JP2016204021A - Cr機構を具備する安全キャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】スムースに締め込み完了位置まで回転操作できるものでありながら、締め込み完了位置で十分な摩擦抵抗力を生じさせ、内蓋の供回りを防止できるCR機構を具備する安全キャップを提供する。
【解決手段】締め込み完了位置で、雌ねじ山8の長手方向中途部8Aから上部側では雌ねじ山8の下側フランクが雄ねじ山3の上側フランクに圧接する一方、中途部8Aより下部側では雌ねじ山8の下側フランクと雄ねじ山3の上側フランクとの間に隙間を有するように、中途部8Aより下部側の雌ねじ山8の幅を比較的小さくする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガラス瓶などの容器の口部を密封するためのキャップに関し、特にCR容器(チャイルドレジスタンス容器)用のプッシュ・アンド・ターン式の安全キャップとして好適に用いることができるものに関する。
従来より、子どもの誤飲防止対策を施した水薬用のCR機構を具備する安全キャップとして、例えば下記の特許文献1に開示されたものが知られている。この従来の安全キャップは、外蓋と、該外蓋内に収容された内蓋との組み合わせからなる。
内蓋は、ガラス瓶(容器)口部の口上面を覆う天板部と、該天板部の周縁から下方に延設された周壁部とを備え、該周壁部の内周面に、容器口部の外周面に形成された雄ねじ山に螺合する雌ねじ山が形成され、締め込み完了位置では前記天板部の下面が容器口部の口上面に圧接されるとともに前記雌ねじ山の上側フランクが前記雄ねじ山の下側フランクに圧接される。
外蓋は、弾性隔離係合片(付勢手段)によって内蓋に対して上方位置に付勢され、該付勢力に抗して外蓋を下方に押し下げることにより外蓋と内蓋とが一体回転するように係合する。さらに、外蓋は、前記上方位置にある外蓋を締め込み方向に回転させるときは内蓋を締め込み方向に回転させるよう内蓋に係合するが、前記上方位置にある外蓋を取り外し方向に回転させるときは内蓋に対して摺動回転する。
したがって、安全キャップを容器口部に被せた後、外蓋を締め込み方向に回転させることによって内蓋も容器口部に対して締め込み方向に回転させられ、これにより容易に内蓋を締め込み完了位置まで締め込み螺着することができる。
一方、外蓋は弾性隔離係合片によって上方位置に付勢されているため、単に外蓋を取り外し方向に回転操作するのみでは内蓋を取り外し方向に回転させることができず、これにより子どもの誤飲防止対策が講じられている。
特開2012−206730号公報
上記従来のCR機構を具備する安全キャップでは、弾性隔離係合片によるラチェット機構の構造上、容器口部に螺着された安全キャップの外蓋を取り外し方向に回転操作すると弾性隔離係合片が内蓋側の一方向係合凸部を乗り越える際に「パチッ」という音を生じるが、この音を面白がって子どもが外蓋を取り外し方向に回し続けた場合などに、外蓋と内蓋との摺動摩擦力によって内蓋が供回りして、容器口部から外れてしまうことがある。
特に、ガラス瓶は口部外周の雄ねじ山の成形精度が樹脂成形品に比して悪く、個体によってねじ山相互の遊びが大きく、キャップの締め付け完了時においても十分な摩擦抵抗力が生じないことがある。
一方、このような供回りを防止する目的で雄ねじ山と雌ねじ山との係合摩擦力を強くするよう内蓋の雌ねじ山の幅を広くすると、安全キャップの装着時の回転操作抵抗力も大きくなり、適正な締め込み完了位置まで締め込むことなく締め込み操作を終えてしまうことがあり、この場合、容器口部の口上面のシール性が確保されず、容器の気密性を損なうおそれがある。
本発明は、容器口部の口上面を覆う天板部と、該天板部の周縁から下方に延設された周壁部とを備え、該周壁部の内周面に、容器口部の外周面に形成された雄ねじ山に螺合する雌ねじ山が形成され、締め込み完了位置では前記天板部の下面が容器口部の口上面に圧接されるとともに前記雌ねじ山の上側フランクが前記雄ねじ山の下側フランクに圧接される容器のキャップにおいて、前記締め込み完了位置で、前記雌ねじ山の長手方向中途部から上部側では雌ねじ山の下側フランクが前記雄ねじ山の上側フランクに圧接する一方、前記中途部より下部側では雌ねじ山の下側フランクと前記雄ねじ山の上側フランクとの間に隙間を有するように、前記中途部より下部側の前記雌ねじ山の幅が前記中途部から上部側に比して小さくなされていることを特徴とするものである。
かかる本発明の容器のキャップによれば、雌ねじ山の長手方向中途部より下部側の雌ねじ山の幅が比較的小さくなされているので、容器口部に対するキャップの締め込み操作初期段階では、キャップの雌ねじ山の下端側終端部から容器口部の雄ねじ山に係合していくが、かかる雌ねじ山の下部側は幅が小さいため雄ねじ山に対する遊びが大きく、したがって大きな摩擦抵抗力は生じないため、スムースにキャップを締め込んでいくことができる。そして、雌ねじ山の前記中途部の上側フランクが雄ねじ山の下側フランクに係合することで、雄ねじ山に対する上記遊びが殆どなくなり、締め込み完了位置まで締め込まれると雌ねじ山の上側フランクが雄ねじ山の下側フランクに圧接されるとともに、雌ねじ山の長手方向中途部から上部側の下側フランクが雄ねじ山の上側フランクに圧接されて、容器口部の雄ねじ山を上下から挟み込むようになって、締め込み完了位置におけるこれらねじ山間の接触部の摩擦抵抗力を増大させることができる。さらに、雌ねじ山の前記中途部から下部側の幅を小さくしたことにより、すべて同じ幅にしたものと比較すると、雌ねじ全体の軸方向長さを小さくしつつ雌ねじ山の全長(螺旋長)を大きくすることができ、キャップの小型化を図りつつもねじ係合範囲の中心角をより大きくすることができる。
好ましくは、前記締め込み完了位置で、前記中途部は、前記雄ねじ山の上端側終端部近傍の下側フランクに係合する。これによれば、雌ねじ山の幅広部分(中途部から上部側)を容器口部の雄ねじのねじ溝に深く係合させる必要がなく、締め込み操作時に比較的大きな回転操作抵抗力を感じた位置から僅かな回転操作量で締め込み完了位置まで締め込み操作することができ、適正な締め込み完了位置まで締め込むことなく締め込み操作を終えてしまうことを低減できる。
また、前記締め込み完了位置における前記雄ねじ山の下側フランクと前記雌ねじ山の上側フランクとの係合範囲の中心角は360°未満であり、これにより前記雌ねじ山の長手方向中途部が前記雄ねじ山の上端側終端部近傍に係合する前の締め込み途中では前記雌ねじ山は前記雄ねじ山に対して遊びを有するものとすることができる。これによれば、雄ねじ山の下側フランクに対して螺合しない角度範囲が存在し、これにより螺合しない部位が容器口部側に僅かに移動するか或いは容器口部に対して僅かに傾斜することが許容され、かかる僅かな移動や傾斜によって、雌ねじ山の長手方向中途部から上部側が雄ねじ山の上側フランク上に乗っていても、雌ねじ山の長手方向中途部が雄ねじ山の上端側終端部近傍に係合する前の締め込み途中において雌ねじ山と雄ねじ山との間に遊びが生じ、スムースにキャップを締め込んでいくことができるようになる。
好ましくは、本発明は、外蓋と内蓋とを組み合わせてなるCR機構を具備する安全キャップとして好適に実施できる。この場合、内蓋に、上記天板部と、上記雌ねじ山を有する周壁部とを具備させることができる。また、外蓋は、付勢手段によって内蓋に対して上方位置に付勢され、該付勢力に抗して外蓋を下方に押し下げることにより外蓋と内蓋とが一体回転するように係合し、さらに、前記上方位置にある外蓋を締め込み方向に回転させるときは内蓋を締め込み方向に回転させるよう内蓋に係合するが、前記上方位置にある外蓋を取り外し方向に回転させるときは内蓋に対して摺動回転するものであってよい。
これによれば、締め込み完了位置における前記雄ねじ山の下側フランクと前記雌ねじ山の上側フランクとの接触抵抗と、前記雄ねじ山の上側フランクと前記雌ねじ山の長手方向中途部から上部側の下側フランクとの接触抵抗との和を、前記上方位置にある外蓋を取り外し方向に回転させたときの内蓋に対する摺動摩擦力よりも大きくすることができ、これにより締め込み完了後に外蓋を取り外し方向に回転操作しても内蓋が供回りして口部から外れることがなく、誤飲事故から子どもを守ることができる。
なお、本発明において、雄ねじ山と雌ねじ山との接触態様は、面接触であってもよいし、ねじ山の長手方向(すなわち、ねじの螺旋方向)に沿って延びる線接触であってもよいし、また、容器口部の成形精度等によっては、ねじ山の長手方向のすべての部位において接触している必要はない。
本発明によれば、スムースに締め込み完了位置まで回転操作できるものでありながら、締め込み完了位置で十分な摩擦抵抗力を生じさせ、これによりキャップの外れを防止することができる。特に、CR機構を具備する安全キャップとして実施することにより、子どもの誤飲事故を一層低減させることができる。
本発明の一実施形態に係る安全キャップを有するCR容器の分解縦断面図である。 同CR容器のガラス瓶の斜視図である。 同CR容器の安全キャップの内蓋の斜視図である。 同CR容器の安全キャップの外蓋の縦断面斜視図である。 同CR容器の口部の拡大縦断面斜視図である。 同CR容器において締め込み完了位置の安全キャップとガラス瓶口部との関係を示す拡大正面図である。 本発明の別の実施形態に係る安全キャップを有するCR容器の縦断面図である。 (a)は別の実施形態に係る安全キャップの外蓋の底面側斜視図、(b)は同安全キャップの内蓋の平面側斜視図である。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図6は本発明の一実施形態に係る安全キャップ1を有するCR容器を示し、該CR容器は、薬剤を収容するガラス瓶2(容器)と、該ガラス瓶2の口部2aに着脱自在に装着される安全キャップ1とを備えている。
ガラス瓶2は従来周知のものであって、その口部2aの外周面には雄ねじ山3が形成されている。なお、図2にも示すように、雄ねじ山3は一周強の範囲にわたって形成されており、かかる雄ねじの山数は図2における手前側で2山、口部2aの裏面側では1山となっている。また、雄ねじ山3よりも下側で口部2aの外周面には、雄ねじ山3よりも大径のフランジ2bが設けられている。
安全キャップ1は、内蓋4を外蓋5の内部に収容してなり、内蓋4及び外蓋5はプラスチック成形品である。
内蓋4は、図3にも示すように、ガラス瓶2の口部2aの口上面を覆う円板状の天板部4aと、該天板部4aの周縁から下方に延設された円筒状の周壁部4bと、天板部4aの周縁の周方向所定部位から上方に延設された係合凸部4cと、天板部4aの上面に設けられた一方向係合段部4dとを備えている。係合凸部4c及び係合段部4dは周方向3箇所に設けられている。各係合凸部4cの周方向両端にはほぼ垂直な係合面が形成されている。各係合段部4dは、天板部4aの上面に突設されたハードル部6の周方向の一側面により構成されており、該係合段部4dはほぼ垂直な面に形成され、この係合段部4dに後述する弾性係合片5cの先端部が係合することによって外蓋5とともに内蓋4を締め込み方向に回転操作可能になる。一方、ハードル部6の周方向の他側には傾斜面7が形成されており、上方位置にある外蓋5を取り外し方向に回転操作したときは弾性係合片がハードル部6を乗り越えて、係合段部4dを通過するときに弾性係合片5cが自身の弾性復元力によって天板部4aに打ち付けられて「パチン」と音がするようになっている。
内蓋4の周壁部4bの内周面には、図1及び図5に示すように、口部2aの外周面に形成された雄ねじ山3に螺合する雌ねじ山8が形成されている。口部2aに対する内蓋4の締め込み完了位置では、図6に示すように、天板部4aの下面が口部2aの口上面に圧接されるとともに雌ねじ山8の上側フランクが雄ねじ山3の下側フランクに圧接される。これら圧接力は、内蓋4の締め込みトルクが大きいほど大きくなる。なお、図6においては、内蓋4の雌ねじ山8と口部2aの雄ねじ山3との係合状態を分かりやすく示すために、内蓋4の主要部を仮想線で図示している。
また、上記締め込み完了位置で、雌ねじ山8の長手方向中途部8A(図6に白丸で示す部分)から上部側(図6において一点鎖線の楕円で囲んだ部位)では雌ねじ山8の下側フランクが雄ねじ山3の上側フランクに圧接する一方、上記中途部8Aより下部側では雌ねじ山8の下側フランクと雄ねじ山3の上側フランクとの間に隙間を有するように、上記中途部8Aより下部側の雌ねじ山の幅W1が前記中途部から上部側の幅W2に比して小さくなされている。
さらに、締め込み完了位置で、上記中途部8Aは、雄ねじ山3の上端側終端部近傍3A(図6に黒丸で示す部分)の下側フランクに下方から係合する。この締め込み完了位置における雄ねじ山3の下側フランクと雌ねじ山8の上側フランクとの係合範囲(雄ねじ山3の黒丸3Aで示す部位から黒丸3Bで示す部位までの角度)の中心角は360°未満である。雌ねじ山8の長手方向中途部8Aが雄ねじ山3の上端側終端部近傍3Aに係合する前の締め込み途中では、上記中途部8Aの下側フランクが雄ねじ山3の上側フランクに当接するものの、中途部8Aの上側フランクが雄ねじ山3の下側フランクに当接していないため、中途部8Aから上部側の幅広部は僅かに雄ねじ山3に対して上方に移動可能であり、さらに、上記のように雄ねじ山3の下側フランクと雌ねじ山8の上側フランクとが係合しない角度範囲を設けたことも相俟って、上記締め込み途中において雌ねじ山8と雄ねじ山3との間に若干の遊びを生じさせることができる。この遊びを有することにより、大きな抵抗力を生じることなく内蓋4を締め込み完了位置の直前まで円滑に締め込んでいくことができる。そして、最後に上記中途部8Aを雄ねじ山3の上端側終端部近傍3Aの下側フランクに係合させることにより、雌ねじ山8の雄ねじ山3に対する係合状態が適正なものとなり、雄ねじ山3を雌ねじ山8間のねじ溝部に挟み込むことで、上記遊びが解消されるとともに、上下フランクにおいて雄ねじ山3と雌ねじ山8とが圧接されて大きな摩擦抵抗力を生じさせることができ、これにより内蓋4の緩みを防止できる。
なお、内蓋4の周壁部4bの下端部には、周壁部4bよりも内径の大きなスカート部9が連設されており、締め付け完了状態においてスカート部9は口部2a外周のフランジ部2bの外周を覆う。また、内蓋4の天板部4aの下面側にはパッキン10が収容されており、天板部4aの下面はパッキン10を介して口部2aの口上面に圧接されるようになっている。
外蓋5は、図4にも示すように、円板状の天板部5aと、該天板部5aの周縁から下方に延設された円筒状の周壁部5bと、天板部5aから斜め下方に突設された3つの弾性係合片5c(付勢手段)と、天板部5aの下面の外周縁近傍に設けた3つの係合凸部5dとを備えている。上記内蓋4は図5に示すように外蓋5内に収容され、この状態で外蓋5は内蓋4に対して軸方向に移動可能である。上記弾性係合片5cの先端部(下端部)は天板部5aの上面に当接され、該弾性係合片5cの付勢力によって外蓋5は内蓋4に対して図5に示す上方位置に付勢されている。外蓋5を弾性係合片5cの付勢力に抗して下方に押し込むと、内蓋4の係合凸部4cと外蓋5の係合凸部5dとが周方向に係合して、外蓋5の回転操作によって内蓋4を一体的に回転させることができるようになっている。なお、上方位置にあるときは係合凸部4c,5dの係合は解除される。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく適宜設計変更できる。例えば、安全キャップのCR機構は上記実施形態のものに限定されるものではなく、図7及び図8に示すように、周壁部4b,5b間に一方向係合片4d,5cを設けた構成とすることもできる。この場合、係合片5cとは別に、天板部5aの下面に弾性付勢用突起5e(付勢手段)を設けることができる。

Claims (4)

  1. 外蓋と内蓋とを組み合わせてなるCR機構を具備する安全キャップであって、
    内蓋は、容器口部の口上面を覆う天板部と、該天板部の周縁から下方に延設された周壁部とを備え、該周壁部の内周面に、容器口部の外周面に形成された雄ねじ山に螺合する雌ねじ山が形成され、締め込み完了位置では前記天板部の下面が容器口部の口上面に圧接されるとともに前記雌ねじ山の上側フランクが前記雄ねじ山の下側フランクに圧接され、
    外蓋は、付勢手段によって内蓋に対して上方位置に付勢され、該付勢力に抗して外蓋を下方に押し下げることにより外蓋と内蓋とが一体回転するように係合し、さらに、前記上方位置にある外蓋を締め込み方向に回転させるときは内蓋を締め込み方向に回転させるよう内蓋に係合するが、前記上方位置にある外蓋を取り外し方向に回転させるときは内蓋に対して摺動回転するものにおいて、
    前記締め込み完了位置で、前記雌ねじ山の長手方向中途部から上部側では雌ねじ山の下側フランクが前記雄ねじ山の上側フランクに圧接する一方、前記中途部より下部側では雌ねじ山の下側フランクと前記雄ねじ山の上側フランクとの間に隙間を有するように、前記中途部より下部側の前記雌ねじ山の幅が前記中途部から上部側に比して小さくなされていることを特徴とするCR機構を具備する安全キャップ。
  2. 前記締め込み完了位置で、前記中途部は、前記雄ねじ山の上端側終端部近傍の下側フランクに係合することを特徴とする請求項1に記載のCR機構を具備する安全キャップ。
  3. 前記締め込み完了位置における前記雄ねじ山の下側フランクと前記雌ねじ山の上側フランクとの螺合範囲の中心角は360°未満であり、これにより前記雌ねじ山の長手方向中途部が前記雄ねじ山の上端側終端部近傍に係合する前の締め込み途中では前記雌ねじ山は前記雄ねじ山に対して遊びを有することを特徴とする請求項2に記載のCR機構を具備する安全キャップ。
  4. 前記締め込み完了位置における前記雄ねじ山の下側フランクと前記雌ねじ山の上側フランクとの接触抵抗と、前記雄ねじ山の上側フランクと前記雌ねじ山の長手方向中途部から上部側の下側フランクとの接触抵抗との和が、前記上方位置にある外蓋を取り外し方向に回転させたときの内蓋に対する摺動摩擦力よりも大きいことを特徴とする請求項1,2又は3に記載のCR機構を具備する安全キャップ。
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