まれた空気を加熱または冷却する装置であり、温水と冷水兼用のコイルを有している。この熱交換器34は、側面上部31の内部に埋設されている。
ファン35は、熱交換器34において加熱または冷却された空気を吹出口36へ送るための動力源となる装置であり、例えば、図示しないモータによりファンが回転して空気の流れを生じさせるものである。このファン35は、側面上部31の内部かつ吸込口33及び熱交換器34より高い位置に埋設されている。
吹出口36は、熱交換器34において加熱または冷却された空気を排出する出口であり、側面上部31の上方に配置されている。吸込口33と熱交換器34との間、熱交換器34とファン35との間、及びファン35と吹出口36との間は、それぞれ空気を流すための空気流路37a,37b,37cによって接続されている。この空気流路37a,37b,37cは、側面上部31の内部に埋設されている。
操作パネル38は、天板上面輻射パネル22、天板下面輻射パネル24、及び衝立輻射パネル39における水の温度及び流量を調節するためのものであり、図示しない電源コードから供給される電気により制御されている。これにより、各執務者の好みに合わせて設定温度を変更可能なパーソナル空調を実現するためのものである。
衝立輻射パネル39は、例えば、天板上面輻射パネル22と同様の輻射パネルであり、側面下部32における化粧板等の中に埋設されている。この輻射パネルは、後述する冷温水パネル40により構成され、例えば、幅550mm、高さ410mmで形成されている。なお、この実施の形態では衝立輻射パネル39を側面下部32の中に埋設したが、側面下部32が結露しない状態で衝立輻射パネル39を露出させても良い。
アーム部40a,40bは、側面下部32の下方にそれぞれ延設されて衝立部3を安定して立たせるための部材であり、執務者の着座側から見て右側のアーム部40aと、左側のアーム部40bとから構成されている。
この輻射式空調装置付き机1内の天板上面輻射パネル22、天板下面輻射パネル24、衝立輻射パネル39、及びファンコイルユニットへ熱を供給するための熱媒体としての水を供給するために、衝立部3における側面下部32の内部には、図3に示すように水往管41A,41B,42A,42B,43A,43B,44A及び水還管41C,41D,42C,42D,43C,43D,44Bが収納されている。
図3では、2つの衝立部3A,3Bが示されており、衝立部3A内の側面下部32Aには、水往管41A,41B,42A,42B,43A,43B,44Aが収納され、衝立部3B内の側面下部32Bには、水還管41C,41D,42C,42D,43C,43D,44Bが収納されている。水往管41A,41Bは、ファンコイルユニットへ冷水または温水を流すための管状部材であり、水往管41Aは衝立部3A,3Bを挟んで対向する席のファンコイルユニットへ水を流すためのものであり、水往管41Bは手前側の席のファンコイルユニットへ水を流すためのものである。水往管42A,42Bは、天板上面輻射パネル22へ冷水または温水を流すための管状部材であり、水往管42Aは衝立部3A,3Bを挟んで対向する席の天板上面輻射パネル22へ水を流すためのものであり、水往管42Bは手前側の席の天板上面輻射パネル22へ水を流すためのものである。水往管43A,43Bは、天板下面輻射パネル24へ冷水または温水を流すための管状部材であり、水往管43Aは衝立部3A,3Bを挟んで対向する席の天板下面輻射パネル24へ水を流すためのものであり、水往管43Bは手前側の席の天板下面輻射パネル24へ水を流すためのものである。水往管44Aは、衝立部3A,3Bを挟んだ手前側及び対向する席の衝立輻射パネル39へ冷水または温水を流すための管状部材である。
水還管41C,41Dは、ファンコイルユニットから冷水または温水を受け入れるための管状部材であり、水還管41Cは衝立部3A,3Bを挟んで対向する席のファンコイルユニットから水を受け入れるためのものであり、水還管41Dは手前側の席のファンコイルユニットから水を受け入れるためのものである。水還管42C,42Dは、天板上面輻射パネル22から冷水または温水を受け入れるための管状部材であり、水還管42Cは衝立部3A,3Bを挟んで対向する席の天板上面輻射パネル22から水を受け入れるためのものであり、水還管42Dは手前側の席の天板上面輻射パネル22から水を受け入れるためのものである。水還管43C,43Dは、天板下面輻射パネル24から冷水または温水を受け入れるための管状部材であり、水還管43Cは衝立部3A,3Bを挟んで対向する席の天板下面輻射パネル24から水を受け入れるためのものであり、水還管43Dは手前側の席の天板下面輻射パネル24から水を受け入れるためのものである。水還管44Bは、衝立部3A,3Bを挟んだ手前側及び対向する席の衝立輻射パネル39から冷水または温水を受け入れるための管状部材である。水往管41A,41B,42A,42B,43A,43B,44Aは、操作パネル38及び図示しない中央監視装置により制御されている水温制御装置及びポンプにより接続されている。水往管41A,41B,42A,42B,43A,43B,44A及び水還管41C,41D,42C,42D,43C,43D,44Bは、例えば、塩化ビニール等により形成されている。
水往管41A,41B及び水還管41C,41Dは略同様の構成を有しているため、水往管41Aを例に説明する。水往管41Aは、筒状直線部材41A1,41A3と、ジョイント41A2と、接続開口41A4とにより形成され、床面から筒状直線部材41A1、ジョイント41A2、筒状直線部材41A3、接続開口41A4の順で接続されている。筒状直線部材41A1,41A3及びジョイント41A2は、水を流すための筒状部材である。接続開口41A4は、ファンコイルユニットと接続するための開口部である。
水往管42A,42B,43A,43B及び水還管42C,42D,43C,43Dは略同様の構成を有しているため、水往管42Aを例に説明する。水往管42Aは、筒状直線部材42A1,42A3,42A5と、ジョイント42A2と、弁42A4と、接続開口42A6とにより形成され、床面から筒状直線部材42A1、ジョイント42A2、筒状直線部材42A3、弁42A4、筒状直線部材42A5、接続開口42A6の順で接続されている。筒状直線部材42AA1,42A3,42A5及びジョイント42A2は、水を流すための筒状部材である。弁42A4は、操作パネル38での操作により水の流量を調節するためのものであり、操作パネル38のスイッチがこの弁42A4を駆動するアクチュエータと通信路を介して接続されている。接続開口42A6は、輻射パネルと接続するための開口部である。
水往管44A及び水還管44Bは略同様の構成を有しているため、水往管44Aを例に説明する。水往管44Aは、筒状直線部材44A1,44A3と、接続開口44A2とにより形成され、床面から筒状直線部材44A1、接続開口44A2、筒状直線部材44A3の順で接続されている。筒状直線部材44A1,44A3は、水を流すための筒状部材である。接続開口44A3は、輻射パネルと接続するための開口部である。
天板上面輻射パネル22、天板下面輻射パネル24、及び衝立輻射パネル39の内部には、図4に示す冷温水パネル50が使用されている。冷温水パネル50は、例えば、冷凍機に接続されている冷却パネルであり、送水接続管51と、送水チューブ52と、排水接続管53と、アルミレール54(フレーム)とにより構成され、基盤55上に載置されて形成されている。送水接続管51は、水往管42A,42B,43A,43B、44Aから流れてきた冷水または温水を流すための管状部材である。送水チューブ52は、送水接続管51から流れてきた冷水または温水を矢印B方向に流して放熱させるための樹脂製のチューブである。排水接続管53は、送水チューブ52から流れてきた冷水または温水を水還管42C,42D,43C,43D,44Bに送るための管状部材である。アルミレール54は、送水チューブ52から放熱された熱を拡散させるためのアルミニウム製の部材であり、熱拡散部53a,53cと、送水チューブ52を嵌め込むためのレール部53bとから形成されている。
次に、このような輻射式空調装置付き机1の使用方法等について説明する。
輻射式空調装置付き机1に着座している執務者は、例えば、事務所等の中が暑いと感じた場合、操作パネル38のスイッチを入れると、水往管41A,41B,42A,42B,43A,43B,44Aに水が流れる。この水は、ファンコイルユニットに流されて熱交換器34にて空気を冷却するのに使用される。また、天板上面輻射パネル22、天板下面輻射パネル24、及び衝立輻射パネル39に使用されている送水接続管51に流され、送水チューブ52及びアルミレール54に水が流されて放熱が開始される。流された水は、排水接続管53を経由して水還管41C,41D,42C,42D,43C,43D,44Bに流される。さらに、この水はこれにより、ファンコイルユニット、天板上面輻射パネル22、天板下面輻射パネル24、及び衝立輻射パネル39の放熱が開始され、周囲の温度が低下する。そのため、執務者は冷感を感じることができる。
また、操作パネル38の操作により、水往管41A,41B,42A,42B,43A,43B,44A及び水還管41C,41D,42C,42D,43C,43D,44Bに流される水の温度及び流量が制御される。この制御は手動により制御されても良く、また、自動制御により制御されても良い。自動制御により制御される場合、天板上面輻射パネル22へ水を流す水往管42A、天板下面輻射パネル24へ水を流す水往管43A、衝立輻射パネル39へ水を流す水往管44A、ファンコイルユニットへ水を流す水往管41Aの順に行われる。すなわち、この順で優先順位が付けられており、執務者の皮膚温度と周囲温度との差に応じて起動または調整されても良い。
このときの水の温度について、本願発明者は、天板上面21に手や肘を接触させて快感に感じる温度を評価するため、被験者実験を行い、被験者の申告内容について分析を行った。この実験は、オフィスを模擬した実験条件において被験者が天板上面21に手を接触させた接触面及び全身に感じた温冷感及び快不快感を申告させたものであり、周囲環境の気温が28℃の環境において設置面輻射式空調装置付き机1を使用して、20℃の水を流した場合、22℃の水を流した場合、24℃の水を流した場合、及び送水なしの場合について、開始時点、1分後、3分後、以降3分毎に申告させて行った。申告内容は、接触面の温冷感は、(−3:非常に冷たい、−2:冷たい、−1:やや冷たい、0:どちらでもない、1:やや熱い、2:熱い、3:非常に熱い)の中から1つ選択させ、全身の温冷感は、(−3:寒い、−2:涼しい、−1:やや涼しい、0:どちらでもない、1:やや暖かい、2:暖かい、3:暑い)の中から1つ選択させ、接触面及び全身の快不快感は、(−3:非常に不快、−2:不快、−1:やや不快、0:どちらでもない、1:やや快感、2:快感、3:非常に快感)の中から1つ選択させた。図5及び図6は、この実験結果を示すものであり、図5は接触面における温冷感の結果を示す図(a)、及び全身における温冷感の結果を示す図(b)であり、図6は接触面における快不快感の結果を示す図(a)、及び全身における快不快感の結果を示す図(b)である。図5(a)、(b)及び図6(a)、(b)に示す実線L11,L21,L31,L41は、20℃の水を流した場合であり、破線L12,L22,L32,L42は、22℃の水を流した場合であり、実線L13,L23,L33,L43は、24℃の水を流した場合であり、実線L14,L24,L34,L44は、送水なしの場合を示している。
この結果、図5(a)及び図6(a)に示すように、接触面における温冷感及び快不快感は開始1分後に変化が見られ、図5(b)及び図6(b)に示すように、全身の温冷感及び快不快感は開始10分程度で緩やかに変化しているのが見られた。接触面における温冷感は、20℃の場合と22℃の場合では大きな差異はなく、24℃の場合と比較すると1程度下がっていた。全身における温冷感は、開始10分前後では22℃の場合のほうが冷感を1程度低く感じ、開始30分後では大きな差異は見られず、24℃の場合と比較すると0.5程度低くなっていた。接触面における快不快感は、20℃の場合が他の場合と比較して0.5程度高くなっていた。全身における快不快感は、送水なしの場合と比較すると0.5程度高く、開始15分後程度で22℃が快感に感じる被験者が多かった。この結果と、体表面の温度は27℃ないし29℃であることから、この発明の実施の形態では、天板上面21の温度を22℃ないし24℃にすることとした。ただし、天板下面23及び側面下部32における同様の実験結果によると、冷房の場合は水温が16℃ないし20℃、暖房の場合は水温が40℃ないし50℃が適温であるため、この発明の実施の形態では、天板上面21を緩衝材により形成することで、熱の伝達を軽減している。
以上のように、この輻射式空調装置付き机1によれば、天板上面21に天板上面輻射パネル22及びファンコイルユニットを設けたため、執務者の身体下部に対して熱を供給するとともに、執務者の温度の感じ方に影響する手や肘などの身体上部に対して熱を供給することができる。天板上面輻射パネル22、天板下面輻射パネル24、衝立輻射パネル39、及びファンコイルユニットによる空調装置としたため、エネルギ効率が良いパーソナル空調を提供することが可能である。
また、衝立部3内に水往管41A,41B,42A,42B,43A,43B,44A及び水還管41C,41D,42C,42D,43C,43D,44Bを収納したため、配管設備の保守管理が容易になり、これらに流す水の温度を結露しない程度の温度にしたため、事務所等における結露の心配がなく、取り扱いが容易になる。
さらに、操作パネル38を設けたため、各執務者が各自の好みに合わせて温度設定を変更可能なパーソナル空調を提供することが可能になる。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、上記の実施の形態では、天板上面21を緩衝材により形成したが、天板下面輻射パネル24及び衝立輻射パネル39に使用した水を熱供給媒体として天板上面輻射パネル22に送る、または天板上面輻射パネル22に使用した水を再度天板上面輻射パネル22に送るブリードイン制御方式にしても良い。これは、水往管と水還管との間を三方弁等を用いて接続することにより行われる。
また、天板上面輻射パネル22、天板下面輻射パネル24及び衝立輻射パネル39を天板上面21、天板下面23、及び側面下部32に埋設させたが、筐体カバーにて覆い、この筐体カバーを取り外し自在に設けても良い。これにより、着座して作業を行う執務者と立った状態で作業を行う執務者が混在しているような執務環境や、机の下に物を置く必要がある執務環境の場合であっても、柔軟なパーソナル空調を提供することが可能になる。
さらに、輻射式空調装置付き机1を単独で使用している場合について説明したが、衝立部3を挟んで対向する側に他の輻射式空調装置付き机1を設けても良い。また、この場合、水往管41A,41B,42A,42B,43A,43B,44A及び水還管41C,41D,42C,42D,43C,43D,44Bを千鳥配置にしても良い。
1 輻射式空調装置付き机
2 机本体部
3,3A,3B 衝立部
21 天板上面(天板)(緩衝材)
22 天板上面輻射パネル
23 天板下面(天板)
24 天板下面輻射パネル
25 支持脚
31,31A,31B 側面上部
32,32A,32B 側面下部(側面)
33 吸込口
34 熱交換器
35 ファン
36 吹出口
38,38A,38B 操作パネル
39 衝立輻射パネル
41A,41B,42A,42B,43A,43B,44A 水往管
41C,41D,42C,42D,43C,43D,44B 水還管

Claims (9)

  1. 執務者が作業を行うための天板と、前記天板を支持するために前記天板の下方に延設された支持脚と、を備え、前記執務者に熱を付与するための輻射パネルが設けられた輻射式空調装置付き机であって、
    前記天板の上面に設けられた天板上面輻射パネルと、
    前記天板の下面に設けられた天板下面輻射パネルと、
    を備えたことを特徴とする輻射式空調装置付き机。
  2. 前記輻射パネルに熱を供給するための水を前記輻射パネルに流すための水往管と、
    前記輻射パネルにて放熱後の水を受け入れるための水還管と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の輻射式空調装置付き机。
  3. 前記水往管には、
    前記水往管が結露しない温度の前記水が流される、
    ことを特徴とする請求項2に記載の輻射式空調装置付き机。
  4. 前記執務者の作業空間を仕切るために前記机本体部における前記執務者の着座側に対向する面に設けられた衝立部を備え、
    前記衝立部に設けられた衝立輻射パネルを備えた、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の輻射式空調装置付き机。
  5. 前記衝立部の内部には、
    前記水往管及び前記水還管が前記天板より下方の左右方向両端に収納された、
    ことを特徴とする請求項4に記載の輻射式空調装置付き机。
  6. 前記衝立部における前記天板より上方の側面には、前記執務者の上半身に対向して設けられたファンコイルユニットが設けられ、
    前記ファンコイルユニットは、空気に熱を付与するためのコイルを有する熱交換器と、前記熱交換器により熱を付与するための空気を吸い込む吸込口と、前記熱交換器により前記熱が付与された前記空気を排出する吹出口と、前記空気を吸い込み及び排出するための動力源であるファンと、を備え、
    前記衝立輻射パネルは、前記執務者の着座時の脛部に対向して設けられ、
    前記天板上面輻射パネル、前記天板下面輻射パネル、前記衝立輻射パネル、及び前記ファンコイルユニットのコイルには、共通の前記水往管及び前記水還管が接続されて前記熱を送るための前記水が流される、
    ことを特徴とする請求項4または5のいずれか1項に記載の輻射式空調装置付き机。
  7. 前記衝立部における前記天板より上方の前記執務者の着座側に対向する面には、さらに、
    前記水往管及び前記水還管における前記水の温度の調節または流量の調節もしくはオン/オフを操作するための弁に信号を伝える操作パネルを備えた、
    ことを特徴とする請求項4ないし6のいずれか1項に記載の輻射式空調装置付き机。
  8. 前記輻射パネルは、筐体カバーに覆われ、
    前記筐体カバーは、前記天板または前記衝立部に取り外し自在に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の輻射式空調装置付き机。
  9. 前記輻射パネルは、
    前記天板の表面温度を前記執務者の体表面の温度より4℃ないし6℃低い温度にするための緩衝材に覆われているかまたは内蔵されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の輻射式空調装置付き机。
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