JP2016205211A - ベーンロータリー圧縮機 - Google Patents

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幸治 廣野
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Abstract

【課題】ベーン溝底側のベーンの端面にバネの収容部を形成しても、ロータが収容されるシリンダ室を閉塞するサイドブロックに対するベーンの摺動抵抗の増加を抑制する。
【解決手段】コイルスプリング21の収容部9cを形成した基端面9bの両端部9d,9d間の部分に厚肉部9eを形成する。厚肉部9eは、ロータ7の回転方向Xにおいて収容部9cの直径よりも一回り大きい直径の円柱形状で、回転方向Xにおけるベーン9の前後両面9f,9gから前後対称に膨出形成させる。また、ロータ7の回転方向Xにおけるベーン9の前後両面9f,9g間の厚さを、厚肉部9eよりも両端部9d,9dにおいて薄く形成する。これにより、ロータ7の両側面7b,7bにおいてベーン溝19の開口に露出するベーン9の両端部9d,9dを厚肉部9eよりも小さくし、フロントサイドブロック5aやリアサイドブロック5bに摺接するベーン9の面積を小さくする。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両用エアコン装置等に用いられるベーンロータリー圧縮機に関する。
従来より、車両用エアコン装置等に用いられるベーンロータリー圧縮機が知られている。このベーンロータリー圧縮機は、楕円形状のシリンダ室を有するシリンダブロックと、シリンダブロック両端のシリンダ室の開口をそれぞれ閉塞する一対のサイドブロックと、シリンダ室内に回転可能に配置されたロータと、ロータの回転に伴いシリンダ室の内周面を摺動するようにロータに保持された複数のベーンとを有している。
各ベーンは、ロータの回転方向に間隔をおいた複数の周面箇所からロータの径方向に対して傾斜した方向にそれぞれ形成されたベーン溝に収容されている。ベーン溝に収容されたベーンは、ベーン溝との間に介設されたコイルスプリングによって、ベーンの先端がロータの周面から外側に突出する方向に付勢されている。このコイルスプリングを収容するために、ベーンのベーン溝側の端面には、コイルスプリングよりも一回り大きい径の収容部が形成される。
特開2009−156088号公報
上述したコイルスプリングは、耐久性と信頼性を確保するためにある程度の径を持たせる必要がある。そのため、コイルスプリングよりも一回り大きい径の収容部を形成するベーンのベーン溝底側の端面も、ある程度の寸法をロータの回転方向に持たせる必要がある。また、ベーンがベーン溝を出没方向に移動することから、ベーン溝にもベーンを移動可能に収容するのに十分な間隔を、ロータの回転方向に持たせる必要がある。
一方、ベーンがベーン溝内でガタ付くと、ベーン溝に対するベーンの移動に支障が生じる可能性があるので、ベーンには、上述したベーン溝底側の端面だけでなく、ロータの周面から出没するベーンの先端面までの全体に亘って、ベーン溝底側の端面と同じ寸法をロータの回転方向に持たせる必要が生じる。
その結果、ロータの回転軸方向における両端面のベーン溝開口に露出するベーンの両側面が、ロータの回転方向におけるベーン溝やベーンの寸法に対応する寸法を持つこととなる。これにより、シリンダブロック両端のシリンダ室開口を閉塞するサイドブロックに対するベーン側面の摺動抵抗が増加して、ロータの回転トルクが増えてしまう可能性がある。
本発明は前記事情に鑑みなされたもので、本発明の目的は、ベーンロータリー圧縮機のロータに形成したベーン溝に収容したベーンをベーン溝底のバネによりロータから突出する方向に付勢するのに当たり、ベーン溝底側のベーンの端面にバネの収容部を形成しても、ロータが収容されるシリンダ室を閉塞するサイドブロックに対するベーンの摺動抵抗の増加を抑制することができるベーンロータリー圧縮機を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のベーンロータリー圧縮機は、
シリンダ室内で回転するロータの周面と該ロータの回転軸方向における両側面とに開口する前記ロータのベーン溝内で移動して前記周面から出没するベーンを、前記シリンダ室の前記回転軸方向における両側を閉塞する一対のサイドブロックと前記シリンダ室の内周面とに摺接させるベーンロータリー圧縮機において、
前記ロータの回転軸方向における該ロータの両側面に形成され、前記ベーンの前記回転軸方向の両端部が露出する前記ベーン溝の開口と、
前記ベーン溝の溝底と該溝底に対向する前記ベーンの基端面との間に介設され、前記ベーンを前記ロータの周面から突出する方向に付勢するバネと、
前記基端面における前記両端部間の箇所に形成され、前記バネの一部が収容される収容部とを有しており、
前記ベーンは、前記基端面に前記収容部が形成される前記両端部間の部分に、該両端部よりも前記ロータの回転方向における寸法が大きい厚肉部を有している、
ことを特徴とする。
本発明では、ベーンロータリー圧縮機のロータに形成したベーン溝に収容したベーンをベーン溝底のバネによりロータから突出する方向に付勢するのに当たり、ベーン溝底側のベーンの端面にバネの収容部を形成しても、ロータが収容されるシリンダ室を閉塞するサイドブロックに対するベーンの摺動抵抗の増加を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る組み付け検査方法が適用されるベーンロータリー圧縮機を内蔵した電動コンプレッサを示す模式図である。 図1に示すベーンロータリー圧縮機の斜視図である。 図2に示すベーンロータリー圧縮機の分解斜視図である。 図3のロータ及びベーンに本発明を適用した本発明の第1実施形態に係るベーン及びロータの概略構成を示す斜視図である。 図3のロータ及びベーンに本発明を適用した本発明の第2実施形態に係るベーン及びロータの概略構成を示す斜視図である。 図3のロータ及びベーンに本発明を適用した本発明の第3実施形態に係るベーン及びロータの概略構成を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明が適用されるベーンロータリー圧縮機を内蔵した電動コンプレッサを示す模式図である。
図1に示す電動コンプレッサ1は、不図示の電動モータによって駆動されるベーンロータリー圧縮機(以下、「圧縮機」と略記する。)2を内蔵している。圧縮機2は、図2に示すように、円筒状のシリンダブロック3の両端にフロント5a及びリア5bの一対のサイドブロック5を取り付けて構成されている。シリンダブロック3の内部には、図3に示すように、楕円形のシリンダ室13が偏心して形成されている。
また、圧縮機2は、シリンダブロック3のシリンダ室13に回転方向Xに回転自在に収容されるロータ7と、ロータ7に形成されるベーン溝19に出没自在に収容されるベーン9と、ロータ7に固定されて回転駆動力を伝達する駆動軸11とを備えている。
シリンダブロック3のフロント側端面15には、フロントサイドブロック5aのシリンダ側の端面6aが当接しており、シリンダブロック3のリア側端面17には、リアサイドブロック5bのシリンダ側の端面6bが当接している。フロントサイドブロック5aやリアサイドブロック5bは、不図示のネジ等を用いてシリンダブロック3に取り付け固定され、駆動軸11の軸心を通るロータ7の回転軸方向Yにおけるシリンダ室13の両側を閉塞する。
ロータ7は円柱状に形成されており、ロータ7の周面7aにおける回転方向Xに間隔をおいた複数の箇所には、ロータ7の径方向に対して傾斜した方向にベーン溝19がそれぞれ形成されている。各ベーン溝19には、ベーン9と共にコイルスプリング21(請求項中のバネに相当)が収容される。
コイルスプリング21は、ベーン溝19のベーン9をその先端面9aがロータ7の周面7aから突出する方向(突出方向)Zに付勢するもので、ベーン溝19の溝底19aとベーン9の基端面9bとの間に介設される。そのために、ベーン9の基端面9bには、コイルスプリング21の一端側が収容される収容部9cが形成される。
コイルスプリング21によって突出方向Zに付勢されたベーン9は、ロータ7の回転に伴って、ロータ7の周面7aから突出する先端9aがシリンダ室13の内周面13aに摺接する。また、回転軸方向Yにおけるロータ7の両側面7b,7bにおいて、ベーン溝19の開口に露出するベーン9の両端部9d,9dは、フロントサイドブロック5aやリアサイドブロック5bのシリンダ側の端面6a,6bに摺接する。
ところで、ベーン9の基端面9bに形成するコイルスプリング21の収容部9cは、コイルスプリング21よりも一回り大きい径でなければならない。そのため、収容部9cを基端面9bに形成すると、ロータ7の回転方向Xにおけるベーン9の厚さは、必然的に収容部9cの直径よりもさらに一回り大きい寸法となる。
ロータ7の回転方向Xにおけるベーン9の厚さが増すと、ベーン9の両端部9d,9dとフロントサイドブロック5aやリアサイドブロック5bとの摺接面積が増える。これにより、フロントサイドブロック5aやリアサイドブロック5bに対するベーン9の摺動抵抗が増加し、ロータ7を回転させるために必要な回転トルクが高くなってしまう。
そこで、本発明では、ベーン9の両端部9d,9dとフロントサイドブロック5aやリアサイドブロック5bとの摺接面積が増えるのを抑制するように、ベーン9の形状に工夫を施すことにした。以下、本発明の実施形態に係るベーンロータリー圧縮機の要部について、図4乃至図6を参照して説明する。
まず、図4は本発明の第1実施形態に係るベーンロータリー圧縮機のロータ及びベーンの概略構成を示す斜視図である。図4に示す第1実施形態のベーン9は、コイルスプリング21(図4では不図示)の収容部9cを形成した基端面9bの両端部9d,9d間の部分に厚肉部9eを形成している。
この厚肉部9eは、ロータ7の回転方向Xにおいて収容部9cの直径よりも一回り大きい直径の円柱形状を呈しており、ロータ7の回転方向Xにおけるベーン9の前後両面9f,9gから前後対称に膨出している。
また、第1実施形態のベーン9は、ロータ7の回転方向Xにおける両端部9d,9dの寸法を、厚肉部9eの寸法よりも小さく形成している。即ち、ベーン9は、ロータ7の回転方向Xにおけるベーン9の前後両面9f,9g間の厚さが、厚肉部9eよりも両端部9d,9dにおいて薄くなるように形成されている。
そして、ベーン9は、突出方向Zにおける全体に亘って同一の断面形状を有している(但し、先端9aを除く)。また、ロータ7のベーン溝19は、突出方向Zにおいて、ベーン9の断面形状に対応する同一の断面形状を有している。即ち、ベーン溝19は、ベーン9の厚肉部9eに対応する部分に円柱孔状の幅広部19bを有している。
なお、図4では遠近法の関係でベーン9がロータ7のベーン溝19よりも大きく図示されているが、実際には、ベーン9はベーン溝19に収容可能な大きさで形成されている。
このように構成された第1実施形態のベーンロータリー圧縮機2では、ロータ7の回転方向Xにおける寸法が収容部9cよりも大きい厚肉部9dをベーン9の両端部9d,9d間に設けるのに当たり、ベーン9の両端部9d,9dを厚肉部9eよりもロータ7の回転方向Xにおいて短い寸法で形成した。
このため、ロータ7の両側面7b,7bにおいてベーン溝19の開口に露出するベーン9の両端部9d,9dが厚肉部9eよりも、ロータ7の回転方向Xにおいて小さい寸法となる。よって、シリンダ室13の両側を閉塞するフロントサイドブロック5aやリアサイドブロック5bのシリンダ側の端面6a,6bに摺接するベーン9の両端部9d,9dの面積をできるだけ小さくすることができる。
したがって、ロータ7に形成したベーン溝19に収容したベーン9をベーン溝19の溝底19aとの間に介設したコイルスプリング21により突出方向Zに付勢するのに当たり、ベーン溝19の溝底19aに対向するベーン9の基端面9bにコイルスプリング21の収容部9cを形成しても、ロータ7が収容されるシリンダ室13を閉塞するフロントサイドブロック5aやリアサイドブロック5bに対するベーン9の両端部9d,9dの摺動抵抗の増加を抑制することができる。
また、厚肉部9eを円柱形状としてベーン溝19に形成する幅広部19bを円柱孔状とすることで、幅広部19bをエンドミル等の汎用加工器具を用いた切削加工により容易に形成することができる。
なお、厚肉部9eの形状は、図5に示す本発明の第2実施形態に係るベーンロータリー圧縮機のベーン9のように、収容部9cよりも一回り大きい断面の四角柱形状であってもよい。その場合は、四角柱形状の厚肉部9eに対応して、ベーン溝19の幅広部19bも四角柱孔状とする。
あるいは、図6に示す本発明の第3実施形態に係るベーンロータリー圧縮機のベーン9のように、ベーン9とベーン溝19との接触面積を減らすために、ベーン9の両端部9d,9dから厚肉部9eに向かうにつれて、ロータ7の回転方向Xにおける位置が変化するテーパ面9h,9iによって、ベーン9の前後両面9f,9gを構成して肉厚部9eを形成するようにしてもよい。
その場合は、前後両面9f,9gを構成するテーパ面9h,9iにより形成した厚肉部9eに対応して、ベーン溝19の両側壁をテーパ面19c,19dでそれぞれ構成して幅広部19bを形成する。
そして、上述した第2及び第3の各実施形態によっても、第1実施形態と同様に、ベーン9の基端面9bに収容部9cを形成しても、ロータ7の両側面7b,7bにおいてベーン溝19の開口に露出するベーン9の両端部9d,9dが厚肉部9eよりも小さい寸法となる。このため、フロントサイドブロック5aやリアサイドブロック5bに対するベーン9の両端部9d,9dの摺動抵抗の増加を抑制することができる。
さらに、第3実施形態のベーンロータリー圧縮機2では、第2実施形態のベーンロータリー圧縮機2のように、ベーン9の厚肉部9eを四角柱形状とするのに比べて、ベーン9の前後両面9f,9gとベーン溝19の両側壁との接触面積が、二等辺三角形の直交する2辺分から斜辺のみの1辺分に減る。このため、ベーン9とベーン溝19との摺動抵抗を第2実施形態のベーンロータリー圧縮機2よりも減らすことができる。
一方、第2実施形態のベーンロータリー圧縮機2では、第3実施形態のベーンロータリー圧縮機2のように、ベーン9やベーン溝19にテーパ面9h,9iやテーパ面19c,19dを形成する手数が不要になるので、ベーン9やベーン溝19を容易に加工することができる。
なお、上述した各実施形態では、ロータ7に形成するベーン溝19やベーン溝19から出没させるベーン9を3つとしたが、3つ以外の場合にも本発明は適用可能である。
また、上述した各実施形態では、ロータ7が不図示の電動モータによって回転駆動される電動コンプレッサ1を例に取って説明した。しかし、本発明は、ロータ7の周面に形成したベーン溝19から出没するベーン9とベーン溝19との間に介設されたバネによりベーン9をロータ7の周面7aから突出する方向に付勢するベーンロータリー圧縮機であれば、ロータ7を例えばエンジン等の電動モータ以外のもので回転駆動するベーンロータリー圧縮機にも適用可能である。
本発明は、車両用エアコン装置等に用いられるベーンロータリー圧縮機において利用することができる。
1 電動コンプレッサ
2 ベーンロータリー圧縮機
3 シリンダブロック
5 サイドブロック
5a フロントサイドブロック
5b リアサイドブロック
6a フロントサイドブロックシリンダ側端面
6b リアサイドブロックシリンダ側端面
7 ロータ
7a ロータ周面
7b ロータ側面
9 ベーン
9a ベーン先端
9b ベーン基端面
9c 収容部
9d ベーン端部
9e 厚肉部
9f ベーン前面
9g ベーン後面
9h,9i,19c,19d テーパ面
11 駆動軸
13 シリンダ室
13a シリンダ室内周面
15 シリンダブロックフロント側端面
17 シリンダブロックリア側端面
19 ベーン溝
19a ベーン溝溝底
19b 幅広部
21 コイルスプリング(バネ)
X ロータ回転方向
Y ロータ回転軸方向
Z ベーン突出方向

Claims (6)

  1. シリンダ室(13)内で回転するロータ(7)の周面(7a)と該ロータ(7)の回転軸方向(Y)における両側面(7b,7b)とに開口する前記ロータ(7)のベーン溝(19)内で移動して前記周面(7a)から出没するベーン(9)の先端(9a)と前記回転軸方向(Y)における両端部(9d,9d)とを、前記シリンダ室(13)の内周面(13a)と前記回転軸方向(Y)における前記シリンダ室(13)の両側を閉塞する一対のサイドブロック(5a,5b)とに摺接させるベーンロータリー圧縮機(2)において、
    前記ベーン溝(19)の溝底(19a)と該溝底(19a)に対向する前記ベーン(9)の基端面(9b)との間に介設され、前記ベーン(9)を前記周面(7a)から突出する方向(Z)に付勢するバネ(21)と、
    前記基端面(9b)における前記両端部(9d,9d)間の箇所に形成され、前記バネ(21)の一部が収容される収容部(9c)とを有しており、
    前記ベーン(9)は、前記基端面(9b)に前記収容部(9c)が形成される前記両端部(9d,9d)間の部分に、該両端部(9d,9d)よりも前記ロータ(7)の回転方向(X)における寸法が大きい厚肉部(9e)を有している、
    ことを特徴とするベーンロータリー圧縮機(2)。
  2. 前記厚肉部(9e)は、前記回転方向(X)における前記ベーン(9)の前後両面(9f,9g)に対称形状に膨出して形成されていることを特徴とする請求項1記載のベーンロータリー圧縮機(2)。
  3. 前記ベーン(9)は、前記突出方向(Z)における全体に亘って同一の断面形状を有しており、前記ベーン溝(19)は前記突出方向(Z)における全体に亘って、前記ベーン(9)の前記断面形状に対応する同一の断面形状を有していることを特徴とする請求項1又は2記載のベーンロータリー圧縮機(2)。
  4. 前記収容部(9c)は前記バネ(21)に対応する断面円形の凹部で形成されており、前記厚肉部(9e)は、前記収容部(9c)よりも大径で前記バネ(21)による付勢方向(Z)に延在する円柱形状に形成されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載のベーンロータリー圧縮機(2)。
  5. 前記厚肉部(9e)は、前記収容部(9c)よりも大きい四角柱形状で前記バネ(21)による付勢方向(Z)に延在するように形成されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載のベーンロータリー圧縮機(2)。
  6. 前記回転方向(X)における前記ベーン(9)の前後両面(9f,9g)は、前記両端部(9d,9d)から前記厚肉部(9e)に向かうにつれて前記回転方向(X)における位置が変化するテーパ面(9h,9i)を有していることを特徴とする請求項1、2又は3記載のベーンロータリー圧縮機(2)。
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